JP7434789B2 - 端末管理システム - Google Patents

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Description

本開示は、中継処理プログラム、端末管理処理プログラム、中継装置、端末管理装置及び端末管理システムに関する。
端末管理装置によって複数の端末装置を管理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2017-536598号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、端末管理装置と複数の端末装置それぞれがネットワークを介して通信可能に構成されていることを前提とする技術である。そのため、端末管理装置が直接通信を行うことができないようなローカルネットワーク上に端末装置が存在する場合には、そのような端末装置から所望のタイミングで情報を収集することはできなかった。
本開示の一局面においては、端末管理装置と端末装置とが直接通信を行うことができない環境であっても、端末管理装置による端末装置の管理を実現可能な中継処理プログラム、端末管理処理プログラム、中継装置、端末管理装置及び端末管理システムを提供することが望ましい。
本開示の一局面における中継処理プログラムは、端末管理装置と中継装置が通信可能に構成され、中継装置と端末装置が通信可能に構成され、端末管理装置が中継装置経由で端末装置に関する端末情報を収集可能に構成される端末管理システムにおける、中継装置が備える処理部に、問い合わせ処理と、定期処理と、変更処理と、を実行させるように構成されている。
問い合わせ処理では、中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを、端末管理装置へ送信する。定期処理は、端末管理装置から問い合わせに対する応答を受信した際、その応答中に定期処理の実行指示が含まれている場合に開始される処理であって、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信し、以降は、端末管理装置から定期処理の実行指示を受けなくても、設定されたインターバルが経過するたびに、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信することを繰り返す。変更処理は、端末管理装置から問い合わせに対する応答を受信した際、その応答中に変更処理の実行指示が含まれている場合に実行される処理であって、インターバルを変更する。
このように構成された中継処理プログラムに基づく処理を中継装置が備える処理部に実行させれば、中継装置は、中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを、端末管理装置へ送信して、その問い合わせに対する応答を受信することにより、その応答中に含まれる指示を取得することができる。端末管理装置からの応答中に定期処理の実行指示が
含まれている場合、中継装置は、定期処理を開始する。
定期処理を開始した場合、中継装置は、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信し、以降は、端末管理装置から定期処理の実行指示を受けなくても、設定されたインターバルが経過するたびに、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信することを繰り返す。
したがって、端末管理装置からの要求が中継装置に届くたびに中継装置が端末管理装置へ端末情報を送信する構成に比べ、端末管理装置が中継装置に対して要求を送信する回数を削減でき、通信ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
また、端末管理装置からの応答中に変更処理の実行指示が含まれている場合、中継装置は変更処理を実行する。変更処理を実行した場合、中継装置は、インターバルを変更する。したがって、例えば、インターバルを短く変更することにより、中継装置による端末情報の収集頻度を上げることができ、これにより、端末管理装置に対して送信される端末情報を、より新しい情報にすることができる。あるいは、例えば、インターバルを長く変更することにより、中継装置による端末情報の収集頻度を下げることができ、これにより、通信ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
本開示の一局面における端末管理処理プログラムは、端末管理装置と中継装置が通信可能に構成され、中継装置と端末装置が通信可能に構成され、端末管理装置が中継装置経由で端末装置に関する情報を収集可能に構成される端末管理システムにおける、端末管理装置が備える処理部に、応答処理と、端末情報受信処理と、を実行させるように構成されている。
応答処理は、中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを中継装置から受信した際、中継装置に対する指示が含まれる応答であって指示として少なくとも定期処理の実行指示が含まれる応答を、中継装置へ送信する。端末情報受信処理は、応答中に定期処理の実行指示が含まれている場合に、中継装置において開始される処理であって、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信し、以降は、端末管理装置から定期処理の実行指示を受けなくても、設定されたインターバルが経過するたびに、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信することを繰り返す定期処理が、中継装置において実行された際に、中継装置から繰り返し送信されてくる端末情報をそれぞれ受信する。
このように構成された端末管理処理プログラムに基づく処理を端末管理装置が備える処理部に実行させれば、端末管理装置は、中継装置からの問い合わせに応じて、中継装置に対する指示が含まれる応答を、中継装置へ送信することができる。端末管理装置からの応答中に定期処理の実行指示が含まれている場合、中継装置は、定期処理を開始する。定期処理を開始した場合、中継装置は、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信し、以降は、端末管理装置から定期処理の実行指示を受けなくても、設定されたインターバルが経過するたびに、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信することを繰り返す。
端末管理装置は、中継装置から繰り返し送信されてくる端末情報をそれぞれ受信することができる。したがって、端末管理装置から中継装置へ端末情報を要求するたびに中継装置が端末管理装置へ端末情報を送信する構成に比べ、端末管理装置が中継装置に対して要求を送信する回数を削減でき、通信ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
なお、上記中継処理プログラムに基づく処理を実行する中継装置、上記端末管理処理プ
ログラムに基づく処理を実行する端末管理装置、及びこれら中継装置及び端末管理装置を備える端末管理システムも、新規で有用である。
図1は端末管理システムの構成を示すブロック図である。 図2(A)は集中管理装置の構成を示すブロック図である。図2(B)は端末管理装置の構成を示すブロック図である。図2(C)は中継装置の構成を示すブロック図である。図2(D)は端末装置の構成を示すブロック図である。 図3(A)は中継装置テーブルの一例を示す説明図である。図3(B)はアクションテーブルの一例を示す説明図である。図3(C)は端末装置テーブルの一例を示す説明図である。図3(D)は中継装置-アクション中間テーブルの一例を示す説明図である。図3(E)は端末装置-アクション中間テーブルの一例を示す説明図である。 図4(A)は端末管理装置における情報追加処理のフローチャートである。図4(B)は端末管理装置における情報取得処理のフローチャートである。図4(C)は端末管理装置における情報更新処理のフローチャートである。図4(D)は端末管理装置における情報削除処理のフローチャートである。 図5は中継装置におけるアクション対応処理のフローチャートである。 図6は中継装置における定期処理のフローチャートである。 図7は中継装置におけるインターバル変更処理のフローチャートである。 図8は定期処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は端末装置に対する単発処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は中継装置に対するインターバル変更処理の一例を示すシーケンス図である。
次に、上述の中継処理プログラム、端末管理処理プログラム、中継装置、端末管理装置及び端末管理システムについて、例示的な実施形態を挙げて説明する。
(1)端末管理システム1の構成
図1に示すように、以下に説明する端末管理システム1は、集中管理装置2、端末管理装置3、中継装置4及び端末装置5を備えている。集中管理装置2と端末管理装置3は、図1に示すように、WAN6を介して通信可能に構成されている。端末管理装置3と中継装置4は、WAN7及びLAN8を介して通信可能に構成されている。中継装置4と端末装置5は、LAN8を介して通信可能に構成されている。WANは、Wide Area Networkの略称である。LANは、Local Area Networkの略称である。WAN6とWAN7は同一ネットワークであってもよいし、別々のネットワークであってもよい。本実施形態の場合、WAN6及びWAN7としては、双方ともインターネットを利用している。
WAN7とLAN8は、無線LANルータ8Aを介して接続されている。無線LANルータ8Aは、ルータ機能と無線LANアクセスポイント機能の双方を兼ね備えた機器である。また、無線LANルータ8Aは、ファイアウォール機能を有し、WAN7側からLAN8側への不正なアクセスを阻止できるように構成されている。無線LANルータ8AにはLANケーブルも接続され、これにより、LAN8は、有線LAN及び無線LANの双方を組み合わせて構成されている。
端末装置5には、無線LANに接続可能な端末装置5と、有線LANに接続可能な端末装置5とが含まれ得る。本実施形態の場合、無線LANに接続可能な端末装置5としては、モバイル端末と連携して使われるプリンタ(以下、モバイルプリンタとも称する。)を想定している。この場合、端末装置5は、無線LANルータ8Aとの通信圏内に存在する場合に無線LANルータ8Aとの通信リンクが確立し、端末管理システム1に組み込まれる。有線LANに接続可能な端末装置5としては、例えば無線LAN非対応のプリンタや
MFP(Multi Function Peripheral)などを考え得る。
本実施形態の端末管理システム1では、例えば、集中管理装置2において端末装置5から情報を収集することや、集中管理装置2での遠隔操作により、端末装置5でのテスト印字、端末装置5の再起動、端末装置5のシャットダウンなどを実現することができる。端末管理システム1を構成する各装置が設置される場所の一例としては、例えば、企業Aの本社に端末管理装置3が設置され、企業Aの支社に中継装置4及び端末装置5が設置されるような例を考え得る。
この場合、企業Aの支社において運用されている複数の端末装置5に関する情報(以下、端末情報とも称する。)は、企業Aの本社に設置されている端末管理装置3によって収集される。端末管理装置3によって収集された端末情報は、例えば企業Aとは別の管理会社によって運用される集中管理装置2によって収集、管理される。ただし、集中管理装置2は企業Aによって運用されてもよく、企業Aと管理会社が別会社であるか否かは任意である。
図1では図示を省略してあるが、端末管理装置3は複数あってもよい。この場合、複数の端末管理装置3は、1つの集中管理装置2で管理されるように構成されてもよい。例えば、更に企業Aとは別の企業B,C,D,…それぞれに端末管理装置3が設置され、それら複数の端末管理装置3が管理会社に設置された1つの集中管理装置2で管理されてもよい。
また、図1では図示を省略してあるが、中継装置4は複数あってもよい。この場合、複数の中継装置4は、1つの端末管理装置3で管理されるように構成されてもよい。例えば、企業Aに複数の支社がある場合、各支社に中継装置4が設置され、それら複数の中継装置4が本社に設置された1つの端末管理装置3で管理されてもよい。
集中管理装置2は、図2(A)に示すように、制御部21、通信部22、表示部23、入力部24及び記憶部25を備える。制御部21は、CPU211及びメモリ212を備える。CPU211は、メモリ212に記憶されたソフトウェアに従って処理及び制御を実行し、これにより、集中管理装置2の各種機能が実現される。ただし、集中管理装置2の各種機能は、CPU211及びソフトウェアによって実現されるものに限定されず、当該機能の一部又は全部が、1つあるいは複数のハードウェアによって実現されるように構成されていてもよい。
メモリ212は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えばROM、RAM、NVRAM及びフラッシュメモリ。)を備える。メモリ212は、ソフトウェア及びデータを記憶する。通信部22は、WAN6に接続してWAN6経由での通信が可能なネットワークインタフェースコントローラを備える。表示部23は、表示装置(例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ。)を備え、各種画像を表示するように構成されている。入力部24は、各種入力操作を受け付けるための入力装置と、入力装置からの入力を処理する入力コントローラとを備える。記憶部25は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)のような補助記憶装置によって構成される。
端末管理装置3は、図2(B)に示すように、制御部31、通信部32、表示部33、入力部34及び記憶部35を備える。制御部31は、CPU311及びメモリ312を備える。CPU311は、メモリ312に記憶されたソフトウェアに従って処理及び制御を実行し、これにより、端末管理装置3の各種機能が実現される。ただし、端末管理装置3の各種機能は、CPU311及びソフトウェアによって実現されるものに限定されず、当該機能の一部又は全部が、1つあるいは複数のハードウェアによって実現されるように構
成されていてもよい。
メモリ312は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えばROM、RAM、NVRAM及びフラッシュメモリ。)を備える。メモリ312は、ソフトウェア及びデータを記憶する。通信部32は、WAN6に接続してWAN6経由での通信が可能なネットワークインタフェースコントローラを備える。なお、本実施形態の場合、WAN6及びWAN7は同一ネットワークなので、通信部32は、WAN7に接続してWAN7経由での通信が可能な構成でもある。表示部33は、表示装置(例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ。)を備え、各種画像を表示するように構成されている。入力部34は、各種入力操作を受け付けるための入力装置と、入力装置からの入力を処理する入力コントローラとを備える。記憶部35は、例えばHDDやSSDのような補助記憶装置によって構成される。記憶部35には、データベース351が構成されている(以下、データベース351のことをDB351と略称する。)。
端末管理装置3が後述する処理を実行する際には、各種データがDB351に登録され、また、それらのデータの更新、削除などが実行される。DB351中には、図3(A)に示すような中継装置テーブル、図3(B)に示すようなアクションテーブル、図3(C)に示すような端末装置テーブル、図3(D)に示すような中継装置-アクション中間テーブル、及び図3(E)に示すような端末装置-アクション中間テーブルが確保される。これらのテーブルの詳細については後述する。
中継装置4は、図2(C)に示すように、制御部41、通信部42、表示部43、入力部44及び記憶部45を備える。制御部41は、CPU411及びメモリ412を備える。CPU411は、メモリ412に記憶されたソフトウェアに従って処理及び制御を実行し、これにより、中継装置4の各種機能が実現される。ただし、中継装置4の各種機能は、CPU411及びソフトウェアによって実現されるものに限定されず、当該機能の一部又は全部が、1つあるいは複数のハードウェアによって実現されるように構成されていてもよい。
メモリ412は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えばROM、RAM、NVRAM及びフラッシュメモリ。)を備える。メモリ412は、ソフトウェア及びデータを記憶する。通信部42は、WAN7に接続してWAN7経由での通信が可能なネットワークインタフェースコントローラと、LAN8に接続してLAN8経由での通信が可能なネットワークインタフェースコントローラを備える。表示部43は、表示装置(例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ。)を備え、各種画像を表示するように構成されている。入力部44は、各種入力操作を受け付けるための入力装置と、入力装置からの入力を処理する入力コントローラとを備える。記憶部45は、例えばHDDやSSDのような補助記憶装置によって構成される。
端末装置5は、図2(D)に示すように、制御部51、通信部52、表示部53、入力部54及び印刷部56を備える。制御部51は、CPU511及びメモリ512を備える。CPU511は、メモリ512に記憶されたソフトウェアに従って処理及び制御を実行し、これにより、端末装置5の各種機能が実現される。ただし、端末装置5の各種機能は、CPU511及びソフトウェアによって実現されるものに限定されず、当該機能の一部又は全部が、1つあるいは複数のハードウェアによって実現されるように構成されていてもよい。
メモリ512は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えばROM、RAM、NVRAM及びフラッシュメモリ。)を備える。メモリ512は、ソフトウェア及びデータを記憶する。通信部52は、LAN8に接続してLAN8経由での通信が可能なネッ
トワークインタフェースコントローラを備える。例えば、端末装置5が、無線LAN対応のモバイルプリンタである場合、通信部52としては、無線LAN規格に対応したネットワークインタフェースコントローラが設けられる。端末装置5が、有線LAN対応のプリンタである場合、通信部52としては、有線LAN規格に対応したネットワークインタフェースコントローラが設けられる。
表示部53は、表示装置(例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ。)を備え、各種画像を表示するように構成されている。入力部54は、各種入力操作を受け付けるための入力装置と、入力装置からの入力を処理する入力コントローラとを備える。印刷部56は、感熱方式の印刷機構を備え、感熱ロール紙に対して印刷可能に構成されている。ただし、印刷部56は、カット紙に対して印刷可能に構成されていてもよい。あるいは、感熱方式以外の周知の記録方式(例えば、インクジェット方式。)で画像を印刷可能に構成されていてもよい。
(2)端末管理システム1の動作の概要
本実施形態において、端末管理システム1は、以下のように動作する。コンピュータに中継処理プログラムをインストールして、その中継処理プログラムを起動すると、コンピュータが中継装置4としての処理を開始する。中継処理プログラムの起動時には、中継装置4がWAN7を介して端末管理装置3にアクセスし、端末管理装置3に対して中継装置4の登録リクエストを送信する。端末管理装置3は、中継装置4の登録リクエストを中継装置4から受信したら、その中継装置4がDB351に登録済みか否かを判断する。端末管理装置3において中継装置4が未登録の状態にあれば、中継装置4の情報をDB351に登録する。
また、端末管理装置3は、中継装置4が実行すべきアクションとして、定期処理を実行すべき旨のアクション情報をDB351に登録する。このアクション情報は、定期情報としてDB351に登録される。定期情報は、集中管理装置2から端末管理装置3へと伝送される指令又は端末管理装置3でのユーザ操作によって入力される指令により、あえて削除が指令されない限り、削除されないままDB351に登録された状態が維持される情報である。中継装置4が稼働を開始すると、中継装置4は、定期処理を実行し、定期的に中継装置4において対処すべきアクションがあるか否かを端末管理装置3に問い合わせる。
この問い合わせに対し、端末管理装置3は、中継装置4が実行すべきアクションに関するアクション情報がDB351に登録されていれば、そのアクション情報を中継装置4に対して返信する。中継装置4からの初回問い合わせ時には、上述の定期処理を実行すべき旨のアクション情報が中継装置4へと返信される。中継装置4は、定期処理を実行すべき旨のアクション情報を取得し、以後は、アクション情報に内包されるインターバルの設定に従って、インターバルが経過するたびに定期処理を繰り返し実行する。
中継装置4は、SNMP(Simple Network Management Protocol)により、管理対象とすべき端末装置5をLAN8上で検索する。管理対象とすべき端末装置5が見つかった場合、その端末装置5に関する端末情報の登録要求を、端末管理装置3へと送信する。端末情報の登録要求を受けた端末管理装置3はDB351に端末情報を登録する。
集中管理装置2から端末管理装置3へと伝送される指令又は端末管理装置3でのユーザ操作によって入力される指令が、端末装置5に対するテスト印字や再起動などの指令であった場合、端末管理装置3は、端末装置5への指令に対応するアクション情報をDB351に登録する。このアクション情報は、単発情報としてDB351に登録される。単発情報は、その単発情報に対応する処理が中継装置4又は端末装置5において実行された場合に、その後はDB351から削除される情報である。
中継装置4は、上述の通り、定期的に中継装置4において対処すべきアクションがあるか否かを端末管理装置3に問い合わせる。問い合わせに対し、上述の単発情報がDB351に登録されていれば、端末管理装置3は、そのアクション情報(すなわち、単発情報。)を中継装置4に対して返信する。中継装置4は返信されたアクション情報に基づき、端末装置5対して指令を伝達する。これにより、端末装置5では、テスト印字や再起動などの処理が実行される。端末装置5での処理が実行されたら、中継装置4は、その実行結果及び端末装置5でのアクション完了を意図するアクション削除依頼をそれぞれ端末管理装置3へと送信する。端末管理装置3では、削除依頼に対応する情報をDB351から削除する。
中継装置4において定期的に実行される定期処理のインターバルをユーザが変更したい場合には、集中管理装置2から端末管理装置3へと伝送される指令又は端末管理装置3でのユーザ操作によって入力される指令により、定期処理のインターバル変更を指示するアクション情報をDB351に登録することができる。このアクション情報は、単発情報としてDB351に登録される。
中継装置4は、上述の通り、定期的に中継装置4において対処すべきアクションがあるか否かを端末管理装置3に問い合わせる。問い合わせに対し、上述の単発情報がDB351に登録されていれば、端末管理装置3は、そのアクション情報(すなわち、単発情報。)を中継装置4に対して返信する。中継装置4は返信されたアクション情報に基づき、中継装置4が実行している定期処理のインターバルを変更する。インターバル変更を実行したら、中継装置4は、その実行結果及び中継装置4でのアクション完了を意図するアクション削除依頼をそれぞれ端末管理装置3へと送信する。端末管理装置3では、削除依頼に対応する情報をDB351から削除する。インターバル変更指示を受けた中継装置4は、定期処理を指示されたインターバルで再開する。
図3(A)~図3(E)に示すテーブルは、上述のような処理を実行する際に、端末管理装置3によって利用される。中継装置テーブル(図3(A)参照。)は、端末管理装置3の管理下にある中継装置4に関する情報が登録されているテーブルである。図3(A)に示す例では、中継装置テーブルには、端末管理装置3の管理下にある2つの中継装置4が登録され、各中継装置4を識別するためのクライアントIDとして「AAA」及び「BBB」が割り当てられていることを示している。アクション確認インターバルは、各中継装置4が端末管理装置3からアクション情報を受け取るために、各中継装置4が端末管理装置3に対してアクセスする際のインターバルである。図3(A)に示す例では、各中継装置4が1分間隔で端末管理装置3にアクセスすることを示している。
アクションテーブル(図3(B)参照。)は、アクションIDとそれに対応する具体的なアクションの内容とを紐付けするテーブルである。定期フラグは、アクションIDに対応するアクションが、定期処理として実行されるアクションであるか否かを示すフラグである。定期フラグがtrueとなっているアクションは定期処理として実行されるアクションである。定期フラグがfalseとなっているアクションは単発処理として実行されるアクションである。アクションコンテンツには、アクションを実行する際に必要なパラメータが含まれている。
端末装置テーブル(図3(C)参照。)は、端末装置5の端末情報が登録されるテーブルである。端末情報は、中継装置4によって端末管理装置3へアップロードされる。デバイスIDは、個々の端末装置5に割り当てられたIDである。クライアントIDは、中継装置4に割り当てられたIDであり、各端末装置5がどの中継装置4の配下に存在するのかを示している。機種名、シリアル番号、ファームバージョン、パラメータは、端末情報
の一例である。
中継装置-アクション中間テーブル(図3(D)参照。)は、例えば、集中管理装置2から端末管理装置3へと伝送される指令又は端末管理装置3でのユーザ操作によって入力される指令により、中継装置4で実行すべきアクションが発生する場合に、そのアクションを示すアクションIDと、そのアクションを実行すべき中継装置4のクライアントIDとを紐付けて登録するためのテーブルである。端末管理装置3が中継装置4からアクションを確認するアクセスを受けた際、端末管理装置3は、アクセスを受けた中継装置4に対応するクライアントIDが中継装置-アクション中間テーブルに登録されているか否かを確認する。クライアントIDが登録されていたら、端末管理装置3は、クライアントIDに対応するアクションIDに基づいて、アクションテーブル(図3(B)参照。)を参照してアクション情報を生成し、アクセスを受けた中継装置4へと返信する。
端末装置-アクション中間テーブル(図3(E)参照。)は、例えば、集中管理装置2から端末管理装置3へと伝送される指令又は端末管理装置3でのユーザ操作によって入力される指令により、中継装置4で実行すべきアクションが発生する場合に、そのアクションを示すアクションIDと、そのアクションを実行すべき端末装置5のデバイスIDとを紐付けて登録するためのテーブルである。端末管理装置3が中継装置4からアクションを確認するアクセスを受けた際、端末管理装置3は、端末装置テーブル(図3(C)参照。)を参照して、アクセスを受けた中継装置4の配下に存在する端末装置5のデバイスIDを取得する。次に、取得したデバイスIDが端末装置-アクション中間テーブルに登録されているか否かを確認する。デバイスIDが登録されていたら、端末管理装置3は、デバイスIDに対応するアクションIDに基づいて、アクションテーブル(図3(B)参照。)を参照してアクション情報を生成し、アクセスを受けた中継装置4へと返信する。
(3)端末管理装置3において実行される処理
次に、端末管理装置3において実行される処理について説明する。端末管理装置3では、CPU311がメモリ312に記憶された端末管理処理プログラムに従って処理を実行する。より具体的には、端末管理装置3では、図4(A),図4(B),図4(C)及び図4(D)に示すような処理が実行される。
(3.1)情報追加処理
図4(A)に示す情報追加処理を開始すると、端末管理装置3は、情報追加指示があるか否かを判断する(S101)。集中管理装置2は、集中管理装置2でのユーザ操作により、端末管理装置3、中継装置4又は端末装置5に対する指示が集中管理装置2において入力された場合に、その指示内容を示す情報をHTTPメソッド「POST」によって端末管理装置3へと伝送する。中継装置4は、端末管理装置3へ端末情報の追加を要求する場合に、追加対象となる端末情報をHTTPメソッド「POST」によって端末管理装置3へと伝送する。
S101において、端末管理装置3は、集中管理装置2又は中継装置4からHTTPメソッド「POST」を使ってアクセスを受けた場合に、情報追加指示があると判断し(S101:YES)、DB351のテーブルに情報を追加する(S103)。続いて、端末管理装置3は、指示の伝送元である集中管理装置2又は中継装置4に対し、情報追加完了を返信(S105)。S105を終えたら、図4(A)に示す情報追加処理を終了する。S101において、情報追加指示がないと判断した場合は(S101:NO)、S103及びS105を実行することなく、図4(A)に示す情報追加処理を終了する。
(3.2)情報取得処理
図4(B)に示す情報取得処理を開始すると、端末管理装置3は、情報取得指示がある
か否かを判断する(S111)。集中管理装置2は、集中管理装置2でのユーザ操作により、端末装置5からの端末情報の取得指示が集中管理装置2において入力された場合に、その指示内容を示す情報をHTTPメソッド「GET」によって端末管理装置3へと伝送する。中継装置4は、端末管理装置3へアクション情報の取得要求を送信する場合に、その取得要求をHTTPメソッド「GET」によって端末管理装置3へと伝送する。
S111において、端末管理装置3は、集中管理装置2又は中継装置4からHTTPメソッド「GET」を使ってアクセスを受けた場合に、情報取得指示があると判断し(S111:YES)、集中管理装置2又は中継装置4によって指定された情報をDB351から取得する(S113)。続いて、端末管理装置3は、指示の伝送元である集中管理装置2又は中継装置4に対し、取得した情報を返信する(S115)。S115を終えたら、図4(B)に示す情報取得処理を終了する。S111において、情報取得指示がないと判断した場合は(S111:NO)、S113及びS115を実行することなく、図4(B)に示す情報取得処理を終了する。
(3.3)情報更新処理
図4(C)に示す情報更新処理を開始すると、端末管理装置3は、情報更新指示があるか否かを判断する(S121)。中継装置4は、DB351に登録済みの端末情報の更新を端末管理装置3へ要求する場合に、その更新要求をHTTPメソッド「PUT」によって端末管理装置3へと伝送する。S121において、端末管理装置3は、中継装置4からHTTPメソッド「PUT」を使ってアクセスを受けた場合に、情報更新指示があると判断し(S121:YES)、DB351内の指定された情報を更新する(S123)。続いて、端末管理装置3は、指示の伝送元である中継装置4に対し、情報更新を完了した旨の情報を返信する(S125)。S125を終えたら、図4(C)に示す情報更新処理を終了する。S121において、情報更新指示がないと判断した場合は(S121:NO)、S123及びS125を実行することなく、図4(C)に示す情報更新処理を終了する。
(3.4)情報削除処理
図4(D)に示す情報削除処理を開始すると、端末管理装置3は、情報削除指示があるか否かを判断する(S131)。中継装置4は、単発情報の削除依頼を端末管理装置3へ要求する場合に、その削除要求をHTTPメソッド「DELETE」によって端末管理装置3へと伝送する。S131において、端末管理装置3は、中継装置4からHTTPメソッド「DELETE」を使ってアクセスを受けた場合に、情報削除指示があると判断し(S131:YES)、指定された情報をDB351から削除する(S133)。続いて、端末管理装置3は、指示の伝送元である中継装置4に対し、情報削除完了を返信する(S135)。S135を終えたら、図4(D)に示す情報削除処理を終了する。S131において、情報削除指示がないと判断した場合は(S131:NO)、S133及びS135を実行することなく、図4(D)に示す情報更新処理を終了する。
(4)中継装置4において実行される処理
次に、中継装置4において実行される処理について説明する。中継装置4では、CPU411がメモリ412に記憶された中継処理プログラムに従って処理を実行する。より具体的には、中継装置4では、図5,図6及び図7に示すような処理が実行される。
(4.1)アクション対応処理
図5に示すアクション対応処理を開始すると、中継装置4は、アクション確認インターバルが経過したか否かを判断する(S201)。S201でいうアクション確認インターバルは、中継装置4において対処すべきアクションが、端末管理装置3のDB351に登録されているか否かを、端末管理装置3へ問い合わせる処理を繰り返す際のインターバル
である。中継装置4において対処すべきアクションには、中継装置4で実行すべきアクション及び中継装置4が端末装置5に実行させるべきアクションが含まれる。
S201において、アクション確認インターバルが経過していないと判断した場合は(S201:NO)、S201へと戻る。一方、S201において、アクション確認インターバルが経過していると判断した場合(S201:YES)、中継装置4は、端末管理装置3に情報取得を指示する(S203)。S203において、中継装置4は、HTTPメソッド「GET」によって、端末管理装置3へアクション情報の取得を要求する。このとき、端末管理装置3では、図4(B)に示す情報取得処理が実行される。
続いて、中継装置4は、情報取得に成功したか否かを判断する(S205)。S205において、情報取得に成功していないと判断した場合は(S205:NO)、図5に示すアクション対応処理を終了する。端末管理装置3のDB351にアクション情報が登録されていない場合、S205では、情報取得に成功していないと判断される。一方、S205において、情報取得に成功したと判断した場合(S205:YES)、中継装置4は、アクションの内容を判定する(S207)。続いて、中継装置4は、S207での判定結果に基づいて、アクション対象が端末装置5か否かを判断する(S209)。
S209において、アクション対象が端末装置5であると判断した場合(S209:YES)、中継装置4は、端末装置5に処理を実施させる(S211)。S211では、例えば端末装置5にテスト印字を実施させること、端末装置5に再起動を実施させること、又は端末装置5にシャットダウンを実施させることなどが実行される。一方、S209において、アクション対象が端末装置5ではないと判断した場合(S209:NO)、中継装置4は、中継装置4に処理を実施させる(S213)。S213では、例えば中継装置4に端末情報の取得を実行させる。なお、本実施形態の場合、端末情報の取得は、定期処理アクションとして処理される。S211又はS213を終えたら、中継装置4は、端末管理装置3にアクション結果を通知する(S215)。
続いて、中継装置4は、今回の処理対象とされたアクションが、定期処理アクションか否かを判断する(S217)。S217において、定期処理アクションであると判断された場合(S217:YES)、中継装置4は、定期処理インターバルをセットする(S219)。定期処理のアクション情報には、例えば「インターバル=30分」といった設定が内包されている。S219では、アクション情報に内包される設定に従って、次に定期処理を実行すべき時間を、定期処理インターバルとしてタイマーにセットして計時を開始する。
一方、S217において、定期処理アクションではないと判断された場合(S217:NO)、中継装置4は、端末管理装置3にアクション情報の削除指示を送信する(S221)。S221において、中継装置4は、HTTPメソッド「DELETE」によって、端末管理装置3へアクション情報の削除を要求する。このとき、端末管理装置3では、図4(D)に示す情報削除処理が実行される。S219又はS221を終えたら、図5に示すアクション対応処理を終了する。
(4.2)定期処理
図6に示す定期処理を開始すると、中継装置4は、定期処理インターバルが経過したか否かを判断する(S301)。S301では、上述のS219でセットされた時間が経過したか否かを判断する。S301において、定期処理インターバルが経過していないと判断された場合は(S301:NO)、S301へ戻る。一方、S301において、定期処理インターバルが経過したと判断された場合(S301:YES)、中継装置4は、アクション対象が端末装置5か否かを判断する(S303)。
S303において、アクション対象が端末装置5であると判断した場合(S303:YES)、中継装置4は、端末装置5に処理を実施させる(S305)。一方、S303において、アクション対象が端末装置5ではないと判断した場合(S303:NO)、中継装置4は、中継装置4に処理を実施させる(S307)。なお、本実施形態の場合、定期処理では、中継装置4に端末情報の取得を実行させることを想定しているため、S303ではアクション対象が端末装置5ではないと判断されて(S303:NO)、中継装置4に端末情報の取得を実行させる(S307)。ただし、S303及びS305を設けてあるので、定期的に端末装置5に何らかの処理を実行させることも実現可能である。
S305又はS307を終えたら、中継装置4は、端末管理装置3にアクション結果を通知する(S309)。続いて、中継装置4は、定期処理インターバルをセットする(S311)。S311は、上述のS219と同様な処理であり、次に定期処理を実行すべき時間を、定期処理インターバルとしてタイマーにセットして計時を開始する。S311を終えたら、図6に示す定期処理を終了する。
(4.3)インターバル変更処理
図7に示すインターバル変更処理を開始すると、中継装置4は、定期処理の実施中か否かを判断する(S401)。S401において、定期処理の実施中ではないと判断された場合は(S401:NO)、図7に示すインターバル変更処理を終了する。一方、S401において、定期処理の実施中であると判断された場合(S401:NO)、中継装置4は、アクション情報の内容がインターバル変更か否かを判断する(S403)。
S403において、アクション情報の内容がインターバル変更ではないと判断された場合は(S403:NO)、図7に示すインターバル変更処理を終了する。一方、S403において、アクション情報の内容がインターバル変更であると判断された場合(S403:YES)、中継装置4は、保持しているインターバル情報を更新する(S405)。アクション情報の内容がインターバル変更である場合、アクション情報には、例えば「インターバル=10分」といった設定が内包されている。S405では、アクション情報に内包される設定に従って、メモリ412に保持しているインターバル時間を更新する。
続いて、中継装置4は、端末管理装置3にインターバル変更結果を通知する(S407)。次に、中継装置4は、端末管理装置3にアクション情報の削除指示を送信する(S409)。S409において、中継装置4は、HTTPメソッド「DELETE」によって、端末管理装置3へアクション情報の削除を要求する。このとき、端末管理装置3では、図4(D)に示す情報削除処理が実行される。
続いて、中継装置4は、旧インターバル経過を待たずに定期処理を実施する(S411)。定期処理は、図6に示したので、ここでの説明は省略する。旧インターバルが30分の場合、前回の定期処理を実行してから30分が経過していない場合でも、S411が実行される。S411を終えたら、中継装置4は、端末管理装置3にアクション結果を通知する(S413)。続いて、中継装置4は、新インターバルをセットする(S415)。新インターバルは、S405において変更されたインターバルである。これにより、例えば旧インターバルが30分、新インターバルが10分の場合、30分間隔で定期的に実行されていた定期処理が、10分間隔で定期的に実行されるように、定期処理インターバルが変更される。S415を終えたら、図7に示すインターバル変更処理を終了する。
(5)端末管理システム1の動作例
(5.1)動作例(その1)
次に、端末管理システム1の動作例(その1)について説明する。図8は定期処理の一
例を示している。中継装置4が稼働を開始すると、中継装置4は、端末管理装置3に対して、アクション確認用アクセスを実行する。つまり、端末管理装置3へアクション情報の取得を要求する。これに対し、端末管理装置3は、定期処理指示を含むアクション情報を返信する。定期処理指示を受けた中継装置4は、定期処理を開始し、端末装置5に対して端末情報を要求する。端末装置5は、端末情報を返信する。
中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。端末管理装置3は、アップロードされた端末情報に基づき、DB351を更新するか否かを判断する。アップロードされた端末情報と既にDB351に登録済みの端末情報との間に差分がなければ、DB351は更新されない。その後、定期処理インターバルが経過すると、中継装置4は、端末装置5に対して端末情報を要求する。すなわち、中継装置4は、端末管理装置3から定期処理の実行指示を受けなくても、定期処理の実行を継続し、設定されたインターバルが経過すると、端末装置5に対して端末情報を要求する。この要求に応じて、端末装置5は、端末情報を返信する。
中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。この場合も、アップロードされた端末情報と既にDB351に登録済みの端末情報との間に差分がなければ、DB351は更新されない。この状態において、集中管理装置2でのユーザ操作により、端末管理装置3に対して端末情報の問い合わせが送信された場合、その問い合わせを端末管理装置3が受信し、端末管理装置3は、DB351内の端末情報を集中管理装置2に対して返信する。これにより、集中管理装置2で端末情報を閲覧しているユーザは、定期処理によって定期的に更新されている端末情報を見ることができる。
ここで、例えば、端末装置5において、何らかの設定変更がなされた場合、その後、定期処理インターバルが経過すると、中継装置4は、端末装置5に対して端末情報を要求する。この要求に応じて、端末装置5は、端末情報を返信する。中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。この場合、アップロードされた端末情報と既にDB351に登録済みの端末情報との間に差分があるので、DB351が更新される。
DB351が更新された場合、端末管理装置3は、集中管理装置2に対してデータベース更新の通知を送信する。この通知を集中管理装置2が受信すると、集中管理装置2は、端末管理装置3に対して端末情報の問い合わせを送信する。その問い合わせを端末管理装置3が受信すると、端末管理装置3は、DB351内の端末情報を集中管理装置2に対して返信する。これにより、集中管理装置2では、端末装置5での設定変更が反映された最新の端末情報を見ることができる。
(5.2)動作例(その2)
次に、端末管理システム1の動作例(その2)について説明する。図9は単発処理の一例を示している。中継装置4が稼働を開始すると、中継装置4は、端末管理装置3に対して、アクション確認用アクセスを実行する。つまり、端末管理装置3へアクション情報の取得を要求する。これに対し、端末管理装置3は、定期処理指示を含むアクション情報を返信する。定期処理指示を受けた中継装置4は、定期処理を開始し、端末装置5に対して端末情報を要求する。端末装置5は、端末情報を返信する。
中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。その後、定期処理インターバルが経過すると、中継装置4は、端末装置5に対して端末情報を要求する。この要求に応じて、端末装置5は、端末情報を返信する。中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理
装置3に対してアップロードする。
ここで、例えば、集中管理装置2におけるユーザ操作により、集中管理装置2から端末管理装置3に対して単発処理(端末装置5宛)の指示が送信されると、端末管理装置3はDB351を更新する。これにより、DB351には、単発処理に対応するアクション情報が登録される。中継装置4は、端末装置5に対する定期処理と同様に、端末管理装置3に対するアクション確認用アクセスを定期的に実行している。
単発処理に対応するアクション情報がDB351に登録された後、中継装置4が、端末管理装置3に対して、アクション確認用アクセスを実行すると、単発処理に対応するアクション情報が、端末管理装置3から中継装置4へ返信される。なお、中継装置4において定期処理が実行されている場合、DB351には定期処理に対応するアクション情報も登録されている。そのため、単発処理に対応するアクション情報が、端末管理装置3から中継装置4へ返信される際には、定期処理に対応するアクション情報も、端末管理装置3から中継装置4へ返信される。ただし、中継装置4は、定期処理に対応するアクション情報が返信されるタイミングとは無関係に、定期処理インターバルが経過するたびに定期処理を実行する。
中継装置4は、単発処理に対応するアクション情報を端末管理装置3から受信すると、端末装置5に対して単発処理を指示する。この指示を受信した端末情報は、中継装置4に対して結果情報を返信し、中継装置4から指示された処理(例えば、テスト印字、再起動又はシャットダウン。)を実行する。中継装置4は、端末装置5から結果情報を受信すると、端末管理装置3に対して単発処理指示の削除依頼を送信する。この削除依頼を受信した端末管理装置3は、DB351に登録されている単発処理に対応するアクション情報を、DB351から削除する。
(5.3)動作例(その3)
次に、端末管理システム1の動作例(その3)について説明する。図10はインターバル変更処理の一例を示している。中継装置4が稼働を開始すると、中継装置4は、端末管理装置3に対して、アクション確認用アクセスを実行する。つまり、端末管理装置3へアクション情報の取得を要求する。これに対し、端末管理装置3は、定期処理指示を含むアクション情報を返信する。定期処理指示を受けた中継装置4は、定期処理を開始し、端末装置5に対して端末情報を要求する。端末装置5は、端末情報を返信する。
中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。その後、定期処理インターバルが経過すると、中継装置4は、端末装置5に対して端末情報を要求する。この要求に応じて、端末装置5は、端末情報を返信する。中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。
ここで、例えば、集中管理装置2におけるユーザ操作により、集中管理装置2から端末管理装置3に対して単発処理(中継装置4宛)の指示が送信されると、端末管理装置3はDB351を更新する。これにより、DB351には、単発処理に対応するアクション情報が登録される。中継装置4は、端末装置5に対する定期処理と同様に、端末管理装置3に対するアクション確認用アクセスを定期的に実行している。
単発処理に対応するアクション情報がDB351に登録された後、中継装置4が、端末管理装置3に対して、アクション確認用アクセスを実行すると、単発処理に対応するアクション情報が、端末管理装置3から中継装置4へ返信される。なお、このとき、定期処理に対応するアクション情報が、端末管理装置3から中継装置4へ返信される点は上述の通
りである。中継装置4は、単発処理に対応するアクション情報を端末管理装置3から受信すると、定期処理のインターバル変更(すなわち、図7に示すインターバル変更処理。)を実行する。
このとき、中継装置4は、変更前のインターバルがまだ経過していない時点であっても、端末装置5に対して端末情報を要求する。この要求に応じて、端末装置5は、端末情報を返信する。中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。その後、変更後の定期処理インターバルが経過すると、中継装置4は、端末装置5に対して端末情報を要求する。この要求に応じて、端末装置5は、端末情報を返信する。中継装置4は、端末装置5から端末情報を受信して、その端末情報を端末管理装置3に対してアップロードする。
(6)効果
以上説明したような端末管理システム1によれば、端末管理装置3から定期処理の実行指示を定期的に受けなくても、インターバルが経過するたびに、中継装置4が端末装置5から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置3に送信することを繰り返す。したがって、端末管理装置3からの要求が中継装置4に届くたびに中継装置4が端末管理装置3へ端末情報を送信する構成に比べ、端末管理装置3が中継装置4に対して要求を送信する回数を削減でき、通信ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
また、端末管理装置3からの応答中にインターバル変更指示が含まれている場合、中継装置4は定期処理インターバルを変更する。したがって、インターバルを短く変更することにより、中継装置4による端末情報の収集頻度を上げることができ、これにより、端末管理装置3に対して送信される端末情報を、より新しい情報にすることができる。その結果、集中管理装置2では、より最新状態に近い情報の取得が可能となる。なお、中継装置4による端末情報の収集頻度を下げたい場合には、インターバルを長く変更することも可能である。これにより、LAN8にかかる負荷を軽減することができる。
また、本実施形態の場合、図7に示すインターバル変更処理を実行してインターバルを変更する際には、S411によって旧インターバル経過を待たずに定期処理を実施する。したがって、インターバルを短く変更した場合に、変更前の長いインターバルが経過するまで、端末情報の送信が遅れることはなく、迅速に変更後のインターバル設定に移行することができる。
また、本実施形態の場合、図7に示すインターバル変更処理を実行してインターバルを変更する際には、S411によって定期処理を実施する前に、S407によってインターバルの変更結果に関する結果情報を、端末管理装置3に対して送信する。したがって、中継装置4は、S405によるインターバルの変更後に、S411による定期処理の実行を待つことなく、S407によってインターバルの変更結果に関する結果情報を、端末管理装置3に対して迅速に送信することができる。
また、本実施形態の場合、端末管理装置3は、中継装置4又は端末装置5に対する指示を受け取った場合に、当該指示をアクション情報としてDB351に保存する。中継装置4からの要求に対して返信する際には、DB351に保存されているアクション情報を中継装置4へ返信する。したがって、端末管理装置3と通信可能な通信装置又は入力装置から指示を受け取るタイミングと中継装置4から問い合わせを受けるタイミングが同期していなくても、指示をDB351に保存しておいて、その指示を中継装置4へ送信することができる。また、中継装置4側で端末管理装置3に対してアクション情報を要求し、その要求に応じて端末管理装置3が中継装置4へアクション情報を返信する。したがって、アクション情報を中継装置4へと伝達する際に、中継装置4に対するアクセスを端末管理装
置3側で開始しなくても済み、中継装置4が無線LANルータ8Aによって構成されるファイアウォールの内側に存在するにもかかわらず、アクション情報を問題なく中継装置4へ伝達することができる。
(7)他の実施形態
以上、本開示の中継処理プログラム、端末管理処理プログラム、中継装置4、端末管理装置3及び端末管理システム1について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、上述の実施形態は本開示の一態様として例示されるものにすぎない。すなわち、本開示は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、端末装置5の例として、モバイルプリンタ及び無線LAN非対応のプリンタやMFPを例示したが、端末装置5がプリンタ機能を有するか否かは限定されない。例えば、端末装置5は、PC(Personal Computer)やスマートフォンなどであってもよい。あるいは、端末装置5は、ネットワーク経由で遠隔操作及び遠隔管理ができるように構成された工業機器や業務用機器(例えば、工業用ミシン、自動販売機、業務用洗濯機、医療機器など。)であってもよい。あるいは、ネットワーク経由で遠隔操作及び遠隔管理ができるように構成された家庭用電化製品(例えば、冷蔵庫、テレビ、エアコン、洗濯機など。)であってもよい。
また、上記実施形態では、LAN8が有線LAN及び無線LANの双方を組み合わせて構成されていたが、LAN8は、有線LAN又は無線LANのいずれか一方のみで構成されていてもよい。
以上の他、例えば、上記実施形態で例示した1つの構成要素によって実現される複数の機能を、複数の構成要素によって実現してもよい。上記実施形態で例示した1つの構成要素によって実現される1つの機能を、複数の構成要素によって実現してもよい。上記実施形態で例示した複数の構成要素によって実現される複数の機能を、1つの構成要素によって実現してもよい。上記実施形態で例示した複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現してもよい。上記実施形態で例示した構成の一部を省略してもよい。
(8)補足
なお、以上説明した例示的な実施形態から明らかなように、本開示の中継処理プログラム、端末管理処理プログラム、中継装置、端末管理装置及び端末管理システムは、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。
(A)中継処理プログラムにおいて、定期処理は、変更処理によってインターバルが変更された場合には、変更前のインターバルが経過していない時点であっても、その時点で端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信し、以降は、変更処理による変更後のインターバルが経過するたびに、端末装置から端末情報を収集して、当該端末情報を端末管理装置に対して送信することを繰り返すように構成されていてもよい。
このように構成された中継処理プログラムに基づく処理を中継装置が備える処理部に実行させれば、中継装置は、インターバルの変更後には、直ちに端末情報を端末管理装置に対して送信する。したがって、インターバルを短く変更した場合に、変更前の長いインターバルが経過するまで、端末情報の送信が遅れることはなく、迅速に変更後のインターバル設定に移行することができる。
(B)中継処理プログラムにおいて、変更処理は、インターバルの変更後は、定期処理によって端末情報が端末管理装置に対して送信される前に、インターバルの変更結果に関する結果情報を、端末管理装置に対して送信するように構成されていてもよい。
このように構成された中継処理プログラムに基づく処理を中継装置が備える処理部に実行させれば、中継装置は、インターバルの変更後に、インターバルの変更結果に関する結果情報を、端末管理装置に対して迅速に送信することができる。
(C)端末管理処理プログラムは、端末管理装置が備える処理部に、端末管理装置と通信可能な通信装置又は端末管理装置への入力が可能な入力装置から、中継装置又は端末装置に対する指示を受け取った場合に、当該指示をデータベースに保存する保存処理、を実行させるように構成されていてもよい。応答処理は、中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを中継装置から受信した際に、データベースに保存されている指示が含まれる応答を、中継装置へ送信するように構成されていてもよい。
このように構成された端末管理処理プログラムに基づく処理を端末管理装置が備える処理部に実行させれば、端末管理装置は、通信装置又は入力装置から中継装置又は端末装置に対する指示を受け取った場合に、当該指示をデータベースに保存する。応答処理を実行する際には、データベースに保存されている指示が含まれる応答を、中継装置へ送信する。したがって、通信装置又は入力装置から指示を受け取るタイミングと中継装置から問い合わせを受けるタイミングが同期していなくても、指示をデータベースに保存しておいて、その指示を中継装置へ送信することができる。
(D)上記端末管理システムにおいて、端末管理装置と中継装置は、ファイアウォールを通じて通信可能に構成されていてもよい。
(E)上記中継処理プログラムに基づいて中継装置において実行される中継処理方法、上記端末管理処理プログラムに基づいて端末管理装置において実行される端末管理処理方法、上記端末管理システムにおいて実行される端末管理方法も、新規で有用である。また、上記中継処理プログラムを格納するコンピュータ読取可能な非遷移的実体的記録媒体、及び上記端末管理処理プログラムを格納するコンピュータ読取可能な非遷移的実体的記録媒体も、新規で有用である。
1…端末管理システム、2…集中管理装置、3…端末管理装置、4…中継装置、5…端末装置、8…LAN、8A…無線LANルータ、21,31,41,51…制御部、22,32,42,52…通信部、23,33,43,53…表示部、24,34,44,54…入力部、25,35,45…記憶部、56…印刷部、211,311,411,511…CPU、212,312,412,512…メモリ、351…データベース(DB)。

Claims (5)

  1. 端末管理装置と中継装置が通信可能に構成され、前記中継装置と端末装置が通信可能に構成され、前記端末管理装置が前記中継装置経由で前記端末装置に関する端末情報を収集可能に構成される端末管理システムであって、
    前記中継装置は、
    前記中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを、前記端末管理装置へ送信する問い合わせ処理と、
    前記端末管理装置から前記問い合わせに対する応答を受信した際、その応答中に定期処理の実行指示が含まれている場合に開始される処理であって、前記端末装置から前記端末情報を収集して、当該端末情報を前記端末管理装置に対して送信し、以降は、前記端末管理装置から前記定期処理の実行指示を受けなくても、設定されたインターバルが経過するたびに、前記端末装置から前記端末情報を収集して、当該端末情報を前記端末管理装置に対して送信することを繰り返す定期処理と
    を実行するように構成され、
    前記端末管理装置は、
    前記中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを前記中継装置から受信した際、前記中継装置に対する指示が含まれる応答であって前記指示として少なくとも定期処理の実行指示が含まれる前記応答を、前記中継装置へ送信する応答処理と、
    前記定期処理が、前記中継装置において実行された際に、前記中継装置から繰り返し送信されてくる前記端末情報をそれぞれ受信する端末情報受信処理と、
    を実行するように構成され
    前記端末管理装置は、前記端末管理装置と通信可能な通信装置又は前記端末管理装置への入力が可能な入力装置から、前記中継装置又は前記端末装置に対する指示を受け取った場合に、当該指示をデータベースに保存する保存処理、を実行するように構成され、
    前記応答処理は、前記中継装置に対する指示を取得するための問い合わせを前記中継装置から受信した際に、前記データベースに保存されている指示が含まれる前記応答を、前記中継装置へ送信するように構成され、
    前記端末管理装置は、前記応答処理によって、前記データベースに保存されている指示が含まれる前記応答を、前記中継装置へ送信した後、当該送信の対象となった指示の削除依頼を前記中継装置から受信したら、前記送信の対象となった指示を前記データベースから削除する削除処理、を実行するように構成され、
    前記中継装置は、前記端末管理装置から前記問い合わせに対する応答を受信した際、その応答中に単発処理の実行指示が含まれている場合に、前記端末装置に対して前記単発処理の実行を指示する第1の処理、及び前記中継装置において前記単発処理を実行する第2の処理のうちのいずれかを実行するように構成され、
    前記中継装置又は前記端末装置において前記単発処理が実行された場合には、前記中継装置から前記端末管理装置へ前記削除依頼が送信されることにより、前記単発処理に対応する指示が前記データベースから削除されるように構成され、その一方、前記中継装置において前記定期処理が実行された場合には、前記中継装置から前記端末管理装置へ前記削除依頼が送信されることはなく、前記定期処理に対応する指示が前記データベースから削除されないように構成されている、
    端末管理システム。
  2. 請求項1に記載の端末管理システムであって、
    前記中継装置は、
    前記端末管理装置から前記問い合わせに対する応答を受信した際、その応答中に変更処理の実行指示が含まれている場合に実行される処理であって、前記インターバルを変更する変更処理、
    を実行するように構成されている、
    端末管理システム。
  3. 請求項2に記載の端末管理システムであって、
    前記定期処理は、前記変更処理によって前記インターバルが変更された場合には、変更前のインターバルが経過していない時点であっても、その時点で前記端末装置から前記端末情報を収集して、当該端末情報を前記端末管理装置に対して送信し、以降は、前記変更処理による変更後のインターバルが経過するたびに、前記端末装置から前記端末情報を収集して、当該端末情報を前記端末管理装置に対して送信することを繰り返すように構成されている、
    端末管理システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の端末管理システムであって、
    前記変更処理は、前記インターバルの変更後は、前記定期処理によって前記端末情報が前記端末管理装置に対して送信される前に、前記インターバルの変更結果に関する結果情報を、前記端末管理装置に対して送信するように構成されている、
    端末管理システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の端末管理システムであって、
    前記端末管理装置と前記中継装置は、ファイアウォールを通じて通信可能に構成されている、
    端末管理システム。
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