JP7434739B2 - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ Download PDF

Info

Publication number
JP7434739B2
JP7434739B2 JP2019128908A JP2019128908A JP7434739B2 JP 7434739 B2 JP7434739 B2 JP 7434739B2 JP 2019128908 A JP2019128908 A JP 2019128908A JP 2019128908 A JP2019128908 A JP 2019128908A JP 7434739 B2 JP7434739 B2 JP 7434739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
light
adhesive
case
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019128908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021014153A (ja
Inventor
椋一 石川
晃 磯部
秀樹 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2019128908A priority Critical patent/JP7434739B2/ja
Publication of JP2021014153A publication Critical patent/JP2021014153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7434739B2 publication Critical patent/JP7434739B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Description

本開示は、表示光を出射する開口を透光シートで覆うヘッドアップディスプレイに関する。
従来のヘッドアップディスプレイは、ケースの開口から装置外部に表示光を出射する。装置外部に出射された表示光は、車両のウインドシールドに照射され、車両の運転者から見てウインドシールドの前方に表示光の虚像が表示される。
表示光を出射する開口は、防塵のため透光シートで覆われる。例えば、特許文献1においては、両面テープにより透光シートを開口の周縁に固定している。
特開2010-105555号公報
特許文献1においては、両面テープの接着面を覆っている剥離ライナーを剥がした後に、両面テープを開口の周縁に沿って貼り付ける。この貼り付け工程は、自動化が難しく製造性が低い。
本開示は、上述した課題を考慮して、製造が容易なヘッドアップディスプレイを提供することを目的とする。
本開示のヘッドアップディスプレイは、
表示光を出力する表示部と、
前記表示部を収容する収容部、前記表示光を外部に出射する開口部、前記透光シートが載置される載置部、接着剤が塗布され前記載置部の外縁側にあり前記載置部より低い接着部、を有するケースと、を備え、
前記透光シートを前記接着剤で前記ケースに接着したヘッドアップディスプレイであって、以下の(1)または(2)の構成を備える。
(1)前記透光シートは前記開口部を囲む遮光枠部を有し、前記遮光枠部は、前記接着部に塗布された接着剤を視認可能な確認窓部を有する。
(2)前記載置部は、湾曲面を有し、前記ケースは、前記湾曲面に沿って弾性変形して載置された前記透光シートが、前記湾曲面から離れて所定の変形量だけ戻ったときに、前記透光シートに当接するストッパ部を有する。
本開示によれば、製造が容易なヘッドアップディスプレイを提供できる。
ヘッドアップディスプレイの構成概略図。 上ケースの斜視図。 上ケースの構成斜視図。 上ケースの要部拡大斜視図。 上ケースのA-A断面図。 上ケースのB-B断面図。
本開示のヘッドアップディスプレイHUDを添付図面(図1-図6)に基づいて以下に説明する。
図1を参照する。ヘッドアップディスプレイHUDは、車両のインストルメントパネルに搭載され、表示光Lを車両のウインドシールドWSに出射する。表示光Lは、例えば、車両の走行速度や車両の警告情報、経路案内情報などの車両情報を表すものである。車両の搭乗者Eは、可視領域DAからウインドシールドWSを見ると、表示光Lの虚像VをウインドシールドWSの前方に見ることができる。
ヘッドアップディスプレイHUDは、表示部1と、反射部2と、駆動部3と、制御部4と、これらを収容するケース5から主に構成される。
表示部1は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、あるいは、リアプロジェクション方式のプロジェクタなどの画像を表示する表示器である。表示部1は、車両情報を表す画像を表示し、この画像を表す表示光Lを出力する。
反射部2は、表示光Lを反射する反射鏡である。反射部2は、平面鏡21と凹面鏡22から構成される。
平面鏡21は、表示部1から出力された表示光Lを凹面鏡22に向けて反射する。
凹面鏡22は、平面鏡21が反射した光をウインドシールドWSに向けて反射する。
駆動部3は、回転軸AXを中心に凹面鏡22を回転させる駆動機構である。駆動部3は、例えば、モータの回転により凹面鏡22を回転させる。
制御部4は、表示部1と、駆動部3を制御する制御回路基板である。制御部4は、車両情報を表す画像を表示部1に表示させる。また、制御部4は、駆動部3を制御して可視領域DAの位置を搭乗者Eの目の高さに合わせて調整できる。具体的には、制御部4は、駆動部3を制御して凹面鏡22を回転させることにより、ウインドシールドWSに投射される表示光Lの位置を変え、可視領域DAを上下に移動可能である。
ケース5は、ポリカーボネートなどの黒色の樹脂ケースである。ケース5は、下ケース51と、上ケース52から構成される。ケース5は、下ケース51と上ケース52で覆われた収容部53を有する。収容部53は、表示部1と、反射部2と、駆動部3と、制御部4を収容する。
図2から図6を参照して上ケース52を詳述する。
上ケース52は、表示光Lをケース5の外部に出射するための開口部521を有する。上ケース52は、この開口部521を覆う透光シート6を有する。
上ケース52の開口部521の外縁には、開口部521を囲む枠状の載置部522が形成されている。載置部522は、透光シート6を支持する。載置部522は、車両の前後方向(X方向)に対し傾斜した湾曲面を有している。この湾曲面により、太陽光などの外光は、透光シート6で反射した後ウインドシールドWSを介して可視領域DAに向かわない。
上ケース52の載置部522の外縁には、載置部522を囲む枠状の接着部523が形成されている。接着部523には、接着剤7が塗布され、載置部522に支持された透光シート6を固定する。接着部523は、載置部522の載置面より一段窪んだ凹状の溝である。
上ケース52は、位置決め部523を有する。位置決め部523は、X方向及びY方向において載置部522に透光シート6を位置決めする。
上ケース52は、ストッパ部524を有する。ストッパ部524は、上ケース52から透光シート6が剥離して脱落することを防ぐ。ストッパ部524は、載置部522の湾曲面の最も曲率が高い箇所に設けられている。ストッパ部524は、載置部522の載置面から面直方向(Z方向)に所定距離だけ離れた位置に形成されている。透光シート6が載置部522の湾曲面に沿って弾性変形して接しているときには、透光シート6とストッパ部524は接しない。透光シート6が湾曲面から離れて弾性変形量が所定の変形量に戻ったときに、透光シート6がストッパ部524に当接する。
透光シート6は、開口部521を覆う平板状の防塵カバーである。透光シート6は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性樹脂製の基材61と、基材61に表面に形成された黒色の印刷層62から主に構成される。透光シート6は、接着部523に接着剤7が塗布された状態で載置部522に設置される。
透光シート6は、開口部521から出射された表示光Lを透過する出射窓部63と、出射窓部63を囲む枠状の遮光枠部64を有する。
遮光枠部64は、開口部521の縁と載置部522を覆って遮光する遮光部641と、接着部523に塗布された接着剤7を視認可能な確認窓部642と、から構成される。遮光枠部64のうち、遮光部641は印刷層62が形成された箇所であり、確認窓部642には印刷層62が形成されていない部位である。
確認窓部642は、接着部523に塗布される接着剤7の塗布量の下限量に合わせて確認窓部642の大きさが定められている。つまり、確認窓部642を目視あるいは機械により画像検査することにより、接着不良を確認できる。
透光シート6は、下ケース5の位置決め部524と係合する位置決めスリット65が形成されている。下ケース5の位置決め部524に位置決めスリット65が位置合わせされて、X方向及びY方向において載置部522に透光シート6が位置決めされる。
透光シート6は、下ケース5のストッパ部524に対応する位置にスリット66が形成されている。スリット66は、ストッパ部524の下に透光シート6を組み付けやすくするための切り欠きであり、省略しても構わない。
接着剤7は、液状の接着剤であり、接着部523に塗布された後に硬化させて接着部523と透光シート6を接着固定する。接着剤7は、ホットメルト接着剤、光硬化接着剤、または種々の合成樹脂接着剤である。接着剤7は、上ケース52の色と異なる色(例えば、青や紫)に着色されている。接着剤7は、製造性を考慮するならば、硬化時間が短いホットメルト接着剤あるいは光硬化接着剤が好ましい。特に、光硬化接着剤の場合は、確認窓部642を、塗布された接着剤の確認、及び、硬化用の光(紫外線あるいは赤外線)の照射、のどちらにも兼用できる。
本開示のヘッドアップディスプレイHUDは、透光シート6と、表示光Lを出力する表示部1と、表示部1を収容する収容部53、表示光Lを外部に出射する開口部521、開口部521を縁取る枠状の載置部522、載置部522の外縁側にあり載置部522より低い枠状の接着部523、を有するケース5と、を備える。
そして、透光シート6が載置部522に当接し、接着部523に塗布された接着剤7により透光シート6とケース5とを接着する、ように構成した。
このように構成することにより、透光シート6は、枠状の載置部522に接した状態でその外縁が接着されるため、防塵性が高い。また、枠状の載置部522に接することにより接着剤7の厚さ管理が容易である。そのため、簡易な構成で防塵性の高いケースが容易に製造できる。
また、本開示のヘッドアップディスプレイHUDの透光シート6は開口部521を囲む遮光枠部64を有する。そして、遮光枠部64は、接着部523に塗布された接着剤7を視認可能な確認窓部642を有する。
このように構成することにより、確認窓部642を目視あるいは機械により画像検査することにより、接着不良が容易に確認できる。
また、本開示のヘッドアップディスプレイHUDの載置部522は、湾曲面を有する。そして、ケース5は、湾曲面に沿って弾性変形して載置された透光シート6が湾曲面から離れた所定の変形量に戻ったときに、透光シート6に当接するストッパ部525を有する。
このように構成することにより、上ケース52から透光シート6の脱落を防ぐことができる。
本開示のヘッドアップディスプレイHUDにおいて、載置部522と接着部523を切れ目なく縁取る枠状に構成したが、これに限らない。防塵性を高めるために、載置部522と接着部523が共に切れ目のない枠状に構成することが好ましいが、どちらか一方が切れ目なく枠状になっていればよい。少なくとも接着部523が切れ目のない枠状になっており、接着剤7が切れ目なく枠状に塗布することが好ましい。また、載置部522を接着部523の外縁側に設けてもよいが、接着剤7が開口部521内に流入する虞があるため好ましくない。
L :表示光
HUD :ヘッドアップディスプレイ
1 :表示部
2 :反射部
21 :平面鏡
22 :凹面鏡
3 :駆動部
4 :制御部
5 :ケース
51 :下ケース
52 :下ケース
521 :開口部
522 :載置部
523 :接着部
524 :ストッパ部
525 :位置決め部
53 :収容部
6 :透光シート
61 :基材
62 :印刷層
63 :出射窓部
64 :遮光枠部
641 :遮光部
642 :確認窓部

Claims (3)

  1. 透光シートと、
    表示光を出力する表示部と、
    前記表示部を収容する収容部、前記表示光を外部に出射する開口部、前記透光シートを支持する載置部、接着剤が塗布され前記載置部の外縁側にあり前記載置部より低い接着部、を有するケースと、を備え、
    前記透光シートを前記接着剤で前記ケースに接着したヘッドアップディスプレイであって、
    前記透光シートは前記開口部を囲む遮光枠部を有し、
    前記遮光枠部は、前記接着部に塗布された接着剤を視認可能な確認窓部を有する、
    ヘッドアップディスプレイ。
  2. 前記接着部は、前記開口部を縁取る枠状に形成される、
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  3. 透光シートと、
    表示光を出力する表示部と、
    前記表示部を収容する収容部、前記表示光を外部に出射する開口部、前記透光シートを支持する載置部、接着剤が塗布され前記載置部の外縁側にあり前記載置部より低い接着部、を有するケースと、を備え、
    前記透光シートを前記接着剤で前記ケースに接着したヘッドアップディスプレイであって、
    前記載置部は、湾曲面を有し、
    前記ケースは、前記湾曲面に沿って弾性変形して載置された前記透光シートが、前記湾曲面から離れて所定の変形量だけ戻ったときに、前記透光シートに当接するストッパ部を有する、
    ヘッドアップディスプレイ。
JP2019128908A 2019-07-11 2019-07-11 ヘッドアップディスプレイ Active JP7434739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019128908A JP7434739B2 (ja) 2019-07-11 2019-07-11 ヘッドアップディスプレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019128908A JP7434739B2 (ja) 2019-07-11 2019-07-11 ヘッドアップディスプレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021014153A JP2021014153A (ja) 2021-02-12
JP7434739B2 true JP7434739B2 (ja) 2024-02-21

Family

ID=74531596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019128908A Active JP7434739B2 (ja) 2019-07-11 2019-07-11 ヘッドアップディスプレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7434739B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112022002776T5 (de) 2021-05-25 2024-03-07 Nippon Seiki Co., Ltd. Head-up-Display und Konstruktionsverfahren für ein Head-up-Display

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105555A (ja) 2008-10-30 2010-05-13 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017102179A (ja) 2015-11-30 2017-06-08 船井電機株式会社 プロジェクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105555A (ja) 2008-10-30 2010-05-13 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017102179A (ja) 2015-11-30 2017-06-08 船井電機株式会社 プロジェクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021014153A (ja) 2021-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9519143B2 (en) Headup display apparatus for vehicle
US20170059864A1 (en) Vehicle display device
JP6263842B2 (ja) 表示装置
WO2018056076A1 (ja) 表示装置
EP3076221A1 (en) Hybrid head-up display
JP7434739B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP6845987B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP5556019B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6787010B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置のミラーユニット
JP7054455B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2010105555A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6733470B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置のミラーユニット
JP2004017708A (ja) 表示装置
JP2017116888A (ja) 表示装置
WO2020153474A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015094905A (ja) 表示装置
JP7004213B2 (ja) 表示装置
WO2020090464A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP2008185753A (ja) 表示装置
JP2021179457A (ja) 車両用表示装置
WO2020145330A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP7421721B2 (ja) 車両用表示装置
WO2023120291A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2021241497A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2020250896A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7434739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150