JP7456598B2 - 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム - Google Patents

自走式作業機及び自走式作業機の制御システム Download PDF

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特許法第30条第2項適用 株式会社ササキコーポレーション「電動作業機スマモ」カタログ平成30年2月19日配布 株式会社ササキコーポレーションホームページ平成30年2月19日掲載 農経しんぽう 平成30年2月19日 第10面 農村ニュース 平成30年2月19日 第10面 農機新聞 平成30年2月20日 第13面 スマートエネルギーWeek2018 会場案内図 (ブース E25-18) スマートエネルギーWeek2018 会場写真 (ブース E25-18)
この発明は、自走式作業機及び自走式作業機の制御システムに係る。
自走式作業機において、草を刈るための作業機として特許文献1記載の自走草刈機が開示されている。この自走草刈機は、機体の左右に設けられた走行装置によって走行し、機体の前方に設けられた刈刃部によって草を刈り、左右の走行装置間に設けられた昇降シリンダによって刈刃部を上下動させるものである。走行や刈刃に係る駆動、及び刈刃部の上下駆動は、それぞれ電動モータで行っている。すなわち、動作に係る動力源はすべて電気エネルギを使用している。
特開2017-176153号公報
特許文献1「自走草刈機」記載の自走草刈機の動力源は電気エネルギであるので、全て同じ電圧で作動させれば都合が良い。
しかしながら、常時動作している走行部及び刈刃部のモータは、定格電圧を高いものにした方が、安定駆動を提供できると共に、電気配線を細くできるので、機体の小型化に寄与する。また、複数の刈刃モータを同時に起動すると、起動電流が増加するので、電気配線が太くなる。これを避けるため、各々のモータが起動する時間をずらすと、システム中に発生する起動電流は小さくでき、結果として電気配線を細くできる。
一方、高電圧仕様のモータは高額であることから、多量に使用することは費用対効果の面から不適切となっている。特許文献1記載の自走草刈機のように、刈刃昇降に係る部分は必要都度にしか使用せず、使用時間が限られている場所に使用する場合には、低電圧仕様のモータを使用した方が、低価格な作業機体を消費者に提供できる。従って、常時駆動する走行部及び刈刃部のモータは高電圧仕様のものを使用しつつ、それ以外の駆動箇所に使用するモータは低電圧仕様のモータを使用した方が性能や価格の観点から都合が良い。
また、特許文献1記載の自走草刈機の刈刃部の昇降は、一定の電圧のみで駆動させると、刈刃部の重量による負荷で上昇時は遅く、反対に下降時は速くなるため、作業者が思うように操縦させることが困難である。
このことから本発明は、上述の問題点に着眼してなされたものであり、使用電圧の異なるモータが混在しても制御可能で、使用電線を簡略化できる自走式作業機及び自走式作業機用の制御システムを提供することを目的とする。
この発明は、
機体の進行方向左右側に設けられ駆動走行をさせる走行モータを有した走行部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを有し
た作業部と、
前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを有した昇降部と、
前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、を備え、
前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧とは異なっていて、
前記変換部制御装置はパルス幅変調制御によって前記昇降モータを制御することが可能であって、
前記変換部制御装置は前記作業部を上昇方向に駆動する場合に前記昇降モータに通電する時間幅は大きくするように制御するとともに、前記作業部を下降方向に駆動する場合の前記昇降モータに通電する時間幅は小さくするように制御し、
前記変換部制御装置は、取得したパルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の上げ指示がされている場合は、設定経過時間(a1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(a1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(a2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持し、
前記変換部制御装置は、操作部から取得した前記パルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の下げ指示がされている場合は、設定経過時間(b1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(b1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(b2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持
複数の作業モータに対して、起動電流待ち時間を設定し、起動時間が各々ずれるようにし、これにより起動電流の電流量は抑え、回路や電線を細くし、モータの起動トルクも抑え、システム中の電圧降下も抑え、同じ電流消費量でも電力消費量としては減らし、バッテリの電力を効率的に使用できる、
ことを特徴とする自走式作業機、
からなる。
この発明は、更に、
前記作業部が下降時の前記昇降モータに通電する時間幅は、上昇時に対して6割である、
ことを特徴とする自走式作業機、
からなる。
この発明は、更に、
前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧の2倍以上である、
ことを特徴とする自走式作業機、
からなる。
この発明は、
機体の進行方向左右側に設けられ駆動走行をさせる走行モータを有した走行部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを有した作業部と、
前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを有した昇降部と、
前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、を備えた自走式作業機用の制御システムであって、
前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧とは異なっていて、
前記変換部制御装置はパルス幅変調制御によって前記昇降モータを制御することが可能であって、
前記変換部制御装置は前記作業部を上昇方向に駆動する場合に前記昇降モータに通電する時間幅は大きくするように制御するとともに、前記作業部を下降方向に駆動する場合の前記昇降モータに通電する時間幅は小さくするように制御し、
前記変換部制御装置は、取得したパルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の上げ指示がされている場合は、設定経過時間(a1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(a1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(a2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持し、
前記変換部制御装置は、操作部から取得した前記パルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の下げ指示がされている場合は、設定経過時間(b1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(b1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(b2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持
複数の作業モータに対して、起動電流待ち時間を設定し、起動時間が各々ずれるようにし、これにより起動電流の電流量は抑え、回路や電線を細くし、モータの起動トルクも抑え、システム中の電圧降下も抑え、同じ電流消費量でも電力消費量としては減らし、バッテリの電力を効率的に使用できる、
ことを特徴とする自走式作業機の制御システム、
からなる。
この発明は、更に、
前記作業部が下降時の前記昇降モータに通電する時間幅は、上昇時に対して6割である、
ことを特徴とする自走式作業機の制御システム
からなる。
この発明は、更に、
前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧の2倍以上である、
ことを特徴とする自走式作業機の制御システム、
からなる。
本発明によって、使用電圧の異なるモータが混在しても制御可能で、使用電線を簡略化できる自走式作業機を提供できる。
この発明の実施の形態に係る実施例の平面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の左側面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の正面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の送信機の正面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の、昇降部最上昇移動時の昇降部詳細左側面中央断面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の、昇降アームを一部断面し、弾性体を断面した、昇降部最上昇移動時の昇降部詳細正面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の草刈機の制御の相関を示したブロック図である。 この発明の実施の形態に係る実施例の刈刃信号処理を表すフロー図である。 この発明の実施の形態に係る実施例のリフト信号の処理を表すフロー図である。
この発明の実施例に係る自走式作業機及び自走式作業機の制御システムについて説明する。
Aは、自走式作業機である自走式草刈機である。自走式草刈機Aの平面図をあらわす図1において、図中左側が自走式草刈機Aの前方、右が後方、上が右側、下が左側である。
Bは、自走式草刈機Aにおける、操作部である送信機である。自走式草刈機Aは、送信機Bによって操作する。Jは受信機であり自走式草刈機A上に設置する。
自走式草刈機Aには、中央に機体である本体部Lを設ける。本体部Lには、本体フレーム01、走行部Dを設ける。本体部Lの前部に、作業部Kを設ける。作業部Kには、2個の刈刃部Cを進行方向に向かって並べて設置する。本体部Lの左右には、走行部Dを設ける。本体部Lの後部には、牽引部Pを設ける。牽引部Pには、連結部を介して、被牽引作業車を取り付ける。
Eは変換部制御装置であり、自走式草刈機Aの駆動、作動を制御する。Fは刈刃リフト部であり、走行部Dの前方に位置する刈刃部Cを昇降する。
走行部Dには、走行フレーム11を設ける。走行フレーム11は、自走式草刈機Aの進行方向両側に平行にそれぞれ設ける。12は駆動輪、13は従動輪である。12aは右駆動輪、12bは左駆動輪である。121は、駆動輪12の回転軸である。
駆動輪12は、走行フレーム11の後部に幅方向に取り付けた回転軸121に取り付ける。従動輪13は、走行フレーム11の前部に取り付ける。14は、転輪である。転輪14は、駆動輪12、従動輪13の間の走行フレーム11に取り付ける。
走行部Dには、機体である本体部Lの進行方向左右側に、自走式草刈機Aに駆動走行をさせる走行モータ15を設ける。15aは右走行モータ、15bは左走行モータである。走行モータ15は、左右駆動輪12の左右駆動軸にそれぞれ取り付ける。16は、クローラである。16aは右クローラ、16bは左クローラである。クローラ16は、左右の駆動輪12、転輪14、従動輪13間にそれぞれ架け渡す。
2個の走行モータ15a、15bを駆動して、各駆動輪12を駆動させクローラ16を駆動させ、転輪14、従動輪13を回転することで、自走式草刈機Aは、駆動走行する。
21、22は、バッテリである。バッテリ21、バッテリ22は、それぞれ自走式草刈機Aに積載される。23は、電源スイッチである。電源スイッチ23は、バッテリ21、バッテリ22をそれぞれ入切して通電状態を切替える。
31は、切替スイッチである。切替スイッチ31は、自走式草刈機Aの走行部Dに積載する。切替スイッチ31には、右刈刃スイッチ32、左刈刃スイッチ33、非常停止スイッチ34、通常信地旋回/超信地旋回切替スイッチ38の各スイッチが設置される。右刈刃スイッチ32は、作業部Kに設けた右刈刃51aを駆動停止及び回転方向を選択するためのスイッチである。左刈刃スイッチ33は、作業部Kに設けた左刈刃51bを駆動停止及び回転方向を選択するためのスイッチである。非常停止スイッチ34は、緊急時に自走式草刈機Aの作動を停止させるためのスイッチである。
切替スイッチ31には、左刈刃運転ランプ35、右刈刃運転ランプ36、電源ランプ37の各ランプを設置する。左刈刃運転ランプ35は、左刈刃運転ランプの作動時に点灯して知らせる。右刈刃運転ランプ36は、右刈刃運転ランプの作動時に点灯して知らせる。電源ランプ37は、自走式草刈機Aの電源の入切、自走式草刈機Aの作動状態を知らせるランプである。
これらランプは、変換部制御装置Eによって走行モータ15及び刈刃モータ51及びリフト部Fに設ける昇降モータ61を含む全ての駆動の異常を検知して停止した場合は点滅発光する。
41は昇降支点、42は昇降支点軸、43は昇降アーム、44は支点部材である。支点部材44は、本体部Lに垂直方向に取り付け、昇降支点41、昇降支点軸42を取り付ける。43aは右昇降アーム、43bは左昇降アームであり、これらで刈刃リフト部Fを構成する。
昇降支点41は、自走式草刈機Aの走行部Dに幅方向に取り付ける。昇降支点軸42は、昇降支点41に取り付ける。昇降アーム43の一方は昇降支点軸42に取り付ける。
61は、昇降モータである。昇降モータ61は、基部は自走式草刈機Aの本体フレーム01上に取り付ける。62は出力軸である。昇降モータ61からは、出力軸62が突設される。出力軸62は、自走式草刈機Aの前後方向と平行に設置する。出力軸62にはピニオンギヤ63を取り付ける。
64は、昇降ギヤである。昇降ギヤ64は、全体として扇形からなり、自走式草刈機Aの前後方向と垂直に設置する。昇降ギヤ64の基部には、自走式草刈機Aの前後方向と平行にギヤ旋回支点66を設け、本体部Lに取り付ける。昇降ギヤ64の扇形に広がった扇状部先端には、ラックギヤ65を設ける。
ピニオンギヤ63は、昇降ギヤ64に設けたラックギヤ65と噛み合わせる。
昇降モータ61が回転すると、昇降モータ61の出力軸62に取り付けられたピニオンギヤ63が回転する。ピニオンギヤ63の回転により、ピニオンギヤ63に噛み合った昇降ギヤ64の広がった端部に設けられたラックギヤ65を上下に移動する。ラックギヤ65の上下への移動により、昇降ギヤ64の基部に設けたギヤ旋回支点66を回動中心として昇降ギヤ64は回動する。
図3に図示する641は、昇降ピンである。昇降ピン641は、ラックギヤ65の歯部近傍の下部で進行方向前方に向けて固着する。642は、ピンである。ピン642は、昇降支点41から作業部Kよりの昇降アーム43に幅方向に設ける。昇降ピン641は、ピン642を下方から支える。
図5、図6に図示するように、昇降アーム43と本体フレーム01の間に、スプリング643を設置する。スプリング643は、昇降アーム43を上方に常に付勢していて、作業部Kの上昇動作を補助している。
ラックギヤ65の上下への移動により、昇降ピン641も上下動する。ピン641は、ギヤ旋回支点66が回動することによる、ラックギヤ65の上下への移動と共に、昇降支点41を回動中心として、昇降アーム43を上下動させる。
昇降ピン641は、昇降アーム43が下方へ移動することを規制しているのみで、昇降アーム43の上方側への移動は自由である。
刈刃リフト部Fである昇降部には、作業部Kを昇降自在にする昇降アーム43及び昇降モータ61を設ける。昇降アーム43の一端には、昇降支点軸42を有する昇降支点41を設けている。昇降アーム43は昇降支点41を回動軸にして上下動する。
昇降ギヤ64は、昇降モータ61の回動により、ギヤ旋回支点66を回動軸として回動する。昇降ギヤ64の回動により、昇降ピン641も上下動する。昇降ピン641の上下動により、ピン642は、上下動する。ピン642の、上下動により、昇降アーム43は上下動する。刈刃部Cは、昇降アーム43の先端に取り付ける。
そのため、回動刈刃リフト部Fは、刃昇降支点軸42を回動中心として刈刃部Cを上下に昇降駆動し、昇降アーム43の先端は昇降される。
作業部Kには、機体である本体部L及び走行部Dの前方に位置させて、作業をするための複数の作業モータである刈刃モータ51を設ける。51aは右刈刃モータ、51bは左刈刃モータである。この実施例では刈刃モータ51は、右刈刃用モータと左刈刃用モータの2個をそれぞれの回転軸を垂直にして、それぞれ進行方向左右に並べて刈刃部Cに設置する。
52は、刈刃基部である。刈刃基部52は、それぞれ刈刃モータ51の回転軸周囲に設置高さを変えて設ける。隣接する刈刃基部52の設置高さが異なるため、刈刃基部52相互が干渉することは無い。53は、刈刃である。刈刃53は、この実施例では、それぞれ刈刃基部52に等間隔に4個取り付ける。
54は接地体である。接地体54は円盤状からなり、刈刃モータ51の刈刃53よりも下方の地面側に取り付ける。
55は、刈刃ハウジングであり、両方の刈刃基部52を覆うように、刈刃部Cに取り付ける。
刈刃モータ51を駆動することで、刈刃基部52を回転させ、刈刃53を回転駆動させる。
回転駆動した刈刃53によって、走行と共に刈刃ハウジング55内に侵入した地面上の草を刈取り、刈取った草は刈刃ハウジング55の後方から排出される。また、刈刃53は、接地体54より下方に下がることが無く、安定して地面上の草を刈る作業ができる。
Hは、記憶部である。図7に示す記憶部Hは、変換部制御装置Eに設けられ、刈刃モータ51の負荷に応じた走行モータ15の電流、回転数、パルス数を予め設定した設定値を記憶する。
Gは、回転駆動制御部である。回転駆動制御部Gは、走行モータ15、前記刈刃モータ51、昇降モータ61の回転数、電流、パルス数を検出し検出値を変換部制御装置Eに出力すると共に、走行モータ15及び刈刃モータ51、昇降モータ61を前記変換部制御装置Eによって決定された回転数で出力させ駆動する。回転駆動制御部Gは、右走行モータ制御部G1、左走行モータ制御部G2、右刈刃モータ回転駆動制御部G3、左刈刃モータ回転駆動制御部G4、リフトモータ回転駆動制御部G5、を有し、それぞれ各モータ、走行モータ15、刈刃モータ51、昇降モータ61に近接して配置している。
回転駆動制御部Gは、変換部制御装置Eで制御する。
受信機Jからの信号を受領する変換部制御装置Eは、操作部Bから送られた信号を変換し、走行モータ15及び前記刈刃モータ51の回転駆動、前記刈刃53、昇降モータ61の回転を制御するため信号を出力し上下昇降を制御する。記憶部H、変換部制御装置Eは、近接させて設置する。
変換部制御装置Eは、操作部Bから送られた信号を、走行モータ15及び作業モータ51及び昇降モータ61を動作させる出力信号に変換するパルス数変換部Mを備える。
図1、図4に図示する操作部である送信機Bでは、走行部D及び作業部K及び昇降部Fを操作する。操作部である送信機Bにおいて、71は、旋回スイッチである。旋回スイッチ71は、送信機Bの旋回スイッチの動作範囲72内で回動する。
73は、前後進スイッチである。前後進スイッチ73は、前後進スイッチの動作範囲74の範囲内で移動する。
75は、信地旋回切替スイッチである。信地旋回切替スイッチ75は、操作することで、左右のクローラ16a、クローラ16bのうち、片側のクローラを停止してもう一方のクローラだけを回転させ、停止側のクローラを軸としてその場で旋回させる通常信地旋回と、互いのクローラ16a、16bのいずれか一方を前進方向に回転させ、他方を後進方向に回転させることで、機体の中心を旋回軸として旋回させる超信地旋回とを切り換える。
図7に図示するブロック図について変換部制御装置Eの関係を説明する。
送信機Bから操作信号が送信される。受信機Jでは、送信機Bからの操作信号を受領して前進/後退信号81、旋回信号82、刈刃ON/OFF信号83、リフト上げ/下げ信号84の各信号を、変換部制御装置Eのパルス数変換部Mに伝送する。パルス数変換部Mでは、送信機Bから操作信号として送られる周波数(パルス信号)を、モータの出力率に変換し出力する。この実施例では、送信機Bから送信される周波数は1100Hz乃至1900Hzとされ、1500Hzをモータの出力率の0%と定め、1100Hzをモータの出力率-100%、1900Hzをモータの出力率+100%と設定している。周波数と出力率は比例関係に設定している。パルス数変換部Mからは、信号を演算部Nに伝送する。
変換部制御装置Eは、記憶部Hと演算部Nとパルス数変換部Mからなる。演算部Nは、走行指示演算部E1と刈刃指示演算部E2とリフト指示演算部E3とからなる。
演算部Nは、送信部である操作部Bから送られ、パルス数変換部Mを介して変換された走行及び旋回及び昇降の出力信号が指定された出力値であるかを判断する。
記憶部Hは、演算部Nでの判断に応じて走行モータ15の走行モータ回転信号を記憶する。
走行指示演算部E1は、右走行モータ制御部G1、左走行モータ制御部G2に接続してこれらを制御する。
刈刃指示演算部E2は、右刈刃モータ回転駆動制御部G3、左刈刃モータ回転駆動制御部G4に接続してこれらを制御する。
右走行モータ制御部G1は右走行モータ15aに、左走行モータ制御部G2は左走行モータ15bに、右刈刃モータ回転駆動制御部G3は右刈刃モータ51aに、左刈刃モータ回転駆動制御部G4は左刈刃モータ51bの各刈刃モータ51にそれぞれ接続してこれらを制御する。
変換部制御装置Eは、右刈刃スイッチ32、左刈刃スイッチ33、非常停止スイッチ34、右刈刃運転ランプ36、左刈刃運転ランプ35、電源ランプ37、電源スイッチ23、通常信地旋回/超信地旋回切替スイッチ38にそれぞれ接続してこれらを制御する。
リフト指示演算部E3は、リフトモータ回転駆動制御部G5に接続してこれを制御する。リフトモータ回転駆動制御部G5は、昇降モータ(リフトモータ)61に接続される。
演算部Nは、記憶部H、パルス数変換部Mに接続してこれらを制御する。
この発明の実施例に係る自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムは、
機体である本体部Lの進行方向左右側に設けられ駆動走行をさせる走行モータ15を有した走行部Dと、
前記機体である本体部L及び前記走行部Dの前方に位置させて作業をするための複数の作業モータ51を備えた作業部Kと、
前記作業部Kを昇降自在にする昇降アーム43及び昇降モータ61を備えた昇降部Fと、
前記走行部D及び前記作業部K及び前記昇降部Fを遠隔操作するための操作部Bと、
該操作部Bから送られた信号を変換し、前記走行モータ15及び前記作業モータ51及び前記昇降モータ61の回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置Eと、を備える。
前記走行モータ15及び前記作業モータ51の定格使用電圧は、前記昇降モータ61の定格使用電圧とは異なっていて、
前記作業部Kを上昇方向に駆動する場合の前記昇降モータの使用電圧は大きくし、前記作業部Kを下降方向に駆動する場合の前記昇降モータ61の使用電圧は小さくするように変換部制御装置Eによって制御する、
ことを特徴とする自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムである。
この発明の実施例に係る自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムは、更に、
前記昇降モータ61の電圧制御は前記変換部制御装置Eによってパルス幅変調制御が行われ、
前記作業部Aを上昇方向に駆動する場合の前記昇降モータ61に通電する時間幅は大きくし、前記作業部Aを下降方向に駆動する場合の前記昇降モータ61に通電する時間幅は小さくする、
ことを特徴とする自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムである。
この発明の実施例に係る自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムは、更に、
前記作業部Aが下降時の前記昇降モータ61に通電する時間幅は、上昇時に対して6割である、
ことを特徴とする自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムである。
この発明の実施例に係る自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムは、更に、
前記走行モータ15及び前記作業モータ51の定格使用電圧は、前記昇降モータ61の定格使用電圧の2倍以上である、
ことを特徴とする自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムである。
この発明の実施例に係る自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムは、
機体である本体部Lの進行方向左右側に設けられ駆動走行をさせる走行モータ15を有した走行部Dと、
前記機体である本体部L及び前記走行部Dの前方に位置させて作業をするための複数の作業モータ51を備えた作業部Kと、
前記作業部Kを昇降自在にする昇降アーム43及び昇降モータ61を備えた昇降部Fと、
前記走行部D及び前記作業部K及び前記昇降部Fを遠隔操作するための操作部Bと、
該操作部Bから送られた信号を変換し、前記走行モータ15及び前記作業モータ51及び前記昇降モータ61の回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置Eと、を備える。
前記作業モータ51は、操作部Bによって同時起動させても、起動する時間が各々ずれるように変換部制御装置Eによって制御されている、
ことを特徴とする自走式作業機A及び自走式作業機の制御システムである。
図8に図示する刈刃信号の処理についてあらわすフロー図について説明する。
開始すると、「受信機Jから刈刃モータ51のON/OFF信号を取得」する。次いで、「パルス数を刈刃モータ51のON/OFF範囲に変換」する。
次いで、「刈刃スイッチ32、33がON」か否かを判断する。
「刈刃スイッチ32、33がON」がNOの場合は、「全ての刈刃を停止」し、終了する。
「刈刃スイッチ32、33がON」がYESの場合は、「右側刈刃の回転指示あるか」否かを判断する。
「右側刈刃の回転指示あるか」がNOの場合は、「左側刈刃の回転指示があるか」否かを判断する。
「左側刈刃の回転指示があるか」がNOの場合は、全ての刈刃を停止し、終了する。
「左側刈刃の回転指示があるか」がYESの場合は、「左側の刈刃モータ51は過負荷か」否かを判断する。
「左側の刈刃モータ51は過負荷か」がYESの場合は、「走行モータ15、刈刃モータ51、昇降(リフト)モータ61の全停止」として終了する。
「左側の刈刃モータ51は過負荷か」がNOの場合は、「左側の刈刃モータ51を回転」し「開始」に戻る。
「右側刈刃の回転指示あるか」がYESの場合は、「右側の刈刃モータ51は過負荷か」否かを判断する。
「右側の刈刃モータ51は過負荷か」がYESの場合は、「走行モータ15、刈刃モータ51、昇降(リフト)モータ61の全停止」として「終了」する。
「右側の刈刃モータ51は過負荷か」がNOの場合は、「右側の刈刃モータ51を回転」し、「左側刈刃の回転指示はあるか」を判断する。
「左側刈刃の回転指示はあるか」がNOの場合は、その後「開始」に戻り処理を繰り返す。
「左側刈刃の回転指示はあるか」がYESの場合は、「待機時間経過か」否かを判断する。
「待機時間経過か」がNOの場合は、再度「待機時間経過か」否かを判断する。
「待機時間経過か」がYESの場合は、「左側の刈刃モータ51が過負荷か」否かを判断する。「左側の刈刃モータ51が過負荷か」がYESの場合は、「走行モータ15、刈刃モータ51、昇降(リフト)モータ61の全停止」として終了する。
「左側の刈刃モータ51が過負荷か」がNOの場合は、「左側の刈刃モータ51を回転」し、その後「開始」に戻り処理を繰り返す。
図9に図示するリフト信号の処理についてあらわすフロー図について説明する。
開始すると、「受信機からリフト上げ/下げ信号を取得」と判断する。次いで、「パルス数を上げ/下げ範囲に変換」と判断する。次いで、「リフト上げ指示?」の有無について判断する。
「リフト上げ指示?」がYESの場合は、「リフトモータに通電開始(上げ)」と判断する。次いで、「設定経過時間(a1)経過?」か否かを判断する。「設定経過時間(a1)経過?」がYESの場合は、「通電停止(リフトモータ回転停止)」と判断する。
次いで、「設定経過時間(a2)経過」か否かを判断する。「設定経過時間(a2)経過」がYESの場合は、「開始」に戻る。「設定経過時間(a2)経過」がNOの場合は、「設定経過時間(a1)経過?」がYESの場合に戻る。
「設定経過時間(a1)経過?」がNOの場合は、「リフトモータを上げ方向に回転」と判断して、「開始」に戻る。
「リフト上げ指示?」がNOの場合は、「リフト下げ指示」の有無を判断する。「リフト下げ指示」がNOの場合は、終了する。
「リフト下げ指示」がYESの場合は、「リフトモータに通電開始(下げ)」と判断し、次いで、「設定経過時間(b1)経過」の有無を判断する。
「設定経過時間(b1)経過」がNOの場合は、「リフトモータを下げ方向に回転」と判断し、「開始」に戻る。
「設定経過時間(b1)経過」がYESの場合は、「通電停止(リフトモータ回転停止)」と判断し、「設定経過時間(b2)経過」の有無を判断する。「設定経過時間(b2)経過」がNOの場合は、「設定経過時間(b1)経過」がYESの場合に戻る。
「設定経過時間(b2)経過」がYESの場合は、「開始」に戻る。
この実施例では、走行モータ、刈刃モータ(作業モータ)は、作業時は常時回転し駆動力も必要となることから、大きな電力が必要である。大電力を使用する場合、モータ等のアクチュエータに向う電線は、適正な径のものを使用しなくてはならない。
この実施形態の場合は、使用するモータの電源電圧を12Vから36Vに変更することで、電源ハーネスに使用している電線の径を削減した。これは、軽量化やモータ以外の電気系統部品の簡略化につながる。
ただし、36V仕様のモータは現在の所、市場性が低く高価である。常時駆動に使用しない昇降モータは、市場性が高く安価な12V仕様のモータを使用することで、自走式作業機の価格高騰を抑制する。
バッテリ電圧が36Vで、12V仕様の昇降モータを使用して作業部を上昇させる場合は、約1/3(35%)のON出力%に設定し、停止時間を約2/3(65%)に設定し、これを繰り返し行う事により、モータ回転としては平均化された状態で出力され、連続的に回転される(PWM制御)。
刈刃部(作業部)下降時は、刈刃部の重量分が増加され下降速度が増速されることから、通電ON時間を少なくし、上昇と下降の速度を調整している。この実施形態の例においては、上昇と下降の速度は同一にしている。(昇降モータを24V仕様にする場合、ON時間を約2/3にし、停止時間を約1/3に設定する事で、12V仕様の昇降モータを使用した時と同じ効果が発揮される。)
刈刃部に複数設けられた刈刃モータ(作業モータ)を同時に回転させてしまうと、起動電流がモータの設置個数分が同時に発生する。これは、使用電流量の増加に繋がり、制御回路や電線に大きな電流が流れるので、その分大電流に対応した太い物(回路及び電線)を使用しなければならない。上述のように、回路や電線の大電流対応は高価格化を招くため、避けなくてはならない。
そこで、起動電流待ち時間を設定し、一方のモータが起動後に設定した時間経過後に、他方のモータを起動させる。これにより起動電流は1個分での電流量に抑える事ができ、回路や電線を細くできる。また、モータの起動トルクも1個分で済むので、システム中の電圧降下も1個分となり、同じ電流消費量でも電力消費量としては減らす事ができる。バッテリの電力を効率的に使用できる。
本発明では、起動電流待ち時間は2秒としている。これは起動電流がピークに達してから下がり始めるあたりの時間にしている。作業させるモータの動作内容や瞬時にONさせなければならない機構の時は、この時間設定を任意の値に変えて対応ができる。
15 走行モータ
15a 右走行モータ
15b 左走行モータ
43 昇降アーム
51 刈刃モータ(作業モータ)
51a 右刈刃モータ(作業モータ)
51b 左刈刃モータ(作業モータ)
53 刈刃
61 昇降モータ(リフトモータ)
A 自走式草刈機(自走式作業機)
B 送信機(操作部)
C 刈刃部
D 走行部
E 変換部制御装置
F 刈刃リフト部(昇降部)
G 回転駆動制御部
H 記憶部
J 受信機
K 作業部
L 本体部(機体)
M パルス数変換部
N 演算部

Claims (6)

  1. 機体の進行方向左右側に設けられ駆動走行をさせる走行モータを有した走行部と、
    前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを有した作業部と、
    前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを有した昇降部と、
    前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
    該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、を備え、
    前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧とは異なっていて、
    前記変換部制御装置はパルス幅変調制御によって前記昇降モータを制御することが可能であって、
    前記変換部制御装置は前記作業部を上昇方向に駆動する場合に前記昇降モータに通電する時間幅は大きくするように制御するとともに、前記作業部を下降方向に駆動する場合の前記昇降モータに通電する時間幅は小さくするように制御し、
    前記変換部制御装置は、取得したパルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の上げ指示がされている場合は、設定経過時間(a1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(a1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(a2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持し、
    前記変換部制御装置は、操作部から取得した前記パルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の下げ指示がされている場合は、設定経過時間(b1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(b1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(b2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持
    複数の作業モータに対して、起動電流待ち時間を設定し、起動時間が各々ずれるようにし、これにより起動電流の電流量は抑え、回路や電線を細くし、モータの起動トルクも抑え、システム中の電圧降下も抑え、同じ電流消費量でも電力消費量としては減らし、バッテリの電力を効率的に使用できる、
    ことを特徴とする自走式作業機。
  2. 前記作業部が下降時の前記昇降モータに通電する時間幅は、上昇時に対して6割である、
    ことを特徴とする請求項1記載の自走式作業機。
  3. 前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧の2倍以上である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自走式作業機。
  4. 機体の進行方向左右側に設けられ駆動走行をさせる走行モータを有した走行部と、
    前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを有した作業部と、
    前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを有した昇降部と、
    前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
    該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、を備えた自走式作業機用の制御システムであって、
    前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧とは異なっていて、
    前記変換部制御装置はパルス幅変調制御によって前記昇降モータを制御することが可能であって、
    前記変換部制御装置は前記作業部を上昇方向に駆動する場合に前記昇降モータに通電する時間幅は大きくするように制御するとともに、前記作業部を下降方向に駆動する場合の前記昇降モータに通電する時間幅は小さくするように制御し、
    前記変換部制御装置は、取得したパルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の上げ指示がされている場合は、設定経過時間(a1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(a1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(a2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持し、
    前記変換部制御装置は、操作部から取得した前記パルス信号を前記昇降モータの出力率に変換し、前記昇降部の下げ指示がされている場合は、設定経過時間(b1)が経過するまで前記昇降モータを動作させ、前記設定経過時間(b1)が経過後は前記昇降モータを停止させ、設定経過時間(b2)が経過するまで前記昇降モータの停止を維持
    複数の作業モータに対して、起動電流待ち時間を設定し、起動時間が各々ずれるようにし、これにより起動電流の電流量は抑え、回路や電線を細くし、モータの起動トルクも抑え、システム中の電圧降下も抑え、同じ電流消費量でも電力消費量としては減らし、バッテリの電力を効率的に使用できる、
    ことを特徴とする自走式作業機の制御システム。
  5. 前記作業部が下降時の前記昇降モータに通電する時間幅は、上昇時に対して6割である

    ことを特徴とする請求項4記載の自走式作業機の制御システム。
  6. 前記走行モータ及び前記作業モータの定格使用電圧は、前記昇降モータの定格使用電圧
    の2倍以上である、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の自走式作業機の制御システム。
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