JP7453740B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電装置に関するものである。
電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV、PHEV)等の駆動用電源や電子機器の電源として、蓄電装置が使われている。この蓄電装置として例えば、アルカリ二次電池や非水電解質二次電池等が使用されている。
これらの蓄電装置では、例えば、正極板と負極板とセパレータを含む電極組立体と、この電極組立体を収容したケースと、外装ケースの開口を塞ぐ蓋と、電極体の一方の電極板と接続して蓋に設けられた挿通孔を貫通した電極端子と、電極組立体から蓋に向かって延びて電極端子と電気的に接続するタブを有する。
なお、特許文献1では、電極体の正極または負極から複数延出されて一つに重ね合わされた、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の集電タブと、集電タブが切れることを抑制するために前記集電タブの最外層に接合される保護リードと、集電タブが接合される導電部材を具備し、集電タブと導電部材とを保護リードとともに超音波接合した蓄電装置が開示されている。
特開2010-80393号公報
上記のような蓄電装置では、保護リードによって集電タブの切れは抑制される。しかしながら、超音波接合など接合装置を保護リードを介して集電タブを押圧した状態で接合した場合、保護リードにおいて接合装置と当接していない部分が集電タブから離れる方向に反る虞がある。そして、外装体内の空隙を削減しようとして保護リードの接合部と電極体との距離を近づけた場合に、この反りによって電極体と保護リードとの間で短絡が生じる虞がある。
そこで、本発明では、より信頼性高く接合された集電タブと保護リードを備えた蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の蓄電装置は、複数の第1電極板および複数の第2電極板を含む電極体と、第1電極出力端子と第2電極出力端子と、前記第1電極板と前記第1電極出力端子とを電気的に接続する第1集電体と、前記第2電極板と前記第2電極出力端子とを電気的に接続する第2集電体とを備え、前記第1電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第1集電体と接続されている第1タブを備えており、前記第1タブは複数が重ねられて第1タブ積層体を形成しており、前記第1タブ積層体の一方の面が前記第1集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には第1保護シートが配置されて当接しており、前記第1保護シートの周縁には隣合う2辺で形成される角部が存しており、前記第1保護シートは、少なくとも前記角部が前記第1タブ積層体と接合されていることを特徴とする。ここでの角部には、2辺の交点部分が切り落とされた、いわゆるRのあるものも含まれ、複数の角部が存していてもよい。
本開示によれば、タブが保護シートともに集電体に接合される際に生じる保護シートの反りが抑制され、保護シートと電極体とが接触して短絡することを抑制することができる。
本開示の蓄電装置の正面断面図である。 本開示の蓄電装置に用いられる正極板の平面図である。 本開示の蓄電装置に用いられる負極板の平面図である。 本開示の蓄電装置のタブ群と集電板との接続工程を示した正面図である。 本開示の蓄電装置の接続工程におけるタブ積層体と集電板と溶接治具を示した図である。 本開示の蓄電装置の接合前の保護シート、タブ積層体及び集電板を示した模式的な平面図である。 本開示の蓄電装置の接合前の保護シート、タブ積層体及び集電板を示した模式的な側面図である。 本開示の蓄電装置の接合後の保護シート、タブ積層体及び集電板を示した模式的な平面図である。 本開示の蓄電装置の接合後の保護シート、タブ積層体及び集電板を示した模式的な側面図である。 本開示の蓄電装置に用いられる保護シートとタブ積層体を示した平面図である。 本開示の蓄電装置に用いられる保護シートとタブ積層体を示した平面図である。 本開示の蓄電装置に用いられる保護シートとタブ積層体を示した平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る蓄電装置100の断面図である。図1に示されるように、蓄電装置100は、正極板と負極板とセパレータとを含む電極体110と、電極体110を収容し、開口を有する有底角筒状の外装体120と、外装体120の開口を封口する蓋130とを備える。
外装体120及び蓋130は、それぞれ金属製であることが好ましく、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金製とすることが好ましい。電極体110は、セパレータを介して交互に積層された複数の正極板と複数の負極板とを含む。外装体120内に電極体110は、電解液(図示なし)とともに収容されている。電極体110と外装体120の間には絶縁シート170が介在している。
図2Aは蓄電装置100の正極板(第1電極板)111を示した平面図であり、図2Bは、蓄電装置100の負極板(第2電極板)112を示した平面図である。
図2Aに示すように、正極板111は、矩形状の芯体の両面に活物質合剤層が形成された正極板の本体部111aを有する。正極板にはタブ111b(第1タブ)が設けられている。本体部111aの端辺から正極の芯体の一部が突出しており、この突出した芯体の一部がタブ111bを構成する。なお、タブ111bは、図2Aに示すように芯体の一部であっても良いし、他の部材を正極の芯体に接続することにより、その他の部材をタブ111bとしてもよい。また、タブ111bにおいて活物質合剤層と隣接する部分には、活物質合剤層よりも電気抵抗の大きい保護層が設けられることが好ましい。この保護層は、アルミナ、シリカ、ジルコニア等のセラミック粒子、及びバインダーを含むことが好ましい。また、保護層は、炭素材料等の導電性粒子を含むことが更に好ましい。
正極板111の製造方法を説明する。活物質合剤層に含まれる活物質としてのリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)、導電剤としての炭素材料、及び分散媒としてのN-メチル-2-ピロリドン(NMP)を含む正極スラリーを作製する。このスラリーを、芯体としての厚さ15μmの矩形状のアルミニウム箔の両面に塗布する。そして、これを乾燥させることにより、スラリー中のN-メチル-2-ピロリドンを取り除き、芯体上に活物質合剤層を形成する。その後、活物質合剤層を所定厚みになるように圧縮処理を行う。このようにして得られた正極板を所定の形状に切断する。
図2Bに示すように、負極板112は、矩形状の芯体の両面に活物質合剤層が形成された負極板の本体部112aを有する。負極板にはタブ112b(第2タブ)が設けられている。本体部112aの端辺から負極の芯体の一部が突出しており、この突出した芯体の一部がタブ112bを構成する。なお、タブ112bは、芯体の一部であっても良いし、他の部材を芯体に接続することにより、その他の部材をタブ112bとしてもよい。
負極板112の作製方法を説明する。活物質合剤層の活物質としての黒鉛、結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)、及び水を含むスラリーを作製する。このスラリーを、負極の芯体としての厚さ8μmの矩形状の銅箔の両面に塗布する。そして、これを乾燥させることにより、スラリー中の水を取り除き、芯体に活物質合剤層を形成する。その後、活物質合剤層を所定厚みになるように圧縮処理を行う。このようにして得られた負極板を所定の形状に切断する。
50枚の正極板及び51枚の負極板を上述の方法で作製し、これらをポリオレフィン製の方形状のセパレータを介して積層し積層型の電極体110を作製する。積層型の電極体110は、一方の端部において、各正極板のタブ111bを積層することによって第1タブ積層体118が形成されており、各負極板のタブ112bを積層することによって第2タブ積層体119が形成されている。電極体110の両外面にはセパレータが配置され、テープ等により各極板及びセパレータが積層された状態に固定することができる。あるいは、セパレータに接着層を設け、セパレータと正極板、セパレータと負極板がそれぞれ接着されるようにしてもよい。
蓄電装置100はさらに、蓋130の孔を貫通した正極端子(第1電極出力端子)141及び負極端子(第2電極出力端子)142と、正極端子141及び電極体110を電気的に接続させる正極集電体(第1集電体)151と、負極端子142及び電極体110を電気的に接続させる負極集電体(第2集電体)152と、正極集電体151と正極端子141とを電気的に接続する安全装置とを備える。
電極体110の蓋130側の端部には、正極の第1タブ積層体118及び負極の第2タブ積層体119が設けられている。第1タブ積層体118は正極集電体151と接続し、第2タブ積層体119は負極集電体152と接続する。
正極集電体151は、第1タブ積層体118と接続する正極第1集電板151aと、正極第1集電板151aと接続するとともに、安全装置と接続する正極第2集電板151bを備える。正極第1集電板151aと正極第2集電板151bとは、それぞれの縁どうしを重ねて溶接接合されることにより、接続されている。
負極集電体152は、第2タブ積層体119と接続する負極第1集電板152aと、負極第1集電板152aと接続するともに、負極端子142と接続する負極第2集電板152bとを備える。負極第1集電板152aと負極第2集電板152bとは、それぞれの縁どうしを重ねて溶接接合されることにより、接続されている。
正極端子141は、樹脂製の外側絶縁部材181を介して蓋130に固定されている。負極端子142は、樹脂製の外側絶縁部材182を介して蓋130に固定されている。正極端子141、負極端子142は例えば、金属製である。より具体的には、正極端子141は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金製であり、負極端子142は例えば、銅又は銅合金製である。また、負極端子142は、外装体120の内部側に銅又は銅合金からなる部分を有し、外装体120の外部側にアルミニウム又はアルミニウム合金からなる部分を有することが更に好ましい。なお、負極端子142の表面にニッケルメッキ等が施されていることが好ましい。負極第2集電板152bには孔が形成され、この孔に負極端子142が挿入されるとともに負極端子142の下端部をかしめることによって負極第2集電板152bが蓋130に固定される。なお、負極第2集電板152bが蓋130に固定される際、負極第2集電板152bと蓋130との間には絶縁板184が介在した状態で固定される。この絶縁板184は、負極第1集電板152aと蓋130との間にも介在するように、延在している。
安全装置は、例えば、外装体120内の圧力が所定値以上となった際に作動し、電極体110の正極板と正極端子141との間の導電経路を遮断する電流遮断機構である。
安全装置は、正極端子141に固定される鉢状の導電部材161と、導電部材161と接続するとともに正極第2集電板151bと接続する反転板162とを有する。導電部材161は鉢状の底の部分に孔を有し、この孔に正極端子141の下部が挿入され、この下部がかしめられて導電部材161は正極端子141とともに蓋130に固定される。導電部材161が蓋130に固定される際に、導電部材161と蓋130との間には、絶縁板183が介在した状態で固定される。反転板162は中心に突起162aを有した円板である。この反転板162は導電部材161の下側にある開口部を塞ぐように配置されるとともに、反転板162の周縁と導電部材161の開口端部とが溶接により接合される。反転板162の突起162aは、正極第2集電板151bに設けられた孔51bに嵌合した状態で接続している。なお、突起162aは孔51bに必ずしも嵌合している必要はなく、突起162aが正極第2集電板151bの蓋130と対向する面と接合して接続していてもよい。
安全装置は、電極体110の負極板と負極端子142の間の導電経路に設けられてもよい。導電部材161および反転板162は金属製であり、正極端子141と接続する場合は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金製である。負極端子142と接続する場合は、例えば、銅や銅合金製である。
なお、蓄電装置100において、安全装置を備えていることが好ましいが、本発明において、安全装置は必須ではない。
蓋130には外装体120内の圧力が所定値以上となった際に破断し、電池ケース100内のガスを電池ケース100外に排出する排気弁133が設けられている。なお、排気弁133の作動圧は、安全装置の作動圧よりも大きい値に設定する。
蓋130にはさらに注液孔が設けられている。注液孔から電池ケース100内に電解液を注液した後、注液孔は栓135により封止される。
本実施形態では、蓄電装置100に用いられる電極体110は、上述の方法で作製された電極体110a、電極体110bの2つから構成されている。なお、2つの電極体110a、110bは全く同じ構成であってもよいし、異なる構成であってもよい。
図3は、蓄電装置100の接続工程における第1タブ積層体118、第2タブ積層体119と、正極第1集電板151a、負極第1集電板152aとを示した平面図である。
電極体110aと電極体110bの間に、正極第1集電板151aと負極第1集電板152aを配置する。
そして、電極体110aから突出する積層された第1タブ積層体118、第2タブ積層体119をそれぞれ、正極集電体151の一部である正極第1集電板151a、負極集電体152の一部である負極第1集電板152a上に配置し、第1タブ積層体118の一方の面を正極第1集電板151aに当接させ、第2タブ積層体119の一方の面を負極第1集電板152aに当接させる。
また、電極体110bから突出する積層された第1タブ積層体118、第2タブ積層体119をそれぞれ、正極集電体151の一部である正極第1集電板151a、負極集電体152の一部である負極第1集電板152a上に配置し、第1タブ積層体118の一方の面を正極第1集電板151aに当接させ、第2タブ積層体119の一方の面を負極第1集電板152aに当接させる。
電極体110a、110bの第1タブ積層体118はそれぞれ、正極第1集電板151aと当接した面とは反対側の他方の面上に配置された保護シートとともに正極第1集電体151aに溶接接合されて接合領域127a(正極接合領域)が形成される。そして、電極体110a、110bの第2タブ積層体119はそれぞれ、負極第1集電板152aと当接した面とは反対側の他方の面上に配置された保護シートとともに負極第1集電板152aに溶接され接合領域127b(負極接合領域)が形成される。
この後、2つの電極体110a、110bがほぼ平行となるように第1タブ積層体118と正極第1集電板151aとを接合した部分、及び第2タブ積層体119と負極第1集電板152aとを接合した部分を湾曲させて外装体120に納める。
すなわち、正極第1集電板151aにおける電極体110と対向した面に第1タブ積層体118が接続されており、第1タブ積層体118が湾曲した状態となっている。このため、より体積エネルギー密度の高い二次電池となっている。また、負極第1集電板152aの電極体110と対向した面に第2タブ積層体119が接続されており、第2タブ積層体119が湾曲した状態となっている。正極集電体151、負極集電体152と電極体110との間のスペースを小さくでき、より体積エネルギー密度の高い二次電池となっている。
図4は蓄電装置100の接続工程における第1タブ積層体118、第2タブ積層体119と保護シート116a、116bと溶接治具159を示した図である。
溶接接合は、以下のように行うことが好ましい。
図4のように、上下から溶接治具159により積層された第1タブ積層体118、又は第2タブ積層体119と集電体(正極第1集電板151a、又は負極第1集電板152a)を挟み込み、溶接を行う。図4では、第1タブ積層体118と保護シート(第1保護シート)116aとを一体に示しており、第2タブ積層体119と保護シート(第2保護シート)116bとを一体に示している。
ここで溶接方法は、超音波溶接、あるいは抵抗溶接が好ましい。これにより、積層された第1タブ積層体118と正極第1集電板151aとが、及び、第2タブ積層体119と負極第1集電板152aとがより確実に溶接接続される。
タブ積層体の積層数が多い場合、例えば積層数が20枚以上の場合、レーザ溶接等と比較し、一対の溶接治具159により挟み込んだ状態で溶接を行えるため超音波溶接又は抵抗溶接の方がより信頼性の高い溶接接続部を形成することができる。
なお、一対の溶接治具159は、抵抗溶接の場合は一対の抵抗溶接用電極であり、超音波溶接の場合はホーン及びアンビルである。電極体110aの第1タブ積層体118は、正極第1集電板151aにおいて、正極第1集電板151aの幅方向における中央部よりも一方側に接続される。電極体110bの第1タブ積層体118は、正極第1集電板151aにおいて、正極第1集電板151aの幅方向における中央部よりも他方側に接続される。電極体110aの第2タブ積層体119は、負極第1集電板152aにおいて、負極第1集電板152aの幅方向における中央部よりも一方側に接続される。電極体110bの第2タブ積層体119は、負極第1集電板152aにおいて、負極第1集電板152aの幅方向における中央部よりも他方側に接続される。
正極第1集電板151aには孔51aが設けられている。正極第1集電板151aを正極第2集電板151bに接続した後、孔51aは蓋130の注液孔と対応する位置に配置される。そして、電極体110aの第1タブ積層体118は、正極第1集電板151aの幅方向において孔51aよりも一方側に接続されている。また、電極体110bの第1タブ積層体118は、正極第1集電板151aの幅方向において孔51aよりも他方側に接続されている。
蓋130に対して垂直な方向から正極第1集電板151a、電極体110a、110bの第1タブ積層体118を見たとき、電極体110a、110bの第1タブ積層体118において、正極第1集電板151aと略平行に配置される部分が、孔51aと重ならないようにされることが好ましい。これにより、正極第1集電板151aないし電極体110a、110bの第1タブ積層体118が電解液の注液を妨げることを防止できる。
なお、蓋130に正極第2集電板151b、負極第2集電板152bを固定する固定工程と、正極第1集電板151a、負極第1集電板152aにそれぞれ第1タブ積層体118,第2タブ積層体119を接続する接続工程は、いずれを先に行ってもよい。
次に超音波溶接の例を図5A,5B,6A,6Bを参照して説明する。なお図を見やすくするため、正極第1集電板151a又は負極第1集電板152aにおいて、第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119と接合されている部分を抜粋して示している。正極第1集電板151a又は負極第1集電板152aの外周部分に取り付けられている他の部材は省略している。
図5A、5Bに示すように、接続の準備として正極第1集電板151a又は負極第1集電板152a上に第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119を載せ、さらにその上に第1保護シート116a又は第2保護シート116bを載せる。それから図6A,6Bに示すように、超音波ホーン159aを第1保護シート116a又は第2保護シート116bの上から押し当てて溶接を行う。ここでは、超音波ホーン159aは第1保護シート116a又は第2保護シート116bの上面全面を覆い、さらにその周囲まで拡がっている。超音波による溶接により、第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119は正極第1集電板151a又は負極第1集電板152aに溶着し、複数のタブ同士も溶着されて、溶着部200となる。また、溶着部200において正極第1集電板151a又は負極第1集電板152aと第1タブ積層体118又第2タブ積層体119とが溶着する。
図7A~図7Cは3つの実施例を示す図であり、具体的には、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119に接合された保護シート116a、116bに形成された接合領域117a、117b、127a、127b、137a、137bの形状を示した概略図である。
蓄電装置100では、上記接続工程において、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119は、正極第1集電板151a、負極第1集電板152aと当接する当接面(一方の面)と、この当接面の反対側に設けられた背面(他方の面)とを有し、背面には、導電性を有した保護シート116a、116bが配置されて接合されている。そして、保護シート116a、116bの縁には角部116a1、116b1が存在しており、保護シート116a、116bは、角部116a1、116b1を含むように背面との接合領域117a、117b、127a、127b、137a、137bが形成されている。なお、これらの実施例では保護シート116a、116bは略矩形であって、角部116a1、116b1はそれぞれ4つ存在している。この構成により、角部116a1、116b1が第1タブ積層体118、第2タブ積層体119に接合される。そのため、接続工程において、溶接治具159に押圧された保護シート116a、116bにおいて、溶接治具159と当接していない領域が屈曲して、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119から離れる方向に反る場合、反った部分において、最も電極体側に近づく角部116a1、116b1の突出を抑制することができる。そのため、上記反った部分の突出高さ(第1タブ積層体118、第2タブ積層体119からの離間距離)を小さくすることができ、保護シート116a、116bと電極体110とが接触して短絡することを抑制することができる。
図7Aの例は、保護シート116a、116bが略矩形である場合であって、その四隅に存する角部116a1、116b1においてそれぞれ溶接を行い、接合領域117a、117bは四隅にそれぞれ独立して存在している。図7Bの例は、保護シート116a、116bの背面全体が接合領域127a、127bとなっている。図7Cの例は、接合領域137a、137bが保護シート116a、116bの背面全体とその外側にまで拡がっている。
また、接合領域117a、117b、127a、127b、137a、137bでは、保護シート116a、116bの第1タブ積層体118、第2タブ積層体119と当接している面とは反対側の面である背面において、複数の凸凹が形成されていてもよい。
また、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119の背面(他方の面)において、前記保護シート116a、116bと接合されている部分は、接合されていない部分よりも、窪んでいてもよい。
また、接合領域127a、127b、137a、137bには、保護シート116a、116bの縁の全周が含まれていてもよい。その場合、保護シート116a又は116bの周縁は全周にわたって前記第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119と接合されている。この構成により、保護シートの縁のうち角部のみに絞って、溶接治具159を当接させて接合領域117a、117bを形成する方法(図7A参照)と比べて、角部116a1、116b1へ溶接治具159を当接させる位置合わせが容易になるとともに、接合したい角部の周辺も接合できるため、より信頼性高く接合を行なうことができる。
また、図7B、7Cにおいては、接合領域127a、127b、137a、137bは、保護シート116a、116bの第1タブ積層体118と対向した面の反対側の面の全面を含んでいる。この構成より、保護シート116a、116bと同じ大きさの当接面をもった溶接治具159、または保護シート116a、116bより当接面が大きい溶接治具159を用いれば容易に保護シート116a、116bの角部を押さえて溶接できるため、溶接治具159の構成をシンプルにすることが可能になる。
また、保護シート116a、116bの縁の全ては、前記第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119の縁の内側にあってもよい。この構成により、接続工程において、保護シート116a、116bの縁が第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119の縁より外側にある構成、つまり、保護シート116a、116bの一部が第1タブ積層体118又は第2タブ積層体119の外側へ延在した構成と比べて、保護シート116a、116bに対して一つの溶接治具159を用いて、より確実に保護シート116a、116bの角部の反りを抑制する効果を顕著に得ることができる。また、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119の先端部分から延出した保護シート116a、116bによって全体が大型化することを抑制することができる。
また、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119では、当接面が正極集電板151、負極集電体152を介して蓋130と対向し、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119の背面が電極体110と対向するように屈曲している。この構成により、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119の先端が電極体110から蓋130まで延びている構成と比べて、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119が蓋130と電極体110との間のスペースを占める割合を小さくすることができる。
蓄電装置100に用いられる保護シート116a、116bは、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119を構成する材料と同じ材料であってもよい。そのため、例えばアルミニウム、銅などから構成されていてもよい。そして、保護シート116a、116bの厚みは、タブ111b、112bの厚みよりも大きい方が、第1タブ積層体118、第2タブ積層体119を確実に保護できるので好ましい。保護シート116a、116bの厚みが所定よりも大きくなると、接合時に保護シート116b、116bよりも対向面積が大きいホーンなどで押しても、ホーンに押されてタブ積層体中に沈んだ保護シートとタブ積層体の露出部分との段差が維持され、ホーンがタブ積層体の露出部分に当接しなくなるため、保護シート116a、116bの厚みは20~200μmであってもよい。そして第1タブ積層体118、第2タブ積層体119を構成する各タブの厚みは15μm以下であってもよい。また、本開示の保護シートの形状は矩形のシートでもあってもよい。しかしこの形状に限らず、三角形や長円でもよい。長円の場合、縁において直線部と曲線部が接続した箇所や、縁の曲線部おいて保護シートの中心から最も遠い箇所を角部としてもよい。また、接合領域は、タブ積層体の背面において、保護シートと対向してない領域を含んでいてもよい。また保護シートに形成された複数の角部のうち全ての角部に接合領域を設ける必要はない。
蓄電装置100では、さらに、正極第1集電板151aと蓋130との間に介在する絶縁部191と、正極第2集電板151bと反転板162との間に介在する絶縁部とを有する樹脂製の集電体ホルダ190が設けられている。
正極第2集電板151bは支持絶縁部によって支持されている。支持絶縁部は、絶縁板183に係止されている。この構成によって正極集電体151は、蓋130に固定されている。支持絶縁部では、正極第2集電板151bと対向する面の裏面に導電部材161の外周面を挟む複数の爪が設けられているとともに、上記裏面の縁に蓋130に向かって立設した係止部が設けられ、この係止部が絶縁板183に係止されることにより、集電体ホルダ190は、絶縁板183を介して蓋130に固定される。支持絶縁部にはさらに孔が形成されており、この孔内を通って、反転板162の突起162aと正極第2集電板151bとが接続している。支持絶縁部は、正極第2集電板151bの孔51bの周囲に設けられた孔に挿入されるように突出した固定部を有し、この固定部を孔へ挿入した後、固定部の孔を貫通した部分を熱かしめで変形させることにより、正極第2集電板151bは支持絶縁部に固定される。
正極第1集電板151aと絶縁部191とは、注液孔と対向するように配置されている。
正極第1集電板151aには孔51aが形成されている。絶縁部191にも孔51aと対応する位置に孔191aが形成されている。そして孔191aの開口には、蓋130側から電極体110側に向かって延びた筒部191bが形成されている。この筒部191bは孔51aを挿通するように設けられている。そしてこの筒部191bの側壁の内側に注液孔が配置されるように、絶縁部191および正極第1集電板151aは配置されている。
筒部191bにより、正極第1集電板151aに第1タブ積層体118が接合される際に、第1タブ積層体118の先端が誤って孔51aの開口内に入り込むように配置されることを抑制することができる。そして、第1タブ積層体118が孔51aまたは注液孔を塞ぐことを抑制することができる。
この筒部191bの両端の開口のうち、電極体110側の開口には、電極体110と注液孔の間に介在し、筒部191bに接続した障害部材が設けられている。この構成により、電解液を注液孔から供給する際、筒部191bを通過した電解液は、障害部材に打ち当たり、電解液の流速が下がった状態で外装体120内に電解液を流入させることができる。電解液の流速が下がることにより、外装体120内で電解液が打ちあたる電極体110へのダメージを抑制することができる。
電極体110へのダメージの具体例として、正極板と負極板とセパレータの積層方向が蓋に対して平行な電極体110は、積層された正極板、負極板、セパレータの縁が電極体110の上端に位置することになり、この縁に電解液が打ち当たることによって、電極板に接着したセパレータが電極板から剥離することや、正負極板の活物質層が滑落するなどが挙げられる。
孔191aは、例えば、長円である。この構成により、孔191aの開口の形状に沿って延びる筒部の側壁に平坦部分が形成されるようになる。第1タブ積層体118を正極第1集電板151aに接合させる際に、この平坦部に接合前の第1タブ積層体118と当接させることにより、接合前の第1タブ積層体118の配置を安定させることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態は本願発明の例示であって、本願発明はこれらの例に限定されず、これらの例に周知技術や慣用技術、公知技術を組み合わせたり、一部置き換えたりしてもよい。また当業者であれば容易に思いつく改変発明も本願発明に含まれる。
保護シートが一方の面に配置され、それとは反対側の面に第1集電体又は第2集電体と当接して接続されるのは、第1タブ積層体または第2タブ積層体ではなくても構わなく、例えば積層体ではなくて第1タブまたは第2タブでであってもよい。
上述の実施形態では正極と負極共にタブに保護シートを設けたが、正極側のみに保護シートを設けてもよく、負極側のみに設けてもよい。
51a、51b 孔
100 蓄電装置
110 電極体
111 正極板(第1電極板)
111a 本体部
111b タブ(第1タブ)
112 負極板(第2電極板)
112a 本体部
112b タブ(第2タブ)
116a、116b 保護シート
116a1、116b1 角部
117a、117b 接合領域
118 第1タブ積層体
119 第2タブ積層体
120 外装体
127a、127b 接合領域
130 蓋
133 排気弁
135 栓
137a、137b 接合領域
141 正極端子
142 負極端子
151 正極集電体
152 負極集電体
151a 正極第1集電板
151b 正極第2集電板
152a 負極第1集電板
152b 負極第2集電板
159 溶接治具
159a 超音波ホーン
161 導電部材
162 反転板
170 絶縁シート
181、182 外側絶縁部材
183、184 絶縁板
190 集電体ホルダ
191 絶縁部
191a 孔
191b 筒部
200 溶着部

Claims (14)

  1. 複数の第1電極板および複数の第2電極板を含む電極体と、
    第1電極出力端子と第2電極出力端子と、
    前記第1電極板と前記第1電極出力端子とを電気的に接続する第1集電体と、
    前記第2電極板と前記第2電極出力端子とを電気的に接続する第2集電体と
    を備え、
    前記第1電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第1集電体と接続されている第1タブを備えており、
    前記第1タブは複数が重ねられて第1タブ積層体を形成しており、前記第1タブ積層体の一方の面が前記第1集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には略矩形の第1保護シートが配置されて当接しており、
    前記第1保護シートの周縁には隣合う2辺で形成される4つの角部が存しており、
    前記第1保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第1タブ積層体と接合されており、
    前記第1タブ積層体は前記他方の面において、前記第1保護シートと接合されている部分がそれ以外の部分に比べて窪んでいる、蓄電装置。
  2. 前記第1保護シートの周縁は全周にわたって前記第1タブ積層体と接合されている、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記第1保護シートの厚みは前記第1タブの厚みよりも大きい、請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第1保護シートは全面にわたって前記第1タブ積層体と接合されている、請求項1から3のいずれか一つに記載の蓄電装置。
  5. 前記第1タブ積層体は前記第1保護シートが前記電極体と向き合うように屈曲されている、請求項1からのいずれか一つに記載の蓄電装置。
  6. 前記第2電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第2集電体と接続されている第2タブを備えており、
    前記第2タブは複数が重ねられて第2タブ積層体を形成しており、前記第2タブ積層体の一方の面が前記第2集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には略矩形の第2保護シートが配置されて当接しており、
    前記第2保護シートの周縁には隣合う2辺で形成される4つの角部が存しており、
    前記第2保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第2タブ積層体と接合されている、請求項1からのいずれか一つに記載の蓄電装置。
  7. 複数の第1電極板および複数の第2電極板を含む電極体と、
    第1電極出力端子と第2電極出力端子と、
    前記第1電極板と前記第1電極出力端子とを電気的に接続する第1集電体と、
    前記第2電極板と前記第2電極出力端子とを電気的に接続する第2集電体と
    を備え、
    前記第1電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第1集電体と接続されている第1タブを備えており、
    前記第1タブは複数が重ねられて第1タブ積層体を形成しており、前記第1タブ積層体の一方の面が前記第1集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には略矩形の第1保護シートが配置されて当接しており、
    前記第1保護シートの周縁には隣合う2辺で形成される4つの角部が存しており、
    前記第1保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第1タブ積層体と接合されており、
    前記第1保護シートは、前記第1タブ積層体の前記他方の面において、前記第1タブ積層体の周縁よりも内側に配置されている、蓄電装置。
  8. 前記第1保護シートの周縁は全周にわたって前記第1タブ積層体と接合されている、請求項に記載の蓄電装置。
  9. 前記第1保護シートの厚みは前記第1タブの厚みよりも大きい、請求項又はに記載の蓄電装置。
  10. 前記第1保護シートは全面にわたって前記第1タブ積層体と接合されている、請求項からのいずか一つに記載の蓄電装置。
  11. 前記第1タブ積層体は前記第1保護シートが前記電極体と向き合うように屈曲されている、請求項から10のいずれか一つに記載の蓄電装置。
  12. 前記第2電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第2集電体と接続されている第2タブを備えており、
    前記第2タブは複数が重ねられて第2タブ積層体を形成しており、前記第2タブ積層体の一方の面が前記第2集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には略矩形の第2保護シートが配置されて当接しており、
    前記第2保護シートの周縁には隣合う2辺で形成される4つの角部が存しており、
    前記第2保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第2タブ積層体と接合されている、請求項から11のいずれか一つに記載の蓄電装置。
  13. 一つの第1電極板および一つの第2電極板を含む電極体と、
    第1電極出力端子と第2電極出力端子と、
    前記第1電極板と前記第1電極出力端子とを電気的に接続する第1集電体と、
    前記第2電極板と前記第2電極出力端子とを電気的に接続する第2集電体と
    を備え、
    前記第1電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第1集電体と接続されている第1タブを備えており、
    前記第2電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第2集電体と接続されている第2タブを備えており、
    前記第1タブの一方の面が前記第1集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には略矩形の第1保護シートが配置されて当接しており、
    前記第2タブの一方の面が前記第2集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には矩形の第2保護シートが配置されて当接しており、
    前記第1保護シート及び前記第2保護シートのそれぞれの周縁には隣合う2辺で形成される4つの角部が存しており、
    前記第1保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第1タブと接合されており、
    前記第2保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第2タブと接合されており、
    前記第1タブは前記他方の面において、前記第1保護シートと接合されている部分がそれ以外の部分に比べて窪んでいる、蓄電装置。
  14. 一つの第1電極板および一つの第2電極板を含む電極体と、
    第1電極出力端子と第2電極出力端子と、
    前記第1電極板と前記第1電極出力端子とを電気的に接続する第1集電体と、
    前記第2電極板と前記第2電極出力端子とを電気的に接続する第2集電体と
    を備え、
    前記第1電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第1集電体と接続されている第1タブを備えており、
    前記第2電極板は、前記電極体から突き出していて導電性を有しているとともに前記第2集電体と接続されている第2タブを備えており、
    前記第1タブの一方の面が前記第1集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には略矩形の第1保護シートが配置されて当接しており、
    前記第2タブの一方の面が前記第2集電体と当接しており、前記一方の面とは反対側の他方の面には矩形の第2保護シートが配置されて当接しており、
    前記第1保護シート及び前記第2保護シートのそれぞれの周縁には隣合う2辺で形成される4つの角部が存しており、
    前記第1保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第1タブと接合されており、
    前記第2保護シートは、少なくとも前記4つの角部が前記第2タブと接合されており、
    前記第1保護シートは、前記第1タブの前記他方の面において、前記第1タブの周縁よりも内側に配置されている、蓄電装置。
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