JP7437348B2 - 水管理システム、水管理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
水管理システム、水管理方法およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
図1は、本実施形態に係る水管理システム1の構成例を示す模式図である。水管理システム1は、圃場に対する水の給水および排水など圃場の水管理を行うための種々の機能を有する。水管理システム1は、付加的な機能(生育監視モード、盗難監視モード、侵入物監視モードなど)を備えていてもよい。
図2は、水管理装置200が設置された圃場10を示す図である。図2に例示する圃場10には、給水用の水管理装置200および排水用の水管理装置200Aが設置されている。圃場10内の土壌11には作物15が植えられている。作物15は例えば水稲であるがそれに限定されない。圃場10内には水12が張られている。
図3は、水管理装置200およびバルブ30の構成例を示す図である。
次に、水位センサ250(図2)および薬剤投入装置300を説明する。
サーバ100は、例えばクラウドサーバまたはエッジサーバなどの、圃場10から離れた場所に設置されたコンピュータであり得る。サーバ100は、制御装置110と、記憶装置120と、通信装置130とを備える。サーバ100は、圃場10に関するデータを一元管理し、管理するデータを活用して農業を支援するクラウドサーバとして機能する。
ユーザ端末装置500は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットコンピュータ、スマートフォン、またはPDA(Personal digital assistant)である。図1では、ユーザ端末装置500の例として、ラップトップPCおよびタブレットコンピュータが示されている。
図5に例示するように、中継装置400は、制御装置410、通信装置430および通信装置450を備える。これらの構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続される。
図5に例示するように、水管理装置200は、制御装置210、通信装置230、通信装置240および操作盤260を備える。これらの構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続される。水管理装置200A(図2)も、水管理装置200と同様の構成要素を備え得る。
図6に例示するように、薬剤投入装置300は、制御装置310および通信装置330を備える。これらの構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続される。
次に、本実施形態の水管理システム1の動作をより詳細に説明する。
0 < D1 ≦ 1.0
の範囲にある場合は、待機時間として、予め決められた“定着期間”を設定する。定着期間は、圃場10への除草剤13の投入が完了してからの、除草剤13の土壌11への定着期間として推奨されている時間である。このような定着期間は、例えば日本植物調節剤研究協会等によって推奨されている。“定着期間”は例えば7日間であるが、それに限定されない。日減水深D1が1.0cm以下と小さい場合は、定着期間が経過するまでは給水は行わない。また、この場合、待機時間として定着期間よりも長い時間を設定してもよい。
1.0 < D1 ≦ 3.0
の範囲にある場合は、待機時間として“72時間”を設定する。72時間経過後に圃場10への給水を開始し、水位が上限に達すると給水を停止する。その後は、下限水位を1.0cmに設定し、水位が下限水位に達する毎に水位が上限に達するまで給水を行う。
3.0 < D1
の範囲にある場合は、待機時間として“48時間”を設定する。48時間経過後に圃場10への給水を開始し、水位が上限に達すると給水を停止する。その後は、48時間毎に水位が上限に達するまで給水を行う。
薬剤が投入される圃場への給水を管理する水管理システムであって、
圃場の水位に関する情報を取得するセンサと、
前記圃場への給水を調整するバルブの開閉を行うアクチュエータと、
前記圃場への給水を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記水位に関する情報に基づいて、前記圃場の単位時間当たりの水位の低下量を演算し、
前記圃場への薬剤の投入が終了してから次に前記圃場への給水を開始するまでの待機時間を、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量に応じて決定し、
前記薬剤の投入の終了後、前記待機時間が経過するまでは前記バルブを閉じておくように前記アクチュエータを制御する、水管理システム。
前記制御装置は、前記薬剤の投入の終了後、前記待機時間が経過したときに前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御して、前記圃場への給水を行う、項目1に記載の水管理システム。
前記待機時間は、前記圃場内の土壌の露出を許容する長さである、項目1または2に記載の水管理システム。
前記制御装置は、前記単位時間当たりの水位の低下量と前記待機時間との関係を示したテーブルを用いて、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量から前記待機時間を決定する、項目1から3のいずれかに記載の水管理システム。
前記制御装置は、
前記単位時間当たりの水位の低下量が第1範囲内である場合は、前記待機時間として第1待機時間を決定し、
前記単位時間当たりの水位の低下量が、前記第1範囲よりも大きい第2範囲内である場合は、前記待機時間として前記第1待機時間よりも短い第2待機時間を決定する、項目1から4のいずれかに記載の水管理システム。
前記薬剤の土壌への定着期間として推奨されている時間をiとするとき、
前記制御装置は、
前記単位時間当たりの水位低下量が第1範囲にある場合は、前記待機時間をiよりも長い第1時間に設定し、
前記単位時間当たりの水位低下量が、前記第1範囲よりも大きい第2範囲にある場合は、前記待機時間をiよりも短い第2時間に設定し、前記第2時間経過後の給水後は、前記圃場の水位が予め設定された下限水位に達する度に給水するよう前記アクチュエータを制御し、
前記単位時間当たりの水位低下量が、前記第2範囲よりも大きい第3範囲にある場合は、前記待機時間を前記第2時間よりも短い第3時間に設定し、前記第3時間経過する度に給水するよう前記アクチュエータを制御する、項目1から4のいずれかに記載の水管理システム。
前記単位時間当たりの水位の低下量は、日減水深である、項目1から6のいずれかに記載の水管理システム。
前記圃場の水位の上限が予め設定されており、
前記制御装置は、
前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて前記圃場の水位の値を取得し、
取得した前記水位の値が前記上限に達したと判定するまで、前記バルブを開けておくように前記アクチュエータを制御し、
前記上限に達したと判定した場合、前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御し、
前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御した後に前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて、前記単位時間当たりの水位の低下量を演算する、項目1から7のいずれかに記載の水管理システム。
前記制御装置は、前記圃場に前記薬剤が投入される前に前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて、前記単位時間当たりの水位の低下量を演算する、項目1から8のいずれかに記載の水管理システム。
前記制御装置は、前記バルブを開けてから所定時間経過しても前記水位の値が前記上限に達しない場合は、前記水位の値が前記上限に達しないことをユーザに報知するための制御を行う、項目8に記載の水管理システム。
前記制御装置は、前記バルブを開けてから前記所定時間経過しても前記水位の値が前記上限に達しない場合は、前記水位の値が前記上限に達して前記バルブを閉じた後に予定していた動作を行わない、項目10に記載の水管理システム。
前記圃場へ前記薬剤を投入する投入装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御するとともに、前記圃場へ前記薬剤を投入するように前記投入装置を制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を行う、項目1から11のいずれかに記載の水管理システム。
前記制御装置は、前記薬剤の投入を停止するように前記投入装置を制御した後、前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を終了させる、項目12に記載の水管理システム。
前記圃場の水位の下限が予め設定されており、
前記制御装置は、
前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて前記圃場の水位の値を取得し、
前記バルブが閉じた状態において前記水位の値が前記下限に達したと判定した場合、前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御するとともに、前記圃場へ前記薬剤を投入するように前記投入装置を制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を開始させる、項目12または13に記載の水管理システム。
前記圃場の水位の上限が予め設定されており、
前記制御装置は、
前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて前記圃場の水位の値を取得し、
取得した前記水位の値が前記上限に達したと判定するまでは、前記圃場へ前記薬剤を投入するように前記投入装置を制御し、前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御し、
前記上限に達したと判定した場合、前記薬剤の投入を停止するように前記投入装置を制御した後、前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を終了させる、項目12から14のいずれかに記載の水管理システム。
前記制御装置は、
降水量に関する情報を取得し、
前記単位時間当たりの水位の低下量の演算に用いる前記水位に関する情報を前記センサが取得する期間中の降水量に応じた前記単位時間当たりの水位の低下量の演算を行う、項目1から15のいずれかに記載の水管理システム。
前記制御装置は、
降水量に関する情報を取得し、
前記薬剤の投入の終了後の降水量に応じて前記待機時間を延長する、項目1から16のいずれかに記載の水管理システム。
前記薬剤は除草剤である、項目1から17のいずれかに記載の水管理システム。
薬剤が投入される圃場への給水を管理する水管理方法であって、
センサが取得した圃場の水位に関する情報に基づいて、前記圃場の単位時間当たりの水位の低下量を演算すること、
前記圃場への薬剤の投入が終了してから次に前記圃場への給水を開始するまでの待機時間を、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量に応じて決定すること、
前記圃場への給水を調整するバルブの開閉を行うアクチュエータに対して、前記薬剤の投入の終了後に前記待機時間が経過するまでは前記バルブを閉じさせておく指令を出力すること、
を実行する、水管理方法。
薬剤が投入される圃場への給水の管理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、
センサが取得した圃場の水位に関する情報に基づいて、前記圃場の単位時間当たりの水位の低下量を演算すること、
前記圃場への薬剤の投入が終了してから次に前記圃場への給水を開始するまでの待機時間を、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量に応じて決定すること、
前記圃場への給水を調整するバルブの開閉を行うアクチュエータに対して、前記薬剤の投入の終了後に前記待機時間が経過するまでは前記バルブを閉じさせておく指令を出力すること、
を前記コンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
2:ネットワーク
10:圃場
11:土壌
12:水
13:薬剤
15:作物
20:パイプライン
21:供給管
22:分岐管
25:バルブ
26:排水桝
27:排水管
28:排水路
30:バルブ
31:ボディ
32:弁体
33:ステム
34:軸受
35:貫通孔
36:取付台
40:アクチュエータ
41:電動モータ
42:回転軸
51:収容体
100:サーバ
110:制御装置
111:プロセッサ
112:ROM
113:RAM
120:記憶装置
130:通信装置
200:水管理装置
210:制御装置
211:プロセッサ
212:ROM
213:RAM
214:駆動回路
221:バッテリ
222:ソーラーパネル
230:通信装置
240:通信装置
250:水位センサ
260:操作盤
300:薬剤投入装置
310:制御装置
311:プロセッサ
312:ROM
313:RAM
314:駆動回路
320:筐体
330:通信装置
340:バルブ
350:アクチュエータ
360:タンク
361:蓋
370:ガイド
380:支柱
381:ブラケット
400:中継装置
410:制御装置
411:プロセッサ
412:ROM
413:RAM
430:通信装置
450:通信装置
500:ユーザ端末装置
510:制御装置
511:プロセッサ
512:ROM
513:RAM
520:記憶装置
530:通信装置
540:入力装置
550:表示装置
Claims (20)
- 薬剤が投入される圃場への給水を管理する水管理システムであって、
圃場の水位に関する情報を取得するセンサと、
前記圃場への給水を調整するバルブの開閉を行うアクチュエータと、
前記圃場への給水を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記水位に関する情報に基づいて、前記圃場の単位時間当たりの水位の低下量を演算し、
前記圃場への薬剤の投入が終了してから次に前記圃場への給水を開始するまでの待機時間を、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量に応じて決定し、
前記薬剤の投入の終了後、前記待機時間が経過するまでは前記バルブを閉じておくように前記アクチュエータを制御する、水管理システム。 - 前記制御装置は、前記薬剤の投入の終了後、前記待機時間が経過したときに前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御して、前記圃場への給水を行う、請求項1に記載の水管理システム。
- 前記待機時間は、前記圃場内の土壌の露出を許容する長さである、請求項1または2に記載の水管理システム。
- 前記制御装置は、前記単位時間当たりの水位の低下量と前記待機時間との関係を示したテーブルを用いて、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量から前記待機時間を決定する、請求項1から3のいずれかに記載の水管理システム。
- 前記制御装置は、
前記単位時間当たりの水位の低下量が第1範囲内である場合は、前記待機時間として第1待機時間を決定し、
前記単位時間当たりの水位の低下量が、前記第1範囲よりも大きい第2範囲内である場合は、前記待機時間として前記第1待機時間よりも短い第2待機時間を決定する、請求項1から4のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記薬剤の土壌への定着期間として推奨されている時間をiとするとき、
前記制御装置は、
前記単位時間当たりの水位低下量が第1範囲にある場合は、前記待機時間をiよりも長い第1時間に設定し、
前記単位時間当たりの水位低下量が、前記第1範囲よりも大きい第2範囲にある場合は、前記待機時間をiよりも短い第2時間に設定し、前記第2時間経過後の給水後は、前記圃場の水位が予め設定された下限水位に達する度に給水するよう前記アクチュエータを制御し、
前記単位時間当たりの水位低下量が、前記第2範囲よりも大きい第3範囲にある場合は、前記待機時間を前記第2時間よりも短い第3時間に設定し、前記第3時間経過する度に給水するよう前記アクチュエータを制御する、請求項1から4のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記単位時間当たりの水位の低下量は、日減水深である、請求項1から6のいずれかに記載の水管理システム。
- 前記圃場の水位の上限が予め設定されており、
前記制御装置は、
前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて前記圃場の水位の値を取得し、
取得した前記水位の値が前記上限に達したと判定するまで、前記バルブを開けておくように前記アクチュエータを制御し、
前記上限に達したと判定した場合、前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御し、
前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御した後に前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて、前記単位時間当たりの水位の低下量を演算する、請求項1から7のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記制御装置は、前記圃場に前記薬剤が投入される前に前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて、前記単位時間当たりの水位の低下量を演算する、請求項1から8のいずれかに記載の水管理システム。
- 前記制御装置は、前記バルブを開けてから所定時間経過しても前記水位の値が前記上限に達しない場合は、前記水位の値が前記上限に達しないことをユーザに報知するための制御を行う、請求項8に記載の水管理システム。
- 前記制御装置は、前記バルブを開けてから前記所定時間経過しても前記水位の値が前記上限に達しない場合は、前記水位の値が前記上限に達して前記バルブを閉じた後に予定していた動作を行わない、請求項10に記載の水管理システム。
- 前記圃場へ前記薬剤を投入する投入装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御するとともに、前記圃場へ前記薬剤を投入するように前記投入装置を制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を行う、請求項1から11のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記制御装置は、前記薬剤の投入を停止するように前記投入装置を制御した後、前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を終了させる、請求項12に記載の水管理システム。
- 前記圃場の水位の下限が予め設定されており、
前記制御装置は、
前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて前記圃場の水位の値を取得し、
前記バルブが閉じた状態において前記水位の値が前記下限に達したと判定した場合、前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御するとともに、前記圃場へ前記薬剤を投入するように前記投入装置を制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を開始させる、請求項12または13に記載の水管理システム。 - 前記圃場の水位の上限が予め設定されており、
前記制御装置は、
前記センサが取得した前記水位に関する情報に基づいて前記圃場の水位の値を取得し、
取得した前記水位の値が前記上限に達したと判定するまでは、前記圃場へ前記薬剤を投入するように前記投入装置を制御し、前記バルブが開くように前記アクチュエータを制御し、
前記上限に達したと判定した場合、前記薬剤の投入を停止するように前記投入装置を制御した後、前記バルブを閉じるように前記アクチュエータを制御し、前記薬剤の投入を伴う給水を終了させる、請求項12から14のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記制御装置は、
降水量に関する情報を取得し、
前記単位時間当たりの水位の低下量の演算に用いる前記水位に関する情報を前記センサが取得する期間中の降水量に応じた前記単位時間当たりの水位の低下量の演算を行う、請求項1から15のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記制御装置は、
降水量に関する情報を取得し、
前記薬剤の投入の終了後の降水量に応じて前記待機時間を延長する、請求項1から16のいずれかに記載の水管理システム。 - 前記薬剤は除草剤である、請求項1から17のいずれかに記載の水管理システム。
- 薬剤が投入される圃場への給水を管理する水管理方法であって、
センサが取得した圃場の水位に関する情報に基づいて、前記圃場の単位時間当たりの水位の低下量を演算すること、
前記圃場への薬剤の投入が終了してから次に前記圃場への給水を開始するまでの待機時間を、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量に応じて決定すること、
前記圃場への給水を調整するバルブの開閉を行うアクチュエータに対して、前記薬剤の投入の終了後に前記待機時間が経過するまでは前記バルブを閉じさせておく指令を出力すること、
を実行する、水管理方法。 - 薬剤が投入される圃場への給水の管理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、
センサが取得した圃場の水位に関する情報に基づいて、前記圃場の単位時間当たりの水位の低下量を演算すること、
前記圃場への薬剤の投入が終了してから次に前記圃場への給水を開始するまでの待機時間を、演算した前記単位時間当たりの水位の低下量に応じて決定すること、
前記圃場への給水を調整するバルブの開閉を行うアクチュエータに対して、前記薬剤の投入の終了後に前記待機時間が経過するまでは前記バルブを閉じさせておく指令を出力すること、
を前記コンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
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