JP7455593B2 - ソケット - Google Patents

ソケット Download PDF

Info

Publication number
JP7455593B2
JP7455593B2 JP2020007599A JP2020007599A JP7455593B2 JP 7455593 B2 JP7455593 B2 JP 7455593B2 JP 2020007599 A JP2020007599 A JP 2020007599A JP 2020007599 A JP2020007599 A JP 2020007599A JP 7455593 B2 JP7455593 B2 JP 7455593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
trigger
socket
electrical component
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020007599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021114447A (ja
Inventor
雄生 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enplas Corp
Original Assignee
Enplas Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enplas Corp filed Critical Enplas Corp
Priority to JP2020007599A priority Critical patent/JP7455593B2/ja
Priority to CN202080092426.8A priority patent/CN114946089A/zh
Priority to PCT/JP2020/047120 priority patent/WO2021149417A1/ja
Priority to US17/759,043 priority patent/US12099077B2/en
Priority to TW109146942A priority patent/TW202143590A/zh
Publication of JP2021114447A publication Critical patent/JP2021114447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7455593B2 publication Critical patent/JP7455593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • G01R1/0408Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
    • G01R1/0433Sockets for IC's or transistors
    • G01R1/0441Details
    • G01R1/0466Details concerning contact pieces or mechanical details, e.g. hinges or cams; Shielding
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • G01R1/0408Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
    • G01R1/0433Sockets for IC's or transistors
    • G01R1/0483Sockets for un-leaded IC's having matrix type contact fields, e.g. BGA or PGA devices; Sockets for unpackaged, naked chips
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/74Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
    • H01R33/76Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

本発明は、半導体装置(以下、「ICパッケージ」と称する。)等の電気部品の性能試験等に使用されるソケットに関する。
従来、ICパッケージ等の電気部品を外部との電気的接続のために収容するソケットとして、例えば、ICソケット(以下、単に「ソケット」と称する。)が知られている(例えば、特許文献1参照)。ソケットは、電気部品を出荷検査する際、電気部品の電気的特性を検査するために使用される。
使用状態において、ソケットは、検査対象であるICパッケージと検査用基板との間に配置される。そして、ICパッケージは、検査用基板との電気的接続を確実にするため、押圧部材により検査用基板に向けて押圧される。
特開2019-196937号公報
上述のようなソケットの場合、ICパッケージをソケットから取り出す際、ICパッケージが上記押圧部材の押圧面に張り付いてしまい、ICパッケージをこの押圧面から剥がす作業が必要になる可能性がある。このような作業は面倒であり、性能試験の作業効率の低下の原因となる。
本発明の目的は、作業効率を向上できるソケットを提供することである。
本発明に係るソケットの一態様は、
上下動可能な押圧部材により上面を押圧された第一電気部品と、前記第一電気部品の下方に配置された第二電気部品とを電気的に接続するソケットであって、
前記第一電気部品が置かれる載置面を有するソケット本体と、
前記ソケット本体に設けられ、前記第一電気部品が前記押圧部材により押圧された押圧状態において、前記第一電気部品と係合することにより前記第一電気部品を前記ソケット本体に保持し、前記押圧部材が、前記押圧状態に対応する位置から所定距離離れた場合に、前記第一電気部品との係合を解除する保持部と
前記押圧部材が下方移動する際、前記押圧部材の押圧力に基づいて第一位置から第二位置に下方移動することにより、前記保持部と前記第一電気部品とを係合させ、前記押圧部材が上方移動する際、付勢力に基づいて前記第二位置から前記第一位置に上方移動することにより、前記保持部と前記第一電気部品との係合を解除するトリガ部と、
前記トリガ部に対して、前記付勢力を常時付与する付勢部材と、
前記第一電気部品の中心に向かう向心方向に移動させるための弾性力を前記保持部に付与する弾性部材と、を備え、
前記トリガ部は、
上下方向に延在し、上端部で前記押圧力を受ける柱状部と、
前記柱状部の下端部に接続して設けられ、前記押圧力及び前記付勢力に基づく前記トリガ部の上下動に伴って前記保持部に対し接離可能であり、前記保持部から離間しているとき、前記弾性力に基づく前記保持部の前記向心方向への移動を規制せず、前記保持部に当接しているとき、前記弾性力に基づく前記保持部の前記向心方向への移動を規制するカム部と、を有し、
前記カム部は、前記トリガ部が前記第二位置に位置する状態において、前記保持部との間に隙間を空けて前記保持部よりも下方に位置し、
前記隙間の前記上下方向における長さは、前記押圧部材が前記押圧状態から上方移動を開始して前記第一電気部品の前記上面から離れるまでの、前記押圧部材の移動量よりも大きい
本発明によれば、作業効率を向上できる。
図1は、非保持状態に対応する、実施形態に係るソケットの平面図である。 図2は、非保持状態に対応する、ソケットの斜視図である。 図3Aは、非保持状態に対応する、立壁部を省略したソケットの斜視図である。 図3Bは、保持状態に対応する、立壁部を省略したソケットの斜視図である。 図4は、図3AのX部の拡大図である。 図5は、図1のX部に対応する部分の立壁部及び保持機構の底面図である。 図6は、保持機構のみを取り出して示す斜視図である。 図7は、図6と異なる角度からみた保持機構の斜視図である。 図8は、非保持状態に対応する、ソケット及びICパッケージの平面図である。 図9は、保持状態に対応する、ソケット及びICパッケージの平面図である。 図10は、非保持状態に対応する、ソケットの図2のA-A断面図である。 図11は、保持状態に対応する、ソケットの図2のA-A断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。尚、後述する実施形態に係るソケットは、本発明に係るソケットの一例であり、本発明は実施形態により限定されない。
[実施形態]
以下、図1~図11を参照して、本実施形態に係るソケットSについて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態では、直交座標系(X,Y,Z)を使用して説明する。後述する図に示される直交座標系(X,Y,Z)は、他の各図に示される直交座標系(X,Y,Z)と共通である。
直交座標系(X,Y,Z)におけるX方向は、ソケットSの横方向に相当する。又、直交座標系(X,Y,Z)におけるY方向は、ソケットSの縦方向に相当する。又、直交座標系(X,Y,Z)におけるZ方向は、ソケットSの高さ方向に相当する。ソケットSの横方向とソケットSの縦方向とは、入れ替わってもよい。
又、直交座標系(X,Y,Z)におけるZ方向は、ソケットSの上下方向にも相当する。Z方向+側はソケットSの上側に相当し、Z方向-側はソケットSの下側に相当する。
又、以下の説明において、ソケットS及びソケットSを構成する各エレメントの平面視形状において、X方向-側且つY方向-側の隅部を第一隅部といい、X方向-側且つY方向+側の隅部を第二隅部といい、X方向+側且つY方向+側の隅部を第三隅部といい、X方向+側且つY方向-側の隅部を第四隅部という。
<ソケット>
ソケットSは、ICパッケージ6(図8及び図9参照)等の電気部品を検査する際、ICパッケージ6と検査用基板7(図11参照)とを電気的に接続するために使用される。
本実施形態において、ICパッケージ6は、第一電気部品の一例に該当する。又、検査用基板7は、第二電気部品の一例に該当する。尚、検査用基板7が第一電気部品の一例に該当し、ICパッケージ6が、第二電気部品の一例に該当する場合もある。
ICパッケージ6の下面には、複数のパッケージ側端子がマトリクス状に設けられている。パッケージ側端子は、例えば、半田ボールである。又、検査用基板7の上面には、複数の基板側端子がマトリクス状に設けられている。
以下の説明において、検査に使用されているソケットSの状態(図9及び図11に示す状態)を、ソケットSの使用状態とも称する。ソケットSの使用状態において、ソケットSは、ICパッケージ6を収容した状態で、検査用基板7上に配設されている。
ソケットSの使用状態において、ICパッケージ6は、押圧部材81(図11参照)により下方に押圧されている。よって、ソケットSの使用状態は、ICパッケージ6が押圧部材81により押圧された押圧状態でもある。
又、ソケットS及びICパッケージ6が押圧部材81により下方に押圧されていない状態(図8及び図10に示す状態)を、ソケットSの非使用状態及び非押圧状態とも称する。
本実施形態において、押圧部材81は、性能試験の際、ICパッケージ6の上方に設けられた押圧装置8(図11参照)に設けられている。つまり、押圧部材81は、ソケットSとは異なる部材に設けられている。但し、押圧部材は、ソケットに設けられてもよい。
ソケットSは、検査用基板7に配置されるソケット本体1と、保持機構5と、コンタクトピン(不図示)と、を有する。
尚、ソケットSは、種々のソケットであってよい。図示は省略するが、ソケットSは、ソケット本体1に開閉可能に設けられ、ソケットの使用状態においてソケット本体の収容部を上方から覆うカバー部材を有してもよい。又、ソケットSは、カバー部材に支持されソケットの使用状態においてICパッケージ6を下方に向けて押圧する押圧部材を有してもよい。
<ソケット本体>
ソケット本体1は、例えば、図1に示す平面視において、矩形状の外形を有する。このようなソケット本体1は、側壁部2と、プレート部3と、立壁部4と、を有する。
<側壁部>
側壁部2は、ソケット本体1の外形を構成している。側壁部2は、矩形枠状に接続された第一壁部20a、第二壁部20b、第三壁部20c、及び第四壁部20dを有する。
第一壁部20a及び第三壁部20cは、互いに平行な状態でX方向に延在している。第三壁部20cは、第一壁部20aよりもY方向+側に設けられている。
第二壁部20b及び第四壁部20dは、互いに平行な状態でY方向に延在している。第四壁部20dは、第二壁部20bよりもX方向+側に設けられている。
詳しい説明は省略するが、側壁部2は、複数の部材が組み合わされて構成されている。このような側壁部2は、後述のプレート部3を支持している。
<プレート>
プレート部3は、矩形板状であって、側壁部2により囲まれた空間に設けられている。プレート部3は、側壁部2に支持されている。
プレート部3は、固定部31と、可動部32と、を有する。
<固定部>
固定部31は、矩形板状であって、締結部品等の固定手段により、側壁部2に固定されている。よって、固定部31は、側壁部2に対して移動不可能である。
固定部31は、上下方向に対向して設けられた複数枚の板状部材により構成されている。具体的には、固定部31は、上から順に、第一プレート301、第二プレート302、第三プレート303、及び第四プレート304を有する。
第一プレート301、第二プレート302、第三プレート303、及び第四プレート304は、上下方向に離間した状態で、ボルト等の締結部品により接続されている。尚、固定部31を構成するプレートの数は、本実施形態の場合に限定されない。固定部31は、一枚のプレートにより構成されてもよい。
<可動部>
可動部32は、矩形板状であって、固定部31の第一プレート301よりも上方に、固定部31と対向した状態で設けられている。可動部32は、固定部31に対する上下方向の移動可能な状態で、固定部31に支持されている。
具体的には、可動部32は、複数のガイド部材(不図示)により上下方向の移動を案内されている。ガイド部材は、固定部31(具体的には、第四プレート304)に固定され、固定部31(具体的には、第一プレート301、第二プレート302、及び第三プレート303)及び可動部32に挿通されている。
可動部32と固定部31との間には、コイルスプリング等の複数の弾性部材(不図示)が設けられている。弾性部材は、ソケットの非使用状態(非押圧状態)において、自由状態である。ICパッケージ6が押圧部材81により下方に押圧されると、弾性部材が収縮して可動部32が下方に移動する。
弾性部材は、ソケットの使用状態(押圧状態)において、可動部32に上向きの弾性力を付与する。押圧部材81によるICパッケージ6への押圧が解消されると、弾性部材は伸長する。その結果、可動部32は、上方に移動する。
<プレート部の具体的構成>
プレート部3は、第一領域3a(図3Aに二点鎖線Lで示す矩形の内側の領域)と、第二領域3b(図3Aに二点鎖線Lで示す矩形の外側の領域)と、を有する。
第一領域3aは、平面視における中央部を含む矩形領域である。第一領域3aは、三次元の領域と捉えてよい。
第一領域3aは、コンタクト部を構成している。第一領域3aは、プレート部3を上下方向に貫通した複数の貫通孔(不図示)を有する。複数の貫通孔にはそれぞれ、コンタクトピン(不図示)が保持されている。
第一領域3a(コンタクト部)の上面は、載置面33を構成している。載置面33には、使用状態においてICパッケージ6が置かれる。
コンタクト部は、ソケットの使用状態において、載置面33に置かれたICパッケージ6と、コンタクト部の下方に置かれた検査用基板7(図11参照)とを、コンタクトピンを介して、電気的に接続する。
第二領域3bは、平面視において、第一領域3aを囲む矩形枠状の領域である。具体的には、第二領域3bは、プレート部3において、図3Aに二点鎖線Lで示す矩形の外側の領域である。第二領域3bは、三次元の領域と捉えてよい。
プレート部3(可動部32)は、第二領域3bにおける第一隅部、第二隅部、第三隅部、及び第四隅部の上面に、後述の保持機構5の保持部材51を配置する配置面305を有する。
プレート部3は、後述の保持機構5のトリガ部材53a、53bを保持するトリガ保持部306a、306bを有する。本実施形態の場合、トリガ保持部306a、306bは、第二領域3bにおける第一隅部、第二隅部、第三隅部、及び第四隅部それぞれに設けられている。
トリガ保持部306aは、配置面305のX方向に隣接した位置に設けられている。トリガ保持部306bは、配置面305のY方向に隣接した位置に設けられている。
以下、図3A、図10、及び図11を参照して、第二領域3bの第一隅部に設けられたトリガ保持部306a(以下、単に「トリガ保持部306a」と称する。)の構造について説明する。その他のトリガ保持部306a、306bについては、以下の説明を適宜援用してよい。
トリガ保持部306aは、上から順に、可動部32に設けられた貫通孔321、第一プレート301に設けられた貫通孔301a、第二プレート302に設けられた貫通孔302a、第三プレート303に設けられた一対の貫通孔303a、303b、及び第四プレート304に設けられた一対の凹部304a、304bを有する。
貫通孔321、貫通孔301a、及び貫通孔302aはそれぞれ、X方向(トリガ保持部306bの場合、Y方向)に延在する長孔である。貫通孔321、貫通孔301a、及び貫通孔302aの長径は、X方向(トリガ保持部306bの場合、Y方向)に平行である。
又、貫通孔321、貫通孔301a、及び貫通孔302aの短径は、Y方向(トリガ保持部306bの場合、X方向)に平行である。貫通孔321、貫通孔301a、及び貫通孔302aは、上下方向に対向している。
一対の貫通孔303a、303bは、第三プレート303において、貫通孔321、貫通孔301a、及び貫通孔302aと上下方向に対向する位置に、X方向(トリガ保持部306bの場合、Y方向)に隣り合って設けられている。
凹部304a、304bは、第四プレート304において、貫通孔303a、303bと上下方向に対向する位置に、X方向(トリガ保持部306bの場合、Y方向)に隣り合って設けられている。
凹部304aは、貫通孔303aと上下方向に対向している。凹部304bは、貫通孔303bと上下方向に対向している。
<立壁部>
立壁部4は、矩形枠状であって、プレート部3(可動部32)における第二領域3bの上面に設けられている。立壁部4は、プレート部3(可動部32)の上面から上方に突出した状態で設けられている。
立壁部4は、第一隅部、第二隅部、第三隅部、及び第四隅部に、後述の保持機構5を収容する収容部41を有する。図5は立壁部4の第一隅部の構造を示す。立壁部4の第二隅部、第三隅部、及び第四隅部の構造は、図5に示す立壁部4の第一隅部の構造と同様である。
収容部41は、保持機構5の保持部51を収容する第一収容部411(図5参照)と、保持機構5のトリガ部材53a、53bを収容する第二収容部412a、412b(図5参照)と、保持機構5の第一弾性部材52a、52bを収容する第三収容部413a、413b(図5参照)と、を有する。
第一収容部411は、保持部51の上方への移動を規制している。第三収容部413a、413bはそれぞれ、第一弾性部材52a、52bの第二端部522と当接する受け面414a、414bを有する。
立壁部4は、後述の保持機構5におけるトリガ部材53a、53bの上側軸部532が挿通された貫通孔415a、415bを有する。本実施形態の場合、貫通孔415a、415bは、立壁部4における第一隅部、第二隅部、第三隅部、及び第四隅部それぞれの2箇所に設けられている。
貫通孔415aは、立壁部4においてプレート部3のトリガ保持部306aと上下方向に対向する位置に設けられている。貫通孔415bは、立壁部4においてプレート部3のトリガ保持部306bと上下方向に対向する位置に設けられている。
<保持機構>
保持機構5は、ソケット本体1に設けられている。保持機構5は、ICパッケージ6が押圧部材81により押圧された押圧状態において、ICパッケージ6と係合することによりICパッケージ6をソケット本体1に保持する保持状態となり、押圧部材81が、押圧状態に対応する位置から所定距離離れた場合に、ICパッケージ6との係合を解除した非保持状態となる。
以下の説明において、保持状態は、保持機構5によりICパッケージ6をソケット本体1に保持した状態を意味する。又、非保持状態は、保持機構5によりICパッケージ6をソケット本体1に保持していない状態を意味する。
以下、保持機構5の保持状態及び、保持機構5の保持状態に対応する保持機構5の各エレメントの状態を、単に保持状態と称する。又、保持機構5の非保持状態及び、保持機構5の非保持状態に対応する保持機構5の各エレメントの状態を、単に非保持状態と称する。
本実施形態の場合、保持機構5は、プレート部3(可動部32)の上面における第二領域3bの第一隅部、第二隅部、第三隅部、及び第四隅部のそれぞれに設けられている。尚、保持機構の数及び配置は、本実施形態の場合に限定されない。
保持機構は、ICパッケージ6をソケット本体1に保持できる構造であれば、1個でもよい。保持機構は、本実施形態のように、プレート部3の上面において、載置面33に平行な方向に対向した少なくとも2箇所(本実施形態の場合、4箇所)に設けられていると好ましい。
以下、プレート部3の第一隅部に設けられた保持機構5について説明するが、プレート部3の第二隅部、第三隅部、及び第四隅部に設けられた保持機構5の構造は、プレート部3の第一隅部に設けられた保持機構5の構造と同様である。
保持機構5は、保持部材51と、第一弾性部材52a、52bと、トリガ部材53a、53bと、第二弾性部材54a、54bを有する。
<保持部材>
保持部材51は、保持部の一例に該当し、略矩形の板状である。保持部材51は、プレート部3の配置面305に配置されている。保持部材51は、非保持状態に対応する第一位置と、保持状態に対応する第二位置との間を移動可能である。
保持部材51の第一位置は、図3Aに示す保持部材51の位置である。又、保持部材51の第二位置は、図3Bに示す保持部材51の位置である。
保持部材51は、第一位置から第二位置に移動する際、図3Aの矢印Aで示す方向(第一移動方向とも称する。)に移動する。第一移動方向は、載置面33に平行な方向、且つ、ソケットSの中心線Oに近づく方向である。
一方、保持部材51は、第二位置から第一位置に移動する際、第一移動方向と反対方向(第二移動方向とも称する。)に移動する。第二移動方向は、載置面33に平行な方向、且つ、ソケットSの中心線Oから離れる方向である。
保持部材51は、ICパッケージ6の隅部と対向する内側隅部510と、内側隅部510と反対側の隅部である外側隅部511と、を有する。
又、保持部材51は、第一辺512、及び、第一辺512と直交する第二辺513を有する。第一辺512と第二辺513とは、内側隅部510を介して接続されている。
保持部材51は、ICパッケージ6と係合可能な係合部514を有する。本実施形態の場合、係合部514は、保持部材51の内側隅部510に設けられている。具体的には、係合部514は、第一係合面515及び第二係合面516を有する。
第一係合面515は、ICパッケージ6の隅部の側面に平行な面である。本実施形態の場合、第一係合面515は、ICパッケージ6の側面に沿うL字状の面である。具体的には、第一係合面515は、上下方向に平行であり且つ第一方向(本実施形態の場合、X方向)に延在する第一面と、上下方向に平行であり且つ第一方向に直交する第二方向(本実施形態の場合、Y方向)に延在する第二面と、により構成されている。
このような第一係合面515は、保持状態において、ICパッケージ6の隅部を、載置面33と平行な方向に押す。第一係合面515は、保持状態において、ICパッケージ6の隅部と、X方向及びY方向に係合する。よって、第一係合面515は、保持状態において、載置面33と平行な方向におけるICパッケージ6の移動を規制する。
第二係合面516は、第一係合面515の上端部に接続されており、ICパッケージ6の隅部の上面に沿うL字状の面である。具体的には、第二係合面516は、下方を向き且つ第一方向(本実施形態の場合、X方向)に延在する第一面と、下方を向き且つ第一方向に直交する第二方向(本実施形態の場合、Y方向)に延在する第二面と、により構成されている。
このような第二係合面516は、保持状態において、ICパッケージ6の隅部の上面を覆う。第二係合面516は、保持状態において、ICパッケージ6の隅部の上面と接触してもよいし、しなくてもよい。
第二係合面516は、保持状態において、ICパッケージ6の隅部の上面と、Z方向に対向する。このような第二係合面516は、保持状態において、ICパッケージ6の上下方向の移動を規制する。
保持部材51は、第一弾性部材52a、52bを配置する弾性部材配置部517を有する。本実施形態の場合、弾性部材配置部517は、外側隅部511に設けられている。
具体的には、弾性部材配置部517は外側隅部511に設けられた一対の切欠部518a、518bにより構成されている。一対の切欠部518a、518bの底部はそれぞれ、第一弾性部材52a、52bの第一端部521と当接している。
一対の切欠部518a、518bの底部は、既述の立壁部4における第三収容部413a、413bの受け面414a、414bと対向している。
保持部材51は、第一カム面519aを有する。本実施形態の場合、第一カム面519aは、第一辺512に設けられている。第一カム面519aは、下方に向かうほど第一辺512から離れる部分円筒面状である。第一カム面519aは、後述のトリガ部材53aのカム面531cと上下方向に対向している。
保持部材51は、第二カム面519bを有する。本実施形態の場合、第二カム面519bは、第二辺513に設けられている。第二カム面519bは、下方に向かうほど第二辺513から離れる部分円筒面状である。第二カム面519bは、後述のトリガ部材53bのカム面531cと上下方向に対向している。
<第一弾性部材>
第一弾性部材52a、52bはそれぞれ、コイルスプリングであって、保持部材51の弾性部材配置部517に設けられている。
第一弾性部材52a、52bはそれぞれ、第一端部521及び第二端部522を有する。第一弾性部材52aの第一端部521は、保持部材51の切欠部518aの底部に当接している。第一弾性部材52bの第一端部521は、保持部材51の切欠部518bの底部に当接している。
第一弾性部材52bの第二端部522は、立壁部4における第三収容部413aの受け面414aに当接している。第一弾性部材52bの第二端部522は、立壁部4における第三収容部413bの受け面414bに当接している。
第一弾性部材52a、52bはそれぞれ、非保持状態において、収縮している。よって、第一弾性部材52a、52bはそれぞれ、非保持状態において、保持部材51に、図3Aの矢印Aで示す方向(第一移動方向)の弾性力を付与している。一方、第一弾性部材52a、52bはそれぞれ、保持状態において、自由状態である。
第一弾性部材の数は、本実施形態の場合に限定されない。第一弾性部材の数は、1個又は3個以上であってもよい。
<トリガ部材>
トリガ部材53a、53bはそれぞれ、上下方向の移動可能な状態で、プレート部3のトリガ保持部306a、306bに設けられている。
トリガ部材53a、53bはそれぞれ、カム部531と、上側軸部532と、下側軸部533a、533bと、を有する。
カム部531は、上面531aと、下面531bと、カム面531cと、を有する。カム面531cは、カム部531の第一端部に設けられており、上面531aと下面531bとを接続する傾斜面である。カム部531の第一端部は、保持部材51に近い側の端部である。
カム面531cは、下方に向かうほど、カム部531の中心から離れるように傾斜している。トリガ部材53aのカム面531cは、保持部材51の第一カム面519aと上下方向に対向している。又、トリガ部材53bのカム面531cは、保持部材51の第二カム面519bと上下方向に対向している。
上側軸部532は、突出部の一例に該当し、カム部531の上面531aに設けられている。上側軸部532は、上面531aから上方に延在する円柱状である。
トリガ部材53aの上側軸部532は、立壁部4の貫通孔415aに挿通されている。非保持状態において、トリガ部材53aにおける上側軸部532の上端部は、立壁部4の貫通孔415aから上方に突出している。
トリガ部材53bの上側軸部532は、立壁部4の貫通孔415bに挿通されている。非保持状態において、トリガ部材53bにおける上側軸部532の上端部は、立壁部4の貫通孔415bから上方に突出している。
下側軸部533a、533bはそれぞれ、カム部531の下面531bに設けられている。下側軸部533a、533bはそれぞれ、下面531bから下方に延在する円柱状である。下側軸部533a、533bはそれぞれ、第二弾性部材54a、54bに挿通されている。
尚、トリガ部材の数は、本実施形態の場合に限定されない。トリガ部材の数は、1個又は3個以上であってもよい。
<第二弾性部材>
第二弾性部材54a、54bはそれぞれ、コイルスプリングである。第二弾性部材54a、54bはそれぞれ、第一端部541と、第二端部542と、を有する。第一端部541は、上端部である。第二端部542は、下端部である。
第二弾性部材54aは、トリガ部材53a、53bの下側軸部533aを囲むように設けられている。第二弾性部材54bは、トリガ部材53a、53bの下側軸部533bを囲むように設けられている。
第二弾性部材54a、54bの第一端部541は、カム部531の下面531bに当接している。第二弾性部材54a、54bの第二端部542は、トリガ保持部306aにおける凹部304a、304bの底部に当接している。
第二弾性部材54a、54bはそれぞれ、非保持状態において、所定量収縮している。よって、第二弾性部材54a、54bはそれぞれ、非保持状態において、上向きの弾性力をカム部531に付与している。
この弾性力に基づいて、トリガ部材53aにおけるカム部531のカム面531cは、保持部材51の第一カム面519aを上方に押している。又、上記弾性力に基づいて、トリガ部材53bにおけるカム部531のカム面531cは、保持部材51の第二カム面519bを上方に押している。
第二弾性部材54a、54bはそれぞれ、保持状態において、非保持状態よりも大きく収縮している。よって、第二弾性部材54a、54bはそれぞれ、保持状態において、非保持状態よりも大きな弾性力をカム部531に付与している。
尚、第二弾性部材の数は、本実施形態の場合に限定されない。第二弾性部材の数は、1個又は3以上であってもよい。
<トリガ部材のまとめ>
以上のような構成を有するトリガ部材53a、53bの場合、非保持状態において、上側軸部532の先端部は、立壁部4の上面よりも上方に突出している。又、非保持状態において、トリガ部材53aにおけるカム部531のカム面531cは、保持部材51の第一カム面519aを上方に押している。
又、非保持状態において、トリガ部材53bにおけるカム部531のカム面531cは、保持部材51の第二カム面519bを上方に押している。
ここで、トリガ部材53aにおけるカム部531のカム面531cが、保持部材51の第一カム面519aを上方に押す力を、第一押付力とする。又、トリガ部材53bにおけるカム部531のカム面531cが、保持部材51の第二カム面519bを上方に押す力を、第二押付力とする。
非保持状態において、保持部材51は、第一弾性部材52a、52bにより、図3Aの矢印Aで示す方向(第一移動方向)に押されている。但し、非保持状態において、第一押付力の載置面33と平行な方向の成分と、第二押付力の載置面33と平行な方向の成分とにより、保持部材51の第一移動方向への移動が規制されている。
<ソケットの動作>
以下、図3A、図3B、及び図8~図11を参照して、ソケットS(保持機構5)の動作について説明する。
図3A、図8、及び図10は、非保持状態に対応する、ソケットの状態を示す図である。又、図3B、図9、及び図11は、保持状態に対応する、ソケットの状態を示す図である。
先ず、図8に示すように、プレート部3の載置面33には、ICパッケージ6が置かれている。この状態では、ICパッケージ6は、押圧部材81により押圧されていない。押圧部材81は、ICパッケージ6の上方に配置されている。この状態を、ソケット及び押圧部材の第一状態(以下、単に「第一状態」と称する。)と称する。
第一状態のソケットSに対して、押圧部材81が上方から近づくと、所定位置(以下、「第一所定位置」と称する。)において、押圧部材81の一部が、保持機構5におけるトリガ部材53a、53bの上側軸部532の上端部に当接する。この状態を、ソケット及び押圧部材の第二状態(以下、単に「第二状態」と称する。)と称する。
尚、第一状態及び第二状態におけるトリガ部材53a、53bの位置(図10に示す位置)は、トリガ部の第一位置の一例に該当する。本実施形態の場合、トリガ部の第一位置は、トリガ部材53a、53bの上下方向における移動ストロークの上端である。
第二状態から押圧部材81が更に下方に移動すると、押圧部材81と共に、トリガ部材53a、53bが下方に移動する。この際、トリガ部材53a、53bは、第二弾性部材54a、54bの弾性力に対向して、下方に移動する。この結果、第二弾性部材54a、54bは、収縮する。
トリガ部材53a、53bが下方に移動すると、トリガ部材53a、53bのカム面531cも下方に移動する。つまり、トリガ部材53a、53bのカム面531cが、保持部材51の第一カム面519a及び第二カム面519bから離れる方向に移動する。
すると、保持部材51は、第一弾性部材52a、52bの弾性力に基づいて、図3Aの矢印Aで示す方向(第一移動方向)に移動する。そして、保持部材51は、図3B及び図9に示すように、係合部514(具体的には、第一係合面515)がICパッケージ6の隅部と係合するまで、第一移動方向に移動する。この状態を、ソケット及び押圧部材の第三状態(以下、単に「第三状態」と称する。)と称する。
押圧部材81が下端まで移動すると、トリガ部材53a、53bは、上下方向における移動ストロークの下端に位置する(図11参照)。第三状態におけるトリガ部材53a、53bの位置(図11に示す位置)は、トリガ部の第二位置の一例に該当する。本実施形態の場合、トリガ部の第二位置は、トリガ部材53a、53bの上下方向における移動ストロークの下端である。
そして、保持機構5は、保持状態となる。尚、押圧部材81が下端まで移動した状態において、ICパッケージ6は、押圧部材81により下方に押圧された押圧状態となる。
保持状態において、トリガ部材53a、53bのカム面531cと、保持部材51の第一カム面519a及び第二カム面519bとの間には、所定距離Lの上下方向の隙間55が存在する。
又、保持状態において、トリガ部材53a、53bは、第二弾性部材54a、54bにより上方に向かって押されている。
次に、押圧状態から押圧部材81が上方に移動して、押圧状態が解消される場合の、保持機構5の動作について説明する。
押圧部材81の上方への移動に伴い、トリガ部材53a、53bは、第二弾性部材54a、54bから受ける上向きの弾性力に基づいて、上方に移動する。ここで、隙間55の存在に起因して、トリガ部材53a、53bのカム面531cは、保持部材51の第一カム面519a及び第二カム面519bに、すぐには当接しない。
本実施形態の場合、隙間55の上下方向における長さは、押圧部材81が押圧状態から上方への移動を開始して、押圧部材81の押圧面(下面)がICパッケージ6の被押圧面(上面)から離れるまでの、押圧部材81の移動量よりも大きい。
よって、押圧部材81の押圧面(下面)がICパッケージ6の被押圧面(上面)から離れる際、ICパッケージ6は保持機構5によりソケット本体1に保持されている。このため、押圧部材81の押圧面(下面)は、ICパッケージ6の被押圧面(上面)から確実に離れる。
その後、押圧部材81が押圧状態(保持状態)から上方に所定距離移動すると、隙間55が消滅して、トリガ部材53a、53bのカム面531cが、保持部材51の第一カム面519a及び第二カム面519bに当接する。第一所定距離は、隙間55の上下方向における長さに等しい。
そして、押圧部材81が更に上方に移動すると、トリガ部材53a、53bのカム面531cが保持部材51の第一カム面519a及び第二カム面519bに付与する第一押付力及び第二押付力の載置面33と平行な方向の成分に基づいて、保持部材51が、図3Aの矢印Aで示す方向(第一移動方向)と反対方向である第二移動方向に移動する。
その結果、保持部材51の係合部514(具体的には、第一係合面515)と、ICパッケージ6の隅部との係合が解消されて、非保持状態となる。このように、押圧部材81が、押圧状態に対応する位置から所定距離離れた場合に、保持部材51の係合部514とICパッケージ6との係合が解除されて、非保持状態となる。
<作用・効果>
以上のように、本実施形態に係るソケットSの場合、押圧部材81の押圧面(下面)がICパッケージ6の被押圧面(上面)から離れる際、ICパッケージ6は保持機構5によりソケット本体1に保持されている。このため、押圧部材81の押圧面(下面)は、ICパッケージ6の被押圧面(上面)から確実に離れる。よって、ICパッケージ6を押圧部材81の押圧面から剥がす作業が不要である。この結果、性能試験の作業効率を向上できる。
又、本実施形態に係るソケットSの場合、保持機構5が2個のトリガ部材53a、53bを有している。このような保持機構5は、2個のトリガ部材53a、53bが下方に移動しないと、非保持状態から保持状態に遷移しない。つまり、2個のトリガ部材53a、53bのうち一方のトリガ部材のみが下方に移動したとしても、保持機構は作動しない。このような構成は、誤操作による保持機構の誤作動の抑制に寄与する。
本発明は、種々の電気部品同士を接続するためのソケットに適用できる。
S ソケット
1 ソケット本体
2 側壁部
20a 第一壁部
20b 第二壁部
20c 第三壁部
20d 第四壁部
3 プレート部
3a 第一領域
3b 第二領域
31 固定部
301 第一プレート
301a 貫通孔
302 第二プレート
302a 貫通孔
303 第三プレート
303a、303b 貫通孔
304 第四プレート
304a、304b 凹部
305 配置面
306a、306b トリガ保持部
32 可動部
321 貫通孔
33 載置面
4 立壁部
41 収容部
411 第一収容部
412a、412b 第二収容部
413a、413b 第三収容部
414a、414b 受け面
415a、415b 貫通孔
5 保持機構
51 保持部材
510 内側隅部
511 外側隅部
512 第一辺
513 第二辺
514 係合部
515 第一係合面
516 第二係合面
517 弾性部材配置部
518a、518b 切欠部
519a 第一カム面
519b 第二カム面
52a、52b 第一弾性部材
521 第一端部
522 第二端部
53a、53b トリガ部材
531 カム部
531a 上面
531b 下面
531c カム面
532 上側軸部
533a、533b 下側軸部
54a、54b 第二弾性部材
541 第一端部
542 第二端部
55 隙間
6 ICパッケージ
7 検査用基板
8 押圧装置
81 押圧部材

Claims (6)

  1. 上下動可能な押圧部材により上面を押圧された第一電気部品と、前記第一電気部品の下方に配置された第二電気部品とを電気的に接続するソケットであって、
    前記第一電気部品が置かれる載置面を有するソケット本体と、
    前記ソケット本体に設けられ、前記第一電気部品が前記押圧部材により押圧された押圧状態において、前記第一電気部品と係合することにより前記第一電気部品を前記ソケット本体に保持し、前記押圧部材が、前記押圧状態に対応する位置から所定距離離れた場合に、前記第一電気部品との係合を解除する保持部と
    前記押圧部材が下方移動する際、前記押圧部材の押圧力に基づいて第一位置から第二位置に下方移動することにより、前記保持部と前記第一電気部品とを係合させ、前記押圧部材が上方移動する際、付勢力に基づいて前記第二位置から前記第一位置に上方移動することにより、前記保持部と前記第一電気部品との係合を解除するトリガ部と、
    前記トリガ部に対して、前記付勢力を常時付与する付勢部材と、
    前記第一電気部品の中心に向かう向心方向に移動させるための弾性力を前記保持部に付与する弾性部材と、を備え、
    前記トリガ部は、
    上下方向に延在し、上端部で前記押圧力を受ける柱状部と、
    前記柱状部の下端部に接続して設けられ、前記押圧力及び前記付勢力に基づく前記トリガ部の上下動に伴って前記保持部に対し接離可能であり、前記保持部から離間しているとき、前記弾性力に基づく前記保持部の前記向心方向への移動を規制せず、前記保持部に当接しているとき、前記弾性力に基づく前記保持部の前記向心方向への移動を規制するカム部と、を有し、
    前記カム部は、前記トリガ部が前記第二位置に位置する状態において、前記保持部との間に隙間を空けて前記保持部よりも下方に位置し、
    前記隙間の前記上下方向における長さは、前記押圧部材が前記押圧状態から上方移動を開始して前記第一電気部品の前記上面から離れるまでの、前記押圧部材の移動量よりも大きい、
    ソケット。
  2. 前記保持部は、前記第一電気部品の側面に平行な係合面を有し、
    前記係合面は、前記押圧状態において、前記第一電気部品を、前記載置面に平行な方向に押し付けている、請求項1に記載のソケット。
  3. 少なくとも一対の前記保持部が、前記ソケット本体において、前記載置面を挟んで対向した状態で設けられており、
    前記押圧状態において、前記第一電気部品は、一対の前記保持部の前記係合面により挟持されている、請求項2に記載のソケット。
  4. 前記保持部は、矩形状の前記載置面の四隅に対応する位置に設けられ、前記押圧状態において、前記第一電気部品の四隅を前記向心方向に押し付けており、
    前記係合面は、互いに直交する第一面及び第二面を有し、
    前記第一面及び前記第二面は、前記押圧状態において、前記第一電気部品の四隅において接続される前記第一電気部品の一対の側面と当接している、請求項3に記載のソケット。
  5. 記保持部は、前記カム部との当接に基づいて、前記載置面に平行な、前記第一電気部品から離れる方向に移動する、請求項に記載のソケット。
  6. 少なくとも2個の前記トリガ部を備え、
    前記保持部は、前記トリガ部のそれぞれが前記押圧部材により押されて前記第一位置から前記第二位置に移動した場合に、前記第一電気部品との係合を解除する、請求項の何れか一項に記載のソケット。
JP2020007599A 2020-01-21 2020-01-21 ソケット Active JP7455593B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020007599A JP7455593B2 (ja) 2020-01-21 2020-01-21 ソケット
CN202080092426.8A CN114946089A (zh) 2020-01-21 2020-12-17 插座
PCT/JP2020/047120 WO2021149417A1 (ja) 2020-01-21 2020-12-17 ソケット
US17/759,043 US12099077B2 (en) 2020-01-21 2020-12-17 Socket
TW109146942A TW202143590A (zh) 2020-01-21 2020-12-30 插座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020007599A JP7455593B2 (ja) 2020-01-21 2020-01-21 ソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021114447A JP2021114447A (ja) 2021-08-05
JP7455593B2 true JP7455593B2 (ja) 2024-03-26

Family

ID=76992178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020007599A Active JP7455593B2 (ja) 2020-01-21 2020-01-21 ソケット

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7455593B2 (ja)
CN (1) CN114946089A (ja)
TW (1) TW202143590A (ja)
WO (1) WO2021149417A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5908324A (en) 1996-03-22 1999-06-01 Enplas Corporation Socket for electric parts
JP2004014470A (ja) 2002-06-11 2004-01-15 Yamaichi Electronics Co Ltd Icソケット
JP2007109534A (ja) 2005-10-14 2007-04-26 Fujifilm Corp Icソケット
WO2012133740A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035528A (ja) * 1983-08-08 1985-02-23 Hitachi Ltd 検査装置
JPH09211067A (ja) * 1996-01-29 1997-08-15 Toshiba Corp 半導体装置の試験装置
JP3939801B2 (ja) * 1997-03-05 2007-07-04 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
JP3954161B2 (ja) * 1997-07-03 2007-08-08 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5908324A (en) 1996-03-22 1999-06-01 Enplas Corporation Socket for electric parts
JP2004014470A (ja) 2002-06-11 2004-01-15 Yamaichi Electronics Co Ltd Icソケット
JP2007109534A (ja) 2005-10-14 2007-04-26 Fujifilm Corp Icソケット
WO2012133740A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット

Also Published As

Publication number Publication date
TW202143590A (zh) 2021-11-16
CN114946089A (zh) 2022-08-26
US20230038252A1 (en) 2023-02-09
JP2021114447A (ja) 2021-08-05
WO2021149417A1 (ja) 2021-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8342872B2 (en) Socket having two plates for holding contact pins and an urging member for urging the plates together
KR101535229B1 (ko) 범용 테스트 소켓 및 이를 이용한 반도체 패키지 테스트 장치
KR100488895B1 (ko) 전기부품용 소켓
US7884630B2 (en) IC carrie, IC socket and method for testing IC device
US10908182B2 (en) Electrical connecting apparatus and contact
KR20160103015A (ko) 전기 부품용 소켓
JP7306082B2 (ja) プローブピン、検査治具および検査ユニット
KR20170127996A (ko) 기판 커넥터
JP7455593B2 (ja) ソケット
US6293809B1 (en) Socket for electrical parts
KR101299715B1 (ko) 양방향 좌굴핀을 이용한 검사용 소켓
JP7553641B2 (ja) 撮像装置の構成部品及び可動コネクタと外部接続ケースとの接続構造
JP2002367746A (ja) 半導体パッケージの試験評価用ソケット、および、コンタクト
US12099077B2 (en) Socket
KR20140012229A (ko) 반도체 소자 테스트 장치
KR20090006613A (ko) 전자부품용 소켓
JP4974710B2 (ja) ソケット
JP4071791B2 (ja) ソケット
JP4405015B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP4350239B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP7006575B2 (ja) 端子モジュールおよび端子台
JP7257195B2 (ja) 電気部品用ソケット
TW202125929A (zh) 插座
JP4350238B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP5627449B2 (ja) 電気部品用ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7455593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150