JP7436252B2 - 保冷物品の配送方法及び配送システム - Google Patents
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Description
この場合に、シュートコンベアに荷物が移送されてきた順にパレットに積み込むようにしているため、例えば複数の比較的小さな荷物を積み込んだ後に嵩張った荷物や重い荷物をパレットに積み込むとき、或いはパレットへの積み付けが悪いときなどには、積み込み済みの荷物を一旦パレットの外に取り出し、後から移送されてきた荷物をパレットに積み込んでから再び積み込むなどの積み直し作業が必要となることがあり、パレットへの荷物の積み込みに手間取ることがあった。また、繁忙期などの配送する荷物が多量にあるときには、仕分け作業者がシュートコンベアに移送されてきた荷物を取り違えて、配達を受け持つエリア拠点のパレットとは別のエリア拠点のパレットに荷物を積み込んでしまうこともあった。
そのため、これら荷物の再仕分けと配送車両への積み替えを行うための人手を必要とし、配送車両で荷物を配達する前の、配達準備のための作業に多くの工数を費やさざるを得ないのが実状であった。
また、エリア拠点における保冷荷物の仕分け作業は、荷物に貼られた配送伝票の送り先の記載を作業者が目視で確認して行っているため、夏場や歳末などの常温と保冷の両荷物の取扱量が増える繁忙期には、前記配送伝票の送り先の記載を誤認して仕分けミスが発生しやすく、間違った配送ルートに先に保冷荷物を仕分けて配達の遅れを生じさせ、ひいては保冷荷物の品質を劣化させてしまう危険もあった。
自動倉庫設備で保冷荷物を仕分けする場合に、導入する自動倉庫設備を繁忙期に取り扱う保冷荷物の全量を入庫して保管することができる規模にしたのでは、繁忙期以外の保冷荷物の取り扱い量が少ない時期で自動倉庫設備の稼働率が極めて低くなり、導入した設備やその設置スペースの効活用が図れず、費用対効果は小さくなる。
中・小規模の自動倉庫設備で取り扱い量の変動がある保冷荷物の仕分けを効率的に行うには、常温の荷物を自動倉庫設備で仕分ける場合とは異なる運用手段が必要である。
保冷物品の取り扱い拠点に保冷室を設け、この保冷室内に自動倉庫設備を配置するとともに、自動倉庫設備の受け入れ口にピッキング情報の表示器を装備した仕分け棚を配置し、
前記自動倉庫設備と仕分け棚の作動を制御する制御手段の配送情報ファイルに、保冷物品の管理情報に紐付けて、当該保冷物品の配送先に関する情報と配送に用いる移動体の物品配送ルートに関する情報を入力し、
前記取り扱い拠点に移送された保冷物品をその物品の管理情報を情報入力端末に読み込んで前記制御手段に入力し、
同一の物品配送ルートの保冷物品を保冷容器に収納するとともに、前記保冷容器を自動倉庫設備に入庫し、
前記自動倉庫設備に入庫された保冷容器のうち、同一の荷物配送ルートに沿って保冷物品が配送される保冷容器を自動倉庫設備の送り出し口へと移送し、
前記送り出し口に移送された保冷容器を同一の運搬用ユニットに積み入れ、
この運搬用ユニットを配達エリア拠点に移送するとともに、配達エリア拠点の物品配送ルートを運行する移動体にそのまま積み込んで受取人への保冷物品の配送に供することを特徴とする。
保冷物品の取り扱い拠点の保冷倉庫内に設けられた自動倉庫設備と、
発光表示器を装備した仕分け棚と、
保冷物品に設定された物品の識別情報を読み取る情報入力端末と、
前記情報入力端末から入力される情報を配送情報として処理する配送情報処理装置とを有し、
前記配送情報処理装置は、自動倉庫設備と仕分け棚の作動を制御する機能を有するとともに、少なくとも前記配送する保冷物品に設定された物品の識別情報と保冷物品の配送先に関する情報と移動体の物品配送ルートに関する情報とが入力された配送情報ファイルを記憶部に備えることを特徴とする。
保冷物品の管理情報とは、保冷物品に設定された伝票番号など物品の識別情報をいう。
集積・集約拠点は、各出発エリア拠点で集荷した物品を集めて配達を担当するエリア拠点別に仕分け、或いは受取人の居住地が遠方な場合はその地方の集積・集約拠点宛てに物品を仕分けて送る拠点をいう。配達を担当するエリア拠点別に仕分ける物品には、他の集積・集約拠点から移送されてきた物品が含まれる。集積・集約拠点は、ベース店やターミナル、ハブセンターなどと呼ばれる。
なお、物品の取り扱い拠点には、前記出発エリア拠点や配達エリア拠点、集積・集約拠点が含まれる。
運搬用のユニットは、複数個の物品を収納して移動体に積み降ろすことができる容器をいい、ロールボックスパレットやワゴン、台車、キャスター付きパレット、運搬用台車などが含まれる。
また、後述する配送伝票や貼り札、ラベル、ユニットには、バーコードや二次元コード、QRコード(登録商標)のような光学式マーク認識に用いられる識別子が付される。バーコードや二次元コードに代えて、RFIDタグやICタグのような非接触で情報を書き込んだり読み取ったりすることのできる媒体を前記識別子として用いてユニットなどに装備させることもできる。この場合に、例えばユニットに装備される前記媒体への情報の書き込みと読み込みは、集積・集約拠点内や仕分け設備、受け入れ・配達を担当する各エリア拠点などの、ユニットを取り扱う各拠点に設けられたリーダ/ライタ設備により行われる。
集積・集約拠点に移送された保冷物品は、保冷室内で配達エリア拠点の配送ルート別に仕分けられて保冷容器に収容され、この保冷容器が、同じく保冷室内に設置された自動倉庫設備に入庫されて保管されるので、仕分けや積み替え中も保冷温度に保たれ、さらに、自動倉庫設備から出庫された前記保冷容器が運搬用ユニットに収納されて配達エリア拠点の移動体に積載されて受取人に配達されるので、集積・集約拠点から配達エリア拠点、受取人まで配送される過程で適切な保冷温度に保持することができ、保冷温度の逸脱による物品の品質低下の抑止に極めて有効である。
また、本発明によれば、移動体が冷蔵庫などの保冷のための冷蔵・冷凍設備を装備していない場合でも、保冷物品の運搬が可能である。これにより、保冷設備の取り付けやメンテナンスにかかるコストが不要となるとともに、移動体の積載量に合わせて、積載効率の高い配送が可能である。
図示した形態は、依頼人(荷送人)が受取人(荷受人)に対して保冷物品である保冷荷物を送る態様であり、以下では、配送業者が依頼人から配送依頼を受けた荷物を運搬用台車と配送車両を用いて受取人へと配送する処理について説明する。
これら各店を介して、荷物の配送は次のように行われる。すなわち、発センター店で依頼人から集荷した荷物は発ベース店へと移送され、発ベース店は発センター店から運び込まれた荷物を配送方面別に振り分け、各着ベース店毎の貨物自動車に積載して着ベース店に輸送する。着ベース店では移送されてきた荷物を、地域毎で集配を管轄する着センター店毎に仕分け、仕分けた荷物を各着センター店へと移送し、着センター店で送られてきた荷物を配送車両9に積載して持ち出し、受取人宅まで運んで配達する(図1参照)。なお、本形態では、荷物が収納される運搬用台車としてコールドボックスを用いている。
なお、依頼人は保冷荷物を出荷してその配送を配送業者に委託する者をいい、通信販売をとおしてユーザーから冷菓や冷蔵食品などの保冷荷物の注文を受け付け、注文したユーザー宅やユーザーが指定した受取人宛てに保冷荷物を届けて販売する食品販売業者が含まれる。
集配作業者が所持する携帯情報処理端末6は、通信回線Nを介して配送情報処理装置1にデータを送受信できるように構成されていても、発センター店、発ベース店、着ベース店及び着センター店の各情報処理端末2,3,4,5とBLUETOOTH(登録商標)などの他の通信手段を介して接続し、携帯情報処理端末6のデータが前記各情報処理端末2,3,4,5を経由して配送情報処理装置1に送信されるように構成されていてもよい。また、着ベース店に設置された自動倉庫設備7は通信手段を具備し、着ベース店の情報処理端末4との間で相互に各種データや情報の送受信が可能なように構成してある。
なお、図示した形態は、荷物の配送を依頼する依頼人が、自身の情報処理端末8を利用して、荷物の配送依頼とともに荷物の届け先情報などを配送情報処理装置1に直接入力し、併せて荷物に貼り付ける配送伝票を発行する構成を示している。依頼人が、自身の所在地に近い発センター店に配送荷物の集荷を依頼し、発センター店の集配作業者の携帯情報処理端末6や発センター店の情報処理端末2から通信回線Nを介して配送情報処理装置1に荷物の配送に関する情報が入力されるように構成されていてもよい。
配送情報処理装置1と記憶装置1aは、それぞれ通信回線Nを介して接続された複数のコンピュータ、或いはサーバの集合体、複数の記憶装置の集合体により構成されていていてもよい。
依頼人が発センター店に手書きの配送伝票を添付した配送荷物を持ち込んで荷物配送を依頼する態様では、携帯情報処理端末6は、荷物に貼られた配送伝票の伝票番号をバーコードリーダで読み取り、読み取ったデータを数字データに変換して配送情報処理装置1に送信するとともに、配送伝票に表示された届け先情報のうち、例えば受取人の所在地である郵便番号を入力することで、前記読み込んだ伝票番号と届け先情報をコード変換して二次元コードに変換し、このコードと着センター店の仕分けコードを表示したラベルに印字出力するように構成することができる。印字出力されたラベルは、配送伝票とともに荷物に貼り付けられる。
自動倉庫設備7の作動を制御する制御手段は、主として前記配送情報処理装置1により構成されるが、自動倉庫設備7が装備する制御装置により構成されていてもよく、制御手段に配送情報処理装置1に通信回線Nを介して接続した前記各店の情報処理端末2,3,4,5が含まれていてもよい。
詳しくは、保冷室10は、その内部が冷蔵物品の保冷庫である冷蔵室10aと冷凍物品の保冷庫である冷凍室10bと前室10cと作業エリア10dとに仕切られており、冷蔵室10aと冷凍室10bに自動倉庫設備7,7が配置されており、作業エリア10dに設けた荷物受け入れ口7aから倉庫内に荷物を移送して入庫し、入庫された荷物を出庫して荷物送り出し口7bへと移送することができるように設けてある。
例えば、図3に示されるように、ある着センター店が集配を管轄する地域がA、B、C、D、Eの五つのコースに別れており、そのうちのAコースは区域(イ)-区域(ロ)-区域(ハ)-区域(ニ)-区域(ホ)-区域(ヘ)と分けて登録する。区域(イ)から区域(ヘ)は、配送車両が荷物を配送するための運行順に相当する。担当地域情報は、各センター店が集配を管轄する全ての区域について登録される。
保冷容器11は、断熱材を用いて箱形に形成されており、上部を方形に開口した容器本体11aに蓋体11bを被せて内部を密閉し、蓋体11bを取り外して容器本体11a内に収容した荷物を取り出すことができるように形成してある。
各棚板13bの前部には、棚板に荷物を載せたときにその位置を特定するロケーション情報を一次元又は二次元のコードに変換したバーコードラベル15が貼られており、また、図示しないが、ラック13の適宜な位置にその個体コードをコードに変換したバーコードラベルが設けてある。
ゲート14の各作動部14cは、図10に示されるように、ピッキングする位置を特定する表示器14c1とピッキング完了を通知するための押動スイッチ14c2を備えるとともに、前記配送情報処理装置1と有線又は無線で情報の送受信が可能なように構成されており、後述のとおり、配送情報処理装置1からのロケーション情報を受信して表示器の点灯及び消灯動作が制御され、また、押動スイッチを操作することでピッキング完了の通知が作動部14bから配送情報処理装置1に送信されるように設けてある。
また、図示しないが、ゲート14の適宜な位置にその個体コードをコードに変換したバーコードラベルが設けてある。
先ず、予め着センター店が配送を管轄する地域内における配送車両の担当地域情報、着センター店に配備されている配送車両の識別コードとその車両に積載されるロールボックスパレットに関する情報及び前記担当地域情報に沿って運行する配送車両に関する情報を、着センター店の情報処理端末5から配送情報処理装置1に送信して、配送情報処理装置1の記憶装置1aに登録する。
依頼人が受取人宛てに保冷荷物を送るときに、依頼人は自身が所有する情報処理端末8を配送情報処理装置1がインターネット上に開設する荷物配送の依頼受け付けWebサイトに接続し、同サイト上で、出荷する保冷荷物の品名や受取人の氏名や住所などの届け先に関する情報、荷物の発送予定日時、配達希望日と時間帯などの荷物配送に必要な情報を入力し、配送情報処理装置1に送信して荷物配送を依頼する。配送情報処理装置1が受信した情報は配送情報として記憶装置1aに登録される。
図11は、依頼人において発行する配送伝票の一例の形態を示し、配送伝票には、依頼人の名前や住所、郵便番号などを含む依頼人に関する情報、受取人の名前や住所、郵便番号などを含む届け先に関する情報、伝票番号などともに、伝票番号のバーコード、伝票番号と届け先に関する情報を含む識別コードが表示される。
配送伝票の発行により、配送情報処理装置1において荷物の仕分け情報が作成され、作成された情報は前記配送情報とともに伝票番号に紐付けされて記憶装置1aに登録される。
また、前記受取人の届け先に関する情報に基づいて、その保冷荷物を配送する配送車両の荷物配送ルートに関する情報が特定され、その情報が伝票番号に紐付けされて記憶装置1aに登録される。
前記依頼人から荷物配送の依頼があった旨は、配送情報処理装置1から依頼人の居住地域の集配を管轄する発センター店の情報処理端末2又は携帯情報処理端末6に通知され、集配作業者は依頼人宅に出向いて依頼人が出した荷物を受け取る。
この際、集配作業者は荷物に貼り付けられた配送伝票11の伝票番号を携帯情報処理端末6で読み込み、読み込まれた情報を携帯情報処理端末6から配送情報処理装置1に送信する。配送情報処理装置1は、受信した伝票番号の情報を日時データとともに集荷作業情報として伝票番号に紐付けして配送情報の集荷データに登録する。
集荷した保冷荷物はコールドボックスに収納して配送車両に積載され、発センター店から発ベース店へと送られる。
発ベース店に運ばれた保冷荷物は、当該ベース店の保冷室で届け先地域別に仕分けされる。この際、荷物の伝票番号が発ベース店の情報処理端末3に取り込まれて配送情報処理装置1へと送信される。届け先地域別に仕分けられた保冷荷物は、コールドボックスに収納されて発ベース店から着ベース店へと送られる。
発ベース店から着ベース店に運ばれた保冷荷物は、先ず、前記保冷室10内で荷物の受け入れ処理が行われる。
なお、荷物の受け入れ処理の前に、図12に示されるように、保冷容器11をその容器本体11aから蓋11bを外し、容器本体11aの上部を開放した状態で冷蔵室10aと冷凍室10bの両自動倉庫設備7に入庫して、保冷容器11の内部を予冷しておく。
携帯情報処理端末6に取り込まれた情報は配送情報処理装置1に入力され、伝票番号に紐付けされて記憶装置1aに登録される。
これにより前記保冷荷物16を配送ルート別の仕分ける準備が整い、配送情報処理装置1は、自動倉庫設備7に作動信号を送信して作動を制御して、図16に示されるように、入庫されていた保冷容器11を荷物送り出し口7bへと移送せしめる。
具体的には、配送情報処理装置1は、保冷荷物16の配送伝票の伝票番号に紐付けて登録された荷物配送ルートに関する情報から、ラック13に配置された保冷荷物16のうち、同じ荷物配送ルートとなるものを特定し、それらを同一の保冷容器11に収容するべく、前記ロケーション情報ファイルを参照して、それらの保冷荷物16のラック13の配置を特定し、その位置に対応するゲート14の作動部14cを制御して、ピックアップする保冷荷物16を特定するために、表示器を点灯して仕分け作業者に通知する。
仕分け作業者は、表示器が点灯した位置の保冷荷物16を取り出し、保冷容器11内に収納する。保冷容器11への移し替えが完了したならば、仕分け作業者は、前記作動部14cの押動スイッチを押す。すると、ピックアップが完了した旨が作動部14cから配送情報処理装置1に入力される。
保冷容器11内に同じ荷物配送ルートの保冷荷物16が収納されたならば、配送情報処理装置1は、自動倉庫設備7に作動信号を送信して作動を制御して、保冷荷物16が収納された保冷容器11を再び自動倉庫設備7内に移送して入庫せしめる。
仕分け棚12に仮置きされていた全ての保冷荷物16を保冷容器11に移し代え、保冷容器11を自動倉庫設備7内に再入庫したならば、荷物配送ルート別の仕分け処理が完了する。
この際、配送情報処理装置1が前記保冷室10の作業エリア10dに設置されたプリンタから、図17に示される、保冷容器11に収容された全ての保冷荷物16の情報を二次元コードに変換して表示したラベル18を印字出力せしめ、このラベル18が保冷容器11の側面に添付される。
そして、図18に示されるように、パレット19に前記保冷容器11が収容され、配送車両で着ベース店から着センター店へと送られる。
着ベース店から着センター店に保冷荷物16が収容された保冷容器11が到着したならば、着センター店の携帯情報処理端末6で保冷容器11に添付された前記ラベル18のバーコードを読み込み、読み込んだ情報を配送情報処理装置1へと送信する。そして、保冷容器11が収容された前記パレット19をそのまま、該当の配送車両に積み込み、配送車両を運行して受取人宅に荷物を配達する。
この際、携帯情報処理端末6から送信された前記ラベル18の記載情報を受信した配送情報処理装置1は、その保冷容器11に収容された保冷荷物の伝票番号と届け先の住所などに関する情報を携帯情報処理端末6へと送信し、その記憶部に格納される。そして、集配作業者が、受取人宅の軒先作業で携帯情報処理端末6に荷物配達完了情報を入力すると、配達する荷物の届け先に関する情報が当該情報処理端末に表示出力され、その表示を見て次の受取人先を確認し、配送車両を運転して配達に向かうことができるようなっている。
Claims (3)
- 宅配輸送される保冷物品を移動体に積載して受取人に配送する方法であって、
保冷物品の取り扱い拠点に保冷室を設け、この保冷室内に自動倉庫設備を配置するとともに、自動倉庫設備の受け入れ口にピッキング情報の表示器を装備した仕分け棚を配置し、
前記自動倉庫設備と仕分け棚の作動を制御する制御手段の配送情報ファイルに、保冷物品の管理情報に紐付けて、当該保冷物品の配送先に関する情報と配送に用いる移動体の物品配送ルートに関する情報を入力し、
前記取り扱い拠点に移送された保冷物品をその物品の管理情報を情報入力端末に読み込んで前記制御手段に入力し、
同一の物品配送ルートの保冷物品を保冷容器に収納するとともに、前記保冷容器を自動倉庫設備に入庫し、
前記自動倉庫設備に入庫された保冷容器のうち、同一の荷物配送ルートに沿って保冷物品が配送される保冷容器を自動倉庫設備の送り出し口へと移送し、
前記送り出し口に移送された保冷容器を同一の運搬用ユニットに積み入れ、
この運搬用ユニットを配達エリア拠点に移送するとともに、配達エリア拠点の物品配送ルートを運行する移動体にそのまま積み込んで受取人への保冷物品の配送に供することを特徴とする保冷物品の配送方法。 - 空の保冷容器が開閉口を開放状態で自動倉庫設備内に予め入庫され、
取り扱い拠点に移送された保冷物品が仕分け棚に配置されて物品配送ルート別に仕分けるときに、前記入庫された保冷容器が自動倉庫設備の送り出し口に移送されることを特徴とする請求項1に記載の保冷物品の配送方法。 - 請求項1又は2に記載の配送方法により、宅配輸送される保冷物品を移動体に積載して受取人に配送するためのシステムであって、
保冷物品の取り扱い拠点の保冷倉庫内に設けられた自動倉庫設備と、
発光表示器を装備した仕分け棚と、
保冷物品に設定された物品の識別情報を読み取る情報入力端末と、
前記情報入力端末から入力される情報を配送情報として処理する配送情報処理装置とを有し、
前記配送情報処理装置は、自動倉庫設備と仕分け棚の作動を制御する機能を有するとともに、少なくとも前記配送する保冷物品に設定された物品の識別情報と保冷物品の配送先に関する情報と移動体の物品配送ルートに関する情報とが入力された配送情報ファイルを記憶部に備えることを特徴とする保冷物品の配送システム。
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