JP7446123B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本願は、制御装置に関するものである。
近年、共通要因故障の可能性があるソフトウエアベースのマイクロプロセッサシステムではなく、高信頼性、かつ高機能を実現できる(プログラム可能な論理素子)FPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて、システム構築した制御システムが注目されている。
原子力発電所向け高信頼性制御システムに適用することを目的として、FPGAを用いてシステム構築した高機能ロジックシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
また、大規模集積回路の検証のために、FPGAを用いて検証用回路を構成する際、プログラム作成工数を低減するため、基板上にFPGAと接続切替回路とを備え、コネクタとFPGAおよびFPGA間の接続を切り替える機能を持たせた論理モジュールが開示されている(例えば、特許文献2)。
米国特許第7870299号明細書 特許第4153955号公報
しかし、特許文献1のFPGA使用ロジックシステムでは、アプリケーションに応じて、FPGA上に演算ロジックを新たに作成する必要があり、アプリケーション作成段階でFPGAの検証が必要である。また、特許文献2の論理モジュールでは、構成変更可能な組み合わせが限られており、論理モジュールが設計通り動作するかを確認するため、FPGAレベルでのロジックの再検証が必要である。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、プログラム可能な論理素子を用いてコントローラを製作するにあたり、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要とすることができる制御装置を提供することを目的とする。
本願に開示される制御装置は、プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと演算モジュール間の接続を任意に切替ることができるマーシャリングモジュールを備え、マーシャリングモジュールから演算モジュールへ複数の出力信号を出力する場合、マーシャリングモジュールに、出力信号を順次出力するとともに出力信号に対応するセレクタ信号を出力する順序化器を備え、演算モジュールに、マーシャリングモジュールからの出力信号をセレクタ信号に対応して処理する入力分配器を備えたものである。
本願に開示される制御装置は、プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと、演算モジュール間の接続を切替ることができるマーシャリングモジュールとを備え、演算モジュールからマーシャリングモジュールへ複数の出力信号を出力する場合、演算モジュールに、出力信号を順次出力するとともに出力信号に対応するセレクタ信号を出力する順序化器を備え、マーシャリングモジュールに、演算モジュールからの出力信号を前記セレクタ信号に対応して処理する入力分配器を備えたものである
本願に開示される制御装置は、プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと、演算モジュール間の接続を切替ることができるマーシャリングモジュールとを備え、マーシャリングモジュールは、1信号を複数信号に分配する出力分配器、および複数信号から1信号を選択する入力選択器と、を備え、入力選択器は、どの出力分配器からの信号を選択するかの情報を出力分配器に通知し、選択された出力分配器のみが入力選択器に対して信号を出力するものである。
本願に開示される制御装置によれば、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる制御装置が得られる。
実施の形態1による制御装置の構成図である。 実施の形態1による制御装置における演算モジュールの構成図である。 実施の形態1による制御装置における演算モジュールの構成図である。 実施の形態1による制御装置におけるマーシャリングモジュールの機能概念図である。 実施の形態1による制御装置における演算モジュールとマーシャリングモジュール間の接続説明図である。 実施の形態1による制御装置におけるマーシャリングモジュールの構成図である。 実施の形態1による制御装置におけるマーシャリングモジュールの出力分配器の機能説明図である。 実施の形態1による制御装置におけるマーシャリングモジュールの入力選択器の内部構成と機能説明図である。 実施の形態2による制御装置における演算モジュールの内部構成図である。 実施の形態2による制御装置における演算モジュールの構成図である。 実施の形態3による制御装置における演算モジュールの内部構成図である。 実施の形態3による制御装置における演算モジュールの構成図である。 実施の形態4による制御装置における演算モジュールの内部構成図である。 実施の形態4による制御装置におけるマーシャリングモジュールの構成図である。 実施の形態5による制御装置におけるマーシャリングモジュールの出力分配器の内部構成と機能説明図である。 実施の形態6による制御装置におけるマーシャリングモジュールの出力分配器と入力選択器の機能説明図である。
実施の形態1.
実施の形態1は、プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと演算モジュール間の接続を任意に切替ることができるマーシャリングモジュールを備え、マーシャリングモジュールは、1信号を複数信号に分配する出力分配器、および複数信号から1信号を選択する入力選択器を備えた制御装置に関するものである。
以下、実施の形態1に係る制御装置の構成および動作について、制御装置の構成図である図1、演算モジュールの構成図である図2、図3、マーシャリングモジュールの機能概念図である図4、演算モジュールとマーシャリングモジュール間の接続説明図である図5、マーシャリングモジュールの構成図である図6、マーシャリングモジュールの出力分配器の機能説明図である図7、およびマーシャリングモジュールの入力選択器の内部構成と機能説明図である図8に基づいて説明する。
なお、各図において、同一部分もしくは相当部分は、同一符号で示し、重複する説明は、省略する。
まず、実施の形態1の制御装置1の全体構成図である図1に基づいて説明する。
図1は例えば、火力発電所で使用される制御装置を想定している。
制御装置1は、プラントの運転状態をセンサ2で検出して、制御装置1でセンサ2からの各種信号を演算処理して、プラントの各種のアクチュエータ3を操作する。
制御装置1は、第1の演算モジュール10、第2の演算モジュール20、第3の演算モジュール30、マーシャリングモジュール40、入出力モジュール50、入出力モジュール60を備える。
図1では、記載を簡素化するために第1の演算モジュールを演算モジュール1、第2の演算モジュールを演算モジュール2、第3の演算モジュールを演算モジュール3と記載している。
なお、説明を分かり易くするために、共通の説明で特に区別する必要がない場合は、第1、第2、第3の演算モジュール10、20、30を演算モジュールと記載する。入出力モジュール50、60も同様に、特に区別する必要がない場合は入出力モジュールと記載する。
まず、演算モジュールの構成、機能について、第1の演算モジュール10を代表として図2、図3に基づいて説明する。
図2は演算モジュールの機能を中心に記載し、図3はマーシャリングモジュール40との接続を中心に記載している。
演算モジュール10は、プログラム可能な論理素子であるFPGA11を備える。
通常、演算モジュールは複数のFPGA11を備えているが、図2では、分かり易くするために、FPGA11は1個としている。
FPGA11は、内部に標準演算部12、演算入力部13、14、および演算結果出力部15を備えている。
演算入力部13、14、および演算結果出力部15は、他の演算モジュール20、30および入出力モジュール50、60とのインターフェイス機能を有し、例えば、信号分離、インピーダンスマッチングを行う。
標準演算部12は、標準ロジックの中心部であり、各種標準的ロジック、例えば、加減算、微分、積分、関数発生器、バイステーブル、最大値選択、中間値選択、遅延回路等の機能を果たす。
図2では、記載していないが、FPGAの内部に機能設定部があり、FPGA11が果たす機能は設定されている。この設定された機能は検証済みであり、固定である。
したがって、1個のFPGAを備えた演算モジュールは、1つの標準ロジックを果たす。
FPGAのロジックをいくつかの標準ロジックに限定し、それらをあらかじめ検証して、演算モジュールに実装している。
したがって、アプリケーションに必要な標準ロジックを選択して、この標準ロジックを備える演算モジュールを組み合わせることで、目的のアプリケーションに特化した制御装置を構成できる。
なお、プログラム可能な論理素子の代表としてFPGAを想定して説明したが、他のプログラム可能な論理素子、例えば、PLD(Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、検証済みのμプロセッサ、およびアナログ演算器を用いることもできる。
図3に示しているように、演算モジュール10は、マーシャリングモジュール40との接続用に図2の演算入力部13、14に対応したコネクタO1-IN1、O1-IN2、および演算結果出力部15に対応したコネクタO1-OUTを備えている。
入出力モジュール50、60は、制御装置1とプラントとのインターフェイスを果たすものである。通常アナログ演算器を中心に構成することが多いが、FPGA、PLDC、およびCPLDを用いて構成することもできる。
次に、マーシャリングモジュール40の概念を図4に基づいて説明する。
マーシャリングモジュール40は、マーシャリング機構41とマーシャリング設定部42を備えている。
図4では入力信号のラインIL1、IL2、IL3と出力信号のラインOL1、OL2、OL3とが接続される。この接続情報をマーシャリング設定部42に設定する。
図4では、入力信号ラインIL1は出力ラインOL2に接続され、入力信号ラインIL2は出力ラインOL1に接続され、入力信号ラインIL3は出力ラインOL3に接続されている。
次に、演算モジュールとマーシャリングモジュール40との接続関係を図5に基づいて説明する。
図3で説明したように、第1の演算モジュール10はコネクタO1-IN1、O1-IN2、およびコネクタO1-OUTを備えている。
また、第2の演算モジュール20はコネクタO2-IN1、O2-IN2、およびコネクタO2-OUTを備えており、第3の演算モジュール30はコネクタO3-IN1、O3-IN2、およびコネクタO3-OUTを備えている。
マーシャリングモジュール40は、第1の演算モジュール10に対応して、コネクタM-OUT11、M-OUT12、およびコネクタM-IN10を備えている。
マーシャリングモジュール40は、第2の演算モジュール20に対応して、コネクタM-OUT21、M-OUT22、およびコネクタM-IN20を備えている。
マーシャリングモジュール40は、第3の演算モジュール30に対応して、コネクタM-OUT31、M-OUT32、およびコネクタM-IN30を備えている。
なお、マーシャリングモジュール40は、入出力モジュール50、60に対応するコネクタも備えているが、図を簡素化するために省略している。
次にマーシャリングモジュール40の具体的な構成を図6~図8に基づいて説明する。
マーシャリングモジュール40は、第1の出力分配器41OD1、第2の出力分配器41OD2、および第3の出力分配器41OD3を備える。
さらに、マーシャリングモジュール40は、第1の入力選択器42IS1、第2の入力選択器42IS2、第3の入力選択器42IS3、第4の入力選択器42IS4、第5の入力選択器42IS5、および第6の入力選択器42IS6を備える。
なお、総称する場合は、出力分配器41OD、および入力選択器42ISと記載する。
図6では、記載を簡素化するために、第1の出力分配器を出力分配器1、第2の出力分配器を出力分配器2、および第3の出力分配器を出力分配器3と記載している。
また、第1の入力選択器を入力選択器1、第2の入力選択器を入力選択器2、第3の入力選択器を入力選択器3、第4の入力選択器を入力選択器4、第5の入力選択器を入力選択器5、および第6の入力選択器を入力選択器6と記載している。
次に例として、第1の出力分配器41OD1と第1の入力選択器42IS1の機能を説明する。
第1の出力分配器41OD1は、第1の演算モジュール10からの出力信号をコネクタM-IN10で受け取り、第1の入力選択器42IS1~第6の入力選択器42IS6に分配する。
第1の入力選択器42IS1は、第1の出力分配器41OD1~第3の出力分配器43OD3から受け取った信号のいずれか1つをコネクタM-OUT11を経由して、第1の演算モジュール10へ出力する。
マーシャリングモジュール40の出力分配器41ODの機能を図7に基づいて説明する。
出力分配器41ODは、1つの入力信号を受けて、これを出力1、出力2、出力3、・・・、出力nに分配する。ただし、nは入力選択器の個数である。
マーシャリングモジュール40の入力選択器42ISの内部構成と機能を図8に基づいて説明する。
入力選択器42ISは、入力選択判断器43ISと入力選択設定部44ISを備える。
入力選択設定部44ISでは、入力信号として受け取った入力1、入力2、入力3、・・・、入力nの内どの入力を選択するかの情報を設定する。
入力選択判断器43ISは、入力選択設定部44ISに設定された情報に基づいて、入力1、入力2、入力3、・・・、入力nのいずれか1つを出力する。ただし、nは出力分配器の個数である。
マーシャリングモジュール40は、演算モジュールと入出力モジュールとの間の接続のみを行い、複雑な信号処理を行うものではない。したがって、マーシャリングモジュール40は、制御装置1の性能上のボトルネックにはならない。
次に、制御装置1を起動した場合の演算モジュールおよびマーシャリングモジュール40の動作について、説明する。
電源を投入して、制御装置1を起動した場合、各演算モジュールは、FPGAで予め設定された情報に基づいて固定で、かつ検証済みの機能を果たす。
マーシャリングモジュール40では、各入力選択器42ISは入力選択設定部44ISで予め設定された情報に基づいて、選択された入力を出力する。
実施の形態1では、3台の演算モジュールを使用した構成例を説明したが、適用するシステムに対応して任意の台数を使用できる。
また、実施の形態1では、演算モジュールの演算入力部の数を2つとして説明したが、0、1、または3つ以上にしてもよい。
上記説明のように、実施の形態1の制御装置は、プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと、演算モジュール間の接続を任意に切替ることができるマーシャリングモジュールとを備え、マーシャリングモジュールは、1信号を複数信号に分配する出力分配器、および複数信号から1信号を選択する入力選択器を備えたものである。
このため、実施の形態1の制御装置は、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる。
実施の形態2.
実施の形態2の制御装置は、演算モジュールに標準ロジックのパラメータを設定可能としたものである。
実施の形態2の制御装置について、演算モジュールの内部構成図である図9、および演算モジュールの構成図である図10に基づいて、実施の形態1との差異を中心に説明する。
実施の形態2の構成図において、実施の形態1と同一あるいは相当部分は、同一の符号を付している。
なお、実施の形態1の第1の演算モジュール10と区別するために、第1の演算モジュール210としている。
実施の形態2の制御装置の第1の演算モジュール210の構成と機能を図9、図10に基づいて説明する。
実施の形態1では、演算モジュールの機能については、予め設定されており、固定でかつ検証されていた。
機能の種類によっては、例えば、関数発生器がランプ関数発生器の場合、ランプ信号の傾きを演算モジュール毎に固定とすると、予め準備する演算モジュールの種類が増加する。
この場合、演算モジュール単位でランプ関数の傾きをパラメータとして設定できるようにすることで、演算モジュールの種類を削減することができる。
なお、第1の演算モジュール210については、ランプ関数を発生する関数発生器としての機能とともに、ランプ関数の傾きのパラメータについても、どの値が設定されても正常に機能するように検証されている。
図9において、第1の演算モジュール210は、標準演算部12、演算入力部13、14、および演算結果出力部15を備えるFPGA11と、パラメータ設定部16を備える。
ここでパラメータ設定部16は、先に説明したように、例えばランプ信号の傾きをパラメータとして設定する。
図10に示しているように、第1の演算モジュール210は、マーシャリングモジュール40との接続用に演算入力部13、14に対応したコネクタO1-IN1、O1-IN2、および演算結果出力部15に対応したコネクタO1-OUTを備えている。
以上説明したように、実施の形態2の制御装置は、演算モジュールに標準ロジックのパラメータを設定可能としたものである。
したがって、実施の形態2の制御装置は、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる。さらに演算モジュールの種類を削減することができる。
実施の形態3.
実施の形態3の制御装置は、演算モジュールに標準ロジックの機能を選択可能としたものである。
実施の形態3の制御装置について、演算モジュールの内部構成図である図11、および演算モジュールの構成図である図12に基づいて、実施の形態1との差異を中心に説明する。
実施の形態3の構成図において、実施の形態1と同一あるいは相当部分は、同一の符号を付している。
なお、実施の形態1の第1の演算モジュール10と区別するために、第1の演算モジュール310としている。
実施の形態3の制御装置の第1の演算モジュール310の機能と構成を図11、図12に基づいて説明する。
実施の形態1では、演算モジュールの機能については、予め設定されており、固定でかつ検証されていた。
機能毎に1種類の演算モジュールを準備すると、必要な演算モジュールの種類が増加する。そこで、1つの演算モジュールで、複数種類の機能を持たせることが有効である。
例えば、微分機能と積分機能を選択により切り替えることができる。また、最大値選択機能と中間値選択機能を選択により切り替えることができる。
なお、第1の演算モジュール310については、選択できる機能のすべてについても、どの機能が選択されても正常に機能するように検証されている。
図11において、第1の演算モジュール310は、標準演算部12、演算入力部13、14、および演算結果出力部15を備えるFPGA11と、機能選択部17を備える。
ここで機能選択部17は、先に説明したように、例えば微分機能と積分機能を選択により切り替える。
図12に示しているように、第1の演算モジュール310は、マーシャリングモジュール40との接続用に演算入力部13、14に対応したコネクタO1-IN1、O1-IN2、および演算結果出力部15に対応したコネクタO1-OUTを備えている。
なお、実施の形態3の制御装置において、演算モジュールの機能を2種類切り替える例を説明したが、2種類に限定されず、3種類以上とすることで、演算モジュールの種類をさらに削減することができる。
以上説明したように、実施の形態3の制御装置は、演算モジュールに標準ロジックの機能を選択可能としたものである。
したがって、実施の形態3の制御装置は、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる。さらに演算モジュールの種類を削減することができる。
実施の形態4.
実施の形態4の制御装置は、演算モジュールに入力分配器を追加し、マーシャリングモジュールに順序化器を追加したものである。
実施の形態4の制御装置について、演算モジュールの内部構成図である図13、およびマーシャリングモジュール440の構成図である図14に基づいて、実施の形態1との差異を中心に説明する。
実施の形態4の構成図において、実施の形態1と同一あるいは相当部分は、同一の符号を付している。
なお、実施の形態1と区別するために第1の演算モジュール410、マーシャリングモジュール440としている。
まず、実施の形態4の制御装置の構成上の特徴を説明する。
演算モジュールとマーシャリングモジュール間のコネクタに、本来の信号に加えてセレクタ信号を追加し、セレクタ信号に合わせて、複数の出力を1つの出力コネクタに順番に出力する。このため、演算モジュールとマーシャリングモジュールとの間のコネクタのピン数を減らしたり、コネクタのサイズを小さくしたりすることができる。
実施の形態4の制御装置の第1の演算モジュール410の構成を図13に基づいて説明する。
第1の演算モジュール410は、入力分配器18を備えるとともに、選択信号用のコネクタO1-SEL、入力用のコネクタO1-IN、出力用コネクタO1-OUTを備えている。
実施の形態4の制御装置のマーシャリングモジュール440の構成を図14に基づいて説明する。
実施の形態1の図6との違いを中心に説明する。
第1の入力選択器42IS1と第2の入力選択器42IS2の出力側に第1の順序化器45S1が追加されている。
第3の入力選択器42IS3と第4の入力選択器42IS4の出力側に第2の順序化器45S2が追加されている。
第5の入力選択器42IS5と第6の入力選択器42IS6の出力側に第3の順序化器45S3が追加されている。
なお、図14では、第1の順序化器を順序化器1、第2の順序化器を順序化器2、第3の順序化器を順序化器3と記載している。
また、コネクタについては、図6のコネクタM-OUT11、M-OUT12の代わりに図14ではコネクタM-SEL10、M-OUT10を設けている。
図6のコネクタM-OUT21、M-OUT22の代わりに図14ではコネクタM-SEL20、M-OUT20を設けている。
図6のコネクタM-OUT31、M-OUT32の代わりに図14ではコネクタM-SEL30、M-OUT30を設けている。
ここでは、代表として第1の順序化器45S1の機能について説明する。
第1の順序化器45S1は、第1の入力選択器42IS1と第2の入力選択器42IS2の出力をコネクタM-OUT10に順番に出力するとともに、どちらを出力しているかの選択信号をコネクタM-SEL10に出力する。
コネクタM-SEL10は図13の第1の演算モジュール410のコネクタO1-SELに接続され、コネクタM-OUT10は図13の第1の演算モジュール410のコネクタO1-INに接続されている。
第1の演算モジュール410では、入力分配器18はマーシャリングモジュール440のコネクタM-SEL10からの選択信号に合わせて、マーシャリングモジュール440のコネクタM-OUT10からの信号(入力1、入力2)をFPGA11に分配して出力する。
実施の形態4では、マーシャリングモジュールからの複数の出力を1つのコネクタに順番に出力する機構について説明した。
同様の機構は、演算モジュールから複数の出力を1つのコネクタに順番に出力して、マーシャリングモジュールに送る場合にも適用できる。すなわち、マーシャリングモジュールに入力分配器を追加し、演算モジュールに順序化器を追加することで実現できる。
以上説明したように、実施の形態4の制御装置は、演算モジュールに入力分配器を追加し、マーシャリングモジュールに順序化器を追加したものである。したがって、実施の形態4の制御装置は、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる。さらにコネクタのピン数の削減、およびコネクタの小型化を図ることができる。
実施の形態5.
実施の形態5の制御装置は、マーシャリングモジュールに出力選択設定を読み込む機能を追加したものである。
実施の形態5の制御装置について、マーシャリングモジュールの出力分配器の内部構成と機能説明図である図15に基づいて、実施の形態1との差異を中心に説明する。
実施の形態5の構成図において、実施の形態1と同一あるいは相当部分は、同一の符号を付している。
なお、実施の形態1のマーシャリングモジュール40と区別するために、マーシャリングモジュール540としている。
出力分配器41ODは、出力選択判断器46OSと出力選択設定部47OSを備える。
出力選択設定部47OSには、入力信号をどの入力選択器に出力するかの情報を設定する。
出力選択判断器46OSは、出力選択設定部47OSに設定された情報に基づいて、選択されている入力選択器に対してのみ出力する。
したがって、実施の形態5の制御装置においては、出力分配器は、出力する必要がある入力選択器に対してのみ出力するため、出力分配器の消費電力および発熱を低減することができる。
以上説明したように、実施の形態5の制御装置は、マーシャリングモジュールに出力選択設定を読み込む機能を追加したものである。
したがって、実施の形態5の制御装置は、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる。さらにマーシャリングモジュールの消費電力および発熱を低減することができる。
実施の形態6.
実施の形態6の制御装置は、マーシャリングモジュールにおいて、入力選択器から出力分配器に対して選択されたことを通知する機能を設けたものである。
実施の形態6の制御装置について、マーシャリングモジュールの出力分配器と入力選択器の機能説明図である図16に基づいて、実施の形態1との差異を中心に説明する。
実施の形態6の構成図において、実施の形態1と同一あるいは相当部分は、同一の符号を付している。
なお、実施の形態1のマーシャリングモジュール40と区別するために、マーシャリングモジュール640としている。また出力分配器48ODとし、例えば、第1の入力選択器49IS1、第2の入力選択器49IS2、第6の入力選択器49IS6としている。
なお、図16では、第1の入力選択器を入力選択器1、第2の入力選択器を入力選択器2、第6の入力選択器を入力選択器6と記載している。
実施の形態1では、出力分配器はすべての入力選択器に対して、信号を分配していた。
実施の形態6では、例えば、第1の入力選択器49IS1から選択されたとの通知が出力分配器48ODに送られている場合のみ、出力分配器48ODは第1の入力選択器49IS1に信号を出力する。
したがって、実施の形態6の制御装置においては、出力分配器は、出力する必要がある入力選択器に対してのみ信号を出力するため、出力分配器の消費電力および発熱を低減することができる。
以上説明したように、実施の形態6の制御装置は、マーシャリングモジュールにおいて、入力選択器から出力分配器に対して選択されたことを通知する機能を設けたものである。
したがって、実施の形態6の制御装置は、アプリケーションの作成および変更における演算モジュールの機能の再検証が不要となる。さらにマーシャリングモジュールの消費電力および発熱を低減することができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるものではなく、単独で、または様々な組合せで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組合せる場合が含まれるものとする。
1 制御装置、2 センサ、3 アクチュエータ、
10,210,310,410 第1の演算モジュール、11 FPGA、
12 標準演算部、13,14 演算入力部、15 演算結果出力部、
16 パラメータ設定部、17 機能選択部、18 入力分配器、
20 第2の演算モジュール、30 第3の演算モジュール、
40,440,540,640 マーシャリングモジュール、
41 マーシャリング機構、42 マーシャリング設定部、
50,60 入出力モジュール、41OD 出力分配器、
41OD1 第1の出力分配器、41OD2 第2の出力分配器、
41OD3 第3の出力分配器、42IS 入力選択器、
42IS1,49IS1 第1の入力選択器、
42IS2,49IS2 第2の入力選択器、42IS3 第3の入力選択器、
42IS4 第4の入力選択器、42IS5 第5の入力選択器、
42IS6,49IS6 第6の入力選択器、43IS 入力選択判断器、
44IS 入力選択設定部、45S1 第1の順序化器、45S2 第2の順序化器、
45S3 第3の順序化器、46OS 出力選択判断器、47OS 出力選択設定部、
48OD 出力分配器。

Claims (8)

  1. プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと、前記演算モジュール間の接続を切替ることができるマーシャリングモジュールとを備え
    前記マーシャリングモジュールから前記演算モジュールへ複数の出力信号を出力する場合、
    前記マーシャリングモジュールに、前記出力信号を順次出力するとともに前記出力信号に対応するセレクタ信号を出力する順序化器を備え、
    前記演算モジュールに、前記マーシャリングモジュールからの前記出力信号を前記セレクタ信号に対応して処理する入力分配器を備えた制御装置。
  2. プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと、前記演算モジュール間の接続を切替ることができるマーシャリングモジュールとを備え、
    前記演算モジュールから前記マーシャリングモジュールへ複数の出力信号を出力する場合、
    前記演算モジュールに、前記出力信号を順次出力するとともに前記出力信号に対応するセレクタ信号を出力する順序化器を備え、
    前記マーシャリングモジュールに、前記演算モジュールからの前記出力信号を前記セレクタ信号に対応して処理する入力分配器を備えた制御装置。
  3. 前記演算モジュールから前記マーシャリングモジュールへ複数の出力信号を出力する場合、
    前記演算モジュールに、前記出力信号を順次出力するとともに前記出力信号に対応するセレクタ信号を出力する順序化器を備え、
    前記マーシャリングモジュールに、前記演算モジュールからの前記出力信号を前記セレクタ信号に対応して処理する入力分配器を備えた請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記マーシャリングモジュールは、1信号を複数信号に分配する出力分配器、および複数信号から1信号を選択する入力選択器と、を備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. プログラム可能な論理素子を用いてあらかじめ検証した標準ロジックを備える演算モジュールと、前記演算モジュール間の接続を切替ることができるマーシャリングモジュールとを備え、
    前記マーシャリングモジュールは、1信号を複数信号に分配する出力分配器、および複数信号から1信号を選択する入力選択器と、を備え、
    前記入力選択器は、どの前記出力分配器からの信号を選択するかの情報を前記出力分配器に通知し、選択された前記出力分配器のみが前記入力選択器に対して信号を出力する制御装置。
  6. 前記入力選択器は、選択する信号を設定する入力選択設定部と、前記入力選択設定部からの情報に基づいて選択された信号を出力する入力選択判断器とを備えた請求項4または請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記演算モジュールは、標準ロジックのパラメータを設定するパラメータ設定部を備えた請求項1から請求項のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記演算モジュールは、標準ロジックの機能を選択する機能選択部を備えた請求項1から請求項のいずれか1項に記載の制御装置。
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