JP7454135B2 - 高電圧用コネクタ - Google Patents
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Description
また、本開示の高電圧用コネクタは、平板状の相手端子と板厚方向で重ね合わされる平板状の端子本体部を備えた端子金具と、前記端子本体部に一体的に設けられて、少なくとも一部が前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する弾性接点部を含み、前記端子金具は、前記端子本体部が挿通される端子挿通孔を備えたコネクタハウジングに固定される固定部を備えており、前記端子本体部の前記板厚方向が前記端子挿通孔の上下方向となるように、前記端子金具が前記コネクタハウジングに収容されており、前記端子挿通孔が偏平矩形状を有し、前記上下方向の中央部分に位置して、両側面から内方に突出する一対の仕切板部を有し、前記一対の仕切板部の上方に位置する空所が相手端子挿入部とされ、前記一対の仕切板部の下方に位置する空所が端子本体部収容部とされ、前記一対の仕切板部の対向面間に前記弾性接点部が前記相手端子に接触可能に突出して配置されている、ものである。
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)平板状の相手端子と板厚方向で重ね合わされる平板状の端子本体部を備えた端子金具と、前記端子本体部に一体的に設けられて、少なくとも一部が前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する弾性接点部を含み、前記端子金具は、前記端子本体部が挿通される端子挿通孔を備えたコネクタハウジングに固定される固定部を備えており、前記端子挿通孔の対向内面の一方から他方に向けて突出する潰しリブが設けられており、前記端子本体部が前記潰しリブと他方の前記対向内面の間に挟まれて位置決めされている高電圧用コネクタである。
また、本開示の高電圧用コネクタは、
(2)平板状の相手端子と板厚方向で重ね合わされる平板状の端子本体部を備えた端子金具と、前記端子本体部に一体的に設けられて、少なくとも一部が前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する弾性接点部を含み、前記端子金具は、前記端子本体部が挿通される端子挿通孔を備えたコネクタハウジングに固定される固定部を備えており、前記端子本体部の前記板厚方向が前記端子挿通孔の上下方向となるように、前記端子金具が前記コネクタハウジングに収容されており、前記端子挿通孔が偏平矩形状を有し、前記上下方向の中央部分に位置して、両側面から内方に突出する一対の仕切板部を有し、前記一対の仕切板部の上方に位置する空所が相手端子挿入部とされ、前記一対の仕切板部の下方に位置する空所が端子本体部収容部とされ、前記一対の仕切板部の対向面間に前記弾性接点部が前記相手端子に接触可能に突出して配置されている、高電圧用コネクタである。
また、端子金具がコネクタハウジングに固定されることにより、端子本体部の振れなどが低減されて、端子本体部を収容する収容スペースの削減による小型化が図られる。
上記(1)の高電圧用コネクタでは、端子挿通孔の対向内面に突出する潰しリブが、端子本体部によって適宜に潰されることによって、端子挿通孔の寸法公差が許容される。潰しリブは、端子挿通孔の対向内面のいずれか一方から他方に向けてのみ突出して設けられることから、端子本体部が潰しリブによって端子挿通孔の他方の対向内面に押し付けられて、安定して位置決めされる。端子本体部が潰しリブと端子挿通孔の他方の対向内面との間に挟まれて保持されることにより、端子本体部の振れなどが抑制されて、例えば、端子本体部の収容スペースを小さくすることができる。
上記(2)の高電圧用コネクタでは、コネクタハウジングの端子挿通孔の上下方向が、端子本端部の板厚方向となるように、コネクタハウジングに端子金具を収容することができる。それゆえ、コネクタハウジングの端子挿通孔の上下方向が、端子本体部の板幅方向となる場合に比べて、コネクタハウジング自体の低背化を有利に達成することができる。
端子挿通孔の両側面から内方に突出する一対の仕切板部を設ける簡単な構造により、端子本体部を省スペースで相手端子と接続可能な状態に収容して保持することができる。
(3)上記(2)において、前記端子金具の前記端子本体部が前記端子本体部収容部の軸方向に沿って延出し、前記端子金具の前記固定部が前記端子本体部の基端から前記上下方向の下方に向かって延びており、前記仕切板部の下面に設けられて前記端子本体部収容部の下側内面に向かって突出する押圧リブを有し、前記押圧リブが前記端子本体部の先端部を前記下側内面に向かって押圧している、ことが好ましい。端子金具が、端子本体部と端子本体部の基端から下方に延びる固定部を備えるL字形状を有している。固定部がコネクタハウジングに固定される場合には、L字形状の端子金具の固定部と反対側に設けられた端子本体部の先端部が固定部とコネクタハウジングの固定力により上方に浮き上がるおそれがある。しかしながら、端子挿通孔の上側内面に設けた押圧リブにより、端子本体部の先端部を下側内面に向かって押圧することができる。これにより、端子本体部の浮き上がりを未然に防止して、L字形状の端子金具を、コネクタハウジングに対して、固定部と押圧リブの協働により所期の位置に安定して位置決めして保持することができる。
本開示の高電圧用コネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、本開示の実施形態1について、図1から図11を参照しつつ説明する。高電圧用コネクタ10は、例えば、図示しないバッテリー等の電源からインバータやモータ等の機器への電力の供給を行う図示しない高電圧用配線において、電源側に設けられた相手側コネクタ74(後述)に対して接続される機器側に設けられた高電圧用コネクタである。なお、高電圧用コネクタ10の車両搭載時の向きは限定されるものではないが、以下の説明において、上方向とは図1中のZ方向、前方向とは図1中のX方向、左方向とは図1中のY方向として説明する。また、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
高電圧用コネクタ10は、図1~4に示すように、インバータ等の機器の筐体12に固定されるコネクタハウジング14に対して、一対の端子金具16,16が取り付けられた構造を有している。なお、見易さと理解の容易化のために、図1,2では筐体12の後部を省略して示し、図3,4では筐体12の図示を省略した。
コネクタハウジング14は、例えば、電気絶縁性の合成樹脂等によって形成された内側部材と、内側部材がインサートされた金属製の外側部材とによって構成される。コネクタハウジング14は、全体として前方に向けて開口する有底の角丸四角筒形状とされている。コネクタハウジング14は、後端において外周へ広がる鍔状の取付片18を備えている。取付片18の4角には、ボルト穴20が貫通して形成されている。コネクタハウジング14の内周には、金属等の導電体によって形成された筒状のシールド部材22が挿入されている。コネクタハウジング14の底面24には、図5に示すように、前後方向に貫通する一対の端子挿通孔26,26が設けられている。
各端子挿通孔26の内周には、図5,6に示すように、左右方向において相互に対向する対向内面31,31の一方から他方に向けて突出する潰しリブ32aが設けられていると共に、上下方向において相互に対向する対向内面33,33の一方から他方に向けて突出する潰しリブ32bが設けられている。潰しリブ32は、左右方向または上下方向に突出しており、突出先端に向けて幅狭となる先細形状とされている。端子挿通孔26の左右方向に突出する潰しリブ32aは、端子挿通孔26の上下方向の両端部分にそれぞれ設けられている。
端子金具16は、導電性の金属材料によって形成されている。端子金具16は、図7~10に示すように、平板状とされた端子本体部34を備えている。端子本体部34は、外周端部を構成する枠状部36と、枠状部36の内周側にスリット37を介して設けられた弾性接点部38を有している。弾性接点部38は、端子本体部34を構成する金属板を部分的に切り起こして形成されており、基端において枠状部36と一体的に連続している。弾性接点部38は、後述する相手端子76への重ね合わせ側へ片持ち梁状に傾斜して切り起こされて板厚方向において弾性的に変形可能な板ばね状とされており、弾性変形によって枠状部36に対する板厚方向で傾動を許容されている。枠状部36と弾性接点部38の間に形成されるスリット37は、弾性接点部38の前側および上下両側の三方向を囲んで延びている。これにより、切り起こしによって設けられる弾性接点部38を良好な歩留まりや耐久性をもって提供することができる。
コネクタハウジング14の内周スペースへ突出した端子本体部34には、感電防止キャップ58が装着されている。感電防止キャップ58は、電気絶縁性の合成樹脂などによって形成されており、端子本体部34の先端部分に装着されて、端子本体部34の先端面と上下方向の両側面を覆う構造とされている。感電防止キャップ58は、一対の端子本体部34,34に装着される部分が相互に連結された一体構造とされており、端子金具16,16に対して一括で装着可能とされている。感電防止キャップ58が端子本体部34,34の対向間の前方を覆って配されることにより、端子本体部34,34の対向間へ指や工具が挿入されるのを防ぐことができる。また、感電防止キャップ58は、端子本体部34,34とコネクタハウジング14の対向間の前方を覆う部分を備えており、端子本体部34,34とコネクタハウジング14の対向間へ指や工具が挿入されることも、感電防止キャップ58によって防止されている。なお、図3では、見易さのために、感電防止キャップ58の図示が省略されている。
端子金具16の電線接続部50には、図2に示すように電線60が接続されている。電線60は、導電金属製とされた芯線の周囲が電気絶縁性を有する合成樹脂などによって被覆された絶縁電線である。電線60における絶縁被覆から露出した芯線の端部には、圧着端子62が加締めなどの手段によって導通状態で固定されている。圧着端子62は、扁平筒状とされた電線固着部64と、電線固着部64から突出する板状接続部66とを備えており、板状接続部66には厚さ方向に貫通するボルト穴68が形成されている。そして、圧着端子62は、ボルト穴54,68に挿通されたボルト70とナット72によって、端子金具16の電線接続部50に固定されている。これにより、端子金具16に電線60が導通状態で接続されている。端子金具16は、電線60の端部に対して、編組体等の弾性変形可能な部材を介することなく接続されて、固定的に位置決めされている。
相手側コネクタ74は、一対の相手端子76,76を備えている(図11参照)。相手端子76,76は、それぞれ平板状とされており、端子本体部34,34を差し入れることが可能な距離を隔てて、左右方向に並んで設けられている。
高電圧用コネクタ10は、図11に示すように、コネクタハウジング14の内周に相手側コネクタ74が嵌め入れられることによって、相手側コネクタ74と接続される。高電圧用コネクタ10と相手側コネクタ74は、接続状態において相互に固定的に位置決めされている。そして、高電圧用コネクタ10と相手側コネクタ74が接続された状態において、高電圧用コネクタ10の端子本体部34,34と相手端子76,76が、相互に接触状態で板厚方向に重ね合わされる。なお、図11では、見易さのために、高電圧用コネクタ10および相手側コネクタ74の構造を単純化して概略的に示す。
図12,図13には、本開示の実施形態2が示されている。高電圧用コネクタ80は、一対の端子金具82,82を備えている。以下の説明において、実施形態1と実質的に同一の部材及び部位は、図中に同一の符号を付して説明を省略する。
図14には、本開示の実施形態3が示されている。高電圧用コネクタ90は、一対の端子金具92,92を備えている。なお、一対の端子金具92,92は、相互に面対称形状とされていることから、実施形態1と同様に、一方の端子金具92についてのみ説明する。
図17には、本開示の実施形態4が示されている。高電圧用コネクタ110は、一対の端子金具112,112を備えている。
図18~図23には、本開示の実施形態5が示されている。高電圧用コネクタ114は、図示しない機器の筐体に固定されるコネクタハウジング116に対して、一対の端子金具118,118が取り付けられた構造を有している。以下の説明において、実施形態1と実質的に同一の部材及び部位は、図中に同一の符号を付して説明を省略する。
コネクタハウジング116は、例えば、電気絶縁性の合成樹脂等によって形成されている。コネクタハウジング116は、全体としてL字状に屈曲し且つ前方および下方に向けて開口する角筒形状とされている。コネクタハウジング116の前方に向けて開口する前筒部120には、前後方向(X方向及びXと反対方向)に延びて内部を左右方向(Y方向及びYと反対方向)に2分して一対の偏平矩形状の端子挿通孔122,122を構成する平板状の隔壁124が設けられている。端子挿通孔122はそれぞれ、上下方向の中央部分に位置して、両側面から内方に向かって突出する一対の仕切板部126,126を有している。一対の仕切板部126,126の上方に位置する空所が相手端子76が挿入される相手端子挿入部128とされ、一対の仕切板部126,126の下方に位置する空所が端子本体部34が収容される端子本体部収容部130とされている。例えば図20に示すように、一対の仕切板部126,126の対向面間には、弾性接点部38が相手端子76に接触可能に突出して配置されている。また、例えば図21に示すように、一対の仕切板部126,126はそれぞれ、下面に設けられて端子本体部収容部130の下側内面に向かって突出し前端部から後方に向かって延びる先細形状の押圧リブ132を有している。
端子金具118は、図23に示すように、前記実施形態1の端子金具16に比して、電線接続部50を備えていない構造とされており、端子本体部34と固定部48によって構成されている。図22に示すように、端子金具118の固定部48が端子本体部34の基端から上下方向の下方に向かって延びてコネクタハウジング116の前壁部140の後面に重ね合わされている。さらに固定部48の後面には、電線60の端部に設けられた圧着端子62の板状接続部66が重ね合わされている。そして、固定部材としてのボルト142が端子金具118のボルト穴52と圧着端子62のボルト穴68とに挿通されて、ボルト142がコネクタハウジング116のナット部84に螺着される。これにより、端子金具118と電線60に固定された圧着端子62とが、コネクタハウジング116に対して、一括で略同じ位置に固定される。コネクタハウジング116にボルト締結された端子金具118の固定部48と圧着端子62の板状接続部66は、相互に接触して重ね合わされており、端子金具118と電線60が相互に導通されている。
本明細書に記載された技術は上記記述および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
12 筐体
14 コネクタハウジング
16 端子金具
18 取付片
20 ボルト穴
22 シールド部材
24 底面
26 端子挿通孔
28 ボルト
30 シールゴム
31 対向内面
32 潰しリブ
32a 潰しリブ
32b 潰しリブ
33 対向内面
34 端子本体部
36 枠状部
37 スリット
38 弾性接点部
40 頂部
42 第一の傾斜部
44 第二の傾斜部
46 凹溝
48 固定部
50 電線接続部
52 ボルト穴
54 ボルト穴
56 ボルト(固定部材)
58 感電防止キャップ
60 電線
62 圧着端子
64 電線固着部
66 板状接続部
68 ボルト穴
70 ボルト
72 ナット
74 相手側コネクタ
76 相手端子
80 高電圧用コネクタ(実施形態2)
82 端子金具
84 ナット部
90 高電圧用コネクタ(実施形態3)
92 端子金具
94 端子本体部
96 平板状部
98 弾性接点部
100 折り返し部
102 第三の傾斜部
104 第四の傾斜部
110 高電圧用コネクタ(実施形態4)
112 端子金具
114 高電圧用コネクタ(実施形態5)
116 コネクタハウジング
118 端子金具
120 前筒部
122 端子挿通孔
124 隔壁
126 仕切板部
128 相手端子挿入部
130 端子本体部収容部
132 押圧リブ
134 後筒部
136 後壁部
138 切欠部
140 前壁部
142 ボルト(固定部材)
Claims (12)
- 平板状の相手端子と板厚方向で重ね合わされる平板状の端子本体部を備えた端子金具と、
前記端子本体部に一体的に設けられて、少なくとも一部が前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する弾性接点部を含み、
前記端子金具は、前記端子本体部が挿通される端子挿通孔を備えたコネクタハウジングに固定される固定部を備えており、
前記端子挿通孔の対向内面の一方から他方に向けて突出する潰しリブが設けられており、
前記端子本体部が前記潰しリブと他方の前記対向内面の間に挟まれて位置決めされている高電圧用コネクタ。 - 平板状の相手端子と板厚方向で重ね合わされる平板状の端子本体部を備えた端子金具と、
前記端子本体部に一体的に設けられて、少なくとも一部が前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する弾性接点部を含み、
前記端子金具は、前記端子本体部が挿通される端子挿通孔を備えたコネクタハウジングに固定される固定部を備えており、
前記端子本体部の前記板厚方向が前記端子挿通孔の上下方向となるように、前記端子金具が前記コネクタハウジングに収容されており、
前記端子挿通孔が偏平矩形状を有し、
前記上下方向の中央部分に位置して、両側面から内方に突出する一対の仕切板部を有し、
前記一対の仕切板部の上方に位置する空所が相手端子挿入部とされ、前記一対の仕切板部の下方に位置する空所が端子本体部収容部とされ、前記一対の仕切板部の対向面間に前記弾性接点部が前記相手端子に接触可能に突出して配置されている、高電圧用コネクタ。 - 前記端子金具の前記端子本体部が前記端子本体部収容部の軸方向に沿って延出し、前記端子金具の前記固定部が前記端子本体部の基端から前記上下方向の下方に向かって延びており、
前記一対の仕切板部の下面に設けられて前記端子本体部収容部の下側内面に向かって突出する押圧リブを有し、前記押圧リブが前記端子本体部の先端部を前記下側内面に向かって押圧している、請求項2に記載の高電圧用コネクタ。 - 前記弾性接点部は、前記端子本体部に切り起こしによって設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高電圧用コネクタ。
- 前記端子本体部は、外周端部を構成する枠状部と、前記枠状部の内周側にスリットを介して設けられた前記弾性接点部を有し、前記弾性接点部は、基端において前記枠状部に一体的に連結されて、前記相手端子への重ね合わせ側に片持ち梁状に傾斜して切り起こされて板厚方向に弾性変形可能な板ばね状である、請求項4に記載の高電圧用コネクタ。
- 前記端子本体部の先端に向けて前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する第一の傾斜部が、前記弾性接点部に設けられており、
前記弾性接点部における前記第一の傾斜部よりも先端側には、前記端子本体部の先端に向けて前記相手端子への重ね合わせ側とは反対側へ傾斜する第二の傾斜部が設けられている請求項4または請求項5に記載の高電圧用コネクタ。 - 前記弾性接点部は、前記端子本体部の先端における折り返しによって設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高電圧用コネクタ。
- 前記端子本体部は、平板状部と、前記平板状部の先端に設けられた湾曲した折り返し部と、前記折り返し部から基端側に向けて延びる前記弾性接点部を有し、前記弾性接点部は、前記折り返し部に一体的に連結されて、前記相手端子への重ね合わせ側に片持ち梁状に傾斜して板厚方向に弾性変形可能な板ばね状である、請求項7に記載の高電圧用コネクタ。
- 前記弾性接点部の折り返し側と反対側である前記端子本体部の基端に向けて前記相手端子への重ね合わせ側へ傾斜する第三の傾斜部が、前記弾性接点部に設けられており、
前記弾性接点部における前記第三の傾斜部よりも前記端子本体部の基端側には、前記端子本体部の基端に向けて前記相手端子への重ね合わせ側とは反対側へ傾斜する第四の傾斜部を備えている請求項7または請求項8に記載の高電圧用コネクタ。 - 電線の端部が前記固定部において前記端子金具に接続されており、
前記固定部と前記コネクタハウジング及び前記電線の端部とを一括で固定する固定部材が設けられている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の高電圧用コネクタ。 - 前記端子金具が電線の端部に対して弾性変形可能な部材を介することなく接続されている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の高電圧用コネクタ。
- 前記端子本体部がシールド部材によって囲われている請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の高電圧用コネクタ。
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