JP7438162B2 - 炭化珪素半導体装置の検査方法および炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の検査方法および炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

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本開示は、炭化珪素半導体装置の検査方法および炭化珪素半導体装置の製造方法に関するものである。
パワーエレクトロニクス機器において、モータ等の負荷への電力供給を制御するスイッチング素子として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの絶縁ゲート型半導体装置が広く使用されている。一方、次世代のスイッチング素子として、炭化珪素(SiC)等のワイドバンドギャップ半導体を用いたMOSFETやIGBTなどが注目されており、1kV程度あるいはそれ以上の高電圧を扱う技術分野への適用が有望視されている。ワイドバンドギャップ半導体としては、SiCの他、例えば窒化ガリウム(GaN)系材料、ダイヤモンドなどがある。
SiCは多くの結晶多型を有している。結晶多型は結晶を構成する原子配置の違いに基づくものであり、結晶多型の異なるSiC結晶は異なる物性を示す。一般に電力制御用の半導体素子には4H-SiCが用いられている。しかしながら、SiC結晶を1つの結晶多型のみで構成することは難しく、結晶成長中に他の結晶多型が混入して欠陥の原因となる。また、SiC基板上へエピタキシャル成長を行う際の異物や、傷といった表面形状の異常も欠陥の原因となる。これらの欠陥は素子信頼性の劣化につながるため、問題となる欠陥を含むチップを選択的に脱落させることが可能なスクリーニング技術が望まれる。
半導体装置のスクリーニング技術としては、基板の欠陥検査の結果に基づいて欠陥を含んだチップを脱落させるもの(例えば下記の特許文献1)などが知られている。
特許第5000424号公報
前述のように、欠陥の多い半導体装置のチップを選択的に脱落させることが可能なスクリーニング技術が望まれるが、SiC基板の場合、イオン注入や、例えば1100℃以上の高温処理を行うプロセスによって、上記の特許文献のようなスクリーニング技術では発見できなかった欠陥がプロセス中に拡張する、あるいはプロセス途中で新たな欠陥が発生するといった問題があった。
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、炭化珪素半導体装置の検査および製造の過程において、素子信頼性の劣化につながる欠陥を含む半導体装置のチップを選択的に脱落させることが可能なスクリーニング技術を提供することを目的とする。
本開示に係る炭化珪素半導体装置の検査方法は、SiC基板の欠陥を検出する欠陥検査工程と、SiC基板に形成された複数のチップのうち、欠陥検査工程で検出された欠陥を含むチップを脱落させる第1のスクリーニング工程と、複数のチップのそれぞれのドレイン-ソース間のアバランシェ電圧を測定するアバランシェ電圧測定工程と、複数のチップのそれぞれについて、アバランシェ電圧よりも小さい測定用電圧を決定する測定用電圧決定工程と、複数のチップのそれぞれのドレイン-ソース間に測定用電圧を印加して、ドレイン-ソース間のリーク電流を測定するリーク電流測定工程と、第1のスクリーニング工程よりも後に行われ、複数のチップのうち、リーク電流が予め定められた閾値を超えるチップ、あるいは、リーク電流が他のチップのリーク電流よりも大きく、且つ、他のチップのリーク電流との差が予め定められた閾値を超えるチップを脱落させる第2のスクリーニング工程と、欠陥検査工程よりも前、または、第1のスクリーニング工程と第2のスクリーニング工程との間に行われ、SiC基板を1100℃以上で熱処理して、SiC基板に導入した不純物を活性化させる活性化アニール工程と、を備えるものである。
本開示に係る炭化珪素半導体装置の検査方法によれば、素子信頼性の劣る半導体装置のチップを選択的に脱落させるスクリーニングが可能である。
線状欠陥の例を模式的に示す図である。 MOSFETの耐圧特性を示す図である。 実施の形態に係る炭化珪素半導体装置の検査方法のフローチャートである。
<実施の形態1>
一般に各チップの欠陥の有無を調べるための欠陥検査は、SiC基板のエピタキシャル成長後に行われており、スクリーニング技術を用いて、欠陥が多いチップを選択的に脱落させることができれば、炭化珪素半導体装置の信頼性を向上させることができる。なお、欠陥の有無を調べる欠陥検査の方法としては、フォトルミネセンス(Photo Luminescence:PL)法、X線トポグラフィー(X-Ray Topography)法、表面形状検査などがある。なお、PL法による測定とは測定サンプルに対し、サンプルの持つバンドギャップより高いエネルギーを有する光を照射し、サンプルから発せられる微弱なPL光を観察する評価手法である。特定の波長を透過するフィルタを使用し、サンプル平面から発せられるPL光をとらえることで、平面的なPLイメージ画像が得られる。例えば、炭化珪素のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーを有する光としては、波長400nm以下の光であり、レーザー光で紫外光を照射してもよく、ランプにより紫外光を照射してもよい。
ある種の欠陥は、表面形状検査とPLの組み合わせによって見つけることができる。例えば線状欠陥はSiC基板表面において鋭角三角形状の形状を有する。PLを用いると、線状欠陥と同じ位置に積層欠陥が観察される。一般にSiC基板はオフ角を有しており、オフ角の傾斜方向は、エピタキシャル成長におけるステップフローの方向と一致する。特に、図1のように線状欠陥2の延びる方向がSiC基板1のステップフローの方向(オフ角の傾斜方向)に平行な場合、線状欠陥2の位置とSiC基板1内の積層欠陥(不図示)の位置とが重なる傾向が強い。よって、表面形状検査で、SiC基板のオフ角の傾斜方向に平行な線状欠陥を検出すれば、特に影響の大きい積層欠陥を検出することができる。この積層欠陥以外にも素子信頼性に影響を及ぼす欠陥は存在しており、上記の検査方法を組み合わせることでこれを検出することができる。
したがって、欠陥検査で得られた欠陥の位置(座標)と、SiC基板のウェハ上のチップの配置とを照合することで、欠陥を含むチップを特定し、欠陥を含むチップを脱落させるスクリーニングを行えば、欠陥を含むチップを脱落させることができる。以下、この方法によるスクリーニングを「第1のスクリーニング」という。
欠陥の位置の情報を得るための欠陥検査を行うタイミングは、SiC基板のエピタキシャル成長工程の後から、SiC基板にイオン注入した不純物を活性化させるための活性化アニール工程までの間、または、活性化アニール工程の後の任意のタイミングでよい。
ただし、第1のスクリーニング工程だけでは、必ずしも欠陥を含むチップだけを選択的に脱落させることができるとは限らない。イオン注入工程や高温での活性化アニール工程において、第1のスクリーニング工程で発見できなかった欠陥がプロセス中に拡張し、さらにプロセス途中で新しく発生するためである。例えば、SiC-MOSFETにはボディダイオードと呼ばれるpnダイオードが寄生しており、このボディダイオードに電流を流すと、BPD(Basal Plane Dislocation)などの欠陥を起点に積層欠陥が延びることが知られている。活性化アニール工程を高温化した場合、この起点となる欠陥が成長する懸念がある。よって、第1のスクリーニングのための欠陥検査は、活性化アニール後に行われてもよい。
また、第1のスクリーニングのための欠陥検査を、エピタキシャル成長工程後と活性化アニール工程後との両方で行ってもよい。その場合、エピタキシャル成長後に検出された欠陥と、それと同位置にある活性化アニール後に検出された欠陥とを比較することで、信頼性に大きく影響する欠陥をより高精度に検出することができる。ただし、欠陥検査を活性化アニール工程後やエピタキシャル成長後に行ったとしても、第1のスクリーニングは画像処理による検査であり、誤検知などから欠陥が発見できない場合を防ぐ必要があるため、後述する第2のスクリーニング工程を行う必要がある。
図2は、2つのMOSFETの耐圧特性を示す図である。図2に示すように、信頼性に影響を及ぼす欠陥を含むMOSFETはドレイン-ソース間電圧を増加させたとき、ドレイン-ソース間電圧がアバランシェ電圧に至る直前にドレイン-ソース間のリーク電流が増加する傾向がある。よって、ドレイン-ソース間電圧がアバランシェ電圧に至る直前にドレイン-ソース間のリーク電流が増加するチップを特定し、リーク電流が増加したチップを脱落させるスクリーニングを行えば、欠陥を含むチップを脱落させることができる。以下、この方法によるスクリーニングを「第2のスクリーニング」という。
第2のスクリーニングは、チップの静特性のみに基づいて行われるため、チップテストの一環として行うことができる。そのため、第2のスクリーニングのために追加の設備を導入する必要はない。また、第1のスクリーニングよりも第2のスクリーニングの方がチップ1つあたりに要する時間が長いため、第1のスクリーニングを先に行って、第2のスクリーニングの対象となるチップを減らす方が、検査全体にかかる時間を短くできる。第1のスクリーニング工程を第2のスクリーニング工程よりも先に行う場合、活性化アニール工程は、欠陥検査工程よりも前、または、第1のスクリーニング工程と第2のスクリーニング工程との間に行われることが好ましい。なお、リーク電流は、高温環境下で大きくなるため、第2のスクリーニングは高温下で行われることが好ましい。
ただし、アバランシェ電圧は、SiC基板のエピタキシャル成長層の不純物濃度や膜厚のばらつきによって変動するため、一定のドレイン-ソース間電圧のもとで測定したリーク電流に基づいて第2のスクリーニングを行うと、本来脱落させるべきチップの流出や、正常なチップの過剰脱落が起こるおそれがある。それを防止するため、事前に各チップのアバランシェ電圧を測定しておき、アバランシェ電圧の測定値に基づいて、各チップのリーク電流の測定時に印加するドレイン-ソース間電圧(以下「測定用電圧」という)を決定するとよい。すなわち、第2のスクリーニングでは、各チップのドレイン-ソース間に測定用電圧を印加した状態でリーク電流を測定し、測定されたリーク電流が予め定められた閾値を超えるチップを脱落させるという手法をとるとよい。
あるいは、第2のスクリーニングにおいて、各チップのリーク電流を測定し、他のチップとのリーク電流の乖離が大きいチップを脱落させるという手法をとってもよい。より具体的には、リーク電流が他のチップのリーク電流(例えば、他のチップのリーク電流の平均値など)よりも大きく、且つ、他のチップのリーク電流との差が予め定められた閾値を超えるチップを脱落させるという手法をとってもよい。
また、測定用電圧の決定方法は任意の方法でよい。例えば、アバランシェ電圧に0.5以上1未満の係数を乗じた値を測定用電圧とする方法や、アバランシェ電圧から0より大きくアバランシェ電圧の半分以下の値を減じた値を測定用電圧とする方法などが考えられる。
このように、測定用電圧をアバランシェ電圧の測定値に応じた値に設定することで、アバランシェ電圧にチップごとのばらつきがある場合でも、第2のスクリーニングにおいて、本来脱落させるべきチップの流出や、正常なチップの過剰脱落を防止することができる。なお、アバランシェ電圧の測定またはリーク電流の測定を行う際、チップのゲート-ソース間に負電圧を印加してもよい。これはMOSFETがオンからオフに遷移するゲート閾値電圧が低い場合、ゲート電圧0Vでのリーク電流が大きくなり、欠陥起因のリーク電流が見えにくくなるためである。
図3は、本実施の形態に係る炭化珪素半導体装置の検査方法のフローチャートである。以下、図3に基づいて当該検査方法を説明する。なお、当該検査方法は、半導体装置の製造過程に組み込まれてもよく、イオン注入工程及び活性化アニール工程が第1スクリーニング工程と第2スクリーニング工程の間に行われてもよいし、図3に示す各ステップの間に他の製造過程が組み込まれてもよい。すなわち、本実施の形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法は、図3に示す炭化珪素半導体装置の検査方法を含む。以下では、不図示のイオン注入工程及び活性化アニール工程が第1スクリーニング工程と第2スクリーニング工程の間に行われる場合を説明する。
まず、欠陥検査工程(ステップST1)では、SiC基板の欠陥を検出する欠陥検査が行われる。第1のスクリーニング工程(ステップST2)では、ステップST1で検出された欠陥の位置と、SiC基板のウェハ上のチップの配置とを照合することで、SiC基板に形成された複数のチップのうちから欠陥を含むチップを特定し、欠陥を含むチップを脱落させる第1のスクリーニングが行われる。
そして、第1のスクリーニング工程後には、イオン注入工程及び活性化アニール工程が行われる。イオン注入工程では、SiC基板に不純物イオンを注入する。活性化アニール工程では、イオン注入工程で注入された不純物イオンを活性化させるため、SiC基板を1100℃以上の高温で熱処理する。なお、イオン注入及び活性化アニールを行う手段は任意の手段でよい。
イオン注入工程及び活性化アニール工程後に行うアバランシェ電圧測定工程(ステップST3)では、ウェハ上の各チップに対して、ドレイン-ソース間のアバランシェ電圧の測定が行われる。測定用電圧決定工程(ステップST4)では、ステップST3で得られたアバランシェ電圧の測定値に基づいて、ウェハ上のチップのそれぞれについて、アバランシェ電圧よりも小さい測定用電圧が決定される。リーク電流測定工程(ステップST5)では、各チップのドレイン-ソース間に、ステップST4で決定された測定用電圧が印加され、その状態で、各チップのドレイン-ソース間のリーク電流が測定される。
そして、第2のスクリーニング工程(ステップST6)において、ウェハ上のチップのうち、リーク電流が予め定められた閾値を超えるチップ、あるいは、リーク電流が他のチップのリーク電流よりも大きく、且つ、他のチップのリーク電流との差が予め定められた閾値を超えるチップが特定され、特定されたチップを脱落させる第2のスクリーニングが行われる。
また、欠陥検査工程(ステップST1)における欠陥検査の方法は、フォトルミネセンス(PL)法、X線トポグラフィー法、表面形状検査など、任意の方法でよいし、複数を組み合わせてもよい。
実施の形態1の検査方法及び検査方法を含む製造方法によれば、第1のスクリーニング工程だけでなく第2のスクリーニング工程も行うことで活性化アニール工程等において新しく発生した素子信頼性の劣化につながる欠陥を含むチップをより選択的に脱落させることができる。また、第2のスクリーニング工程が第1のスクリーニング工程よりも後に行われることで検査全体にかかる時間を短くして生産性を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 SiC基板(ウェハ)、2 線状欠陥。

Claims (9)

  1. SiC基板の欠陥を検出する欠陥検査工程と、
    前記SiC基板に形成された複数のチップのうち、前記欠陥検査工程で検出された前記欠陥を含むチップを脱落させる第1のスクリーニング工程と、
    前記複数のチップのそれぞれのドレイン-ソース間のアバランシェ電圧を測定するアバランシェ電圧測定工程と、
    前記複数のチップのそれぞれについて、前記アバランシェ電圧よりも小さい測定用電圧を決定する測定用電圧決定工程と、
    前記複数のチップのそれぞれの前記ドレイン-ソース間に前記測定用電圧を印加して、前記ドレイン-ソース間のリーク電流を測定するリーク電流測定工程と、
    前記第1のスクリーニング工程よりも後に行われ、前記複数のチップのうち、前記リーク電流が予め定められた閾値を超えるチップ、あるいは、前記リーク電流が他のチップのリーク電流よりも大きく、且つ、前記他のチップのリーク電流との差が予め定められた閾値を超えるチップを脱落させる第2のスクリーニング工程と、
    前記欠陥検査工程よりも前、または、前記第1のスクリーニング工程と前記第2のスクリーニング工程との間に行われ、前記SiC基板を1100℃以上で熱処理して、前記SiC基板に導入した不純物を活性化させる活性化アニール工程と、
    を備える炭化珪素半導体装置の検査方法。
  2. 前記欠陥検査工程は、前記SiC基板のエピタキシャル成長工程の後に行われる、
    請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  3. 前記活性化アニール工程は、前記SiC基板のエピタキシャル成長工程の後に行われる、
    請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  4. 前記欠陥検査工程は、さらに、前記SiC基板のエピタキシャル成長工程よりも後、且つ、前記活性化アニール工程よりも前にも行われる、
    請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  5. 前記測定用電圧は、前記アバランシェ電圧に0.5以上1未満の係数を乗じることによって算出される、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  6. 前記アバランシェ電圧測定工程または前記リーク電流測定工程において、前記複数のチップのそれぞれのゲート-ソース間に負電圧が印加される、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  7. 前記欠陥検査工程は、フォトルミネセンス法による検査工程を含む、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  8. 前記欠陥検査工程で検出される欠陥は、前記SiC基板のオフ角の傾斜方向に平行な線状欠陥である、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置の検査方法を含む、
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
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