JP7452579B2 - クレーン - Google Patents

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Description

本発明は、クレーンに関する。
特許文献1には、走行機能を有する下部走行体、及び、下部走行体の上部に旋回可能な状態で設けられた上部旋回体を備えた移動式のクレーンが開示されている。下部走行体は、エンジンを有しており、エンジンの動力に基づいて走行する。
特開2012-96928号公報
近年、環境保護等の観点から、上述のようなクレーンの電動化が求められている。
本発明の目的は、電力により走行可能なクレーンを提供することである。
本発明に係るクレーンの一態様は、
ブームを支持する旋回体を有するクレーンであって、
前側車軸及び後側車軸を支持するフレームを有する走行車体と、
フレームの下方且つ前側車軸と後側車軸との間に配置され、前側車軸及び後側車軸に接続されたモータと、を備える。
上述のクレーンを実施する場合に、好ましくは、
クレーンは、
走行車体に設けられた電源部と、
電源部の電力を旋回体に供給するスリップリングと、を備えてよい。
又、モータは、前側車軸に接続された第一モータ、及び、後側車軸に接続された第二モータを含んでよい。
更に、第一モータと第二モータとは、スリップリングの下方領域を隔てて対向配置されてよい。
本発明によれば、電力により走行可能なクレーンを提供できる。
図1は、実施形態に係る移動式クレーンの模式図である。 図2は、強電系システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図3は、一部の構成を省略した下部走行体の斜視図である。 図4は、下方から下部走行体を見た状態を示す模式図である。 図5は、左側からモータの周辺を見た状態を示す模式図である。 図6は、上方からモータの周辺を見た状態を示す模式図である。 図7は、上方からバッテリー周辺を見た状態を示す模式図である。 図8は、多軸車の一例を示す模式図である。 図9は、多軸車の一例を示す模式図である。
以下、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。尚、後述の実施形態に係るクレーンは、本発明に係るクレーンの一例であり、本発明は後述の実施形態により限定されない。
[実施形態]
図1は、本実施形態に係る移動式クレーン1(図示の場合、ラフテレーンクレーン)の模式図である。移動式クレーンは、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、又は積載形トラッククレーン(カーゴクレーンともいう。)等である。但し、本発明に係るクレーンは、種々のクレーンであってよい。
移動式クレーン1は、下部走行体2及び上部旋回体5を有する。移動式クレーン1は、強電系バッテリー30(図2参照)を備えた電動式クレーンである。移動式クレーン1は、強電系バッテリー30から供給される電力に基づいて走行する。つまり、移動式クレーン1は、エンジンを備えていない。
又、移動式クレーン1は、強電系バッテリー30から供給される電力に基づいて、走行以外の動作(例えば、クレーン作業及び/又は暖房)を実行する。クレーン作業は、例えば、荷物の搬送作業における旋回動作及び/又はウインチの動作である。以下、移動式クレーン1の具体的な構成について説明する。
先ず、図1及び図2を参照して、上部旋回体5の構成について説明する。図1は、移動式クレーン1の模式図である。図2は、移動式クレーン1に搭載された強電系システム3の構成を模式的に示すブロック図である。
尚、強電系システム3とは、後述の強電系バッテリー30を動力源としたシステムであって、強電系バッテリー30と、強電系バッテリー30に電気的に接続されたエレメントとにより構成されるシステムである。図2には、強電系システム3を構成する主要エレメントが示されているが、強電系システム3は、図2に示された主要エレメント以外のエレメントを備えてもよい。
上部旋回体5は、下部走行体2の上部に設けられており、下部走行体2に対して旋回中心軸αを中心に旋回可能である。上部旋回体5は、旋回台51、伸縮式ブーム52、およびキャブ53を有する。
旋回台51は、軸受(不図示)を介して下部走行体2の上部に支持されている。旋回台51は、上部旋回体5に設けられた旋回用アクチュエータ(不図示)が発生する動力に基づいて旋回する。本実施形態の場合、旋回用アクチュエータは、油圧式のモータである。このモータは、作動油の給排に基づいて作動する。作動油は、下部走行体2から供給される。尚、旋回用アクチュエータは、電動モータであってもよい。この場合、旋回用の電動モータは、後述の強電系バッテリー30から供給された電力に基づいて駆動する。
伸縮式ブーム52は、旋回台51に支持されており、伸縮可能に組み合わされた複数のブームを有する。伸縮式ブーム52は、起伏用シリンダ54が発生する動力に基づいて、起伏角度を変えることができる(起伏する)。
起伏用シリンダ54は、伸縮式の油圧シリンダであって、上部旋回体5に設けられている。起伏用シリンダ54は、作動油の給排に基づいて作動する。尚、作動油は、下部走行体2から供給される。
又、伸縮式ブーム52は、伸縮用シリンダ55が発生する動力に基づいて伸縮する。伸縮用シリンダ55は、油圧シリンダであって、伸縮式ブーム52の内部に設けられている。伸縮用シリンダ55は、作動油の給排に基づいて作動する。尚、作動油は、下部走行体2から供給される。
又、伸縮式ブーム52は、ワイヤロープ56を支持している。ワイヤロープ56は、伸縮式ブーム52の先端部から垂れ下がっており、先端部にフック57が設けられている。ワイヤロープ56の一部は、ウインチ58に巻かれている。
ウインチ58は、ウインチ用アクチュエータ(不図示)が発生する動力に基づいて駆動する(回転する)。本実施形態の場合、ウインチ用アクチュエータは、旋回台51に設けられており、油圧式のモータである。このモータは、作動油の給排に基づいて作動する。作動油は、下部走行体2から供給される。
ウインチ58が回転すると、ウインチ58の回転方向に応じて、ワイヤロープ56が巻き上げられる、又は、繰り出される。尚、ウインチ用のモータは、電動モータであってもよい。この場合、ウインチ用の電動モータは、後述の強電系バッテリー30から供給された電力に基づいて駆動する。
次に、図1~図7を参照して、下部走行体2について説明する。尚、下部走行体2の構造を説明するにあたり、各図に示す直交座標系(X、Y、Z)を使用する。X方向は、下部走行体2の前後方向に一致する。X方向+側は、下部走行体2の前側に一致する。X方向-側は、下部走行体2の後側に一致する。Y方向は、下部走行体2の左右方向に一致する。Y方向+側は、下部走行体2から前方を見た場合の左側に一致する。Y方向-側は、下部走行体2から前方を見た場合の右側に一致する。Z方向は、下部走行体2の上下方向に一致する。Z方向+側は、下部走行体2の上側に一致する。Z方向-側は、下部走行体2の下側に一致する。
下部走行体2は、電力により走行可能である。具体的には、下部走行体2は、図1及び図3に示すように、フレーム20、ボディ21、前側車軸22、後側車軸23、前側タイヤ24、後側タイヤ25、及びアウトリガ26を有する。
フレーム20は、前後方向に延在し、例えば断面形状が矩形の箱状部材であって、下部走行体2の骨格を構成している。フレーム20は、上側板部20a、下側板部20b、左側板部20c、右側板部20d、前側板部20e、及び後側板部20fを有する。
又、フレーム20は、フレーム20を上下方向に貫通した貫通孔により構成されたスリップリング配置空間200を有する。スリップリング配置空間200は、フレーム20において、後述の前側車軸22と後側車軸23との間の中央位置に設けられている。
又、フレーム20は、フレーム20を上下方向に貫通した貫通孔により構成されたバッテリー収容空間201を有する。バッテリー収容空間201は、フレーム20において、後側車軸23の上方から後端部にわたる位置に設けられている。つまり、バッテリー収容空間201は、フレーム20における後部に設けられていると捉えてよい。フレーム20において、バッテリー収容空間201が形成された部分の横断面形状は、複数の連続した板部により構成された閉断面である。尚、フレーム20の横断面とは、フレーム20をYZ平面で切断した場合の断面を意味する。
バッテリー収容空間の位置は、図示の場合に限定されない。バッテリー収容空間は、フレーム20において、前側車軸22の上方から前端部にわたる位置に設けられてもよい。この場合も、バッテリー収容空間は、フレーム20を上下方向に貫通した貫通孔により構成されてよい。
フレーム20は、前端部に、一対の前側アウトリガ支持部202を有する。フレーム20は、後端部に、一対の後側アウトリガ支持部203を有する。
ボディ21(図1参照)は、下部走行体2の外形を構成する部材であって、フレーム20に支持されている。
前側車軸22は、左右方向に延在する軸部材であって、フレーム20における下側板部20bの前端寄り部分に支持されている。前側車軸22の左右方向における両端部にはそれぞれ、前側タイヤ24が回転可能に支持されている。
後側車軸23は、左右方向に延在する軸部材であって、フレーム20における下側板部20bの後端寄り部分に支持されている。後側車軸23の左右方向における両端部にはそれぞれ、後側タイヤ25が回転可能に支持されている。尚、本実施形態の場合、移動式クレーン1は、前側車軸22及び後側車軸23を備えた所謂二軸タイプの移動式クレーンである。但し、移動式クレーンは、3本以上の車軸を備えた所謂多軸タイプの移動式クレーンであってもよい。
アウトリガ26は、一対の前側アウトリガ26a及び一対の後側アウトリガ26bを有する。一対の前側アウトリガ26aはそれぞれ、フレーム20における一対の前側アウトリガ支持部202に支持されている。又、一対の後側アウトリガ26bはそれぞれ、フレーム20における一対の後側アウトリガ支持部203に支持されている。
又、本実施形態の移動式クレーン1は、強電系システム3を有する。強電系システム3は、後述の強電系バッテリー30から供給される電力に基づいて、下部走行体2の走行、及び、走行以外の動作(例えば、クレーン作業及び/又は暖房)を実行するためのシステムである。以下、強電系システム3の構成について説明する。
尚、図示及び詳細な説明は省略するが、本実施形態の移動式クレーン1は、弱電系システムも有する。弱電系システムは、強電系バッテリー30よりも低電圧の弱電系バッテリー(不図示)から供給される電力に基づいて、移動式クレーン1に所定の処理を実行するためのシステムである。又、弱電系システムは、移動式クレーン1に所定の処理を実行させるための制御信号を伝達するためのシステムでもある。
強電系システム3は、図2に示すように主要エレメントとして、強電系バッテリー30、下部ジャンクションボックス31、走行用インバータ33、走行用モータ34、スリップリング35、上部デバイス39を有する。
強電系バッテリー30は、電源部の一例に該当し、複数のバッテリー301a、301b、302a、302bを有する。バッテリー301a、301bは、フレーム20のバッテリー収容空間201に配置されている。このように、本実施形態の場合、フレーム20のデッドスペースを有効活用することができるため、強電系バッテリー30をコンパクトに配置できるとともに、強電系バッテリー30の衝撃等による損傷を抑制できる。又、バッテリー302a、302bは、フレーム20の外部、且つ、バッテリー301a、301bの上方に配置されている。
下部ジャンクションボックス31は、強電系バッテリー30から供給された電力を、振り分けるためのものである。下部ジャンクションボックス31は、少なくともジャンクションボックス312を有する。
ジャンクションボックス312は、図6に示すように、フレーム20外に配置されている。具体的には、ジャンクションボックス312は、フレーム20の左側又は右側(本実施形態の場合、右側)、且つ、前後方向においてスリップリング配置空間200と整合する位置に配置されている。
ジャンクションボックス312は、ブラケット等の固定装置を介して、フレーム20に固定されている。ジャンクションボックス312には、ケーブル(不図示)を介して、第一バッテリー301a、301b及び第二バッテリー302a、302bに接続されている。
又、ジャンクションボックス312は、ケーブル(不図示)を介して、走行用インバータ33に接続されている。更に、ジャンクションボックス312は、ケーブル(不図示)を介して、スリップリング35に接続されている。尚、ジャンクションボックス312は、下部走行体2に設けられた他のエレメントに接続されていてもよい。
スリップリング35は、ジャンクションボックス312から供給された強電系バッテリー30の電力を、下部走行体2から上部旋回体5に送るためのものである。又、スリップリング35は、弱電系システムを流れる電流及び制御信号を、下部走行体2から上部旋回体5に送るためのものでもある。
又、上部デバイス39は、上部旋回体5に設けられ、強電系バッテリー30の電力に基づいて作動するデバイスである。尚、旋回用アクチュエータが電動モータの場合、旋回用の電動モータは、上部デバイスの一例に該当する。又、ウインチ用アクチュエータが電動モータの場合、ウインチ用の電動モータは、上部デバイスの一例に該当する。この場合、スリップリング35と、旋回用の電動モータ及びウインチ用の電動モータとが、上部ジャンクションボックス(不図示)を介して接続される。上部ジャンクションボックスと旋回用の電動モータとの間には、旋回用のインバータが設けられてもよい。又、上部ジャンクションボックスとウインチ用の電動モータとの間には、ウインチ用のインバータが設けられてもよい。このような上部ジャンクションボックスは、スリップリング35を介して供給された強電系バッテリー30の電力を、旋回用の電動モータ及びウインチ用の電動モータに割り振る機能を有する。
旋回用の電動モータは、強電系バッテリー30の電力が供給されると、当該電力に基づいて駆動する。そして、旋回用の電動モータは、上部旋回体5を旋回させる。
又、ウインチ用の電動モータは、強電系バッテリー30の電力が供給されると、当該電力に基づいて駆動する。そして、ウインチ用の電動モータは、ウインチ(不図示)を回転させる。この結果、ワイヤロープ56が巻き上げられる又は繰り出されて、フック57が上昇又は降下する。
走行用インバータ33は、図6に示すように、前側インバータ330及び後側インバータ331を有する。前側インバータ330及び後側インバータ331は、フレーム20外に設けられている。具体的には、前側インバータ330及び後側インバータ331は、フレーム20の左側又は右側(本実施形態の場合、右側)、且つ、前後方向においてスリップリング配置空間200と整合する位置に設けられている。
本実施形態の場合、前側インバータ330及び後側インバータ331は、ジャンクションボックス312の上方に、前後方向に並んだ状態で配置されている。前側インバータ330及び後側インバータ331は、後述の前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341に併設されている。前側インバータ330は、第一インバータの一例に該当する。後側インバータ331は、第二インバータの一例に該当する。
前側インバータ330は、前側端子330aを有する。前側インバータ330の前側端子330aは、後方を向いている。前側インバータ330の前側端子330aは、後述の前側走行用モータ340の前側端子340aと逆方向を向いている。一方、後側インバータ331は、後側端子331aを有する。後側インバータ331の後側端子331aは、前方を向いている。後側インバータ331の後側端子331aは、後側走行用モータ341の後側端子341aと逆方向を向いている。尚、前側インバータの端子の位置、及び、後側インバータの端子の位置は、本実施形態の場合に限定されない。
前側インバータ330の前側端子330aと前側走行用モータ340の前側端子340aとが、前側ケーブル(不図示)により接続されている。又、後側インバータ331の後側端子331aと後側走行用モータ341の後側端子341aとが、後側ケーブル(不図示)により接続されている。
本実施形態の場合、ジャンクションボックス312及び走行用インバータ33が、下部走行体2の所定領域において、上下方向に重なって配置されている。本実施形態の場合、所定領域は、フレーム20の左右方向における一方側であり、且つ、フレーム20の前後方向における所定位置(例えば、前後方向における中央位置)である。このような構成は、省スペース化に寄与する。
尚、ジャンクションボックス312及び走行用インバータ33は、一つの筐体に収容されることにより、又は、ボルト等の締結部品で解除可能に一体化されることにより、ユニット化されてもよい。又、ジャンクションボックス312は、走行用インバータ33の上方に設けられてもよい。又、図示は省略するが、走行用インバータは、例えば、フレーム内に配置されてもよい。走行用インバータがフレーム内に配置される場合、走行用インバータは、走行用モータの上方、下方、又は側方に配置されてよい。走行用インバータがフレーム内、且つ、走行用モータの上方又は下方に配置される場合、走行用インバータの端子と走行用モータの端子とを前後方向において対面させることで、走行用インバータと走行用モータとを接続するケーブルが後述の空間42を通らないように構成し易くなる。
このような走行用インバータ33(前側インバータ330及び後側インバータ331)は、ジャンクションボックス312から受け取った電流を調整して走行用モータ34(前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341)に送る。
尚、走行用インバータは、走行用モータに内蔵されていてもよい。つまり、走行用モータ(前側走行用モータ及び後側走行用モータ)は、インバータ一体型モータであってもよい。具体的には、前側走行用モータは、前側インバータが内蔵されたインバータ一体型モータであってよい。又、後側走行用モータは、後側インバータが内蔵されたインバータ一体型モータであってよい。
走行用モータ34は、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341を有する。前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341はそれぞれ、フレーム20の下方に設けられている。前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341はそれぞれ、ブラケット等の固定装置を介して、フレーム20の下側板部20bに固定されている。前側走行用モータ340は第一モータの一例に該当する。後側走行用モータ341は第二モータの一例に該当する。
尚、フレーム20の下側板部20bにおいて少なくとも前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341が固定された部分は、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341の外形に沿うように上方に凹んだ形状であってよい。フレーム20の下側板部20bが上方に凹んだ形状の場合、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341の上端部を含む一部は、フレーム20の下面よりも上方に位置する。つまり、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341と、フレーム20とが、上下方向において一部重畳する。このような構成によれば、省スペース化を図ることができる。
又、図4に示すように、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341はそれぞれ、前後方向に並んだ状態で、前側車軸22と後側車軸23との間に設けられている。
前側走行用モータ340の出力軸は、前側ドライビングシャフト40に接続されている。前側走行用モータ340の出力軸及び前側ドライビングシャフト40は、前後方向に延在している。前側ドライビングシャフト40は、前後方向に延在するシャフトであって、前側走行用モータ340と前側車軸22との間に設けられている。尚、本実施形態の場合、前側走行用モータ340の出力軸及び前側ドライビングシャフト40は、前後方向(X方向)に対して僅かに傾斜している。
前側ドライビングシャフト40の前端部は、ギヤ(例えば、減速機)を介して、前側車軸22に接続されている。前側ドライビングシャフト40の後端部は、前側走行用モータ340の出力軸に接続されている。前側ドライビングシャフト40は、前側走行用モータ340の回転を、前側車軸22に伝える。
後側走行用モータ341は、前側走行用モータ340よりも後方に配置されている。後側走行用モータ341の出力軸は、後側ドライビングシャフト41に接続されている。後側走行用モータ341の出力軸及び後側ドライビングシャフト41は、前後方向に延在している。後側ドライビングシャフト41は、前後方向に延在するシャフトであって、後側走行用モータ341と後側車軸23との間に設けられている。尚、本実施形態の場合、後側走行用モータ341の出力軸及び後側ドライビングシャフト41は、前後方向(X方向)に対して所定の角度傾斜している。
後側ドライビングシャフト41の前端部は、後側走行用モータ341の出力軸に接続されている。後側ドライビングシャフト41の後端部は、ギヤ(例えば、減速機)を介して、後側車軸23に接続されている。後側ドライビングシャフト41は、後側走行用モータ341の回転を、後側車軸23に伝える。
本実施形態の場合、前側ドライビングシャフト40の長さに応じて、前側走行用モータ340の前後方向における位置を調整できる。又、後側ドライビングシャフト41の長さに応じて、後側走行用モータ341の前後方向における位置を調整できる。このため、移動式クレーン1全体の重量バランスを、移動式クレーン1の仕様に応じて柔軟に調整できる。
本実施形態の場合、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341は、出力軸が前後方向に延在した状態で配置されている。但し、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341の配置態様は、本実施形態の配置態様に限定されない。前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341は、出力軸が前後方向に対して傾斜した状態で配置されてもよい。具体的には、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341は、出力軸が前後方向に対して90°傾いた状態(つまり、左右方向に一致した状態)で配置されてもよい。
本実施形態の場合、後側走行用モータ341と前側走行用モータ340との前後方向における間には、空間42が設けられている。空間42は、後述のスリップリング35の下方に設けられた領域(スリップリング35の下方領域)でもある。つまり、前側走行用モータ340と後側走行用モータ341とは、スリップリング35の下方領域を隔てて前後方向に対向配置されている。
前側走行用モータ340は、後端部に前側端子340aを有している。前側走行用モータ340の前側端子340aは、前方を向くように配置されている。換言すれば、前側走行用モータ340の前側端子340aは、前側端子340aを基準として空間42が存在する方向(後方)と反対方向(前方)を向いている。前側端子340aは、電源端子の一例に該当する。
又、後側走行用モータ341は、前端部に後側端子341aを有している。後側走行用モータ341の後側端子341aは、後方を向くように配置されている。換言すれば、後側走行用モータ341の後側端子341aは、後側端子341aを基準として空間42が存在する方向(前方)と反対方向(後方)を向いている。後側端子341aは、電源端子の一例に該当する。
前側走行用モータ340の前側端子340aに接続された前側ケーブル(不図示)は、空間42を通らないように配策されている。本実施形態の場合、前側走行用モータ340の前側端子340aが前方を向くように配置されているため、前側ケーブルを、空間42を通らないように配策し易い。前側ケーブルは、電源ケーブルの一例に該当し、前側走行用モータ340と前側インバータ330とを接続するケーブルである。
又、後側走行用モータ341の後側端子341aに接続された後側ケーブル(不図示)も、空間42を通らないように配策されている。本実施形態の場合、後側走行用モータ341の後側端子341aが後方を向くように配置されているため、後側ケーブルを、空間42を通らないように配策し易い。後側ケーブルは、電源ケーブルの一例に該当し、後側走行用モータ341と後側インバータ331とを接続するケーブルである。
尚、前側走行用モータ及び後側走行用モータのそれぞれがインバータ一体型モータである場合も、前側走行用モータ及び後側走行用モータと下部ジャンクションボックスとを接続するケーブルが、空間42を通らないように配策される。
又、空間42には、後述のスリップリング35に接続されたスリップリング用ケーブル(不図示)が配置されている。スリップリング用ケーブルは、電源ケーブルの一例に該当する。
上述のような前側走行用モータ340、後側走行用モータ341、及びスリップリング35のメンテナンスを行う際、メンテナンス作業者は、空間42の下方から前側走行用モータ340、後側走行用モータ341、及びスリップリング35にアクセスすることができる。そして、メンテナンス作業者は、空間42において、メンテナンス作業を行う。この際、前側ケーブル及び後側ケーブルが空間42に配置されていないため、メンテナンス作業の効率を向上できる。
又、後側走行用モータ341及び前側走行用モータ340はそれぞれ、図5に示すように、少なくとも一部が、スリップリング配置空間200(図5において斜格子で示す部分)を下方に延長した領域(図6において一点鎖線αと一点鎖線αとの間に存在する領域)と重なるように配置されている。
以上のような構成を有する前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341は、制御部(不図示)の制御下で、強電系バッテリー30から供給される電力に基づいて駆動する。制御部は、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341それぞれのトルクを調整する機能を有する。例えば、制御部が、走行路の状況に応じて、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341それぞれのトルクを調整することにより、移動式クレーン1の走行性能を向上できる。制御部は、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341それぞれに供給する電流を制御することにより、容易に前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341それぞれのトルクを調整することができる。
以上のように、本実施形態の場合、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341は、下部走行体2の左右方向における中央部、且つ、前後方向における中間部に、前後方向に並んで配置されている。但し、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341の位置は、上述の位置に限定されない。例えば、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341は、下部走行体2の左右方向における中央部よりも左右方向における一方側に寄って配置されてもよい。前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341の左右方向及び/又は前後方向における位置を調整することにより、移動式クレーン1の重心位置を調整できる。
尚、移動式クレーン1が3軸以上の車軸を有する所謂多軸車の場合、移動式クレーン1は、例えば、車軸の数と同数の走行用モータを備えればよい。但し、移動式クレーン1が多軸車の場合、車軸の数と走行用モータの数とは、異なってもよい。
図8及び図9はそれぞれ、多軸車の一例を示す模式図である。図8及び図9はそれぞれ、移動式クレーンを上方から見た状態で示す模式図である。
先ず、図8に示す移動式クレーン1Aは、2本の前側車軸221、222、及び、2本の後側車軸231、232を有する。
又、移動式クレーン1Aは、走行用モータ34Aを有する。具体的には、走行用モータ34Aは、2個の前側走行用モータ340a、340b及び2個の後側走行用モータ341a、341bを有する。つまり、本例の場合、移動式クレーン1Aは、前側車軸と同数の前側走行用モータ、及び、後側車軸と同数の後側走行用モータを有している。
前側走行用モータ340a、340b及び後側走行用モータ341a、341bはそれぞれ、フレーム20(図3~5参照)の下方に設けられている。前側走行用モータ340a、340bはそれぞれ、第一モータの一例に該当する。後側走行用モータ341a、341bはそれぞれ、第二モータの一例に該当する。
又、図8に示すように、前側走行用モータ340a、340b及び後側走行用モータ341a、341bはそれぞれ、前側車軸221と後側車軸231との間に設けられている。又、前側走行用モータ340aと前側走行用モータ340bとは、左右方向に並んで配置されている。後側走行用モータ341aと後側走行用モータ341bとは、左右方向に並んで配置されている。又、前側走行用モータ340a、340bと後側走行用モータ341a、341bとは、前後方向に並んで配置されている。
前側走行用モータ340aは、前側車軸221に接続されている。よって、前側車軸221は、前側走行用モータ340aの動力に基づいて、駆動する。前側走行用モータ340bは、前側車軸222に接続されている。よって、前側車軸222は、前側走行用モータ340bの動力に基づいて、駆動する。
後側走行用モータ341aは、後側車軸231に接続されている。よって、後側車軸231は、後側走行用モータ341aの動力に基づいて、駆動する。後側走行用モータ341bは、後側車軸232に接続されている。よって、後側車軸232は、後側走行用モータ341bの動力に基づいて、駆動する。その他の移動式クレーン1Aの構成は、上述の実施形態に係る移動式クレーン1とほぼ同様である。
以上のような構成を有する移動式クレーン1Aの場合、前側走行用モータ340a、340b及び後側走行用モータ341a、341bを、フレーム20(図3参照)の中央部に集約しているため、車軸を複数有する多軸車において、走行用モータ等のメンテナンス作業を効率よく行うことができる。
次に、図9に示す移動式クレーン1Bは、2本の前側車軸221、222、及び、1本の後側車軸231を有する。
又、移動式クレーン1Bは、走行用モータ34Bを有する。具体的には、走行用モータ34Bは、1個の前側走行用モータ340c及び1個の後側走行用モータ341aを有する。つまり、本例の場合、移動式クレーン1Aは、前側車軸の数よりも少ない前側走行用モータ、及び、後側車軸の数より少ない後側走行用モータを有している。
前側走行用モータ340cは、後側走行用モータ341aの性能よりも高い性能を有するモータである。又、前側走行用モータ340cの外径は、後側走行用モータ341aの外径よりも大きい。尚、後側走行用モータ341aの性能は、図8に示す後側走行用モータ341aの性能と同じである。
前側走行用モータ340c及び後側走行用モータ341aはそれぞれ、フレーム20(図3~5参照)の下方に設けられている。前側走行用モータ340cは、第一モータの一例に該当する。後側走行用モータ341aは、第二モータの一例に該当する。
又、図9に示すように、前側走行用モータ340c及び後側走行用モータ341aはそれぞれ、前側車軸221と後側車軸231との間に設けられている。又、前側走行用モータ340cと後側走行用モータ341aとは、前後方向に並んで配置されている。
前側走行用モータ340cは、前側車軸221及び前側車軸222に接続されている。よって、前側車軸221及び前側車軸222は、前側走行用モータ340cの動力に基づいて、駆動する。又、ドライビングシャフト403、404は、ギヤ(トランスファーギヤ等)を介して走行用モータ34に接続されている。
後側走行用モータ341aは、後側車軸231に接続されている。よって、後側車軸231は、後側走行用モータ341aの動力に基づいて、駆動する。その他の移動式クレーン1Bの構成は、上述の実施形態に係る移動式クレーン1及び図8に示す移動式クレーン1Aとほぼ同様である。
以上のような構成を有する移動式クレーン1A、1Bの場合も、前側走行用モータ340c及び後側走行用モータ341aを、フレーム20(図3参照)の中央部に集約しているため、車軸を複数有する多軸車において、走行用モータ等のメンテナンス作業を効率よく行うことができる。
又、本実施形態の場合、前側走行用モータ340と前側ドライビングシャフト40との間、及び、後側走行用モータ341と後側ドライビングシャフト41との間に、減速機が設けられていない。但し、前側走行用モータ及び後側走行用モータの仕様に応じて、前側走行用モータと前側ドライビングシャフトとの間、及び/又は、後側走行用モータと後側ドライビングシャフトとの間に減速機を設けてもよい。
又、本実施形態の場合、前側ドライビングシャフト40及び後側ドライビングシャフト41はそれぞれ、前後方向に延在するシャフトにより構成されている。但し、前側ドライビングシャフト及び/又は後側ドライビングシャフトは、所定角度をなして接続された複数本のシャフトにより構成されてもよい。
又、走行用モータは、一つの電動モータにより構成されてもよい。この場合も、一つの電動モータは、フレーム20の下方、且つ、前側車軸22と後側車軸23との間に配置されてよい。走行用モータが一つの電動モータにより構成される場合、この電動モータは、トランスファー等の動力分配装置を介して、前側ドライビングシャフト及び後側ドライビングシャフトに接続されてよい。又、前側走行用モータ340及び後側走行用モータ341と前側車軸22と後側車軸23との間には、必要に応じて、変速機を設けてもよい。
<本実施形態の作用・効果>
以上のような構成を有する本実施形態によれば、強電系バッテリー30の電力に基づいて走行可能な移動式クレーン1を実現できる。その他、本実施形態に係る移動式クレーン1が奏する作用・効果は、上述の通りである。
本発明に係るクレーンは、ラフテレーンクレーンに限らず、例えば、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、或いは積載形トラッククレーン(カーゴクレーンともいう。)等の各種の移動式クレーンであってよい。
1、1A、1B 移動式クレーン
2 下部走行体
20 フレーム
20a 上側板部
20b 下側板部
20c 左側板部
20d 右側板部
20e 前側板部
20f 後側板部
200 スリップリング配置空間
201 バッテリー収容空間
202 前側アウトリガ支持部
203 後側アウトリガ支持部
21 ボディ
22、221、222 前側車軸
23、231、232 後側車軸
24 前側タイヤ
25 後側タイヤ
26 アウトリガ
26a 前側アウトリガ
26b 後側アウトリガ
3 強電系システム
30 強電系バッテリー
301a、301b 第一バッテリー
302a、302b 第二バッテリー
31 下部ジャンクションボックス
312 ジャンクションボックス
33 走行用インバータ
330 前側インバータ
330a 前側端子
331 後側インバータ
331a 後側端子
34、34A、34B 走行用モータ
340、340a、340b、340c 前側走行用モータ
340a 前側端子
341、341a、341b 後側走行用モータ
341a 後側端子
35 スリップリング
40 前側ドライビングシャフト
41 後側ドライビングシャフト
42 空間
5 上部旋回体
51 旋回台
52 伸縮式ブーム
53 キャブ
54 起伏用シリンダ
55 伸縮用シリンダ
56 ワイヤロープ
57 フック
58 ウインチ

Claims (6)

  1. ブームを支持する旋回体を有するクレーンであって、
    前側車軸及び後側車軸を支持するフレームを有する走行車体と、
    前記フレームの下方且つ前記前側車軸と前記後側車軸との間に配置され、前記前側車軸及び前記後側車軸に接続されたモータと、
    前記走行車体に設けられた電源部と、
    前記電源部の電力を前記旋回体に供給するスリップリングと、を備え
    前記モータは、前記前側車軸に接続された第一モータ、及び、前記後側車軸に接続された第二モータを含み、
    前記第一モータと前記第二モータとは、前記スリップリングの下方領域を隔てて対向配置されている、
    クレーン。
  2. 前記フレームは、前記スリップリングを囲む貫通孔を有し、
    前記第一モータ及び前記第二モータは、少なくとも一部が前記貫通孔を下方に延長した領域と重なるように配置されている、
    請求項に記載のクレーン。
  3. 前記第一モータ及び前記第二モータそれぞれに併設され、前記電源部に接続された第一インバータ及び第二インバータを、更に備え、
    前記第一モータ及び前記第二モータと前記第一インバータ及び前記第二インバータとを接続するケーブルが前記下方領域を通らないように配策されている、請求項に記載のクレーン。
  4. 前記第一インバータ及び前記第二インバータの上方又は下方に設けられ、前記電源部の電力を前記第一インバータ及び前記第二インバータに振り分けるジャンクションボックスを、更に備える、請求項に記載のクレーン。
  5. 前記第一モータ及び前記第二モータにそれぞれ併設され、前記電源部の電源を前記第一モータ及び前記第二モータに振り分けるジャンクションボックスを、更に備え、
    前記第一モータ及び前記第二モータはそれぞれ、インバータ一体型モータであり、
    前記第一モータ及び前記第二モータと前記ジャンクションボックスとを接続するケーブルが前記下方領域を通らないように配策されている、請求項に記載のクレーン。
  6. 前記モータの上方且つ前記フレーム内に収容されたインバータを、更に備える、請求項1に記載のクレーン。
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