JP7453819B2 - イメージセンサ及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次元画素配列のイメージセンサ及び撮像装置に関する。
近年、イメージセンサの多画素化・ハイフレームレート化に向けた画素信号読み出し回路の高速化が求められている。高速な画素信号読み出し回路技術として、二次元画素配列の画素アレイの各列にアナログ/デジタル(A/D)変換回路を搭載した列並列A/D変換回路が広く用いられている。
例えば、図11は、従来技術における列並列A/D変換回路103を備えるイメージセンサ100の概略構成を示すブロック図である。
図11に示すように、従来技術におけるイメージセンサ100は、画素アレイ101、行選択回路102、及び複数のA/D変換回路を画素アレイ101の各列に配列した列並列A/D変換回路103を、備える。
画素アレイ101は、水平方向(x軸)及び垂直方向(y軸)の画素列として列及び行の二次元のグリッド状に画素101aが並べられ、垂直方向に配列される画素101aの画素列は、列毎の画素信号線に選択的に接続可能に配設され、各列の画素信号線は列並列A/D変換回路103における各A/D変換回路に接続される。以降の説明ではイメージセンサ100の水平画素数をH列、垂直画素数をV行とする。
画素101aは、図11では図示を省略しているが、光を電荷に変換して蓄積するフォトダイオードPDと、電荷を電圧に変換する浮遊容量であるフローティングディフュージョンFDと、FDの電圧を一定値にリセットするリセットトランジスタRSTと、フォトダイオードPDに蓄積された電荷をFDに転送する転送ゲートTXと、FDの電圧を出力するアンプAMPと、アンプAMPの出力を画素信号線に選択的に接続する行選択スイッチSLとから構成される。
行選択回路102は、行選択信号(SL信号)、リセット信号(RST信号)、及び電荷転送信号(TX信号)からなる画素駆動信号を、1行目からV行目に配線される各画素駆動信号線に対して供給し、x軸方向のH個の画素信号の読み出しをy軸方向の1行目からV行目の順で繰り返し行う回路である。より具体的には、行選択回路102は、行選択信号(SL信号)により行選択スイッチSLをONして画素信号の出力選択を行い、リセット信号(RST信号)によりリセットトランジスタRSTのON/OFF動作を行ってFDの電圧を一定値にリセットし、電荷転送信号(TX信号)により転送ゲートTXのON/OFF動作を行って画素信号を出力して、行選択スイッチSLをOFFする一連の動作で画素信号の読み出しを行う際に、x軸方向のH個の画素信号の読み出しをy軸方向の1行目からV行目の順で繰り返し、H個の画素信号を各列の画素信号線経由で並列に、列並列A/D変換回路103におけるH個の各A/D変換回路へと出力させるように駆動する。
列並列A/D変換回路103は、行選択回路102により読み出されるH個の画素信号を同タイミングで一斉にA/D変換してデジタル信号化し、1列目からH列目の順で順次、センサ出力信号として外部に出力する回路である。
このような列並列A/D変換回路を用いたイメージセンサ100では、撮像画像においてストリーキングノイズとよばれるノイズが生じることがある。
ストリーキングノイズは、例えば高輝度被写体を撮影した際にその左右に帯状に現れる信号の浮き上がり、もしくは沈み込みを生じさせるノイズである。ストリーキングノイズが生じる理由として種々の要因が考えられるが、例えば、列並列A/D変換回路103に入力される各A/D変換回路のそれぞれの画素信号の大きさに依存して各A/D変換回路の全体として消費電力変動が生じ、その消費電力変動がイメージセンサ100全体の電源電圧に変動を生じさせたり、各A/D変換回路の基準電圧に変動を生じさせたりすることでストリーキングノイズが生じることがある。
即ち、通常、列並列A/D変換回路103は電源電圧や基準電圧の配線を列間で共有している。そして、列並列A/D変換回路103は行選択回路102で選択したx軸方向に一列に並んだ画素信号を一斉にA/D変換処理する。そのため、画素信号に依存して電源電圧や基準電圧が変動すると、その影響はその左右の列のA/D変換処理に伝搬する。その結果、帯状の信号の浮き上がりや沈み込みが発生する。
図12(a)乃至(d)は、それぞれストリーキングノイズの発生の典型例を示す図である。まず、図12(a)に示す被写体像Aのように、水平ライン状のパターンをx軸方向に有する輝度の高い壁を背景にして、その前景にある輝度の低い被写体を撮像すると、その被写体像Aの撮影画像には、図12(c)に破線枠で強調して図示するように大きなストリーキングノイズが発生することがある。また、図12(b)に示す被写体像Bのように、輝度の低い領域に輝度の高い水平ライン状のパターンをx軸方向に有する被写体を撮像すると、その被写体像Bの撮影画像には、図12(d)に破線枠で強調して図示するように、そのパターンの左右と中央のパターンの隙間の部分に、大きなストリーキングノイズが発生することがある。
これらの被写体例はストリーキングノイズがある程度抑えられていても、目につきやすいストリーキングノイズ発生しうる典型的なパターンである。
ストリーキングノイズの発生を抑制する技術として、A/D変換回路に対して、電源電圧や基準信号電圧の変動を抑える工夫を加える技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、発生したストリーキングノイズを補正する技術として、画素の有効領域の左右に備えられた遮光画素領域(OB(Optical Black)画素領域)の信号値を有効領域の信号値から減算するOBクランプ処理を行うことで、ストリーキングや電源起因の横引きノイズを低減する技術が知られている(例えば、特許文献3,4参照)。
国際公開第2014/087561号 特開2012-74764号公報 特開2009-105581号公報 特開2005-130331号公報
上述したように、列並列A/D変換回路を用いたイメージセンサ100では、撮像した取得画像においてストリーキングノイズとよばれるノイズが生じることがある。
そこで、従来、特許文献1,2に開示されるように、ストリーキングノイズの発生を抑制する技術として、A/D変換回路に対して、電源電圧や基準信号電圧の変動を抑える工夫を加える技術が知られている。しかしながら、これらの技術は、ストリーキングノイズの特性はA/D変換方式や、各画素信号線の配線抵抗、配線容量などによって大きく変化してしまうため、さまざまな構成をとりうる一般のイメージセンサに同様の技術を適応することは容易ではない。また、ストリーキングノイズは、列並列A/D変換回路における列間の相互作用によって生じる現象であるため、画素数が膨大になったり複雑なA/D変換回路を用いたりした場合、設計の際に行う回路動作シミュレーション等でストリーキングノイズの挙動を正確に把握することは困難である。したがって、特許文献1,2に開示される技術で、ストリーキングノイズの発生を完全に抑制することは容易ではない。
また、特許文献3,4に開示されるように、OBクランプ処理を行うことで、ストリーキングや電源起因の横引きノイズを低減する手法では、ストリーキングノイズとして水平位置依存性が少ない場合は有効であるが、水平位置依存性が高い場合、画素の有効領域の左右のOB領域から位置的に遠い画面中央部において除去精度が低下する。したがってOBクランプの技術を用いても、撮影画像からストリーキングノイズを完全に除去することは容易ではない。更に、図12(a),(b)に例示したパターンでは、それぞれ図12(c),(d)に示すように中央部にもストリーキングノイズが存在するため、ストリーキングノイズに水平位置依存性が高い場合、OBクランプによる補正も困難である。このようなストリーキングノイズは、図12(a),(b)に例示したパターンに限らず、看板、窓枠、壁の装飾、蛍光灯など一般的に広く存在する被写体を撮影した際に頻繁に生じるため、特に問題になりやすい。
従って、本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、被写体を撮影した際に発生するストリーキングノイズを抑制可能とする、二次元画素配列のイメージセンサ及び撮像装置を提供することにある。
本発明のイメージセンサは、二次元画素配列のイメージセンサであって、水平方向及び垂直方向の画素列として列及び行の二次元のグリッド状に画素が並べられている画素アレイと、所定の画素駆動信号により、前記二次元画素配列の全ての列における各行に対して、画素信号を水平方向に対して傾斜して読み出す傾斜読取動作用に選択される複数の画素信号の読み出しを行う手段を有する行選択回路と、前記行選択回路によって読み出される当該複数の画素信号を同タイミングでアナログ/デジタル変換してデジタル信号化し、センサ出力信号として外部に出力する列並列A/D変換回路と、を備え、前記傾斜読取動作は、当該水平方向に対し所定間隔で垂直方向に所定の行数分をずらして選択される画素信号の読み出しを行う動作として構成されていることを特徴とする。
また、本発明のイメージセンサにおいて、前記行選択回路は、1種類以上の前記傾斜読取動作を行う機能を有することを特徴とする。
また、本発明のイメージセンサにおいて、前記画素アレイは、前記所定の画素駆動信号を供給する各画素駆動信号線上に、水平方向では前記二次元画素配列の所定間隔の列毎に、垂直方向では前記二次元画素配列の同列に、外部からの読出方向選択信号によって、画素信号の読み出し方向の切り替えを可能とする所定個の読出方向切替スイッチを有することを特徴とする。
また、本発明のイメージセンサにおいて、前記所定個の読出方向切替スイッチは、前記読出方向選択信号によって、画素信号を水平方向に読み出す水平読出動作と、画素信号を水平方向に対して傾斜して読み出す傾斜読出動作とを切り替えるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明のイメージセンサにおいて、前記傾斜読出動作は、水平方向に対する傾斜角度について、前記読出方向選択信号によって指定されることにより調節可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明のイメージセンサにおいて、前記傾斜読出動作は、水平方向に対する傾斜角度、傾斜方向、及び傾斜間隔のうち1以上が異なる複数種の傾斜読出動作を含み、前記読出方向選択信号によって指定されることにより調節可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明のイメージセンサにおいて、前記所定個の読出方向切替スイッチは、前記読出方向選択信号によって、前記傾斜読取動作を行うための傾斜接続を可能とする折り返し配線部への接続と、前記水平読出動作を行うための水平接続を可能とする接続とを切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、本発明のイメージセンサと、該イメージセンサから出力されるセンサ出力信号を一時記憶するメモリと、前記二次元画素配列に対応する一撮像画像分のセンサ出力信号を前記メモリから読み出し、画像表示を行う表示部に対応する表示形態の撮像画像へと再構成する画像書込・読出制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、本発明のイメージセンサと、操作部からの操作指示に従い、前記二次元画素配列における画素信号を水平方向に読み出す水平読出動作と、前記二次元画素配列における画素信号を水平方向に対して傾斜して読み出す傾斜読出動作に関する動作モードについて選択的に指定する読出方向選択信号を前記イメージセンサに出力するセンサ制御部と、前記イメージセンサから前記動作モードに応じたセンサ出力信号を入力して一時記憶するメモリと、前記二次元画素配列に対応する一撮像画像分のセンサ出力信号を前記メモリから読み出し、画像表示を行う表示部に対応する表示形態の撮像画像へと再構成する画像書込・読出制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被写体を撮影した際に発生するストリーキングノイズを抑制することができる。
本発明による第1実施形態のイメージセンサの概略構成(水平読出動作時)を示すブロック図である。 本発明による第1実施形態のイメージセンサの概略構成(水平読出動作時)における図1に示すA視詳細図である。 本発明による第1実施形態のイメージセンサの概略構成(傾斜読出動作時)を示すブロック図である。 本発明による第1実施形態のイメージセンサの概略構成(傾斜読出動作時)における図3に示すB視詳細図である。 本発明による第1実施形態のイメージセンサを備える撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態のイメージセンサにより、典型的な被写体像についてストリーキングノイズの発生を抑圧する動作例を示す図である。 本発明による第2実施形態のイメージセンサの概略構成(水平読出動作時)を示すブロック図である。 本発明による第2実施形態のイメージセンサの概略構成(傾斜読出動作時)を示すブロック図である。 (a)乃至(d)は、本発明による各実施形態のイメージセンサによる傾斜読出動作の代表的な動作例を示す図である。 本発明による第3実施形態のイメージセンサの概略構成(傾斜読出専用)を示すブロック図である。 従来技術における列並列A/D変換回路を備えるイメージセンサ100の概略構成を示すブロック図である。 (a)乃至(d)は、それぞれストリーキングノイズの発生の典型例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態のイメージセンサ10と、撮像装置1について説明する。
〔第1実施形態〕
(イメージセンサ)
図1は、本発明による第1実施形態のイメージセンサ10の概略構成(水平読出動作時)を示すブロック図であり、図2は、図1に示すA視詳細図である。また、図3は、本発明による第1実施形態のイメージセンサ10の概略構成(傾斜読出動作時)を示すブロック図であり、図4は、図3に示すB視詳細図である。
まず、本実施形態のイメージセンサ10は、図1に示す「水平読出動作」、及び図3に示す「傾斜読出動作」として、本例では大別して二種類の動作モードを持つように構成され、図1及び図3に示すように、複数の読出方向切替スイッチ(SW)15を有する画素アレイ11、第1の行選択回路12、複数のA/D変換回路を画素アレイ11の各列に配列した列並列A/D変換回路13、及び第2の行選択回路14を備える。
即ち、図1乃至図4に示す第1実施形態のイメージセンサ10は、図11に示す従来技術のイメージセンサ100と比較して、画素アレイ11に複数の読出方向切替スイッチ(SW)15が設けられている点と、第2の行選択回路14を備える点で相違しており、第1の行選択回路12及び列並列A/D変換回路13は、それぞれ図11に示す行選択回路102及び列並列A/D変換回路103と同様の構成とすることができる。
画素アレイ11は、水平方向(x軸)及び垂直方向(y軸)の画素列として列及び行の二次元のグリッド状に画素11aが並べられ、垂直方向に配列される画素11aの画素列は、列毎の画素信号線に選択的に接続可能に配設され、各列の画素信号線は列並列A/D変換回路13における各A/D変換回路に接続される点では従来技術と同様である。ここで、イメージセンサ10の水平画素数をH列、垂直画素数をV行とする。
そして、図1及び図3に示す画素11aは、図2及び図4に示すように、光を電荷に変換して蓄積するフォトダイオードPDと、電荷を電圧に変換する浮遊容量であるフローティングディフュージョンFDと、FDの電圧を一定値にリセットするリセットトランジスタRSTと、フォトダイオードPDに蓄積された電荷をFDに転送する転送ゲートTXと、FDの電圧を出力するアンプAMPと、アンプAMPの出力を画素信号線に選択的に接続する行選択スイッチSLとから構成される点でも従来技術と同様である。
ただし、本実施形態の画素アレイ11は、行選択信号(SL信号)、リセット信号(RST信号)、及び電荷転送信号(TX信号)からなる画素駆動信号を供給する1行目からV行目に配線される各画素駆動信号線上において、水平方向では当該二次元画素配列の所定間隔の列毎にn個の読出方向切替スイッチ(SW)15が設けられている点で、従来技術とは相違している。水平方向でn個の読出方向切替スイッチ(SW)15は、垂直方向では当該二次元画素配列の同列に設けられ、全体としてV×n個の読出方向切替スイッチ(SW)15が設けられており、外部からの読出方向選択信号によって、画素信号の読み出し方向の切り替えを可能となっている。
図1及び図3に示す各読出方向切替スイッチ(SW)15は、図1に示すA視詳細図である図2、及び図3に示すB視詳細図である図3に示すように、行選択信号(SL信号)用の切替スイッチ15S、リセット信号(RST信号)用の切替スイッチ15R、及び電荷転送信号(TX信号)用の切替スイッチ15Tを1組として構成される。
そして、本実施形態のイメージセンサ10は、外部からの読出方向選択信号によって「水平読出動作」の動作モードが指定されるときは図1に示すようになり、画素駆動信号を水平方向の画素に伝える接続(以下、「水平接続」とも称する。)とすることができる。また、本実施形態のイメージセンサ10は、外部からの読出方向選択信号によって「傾斜読出動作」の動作モードが指定されるときは例えば図3に示すようになり、画素駆動信号を本例では斜め下方向の画素に伝える接続(以下、「傾斜接続」とも称する。)とすることができる。即ち、本実施形態のイメージセンサ10は、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードを、外部からの読出方向選択信号によって切り替えることができる。
また、本実施形態のイメージセンサ10では、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードの切り替えに対応するように、行選択信号(SL信号)、リセット信号(RST信号)、及び電荷転送信号(TX信号)からなる画素駆動信号を、画素アレイ11の図示左右両側におけるそれぞれ第1画素駆動信号線と第2駆動信号線にタイミング制御して供給する第1の行選択回路12及び第2の行選択回路14を備えている。
第1の行選択回路12は、行選択信号(SL信号)、リセット信号(RST信号)、及び電荷転送信号(TX信号)からなる画素駆動信号を、その出力先となる1行目からV行目に配線される各第1画素駆動信号線に対して供給し、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードに従う水平方向又は水平方向から傾斜させた傾斜方向のH個の画素信号の読み出しを当該1行目からV行目の順で繰り返し行う回路である。より具体的には、第1の行選択回路12は、行選択信号(SL信号)により行選択スイッチSLをONして画素信号の出力選択を行い、リセット信号(RST信号)によりリセットトランジスタRSTのON/OFF動作を行ってFDの電圧を一定値にリセットし、電荷転送信号(TX信号)により転送ゲートTXのON/OFF動作を行って画素信号を出力して、行選択スイッチSLをOFFする一連の動作で画素信号の読み出しを行い、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードに従うx軸方向又はx軸に対し所定角度の傾斜方向のH個の画素の読み出しをその出力先となるy軸方向の1行目からV行目の順で繰り返し、第2の行選択回路14と協働して、H個の画素信号を各列の画素信号線経由で並列に、列並列A/D変換回路13におけるH個の各A/D変換回路へと出力させるように駆動する。
第2の行選択回路14は、行選択信号(SL信号)、リセット信号(RST信号)、及び電荷転送信号(TX信号)からなる画素駆動信号を、その出力先となる1行目からV行目に配線される各第2画素駆動信号線に対して供給し、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードに従う水平方向又は水平方向から傾斜させた傾斜方向のH個の画素信号の読み出しを当該動作モードに従う行順で繰り返し行う回路である。より具体的には、第2の行選択回路14は、行選択信号(SL信号)により行選択スイッチSLをONして画素信号の出力選択を行い、リセット信号(RST信号)によりリセットトランジスタRSTのON/OFF動作を行ってFDの電圧を一定値にリセットし、電荷転送信号(TX信号)により転送ゲートTXのON/OFF動作を行って画素信号を出力して、行選択スイッチSLをOFFする一連の動作で画素信号の読み出しを行い、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードに従う水平方向又は水平方向から傾斜させた傾斜方向のH個の画素信号の読み出しを当該動作モードに従う行順で繰り返し、第1の行選択回路12と協働して、H個の画素信号を各列の画素信号線経由で並列に、列並列A/D変換回路13におけるH個の各A/D変換回路へと出力させるように駆動する。
即ち、図1に示す「水平読出動作時」では、第2の行選択回路14が第2画素駆動信号線に供給する画素駆動信号は、第1の行選択回路12が第1画素駆動信号線に供給する画素駆動信号に対し行選択を同タイミングとなっている。
一方、図3に示す「傾斜読出動作時」では、第2の行選択回路14が第2画素駆動信号線に供給する画素駆動信号は、第1の行選択回路12が第1画素駆動信号線に供給する画素駆動信号に対し行選択をn行分ずらしたタイミングとなっている。
特に、第1及び第2の行選択回路12,14は、「傾斜読出動作」時では、画素アレイ11の二次元画素配列の全ての列における各行に対して、その「傾斜読出動作」用に選択される複数の画素信号の読み出し(二次元画素配列における水平方向の画素列に対し所定間隔で垂直方向に所定の行数分をずらして選択される画素信号の読み出し)を行う。
列並列A/D変換回路13は、第1及び第2の行選択回路12,14により「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードに従って選択され読み出されるH個の画素信号を同タイミングでA/D変換してデジタル信号化し、1列目からH列目の順で順次、繰り返しデジタル画素信号をセンサ出力信号として外部に出力する回路である。
(撮像装置)
図5は、本発明による第1実施形態のイメージセンサ10を備える撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。撮像装置1は、イメージセンサ10、制御部2、メモリ3、操作部4、表示部5、及び記録部6を備える。
制御部2は、センサ制御部20、画像書込・読出制御部21、及び画像処理部22を備える。
センサ制御部20は、操作部4からの操作指示に従い、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」に関する動作モードについて選択的に指定する読出方向選択信号を、本実施形態のイメージセンサ10に出力する機能部である。
画像書込・読出制御部21は、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードに応じたセンサ出力信号を、本実施形態のイメージセンサ10から入力してメモリ3に一時記憶し、二次元画素配列に対応する一撮像画像分のセンサ出力信号がメモリ3に一時記憶された時点で、当該一撮像画像分のセンサ出力信号をメモリ3から読み出し、画像表示を行う表示部5に対応する表示形態の撮像画像へと再構成(つまり、傾斜読出動作時では、そのセンサ出力信号を水平読出動作時と同様に再構成)して画像処理部22に出力する機能部である。
画像処理部22は、画像書込・読出制御部21から得られる撮像画像に対しガンマ補正等の種々の画像処理を行って、表示部5に出力するか、或いは記録部6に記録する機能部である。
操作部4は、撮像装置1の操作を行うためのユーザ・インターフェースであり、本実施形態では、「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の動作モードをユーザの操作で選択指定できるようになっている。
尚、制御部2は、操作部4からの操作指示により、記録部6に記録された撮像画像を表示部5に出力して表示させるように制御する機能を有している。
(イメージセンサの撮像動作)
以上のような構成のイメージセンサ10及び撮像装置1とすることで、図12に例示する従来の水平な走査線による読み出し(水平読出動作)と、その水平な走査線に対し傾斜をかけた読み出し(傾斜読出動作)の両方を同一のセンサ(イメージセンサ10)で実現でき、これにより被写体像に応じて動作モードを切り替えてストリーキングノイズを抑圧することができる。
例えば、図12(a),(b)に例示する被写体像A,Bについては、傾斜読出動作によって、図6(a),(b)から理解されるように、ストリーキングノイズを抑圧することができる。図6(a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態のイメージセンサ10により、典型的な被写体像についてストリーキングノイズの発生を抑圧する動作例を示す図である。
本実施形態のイメージセンサ10によれば、傾斜読出動作によって、第1及び第2の行選択回路12,14から出力された画素駆動信号は、それぞれn行にシフトしながらH列にわたって伝達されるため、図6(a),(b)にそれぞれ典型例として示した被写体像A,Bについて水平な走査線(x軸方向の走査線)に角度θ=tan-1(n/H)の傾斜をかけることができ、ストリーキングノイズの発生を抑圧することができる。また、読出方向選択信号は、傾斜角θを指定するものとして傾斜角θを調節することも可能であり、例えば各行のn個の読出方向切替スイッチ(SW)15のうち一部のスイッチを間引いて、その間引いたスイッチは水平接続とすればよい。このとき間引いたスイッチの数だけ第2の行選択回路14による行選択のタイミングも併せてずらすように制御する。これにより、傾斜角θを0からtan-1(n/H)の範囲でnステップの調節が可能となる。
(変形例)
上述した例では、二次元画素配列の各行に配置するn個の読出方向切替スイッチ(SW)15を等間隔に配設する例を説明したが、各読出方向切替スイッチ(SW)15の水平方向の位置が全ての行で揃っていればよく(即ち、各読出方向切替スイッチ(SW)15が垂直方向(y軸方向)に一列に並んでいればよく)、各読出方向切替スイッチ(SW)15の間隔は等間隔でなくても傾斜読出動作を実現することができる。
また、n個の読出方向切替スイッチ(SW)15を傾斜接続する際の1スイッチあたりの行シフト量は、上述した1行ずつとする例に限らず、予め定めた任意の数に増加させるように各読出方向切替スイッチ(SW)15を配設することも可能である。例えば、n個の読出方向切替スイッチ(SW)15を傾斜接続する際に、1スイッチあたりの行シフト量をa行とした場合、水平な走査線に対する最大傾斜をθ=tan-1(a・n/H)とすることができる。
〔第2実施形態〕
(イメージセンサ)
図7は、本発明による第2実施形態のイメージセンサ10の概略構成(水平読出動作時)を示すブロック図であり、図8は、本発明による第2実施形態のイメージセンサ10の概略構成(傾斜読出動作時)を示すブロック図である。尚、図7及び図8において、第1実施形態と同様な構成要素には、同一の参照番号を付している。
図7及び図8に示す本実施形態のイメージセンサ10は、第1実施形態と同様に、大別して「水平読出動作」と「傾斜読出動作」の本例では二種類の動作モードを持つように構成され、画素アレイ11、行選択回路12、列並列A/D変換回路13、及び折り返し配線部16A,16Bを備える。
第2実施形態における画素アレイ11、行選択回路12、及び列並列A/D変換回路13の構成自体は、画素アレイ11の各行におけるn個の読出方向切替スイッチ(SW)15の構造を除き、第1実施形態と同様であり、更なる説明は省略する。また、第2実施形態に係る撮像装置1の構成についても、第1実施形態と同様であり、更なる説明は省略する。
即ち、上述した第1実施形態では、行選択回路を2系統用いて実施する例を示したが、第2実施形態では、図7及び図8に示すような、折り返し配線部16A,16Bを用いる各行におけるn個の読出方向切替スイッチ(SW)15の構造に変更を加えており、これにより行選択回路を1系統でもよくなり、第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
即ち、図7及び図8に示すように、本実施形態では、各行におけるn個の読出方向切替スイッチ(SW)15は折り返し配線部16A,16Bを用いるものとし、1つの行選択回路12で済むようにしている。折り返し配線部16A,16Bは、画素領域の図示上下に配置され、折り返し配線部16AのL1~Ln端子と折り返し配線部16BのL1’~Ln’端子とが電気的に接続されている。これにより、各行におけるn個の読出方向切替スイッチ(SW)15は、水平接続とするか、或いは折り返し配線部16A,16B経由で傾斜接続とするかを切り替えることができる。
本実施形態において、水平読出動作時は、図7に示すように各行におけるn個の読出方向切替スイッチ(SW)15を全て水平接続とし、尚且つ折り返し配線部16A,16Bへの接続を全てオフとする。
また、本実施形態において、傾斜読出動作時は、図8に示すように各行におけるn個の読出方向切替スイッチ(SW)15を全て折り返し配線部16A,16B経由の傾斜接続とする。これにより、行選択回路12における各画素駆動走査線は、右端のH列目の画素位置に到達するまでにn行下にシフトし、画素駆動信号が途中でV行目まで到達しても、折り返し配線部16A,16Bを経由して画素駆動信号が1行目まで折り返されるため、全ての画素に画素駆動信号を行き渡らせることができる。
そして、本実施形態においても上述した第1実施形態の変形例を適用することができ、第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
(傾斜読出動作の代表例)
尚、上述した第1及び第2実施形態の例では、図1又は図7に示す「水平読出動作」、及び図3又は図8に示す「傾斜読出動作」として、大別して二種類の動作モードを持つ構成を例に説明したが、種々の傾斜読取動作を行う構成とすることができる。例えば、第1実施形態、或いは第2実施形態では、n個の読出方向切替スイッチ(SW)15を水平接続と一方向の傾斜接続の2方向を切り替えて選択する構成を説明したが、これを3方向の切り替えに変更し、例えば水平接続、斜め上の画素との接続、斜め下の画素との接続とする3方向の切り替えを可能とする構成としてもよい。また、第1実施形態及び第2実施形態を組み合わせた構成としてもよく、例えば第1実施形態のような2個の行選択回路12,14と、第2実施形態のような折り返し配線部16A,16Bを有する実施形態とすることで、山型又はジグザグ型、或いは曲線とするなど、予め定めた複数種の傾斜読出動作を実現できる。図9(a)乃至(d)には、本発明による各実施形態のイメージセンサ10による傾斜読出動作の代表的な動作例として、それぞれ下方傾斜読み出し、上方傾斜読み出し、ジグザグ傾斜読み出し、及び曲線傾斜読み出しを概略的に示している。そして、撮像装置1は、このような水平方向に対する傾斜角度、傾斜方向、及び傾斜間隔のうち1以上が異なる複数種の傾斜読出動作について、当該読出方向選択信号によって指定して調節できるように構成することができる。
〔第3実施形態〕
(イメージセンサ)
図10は、本発明による第3実施形態のイメージセンサ10の概略構成(傾斜読出専用)を示すブロック図である。尚、図10において、第1実施形態と同様な構成要素には、同一の参照番号を付している。
図10に示す本実施形態のイメージセンサ10は、第1実施形態とは異なり、「傾斜読出動作」の動作モードのみを持つように構成され、画素アレイ11、第1の行選択回路12、複数のA/D変換回路を画素アレイ11の各列に配列した列並列A/D変換回路13、及び第2の行選択回路14を備える。
第3実施形態における画素アレイ11、行選択回路12、及び列並列A/D変換回路13の構成自体は、画素アレイ11には読出方向切替スイッチ(SW)15が設けられていない点を除き、第1実施形態と同様であり、更なる説明は省略する。また、第3実施形態に係る撮像装置1の構成については、イメージセンサ10への読出方向選択信号の供給が不要となる点を除き、第1実施形態と同様であり、更なる説明は省略する。
即ち、第1実施形態(或いは第2実施形態も同様)において、画素アレイ11内に読出方向切替スイッチ(SW)15を設けることは、画素11aの開口面積を低下させ、感度を低下させる懸念がある。そこで、角度調節機能の必要がなく、固定の角度での傾斜読み出しだけを実施する場合は、図10に示す本実施形態のように、画素アレイ11内に各行のn個の読出方向切替スイッチ(SW)15を設ける代わりに、予め定めた傾斜接続を有する構造としてもよい。そして、本実施形態の行選択回路12は、画素アレイ11の二次元画素配列の全ての列における各行に対して、その「傾斜読出動作」用に専用化して、予め選択される複数の画素信号の読み出し(二次元画素配列における水平方向の画素列に対し所定間隔で垂直方向に所定の行数分をずらして選択される画素信号の読み出し)を行う。この構成では第1実施形態で説明した角度調節が不可となるが、画素アレイ11内に読出方向切替スイッチ(SW)15用のトランジスタ等の素子を配設する必要がないので、画素11aの開口面積の観点で有利になる。
そして、本実施形態においても図9に例示した種々の傾斜読取動作を行うように予め定めて撮像装置1を構成することで、所定の被写体像に対するストリーキングノイズを抑圧させることができる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、本発明に係るイメージセンサ10による水平読出動作及び傾斜読出動作は、カラーフィルタを有するか否かに関わらず実現できる。従って、本発明に係るイメージセンサ10及び撮像装置1は、上述した実施形態の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載によってのみ制限される。
本発明によれば、被写体を撮影した際に発生するストリーキングノイズを抑制することができるので、イメージセンサ及び撮像装置の用途に有用である。
1 撮像装置
2 制御部
3 メモリ
4 操作部
5 表示部
6 記録部
10 イメージセンサ
11 画素アレイ
11a 画素
12 行選択回路(第1の行選択回路)
13 列並列A/D変換回路
14 第2の行選択回路
15 読出方向切替スイッチ(SW)
15S 行選択信号(SL信号)用の切替スイッチ
15R リセット信号(RST信号)用の切替スイッチ
15T 電荷転送信号(TX信号)用の切替スイッチ
16A,16B 折り返し配線部
20 センサ制御部
21 画像書込・読出制御部
22 画像処理部
PD フォトダイオード
FD フローティングディフュージョン
RST リセットトランジスタ
TX 転送ゲート
AMP 画素内のアンプ
SL 選択スイッチ
100 従来技術のイメージセンサ
101 従来技術の画素アレイ
101a 従来技術の画素
102 従来技術の行選択回路
103 従来技術の列並列A/D変換回路

Claims (9)

  1. 二次元画素配列のイメージセンサであって、
    水平方向及び垂直方向の画素列として列及び行の二次元のグリッド状に画素が並べられている画素アレイと、
    所定の画素駆動信号により、前記二次元画素配列の全ての列における各行に対して、画素信号を水平方向に対して傾斜して読み出す傾斜読取動作用に選択される複数の画素信号の読み出しを行う手段を有する行選択回路と、
    前記行選択回路によって読み出される当該複数の画素信号を同タイミングでアナログ/デジタル変換してデジタル信号化し、センサ出力信号として外部に出力する列並列A/D変換回路と、を備え、
    前記傾斜読取動作は、当該水平方向に対し所定間隔で垂直方向に所定の行数分をずらして選択される画素信号の読み出しを行う動作として構成されていることを特徴とするイメージセンサ。
  2. 前記行選択回路は、1種類以上の前記傾斜読取動作を行う機能を有することを特徴とする、請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記画素アレイは、前記所定の画素駆動信号を供給する各画素駆動信号線上に、水平方向では前記二次元画素配列の所定間隔の列毎に、垂直方向では前記二次元画素配列の同列に、外部からの読出方向選択信号によって、画素信号の読み出し方向の切り替えを可能とする所定個の読出方向切替スイッチを有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のイメージセンサ。
  4. 前記所定個の読出方向切替スイッチは、前記読出方向選択信号によって、画素信号を水平方向に読み出す水平読出動作と、画素信号を水平方向に対して傾斜して読み出す傾斜読出動作とを切り替えるように構成されていることを特徴とする、請求項3に記載のイメージセンサ。
  5. 前記傾斜読出動作は、水平方向に対する傾斜角度について、前記読出方向選択信号によって指定されることにより調節可能に構成されていることを特徴とする、請求項に記載のイメージセンサ。
  6. 前記傾斜読出動作は、水平方向に対する傾斜角度、傾斜方向、及び傾斜間隔のうち1以上が異なる複数種の傾斜読出動作を含み、前記読出方向選択信号によって指定されることにより調節可能に構成されていることを特徴とする、請求項4又は5に記載のイメージセンサ。
  7. 前記所定個の読出方向切替スイッチは、前記読出方向選択信号によって、前記傾斜読取動作を行うための傾斜接続を可能とする折り返し配線部への接続と、前記水平読出動作を行うための水平接続を可能とする接続とを切り替え可能に構成されていることを特徴とする、請求項から6のいずれか一項に記載のイメージセンサ。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のイメージセンサと、
    該イメージセンサから出力されるセンサ出力信号を一時記憶するメモリと、
    前記二次元画素配列に対応する一撮像画像分のセンサ出力信号を前記メモリから読み出し、画像表示を行う表示部に対応する表示形態の撮像画像へと再構成する画像書込・読出制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項3から7のいずれか一項に記載のイメージセンサと、
    操作部からの操作指示に従い、前記二次元画素配列における画素信号を水平方向に読み出す水平読出動作と、前記二次元画素配列における画素信号を水平方向に対して傾斜して読み出す傾斜読出動作に関する動作モードについて選択的に指定する読出方向選択信号を前記イメージセンサに出力するセンサ制御部と、
    前記イメージセンサから前記動作モードに応じたセンサ出力信号を入力して一時記憶するメモリと、
    前記二次元画素配列に対応する一撮像画像分のセンサ出力信号を前記メモリから読み出し、画像表示を行う表示部に対応する表示形態の撮像画像へと再構成する画像書込・読出制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
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