JP7447856B2 - Ipmモータ用ロータの製造方法及びipmモータ用ロータ製造装置 - Google Patents

Ipmモータ用ロータの製造方法及びipmモータ用ロータ製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、IPMモータ用ロータの製造方法及びIPMモータ用ロータ製造装置に関する。
ロータコアの軸線方向の端面を前記軸線方向にかしめることにより、前記ロータコアの磁石挿入孔内に挿入されたロータ磁石を前記ロータコアに固定する方法が知られている。例えば、特許文献1には、ステーキングによって磁石をロータコアに固定する方法が開示されている。前記ロータコアは、磁石が挿入される貫通孔の径方向内側面から内側に窪む形状の凹部が形成されている。前記ロータコアでは、前記凹部の各開放先端部は、軸線方向両端のコアシートに施されたステーキングによって、前記磁石に対して径方向外側に向かって圧接している。これにより、前記磁石は、前記凹部の前記開放先端部によって固定されている。
特開2017-169400号公報
ところで、磁石挿入孔内に挿入されたロータ磁石は、前記磁石挿入孔の軸線方向の長さよりも短い。そのため、ロータコアの軸線方向の端面を前記軸線方向にかしめる際に、前記磁石挿入孔内で前記ロータ磁石は、かしめによって押された方向に移動する場合がある。よって、例えば、前記ロータコアの軸線方向の一方側の端面をかしめた後に、反対側の端面をかしめると、前記一方側の端面をかしめた際に形成された突出部と接触した状態で、前記ロータ磁石が前記磁石挿入孔内で移動する。このとき、前記一方側の端面をかしめた際に形成された突出部によって、前記ロータ磁石が割れる可能性がある。よって、ロータ磁石をロータコアに固定する工程で、前記ロータ磁石が割れることを抑制可能な製造方法が求められている。
本発明の目的は、ロータ磁石をロータコアに固定する工程で、前記ロータ磁石が割れることを抑制可能な製造方法を提供することである。
本発明の一実施形態に係るIPMモータ用ロータの製造方法は、厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板と、ロータ磁石を収納可能な磁石挿入孔と、を有するロータコアを備えるIPMモータ用ロータの製造方法である。前記IPMモータ用ロータの製造方法は、前記磁石挿入孔内に前記ロータ磁石を挿入するロータ磁石挿入工程と、前記磁石挿入孔内に挿入された前記ロータ磁石における軸線方向の一側端面を前記磁石挿入孔内で前記軸線方向の他側に押す、ロータ磁石位置決め工程と、前記ロータ磁石位置決め工程によって前記ロータ磁石を軸線方向の他側に押した状態で、前記ロータコアにおける前記軸線方向の他側の端面を前記磁石挿入孔の周囲で前記軸線方向にかしめる、第1かしめ工程と、前記ロータコアにおける前記軸線方向の一側の端面を前記磁石挿入孔の周囲で前記軸線方向にかしめて、前記磁石挿入孔内に前記ロータ磁石を固定する、第2かしめ工程と、を有する。
本発明の一実施形態に係るIPMモータ用ロータ製造装置は、厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板と、ロータ磁石を収納可能な磁石挿入孔と、を有するロータコアを備えるIPMモータ用ロータの製造装置である。前記IPMモータ用ロータの製造装置は、前記ロータコアを軸線方向が上下方向に一致する状態で支持するロータコア支持部と、前記ロータ磁石の下側の端面を上方に押して、前記磁石挿入孔内で前記ロータ磁石を上方に移動させる磁石押し上げ機構と、前記ロータコアを軸線方向にかしめるピンと、前記ピンを前記ロータコアに対して上下方向に移動させるピン移動部とを有するかしめ機構と、を有する。
本発明のロータの製造方法によれば、ロータ磁石をロータコアに固定する工程で、前記ロータ磁石が割れることを抑制可能な製造方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係るロータ製造装置によって製造されるロータを備えたモータの概略構成を示す図である。 図2は、ロータの概略構成を示す斜視図である。 図3は、図2のIII-III線断面図である。 図4は、実施形態に係るロータ製造装置の概略構成を示す図である。 図5は、ロータの製造方法を示すフローである。 図6は、磁石挿入孔内にロータ磁石を挿入した状態を模式的に示す図である。 図7は、磁石を磁石移動部が押している状態を模式的に示す図である。 図8は、ロータコアの他側端面をかしめる様子を模式的に示す図である。 図9は、ロータコアの一側端面をかしめる様子を模式的に示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の例示的な実施の形態を詳しく説明する。なお、図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。また、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表してはいない。
なお、以下の説明では、ロータ製造装置1に載置されるロータ80の中心軸Pと平行な方向を「軸線方向」、中心軸Pに直交する方向を「径方向」、中心軸Pを中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、径方向において、対象とする構成に対して中心軸P側を「径方向内側」、対象とする構成に対して中心軸Pとは反対側を「径方向外側」と、それぞれ称する。また、以下の説明では、ロータ製造装置1を設置した状態での鉛直方向を「上下方向」とし、上下方向と直交する方向を「左右方向」とする。ただし、この方向の定義により、本発明に係るロータ製造装置1の使用時の向きを限定する意図はない。
また、以下の説明において、“固定”、“接続”、“接合”及び“取り付ける”等(以下、固定等)の表現は、部材同士が直接、固定等されている場合だけでなく、他の部材を介して固定等されている場合も含む。すなわち、以下の説明において、固定等の表現には、部材同士の直接的及び間接的な固定等の意味が含まれる。
(実施形態)
本発明の例示的な実施形態に係るロータ製造装置1は、IPMモータ用ロータ80の製造装置である。最初に、図1及び図2を参照して、ロータ製造装置1で製造されるロータ80を備えたモータ8について簡単に説明する。
(モータの構成)
図1は、モータ8の概略構成を示す図である。モータ8は、IPMモータである。モータ8は、ロータ80と、ステータ90と、ハウジング91と、シャフト92とを備える。ロータ80は、ステータ90に対して、中心軸Pを中心として回転する。本実施形態では、モータ8は、筒状のステータ90内に、ロータ80が中心軸Pを中心として回転可能に位置する、いわゆるインナーロータ型のモータである。
ロータ80は、ロータコア81と、ロータ磁石82とを備える。ロータ80は、ステータ90の径方向内方に位置し、中心軸Pを中心としてステータ90に対して回転可能である。
ステータ90は、ハウジング91内に収容される。本実施形態では、ステータ90は、円筒状である。ステータ90の径方向内方には、ロータ80が位置する。すなわち、ステータ90は、ロータ80に対して径方向に対向して位置する。
ステータ90は、ステータコア93と、ステータコイル94とを備える。ステータコイル94は、ステータコア93に巻回されている。ステータ90の詳しい構成は説明を省略する。
図2は、ロータ80の概略構成を示す斜視図である。ロータ80のロータコア81は、中心軸Pに沿って延びる円筒状である。ロータコア81は、中心軸Pに沿って延びる貫通孔81aを有する。図1に示すように、ロータコア81には、シャフト92が貫通孔81aを軸線方向に貫通した状態で固定される。これにより、ロータコア81は、シャフト92とともに回転する。
また、ロータコア81は、周方向に所定の間隔で位置する複数の磁石挿入孔84を有する。複数の磁石挿入孔84は、ロータコア81を軸方向に貫通している。複数の磁石挿入孔84は、矩形状である。これらの磁石挿入孔84内には、ロータ磁石82が収納されている。
ロータコア81は、所定の形状に形成され且つ厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板83を有する。複数のコア板83は、電磁鋼板である。複数のコア板83は、それぞれ、磁石挿入孔84の一部を構成する開口を有する。
ロータコア81は、磁石挿入孔84の周囲のカシメ位置Qに、軸線方向に凹んだカシメ痕81bを有する。本実施形態では、カシメ痕81bは、ロータコア81において磁石挿入孔84よりも径方向内方に位置する。なお、図2に示す例では、磁石挿入孔84よりも径方向内方に2つのカシメ痕81bが位置している。
図3は、図2におけるIII-III線断面図である。図3に示すように、カシメ痕81bは、ロータコア81の軸線方向の一方の端面である第1端面81c上に位置する。また、カシメ痕81bは、ロータコア81の軸線方向の他方の端面である第2端面81d上にも位置する。カシメ痕81bは、後述するロータ製造装置1で、第1端面81c及び第2端面81dを軸線方向にかしめるピン61の押し付け痕である。
ロータコア81は、磁石挿入孔84内の内面における第1端面81c側に、磁石挿入孔84の内部に突出する第1突出部85を有し、第2端面81d側に磁石挿入孔84の内部に突出する第2突出部86を有する。第1突出部85は、後述するロータ製造工程のうち第1かしめ工程で、第1端面81cをカシメ位置Qで軸線方向にかしめることにより形成される。第2突出部86は、後述するロータ80の製造工程のうち第2かしめ工程で、第2端面81dをカシメ位置Qで軸線方向にかしめることにより形成される。すなわち、前記第1かしめ工程及び前記第2かしめ工程以前の工程において、ロータコア81は、第1突出部85及び第2突出部86を有さない。
ロータ磁石82は、柱状である。ロータ磁石82の軸線方向の長さは、磁石挿入孔84の軸線方向の長さよりも短い。よって、磁石挿入孔84内に挿入された状態で、ロータ磁石82の軸線方向の両側の端面のうち少なくとも一方は、ロータコア81の軸線方向の端面に対して軸線方向に凹んでいる。ロータ磁石82は、軸線方向に見て矩形状である。軸線方向に見て、ロータ磁石82の短手方向の長さは、磁石挿入孔84の長手方向に延びる長辺の間の長さよりも短い。ロータ磁石82は、磁石挿入孔84内に挿入された状態で、第1突出部85及び第2突出部86によって保持されている。本実施形態では、ロータ磁石82は、軸線方向において、ロータコア81の第1端面81cの位置に、ロータ磁石82軸線方向の端面の位置が一致した状態で、ロータコア81に対して固定されている。
(突出部)
次に、図3を参照して、第1突出部85が形成されるかしめについて説明する。第1端面81cをカシメ位置Qでピン61を軸線方向に押すことにより、ロータコア81の第1端面81cを構成するコア板83及び該コア板83の積層方向に隣接する複数のコア板83において、カシメ位置Qと磁石挿入孔84との間に位置する部分が、磁石挿入孔84の内方に向かって膨らみ出る。これにより、磁石挿入孔84の内面に内部に突出する第1突出部85が形成される。第1突出部85は、突出した部分の一部が最も磁石挿入孔84の内方に突出した突出先端部85aを有する。
本実施形態では、ロータ磁石82の軸線方向の両側の端面のうち上側の端面の位置が、ロータコア81の第1端面81cの位置と一致する。したがって、第1端面81cをかしめたことによって形成された第1突出部85の突出先端部85aがロータ磁石82に接触する位置は、ロータ磁石82の上側の端面に対してロータコア81の第1端面81cが凹んでいる場合に接触する位置よりも、ロータ磁石82の軸線方向の端部から離れている。詳細な説明は省略するが、第2端面81dを同様にかしめることにより、第2端面81d側の磁石挿入孔84の内面に第2突出部86が形成される。
(ロータ製造装置)
次に、図4を参照して、以上の構成を有するロータ80を製造する例示的な実施形態に係るロータ製造装置1について詳細に説明する。ロータ製造装置1は、ロータコア支持部2と、上側位置決め部材3と、磁石押し上げ機構5と、かしめ機構6とを有する。
ロータコア支持部2は、左右方向に延びる平板状である。ロータコア支持部2は、ロータコア81の軸線方向が上下方向に一致する状態でロータコア81を支持する。すなわち、ロータコア81は、軸線方向が上下方向に一致する状態でロータコア支持部2上に載置される。ロータコア支持部2は、ロータコア81が載置された状態で、軸線方向に見てロータコア81の磁石挿入孔84と重なる位置に、下方に凹むばね収容部21を有する。ばね収容部21内には、後述する磁石押し上げ機構5の圧縮コイルばね51及びばね支持部52が収容されている。
ロータコア支持部2は、軸線方向に見てばね収容部21と重なる位置に、ロータコア81の磁石挿入孔84を位置させるためのロータコア位置決め部を有する。前記ロータコア位置決め部の図示は省略する。また、前記ロータコア位置決め部の構成の説明は省略する。
上側位置決め部材3は、左右方向に延びる平板状である。上側位置決め部材3は、ロータコア支持部2に支持されている。上側位置決め部材3は、図示しないアクチュエータに駆動されて上下方向に移動する。詳細には、上側位置決め部材3は、ロータコア81の上側の端面より上方の位置と、前記端面に接触する位置との間を上下方向に移動する。上側位置決め部材3は、ロータコア支持部2上にロータコア81が載置され、且つ、ロータコア81の磁石挿入孔84内にロータ磁石82が挿入された状態で、ロータコア81の上側の端面に接触する位置に保持される。
上側位置決め部材3は、ロータコア支持部2上にロータコア81が載置された状態で、ロータコア81の磁石挿入孔84よりも径方向内方に厚み方向に貫通する貫通孔を有する。前記貫通孔は、ロータコア支持部2上に載置されるロータコア81をかしめるカシメ位置Qに位置している。前記貫通孔内には、後述するピン61が軸線方向に移動可能に挿入されている。
磁石押し上げ機構5は、ロータコア支持部2にロータコア81が載置された状態で、磁石挿入孔84内のロータ磁石82を上方に押す。本実施形態では、磁石押し上げ機構5は、圧縮コイルばね51と、ばね支持部52を含む。圧縮コイルばね51は、伸縮方向が上下方向に一致した状態で、ロータコア支持部2のばね収容部21内に収容されている。
ばね支持部52は、ロータ磁石82の下側の端面を支持する。ばね支持部52は、上下方向に延びる部材である。ばね支持部52は、圧縮コイルばね51に支持されている。ばね支持部52は、圧縮コイルばね51が圧縮されることによって、ばね収容部21内に収容される。ばね支持部52の上側端部は、圧縮コイルばね51の圧縮状態が解除されることによって、ロータコア支持部2の上面よりも上方に突出する。すなわち、ばね支持部52は、ロータコア支持部2にロータコア81が載置された状態で、圧縮コイルばね51の弾性復元力により磁石挿入孔84内でロータ磁石82を上方に押す。よって、圧縮コイルばね51は、弾性復元力により磁石挿入孔84内でロータ磁石82を上方に押す弾性部材である。
かしめ機構6は、ピン61と、ピン移動部62とを有する。ピン61は、柱状の部材である。ピン61は、先端部に、先端に向かうほど径が小さいテーパ部を有する。ピン61は、先端が下に向いた姿勢で、上側をピン移動部62に保持されている。ピン61の先端側は、上側位置決め部材3の貫通孔に挿入されている。
ピン移動部62は、左右方向に延びる平板状である。ピン移動部62は、上側位置決め部材3に支持されている。ピン移動部62は、上側位置決め部材3の上方に位置する。ピン移動部62は、上下方向に移動する。これにより、ピン移動部62は、下側に保持するピン61を上下方向に移動させる。本実施形態では、ピン移動部62は、ピン61の先端が、上側位置決め部材3の前記貫通孔内に収容される位置と、前記貫通孔から下方に突出する位置との間で、ピン61を移動させる。ピン移動部62が、ピン61を下方に移動させることで、ロータコア支持部2上に載置されたロータコア81の上側の端面が軸線方向にかしめられる。
すなわち、ロータコア81の軸線方向の上側に第1端面81cが位置する状態で、かしめ機構6を作動させることで、磁石挿入孔84の内面において第1端面81c側に第1突出部85が形成される。また、ロータコア81の軸線方向の上側に第2端面81dが位置する状態で、かしめ機構6を作動させることで、磁石挿入孔84の内面において第2端面81d側に第2突出部86が形成される。
すなわち、以上の構成を有するロータ製造装置1は、厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板83と、ロータ磁石82を収納可能な磁石挿入孔84と、を有するロータコア81を備えるIPMモータ用ロータ製造装置である。ロータ製造装置1は、ロータコア81を軸線方向が上下方向に一致する状態で支持するロータコア支持部2と、ロータ磁石82の下側の端面を上方に押して、磁石挿入孔84内でロータ磁石82を上方に移動させる磁石押し上げ機構5と、ロータコア81を軸線方向にかしめるピン61と、ピン61をロータコア81に対して上下方向に移動させるピン移動部62とを有するかしめ機構6と、を有する。
上述の構成により、磁石押し上げ機構5は、ロータ磁石82を上方に押し上げた状態で保持することができる。これにより、ロータコアの第1端面81cを前記ロータコアの軸線方向にかしめる際に、かしめ及び重力によって、前記ロータコアに対して前記ロータ磁石が下方に移動することを抑制することができる。したがって、かしめによって磁石挿入孔の内面に形成された第1突出部85の突出先端部85aを、ロータ磁石82の軸線方向の端部から離れた位置に、接触させることができる。
本実施形態では、磁石押し上げ機構5は、弾性復元力により磁石挿入孔84内でロータ磁石82を上方に押す弾性部材によって構成されている。このように弾性部材の弾性復元力を用いることで、ロータコア81に対するロータ磁石82を容易に移動させることができる。
本実施形態では、ロータ製造装置1は、ロータコア81に対し、磁石挿入孔84内に挿入されたロータ磁石82の上側の端面の位置を位置決めする上側位置決め部材3を有する。これにより、ロータコア81の軸線方向において、ロータ磁石82を磁石挿入孔84内で最も上側に位置させることができる。よって、ロータ磁石82の軸線方向の端部から最も離れた位置に、かしめによって磁石挿入孔84の内面に形成された第1突出部85の突出先端部85aを接触させることができる。
(ロータの製造方法)
次に、図5から図9を参照して、ロータ製造装置1によって、ロータ80を製造する例示的な方法について詳細に説明する。
図5は、ロータ80の製造方法を示すフローである。ロータの製造方法は、ロータコア載置工程S1と、ロータ磁石挿入工程S2と、ロータ磁石位置決め工程S3と、第1かしめ工程S4と、ロータコア上下反転工程S5と、第2かしめ工程S6と、を有する。
ロータコア載置工程S1では、ロータコア81の第1端面81cが、上側に位置する状態で、ロータコア81をロータ製造装置1のロータコア支持部2上に載置する。このとき、ロータコア81には、第1突出部85及び第2突出部86は、形成されていない。
ロータ磁石挿入工程S2では、ロータ製造装置1のロータコア支持部2上に載置されたロータコア81の磁石挿入孔84内にロータ磁石82を挿入する。図6は、磁石挿入孔84内にロータ磁石82を挿入した直後の状態を模式的に示す図である。図6に示すように、磁石挿入孔84内に挿入されたロータ磁石82は、下側の端面をロータコア支持部2から突出した磁石押し上げ機構5のばね支持部52によって支持される。これにより、ロータ磁石82の上側の端面は、ロータコア81の第1端面81cよりも上方に位置する。
ロータ磁石位置決め工程S3では、ロータ磁石82を磁石挿入孔84内に挿入した後に、上側位置決め部材3がロータコア81の上側の第1端面81cに接触する位置に移動する。これにより、図7に示すように、ロータコア81の第1端面81cよりも上方に位置するロータ磁石82の上側の端面は、上側位置決め部材3によって下方に押される。また、ロータ磁石82の下側の端面に接触しているばね支持部52は、圧縮コイルばね51の弾性復元力によって、ロータ磁石82を上方に押している。したがって、ロータ磁石82は、上側の端面がロータコア81の上側に位置する第1端面81cの位置と一致する位置に保持される。すなわち、ロータ磁石82は、磁石挿入孔84内で、軸線方向の最も上方に位置付けられる。ロータ磁石位置決め工程S3において、ロータ磁石82の軸線方向の下側の端面が、本発明の一側端面である。
第1かしめ工程S4では、ロータコア81に対してロータ磁石82を上方に押した状態で、ロータコア81の第1端面81cをカシメ位置Qで軸線方向にかしめる。これにより、図8に示すように、磁石挿入孔84内の内面における第1端面81c側に第1突出部85が形成される。これにより、ロータ磁石82は、磁石挿入孔84内で第1突出部85によって、第1突出部85が突出する方向に押し付けられる。よって、ロータ磁石82は、一方の端面の位置が第1端面81cの位置と一致する磁石挿入孔84内の位置で、ロータコア81に対して軸線方向の位置が固定される。
ロータコア上下反転工程S5では、図9に示すように、ロータコア支持部2上に載置されたロータコア81の第1端面81cと第2端面81dとの上下の位置を入れ替える。すなわち、ロータコア81の第2端面81dが、上側に位置する状態で、ロータコア81をロータ製造装置1のロータコア支持部2上に載置する。これにより、第1かしめ工程S4で形成された第1突出部85は、ロータコア81の下側に配置される。すなわち、ロータコア81は、第1突出部85によってロータ磁石82が下側で軸線方向に固定され、且つ、ロータ磁石82が磁石挿入孔84内で軸線方向の最も下方に位置する状態で、ロータコア支持部2上に載置される。よって、磁石押し上げ機構5の圧縮コイルばね51は、圧縮された状態で、ばね収容部21内に収容される。
第2かしめ工程S6では、ロータコア81の第2端面81dをカシメ位置Qで軸線方向にかしめる。これにより、磁石挿入孔84内の内面において第2端面81dに近い位置に第2突出部86が形成される。このとき、ロータコア81に対するロータ磁石82の軸線方向の位置は、第1突出部85によって固定されている。また、ロータ磁石82の下側の端面は、磁石押し上げ機構5によって、上方に押されている。したがって、ロータ磁石82が磁石挿入孔84内で、軸線方向に下方に移動することが抑制される。
すなわち、以上説明したロータの製造方法は、厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板83と、ロータ磁石82を収納可能な磁石挿入孔84と、を有するロータコア81を備えるIPMモータ用ロータの製造方法である。ロータの製造方法は、磁石挿入孔84内にロータ磁石82を挿入するロータ磁石挿入工程と、磁石挿入孔84内に挿入されたロータ磁石82における軸線方向の一側端面を磁石挿入孔84内で軸線方向の他側に押す、ロータ磁石位置決め工程と、ロータ磁石位置決め工程によってロータ磁石82を軸線方向の他側に押した状態で、ロータコア81における軸線方向の他側の端面を磁石挿入孔84の周囲で軸線方向にかしめる、第1かしめ工程と、ロータコア81における軸線方向の一側の端面を磁石挿入孔84の周囲で軸線方向にかしめて、磁石挿入孔84内にロータ磁石82を固定する、第2かしめ工程と、を有する。
上述のロータの製造方法では、磁石挿入孔84内に挿入されたロータ磁石82における軸線方向の一側端面を磁石挿入孔84内で前記軸線方向の他側に押した状態で、ロータコア81における前記軸線方向の他側の端面をかしめる。これにより、ロータコアをかしめる際にロータ磁石82が磁石挿入孔84内で移動することを抑制することができる。また、ロータ磁石82の前記軸線方向の端部から離れた位置に、かしめによって磁石挿入孔84の内面に形成された第1突出部85の突出先端部85aを接触させることができる。よって、ロータコア81の軸線方向の一側の端面を前記軸線方向にかしめる際に、突出先端部85aの接触位置でロータ磁石82が割れることを抑制することができる。
また、ロータ磁石位置決め工程S3では、ロータコア81を前記軸線方向が上下方向に一致する状態で配置し、ロータ磁石82の下側に位置する端面を上方に押す。
ロータコア81の軸線方向が上下方向の場合に、上側に位置する前記ロータコアの第1端面81cを前記軸線方向の下方にかしめる際に、ロータ磁石82を持ち上げた状態で保持することができる。これにより、かしめ及び重力によって、ロータコア81に対してロータ磁石82が下方に移動することを抑制することができる。また、かしめによって形成された第1突出部85の突出先端部85aを、ロータ磁石82の軸線方向の端部から離れた位置に、接触させることができる。よって、ロータコア81の軸線方向の反対側の第2端面81dを前記軸線方向にかしめる際に、突出先端部85aの接触位置でロータ磁石82が割れることを抑制することができる。
また、ロータ磁石位置決め工程S3では、弾性部材の弾性復元力によって、ロータ磁石82における前記軸線方向の前記一側端面を磁石挿入孔84内で前記軸線方向の他側に押す。このように、弾性部材の弾性復元力を用いることで、ロータコア81に対してロータ磁石82を容易に移動させることができる。
また、ロータ磁石位置決め工程では、前記軸線方向において、ロータ磁石82の前記他側の端面を、ロータコア81における前記軸線方向の他側の端面と一致するまで、ロータ磁石82を移動させる。
これにより、ロータコア81の軸線方向において、ロータコア81に対してロータ磁石82を最も他側に位置させることができる。よって、ロータ磁石82の軸線方向の端部から離れた位置に、かしめによって磁石挿入孔84の内面に形成された第1突出部85の突出先端部85aを接触させることができる。よって、ロータコア81の軸線方向の一側の端面を前記軸線方向にかしめる際に、突出先端部85aの接触位置でロータ磁石82が割れることを抑制することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、ロータ製造装置1の磁石押し上げ機構5は、ロータ磁石挿入工程S2でロータコア81の磁石挿入孔84内にロータ磁石82を挿入する際に、圧縮コイルばね51を圧縮して保持していない。しかしながら、磁石押し上げ機構は、ロータコアの磁石挿入孔内にロータ磁石を挿入する際に、圧縮コイルばねを圧縮して保持し、ロータ磁石位置決め工程S3で前記圧縮コイルばねの圧縮を解除する構成であってもよい。
前記実施形態では、ロータ製造装置1の磁石押し上げ機構5は、ロータ磁石82を上側位置決め部材3に接触させることで磁石挿入孔84内において軸線方向の最も上方の位置に位置付ける。しかしながら、磁石押し上げ機構は、ロータ磁石を磁石挿入孔内において軸線方向の最も上方の位置よりも下方に位置付けてもよい。
前記実施形態では、ロータ製造装置1の磁石押し上げ機構5は、弾性復元力によりロータ磁石を押す圧縮コイルばね51によって構成されている。しかしながら、磁石押し上げ機構は、ロータ磁石を押すことができれば、圧縮コイルばね以外の部材によって構成されてもよい。
前記実施形態では、ロータ製造装置1の磁石押し上げ機構5は、圧縮コイルばね51の弾性復元力で押し上げ量を決定している。しかしながら、ロータ磁石を押し上げる量は、アクチュエータで制御できるようにしてもよい。
前記実施形態では、ロータ製造装置1は、上側位置決め部材3を有する。しかしながら、ロータ製造装置は、上側位置決め部材を有さなくてもよい。
前記実施形態では、ロータ製造装置1のかしめ機構6は、上側位置決め部材3に保持されている。しかしながら、かしめ機構6は、ロータコア支持部に保持されてもよい。かしめ機構6は、上側位置決め部材及びロータコア支持部に保持されてもよい。この場合、ロータコアの軸線方向の両側端面それぞれを、上側位置決め部材によって保持されるかしめ機構と、ロータコア支持部に保持されるかしめ機構によってかしめる構成であってもよい。
前記実施形態では、ロータ製造装置1のかしめ機構6は、ロータ製造装置1の上部に位置する。しかしながら、かしめ機構は、ロータ製造装置の下部に位置してもよい。かしめ機構は、ロータ製造装置の上部及び下部に位置してもよい。この場合、ロータコアの軸線方向の上側の端面を上部のかしめ機構が軸線方向にかしめ、ロータコアの軸線方向の下側の端面を下部のかしめ機構が軸線方向にかしめる構成であってもよい。
前記実施形態では、ロータコアの製造工程は、ロータコア上下反転工程S5を有する。しかしながら、ロータコアの製造工程は、ロータコア上下反転工程を有さなくてもよい。この場合、第2かしめ工程S6では、ロータコアの軸線方向の下側の端面を、ロータ製造装置の下部に位置するかしめ機構で軸線方向にかしめてもよい。
前記実施形態では、コア板83は、電磁鋼板である。しかしながら、コア板は、電磁鋼板以外の板部材であってもよい。
本発明は、磁石挿入孔内に収納されたロータ磁石をかしめによって保持するロータに利用可能である。
1 ロータ製造装置(IPMモータ用ロータ製造装置)
2 ロータコア支持部
3 上側位置決め部材
5 磁石押し上げ機構
6 かしめ機構
8 モータ
21 ばね収容部
51 圧縮コイルばね
52 ばね支持部
61 ピン
62 ピン移動部
80 ロータ
81 ロータコア
81a 貫通孔
81b カシメ痕
81c 第1端面
81d 第2端面
82 ロータ磁石
83 コア板
84 磁石挿入孔
85 第1突出部
85a 突出先端部
86 第2突出部
90 ステータ
91 ハウジング
92 シャフト
93 ステータコア
94 ステータコイル

Claims (7)

  1. 厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板と、ロータ磁石を収納可能な磁石挿入孔と、を有するロータコアを備えるIPMモータ用ロータの製造方法であって、
    前記磁石挿入孔内に前記ロータ磁石を挿入するロータ磁石挿入工程と、
    前記磁石挿入孔内に挿入された前記ロータ磁石における軸線方向の一側端面を前記磁石挿入孔内で前記軸線方向の他側に押す、ロータ磁石位置決め工程と、
    前記ロータ磁石位置決め工程によって前記ロータ磁石を軸線方向の他側に押した状態で、前記ロータコアにおける前記軸線方向の他側の端面を前記磁石挿入孔の周囲で前記軸線方向にかしめる、第1かしめ工程と、
    前記ロータコアにおける前記軸線方向の一側の端面を前記磁石挿入孔の周囲で前記軸線方向にかしめて、前記磁石挿入孔内に前記ロータ磁石を固定する、第2かしめ工程と、
    を有する、
    IPMモータ用ロータの製造方法。
  2. 請求項1に記載のIPMモータ用ロータの製造方法において、
    前記ロータ磁石位置決め工程では、前記ロータコアを前記軸線方向が上下方向に一致する状態で配置し、前記ロータ磁石の下側に位置する端面を上方に押す、
    IPMモータ用ロータの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載のIPMモータ用ロータの製造方法において、
    前記ロータ磁石位置決め工程では、弾性部材の弾性復元力によって、前記ロータ磁石における前記軸線方向の前記一側端面を前記磁石挿入孔内で前記軸線方向の他側に押す、
    IPMモータ用ロータの製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のIPMモータ用ロータの製造方法において、
    前記ロータ磁石位置決め工程では、前記軸線方向において、前記ロータ磁石の前記他側の端面を、前記ロータコアにおける前記軸線方向の他側の端面と一致するまで、前記ロータ磁石を移動させる、
    IPMモータ用ロータの製造方法。
  5. 厚み方向に積層された複数の円盤状のコア板と、ロータ磁石を収納可能な磁石挿入孔と、を有するロータコアを備えるIPMモータ用ロータの製造装置であって、
    前記ロータコアを軸線方向が上下方向に一致する状態で支持するロータコア支持部と、
    前記ロータ磁石の下側の端面を上方に押して、前記磁石挿入孔内で前記ロータ磁石を上方に移動させる磁石押し上げ機構と、
    前記ロータコアを軸線方向にかしめるピンと、前記ピンを前記ロータコアに対して上下方向に移動させるピン移動部とを有するかしめ機構と、を有する、
    IPMモータ用ロータ製造装置。
  6. 請求項5に記載のIPMモータ用ロータ製造装置において、
    前記磁石押し上げ機構は、弾性復元力により前記磁石挿入孔内で前記ロータ磁石を上方に押す弾性部材によって構成されている、
    IPMモータ用ロータ製造装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のIPMモータ用ロータ製造装置において、
    前記ロータコアに対し、前記磁石挿入孔内に挿入された前記ロータ磁石の上側の端面の位置を位置決めする上側位置決め部材を有する、
    IPMモータ用ロータ製造装置。
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