JP7447273B2 - インプラント送達システム - Google Patents

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Description

本発明は、医療機器の技術分野に関し、より具体的には、インプラント送達システムに関する。
インターベンション医療の分野では、腸骨静脈圧迫症候群の治療など、インプラントを用いて体腔内の狭窄や閉塞性病変を治療・緩和する手法が、臨床の場で広く用いられるようになってきている。管腔内インプラントは、一般に自己拡張型インプラントなどの圧縮可能なインプラントである。このインプラントは、中空のカテーテル内に圧縮されるように構成されている。デジタル画像(DSA、CT、超音波、内視鏡など)を用いた監視のもと、カテーテル内で圧縮されたインプラントを疾患部位に送り、その後、インプラントを解放して一定の方法で拡張させる。インプラント自体の径方向の支持力と体腔の収縮力を頼りに、インプラントを特定の位置に固定し、病気の治療や緩和の目的を達成する。
自己拡張型インプラントは、拡張時に長さが短くなるもの(例えば、織物製インプラント)と、拡張時に長さが変わらないもの(例えば、レーザー彫刻製インプラント)との2つのカテゴリーがある。この種のインプラントの現在の送達システムは、通常、その中にインプラントを圧縮するように構成された少なくとも1つの外管と、その位置が固定された状態で外管に予め取り付けられた推進管であって、外管が引き出されたときにインプラントが外管とともに近位に移動するのを防ぐためにインプラントを「保持」するように構成された遠位端を有する、推進管と、遠位ガイド部材(例えばテーパ付きの前端部品)を接続し、ガイドワイヤを受けるために構成された内管とを含む。自己拡張型インプラントの送達及び配置方法は、一般に、インプラントを予め設置した送達システムを、ガイドワイヤの案内下で病変部位に押し込むステップと、次いで、送達システムを、インプラントの遠位端の可視化マーキングポイントに従って微調整し、解放すべきインプラントの位置を決定するステップと、次いで、推進管を固定し、外管を引き出してインプラントを外管から解放するステップと、最後にインプラントを自己拡張力により拡張させるステップを含む。
上記インプラントを解放するプロセスでは、インプラントの膨張に伴ってインプラントの長さが短くなり、その結果、変位が生じて、インプラントが所定位置に正確に到達しない。その結果、病変した血管をインプラントで十分に支持することができない。依然として、狭窄又は閉塞が残ったままである。期待される治療目的が達成できない。
本発明の目的は、インプラントを解放するプロセスで生じる膨張によるインプラントの短縮及び変位を補正し、インプラントが所定位置に到達して治療効果を確保することができるインプラント送達システムを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、ハンドル、第一の内側摺動部材、第二の内側摺動部材、内管、外管、及び推進管を備えるインプラント送達システムを提供する。ここで、ハンドルは、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材が配置される第一の空洞を有し、
外管は互いに対向する第一の近位端と第一の遠位端とを有し、第一の近位端は第一の内側摺動部材に接続され、推進管は互いに対向する第二の近位端と第二の遠位端を有し、第二の遠位端は外管内に配置され、第二の近位端は第二の内側摺動部材に接続され、内管は外管及び推進管を通って延び、インプラントを受け入れるように構成された空洞が内管と外管との間に形成され、第二の遠位端はインプラントの近位部分と接続するように構成され、
ハンドルは、ネジ伝達のために第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材とネジ嵌合し、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材をハンドルの軸に沿って反対方向に直線的に移動させ、外管及び推進管を反対方向に移動させてインプラントをその遠位端からその近位端に解放して駆動するように構成されている。
オプションとして、第一の内側摺動部材の外表面には第一の外ネジが設けられ、第二の内側摺動部材の外表面には第二の外ネジが設けられ、第一の外ネジと第二の外ネジのネジ方向は反対である。
オプションとして、ハンドルの内表面には、第一の内ネジ及び第二の内ネジが設けられ、ハンドルの第一の内ネジは、ネジ伝達のために第一の内側摺動部材の第一の外ネジとネジ嵌合し、ハンドルの第二の内ネジは、ネジ伝達のために第二の内側摺動部材の第二の外ネジとネジ嵌合する。
オプションとして、ハンドルは、内部空洞を有する2つのサブハンドルを備え、内部空洞のそれぞれは、ハンドルの軸方向に垂直な断面において半円弧形状を有する。
オプションとして、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材のそれぞれは、ハンドルの軸方向に垂直な断面において円弧形状を有し、第一の内側摺動部材の凹面は、第二の内側摺動部材の凹面と対向して配置されている。
オプションとして、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材のそれぞれは、ハンドルの軸に垂直な断面において半円弧形状を有する。
オプションとして、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材のそれぞれに、ハンドルの軸方向に沿って延びる位置決め溝が画定され、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材が、位置決め溝を介して弧状プレートに摺動可能に接続されている。
オプションとして、第一の内側摺動部材は、前記ハンドルの軸方向に沿って延びる2つの第一の端面を有し、位置決め溝は、2つの第一の端面のそれぞれに画定され、第一の内側摺動部材は、2つの前記位置決め溝を介して2つの円弧状プレートに摺動可能に接続され、第二の内側摺動部材は、ハンドルの軸方向に沿って延びる2つの第二の端面を有し、位置決め溝は、2つの第二の端面のそれぞれにさらに画定され、第二の内側摺動部材は、2つの位置決め溝を介して2つの円弧状プレートに摺動可能に接続されている。
オプションとして、第一の端面は、隆起した制限部材を備え、第二の端面は、ハンドルの軸方向に沿って延びる摺動溝で画定され、制限部材は、摺動溝に設置されるか、又は
前記第一の端面は、摺動溝で画定され、第二の端面は、ハンドルの軸方向に沿って延びる隆起した制限部材を備え、制限部材は、摺動溝に設置される。
オプションとして、インプラント送達システムは、ハンドルのそれぞれの端部に設けられた近位コネクタ及び遠位コネクタをさらに備え、近位コネクタ及び遠位コネクタは、互いに対向して配置され、第二の空洞を画定する凹面を有する2つの弧状プレートによって接続され、遠位コネクタは、軸方向に貫通する第一の貫通孔で画定され、近位コネクタは、軸方向に貫通する第二の貫通孔で画定され、内管が第一の貫通孔、第二の空洞及び第二の貫通孔を介して延びる。
オプションとして、円弧状プレートが、互いに対向する第三の近位端と第三の遠位端とを有し、第一の盲孔が近位コネクタに画定され、円弧状プレートの第三の近位端が第一の盲孔に設置され、第二の盲孔が遠位コネクタに画定され、円弧状プレートの第三の遠位端が第二の盲孔に設置されている。
オプションとして、インプラント送達システムは、推進管の第二の遠位端に配置された推進管の頭部をさらに備え、頭部が、インプラントを保持及び解放するための保持構造を備える。
オプションとして、保持構造が、推進管の頭部の周方向に沿って間隔を空けて配置された複数のフックを備える。
オプションとして、インプラント送達システムは、ガイド部材をさらに備え、内管は、互いに対向する第四の近位端と第四の遠位端とを有し、内管の第四の遠位端は、外管の第一の遠位端から突出し、ガイド部材に接続されている。
オプションとして、インプラント送達システムは、内管の第四の遠位端に配置された少なくとも展開リングをさらに備える。
オプションとして、外管の第一の近位端が、外管接続アセンブリを介して推進管の外壁に接続され、外管が推進管の外壁に沿って摺動可能である。
オプションとして、外管接続アセンブリが、外管コネクタ、第一の密封リング及び第一の密封キャップを備え、外管コネクタが、一端が外管に固定的に接続され、更なる一端が推進管の上で入れ子にされた第一の接続孔を有し、第一の密封リングが推進管の上で入れ子にされ、第一の密封キャップが締められると外管と密封接続状態にある。
オプションとして、外管コネクタが第一のスナップ溝でさらに確定され、第一の内側摺動部材が第一のスナップリングを備え、第一のスナップ溝が第一のスナップリングに着脱可能に接続されている。
オプションとして、推進管の第二の近位端には、推進管コネクタを備える推進管接続アセンブリに設けられ、推進管コネクタが推進管の第二の近位端に配置され、推進管コネクタは第二の接続孔で画定され、推進管コネクタが第二の接続孔を通して内管の上で入れ子にされ、内管に沿って摺動可能である。
オプションとして、推進管接続アセンブリが、第二の密封リングと第二の密封キャップとをさらに備え、第二の密封リングは、内管の上で入れ子にされ、第二の密封キャップは、推進管コネクタが内管と密封接続されるように、第二の密封リングを留めるために用いられる。
オプションとして、推進管コネクタが第二のスナップ溝を画定し、第二の内側摺動部材が第二のスナップリングを備え、第二のスナップ溝が第二のスナップリングに着脱可能に接続されている。
オプションとして、インプラント送達システムは、第一の輸液管及び第二の輸液管をさらに備え、内管の第四の近位端は、推進管の第二の近位端から突出し、第一の輸液管と連通し、外管コネクタは、第一の分岐コネクタを備え、第三の接続孔は、第一の分岐コネクタに画定され、第二の輸液管と連通するか、又は
推進管コネクタは、第二の分岐コネクタを備え、第四の接続孔は、第二の分岐コネクタに画定され、第二の輸液管と連通する。
オプションとして、内管の第四の近位端には、第一の接続スリーブ、第二の接続スリーブ、及びロックキャップを備える内管接続アセンブリが設けられ、第一の接続スリーブが、内管と第一の輸液管とを接続するために使用され、第二の接続スリーブが、第一の接続スリーブの上で入れ子にされ、内管の第四の近位端を固定するために使用され、ロックキャップが、第二の接続スリーブ、第一の接続スリーブ及び第一の輸液管を所定位置にロックするために使用される。
オプションとして、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材は、互いに同軸に配置された2つの中空管状構造として形成されている。
従来技術と比較して、本発明は、以下の利点を提供する。
1.本発明のインプラント送達システムは、ハンドル、第一の内側摺動部材、第二の内側摺動部材、内管、外管、及び推進管を備える。第一の内側摺動部材と第二の内側摺動部材とは、いずれも、ネジ伝達するために、ハンドルとネジ嵌合されている。ハンドルを第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材に対して回転させると、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材が同時にハンドルの軸に沿って反対方向に直線移動するように駆動され、それによって、外管及び推進管が反対方向に移動するよう駆動される。その結果、インプラントの解放時には、第一の内側摺動部材が外管を駆動して、インプラントが外管からその遠位端から近位端まで解放されるように引き出し、同時に、第二の内側摺動部材が推進管を駆動して所定の位置に移動させ、それによって、インプラントを押して所定位置に移動させて、拡張によるインプラントの短縮によって生じた変位分を補償することができ、外管と推進管をネジ送り駆動することで、外管と推進管の移動距離を正確に制御し、インプラントを所定位置に正確に送り込んで治療効果を確保することができる。
2.第一の内側摺動部材と第二の内側摺動部材にはネジ方向が逆向きの外ネジが設けられ、第一の内側摺動部材と第二の内側摺動部材は共に半円弧形状をなし、軸方向で少なくとも一部が重なる構造になっているので、ハンドルの長さを短くでき、操作が容易になり、インプラント運搬システムを小型化することができる。
本発明の実施形態によるインプラント送達システムの構造概略図である。 本発明の実施形態によるインプラント送達システムにおける第一の内側摺動部材の構造概略図である。 本発明の実施形態によるインプラント送達システムにおける第二の内側摺動部材の構造概略図である。 本発明の実施形態による第一の内側摺動部材、第二の内側摺動部材、及び周方向位置決め部材の間の接続を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材を備えたハンドルの分解及び組み立てを示す概略図であり、1つのサブハンドルが組み立てられている。 本発明の実施形態に係る第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材を備えたハンドルの分解及び組み立てを示す概略図であり、ハンドルの2つのサブハンドルの両方が組み立てられている。 本発明の実施形態に係るインプラント送達システムにおける、第一の遠位端、第二の遠位端、第四の遠位端、ガイド部材、及びインプラントの間の接続を示す概略図である。 本発明の実施形態によるインプラント送達システムにおける、内管とガイド部材と第一の輸液管との接続を示す概略図である。 本発明の実施形態によるインプラント送達システムにおける推進管の端部の構造概略図である。 本発明の実施形態によるインプラント送達システムにおける、推進管の第二の近位端と内管及び第二の輸液管との接続を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るインプラント送達システムにおける外管の第一の近位端と推進管との接続を示す概略図である。 本発明の他の実施形態に係るハンドルと第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材と接続を示す概略図である。
本発明の目的、利点、及び特徴は、添付の図に関連して提案されたインプラント送達システムの以下の詳細な説明を読めば、より明らかになるであろう。図面は、かなり簡略化されており、縮尺通りに描かれていない場合があり、その唯一の目的は、本発明のいくつかの実施形態の簡略で明確な説明を容易にすることであることに留意されたい。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、「1つの」及び「前記」の単数形は、文脈が明らかにそうでないことを指示しない限り、複数形の参照を含む。本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、用語「又は」は、文脈が明らかにそうでないことを指示しない限り、一般に「及び/又は」の意味を含むように使用され、用語「設置」、「接続」、「結合」は広義に理解されるべきである。例えば、固定接続、着脱接続、又は一体型接続、機械的接続、電気的接続、直接接続、又は中間媒体を介した間接接続であることが可能である。また、2つの要素間の通信であってもよいし、2つの要素間の相互作用関係であってもよい。当業者にとって、本発明における上述の用語の具体的な意味は、特定の状況に応じて理解することができる。図を通して、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似のコンポーネント又は要素を示す。
本発明において、「近位」及び「遠位」という用語は、インプラント送達システムを使用する操作者の視点から見た、要素又は作用の相対的な位置、相対的な向き、及び相対的な方向を意味するが、「遠位」及び「近位」は限定的ではなく、通常「近位端」は、通常の操作時に操作者に近いインプラント送達システムの端部を指し、通常「遠位端」は、操作者から離れた端部を、すなわち患者の体に最初に入る端部を指す。
本発明の実施形態によって提供されるインプラント送達システムは、血管のような疾患内腔にインプラントを送達するように構成されている。本実施形態では、ステント10が送達されるインプラントとして説明のために用いられるが、このことは、本発明を限定するものであってはならない。
インプラント送達システムは、ハンドル110、第一の内側摺動部材120、第二の内側摺動部材130、外管200、及び推進管300を含む。ハンドル110は、第一の空洞を有する。第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130は、第一の空洞に配置される。外管200は、互いに対向する第一の近位端と第一の遠位端とを有する。第一の近位端は、第一の内側摺動部材120に接続される。推進管は、互いに対向する第二の近位端と第二の遠位端とを有する。第二の遠位端は、外管内に配置され、第二の近位端は、第二の内側摺動部材130に接続される。
ハンドル110は、ネジ伝達のために第一の内側摺動部材120及び前記第二の内側摺動部材130とネジ嵌合し、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130をハンドル110の軸に沿って2つの反対方向に直線的に移動させ、それによって外管200及び推進管300をその2つの反対方向に移動させるように構成される。
ステント10は、本発明によって提供されるインプラント送達システムによって送達及び解放される。ハンドル110を回転させると、第一の内側摺動部材120は、ネジ伝達によって外管200を引き出すために駆動することができ、ステント10は、その体積が大きくなるが長さが短くなり、その結果、所定位置からずれた状態で解放されることになる。同時に、第二の内側摺動部材130が推進管300を駆動して所定位置に移動させることにより、ステント10を所定位置に押し出すので、ステント10が正確に位置決めされて治療効果を確保することができる。
ステント10を解放するプロセスにおいて、ハンドル110が回転したときに、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130が直線的に移動するようにするために、インプラント送達システムは、周方向位置決め部材400をさらに含む。周方向位置決め部材400は、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130を周方向には固定し、軸方向には移動可能に保持するために使用される。
さらに、ステント10を解放する際には、ステント10が所定の位置に正確に到達できるように、外管200の後退距離と推進管300の押し込み距離とが一定の比率を満たすことが必要である。外管200の後退距離と推進管300の押し込み距離は、シミュレーション実験により算出することができる。動作中、外管200の後退距離は、第一の内側摺動部材120の移動距離と等しく、推進管300の押し込み距離は、第二の内側摺動部材130の移動距離と等しい。第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130の移動距離は、回転速度とピッチに依存する。本発明において、第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130は、同じハンドル110によって回転制御され、両部材は同じ回転速度を有する。第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130の移動距離は、それぞれのピッチによって、それぞれ決定される。第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130のピッチ比を設定することにより、第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130は期待される速度比に従って移動することができるので、外管200の後退距離と推進管300の押し込み距離とは期待される比率を満たすので、ステント10は正確に所定位置に到達することができる。当業者にとって、公知の移動距離の比率に応じて、2つのネジセグメントのピッチ比を設定することは公知であるので、本明細書では詳細な説明を行わない。
次に、第一の内側摺動部材120、第二の内側摺動部材130、及びハンドル110について、さらに詳しく説明し、図示するが、以下の実施形態で説明する構造に限定されるものではない。
図1~図4を参照すると、実施形態では、第一の内側摺動部材120の外表面には、第一の外ネジ121が設けられ、第二の内側摺動部材の外表面には、第二の外ネジ131が設けられている。第一の外ネジ121と第二の外ネジ131のネジ方向は逆である。ハンドル110の軸方向に垂直な平面において、第一の内側摺動部材120は、円弧形状、好ましくは半円弧形状を有していてもよく、第一の外ネジ121は、第一の内側摺動部材120の凸面に設けられる。ハンドル110の軸方向に垂直な面において、第二の内側摺動部材130は、円弧形状、好ましくは半円弧形状を有していてもよい。本実施形態では、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130は、いずれも半円弧形状の形状である。第二の内側摺動部材130の外径は、第一の内側摺動部材120の外径と長さが等しく、第二の内側摺動部材130と第一の内側摺動部材120の内径も長さが等しくなっている。本発明の他の実施形態において、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材は、他の形状を有していてもよい。本発明の他の実施形態において、第一の内側摺動部材と第二の内側摺動部材の外径は、同じであっても異なっていてもよい。本実施形態では、第二の外ネジ131は、第二の内側摺動部材130の凸面に設けられる。第一の内側摺動部材120の凹面と第二の内側摺動部材130の凹面とは、互いに対向して配置されている(すなわち、第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130がハンドル110の軸方向と垂直な面に投影されると、第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130の突起が円を形成してもよい)。第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130は、ハンドル110の軸方向に沿って相対的に摺動可能である。摺動プロセスの間、第一の内側摺動部材120と第二の内側摺動部材130は、少なくとも部分的に重なってもよい。この構造設計は、ハンドル110の軸方向の長さを短くし、送達システムのサイズを小さくし、また、操作を容易にすることができる。
さらに、第一の内側摺動部材120は、ハンドル110の軸方向に沿って延びる2つの第一の端面を有し、第一の端面のそれぞれは、ハンドル110の軸方向に沿って延びる隆起した制限部材122を備えてもよい。第二の内側摺動部材130は、ハンドル110の軸方向に沿って延びる2つの第二の端面を有し、第二の端面のそれぞれは、ハンドル110の軸方向に沿って延びる摺動溝132を対応するように備えてもよい。隆起した制限部材122は、摺動溝132に設置され、摺動溝132に沿って摺動可能であり、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130の周方向の位置決めを実現することが可能である。また、隆起した制限部材122と摺動溝132の位置は交換することも可能である。すなわち、隆起した制限部材122が第二の内側摺動部材130の第二の端面に配置され、摺動溝132が第一の内側摺動部材120の第一の端面に配置される。隆起した制限部材122は、ハンドル110の軸方向に沿って延びる連続部材であってもよいし、ハンドル110の軸方向に沿って間隔を空けて配置された複数の部材であってもよい。第一の内側摺動部材120は、第一の端面の一方に隆起した制限部材を備えることができ、又は第一の端面の両方に隆起した制限部材122を備えることができ、それに応じて、第二の内側摺動部材130は、第二の端面の一方に摺動溝132を備えることができ、又は第二の端面の両方に摺動溝を備えることができる。いくつかの実施形態では、隆起した制限部材及び摺動溝は設けられていなくてもよいが、第一の内側摺動部材と第二の内側摺動部材との間の周方向の位置決めは、特定の構造を通じて実現される。
引き続き図1及び図4を参照すると、周方向位置決め部材400は、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130に定義された位置決め溝420をさらに含み、位置決め溝420はハンドル110の軸方向に沿って延びる。第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130は、位置決め溝420を介して円弧状プレート410に取り付けられ、円弧状プレート410に沿って摺動可能である。図4に示すように、好ましくは、2つの円弧状プレート410が含まれ、2つの円弧状プレート410は、並んで配置され、両方ともハンドル110の軸方向に沿って延びる。第一の内側摺動部材120の2つの第一の端面のそれぞれには、位置決め溝420が設けられ、第二の内側摺動部材130の2つの第二の端面のそれぞれは、位置決め溝420が画定される。円弧状プレート410は、円弧状プレート構造であってもよく、位置決め溝420によって対称的に配置され、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130が移動中に力の均衡を保つようにする。
インプラント送達システムは、ハンドルのそれぞれの端部に配置された近位コネクタ430及び遠位コネクタ440をさらに含み、近位コネクタ430及び遠位コネクタ440は、円弧状プレート410によって接続される。円弧状プレート410は、互いに対向する第三の近位端と第三の遠位端とを有する。円弧状プレート410の第三の近位端は、近位コネクタ430に接続され、円弧状プレート410の第三の遠位端は、遠位コネクタ440に接続されている。近位コネクタ430と遠位コネクタ440が円弧状プレート410によって接続された後、周方向位置制限の目的を達成することができる。近位コネクタ430は、内管500の第四の近位端に接続されている。ハンドルが回転すると、近位コネクタ430がハンドルとともに周方向に回転する可能性が高く、それによって、内管500を周方向に回転させるように駆動し、これがステントの位置決めの精度に影響する。本実施形態では、近位コネクタ430と遠位コネクタ440とが円弧状プレート410によって接続された後、周方向の位置制限を実現することができ、それによって、近位コネクタ430が周方向に沿ってハンドルとともに回転するという問題を解決することができる。いくつかの実施形態において、円弧状プレート410の数は2つであってもよく、その2つの円弧状プレート410の凹面が互いに向き合い、第二の空洞を画定する。いくつかの実施形態において、近位コネクタ430は、そこに第一の盲孔を画定し、円弧状プレート410の第三の近位端は、第一の盲孔に設置され、遠位コネクタ440は、そこに第二の盲孔(図示せず)を画定し、円弧状プレート410の第三の遠位端は、第二の盲孔に設置される。第一の盲孔及び第二の盲孔の形状は、円弧状プレート410の端部の形状に適合している。換言すれば、円弧状プレート410が円弧状プレート構造を有する場合、第一の盲孔及び第二の盲孔は円弧状孔となる。本実施形態では、第一の盲孔と第二の盲孔の数は、2つの円弧状プレート410を設置するために、共に2つである。いくつかの実施形態において、遠位コネクタ440は、その中に第一の貫通孔をさらに画定し、推進管300及び外管200は、第一の貫通孔を通過している。
さらに、ハンドル110は、中空管状の形状を有する第一の空洞を含み、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130は、ハンドル110に配置されてもよい。ハンドル110は、好ましくは、2つの部分から構成される。図5a及び図5bを参照すると、ハンドル110は、2つのサブハンドル111を含む。ハンドル110の軸方向に垂直な平面において、各サブハンドル111の内部空洞は半円弧形状を有し、2つのサブハンドル111の径方向の寸法は完全に同じである。第一の内ネジと第二の内ネジが各サブハンドル111の凹面に設けられている。2つのサブハンドル111は、ハンドル110の軸方向に沿って貫通する空洞を形成し、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130を収容するように接続されている。第一の内ネジは、ネジ伝達のために第一の外ネジ121と嵌合し、第二の内ネジは、ネジ伝達のために第二の外ネジ131と嵌合する。
さらに、図1及び図6を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるインプラント送達システムは、内管500と、ガイド部材600と、第一の輸液管710と、第二の輸液管810と、をさらに含む。
図6に示すように、内管500は、推進管300の中に配置される。換言すれば、内管500、推進管300、及び外管200は、内側から外側に、順次入れ子式に設けられている。内管500は、互いに対向する第四の近位端と第四の遠位端とを有する。内管500の第四の遠位端は、推進管300の第二の遠位端から突出し、外管200の内側に延在している。環状空洞が内管500と外管200との間に形成され、ステント10は環状空洞の中に圧縮され得る。内管500の第四の遠位端は、ガイド部材600に接続されている。ガイド部材600は、通常、テーパ構造を有し、テーパ構造の先端は、内管の第四の端部から離れている。ステント10が解放されていないとき、ガイド部材600は、外管200の第一の遠位端に対して、その間に滑らかな移行を伴って突き当たる。
図7に示すように、内管500の第四の近位端は、推進管300の第二の近位端から突出し、第二の内側摺動部材130の中に延在している。内管500の第四の近位端は、第一の輸液管710に接続され、第一の輸液管710の内管500から離れた端部は、使用時に内管500内の空気を排出するために、外部シリンジと接続できるようにルアーテーパ720を提供することができる。
さらに、内管500の第四の近位端は、近位コネクタ430に接続されることも可能である。いくつかの実施形態では、近位コネクタ430は、軸方向に貫通する第二の貫通孔をそこに画定し、内管500は、第一の貫通孔、第二の空洞、及び第二の貫通孔を通って延びる。本発明は、内管500と近位コネクタ430との接続態様を特に限定するものではなく、操作上の利便性を向上させる着脱態様が好ましい。このようにすれば、ステント10が完全に解放されたときに、内管500と近位コネクタ430とを切り離すことができる。
詳細には、内管500の第四の近位端は、内管接続アセンブリ510を備えている。内管接続アセンブリ510は、第一の接続スリーブ511と、第二の接続スリーブ512と、ロックキャップ513とを含んでもよい。第一の接続スリーブ511は、内管500の第四の近位端と第一の輸液管710とを接続するために用いられ、第二の接続スリーブ512は、第一の接続スリーブ511の上で入れ子にされ、ロックキャップ513は、第一の接続スリーブ511と第二の接続スリーブ512を着脱可能に接続するために用いられる。例えば、ロックキャップ513は、第二の接続スリーブ512にネジ接続されている。ロックキャップ513が締めると、第一の接続スリーブ511と第二の接続スリーブ512は強固に接続される。ロックキャップ513を緩めると、第一の接続スリーブ511と第一の接続スリーブ511は相対的に移動可能である。第二の接続スリーブ512は、近位コネクタ430に接続されている。このように、ロックキャップ513を締めることにより、内管500の第四の近位端の位置を固定することができ、ステント10の解放時に摩擦により内管500が軸方向に移動して変位が生じることを防止することができる。ステント10を解放すると、ガイド部材600が外管200から分離されるため、インプラント送達システムを人体から引き抜く際に不都合が生じる。しかしながら、ステント10が解放された後、第一の接続スリーブ511と第二の接続スリーブ512とが切り離され、第一の輸液管710を引っ張って、内管500を近位に移動させて、ガイド部材600が再び外管200に突き当たるようにすることができ、これにより、インプラント送達システムを容易に引き抜けるようになる。内管500の第四の近位端は、同じ目的を達成するために、外部機構などの他の要素に接続することもできることを理解されたい。
内管500の第四の遠位端は、ステント10の位置決めを容易にするために、展開リング520をさらに備える。展開リング520の数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
引き続き図6、図8及び図9を参照すると、推進管300の第二の遠位端は、頭部310を備え、頭部310は、保持構造311を有する。保持構造311は、ステント10を保持及び解放するために使用される。具体的には、推進管の頭部310は、推進管300の上で入れ子にされ、推進管300の第二の遠位端から離れた推進管300の部分は、好ましくは、傘状構造として設計されており、傘状構造の外表面は、保持構造311を備えている。好ましくは、保持構造311はフックであり、フックの数は少なくとも2つであり、フックの少なくとも2つは推進管の頭部310の周方向に沿って間隔を置いて配置することができる。
図9に示すように、推進管300の第二の近位端は、推進管300を内管500と接続するために用いられる推進管接続アセンブリ320を備え、推進管接続アセンブリ320は、第二の内側摺動部材130との接続にも使用される。
推進管接続アセンブリ320は、推進管300の第二の近位端に配置された推進管コネクタ321を含み、第二の接続孔が推進管コネクタ321に画定され、推進管コネクタは第二の接続孔を通して内管500の上で入れ子にされ、内管500に沿って摺動可能である。推進管コネクタ321は、内管500と密封接続されている。このため、推進管接続アセンブリ320は、第二の密封リング322と第二の密封キャップ323をさらに含み、第二の密封リング322は、内管500の上で入れ子にされ、第二の密封キャップ323によって固定されて、密閉の目的を果たすために推進管コネクタ321に密着するようにされている。
推進管コネクタ321は、さらに、第二のスナップ溝を画定してもよい。これに対応して、第二のスナップリング133は、第二の内側摺動部材130の内壁に設けられることができる。推進管300は、第二のスナップ溝と第二のスナップリング133との間の嵌合によって、第二の内側摺動部材130に着脱可能に接続することができる。
図10を参照すると、外管200の第一の近位端は、外管接続アセンブリ210を備えている。外管200は、外管接続アセンブリ210によって推進管300の外側で推進管300に接続され、推進管300に沿って摺動可能であり、外管接続アセンブリは、推進管300と密封接続されることになる。具体的には、外管接続アセンブリ210は、外管コネクタ211と、第一の密封リング212と、第二の密封キャップ213とを含む。外管コネクタ211には、第一の接続孔が画定されている。第一の接続孔は、外管200に固定的に接続された一端と、推進管300の上で入れ子にされた更なる一端とを有する。第一の密封リング212は、推進管300の上で入れ子にされ、密封するために、第一の密封キャップ213によって外管200と密に接触している。
外管コネクタ211は、第一のスナップ溝をさらに画定してもよく、第一の内側摺動部材120は、第一のスナップリング123を対応して備えてもよい。外管200は、第一のスナップ溝と第一のスナップリング123との間の嵌合によって、第一の内側摺動部材120に着脱可能に接続されることができる。
さらに、第二の輸液管810は、外管200と推進管300との間の空気、及び推進管300と内管500との間の空気を排出するために使用される。詳細には、第二の輸液管の配置は、以下の2つの選択肢から選択することができるが、これらに限定されるものではない。
第一の配置(図示せず):外管コネクタは、第三の接続孔が画定された第一の分岐コネクタを備える。第二の輸液管は、第三の接続孔に挿入される。第二の輸液管の第一の分岐コネクタから離れた端部には、逆止弁が設けられている。
第二の配置:図9に示すように、推進管接続アセンブリ320は、第四の接続孔が画定された第二の分岐コネクタ324をさらに備える。第二の輸液管810は、推進管300が第二の輸液管810と連通するように、第四の接続孔に挿入される。推進管コネクタ321から離れた第二の輸液管810の端部には、逆止弁820が設けられている。コンポーネントを組み立てる際に、コンポーネント間の固定接続を実現するために、様々な既存の方法を用いることができることに留意されたい。例えば、ガイド部材600は、内管500の第四の遠位端に射出成形されてもよく、推進管の頭部310は、推進管300の第二の遠位端に射出成形されてもよく、あるいはホットメルト接続されてもよく、外管コネクタ211は、外管200の第一の近位端に射出成形されてもよく、内管500と第一の接続スリーブ511は接着剤によって結合され、第二の輸液管810と第二の分岐コネクタ324は接着剤によって結合されてもよい。
以下、本発明のインプラント送達システムの使用方法について、ステント10を疾患血管に送達する場合を例に挙げて説明する。
手術開始前に、まず、ステント10を外管200内に圧縮し、次いで、シリンジを逆止弁820に接続し、ヘパリン生理食塩水等の液体をシリンジによってインプラント送達システムに注入して、内管500と推進管300との間の空気、及び推進管300と外管200との間の空気を排出し、また、シリンジをルアーテーパ720に接続し、内管500に液体を注入して、内管500内の空気を排出し、次いで、外管200の外壁をヘパリン生理食塩水により洗浄する。
外科手術が開始されると、まず、血管を穿刺し、次いで、X線装置の監視のもと、一般的な手段(ガイドワイヤ等)を用いてガイド部材600を病変部の位置する部位に送り、展開リング520をステント10の配置する位置と一致させる。次いで、ハンドル110を回転させて、外管200を近位側に移動させ、ステント10を解放して拡張させる。同時に、推進管300がステント10を押して遠位に移動させるので、ステント10は最終的に所定位置に配置され、ガイド部材600は外管200から分離され、ハンドル110はステント10が完全に解放されるまで連続的に回転される。その後、ロックキャップ513を解除し、第一の輸液管710を近位側に引っ張って、ガイド部材600が再び外管200に接触するまで、内管500を近位に移動するように駆動し、最終的にインプラント送達システムを体内から引き離す。
ステント10を解放するプロセスにおいて、操作者がステント10の位置に満足しない場合、ステント10が完全に解放される前に、ハンドル110を逆回転させて外管200を遠位端に向かって移動させることができ、その間、推進管300を後退させてステント10を外管200内に引き込み、その後、操作者がステント10の位置を再調整して解放する。
上述の実施形態では、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130は、ハンドル110の軸方向に沿って見たときに円弧状であり、これを例に挙げて、インプラント送達システムの構造を説明した。しかしながら、第一の内側摺動部材120及び第二の内側摺動部材130の構造は、これに限定されるものではない。例えば、別の実施形態では、図11に示すように、ハンドル110は、円柱形状で軸方向に延びる第一の空洞を有し、第一の空洞の壁には、第一の内ネジ及び第二の内ネジが形成され、第一の内ネジ及び第二の内ネジは、ハンドル110の軸方向に沿って配置されている。第一の内側摺動部材120は、外表面に第一外ネジ121が設けられた中空管状構造を有し、第一の内側摺動部材120はハンドル110の第一の空洞内に配置され、第一の外ネジ121は第一の内ネジと嵌合する。第二の内側摺動部材130は、外表面に第二の外ネジ131が設けられた中空管状構造を有し、第二の内側摺動部材130は、ハンドル110の第一の空洞内に配置され、第一の内側摺動部材120と同軸に配置され、第二の外ネジ131は第二の内ネジとネジ嵌合する。
要するに、本発明は、第一の内側摺動部材及び第二の内側摺動部材がハンドルにネジ接続された後、ハンドルの回転に応じて、第一の内側摺動部材と第二の内側摺動部材が同時に反対方向に直線移動できる限り、第一の内側摺動部材、第二の内側摺動部材、及びハンドルの具体的構造を厳密に制限するものではない。
本発明の実施形態において提供されるインプラント送達システムの利点は、以下の通りである。一方で、外管200及び推進管300は、駆動アセンブリ100によって同時に駆動されて、反対方向に直線的に移動するので、ステント10は遠位端から近位端に徐々に移動し、ステント10は推進管300によって押されて遠位に移動してステント10の拡張による収縮による変位を補完するので、ステント10を所定位置に送達して治療効果を確保することできる。他方で、外管200及び推進管300は、ネジ送りによって移動するように駆動されるので、外管200及び推進管300の移動距離の制御が容易となり、ステント10を正確に位置決めすることも、操作者の経験に対する要求を低減することもできる。
本発明の実施形態において提供されるインプラント送達システムは、以下のような更なる利点も有する。近位コネクタ430と遠位コネクタ440とが円弧状プレート410によって接続されているので、周方向の位置制限の目的を達成することができ、それによって、内管500が近位コネクタ430によって駆動されて、ハンドルと共に周方向に沿って回転し、ステントの位置決めの正確さに影響を及ぼす事態を回避することができる。
上述のように本発明を開示したが、本発明は、上述の事項に限定されるものではない。当業者であれば、その精神及び範囲から逸脱することなく、本発明に対して様々な修正及び変形を加えることができるのは明らかである。したがって、本発明は、そのような修正及び変形が添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内に入るならば、すべてのそのような修正及び変形を包含することが意図されている。
10 ステント
110 ハンドル
111 サブハンドル
120 第一の内側摺動部材
121 第一の外ネジ、122 隆起した制限部材、123 第一のスナップリング
130 第二の内側摺動部材
131 第二の外ネジ、132 摺動溝、133 第二のスナップリング
200 外管
210 外管接続アセンブリ
211 外管コネクタ、212 第一の密封リング、213第一の密封キャップ
300 推進管
310 推進管の頭部
311 フック
320 推進管接続アセンブリ
321 推進管コネクタ、322 第二の密封リング、323 第二の密封キャップ、
324 第二の分岐コネクタ
400 周方向位置決め部材
410 円弧状プレート、420 位置決め溝、430 近位コネクタ、
440 遠位コネクタ
500 内管
510 内管接続アセンブリ
511 第一の接続スリーブ、512 第二の接続スリーブ、513 ロックキャップ
520 展開リング
600 ガイド部材
710 第一の輸液管、720 ルアーテーパ
810 第二の輸液管、820 逆止弁

Claims (23)

  1. ハンドル、第一の内側摺動部材、第二の内側摺動部材、内管、外管、及び推進管を備えるインプラント送達システムであって、前記ハンドルは、前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材が配置される第一の空洞を有し、
    前記外管は互いに対向する第一の近位端と第一の遠位端とを有し、前記第一の近位端は前記第一の内側摺動部材に接続され、前記推進管は互いに対向する第二の近位端と第二の遠位端とを有し、前記第二の遠位端は前記外管内に配置され、前記第二の近位端は前記第二の内側摺動部材に接続され、前記内管は前記外管及び前記推進管を通って延び、インプラントを受け入れるように構成された空洞が前記内管と前記外管との間に形成され、前記第二の遠位端は前記インプラントの近位部分と接続するように構成され、
    前記ハンドルは、ネジ伝達のために前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材とネジ嵌合し、前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材を前記ハンドルの軸に沿って反対方向に直線的に移動させ、前記外管及び前記推進管を反対方向に移動させて前記インプラントをその遠位端からその近位端に解放して駆動するように構成され、
    前記ハンドルのそれぞれの端部に設けられた近位コネクタ及び遠位コネクタをさらに備え、前記近位コネクタ及び前記遠位コネクタは、互いに対向して配置され、第二の空洞を画定する凹面を有する2つの円弧状プレートによって接続され、前記遠位コネクタは、軸方向に貫通する第一の貫通孔で画定され、前記近位コネクタは、前記軸方向に貫通する第二の貫通孔で画定され、前記内管が前記第一の貫通孔、前記第二の空洞及び前記第二の貫通孔を介して延びる、インプラント送達システム。
  2. 前記第一の内側摺動部材の外表面には第一の外ネジが設けられ、前記第二の内側摺動部材の外表面には第二の外ネジが設けられ、前記第一の外ネジと前記第二の外ネジのネジ方向は反対である、請求項1に記載のインプラント送達システム。
  3. 前記ハンドルの内表面には、第一の内ネジ及び第二の内ネジが設けられ、前記ハンドルの前記第一の内ネジは、ネジ伝達のために前記第一の内側摺動部材の前記第一の外ネジとネジ嵌合し、前記ハンドルの前記第二の内ネジは、ネジ伝達のために前記第二の内側摺動部材の前記第二の外ネジとネジ嵌合する、請求項2に記載のインプラント送達システム。
  4. 前記ハンドルは、内部空洞を有する2つのサブハンドルを備え、前記内部空洞のそれぞれは、前記ハンドルの軸方向に垂直な断面において半円弧形状を有する、請求項1に記載のインプラント送達システム。
  5. 前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材のそれぞれは、前記ハンドルの軸方向に垂直な断面において円弧形状を有し、前記第一の内側摺動部材の凹面は、前記第二の内側摺動部材の凹面と対向して配置されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のインプラント送達システム。
  6. 前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材のそれぞれは、前記ハンドルの前記軸に垂直な断面において半円弧形状を有する、請求項5に記載のインプラント送達システム。
  7. 前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材のそれぞれに、前記ハンドルの軸方向に沿って延びる位置決め溝が画定され、前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材が、前記位置決め溝を介して前記円弧状プレートに摺動可能に接続されている、請求項1に記載のインプラント送達システム。
  8. 前記第一の内側摺動部材は、前記ハンドルの前記軸方向に沿って延びる2つの第一の端面を有し、前記位置決め溝は、2つの前記第一の端面のそれぞれに画定され、前記第一の内側摺動部材は、2つの前記位置決め溝を介して前記2つの円弧状プレートに摺動可能に接続され、前記第二の内側摺動部材は、前記ハンドルの前記軸方向に沿って延びる2つの第二の端面を有し、前記位置決め溝は、2つの前記第二の端面のそれぞれにさらに画定され、前記第二の内側摺動部材は、2つの前記位置決め溝を介して前記2つの円弧状プレートに摺動可能に接続されている、請求項7に記載のインプラント送達システム。
  9. 前記第一の端面は、隆起した制限部材を備え、前記第二の端面は、前記ハンドルの前記軸方向に沿って延びる摺動溝で画定され、前記制限部材は、前記摺動溝に設置されるか、又は前記第一の端面は、摺動溝で画定され、前記第二の端面は、前記ハンドルの前記軸方向に沿って延びる隆起した制限部材を備え、前記制限部材は、前記摺動溝に設置される、請求項8に記載のインプラント送達システム。
  10. 前記円弧状プレートが、互いに対向する第三の近位端と第三の遠位端とを有し、第一の盲孔が前記近位コネクタに画定され、前記円弧状プレートの前記第三の近位端が前記第一の盲孔に設置され、第二の盲孔が前記遠位コネクタに画定され、前記円弧状プレートの前記第三の遠位端が前記第二の盲孔に設置されている、請求項1に記載のインプラント送達システム。
  11. 前記推進管の前記第二の遠位端に配置された前記推進管の頭部をさらに備え、前記頭部が、前記インプラントを保持及び解放するための保持構造を備える、請求項1に記載のインプラント送達システム。
  12. 前記保持構造が、前記推進管の前記頭部の周方向に沿って間隔を空けて配置された複数のフックを備える、請求項11に記載のインプラント送達システム。
  13. ガイド部材をさらに備え、前記内管は、互いに対向する第四の近位端と第四の遠位端とを有し、前記内管の前記第四の遠位端は、前記外管の前記第一の遠位端から突出し、前記ガイド部材に接続されている、請求項1に記載のインプラント送達システム。
  14. 前記内管の前記第四の遠位端に配置された少なくとも展開リングをさらに備える、請求項13に記載のインプラント送達システム。
  15. 前記外管の前記第一の近位端が、外管接続アセンブリを介して前記推進管の外壁に接続され、前記外管が前記推進管の前記外壁に沿って摺動可能である、請求項13に記載のインプラント送達システム。
  16. 前記外管接続アセンブリが、外管コネクタ、第一の密封リング及び第一の密封キャップを備え、前記外管コネクタが、一端が前記外管に固定的に接続され、更なる一端が前記推進管の上で入れ子にされた第一の接続孔を有し、前記第一の密封リングが前記推進管の上で入れ子にされ、前記第一の密封キャップが締められると前記外管と密封接続状態にある、請求項15に記載のインプラント送達システム。
  17. 前記外管コネクタが第一のスナップ溝でさらに画定され、前記第一の内側摺動部材が第一のスナップリングを備え、前記第一のスナップ溝が前記第一のスナップリングに着脱可能に接続されている、請求項16に記載のインプラント送達システム。
  18. 前記推進管の前記第二の近位端には、推進管コネクタを備える推進管接続アセンブリに設けられ、前記推進管コネクタが前記推進管の前記第二の近位端に配置され、前記推進管コネクタは第二の接続孔で画定され、前記推進管コネクタが前記第二の接続孔を通して前記内管の上で入れ子にされ、前記内管に沿って摺動可能である、請求項16に記載のインプラント送達システム。
  19. 前記推進管接続アセンブリが、第二の密封リングと第二の密封キャップとをさらに備え、前記第二の密封リングは、前記内管の上で入れ子にされ、前記第二の密封キャップは、前記推進管コネクタが前記内管と密封接続されるように、前記第二の密封リングを留めるために用いられる、請求項18に記載のインプラント送達システム。
  20. 前記推進管コネクタが第二のスナップ溝を画定し、前記第二の内側摺動部材が第二のスナップリングを備え、前記第二のスナップ溝が前記第二のスナップリングに着脱可能に接続されている、請求項18に記載のインプラント送達システム。
  21. 第一の輸液管及び第二の輸液管を備え、前記内管の前記第四の近位端は、前記推進管の前記第二の近位端から突出し、前記第一の輸液管と連通し、前記外管コネクタは、第一の分岐コネクタを備え、第三の接続孔は、前記第一の分岐コネクタに画定され、前記第二の輸液管と連通するか、又は
    前記推進管コネクタは、第二の分岐コネクタを備え、第四の接続孔は、前記第二の分岐コネクタに画定され、前記第二の輸液管と連通する、請求項19に記載のインプラント送達システム。
  22. 前記内管の前記第四の近位端には、第一の接続スリーブ、第二の接続スリーブ、及びロックキャップを備える内管接続アセンブリが設けられ、前記第一の接続スリーブが、前記内管と前記第一の輸液管とを接続するために使用され、前記第二の接続スリーブが、前記第一の接続スリーブの上で入れ子にされ、前記内管の前記第四の近位端を固定するために使用され、前記ロックキャップが、前記第二の接続スリーブ、前記第一の接続スリーブ及び前記第一の輸液管を所定位置にロックするために使用される、請求項21に記載のインプラント送達システム。
  23. 前記第一の内側摺動部材及び前記第二の内側摺動部材は、互いに同軸に配置された2つの中空管状構造として形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のインプラント送達システム。
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