JP7434285B2 - N-シアノ-7-アザノルボルナン誘導体及びその使用 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、脱ユビキチン化酵素の阻害剤としての活性を有する置換N-シアノ-7-アザノルボルナンのクラスに関し、具体的には、ユビキチンC末端ヒドロラーゼ30又はユビキチン特異的ペプチダーゼ30(USP30)、その使用、その調製のためのプロセス及び前記阻害剤を含む組成物に関する。これらの阻害剤は、癌、ミトコンドリア機能不全を伴う状態及び神経変性疾患を含む様々な治療領域において実用性を有する。
ユビキチンは、細胞中のタンパク質機能の調節に重要である、76種のアミノ酸からなる低分子タンパク質である。ユビキチン化及び脱ユビキチン化は、ユビキチンが標的タンパク質に共有結合されるか、又は脱ユビキチン化酵素(DUB)によって標的タンパク質から切断される酵素媒介プロセスであり、DUBの約95種のDUBは、ヒト細胞中に存在し、配列相同性に基づいてサブファミリーに分けられる。USPファミリーは、そのDUB活性にとって不可欠なCys及びHis残基を含有する共通のCys及びHisボックスを特徴とする。ユビキチン化及び脱ユビキチン化プロセスは、細胞周期の進行、アポトーシス、細胞表面受容体の修飾、DNA転写及びDNA修復の調節を含む多くの細胞機能の調節に関与している。したがって、ユビキチン系は、炎症、ウイルス感染、代謝機能不全、CNS障害及び発癌を含む多くの病状の発病機序に関与している。
ユビキチンは、ミトコンドリア動態の主要制御因子である。ミトコンドリアは、動的な細胞小器官であり、その生合成、融合及び分裂事象は、マイトフュージンなどの多くの重要な因子のユビキチン化を介した翻訳後調節によって調節されている。パーキンなどのユビキチンリガーゼが多くのミトコンドリアタンパク質をユビキチン化することは、既知であるが、最近まで脱ユビキチン化酵素についてよく理解されていなかった。USP30は、ミトコンドリア外膜に見出される517個のアミノ酸タンパク質である(Nakamura et al.,Mol Biol(2008)19:1903-11)。これは、ミトコンドリア局在化シグナルを有する唯一の脱ユビキチン化酵素であり、多くのミトコンドリアタンパク質を脱ユビキチン化することが示されている。USP30がパーキン媒介性のマイトファジーを妨害すること及びUSP30活性の低下によりマイトファジーにおけるパーキン媒介性の異常が救済され得ることが実証されている。
ミトコンドリア機能不全は、ミトコンドリア含量(マイトファジー又はミトコンドリア生合成)の減少として、ミトコンドリア活性及び酸化的リン酸化の減少としてのみならず、活性酸素種(ROS)の生成の調節としても定義され得る。そのため、ミトコンドリア機能不全は、神経変性疾患、癌、糖尿病、代謝障害、心血管疾患、精神疾患及び変形性関節症が挙げられるが、これらに限定されない非常に多くの老化プロセス及び病状において役割があるとされる。
ミトコンドリア機能不全は、パーキンソン病の病因に関連があるとされてきた。ミトコンドリア機能不全のヒト遺伝学的証拠は、パーキンユビキチンリガーゼ並びにホスファターゼ及びテンシンホモログ誘導推定キナーゼ1(PINK1)タンパク質キナーゼをコードする常染色体劣性遺伝子PARK2及びPINK1を同定した、パーキンソン病の家族型の研究からもたらされている(Hauser,D.N.,and Hastings,T.G.(2013).Neurobiol Dis 51,35-42)。これらの遺伝子は、マイトファジーと称されるプロセスによるミトコンドリア品質管理の調節に関連してきた(Misgeld,T.5 and Schwarz,T.L.(2017)Neuron 96,651-66、Pickrell and Youle,(2015)Neuron 85,257-273及びTrinh and Farrer,(2013)Nat Rev Neurol 9,445-454)。健康なミトコンドリア中にPINK1が移入され、ミトコンドリアプロテアーゼにより分解される。しかしながら、ミトコンドリアが損傷した場合、PINK1は、ミトコンドリア外膜表面に蓄積し、ここで、それは、パーキンを補充する。再配置されたパーキンは、続いて、いくつかのミトコンドリアタンパク質をユビキチン化し、損傷したミトコンドリアをマイトファジーによって除去するためのシグナルを生成する。PINK1又はPARK2におけるパーキンソン病関連突然変異は、パーキン補充、ミトコンドリアのユビキチン化及びマイトファジーを損なう(Archer,S.L.(2013).N Engl J Med 369,2236-2251)。PINK1-パーキン経路を介したマイトファジーの強化を、パーキンソン病における病態修飾のための治療標的とすることが提案されている。最近、ミトコンドリア抗原提示及びT細胞媒介免疫応答を抑制する上でのPINK1-パーキン経路の追加の役割が発見され、これは、パーキンソン病の病理でも役割を果たしている可能性がある(Matheoud et al.,(2016)Cell 166,314-327)。
100個の脱ユビキチン化酵素(DUB)のライブラリから、Genentechは、パーキンを過剰発現したHEK293細胞にプロトノフォアカルボニルシアニド3-クロロフェニルヒドラゾン(CCCP)を投与した後、ミトコンドリアの損失を顕著に防止する2つのDUBの1つとしてUSP30を同定した(Bingol et al.,(2014)Nature 510,370-375)。USP30は、唯一のミトコンドリアアンカー型DUBであり、これは、ショウジョウバエにおけるパーキン媒介性マイトファジーにおける拮抗的役割を果たすものとして更に認められている(Bingol et al.,(2014))。USP30は、ミトコンドリアタンパク質上でのユビキチン鎖の蓄積を妨げ、それにより健康体中の不適切なマイトファジーを防ぐ(Cunningham et al,(2015)Nat Cell Biol 17,160-169)。ミトコンドリアが損傷すると、パーキンが膜に補充されて高度に活性化され、USP30を圧倒し、平衡状態からユビキチン鎖の蓄積に移行して、このユビキチン鎖がマイトファジー経路を活性化する。病原性のPARK2の突然変異又は他の方法でパーキン活性が損なわれた場合、リガーゼは、USP30媒介脱ユビキチン化を克服することができず、したがってマイトファジーを適切に活性化することができない。したがって、USP30の阻害は、PINK1-パーキンマイトファジー経路の機能が低下したパーキンソン病患者の治療的処理となり得る。
国際公開第2016/046530号パンフレット、国際公開第2016/156816号パンフレット、国際公開第2017/009650号パンフレット、国際公開第2017/093718号パンフレット、国際公開第2017/103614号パンフレット及び国際公開第2018/060742号パンフレットには、脱ユビキチン化酵素阻害剤として一連のシアノ置換ヘテロ環が開示されている。USP30に対して、他のDUB及び/又はカテプシンなどの他のシステインプロテアーゼを上回る選択性を提供する、追加の脱ユビキチン化酵素阻害剤を提供することが依然として望ましい。
国際公開第2016/046530号 国際公開第2016/156816号 国際公開第2017/009650号 国際公開第2017/093718号 国際公開第2017/103614号 国際公開第2018/060742号
Nakamura et al.,Mol Biol(2008)19:1903-11 Hauser,D.N.,and Hastings,T.G.(2013).Neurobiol Dis 51,35-42 Misgeld,T.5 and Schwarz,T.L.(2017)Neuron 96,651-66 Pickrell and Youle,(2015)Neuron 85,257-273 Trinh and Farrer,(2013)Nat Rev Neurol 9,445-454 Archer,S.L.(2013).N Engl J Med 369,2236-2251 Matheoud et al.,(2016)Cell 166,314-327 Bingol et al.,(2014)Nature 510,370-375 Bingol et al.,(2014) Cunningham et al,(2015)Nat Cell Biol 17,160-169
したがって、ミトコンドリア機能不全及び神経変性疾患の予防及び/又は治療における、USP30活性を調節するための新規なアプローチが必要とされる。異なる作用機序を利用し、且つ短期及び長期の両方において症状の緩和、安全性及び患者死亡率の点でより良好な結果を有し得る薬剤が依然として必要とされている。
本発明は、USP30タンパク質を調節する化合物、より具体的にはUSP30を阻害する化合物を提供する。本発明は、一態様では、USP30活性を阻害する置換N-シアノ-7-アザノルボルナン化合物を提供する。本明細書で提供される特定の化合物は、カテプシンK若しくはS及び/又は他のDUB酵素の阻害と比べてUSP30活性の選択的阻害を提供する。本明細書により提供される特定の化合物は、IC50により測定して、カテプシンK若しくはS及び/又は他のDUB酵素と比べて少なくとも10倍高いUSP30阻害を提供する。特定の態様では、本発明の化合物は、カテプシンK若しくはS又は他のDUB酵素と比べて少なくとも20倍又は50倍選択的なUSP30の阻害剤である。USP30活性の阻害は、ミトコンドリア機能不全及び神経変性疾患を含む様々な疾患の治療又は予防に特に望ましい場合がある。
本発明は、一態様では、USP30酵素活性を調節する置換N-シアノ-7-アザノルボルナン化合物を提供する。好ましくは、本発明の置換N-シアノ-7-アザノルボルナン化合物は、USP30阻害剤である。
本発明の置換ベンズイミダゾール化合物は、式(I)に従う化合物及び塩である。
Figure 0007434285000001
また、薬学的に許容される賦形剤、担体又はアジュバント及び式(I)又はその部分式の少なくとも1つの化合物を含む医薬組成物が提供される。本発明によって提供される医薬組成物は、USP30活性によって媒介される疾患の治療における使用に好適である。特定の態様では、本発明の医薬組成物は、ミトコンドリア調節不全に関連する疾患の治療における使用に好適であり、例えば、USP30によって媒介される疾患又は障害の治療は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症(myoneurogastointestinal disorder and encephalopathy)、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3‐ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下からなる群から選択される。
また、薬学的に許容される賦形剤、担体又はアジュバント及び式(I)又はその部分式の少なくとも1つの化合物を含む医薬組成物並びにUSP30活性によって媒介される疾患に罹患している患者を治療するために組成物を使用するための指示書を含む、パッケージ化された医薬組成物が提供される。特定の場合、患者は、ミトコンドリア調節不全に罹患しており、例えば、USP30によって媒介される疾患又は障害の治療は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3‐ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下からなる群から選択される。
また、哺乳動物において疾患を治療又は予防する方法であって、治療有効量の式(I)若しくはその部分式の少なくとも1つの化合物又は薬学的に許容される賦形剤、担体若しくはアジュバント及び式(I)若しくはその部分式の少なくとも1つの化合物を含む医薬組成物を、それを必要とする哺乳動物に投与することを含む方法が提供される。
また、哺乳動物においてUSP30活性を調節する方法であって、治療有効量の式(I)若しくはその部分式の少なくとも1つの化合物又は薬学的に許容される賦形剤、担体若しくはアジュバント及び式(I)若しくはその部分式の少なくとも1つの化合物を含む医薬組成物を、それを必要とする哺乳動物に投与することを含む方法が提供される。本発明の別の態様は、ミトコンドリア調節不全によって媒介される疾患又は障害を治療する方法であって、療法を必要とする患者に本発明のUSP30阻害剤を投与することを含む方法に関する。特定の実施形態では、ミトコンドリア調節不全によって媒介される疾患又は障害は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3‐ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下から選択される。
また、USP30活性によって媒介される疾患を治療又は予防するための薬剤の製造における、式I又はその部分式の少なくとも1つの化合物の使用も提供される。
また、式I又はその部分式の化合物を調製する方法も提供される。
他の態様及び実施形態は、以下の詳細な説明から当業者に明らかになるであろう。
本発明は、広義には、USP30のタンパク質活性を調節し、より具体的にはUSP30のタンパク質活性を阻害する式Iの化合物並びにその塩及び互変異性体に関する。具体的には、本発明は、USP30のタンパク質活性を選択的に阻害する化合物に関する。本明細書で提供される特定の化合物は、DUBタンパク質(USP45を含む)及び/又はカテプシンK若しくはSなどの他のシステインプロテアーゼに対する活性と比較して、USP30を選択的に阻害する。本明細書で提供される特定の化合物は、他のシステインプロテアーゼと比較して、USP30阻害に対して少なくとも10倍の選択性を提供する。本明細書で提供される他の化合物は、他のシステインプロテアーゼと比較して、USP30阻害に対して少なくとも20倍、50倍又は100倍の選択性を提供する。理論に束縛されるものではないが、USP30活性の選択的阻害は、ミトコンドリア機能不全に関連する疾患又は障害の治療に特に望ましい場合があると考えられる。
第1の実施形態では、本開示は、式(I):
Figure 0007434285000002
(式中、
Dは、(C であり、
rは、1又は2であり、
、R、R、R、R、R及びRのそれぞれは、各出現において、水素、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ又はC~Cシクロアルキルから独立して選択されるか、又は
及びRは、組み合わされて、縮合3~6員シクロアルキル環を形成するか、又は
及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
は、水素又はC~Cアルキルから独立して選択され、
Lは、-C(O)-、-C(O)N(R)-、-N(R)C(O)-、-N(R)C(O)N(R)-、-N(R)S(O)-、-S(O)N(R)-、-[C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)[C(R-、-N(R)C(O)N(R)[C(R-、-[C(RN(R)C(O)N(R)-、-C(RN(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(O)C(O)N(R)-、-OC(RC(O)N(R)-又は-SC(RC(O)N(R)-から選択される結合又は二価リンカーであり、ここで、Lは、右端の原子によってアザノルボルナンに結合され、
pは、各出現において、0、1又は2から選択され、
qは、1、2又は3であり、
は、独立して、各出現において、水素、C~Cアルキル、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシ又はC(Rであり、組み合わされて-C(O)-又は1,1-シクロプロパンジイルを形成し、
は、水素又はC~Cアルキルであり、
は、水素、C~Cアルキル又は-C(R-A-Bであり、
Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルコキシ、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシから選択される0~4個の置換基で任意選択的に置換される、C~Cアルケニレン、フェニレン、ナフチレン、1個の環N、O若しくはS原子及び0若しくは1個の追加の環窒素原子を含む5~13員ヘテロアリーレン又は1個の環N、O若しくはS原子及び0、1若しくは2個の追加の環窒素原子を含む飽和若しくは部分不飽和の4~13員の単環式、二環式若しくは三環式炭素環若しくはヘテロ環から選択される二価部分であり、
Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、ハロC~Cアルキル、ヒドロキシC~Cアルキル、シアノC~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、ハロC~Cシクロアルキル、シアノC~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、シアノC~CシクロアルキルC~Cアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、NR10、OR11、C(O)NR10、N(R10)C(O)R12、フェニル、アラルキル、ヘテロアラルキル、5、6、9若しくは10員ヘテロアリール又は4~8員の単環式若しくは二環式ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ-及びジ-C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、フェニル、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有する5又は6員ヘテロアリール、-C(O)NR10、C(O)R、CO並びにS(O)からなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換され、ここで、各ヘテロ環は、任意選択的に、オキソで置換され、
は、水素、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、アラルキルであり、アラルキルは、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル又は1,1-シクロプロパンジイルから独立して選択される1~4個の置換基で置換され、
10は、水素又はC~Cアルキルであり、
11は、C~Cシクロアルキル、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールであり、フェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換され、及び
12は、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、フェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換される)
に従う化合物又はその塩を提供する。
第1の実施形態の特定の態様では、本開示は、式(I):
Figure 0007434285000003
(式中、
Dは、(C であり、
rは、1又は2であり、
、R、R、R、R、R及びRのそれぞれは、各出現において、水素、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ又はC~Cシクロアルキルから独立して選択されるか、又は
及びRは、組み合わされて、縮合3~6員シクロアルキル環を形成するか、又は
及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
は、水素又はC~Cアルキルから独立して選択され、
Lは、-C(O)-、-C(O)N(R)-、-N(R)C(O)-、-N(R)C(O)N(R)-、-N(R)S(O)-、-S(O)N(R)-、-[C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)[C(R-、C(O)N(R)-[C(R-、-C(RN(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(O)C(O)N(R)-、-OC(RC(O)N(R)-又は-SC(RC(O)N(R)-から選択される結合又は二価リンカーであり、ここで、Lは、右端の原子によってアザノルボルナンに結合され、
pは、各出現において、0、1又は2から選択され、
qは、1、2又は3であり、
は、独立して、各出現において、水素若しくはC~Cアルキル又はC(Rであり、組み合わされて-C(O)-を形成し、
は、水素又はC~Cアルキルであり、
は、水素、C~Cアルキル又は-C(R-A-Bであり、
Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルコキシ、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシから選択される0~4個の置換基で任意選択的に置換される、フェニレン、ナフチレン、1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を含む5、6、9若しくは10員ヘテロアリーレン又は1若しくは2個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を含む飽和若しくは部分不飽和の5~11員の単環式若しくは二環式炭素環若しくはヘテロ環から選択される二価部分であり、
Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、ハロC~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C(O)C1~6アルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、NR10、OR11、C(O)NR10、N(R10)C(O)R12、フェニル、5、6、9若しくは10員ヘテロアリール又は4~7員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O若しくはS原子及び0、1若しくは2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ-及びジ-C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R、CO、S(O)からなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換され、
は、水素、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキルであり、
10は、水素又はC~Cアルキルであり、
11は、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールであり、フェニル又はヘテロアリールは、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換され、及び
12は、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、フェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換される)
に従う化合物又はその塩を提供する。
第2の実施形態では、本開示は、式Ia:
Figure 0007434285000004
によって表される、第1の実施形態の化合物を提供する。
第3の実施形態では、本開示は、第1又は第2の実施形態の化合物を提供し、ここで、Lは、-C(O)N(R)-であり、及びRは、水素、メチル又はエチルである。
第4の実施形態では、本開示は、式II:
Figure 0007434285000005
によって表される、第3の実施形態の化合物を提供する。
第5の実施形態では、本開示は、第1~4の実施形態のいずれか1つの化合物を提供し、ここで、アザノルボルナは、エンド配向にある。
第6の実施形態では、本開示は、式II-a又はII-b:
Figure 0007434285000006
によって表される、第1~5の実施形態のいずれか1つの化合物を提供する。
第7の実施形態では、本開示は、第1~6の実施形態のいずれか1つの化合物を提供し、ここで、-A-Bは、
Figure 0007434285000007
(式中、*は、Lに対する結合点を表し、
Qの各出現は、CR13又はNから独立して選択され、
13は、水素、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシ又はC~CシクロアルキルC~Cアルキルから独立して選択される0、1、2又は3つである)
からなる群から選択される。
第8の実施形態では、本開示は、式III:
Figure 0007434285000008
(式中、
13は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル及びC~Cアルコキシから独立して選択される0、1、2又は3つであり、
Xは、CH、CH、CHCH又はNであり、
Yは、CH、CH、CHCH、N又はOであり、
Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)OC~Cアルキル、C(O)NHCアルキル若しくはC(O)NHC~Cシクロアルキルフェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、シアノC~Cアルキル、シアノC~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R、CO、S(O)からなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換され、
は、水素、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキルであり、及び
10は、水素又はC~Cアルキルである)
によって表される化合物である、第7の実施形態の化合物を提供する。
第8の実施形態の特定の態様では、Bは、フェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、シアノC~Cアルキル、シアノC~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R、CO及びS(O)からなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換される。
第8の実施形態の特定の他の態様では、Bは、フェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、シアノC~Cアルキル及びシアノC~Cシクロアルキルからなる群から独立して選択される0~3個の基で任意選択的に置換される。
第8の実施形態の特定の他の態様では、Bは、フェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R、CO及びS(O)からなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換される。
第9の実施形態では、本開示は、式III-a又は式III-b:
Figure 0007434285000009
によって表される化合物である、第8の実施形態の化合物を提供する。
第10の実施形態では、本開示は、式(III-c):
Figure 0007434285000010
(式中、R13は、各出現において、水素、C~Cアルキル、ハロゲン、C~Cアルコキシからなる群から選択される)
によって表される化合物である、第8の実施形態の化合物を提供する。
第11の実施形態では、本開示は、式III-d又は式III-e:
Figure 0007434285000011
によって表される化合物である、第8の実施形態の化合物を提供する。
第12の実施形態では、本開示は、第6~11の実施形態のいずれか1つの化合物を提供し、ここで、化合物Bは、それぞれC~Cアルキル又はC~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1又は2つで任意選択的に置換される、フェニル、ピリジル、ピリミジニル又はピラジニルであるか、又は
Bは、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)OC~Cアルキル、C(O)NHC~Cアルキル又はC(O)NHC~Cシクロアルキルである。
第13の実施形態では、本開示は、式IV:
Figure 0007434285000012
(式中、R及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
は、水素又はメチルであり、
Zは、各出現において、CH又はNから独立して選択され、
Wは、CR14又はNであり、ここで、W及びZの0、1又は2つの出現は、Nであり、及び残りは、Cであり、
13は、水素、C~Cアルキル又はC~Cシクロアルキルであり、
14は、各出現において、水素、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、シアノC~Cアルキル及びシアノC~Cシクロアルキルから独立して選択され、
X及びYは、それぞれCHであるか、又は
X及びYは、X及びYの少なくとも1つがCHであるように、それぞれCH又はNから選択される)
によって表される、第6の実施形態の化合物を提供する。
第14の実施形態では、本開示は、第13の実施形態の化合物を提供し、ここで、R13又はR14のいずれかの少なくとも1つの出現は、水素ではない。
第14の実施形態の特定の態様では、R14の1つの出現は、水素であり、及びR14の1つの出現は、シアノC~Cアルキル又はシアノC~Cシクロアルキルである。
第14の実施形態の特定の他の態様では、R14は、各出現において、水素、C~Cアルキル又はC~Cシクロアルキルから独立して選択される。
第15の実施形態では、本開示は、第13又は第14の実施形態の化合物を提供し、ここで、アザノルボルナンは、エンド配座にある。
第16の実施形態では、本開示は、式IV-a又は式IV-b:
Figure 0007434285000013
によって表される、第13~第15の実施形態のいずれか1つの化合物を提供する。
第17の実施形態では、本開示は、式V:
Figure 0007434285000014
(式中、R及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
は、水素又はメチルであり、
15は、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルキルオキシ、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシであり、
X及びYは、それぞれCHであるか、又は
X及びYは、X及びYの少なくとも1つがCHであるように、それぞれCH又はNから選択される)
によって表される、第5~第8の実施形態のいずれか1つの化合物を提供する。
第18の実施形態では、本開示は、第17の実施形態の化合物を提供し、ここで、アザノルボルナンは、エンド配座にある。
第19の実施形態では、本開示は、式V-a又は式V-b:
Figure 0007434285000015
によって表される、第17又は第18の実施形態の化合物を提供する。
第20の実施形態では、本開示は、式(VI):
Figure 0007434285000016
(式中、
Gは、O、S、N(R)、*-C(O)N(R)又は*-(CH)N(R)であり、ここで、*は、B-A-に対する結合を表し、
は、水素、C~Cアルキル又は-CH-A-Bであり、
Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシから選択される0~4個の置換基で任意選択的に置換される、フェニル、ナフチレン、1個の環窒素原子及びN、O又はSから選択される0又は1個の追加の環ヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロアリールであり、
Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)NR10、フェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R、CO、S(O)からなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換される)
に従う、第1又は第2の実施形態の化合物を提供する。
第21の実施形態では、本開示は、第20の実施形態の化合物を提供し、ここで、Gは、O、S、N(H)又は*C(O)N(H)であり、ここで、*は、B-A-に対する結合を表し、
Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシからなる群から独立して選択される0、1、2、3又は4個の基で任意選択的に置換される、フェニル、ナフチル又は5若しくは6員ヘテロアリールである。
第22の実施形態では、本開示は、式VII:
Figure 0007434285000017
(式中、Rは、水素又はメチルであり、
及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
Gは、O、S又はN(H)であり、
16は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシである)
によって表される、第20又は第21の実施形態の化合物を提供する。
第23の実施形態では、本発明は、第1又は第2の実施形態の化合物及びその薬学的に許容される塩を提供し、ここで、化合物は、下記の表Aに記載される。
表A
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1H-ピロール-1-イル)-1,3-ベンゾチアゾール-6-カルボキサミド;
ラセミエンド2-メチル-2-プロパニル7-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-イソキノリンカルボキシレート;
ラセミエンド2-メチル-2-プロパニル6-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-イソキノリンカルボキシレート;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)アミノ)-2,5-ジフルオロベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)アミノ)-2,3-ジフルオロベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-フェニル-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
2-メチル-2-プロパニル(4-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-2-メチルフェニル)カルバメート;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,2-ジメチルプロパノイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1,3-チアゾール-4-イル)ベンズアミド;
4-ベンズアミド-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
N-(4-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)フェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(フェニルエチニル)ベンズアミド;
6-(1H-ベンズイミダゾール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジンカルボキサミド;
4-((5-クロロ-2-ピリジニル)オキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3,5-ジメチル-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1,1-ジオキシド-1,2-チアゾリジン-2-イル)ベンズアミド;
2-メチル-2-プロパニル(3-クロロ-4-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)フェニル)カルバメート;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-4-(3-メチルブタンアミド)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
4-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-ピリジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(シクロプロピルメトキシ)-3-ピリジンカルボキサミド;
4-(3-クロロ-2-ピリジニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-ピリジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-メチル-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-1-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フルオロ-4-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-フルオロ-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
ラセミエンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(4-フルオロフェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
ラセミエンド6-(4-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジンカルボキサミド;
6-(4-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジンカルボキサミド;
ラセミエンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-メチルアニリノ)-5-ピリミジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-6-フルオロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリジニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-1,3-チアゾール-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
2つのジアステレオマーの混合物:(S)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド及び(R)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-メトキシ-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-フェニル-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((3-フルオロフェノキシ)メチル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-チオフェニルメトキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((2-メチルフェニル)スルファニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-メチルブトキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((2-シアノフェニル)スルファニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-3-メチル-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-6-メチル-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
5-ブロモ-3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-1H-インドール-2-カルボキサミド;
2つのジアステレオマーの混合物:(2R)-5-ブロモ-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド及び(2S)-5-ブロモ-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド;
5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-1-ベンゾチオフェン-2-カルボキサミド;
N-ベンジル-3-ブロモ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
N-ベンジル-3-クロロ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
3-ブロモ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
3-クロロ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
2つのジアステレオマーの混合物:(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド及び(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
2つのジアステレオマーの混合物:(3R)-1-(3-ブロモフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド及び(3S)-1-(3-ブロモフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
2つのジアステレオマーの混合物:(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド及び(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
2-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミドエナンチオマー1;
2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミドエナンチオマー2;
3-(3-クロロフェニル)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2-オキサゾール-5-カルボキサミドエナンチオマー1;
3-(3-クロロフェニル)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2-オキサゾール-5-カルボキサミドエナンチオマー2;
ラセミ,エンド2-((4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
ラセミ,エンド3-ブロモ-N-(1-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)ベンズアミド;
ラセミ,エンド3-ブロモ-N-(1-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル)ベンズアミド;
(エンド)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
(エンド)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
(エキソ)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
(エキソ)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
(エンド)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
(エンド)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
(エキソ)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
(エキソ)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4,6-ジメチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピラジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シクロプロピルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メトキシ-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(トリフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(2-メチル-2-プロパニル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(2-プロパニル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-エチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-6-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(ジフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-フルオロ-6-メチル-2-ピリジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(5-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-N-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-N-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド(ピーク2由来);
ラセミ,エンドN~5~-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N~1~-シクロプロピル-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1,5-ジカルボキサミド;
ラセミ,エンド1-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ウレア;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(シクロプロピルメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-プロポキシベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(2-プロパニルオキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
ラセミ,エンド2-((3-ブロモベンジル)(メチル)アミノ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
ラセミ,エンド2-(4-クロロ-2-シクロヘキシルフェノキシ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
N~2~-ベンジル-N~2~-(3-ブロモベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)グリシンアミド;
N~2~-ベンジル-N~2~-(3-クロロベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)グリシンアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(5,6,7,8-テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3-d]ピリミジン-4-イルスルファニル)アセトアミド;
N~2~-(3-ブロモベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N~2~-(2-メチルプロピル)グリシンアミド;
N~2~-(3-クロロベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N~2~-(4-メトキシベンジル)グリシンアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(5,7-ジクロロ-3,4-ジヒドロ-2(1H)-イソキノリニル)アセトアミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,4-ジクロロ-5-エチル-3-メチルフェノキシ)アセトアミド;
ラセミ,エンド2-((5-クロロベンゾ[d]チアゾール-2-イル)チオ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
ラセミ,エンド2-(4-((4-クロロフェニル)チオ)ピペリジン-1-カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(シクロプロピルカルボニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-フルオロ-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-3,4-ジヒドロ-2H-1,4-ベンゾオキサジン-7-カルボキサミド;
2-((4-クロロ-1-ナフタレニル)オキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
2-((4-クロロ-1-ナフタレニル)オキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド(ピーク2由来);
ラセミ,エンド2-メチル-2-プロパニル5-((7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-カルボキシレート;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-ベンズイミダゾール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
3-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)プロパンアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-エチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-フルオロ-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(メチル(4-メチル-2-ピリミジニル)アミノ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-メチル-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-ピリミジニルアミノ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(3,5-ジメチル-1,2-オキサゾール-4-イル)-1H-インドール-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-メチル-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド;並びに
5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド。
第24の実施形態では、本発明は、第1の実施形態の化合物及びその薬学的に許容される塩を提供し、ここで、化合物は、下記の表Bに記載される。
表B
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((シクロプロピルカルボニル)アミノ)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1H-インダゾール-1-イル)ベンズアミド;
(3R)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
(3S)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
(4R)-7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,5-テトラヒドロ-1-ベンゾキセピン-4-カルボキサミド;
5-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(シクロプロピルメチル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-メチルプロピル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1-(4,4,4-トリフルオロブチル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1-プロピル-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(1,7-ナフチリジン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(シアノメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(1,8-ナフチリジン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-チオフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-メチル-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチル-1,3-チアゾール-4-イル)ベンズアミド;
7-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-オキソ-1,2-ジヒドロ-3-イソキノリンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-フェニル-3-ピロリジンカルボキサミド;
(2S,3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-1-フェニル-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-2-フルオロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-フェニル-2-フランカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(3-(2-プロパニル)フェニル)-2-フランカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-2-フランカルボキサミド;
(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピペリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(トリフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-ブロモフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-3-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)ベンズアミド;
1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(5-シアノ-3-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-メトキシ-4-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピラジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-フルオロ-3-ピロリジンカルボキサミド;
(1S,4R,5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
2-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-オキサゾール-5-カルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-(シアノメチル)フェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロ-5-メトキシフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-L-プロリンアミド;
3’-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-5-メチル-2-ピリジンカルボキサミド;
4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-メチル-2-ピリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)-3-ピリジンカルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-シクロプロピル-5’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(1-シアノシクロプロピル)[2,3’-ビピリジン]-6’-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-エチニルシクロプロピル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-シアノ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-5-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-シアノ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-5-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2-メチル-2-プロパニル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
(1S,6R,7R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキサミド;
(1R,6S,7R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキサミド;
(1S,6R,7R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-3-ピペリジンカルボキサミド;
(1S,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
(1R,5R)-N-((1R,2S,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
(1R,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-3-ピペリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2-シアノ-2-プロパニル)-2-ピラジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-シアノ-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-シアノ-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-シアノ-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-シアノ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-5-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((1S,2S,5R)-2-シアノ-6-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-6-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノフェニル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロブチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
(2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロベンジル)-2-アゼチジンカルボキサミド;
(2R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロベンジル)-2-アゼチジンカルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-(シアノメチル)-1-ピロリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-(シアノメチル)-1-ピロリジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノフェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロベンジル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((1S,2R,5R)-2-シアノ-6-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-6-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((1-シアノシクロプロピル)メトキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-シクロプロピルベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((cis-3-シアノシクロブチル)オキシ)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1S,2R,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-(シアノメチル)-1-ピロリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((cis-3-シアノシクロブチル)オキシ)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノ-3,3-ジフルオロシクロブチル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(1-シアノシクロプロピル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-(シアノメチル)-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-(シアノメチル)-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(1-シアノシクロプロピル)-5’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-1-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-1(4H)-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-2(4H)-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-(シアノメチル)-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
(3S)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N,9-ジメチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-6-フルオロ-N-メチル-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-フルオロ-N-メチル-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N,1-ジメチル-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-1-(2,3,5-トリクロロフェニル)-L-プロリンアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-1-(2,3,5-トリクロロフェニル)-D-プロリンアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-2-カルボキサミド;
5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フランカルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-キノリニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-フェニル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1H-ピラゾール-1-イル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(ジフルオロメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
1-([2,2’-ビピリジン]-6-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(1R,5R)-3-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
(1S,4R,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
(1S,4S,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
(1S,4S,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
(4S)-N-((1S,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-4-アゼパンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-シアノフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-シクロプロピルフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-3-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インドール-3-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-7-(トリフルオロメチル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(2S)-5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド;
(2R)-5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(5-クロロ-2-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シアノ-4-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シアノ-4-メチル-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピラジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-メチルフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-メトキシフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾキセピン-4-カルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,5-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロ-5-メチルフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
6-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3,5-ジクロロフェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロ-4-メトキシフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロ-4-フルオロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シクロプロピルフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3,5-ジクロロフェニル)-2-モルホリンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,3,5-トリクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
(3S)-1-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(2-クロロ-5-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-オキソ-1-(2-プロパニル)-5-(トリフルオロメチル)-1,2-ジヒドロ-3-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,4-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,3-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(3S)-1-(2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
(1R,4R,5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
(1S,3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
(1R,3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
(1S,3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(ジフルオロメチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アゼパンカルボキサミド;
7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[f][1,4]オキサゼピン-4(5H)-カルボキサミド;
7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2,3,5-テトラヒドロ-4H-1,4-ベンゾジアゼピン-4-カルボキサミド;
1-(6-アセトアミド-2-ピリジニル)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
(5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
6-(5-アザスピロ[2.5]オクタン-5-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
(2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,3-ジクロロフェニル)-1-ピロリジンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-((2R)-2-メチル-2-フェニル-4-モルホリニル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
6-((2R)-2-(4-クロロフェニル)-2-メチル-4-モルホリニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
6-(((1-(4-ブロモフェニル)シクロプロピル)メチル)(メチル)アミノ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
2-クロロ-N-((1S,2R,5S)-8-シアノ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-イル)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
3-(6-クロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)プロパンアミド;
(2S)-2-(3-ブロモ-2-メチルフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-ピロリジンカルボキサミド;
(2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,3-ジクロロフェニル)-1-アゼチジンカルボキサミド;
1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(((1S,3S)-3-(2-プロパニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)メチル)ウレア;
1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((1R)-1-(2,3-ジクロロフェニル)エチル)ウレア;
(2E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-2-メチル-2-ブテンアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)ブタンアミド;
(1R,3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-フルオロフェノキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-フルオロベンジル)ベンズアミド;
3-(4-クロロフェノキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
(1S,2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,5-ジクロロベンジル)シクロプロパンカルボキサミド;
1-(((1R)-7-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナフタレニル)メチル)-3-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ウレア;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-シアノフェノキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ジベンゾ[b,d]フラン-3-カルボキサミド;
(2E)-3-(5-クロロ-1-エチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-プロペンアミド;
2-(3-ブロモ-2-シアノフェノキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1-ベンゾチオフェン-2-カルボキサミド;
(2S,3E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-2-メトキシ-3-ブテンアミド;
(3E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-N-メチル-3-ブテンアミド;
2’5’-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
(3E)-4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ブテンアミド;
(2E)-3-(5-クロロ-1-エチル-1H-インドール-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-2-プロペンアミド;
(3E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-3-ブテンアミド;
1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)-1,3-ジメチルウレア;
(3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)ウレア;
(2E)-3-(5-クロロ-1-ベンゾチオフェン-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-2-プロペンアミド;
3’-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
(2E)-3-(5-クロロ-1H-インダゾール-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-2-プロペンアミド;
1-(2-(2-ブロモ-5-クロロフェニル)エチル)-3-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-ジメチルウレア;
N’-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-N-((1R,3R,5S,7r)-トリシクロ[3.3.1.1~3,7~]デカン-1-イルメチル)エタンジアミド;
7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾキサゼピン-4(5H)-カルボキサミド;
8-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ピリド[4,3-b]インドール-2-カルボキサミド;
2’,3-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3,3’-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
2’,3-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3,4’-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(2-シアノ-2-プロパニル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-5’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-4’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-2’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-5’-(シアノメチル)-2’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2-シアノ-2-プロパニル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-5’-(シアノメチル)-2’-メチル[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-4’-メチル[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-5’-メチル[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(1-シアノシクロブチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(メトキシメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-N-メチルベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-(1-シアノシクロプロピル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
4-(6-(アセチル(メチル)アミノ)-2-ピリジニル)-2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-(シアノメチル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(シアノメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-メチルベンズアミド;
3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(1-シアノシクロプロピル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-(シアノメチル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-フルオロベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フルオロ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フルオロ-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
2,6-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
2,6-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-シアノ-2-ピリミジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シアノ-2-ピリミジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-メチル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-メチル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シアノ-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-メチル-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-メチル-4-ピリミジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-メチル-3-ピリダジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(ジフルオロメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(シアノメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シクロプロピル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シアノ-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(シアノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-エチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-インダゾール-7-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(7-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-7-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-(シアノメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シアノ-2-ピリジニル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(5-メチル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(6-メチル-2-ピリジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(4-メチル-2-ピリミジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(シアノメチル)-2-ピリジニル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シアノ-2-ピリジニル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(6-メチル-3-ピリダジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(2-メチル-4-ピリミジニル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((2R)-2-メチルブトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ベンゾチアゾール-7-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(2-メチルプロポキシ)-2,4-bis(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-メチル-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
3-ブトキシ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(シクロブチルメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シアノ-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;及び
6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド。
別の実施形態では、合成中間体が提供され、この中間体は、式(I)及びその部分式の化合物の調製に有用である。本明細書で提供される好ましい合成中間体としては、
Figure 0007434285000018
から選択される化合物のラセミ体及び鏡像異性的に濃縮された形態並びにその塩が挙げられる。上記の化合物のそれぞれは、単一の立体異性体中でラセミ体であるか、ジアステレオマーの混合物であるか、又は鏡像異性的に濃縮され得る。提供される合成中間体は、エンド又はエキソ相対配向のいずれかで調製され得る。特定の態様では、本開示により提供される化合物の調製にはエンド形状が好ましい。合成中間体は、遊離塩基/酸形態において又は酸若しくは塩基付加塩として調製され得る。特定の実施形態では、第一級アミン合成中間体のために塩酸塩が提供される。
本開示により提供される特定の好ましい合成中間体としては、
Figure 0007434285000019
から選択されるエンドアザノルボルナン(endo azanorbornane)コアが挙げられ、そのそれぞれが遊離塩基又は酸付加塩(塩酸塩、トリフルオロ酢酸塩など)であり得る。
本開示により提供される特定の好ましい合成中間体としては、
Figure 0007434285000020
から選択されるエンドアザノルボルナンコアが挙げられる。
別の実施形態では、1つ以上の薬学的に許容される担体及び治療有効量の式I又はその部分式のいずれか1つの化合物を含む医薬組成物が提供される。いくつかの態様では、組成物は、注射用液体、噴霧剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、シロップ剤、クリーム剤、ゲル剤及び経皮パッチからなる群から選択される形態で製剤化される。
別の実施形態では、治療有効量の式I又はその部分式のいずれか1つの化合物を含む組合せ、特に医薬組合せが提供される。
別の実施形態では、対象においてUSP30タンパク質活性を調節する方法が提供され、方法は、治療有効量の式I又はその部分式を対象に投与することを含む。実施形態の好ましい態様では、対象においてUSP30活性を阻害する方法が提供され、方法は、治療有効量の式I又はその部分式の化合物を対象に投与することを含む。実施形態の特定の態様では、対象においてUSP30活性を阻害する方法が提供され、方法は、治療有効量の式I又はその部分式の化合物を対象に投与することを含む。
更に他の実施形態では、対象において、USP30タンパク質活性によって媒介される障害又は疾患を治療する方法が提供され、具体的には、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は障害を治療する方法が提供される。方法は、治療有効量の式I又はその部分式の化合物を対象に投与することを含む。
別の実施形態では、疾患又は障害を治療又は予防する方法が提供され、ここで、疾患又は障害は、ミトコンドリア機能不全によって媒介される。実施形態の特定の態様では、疾患又は障害は、神経変性疾患、癌、糖尿病、代謝障害、心血管疾患、精神疾患及び変形性関節症から選択される。実施形態の特定の具体的な態様では、疾患又は障害は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3‐ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下からなる群から選択され、方法は、治療を必要とする患者に治療有効量の式I又はその部分式の化合物又は塩を投与する工程を含む。この実施形態の特定の態様では、方法は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される疾患又は障害を治療することを含む。特定の例では、治療方法及び/又は予防方法は、パーキンソン病の治療及び予防に好適である。
別の態様では、本発明は、薬剤の調製における使用のための、又はUSP30活性によって媒介される対象における障害若しくは疾患の治療のための薬剤の製造における使用のための、式I又はその部分式の化合物の使用を提供する。特定の他の態様では、本発明は、ミトコンドリア機能不全によって媒介される疾患又は障害の治療における、式I又はその部分式による化合物の使用を提供する。実施形態の特定の使用では、疾患又は障害は、神経変性疾患、癌、糖尿病、代謝障害、心血管疾患、精神疾患及び変形性関節症から選択される。より具体的には、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3‐ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下から選択される疾患又は障害の治療のための、薬剤の調製における又は薬剤の製造における使用における、式Iの化合物の使用である。特定の例では、本発明は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される対象における疾患又は障害を治療するための、薬剤の調製において使用するための又は薬剤の製造において使用するための、式I又はその部分式の化合物の使用を提供する。特定の例では、本発明は、薬剤の調製において使用するための、又は薬剤の製造若しくはパーキンソン病の治療において使用するための式I又はその部分式の化合物の使用を提供する。
本明細書を解釈するために、以下の定義が適用されることになり、適宜、単数形で使用される用語は、複数形も含むことになり、逆の場合も同様である。
本明細書で使用する場合、用語「アルキル」は、最大20個の炭素原子を有する完全に飽和された分岐状又は非分岐状の炭化水素部分を指す。別段の記載がない限り、アルキルは、1~20個の炭素原子、1~16個の炭素原子、1~10個の炭素原子、1~7個の炭素原子又は1~4個の炭素原子を有する炭化水素部分を指す。アルキルの代表的な例としては、メチル、エチル、n-プロピル、イソ-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソ-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシル、3-メチルヘキシル、2,2-ジメチルペンチル、2,3-ジメチルペンチル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニル、n-デシルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用する場合、用語「アルキレン」は、1~20個の炭素原子を有する本明細書において上で定義された二価アルキル基を指す。別段の記載がない限り、アルキレンは、1~20個の炭素原子、1~16個の炭素原子、1~10個の炭素原子、1~7個の炭素原子又は1~4個の炭素原子を有する部分を指す。アルキレンの代表的な例としては、メチレン、エチレン、n-プロピレン、イソ-プロピレン、n-ブチレン、sec-ブチレン、イソ-ブチレン、tert-ブチレン、n-ペンチレン、イソペンチレン、ネオペンチレン、n-ヘキシレン、3-メチルヘキシレン、2,2-ジメチルペンチレン、2,3-ジメチルペンチレン、n-ヘプチレン、n-オクチレン、n-ノニレン、n-デシレンなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用する場合、用語「ハロアルキル」は、本明細書で定義される通りの1つ以上のハロ基で置換された本明細書で定義される通りのアルキルを指す。ハロアルキルは、モノハロアルキル、ジハロアルキル又はパーハロアルキルを含むポリハロアルキルであり得る。モノハロアルキルは、アルキル基内に1個のヨード、ブロモ、クロロ又はフルオロを有することができる。ジハロアルキル及びポリハロアルキル基は、アルキル内に2個以上の同じハロ原子又は異なるハロ基の組合せを有することができる。通常、ポリハロアルキルは、最大で12個、又は10個、又は8個、又は6個、又は4個、又は3個、又は2個のハロ基を含有する。ハロアルキルの非限定的な例としては、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロプロピル、ジフルオロクロロメチル、ジクロロフルオロメチル、ジフルオロエチル、ジフルオロプロピル、ジクロロエチル及びジクロロプロピルが挙げられる。パーハロアルキルは、全ての水素原子がハロ原子で置き換えられたアルキルを指す。
本明細書で使用する場合、用語「ヒドロキシアルキル」は、1つ以上のヒドロキシ基で置換された本明細書で定義される通りのアルキルを指す。用語「ヒドロキシシクロアルキル-アルキル」は、本明細書で定義される通り、シクロアルキル基で置換され、且つ更にヒドロキシ基で置換されたアルキル基を指す。ヒドロキシ基は、アルキル基、シクロアルキル基又はアルキル基及びシクロアルキル基のそれぞれにあり得る。
用語「アリール」は、環部分において6~20個の炭素原子を有する芳香族炭化水素基を指す。通常、アリールは、6~20個の炭素原子を有する単環式、二環式又は三環式アリールである。更に、用語「アリール」は、本明細書で使用する場合、単一の芳香環又は共に縮合された複数の芳香環であり得る芳香族置換基を指す。非限定的な例としては、フェニル、ナフチル又はテトラヒドロナフチルが挙げられ、その各々は、アルキル、トリフルオロメチル、シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、アルキル-C(O)-O-、アリール-O-、ヘテロアリール-O-、アミノ、チオール、アルキル-S-、アリール-S--、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アルキル-O-C(O)--、カルバモイル、アルキル-S(O)-、スルホニル、スルホンアミド、フェニル及びヘテロシクリルなどの1~4個の置換基で任意選択的に置換され得る。
本明細書で使用する場合、用語「アルコキシ」は、アルキル-O--を指し、アルキルは、本明細書において上で定義される。アルコキシの代表的な例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2-プロポキシ、ブトキシ、tert-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、シクロプロピルオキシ-、シクロヘキシルオキシ-などが挙げられるが、これらに限定されない。通常、アルコキシ基は、約1~7個、より好ましくは約1~4個の炭素を有する。
本明細書で使用する場合、用語「ヘテロ環」、「ヘテロシクロアルキル」又は「ヘテロシクロ」は、飽和若しくは不飽和非芳香環又は環系を指し、例えば、それは、4、5、6若しくは7員単環式、7、8、9、10、11若しくは12員二環式又は10、11、12、13、14若しくは15員三環式環系であり、且つO、S及びNから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有し、N及びSは、様々な酸化状態にも任意選択的に酸化され得る。複素環式基は、ヘテロ原子又は炭素原子で結合され得る。ヘテロシクリルは、縮合又は架橋環並びにスピロ環式環を含み得る。ヘテロ環の例としては、テトラヒドロフラン、ジヒドロフラン、1,4-ジオキサン、モルホリン、1,4-ジチアン、ピペラジン、ピペリジン、1,3-ジオキソラン、イミダゾリジン、イミダゾリン、ピロリン、ピロリジン、テトラヒドロピラン、ジヒドロピラン、オキサチオラン、ジチオラン、1,3-ジオキサン、1,3-ジチアン、オキサチアン、チオモルホリン、アゼチジン、チアゾリジン、モルホリンなどが挙げられる。
本明細書で使用する場合、用語「シクロアルキル」は、3~12個の炭素原子の飽和若しくは部分不飽和単環式、二環式又は三環式炭化水素基を指す。誤解を避けるために、シクロアルキルは、ナフチレン又はフェニルなどの芳香族基を含むことを意図されない。別段の記載がない限り、シクロアルキルは、3~9個の環炭素原子又は3~7個の環炭素原子を有する環状炭化水素基を指し、その各々は、アルキル、ハロ、オキソ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキル-C(O)--、アシルアミノ、カルバモイル、アルキル-NH--、(アルキル)N--、チオール、アルキル-S--、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アルキル-O--C(O)--、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル及びヘテロシクリルからなる群から独立して選択される1個、若しくは2個、若しくは3個又はそれを超える置換基で任意選択的に置換され得る。例示的な単環式炭化水素基としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル及びシクロヘキセニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。例示的な二環式炭化水素基としては、ボルニル、インジル、ヘキサヒドロインジル、テトラヒドロナフチル、デカヒドロナフチル、ビシクロ[2.1.1]ヘキシル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.1]へプテニル、6,6-ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプチル、2,6,6-トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オクチルなどが挙げられる。例示的な三環式炭化水素基としては、アダマンチルなどが挙げられる。用語「ヒドロキシシクロアルキル」は、特に、1個以上のヒドロキシ基で置換されたシクロアルキル基を指す。
本明細書で使用する場合、用語「ヘテロアリール」は、N、O及びSから選択される1~8個のヘテロ原子を有する5~14員単環式又は二環式又は三環式芳香環系を指す。特定の好ましい態様では、ヘテロアリールは、5~10員環系(例えば、5~7員単環式又は8~10員二環式)又は5~7員環系である。例示的な単環式ヘテロアリール基としては、2-又は3-チエニル、2-又は3-フリル、2-又は3-ピロリル、2-、4-、又は5-イミダゾリル、3-、4-、又は5-ピラゾリル、2-、4-、又は5-チアゾリル、3-、4-、又は5-イソチアゾリル、2-、4-、又は5-オキサゾリル、3-、4-、又は5-イソオキサゾリル、3-若しくは5-1,2,4-トリアゾリル、4-若しくは5-1,2,3-トリアゾリル、テトラゾリル、2-、3-若しくは4-ピリジル、3-若しくは4-ピリダジニル、3-、4-若しくは5-ピラジニル、2-ピラジニル並びに2-、4-及び5-ピリミジニルが挙げられる。例示的な二環式ヘテロアリール基としては、1-、3-、4-、5-、6-、7-又は8-イソキノリニル、2-、3-、4-、5-、6-、7-又は8-キノリニル、1-、3-、4-、5-、6-、7-又は8-イソキノリニル、1-、2-、4-、5-、6-、7-又は8-ベンゾイミダゾリル及び1-、2-、3-、4-、5-、6-、7-又は8-インドリルが挙げられる。
用語「ヘテロアリール」は、ヘテロ芳香環が1個以上のアリール、脂環式又はヘテロシクリル環に縮合され、結合の基又は点がヘテロ芳香環上にある基も指す。
本明細書で使用する場合、用語「ハロゲン」又は「ハロ」は、フルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを指す。
本明細書で使用する場合、用語「任意選択的に置換される」は、別段の指定がない限り、置換されていないか又は1個以上、通常、1、2、3若しくは4個の好適な非水素置換基で置換されている基を指す。「任意選択的な置換基」の同一性が、任意選択的に置換される基に関連して明確に定義されていない場合、それぞれの任意選択的な置換基は、独立して、アルキル、ヒドロキシ、ハロゲン、オキソ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、シクロアルキル、COH、ヘテロシクロアルキルオキシ(酸素橋を介して結合した複素環式基を意味する)、-COアルキル、メルカプト、ニトロ、シアノ、スルファモイル、スルホンアミド、アリール、-OC(O)アルキル、-OC(O)アリール、アリール-S-、アリールオキシ;アルキルチオ、ホルミル(すなわちHC(O)-)、-C(O)NH、アラルキル(アリールで置換されたアルキル)、アリール及びアルキル、シクロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、アルキル-C(O)--NH--、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又はハロゲンで置換されたアリールからなる群から選択される。基が任意選択的に置換されることになると示される場合、本開示は、その基が置換されない実施形態及びその基が置換される実施形態を含むことが理解される。
本明細書で使用する場合、用語「異性体」は、同じ分子式を有するが、原子の配列及び立体配置が異なる種々の化合物を指す。また、本明細書で使用する場合、用語「光学異性体」又は「立体異性体」は、本発明の所与の化合物について存在する可能性があり、且つ幾何異性体を含む様々な立体異性体配置のいずれかを指す。置換基が炭素原子のキラル中心で結合され得ることが理解される。したがって、本発明は、化合物のエナンチオマー、ジアステレオマー又はラセミ体を含む。「エナンチオマー」は、重ね合わせることができない、互いの鏡像となっている立体異性体の対である。エナンチオマーの対の1:1混合物は、「ラセミ」混合物である。本用語は、適宜、ラセミ混合物を示すために使用される。「rel」の使用は、ジアステレオマーの配向が知られているが、絶対立体化学が不明であることを示す。絶対立体化学が決定されていない場合、旋光性及び/又はキラルクロマトグラフィー条件は、いずれの異性体が存在するかを示す。
「ジアステレオ異性体」は、少なくとも2個の不斉原子を有するが、互いの鏡像ではない立体異性体である。絶対立体化学は、カーン・インゴルド・プレローグR-Sシステムに従って指定される。化合物が純粋なエナンチオマーであるとき、各キラル炭素での立体化学は、R又はSのいずれかによって指定され得る。絶対配置が不明である分割された化合物は、ナトリウムD線の波長で平面偏光を回転する方向(右旋回又は左旋回)又はキラルクロマトグラフィー分離における保持時間に応じて(+)又は(-)と示され得る。本明細書に記載される特定の化合物は、1つ以上の不斉中心又は軸を含有し、したがってエナンチオマー、ジアステレオマー及び絶対立体化学に関して(R)-若しくは(S)-又は(+)若しくは(-)符号として定義され得る他の立体異性体形態を生じる場合がある。本発明は、ラセミ混合物、光学的に純粋な形態及び中間体混合物を含むそのような全ての可能な異性体を含むものとする。光学的に活性な(R)-及び(S)-異性体は、キラルシントン又はキラル試薬を使用して調製され得るか、又は従来の技術を用いて分割され得る。化合物が二重結合を含有する場合、置換基は、E配置又はZ配置であり得る。化合物が二置換シクロアルキルを含有する場合、シクロアルキル置換基は、cis又はtrans配置を有し得る。本開示で提供される特定の化合物は、融合二環式系、例えば2-置換-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリルとしても知られる2-置換-N-シアノ-7-アザノルボルナンを含む。融合二環式系は、エンド又はエキソ配置で存在し得る。特定の態様では、本開示は、エンド-N-シアノ-7-アザノルボルナン部分を含む化合物を提供する。
式(I)の任意の化合物、又はその任意の実施形態、又は表Aの任意の化合物、又は前述の任意の塩を含む本明細書で提供される任意の化合物に関して、化合物は、単一のエナンチオマー、ジアステレオマー若しくは互変異性体又は1つ以上のエナンチオマーとジアステレオマーと互変異性体との任意の比率での混合物など、任意の立体化学形態で存在し得ることが理解される。
本明細書で使用する場合、用語1つ又は複数の「塩」は、本発明の化合物の酸付加塩又は塩基付加塩を指す。「塩」は、特に、「薬学的に許容される塩」を含む。用語「薬学的に許容される塩」は、本発明の化合物の生物学的有効性及び特性を保持し、通常、生物学的又は他の様式で望ましくないものではない塩を指す。多くの場合、本発明の化合物は、アミノ及び/若しくはカルボキシル基又はそれと同様の基の存在により、酸及び/又は塩基の塩を形成することができる。
薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸及び有機酸と共に形成され得る。
塩が誘導され得る無機酸としては、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などが挙げられる。
塩が誘導され得る有機酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、スルホサリチル酸などが挙げられる。
薬学的に許容される塩基付加塩は、無機塩基及び有機塩基と共に形成され得る。
塩が誘導され得る無機塩基としては、例えば、アンモニウム塩及び周期表のカラムI~XIIの金属が挙げられる。特定の実施形態では、塩は、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銀、亜鉛及び銅から誘導される。特定の他の実施形態では、塩は、アンモニウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩及びマグネシウム塩から選択される。
塩が誘導され得る有機塩基としては、例えば、第一級、第二級及び第三級アミン、天然に存在する置換アミンを含む置換アミン、環状アミン、塩基性イオン交換樹脂などが挙げられる。特定の有機アミンとしては、イソプロピルアミン、ベンザチン、コリネート、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、リジン、メグルミン、ピペラジン及びトロメタミンが挙げられる。
別の態様では、本発明は、酢酸塩、アスコルビン酸塩、アジピン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベシル酸塩、臭化物/臭化水素酸塩、重炭酸塩/炭酸塩、重硫酸塩/硫酸塩、カンファースルホン酸塩、カプリン酸塩、塩化物/塩酸塩、クロロテオフィリン塩、クエン酸塩、エタンジスルホン酸塩、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルクロン酸塩、グルタミン酸塩、グルタル酸塩、グリコール酸塩、馬尿酸塩、ヨウ化水素酸塩/ヨウ化物、イセチオン酸塩、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メシル酸塩、メチル硫酸塩、ムチン酸塩、ナフトエ酸塩、ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オクタデカン酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、リン酸塩/リン酸水素塩/リン酸二水素塩、ポリガラクツロ酸塩、プロピオン酸塩、セバシン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、スルホサリチル酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、トリフェニル酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩又はキシナホ酸塩の塩形態における、本明細書で開示される通りの化合物を提供する。更に別の態様では、本発明は、C~Cアルキルスルホン酸、ベンゼンスルホン酸又はモノ-、ジ-若しくはトリ-C~Cアルキル置換ベンゼンスルホン酸付加塩形態における、本明細書で開示される通りの化合物を提供する。
また、本明細書に示すいかなる式も、その化合物の非標識形態及び同位体標識付き形態を表すことを意図する。同位体標識付き化合物は、1個以上の原子が、選択した原子質量若しくは質量数を有する原子に置き換わっている以外、本明細書に示す式で表される構造を有する。本発明の化合物に組み込むことができる同位体の例としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素及び塩素の同位体、例えばそれぞれH、H、11C、13C、14C、15N、18F、31P、32P、35S、36Cl、124I、125Iが挙げられる。本発明は、本明細書で定義される通りの種々の同位体標識化合物、例えばH、13C及び14Cなどの放射性同位体が存在するものが挙げられる。このような同位体標識化合物は、代謝試験(14Cによる)、反応速度試験(例えば、H又はHによる)、薬物若しくは基質の組織分布アッセイを含むポジトロン放出断層撮影(PET)若しくは単光子放射型コンピューター断層撮影(SPECT)などの検出若しくはイメージング技術又は患者の放射性治療において有用である。特に、18F又は標識化合物は、PET又はSPECT試験のために特に望ましい場合がある。本発明の同位体標識化合物及びその塩は、一般に、容易に入手可能な同位体標識試薬を非同位体標識試薬の代わりに置き換えることにより、以下に記載されるスキーム又は実施例及び調製において開示される手順を行うことによって調製され得る。
更に、より重い同位体、特に重水素(すなわちH又はD)による置換は、より高い代謝安定性、例えばインビボ半減期の増加、又は必要投与量の減少、又は治療指数の改善から得られるある種の治療上の利点をもたらし得る。これに関連して、重水素は、式(I)の化合物の置換基と見なされることが理解される。このようなより重い同位体、具体的には重水素の濃度は、同位体濃縮係数によって定義され得る。本明細書で使用する場合、用語「同位体濃縮係数」は、特定の同位体の同位体存在量と天然存在量との間の比を意味する。本発明の化合物における置換基が重水素を意味する場合、そのような化合物は、それぞれの指定された重水素原子で少なくとも50%の重水素の取り込み、60%の重水素の取り込み、少なくとも75%の重水素の取り込み、少なくとも90%の重水素の取り込み、少なくとも95%の重水素の取り込み、少なくとも99%の重水素の取り込み又は少なくとも99.5%の重水素の取り込みを有する。
本発明の化合物は、本質的に又は設計により、溶媒(水を含む)と溶媒和物を形成し得る。したがって、本発明は、溶媒和と非溶媒和との両方の形態を包含することが意図される。用語「溶媒和物」は、本発明の化合物(その塩を含む)の1つ以上の溶媒分子との分子複合体を指す。そのような溶媒分子は、薬学分野において一般的に使用されるものであり、これらは、レシピエントに無害であることが知られており、例えば水、エタノール、ジメチルスルホキシド、アセトン及び他の一般的な有機溶媒である。用語「水和物」は、本発明の化合物及び水を含む分子複合体を指す。本発明による薬学的に許容される溶媒和物としては、結晶化の溶媒が同位体により置換され得るもの、例えばDO、d-アセトン、d-DMSOが挙げられる。
本発明の化合物の用語「治療有効量」は、対象の生物学的若しくは医学的応答、例えば酵素又はタンパク質活性の低減若又は阻害を誘発するか、或いは症状を寛解させるか、状態を緩和するか、疾患の進行を遅くするか若しくは遅延させるか又は疾患を予防などする、本発明の化合物の量を指す。非限定的な一実施形態では、用語「治療有効量」は、対象に投与されると、(1)(i)USP30活性によって媒介されるか、又は(ii)USP30活性に関連する状態、若しくは障害、若しくは疾患又は生物学的プロセスを少なくとも部分的に緩和、阻害、予防、且つ/又は寛解させるか;或いは(2)USP30の活性を阻害することに有効である、本発明の化合物の量を指す。別の非限定的な実施形態では、用語「治療有効量」は、細胞、又は組織、又は非細胞性生物材料、又は培地に投与されると、USP30活性を少なくとも部分的に阻害するのに有効な本発明の化合物の量を指す。
本明細書で使用する場合、用語「対象」は、動物を指す。典型的には、動物は、哺乳動物である。対象は、例えば、霊長類(例えば、ヒト)、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、マウス、魚、トリなども指す。特定の実施形態では、対象は、霊長類である。更に他の実施形態では、対象は、ヒトである。
本明細書で使用する場合、用語「阻害する」、「阻害」又は「阻害すること」は、所与の状態、症状、若しくは障害、若しくは疾患の低減若しくは抑制又は生物学的活性若しくはプロセスのベースライン活性における有意な減少を指す。
本明細書で使用する場合、任意の疾患又は障害の用語「治療する」、「治療すること」又は「治療」は、一実施形態では、疾患又は障害を寛解させること(すなわち疾患又はその臨床症状の少なくとも1つの発達を遅くするか、又は阻止するか、又は低減すること)を指す。別の実施形態では、「治療する」、「治療すること」又は「治療」は、患者により識別可能でない可能性のあるものを含む少なくとも1つの身体的パラメータを緩和するか又は回復させることを指す。更に別の実施形態では、「治療する」、「治療すること」又は「治療」は、物理的(例えば、識別可能な症状の安定化)、生理学的(例えば、身体的パラメータの安定化)のいずれか又は両方で疾患又は障害を調節することを指す。
本明細書で使用する場合、任意の疾患又は障害の用語「予防する」、「予防すること」又は「予防」は、一実施形態では、疾患又は障害の発症を遅延させるか又はその回避(すなわち疾患又は障害を発症しやすい患者における疾患又は障害の発症を遅くするか又は予防すること)を指す。
本明細書で使用する場合、対象は、そのような対象がそのような治療から生物学的に、医学的に又は生活の質において恩恵を被る場合、治療「を必要とする」。
本明細書で使用する場合、本発明に関連して(とりわけ特許請求の範囲に関連して)使用される用語「1つの(a)」及び「1つの(an)」並びに「その」及び類似の用語は、本明細書に別段の指示がない限り又は文脈と明確に矛盾しない限り、単数及び複数の両方を包含するものと解釈されるべきである。
本発明の化合物の任意の不斉原子(例えば、炭素など)は、ラセミ体に又は鏡像異性的に濃縮されて、例えば(R)-、(S)-又は(R,S)-配置で存在することができる。特定の実施形態では、各不斉原子は、(R)-又は(S)-配置において少なくとも50%の鏡像異性体過剰率、少なくとも60%の鏡像異性体過剰率、少なくとも70%の鏡像異性体過剰率、少なくとも80%の鏡像異性体過剰率、少なくとも90%の鏡像異性体過剰率、少なくとも95%の鏡像異性体過剰率又は少なくとも99%の鏡像異性体過剰率を有する。不飽和結合を有する原子における置換基は、可能な場合、cis-(Z)-又はtrans-(E)-形態で存在し得る。
したがって、本明細書で使用する場合、本発明の化合物は、例えば、実質的に純粋な幾何(シス又はトランス)異性体、ジアステレオマー、光学異性体(対掌体)、ラセミ体又はその混合物として、可能な異性体、回転異性体、アトロプ異性体、互変異性体又はその混合物の1つの形態であり得る。
異性体の得られる任意の混合物を、例えばクロマトグラフィー及び/又は分別結晶法により、構成成分の物理化学的な差に基づいて、純粋な又は実質的に純粋な幾何又は光学異性体、ジアステレオマー、ラセミ体に分離することができる。
最終生成物又は中間体の得られる任意のラセミ体を、既知の方法により、例えば光学的に活性な酸又は塩基により得たそれらのジアステレオマー塩を分離し、光学的に活性な酸性又は塩基性化合物を遊離させることにより、光学的対掌体に分割することができる。特に、このように塩基性部分を用いて、光学的に活性な酸、例えば酒石酸、ジベンゾイル酒石酸、ジアセチル酒石酸、ジ-O,O’-p-トルオイル酒石酸、マンデル酸、リンゴ酸又はカンファー-10-スルホン酸により形成された塩の例えば分別結晶により、本発明の化合物をそれらの光学的対掌体に分割することができる。ラセミ体生成物を、キラルクロマトグラフィー、例えばキラル吸着剤を使用する高速液体クロマトグラフィー(HPLC)又は超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)により分割することもできる。
本発明に従って入手可能な異性体の混合物は、当業者に知られる方法で個々の異性体に分離することができ;ジアステレオ異性体は、例えば、多相溶媒混合物間の分配、再結晶及び/又は例えばシリカゲルでのクロマトグラフィー分離若しくは例えば逆相カラムでの中圧液体クロマトグラフィーによって分離することができ、ラセミ体は、例えば、光学的に純粋な塩形成試薬を用いて塩を形成し、このようにして入手可能なジアステレオ異性体混合物を、例えば分別結晶の手段又は光学的に活性なカラム材料でのクロマトグラフィーによって分離することによって分離することができる。
本文の範囲内では、文脈によって別段指定されない限り、本発明の化合物の特に所望される最終生成物の構成要素ではない容易に除去可能な基のみを「保護基」と称する。こうした保護基による官能基の保護、保護基自体及びこれらの切断反応は、例えば、J.F.W.McOmie,“Protective Groups in Organic Chemistry”,Plenum Press,London and New York 1973、T.W.Greene and P.G.M.Wuts,“Protective Groups in Organic Synthesis”,Third edition,Wiley,New York 1999、“The Peptides”;Volume 3(editors:E.Gross and J.Meienhofer),Academic Press,London and New York 1981、“Methoden der organischen Chemie”(Methods of Organic Chemistry),Houben Weyl,4th edition,Volume 15/I,Georg Thieme Verlag,Stuttgart 1974、H.-D.Jakubke and H.Jeschkeit,“Aminosauren,Peptide,Proteine”(Amino acids,Peptides,Proteins),Verlag Chemie,Weinheim,Deerfield Beach,and Basel 1982及びJochen Lehmann,“Chemie der Kohlenhydrate:Monosaccharide and Derivate”(Chemistry of Carbohydrates:Monosaccharides and Derivatives),Georg Thieme Verlag,Stuttgart 1974などの標準的な参考文献で説明されている。保護基の特徴は、例えば、加溶媒分解、還元、光分解又は生理学的条件下での代替方法(例えば、酵素的切断によって)によって容易に除去することができる(すなわち望ましくない二次反応が発生しない)ことである。
中間体及び最終生成物は、標準的な方法に従い、例えばクロマトグラフィー法、分配法及び(再)結晶化などを使用して、後処理及び/又は精製することができる。
本明細書に記載される全ての方法は、本明細書に別段の指示がない限り又は文脈と明確に矛盾しない限り、任意の適切な順序で実施することができる。本明細書に提供されるあらゆる例又は例示的な語(例えば、「など」)の使用は、単に本発明を更に明らかにすることが意図され、別段の主張がない限り、本発明の範囲に限定を課すものではない。
本明細書で開示されるいずれのプロセス工程も、具体的に挙げられたものを含む当業者に知られる反応条件下、例えば使用される試薬に対して不活性であり、且つこれらを溶解する溶媒若しくは希釈剤を含む溶媒若しくは希釈剤の非存在下若しくは慣例的には存在下、触媒、縮合剤若しくは中和剤、例えばH形態の陽イオン交換体などの例えばイオン交換体の非存在下若しくは存在下において、反応及び/若しくは反応物の性質に依存して低温、通常温度若しくは高温、例えば約-80℃~約250℃、例えば-80℃~-60℃、室温、-20℃~40℃若しくは還流温度を含む約-100℃~約250℃の温度範囲で大気圧下若しくは密閉容器中、必要に応じて加圧下並びに/又は不活性雰囲気中、例えばアルゴン若しくは窒素雰囲気下で行うことができる。
任意の特定の反応に好適な溶媒が選択され得る溶媒としては、プロセスの説明において別段の指示がない限り、具体的に言及されるもの又は例えば水、エステル類、例えば低級アルキル-低級アルカノエート、例えば酢酸エチル、エーテル類、例えば脂肪族エーテル類、例えばジエチルエーテル又は環状エーテル、例えばテトラヒドロフラン若しくはジオキサン、液体芳香族炭化水素、例えばベンゼン又はトルエン、アルコール類、例えばメタノール、エタノール又は1-若しくは2-プロパノール、ニトリル類、例えばアセトニトリル、ハロゲン化炭化水素、例えば塩化メチレン又はクロロホルム、酸アミド、例えばジメチルホルムアミド又はジメチルアセトアミド、塩基、例えば複素環式窒素塩基、例えばピリジン又はN-メチルピロリジン-2-オン、カルボン酸無水物、例えば低級アルカン酸無水物、例えば無水酢酸、環状、直鎖状又は分岐状炭化水素、例えばシクロヘキサン、ヘキサン若しくはイソペンタン、メチルシクロヘキサン又はそれらの溶媒の混合物、例えば水溶液が挙げられる。このような溶媒混合物は、後処理において、例えばクロマトグラフィー又は分配によっても用いられ得る。
別の態様では、本発明は、本発明の化合物又はその薬学的に許容される塩及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を提供する。更なる実施形態では、組成物は、本明細書に記載されるものなどの少なくとも2つの薬学的に許容される担体を含む。本発明のために、別段の指定がない限り、溶媒和物及び水和物は、通常、検討された組成物である。好ましくは、薬学的に許容される担体は、無菌である。医薬組成物は、経口投与、非経口投与及び直腸投与などの特定の投与経路のために製剤化され得る。加えて、本発明の医薬組成物は、固体形態(カプセル剤、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤又は坐剤を含むが、これらに限定されない)又は液体形態(液剤、懸濁剤又は乳剤を含むが、これらに限定されない)において調合され得る。医薬組成物は、滅菌法などの従来の製薬操作に付すことができ、且つ/又は従来の不活性希釈剤、滑沢剤又は緩衝剤並びに保存剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤及び緩衝液などのアジュバントを含有することができる。
本明細書で使用する場合、用語「薬学的に許容される担体」は、当業者に既知であるように、全ての溶媒、分散媒、コーティング剤、界面活性剤、抗酸化剤、保存剤(例えば、抗細菌剤、抗真菌剤)、等張化剤、吸収遅延剤、塩類、保存剤、薬物、薬物安定化剤、結合剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤、香味剤、色素など、及びこれらの組合せを含む(例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,18th Ed.Mack Printing Company,1990,pp.1289-1329を参照されたい)。任意の従来の担体が活性成分に適合しない場合を除いて、治療用組成物又は医薬組成物における使用が考慮される。
通常、医薬組成物は、a)希釈剤、例えばラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、セルロース及び/又はグリシン;b)滑沢剤、例えばシリカ、タルク、ステアリン酸、そのマグネシウム塩若しくはカルシウム塩及び/又はポリエチレングリコール;錠剤の場合には更にc)結合剤、例えばケイ酸マグネシウムアルミニウム、デンプンペースト、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び/又はポリビニルピロリドン;必要に応じて、d)崩壊剤、例えばデンプン、寒天、アルギン酸若しくはそのナトリウム塩又は発泡性混合物;並びにe)吸収剤、着色剤、香味剤及び甘味剤の1つ以上と共に活性成分を含む錠剤又はゼラチンカプセル剤である。錠剤は、当技術分野で知られる方法に従い、フィルムコート又は腸溶コートのいずれかがなされ得る。経口投与に好適な組成物は、有効量の本発明の化合物を、錠剤、ロゼンジ剤、水性又は油性懸濁剤、分散可能な散剤又は顆粒剤、乳剤、硬若しくは軟カプセル剤又はシロップ剤若しくはエリキシル剤の形態で含む。経口使用を意図した組成物は、医薬組成物を製造するために当技術分野で知られる任意の方法に従って調製され、また、そのような組成物は、薬学的に簡潔で口当たりのよい調製物を提供するために、甘味剤、香味剤、着色剤及び保存剤からなる群から選択される1種以上の薬剤を含有することができる。錠剤は、活性成分を、錠剤の製造に好適な無毒の薬学的に許容される賦形剤と混合して含有し得る。これらの賦形剤は、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム又はリン酸ナトリウムなどの不活性な希釈剤;顆粒剤及び崩壊剤、例えばトウモロコシデンプン又はアルギン酸;結合剤、例えばデンプン、ゼラチン又はアカシア;並びに滑沢剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクである。錠剤は、コーティングされていないか、又は胃腸管における崩壊及び吸収を遅延させ、それによってより長期間にわたる持続作用をもたらすように、既知の技術によってコーティングされる。例えば、モノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルなどの時間遅延物質を使用することができる。経口使用のための製剤は、活性成分が不活性な固体希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム若しくはカオリンと混合されている硬ゼラチンカプセル剤として、又は活性成分が水若しくは油性媒体、例えばピーナッツ油、流動パラフィン若しくはオリーブ油と混合されている軟ゼラチンカプセル剤としても提供され得る。特定の注射可能な組成物は、水性等張溶液又は懸濁液であり、また、坐剤は、脂肪性エマルション又は懸濁液から有利に調製される。前記組成物は、滅菌処理され得、且つ/又は保存剤、安定剤、湿潤剤又は乳化剤、溶解促進剤、浸透圧を調節するための塩及び/又は緩衝液などのアジュバントを含有し得る。加えて、それらは、他の治療上価値のある物質も含有し得る。前記組成物は、それぞれ従来の混合法、造粒法又はコーティング法に従って調製され、約0.1~75%又は約1~50%の活性成分を含有する。経皮適用に好適な組成物は、好適な担体と共に有効量の本発明の化合物を含む。経皮送達に好適な担体としては、宿主の皮膚の通過を促進する、薬理学的に許容される吸収可能な溶媒が挙げられる。例えば、経皮デバイスは、裏打ち部材、任意選択的に担体と共に化合物を含有するリザーバー、制御された所定の速度で長時間かけて宿主の皮膚の化合物を送達するための任意選択による速度制御バリア及び皮膚にデバイスを固定するための手段を含む帯具の形態である。例えば、皮膚及び眼への局所適用に好適な組成物としては、水溶液、懸濁液、軟膏、クリーム、ゲル又は例えばエアゾールなどによって送達するための噴霧可能な製剤が挙げられる。このような局所送達系は、特に、皮膚適用、例えば皮膚癌の治療、例えば日焼け止めクリーム、ローション、スプレーなどにおける予防的使用に適するであろう。したがって、それらは、特に、当技術分野でよく知られる化粧用製剤を含む局所使用に好適である。こうしたものは、可溶化剤、安定剤、張性増強剤、緩衝液及び保存剤を含有し得る。本明細書で使用する場合、局所適用は、吸入又は鼻腔内適用にも関係し得る。それらは、好都合には、乾燥粉末吸入器から乾燥粉末(単独、混合物、例えばラクトースとの乾燥ブレンド若しくは例えばリン脂質との混合成分粒子のいずれかとして)の形態において、又は好適な噴射剤を使用するか若しくは使用せずに加圧容器、ポンプ、スプレー、噴霧器又はネブライザーからエアゾールスプレー提供物の形態において送達され得る。
本発明は、水が特定の化合物の分解を促進する可能性があるため、活性成分として本発明の化合物を含む無水の医薬組成物及び剤形を更に提供する。
本発明の無水の医薬組成物及び剤形は、無水成分又は低水分含有成分及び低水分条件又は低湿度条件を用いて調製され得る。無水の医薬組成物が調製され、その無水の性質が維持されるように保存され得る。したがって、無水組成物は、水への暴露を予防することが知られる物質を使用して、組成物が好適な処方集のキットに含まれ得るようにパッケージ化される。好適な包装の例としては、密封金属箔、プラスチック、単位用量容器(例えば、バイアル)、ブリスターパック及びストリップパックが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明は、活性成分としての本発明の化合物が分解することになる速度を低下させる、1種以上の薬剤を含む医薬組成物及び剤形を更に提供する。このような薬剤としては、本明細書では「安定剤」と称される、以下に限定されないが、アスコルビン酸、pH緩衝液又は塩緩衝液などの酸化防止剤が挙げられる。
予防的及び治療的使用
遊離形態又は薬学的に許容される塩形態の本明細書で開示される化合物は、有用な薬理学的特性、例えばUSP30タンパク質調節特性及びより具体的には例えば次の節で提供されるインビトロ及びインビボ試験で示され、したがって療法に関して示されるUSP30タンパク質活性の阻害を呈する。
本発明は、有効量の本明細書で開示される化合物を、それを必要とする対象に投与することにより、USP30タンパク質活性と関連する疾患又は障害を治療する方法を提供する。特定の態様では、ミトコンドリア調節不全に関連する疾患又は障害は、本発明の化合物を投与することによる療法に適している。特定の態様では、本発明の化合物を投与することによる療法に適している疾患又は障害としては、神経変性疾患、癌、糖尿病、代謝障害、心血管疾患、精神疾患及び変形性関節症が挙げられるが、これらに限定されない。特定の態様では、患者は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3‐ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下を患っている。特定の実施形態では、本発明の化合物を投与することによる療法に適している疾患又は障害としては、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病が挙げられる。特定の態様では、本発明の化合物を患者に投与することにより、パーキンソン病を治療する方法が提供される。
特定の実施形態では、本発明は、有効量の、本明細書で開示される化合物を、それを必要とする対象に投与することにより、神経変性疾患を治療又は予防する方法を提供する。特定の実施形態では、現在、無症状であるが、神経変性疾患を発症するリスクを有する患者は、本発明の化合物による投与に適している。神経変性疾患を治療又は予防する方法としては、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病を治療又は予防する方法が挙げられるが、これらに限定されない。特定の態様では、提供される神経変性疾患を治療又は予防する方法としては、パーキンソン病を治療する方法が挙げられる。
本発明の医薬組成物又は組合せは、約50~70kgの対象に関して約1~1000mgの活性成分又は約1~500mg、若しくは約1~250mg、若しくは約1~150mg、若しくは0.5mg~100mg、若しくは約1~50mgの活性成分の単位用量であり得る。化合物、医薬組成物又はその組合せの治療有効投与量は、対象の種、体重、年齢及び個々の状態、治療される障害若しくは疾患又はそれらの重症度に依存する。通常の技能を有する医師、臨床医又は獣医は、障害又は疾患の進行を予防するか、治療するか又は阻害するのに必要なそれぞれの活性成分の有効量を容易に決定することができる。
上記に引用された投与量特性は、有利には哺乳動物、例えばマウス、ラット、イヌ、サル又はそれらの単離された臓器、組織及び調製物を使用して、インビトロ及びインビボ試験によって実証可能である。本発明の化合物は、インビトロにおいて溶液、例えば水溶液の形態により、インビボにおいて経腸的、非経口的、有利には静脈内に、例えば懸濁剤として又は水溶液により適用され得る。インビトロにおける投与量は、約10-3モル~10-9モル濃度の範囲であり得る。インビボにおける治療有効量は、投与経路に応じて、約0.1~500mg/kg又は約1~100mg/kgの範囲であり得る。
本発明による化合物の活性は、下の実施例において記載されるものなどのインビトロ及びインビボの方法によって評価され得る。
本発明の化合物は、1つ以上の他の治療剤と同時に又はその前若しくは後のいずれかで投与され得る。本発明の化合物は、別々に、同じ若しくは異なる投与経路によって又は他の薬剤と同じ医薬組成物中において合わせて投与され得る。
一実施形態では、本発明は、療法における同時の、別々の又は連続的な使用のための組合せ製剤としての本明細書で開示される化合物及び少なくとも1つの他の治療剤を含む製品を提供する。一実施形態では、療法は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態の治療である。好ましい態様では、療法は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病が挙げられるが、これらに限定されない神経変性疾患の治療である。
組合せ製剤として提供される製品としては、同じ医薬組成物中で合わせた、本明細書で開示される化合物及び他の治療剤又は別々の形態、例えばキット形態の本明細書で開示される化合物及び他の治療剤を含む組成物が挙げられる。
一実施形態では、本発明は、本明細書で開示される化合物及び別の治療剤を含む医薬組成物を提供する。任意選択的に、医薬組成物は、上記の通りの薬学的に許容される担体を含み得る。
一実施形態では、本発明は、2つ以上の別々の医薬組成物を含み、その少なくとも1つが、本明細書で開示される化合物を含有する、キットを提供する。一実施形態では、キットは、容器、分割されたボトル又は分割された金属箔の袋など、前記組成物を別々に保持するための手段を含む。そのようなキットの例は、錠剤、カプセル剤などの包装に通常用いられるようなブリスターパックである。
本発明のキットは、異なる剤形、例えば経口及び非経口で投与するために、別々の組成物を異なる投与間隔で投与するために、又は互いに対して別々の組成物を漸増するために使用され得る。服薬遵守を促進するために、本発明のキットは、通常、投与のための指示書を含む。
本発明の併用療法において、本発明の化合物及び他の治療剤は、同じ又は異なる製造業者によって製造及び/又は製剤化され得る。更に、本発明の化合物及び他の治療剤は、(i)組合せ製品の医師への引き渡し前に(例えば、本発明の化合物及び他の治療剤を含むキットの場合);(ii)投与直前に医師自身によって(又は医師の指導の下に);(iii)患者自身において、例えば本発明の化合物及び他の治療剤の連続投与中に併用療法に合わせて取り入れられ得る。
したがって、本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療するための、本明細書で開示される化合物の使用を提供し、薬剤は、別の治療剤と共に投与するために調製される。本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療するための別の治療剤の使用も提供し、薬剤は、本明細書で開示される化合物と共に投与される。別の態様では、本発明は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される神経変性疾患又は障害を治療するための、本明細書で開示される化合物の使用を提供し、薬剤は、別の治療剤と共に投与するために調製される。本発明は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される疾患又は障害を治療するための別の治療剤の使用も提供し、薬剤は、本明細書で開示される化合物と共に投与される。
本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療する方法において使用するための本明細書で開示される化合物も提供し、化合物は、別の治療剤と共に投与するために調製される。本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療する方法において使用するための別の治療剤も提供し、他の治療剤は、本明細書で開示される化合物と共に投与するために調製される。本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療する方法において使用するための本明細書で開示される化合物も提供し、化合物は、別の治療剤と共に投与される。本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療する方法において使用するための別の治療剤も提供し、他の治療剤は、本明細書で開示される化合物と共に投与される。
本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療するための本明細書で開示される化合物の使用も提供し、患者は、予め(例えば、24時間以内に)別の治療剤で治療されている。本発明は、USP30タンパク質活性によって媒介される疾患又は状態を治療するための別の治療剤の使用も提供し、患者は、予め(例えば、24時間以内に)本明細書で開示される化合物で治療されている。
医薬組成物は、単独で又はUSP30媒介疾患の治療において若しくはより具体的にはミトコンドリア機能不全及び/若しくは神経変性疾患に関連する疾患の治療において有益な効果を有すると知られている他の分子との組み合わせで投与され得る。特定の態様では、提供される医薬組成物は、単独で又はCNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病若しくは症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3-ヒドロキシアシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下から選択される疾患若しくは障害の治療に有益な効果を有すると知られている他の分子との組み合わせで投与され得る。特定の態様では、医薬組成物は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される神経変性疾患の治療に有益な効果を有する。併用療法レジメンは、相加的である場合があるか、又はそれは、相乗的な結果(例えば、2つの薬剤の組み合わせ使用に対する予想を超えたミトコンドリア機能の改善)をもたらす場合がある。いくつかの実施形態では、本発明は、USP30媒介疾患又はより具体的にはパーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病を、本発明の化合物及び第2の治療剤を用いて予防及び/又は治療するための併用療法を提供する。いくつかの態様では、第2の治療剤は、ドーパミン作動薬(レボドパなど)、ドーパミン受容体作動薬(プラミペキソールなど)、Mao-B阻害剤(ラサギリンなど)、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)阻害剤(エンタカポンなど)、グルコシルセラミドシンターゼ阻害剤(Genzyme-GZ/SAR402671など)及びグルコシルセレブロシダーゼシャペロン(Lysosomal Therapeutics-LTI291など)から選択される。
一実施形態では、本発明は、対象においてUSP30の活性を阻害する方法を提供し、方法は、治療有効量の、式(I)の定義による化合物を対象に投与することを含む。本発明は、本明細書で開示される化合物を投与することにより、対象においてUSP30タンパク質の活性を阻害する方法を更に提供し、方法は、治療有効量の、本明細書で開示される化合物を対象に投与することを含む。
一実施形態では、本発明は、薬剤としての使用のための、本明細書で開示される化合物を提供する。
一実施形態では、本発明は、USP30の活性を特徴とする対象における障害又は疾患の治療のための、本明細書で開示される化合物の使用を提供する。具体的には、本発明は、USP30の活性によって媒介される障害又は疾患、例えばパーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病などのミトコンドリア機能不全によって媒介される障害又は疾患の治療のための、本明細書で開示される化合物の使用を提供する。特定の好ましい態様では、本発明は、パーキンソン病の治療のための、本明細書で開示される化合物の使用を提供する。
一実施形態では、本発明は、USP30の活性を特徴とする対象における障害又は疾患の治療のための薬剤の製造における、本明細書で開示される化合物の使用を提供する。より具体的には、USP30の活性を特徴とする対象における疾患又は障害、例えばパーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病などのミトコンドリア機能不全によって媒介される障害又は疾患の治療のための薬剤の製造におけるものである。特定の好ましい態様では、本発明は、パーキンソン病の治療のための薬剤の製造における、本明細書で開示される化合物の使用を提供する。
一実施形態では、本発明は、USP30の活性を特徴とする対象における障害又は疾患の治療のための、本明細書で開示される化合物の使用を提供する。より具体的には、本発明は、USP30の活性を特徴とする疾患又は障害、例えばパーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病などのミトコンドリア機能不全によって媒介される障害又は疾患の治療における、本明細書で提供される化合物の使用を提供する。特定の実施形態では、本明細書で提供される化合物の使用は、パーキンソン病の治療を目的とする。
特定の実施形態では、本発明は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3-ヒドロキシアシル‐CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下を治療又は予防するための本発明の化合物の使用を提供する。特定の実施形態では、現在、無症状であるが、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病などのミトコンドリア機能不全によって媒介される障害又は疾患を発症するリスクを有する患者は、本発明の化合物の投与に適している。パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン及びPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病などのミトコンドリア機能不全によって媒介される障害又は疾患の治療又は予防における使用としては、ミトコンドリア機能不全によって媒介される障害又は疾患の1つ以上の症状又は態様の治療又は予防における使用が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明は、本プロセスの任意の変形形態を更に含み、ここで、その任意の段階で入手可能な中間体生成物が出発物質として使用されて残りの工程が実施されるか、出発物質が反応条件下においてインサイチュで形成されるか、又は反応の構成要素がそれらの塩若しくは光学的に純粋な物質の形態で使用される。
以下の実施例は、本発明を説明することが意図され、それに対して限定するものと解釈されるべきではない。温度は、摂氏温度(℃)で示される。特に示さない限り、全ての蒸発は、減圧下において、通常、約15mmHg~100mmHg(=20~133mbar)で実施される。最終生成物、中間体及び出発物質の構造は、標準的分析法、例えば微量分析又は分光的特性、例えばMS、IR又はNMRにより確認される。使用される略語は、当技術分野で慣例的なものである。
本発明は、プロセスの任意の段階で中間体として入手可能な化合物が出発物質として使用されて残りのプロセス工程が実施されるか、又は出発物質が反応条件下で形成されるか、若しくは誘導体の形態、例えば保護形態若しくは塩形態で使用されるか、又は本発明によるプロセスによって入手可能な化合物がプロセス条件下で生成されてインサイチュで更に加工される、プロセスの形態にも関する。
本発明の化合物を合成するために利用される全ての出発物質、構成要素、試薬、酸、塩基、脱水剤、溶媒及び触媒は、市販されているか、又は当業者に知られる有機合成法によって生成され得る。
別段の断りがない限り、全ての物質は、市販業者から入手し、更に精製することなく使用した。別段の指示がない限り、全ての部は、重量基準であり、温度は、摂氏温度単位である。全てのマイクロ波補助反応は、BiotageからのSmith Synthesizerを用いて実施した。質量スペクトルデータは、エレクトロスプレーイオン化技術により測定した。特に明記しない限り、反応は、室温で実行した。
市販の材料は、Millipore-Sigma、HDH Pharma、Pharmablock、Alfa Aesar、Enovation Chemicals、Combi-Blocks及び他の記載される供給者から購入した。
本願に記載される化合物の化合物名、すなわちIUPAC名は、ChemDraw化合物命名ソフトウェアを用いて生成した。
次の略語を使用する。
ACN - アセトニトリル
CDI - 1,1’-カルボニルジイミダゾール
DCM - ジクロロメタン
DMSO - ジメチルスルホキシド
DMF - N,N-ジメチルホルムアミド
THF - テトラヒドロフラン
EtO - ジエチルエーテル
EtOAc - 酢酸エチル
EtOH - エチルアルコール
HATU - 1-[Bis(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシドヘキサフルオロホスフェート,N-[(ジメチルアミノ)-1H-1,2,3-トリアゾロ-[4,5-b]ピリジン-1-イルメチレン]-N-メチルメタンアミニウムヘキサフルオロホスフェートN-オキシド
ヒューニッヒ塩基又はDIEA - N,N-ジイソプロピルエチルアミン
LiOH - 水酸化リチウム
Ms - メシラート
MeCN - アセトニトリル
MeOH - メチルアルコール
NaOH - 水酸化ナトリウム
ppt - 沈殿物
Rbf - 丸底フラスコ
rt - 室温
RuPhos Pd G1 - クロロ-(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジイソプロポキシ-1,1’-ビフェニル)[2-(2-アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)-メチル-t-ブチルエーテル付加物
SFC - 超臨界流体クロマトグラフィー
sm - 出発物質
T3P - プロピルホスホン酸無水物溶液
TFA - トリフルオロ酢酸
tmp - 2,2,6,6 - テトラメチルピペリジン
h - 時間
min - 分
rt - 室温(22~25℃)
mL - ミリリットル
μL - マイクロリットル
g - グラム
μg - マイクログラム
mg - ミリグラム
μmoL - マイクロモル
μW - マイクロ波(加熱)
一般的調製方法
本明細書に記載される化合物は、一般法1~3のみならず、他の方法に示される反応順序を介して、当業者に既知の技術を用いて調製される。更に、特定の酸、塩基、試薬、カップリング剤、溶媒などが言及される下記のスキームでは、他の好適な酸、塩基、試薬、カップリング剤、溶媒などが用いられ得、これらは、本発明の範囲に含まれることが理解されるであろう。
化合物は、一般法1を用いて調製され得、ここで、トリエチルアミン及びピリジンなどのアミン塩基の存在下において、アミノ-シアナミド誘導体がカルボン酸及びT3Pなどのカップリング試薬で処理された。代わりに、化合物は、一般法2で示されるように、アミノ-シアナミドをトリエチルアミンなどの塩基及び酸塩化物で処理することによって調製され得る。
Figure 0007434285000021
一般法3は、一般法1に記載されるカップリング条件下で保護されたジアミン誘導体を用いる代替的調製法を示す。炭酸カリウムなどの無機塩基の存在下において、得られたアミドを脱保護し、続いて臭化シアンによりシアン化することにより、シアナミドが提供される。
Figure 0007434285000022
類似のアミドは、ピリジンの存在下において、保護されたアミノ酸誘導体をアミン及びT3Pなどのカップリング試薬で処理することにより、一般法4に示される方法を介して調製され得る。得られた被保護誘導体は、続いて、一般法3の通りに脱保護し、臭化シアン及び塩基で処理することができる。
Figure 0007434285000023
別の一般法では、一般法5に示されるように、DMFなどの極性非プロトン性溶媒中、炭酸セシウムなどの塩基の存在下でブロモ-アセトアミド中間体Bをヘテロ原子置換部分(R-AH)と反応させ得る。
Figure 0007434285000024
化合物は、一般法6を介しても合成され得、ここで、マイクロ波反応器中の高温下において、アリール又はヘテロアリールアミンを含有するシアナミドは、極性溶媒中において、RuPhosなどの支持リガンド及び炭酸セシウムなどの塩基と複合した、ヘテロアリール-ハロゲン化物及びパラジウムなどの遷移金属触媒とのC-Nカップリング反応に関与する。
Figure 0007434285000025
合成中間体
中間体A:(1R,2R,4S)-2-アミノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル塩酸塩
Figure 0007434285000026
工程1:赤色キャップバイアルにジクロロメタン(5.63ml)中tert-ブチルラセミ-(1S,2S,4R)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプト-2-イルカルバメートヒドロクロリド(0.7g、2.81mmol、CAS#2098589-06-9)及び4-メトキシベンズアルデヒド(0.621ml、5.07mmol)を添加し、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.074g、5.07mmol)を添加した。これをrtで3.5時間攪拌した。更に1.5時間後、LCMSは、部分的変換を示した。続いて、別の0.2gのトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムを添加し、反応混合物をrtで18時間攪拌した。LC/MSは、所望の生成物への>90%の変換を示した。続いて、水及び10mLの1N NaOHを添加し、反応をDCMで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥させた。溶液を濾過し、減圧下で濃縮して、淡黄色油として粗材料を得た。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、25gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中EtOH中10%~40%EtOAc(3/1、添加剤として0.5%のEtNを含む)の勾配で溶出して精製し、透明油としてtert-ブチルラセミ-(1S,2S,4R)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバメート(0.8g、2.406mmol、収率86%)を得た。m/z:333.3[M+1]。試料を、Chiralpak AD-H 2×25cm、5ミクロンカラム、80mL/分の流量を用いた15%メタノール及び0.2%ジエチルアミンの移動相を用いたSFCによって精製して、ピーク1(eeが>99%)及びピーク2(eeが>97%)を生成した。SFCにより測定されたピーク同定:Chiralpak AD-H、15%メタノール及び0.2%ジエチルアミン。ピーク1中間体の絶対立体化学をX線結晶構造解析によって確立し、ピーク1由来材料が(1R,2R,4S)立体化学を有することが判明した。
Figure 0007434285000027
工程2:25mLの丸底フラスコに1,4-ジオキサン(1.477mL)中のピーク1由来tert-ブチル((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバメート(0.108g、0.325mmol)及びKCO(0.103g、0.747mmol)を添加し、続いてアセトニトリル中5.0mの臭化シアン溶液(0.130ml、0.650mmol)を添加した。反応混合物をrtで終夜攪拌してから、NaHCOの飽和水溶液でクエンチした。反応混合物をCHCl及び水に希釈し、層を分離した。水相をCHClで抽出した。有機抽出物を合わせ、NaSO上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。この生成物を次の工程でそのまま使用した。m/z:260.2[M+23]
Figure 0007434285000028
工程3:50mLの丸底フラスコに0℃で1,4-ジオキサン(4.36ml)中の粗製tert-ブチル((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバメート(0.414g、1.745mmol)及びジオキサン中4.0mの塩化水素溶液(6.54ml、26.2mmol)を添加した。これをrtに昇温させて1時間攪拌した。LC/MSは、不完全な変換を示した。続いて、更に2mLのジオキサンの4.0M HClを添加し、反応を更に25分間攪拌した。沈殿物を濾過によって回収し、白色固体として、ピーク1由来(1S,2S,4R)-2-アミノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル塩酸塩(0.4g、2.304mmol、収率132%)を得た。m/z:138.2[M+1] H NMR(500MHz,DMSO-d)δ 8.48(br s,3H),4.25-4.28(m,1H),4.20(t,J=4.74Hz,1H),3.57-3.64(m,1H),2.14-2.21(m,1H),1.96(br d,J=11.16Hz,1H),1.78-1.88(m,2H),1.72-1.78(m,1H),1.41(br d,J=13.49Hz,1H)
上記の工程2及び3の同一の手順を用いてラセミエンド-tert-ブチル(7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバメート(CAS 2098589-06-9)由来のラセミ材料を得て、ラセミ中間体Aを提供した。
中間体B:2-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド
Figure 0007434285000029
中間体A(1g、2.99mmol;52重量%)をジクロロメタン(14.97ml)に溶解した。水(14.97ml)及びKCO(0.828g、5.99mmol)を添加し、激しく攪拌しながら2-ブロモアセチルブロミド(0.339ml、3.89mmol)を添加した。45分後に完全な変換が観察され、aq.を分離し、DCMで2回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮して、粘性油として2-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド(0.9g、3.49mmol、収率116%)を提供し、これをそのまま使用した。m/z:258.0,261.0[M+1]
中間体C:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド塩酸塩
Figure 0007434285000030
工程1:
ガラス反応バイアルに0℃でジクロロメタン(17.5ml)中の1-(tert-ブトキシカルボニル)-5-インドリンカルボン酸(2.3g、8.74mmol)及び塩化オキサリル(1.0ml、11.36mmol)を添加し、続いて3滴のDMFを添加した。これをrtで0.5時間攪拌した。LCMSは、MeOHでクエンチされることによる所望の生成物の形成を証明した。これを濃縮し、高真空で乾燥させて、茶色固体としてtert-ブチル5-(クロロカルボニル)インドリン-1-カルボキシレート(2.46g、8.74mmol、収率100%)を得た。これを次の工程にそのまま使用した。
工程2:
ガラスバイアルに0℃でDCM(9.5mL)中の中間体A(0.641g、3.69mmol)及びtert-ブチル5-(クロロカルボニル)インドリン-1-カルボキシレート(0.8g、2.84mmol)を添加し、続いてトリエチルアミン(1.4ml、9.94mmol)を添加した。反応をrtで0.5時間攪拌すると、LC/MSは、所望の生成物の形成を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機物を濃縮し、粗材料をシリカゲルのプラグに吸着させ、Biotageの25gのredi-sep ultraを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~70%EtOAcの勾配で溶出して精製し、白色固体としてtert-ブチル5-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)インドリン-1-カルボキシレート(0.55g、1.438mmol、収率50.6%)を提供した。m/z:383.2[M+1]
工程3:
丸底フラスコにジオキサン(5ml)中のtert-ブチル5-(クロロカルボニル)インドリン-1-カルボキシレート(0.8g、2.84mmol)及びジオキサン中4.0mの塩化水素溶液(10.7ml、42.6mmol)を徐々に添加した。反応混合物をrtで3時間攪拌した。LCMSは、全てのsmが消費されたことを示し、白色pptを濾過によって回収して、白色固体としてN-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド塩酸塩(0.59g、1.851mmol、収率65.2%)を得た。m/z:283.2[M+1]
下記の表中の中間体は、同一の手順で製造された。
Figure 0007434285000031
中間体D:1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボン酸
Figure 0007434285000032
工程1:
ガラスマイクロ波反応槽にテトラヒドロフラン(1.7ml)中のメチルインドリン-5-カルボキシレート(0.06g、0.339mmol)、2-クロロ-4-メチルピリミジン(0.054g、0.423mmol)、ラセミ-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル(0.032g、0.051mmol)、酢酸パラジウム(ii)(7.60mg、0.034mmol)及び炭酸セシウム(0.221g、0.677mmol)を投入した。反応混合物をNでパージし、110℃のマイクロ波反応器中で10分間加熱した。LCMSは、所望の生成物を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を飽和NaClで洗浄し、MgSO上で乾燥させた。溶液を濾過し、減圧下で濃縮して粗生成物を得、これを次の工程にそのまま使用した。m/z:270.2[M+1]
工程2:
工程1からの粗生成物を含有するガラス反応バイアルにMeOH/THF(0.5ml/0.5ml、1:1)中のLiOH(1M)(1.35ml、1.35mmol)を添加し、50℃で2時間加熱した。これを濃縮し、pH約2まで2N HCl(aq.)で酸性化した。白色pptを濾過によって回収して、白色固体として1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボン酸(0.08g、0.313mmol、収率93%)を得、これを高真空で乾燥させ、次の工程でそのまま使用した。m/z:256.2[M+1]
中間体E:1-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボン酸
Figure 0007434285000033
工程1:
ガラス反応バイアルにジオキサン(2.3mL)中の2-クロロ-4-メチルピリミジン(0.095g、0.738mmol)、メチルインダゾール-5-カルボキシレート(0.1g、0.568mmol)、クロロ(2-ジ-t-ブチルホスフィノ-2’,4’,6’-トリ-i-プロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2-アミノエチル)フェニル]Pd(ii)(0.058g、0.085mmol)及びカリウムtert-ブトキシド(0.159g、1.42mmol)を投入した。反応混合物をN2ガスでパージし、90℃の加熱ブロック内で加熱した。20分後、LCMSは、主生成物としての所望の生成物へのほぼ完全な変換を示した。橙黄色の反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を減圧下で濃縮して橙黄色固体として粗材料を得、これを次の工程でそのまま使用した。m/z:269.2[M+1]
工程2:
工程1からの粗生成物を含有するガラス反応バイアルにMeOH/THF(1:1、2.2mL)中のLiOH(1M)(2.3ml、2.3mmol)を添加した。この混合物を60℃で1.5時間加熱した。LCMSは、所望の生成物へのほぼ完全な変換を示した。これをrtに冷却して有機溶媒を減少させた。赤色の残滓を、pHが約2になるまで水(約1mL)及び2N HCl aq.で徐々に処理した。赤色のpptを濾過によって回収し、高真空で乾燥させ、そのまま使用した。m/z:255.2[M+1]
下記の表中の中間体を同じ手順によって製造した。
Figure 0007434285000034
Figure 0007434285000035
中間体F:N-ベンジル-N-(3-ブロモベンジル)グリシン
Figure 0007434285000036
N-ベンジル-1-(3-ブロモフェニル)メタンアミン(HCl塩、47mg、0.15mmol)と、tert-ブチル2-ブロモ酢酸(35mg、0.18mmol)と、KCO(aq 2M、0.15mL、0.30mmol)と、DMSO(0.1mL)と、MeCN(0.5mL)との混合物を室温で6時間攪拌した。得られた溶液を分取HPLC(0.1%TFA)に供して、tert-ブチルN-ベンジル-N-(3-ブロモベンジル)グリシン酸塩(60mg、定量的)を得た。前の反応で得られたtert-ブチルN-ベンジル-N-(3-ブロモベンジル)グリシン酸塩と、トリフルオロ酢酸(1.0mL)と、ジクロロメタン(0.5mL)との混合物を室温で5時間攪拌した。得られた混合物を濃縮し、ジクロロメタン(2.0mL)に溶解し、続いて再び濃縮して、N-ベンジル-N-(3-ブロモベンジル)グリシンを得た。[M+H]334.1。
中間体G:N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インドール-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000037
ガラスバイアルにジクロロメタン(1.3ml)中のラセミ中間体C(0.08g、0.251mmol)及び二酸化マンガン(0.218g、2.509mmol)を添加し、続いてEtN(0.070ml、0.502mmol)を添加した。反応をrtで1.5時間攪拌した。LC/MSは、>90%の変換を示した。反応混合物をceliteのプラグで濾過し、濃縮し、次の工程にそのまま使用した。m/z:281.2[M+1]
中間体H:2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)酢酸
Figure 0007434285000038
0.5~2mLのマイクロ波バイアルに水(2.2ml)中の4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノール(0.51g、2.59mmol)及び水酸化ナトリウムのペレット(0.467g、11.68mmol)を添加した。これをrtで5分間攪拌し、続いてブロモ酢酸(0.901g、6.49mmol)を添加した。混合物を120℃のマイクロ波反応器内で10分間加熱した。反応を、pHが約2になるまで2N aq.HClで酸性化させた。白色pptを濾過によって回収し、終夜高真空で乾燥させ、白色固体として2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)酢酸(0.5g、1.964mmol、収率76%)を得た。
中間体I:ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸
Figure 0007434285000039
ラセミ-(1R,2R,4S)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸カルボキシレート(HCl塩、8.9mg、0.050mmol、ChemBridgeから購入)と、DIEA(0.026mL、0.15mmol)と、メタノール(0.5mL)との攪拌溶液に室温でジクロロメタン(0.2mL)中の臭化シアン(11mg、0.10mmol)を添加した。20分間攪拌した後、混合物を濃縮してラセミ-(1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸を得、これを更に精製することなく次の反応に使用した。C10のMS(EI)は、167.1(MH+)と判明した。
中間体J:6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000040
工程1:
赤色キャップバイアルにジオキサン(3.0ml)中の、tert-ブチル((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバメート(0.5g、1.504mmol)(中間体A工程1より)及びジオキサン(4M)中HCl(3.01ml、12.03mmol)を添加した。スラリーをrtで4時間攪拌すると、LC/MSは、所望の生成物へのほぼ完全な変換を示した。反応を濃縮し、MTBEを添加した。混合物を、白色pptが形成されるまでrtで攪拌した。白色pptを急速濾過によって回収し、終夜高真空で乾燥させ、白色固体として所望のHCl塩(1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-アミン塩酸塩(0.40g、1.488mmol、収率99%)を得た。m/z:233.2[M+1]
工程2:
6-クロロ-5-インドリンカルボン酸(0.15g、0.759mmol)を含有するバイアルにDMF(2.9ml)中のHATU(0.404g、1.063mmol)及びヒューニッヒ塩基(0.398ml、2.277mmol)を添加した。5分間攪拌した後、(1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-アミン塩酸塩(0.265g、0.987mmol)を添加した。橙黄色反応混合物をrtで5分間攪拌すると、LCMSは、所望の生成物を示した。反応混合物を6N NaOH(aq.)で処理し、DCMで抽出し、粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、Biotage SNAP KP-NH 28gカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~35%EtOAc/EtOH(3/1)の勾配で溶出して精製し、灰白色発泡体として6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド(0.13g、0.316mmol、収率41.6%)を得た。m/z:412.2[M+1]
工程3:
ガラスマイクロ波反応槽に6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド(0.06g、0.146mmol)、2-クロロ-4-メチルピリミジン(0.028g、0.218mmol)、RuPhos Pd G1メチルt-ブチルエーテル付加物(0.024g、0.029mmol)及び炭酸セシウム(0.119g、0.364mmol)を投入した。反応バイアルをNでパージし、tBuOH(0.73ml)を添加した。反応混合物を110℃のマイクロ波反応器内で10分間加熱した。LCMSは、所望の生成物への完全な変換を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を濃縮した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~75%EtOAc/EtOH(3/1)の勾配で溶出して精製し、黄色発泡体として6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド(0.04g、0.079mmol、収率54.5%)を得た。m/z:504.2[M+1]
下記の表中の中間体を同じ手順によって製造した。
Figure 0007434285000041
Figure 0007434285000042
Figure 0007434285000043
Figure 0007434285000044
中間体K:3-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インドール-6-カルボン酸
Figure 0007434285000045
工程1:ガラスマイクロ波反応槽に酢酸カリウム(0.098g、1.004mmol)及びTHF(3ml)中の、メチル3-ブロモ-1H-インドール-6-カルボキシレート(0.15g、0.590mmol)、1,3,2-ジオキサボロラン(0.225g、0.886mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-フェロセン]-ジクロロパラジウム(II)(ジクロロメタンとの錯体)(0.072g、0.089mmol)を投入した。反応混合物を攪拌し、120℃のマイクロ波反応器内で20分間加熱した。LCMSは、完全な変換を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を減圧下で濃縮して暗褐色油として粗材料を得、これを次の工程でそのまま使用した。
工程2:ガラスマイクロ波反応槽にTHF(2.95ml)中のメチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インドール-6-カルボキシレート(工程1からの粗生成物)、2-クロロ-4-メチルピリミジン(0.091g、0.708mmol)、クロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリ-i-プロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2-アミノエチル)フェニル]pd(ii)me-t-ブチルエーテル(0.087g、0.118mmol)を投入し、続いてK3PO4(1N)(1.2ml、1.2mmol)を投入した。反応混合物をNでパージし、攪拌し、120℃のマイクロ波反応器中で6分間加熱した。LCMSは、所望の生成物を示した。有機抽出物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機相を水で洗浄し、濃縮した。溶液を濾過し、減圧下で濃縮して、橙黄色油として粗材料を得た。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~60%EtOAc/EtOH(3/1)の勾配で溶出して精製し、橙黄色発泡体としてメチル3-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インドール-6-カルボキシレート(0.06g、0.224mmol、収率38%)。m/z:268.2[M+1]
工程3:3-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インドール-6-カルボン酸(0.025g、0.1mmol、収率42.2%)を得るには、中間体E工程2を参照されたい。m/z:254.2[M+1]
下記の表中の中間体を同じ手順によって製造した。
Figure 0007434285000046
中間体L:
Figure 0007434285000047
工程1:
ガラスマイクロ波反応槽にTHF(0.74ml)中の6-メチル-2-ピリジル亜鉛ブロミド(0.5M)(1.19ml、0.595mmol)、メチル3-ブロモ-1-メチル-1h-インダゾール-6-カルボキシレート(0.1g、0.372mmol)及びクロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリ-i-プロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2-アミノエチル)フェニル]pd(ii)Me-tert-ブチルエーテル(0.041g、0.056mmol)を投入した。反応混合物を攪拌し、100℃のマイクロ波反応器内で5分間加熱した。LC/MSは、所望の生成物への完全な変換を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。これを濃縮し、次の工程でそのまま使用した。m/z:282.2[M+1]
工程2:
灰白色固体として1-メチル-3-(6-メチルピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-6-カルボン酸(0.12g、0.449mmol、収率121%)を得るには、中間体E工程2を参照されたい。m/z:268.2[M+1]
下記の表中の中間体を同じ手順によって製造した。
Figure 0007434285000048
中間体M:4-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-プロポキシベンズアミド
Figure 0007434285000049
工程1:
反応バイアルに1-ブロモプロパン(0.149g、1.212mmol)、炭酸セシウム(0.282g、0.866mmol)、メチル4-ブロモ-3-ヒドロキシベンゾエート(0.200g、0.866mmol)及びN,N-ジメチルホルムアミド(2.164ml)を添加した。バイアルをキャップし、50℃で1時間加熱した。反応は、LCMSによって判定されるように完了した。反応をDCM(10mL)で希釈して濾過した。濾液を減圧下で除去し、残る粗材料を次の工程でそのまま使用した。m/z:274.8[M+1]
工程2:
工程1からの粗材料をEtOH(5mL)に溶解させた。これにNaOH(1M)(2.0ml、2.0mmol)を添加し、反応を50℃で1時間攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、残る粗材料を5mLの水に溶解させた。1N HCl aq.を用いて溶液を約pH2まで徐々に酸性化させた。得られた白色固体を濾過して減圧下で乾燥させ、4-ブロモ-3-プロポキシ安息香酸(0.186g、0.718mmol、収率83%)を得た。m/z:256.0[M-1]
工程3:
DCM(2.88mL)中4-ブロモ-3-プロポキシ安息香酸(0.149g、0.576mmol)及び塩化オキサリル(0.101ml、1.152mmol)を含有する赤色キャップバイアルに3滴のDMFを添加した。反応30分間攪拌し、続いて減圧下で濃縮し、高真空で乾燥させた。粗材料を次の工程でそのまま使用した。
工程4:
赤色キャップバイアルにDCM(2.88mL)中4-ブロモ-3-プロポキシベンゾイルクロリド及び(1R,2R,4S)-2-アミノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル塩酸塩(中間体A、ピーク1由来)(0.100g、0.576mmol)、続いて0℃でトリエチルアミン(0.401ml、2.88mmol)を添加した。これをrtで1時間攪拌した。LCMSは、反応完了を確認する。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。これを濃縮し、粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0%~75%EtOAcの勾配で溶出して精製し、灰白色固体として4-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-プロポキシベンズアミド(0.156g、0.412mmol、収率71.6%)を得た。m/z:379.8[M+1]
下記の表中の中間体を同じ手順によって製造した。
Figure 0007434285000050
中間体N:4-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-イソプロポキシベンズアミド
Figure 0007434285000051
工程1:
反応バイアルにメチル4-ブロモ-3-ヒドロキシベンゾエート(0.200g、0.866mmol)、トリフェニルホスフィン(0.386g、1.472mmol)、プロパン-2-オール(0.073g、1.212mmol)及びテトラヒドロフラン(2.164ml)を添加した。反応バイアルを0℃に冷却し、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(0.290ml、1.472mmol)を添加した。氷浴を取り外し、反応を室温まで昇温させた。3時間後、反応は、LCMSによって判定されるように完了した。反応を水でクエンチし、DCMで抽出した。有機物をMgSOで乾燥させ、濾過した。溶媒を減圧除去し、粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、10%~60%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶出して精製し、メチル4-ブロモ-3-イソプロポキシ安息香酸(0.189g、0.692mmol、収率80%)を得た。m/z:274.0[M+1]
工程2、工程3及び工程4:
4-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-イソプロポキシベンズアミド(ピーク1アザノルボルナン由来)(0.123g、0.325mmol、収率56.5%)を得るには、中間体M工程2、工程3及び工程4を参照されたい。m/z:379.0[M+1]
中間体O:1-(シクロプロピルメチル)-3-(6-メチルピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-6-カルボン酸
Figure 0007434285000052
テトラヒドロフラン(1.796ml)中の中間体L-2(0.12g、0.449mmol)を含有する赤色キャップバイアルにNaH(60%)(0.032g、0.808mmol)を添加した。これをrtで5分間攪拌し、続いて(ブロモメチル)シクロプロパン(0.085g、0.629mmol)を添加した。反応混合物をrtで3時間攪拌すると、LC/MSは、変換を示さなかった。更に30mgのNaHを添加し、続いて3当量の(ブロモメチル)シクロプロパンを添加し、反応を70℃で1時間加熱して、所望の生成物を得た。水でクエンチした後に沈殿物が形成され、これを濾過して酸を得、これをアミド化のために粗製のまま使用した。m/z:308.2[M+1]。代わりに、他の求電子剤を用いたより良好な変換を提供するために、塩基としてカリウムtert-ブトキシドを用い得る。
下記の表中の中間体を同じ手順によって製造した。
Figure 0007434285000053
中間体P:3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボン酸
Figure 0007434285000054
工程1:1,4-ジオキサン(10mL)中のエチル3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキシレートヒドロクロリド(0.250g、1.215mmol)、1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン(0.398g、1.459mmol)、炭酸セシウム(0.990g、3.04mmol)、キサントホス(0.070g、0.122mmol)の溶液にPd(dba)(0.056g、0.061mmol)を添加した。反応混合物を85℃で16時間加熱してから、これをceliteパッドで濾過し、酢酸エチル(20mL)で洗浄した。濾液を真空下で蒸発させ、石油エーテル中10%~12%酢酸エチルを用いたカラムクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色固体としてエチル3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキシレート(0.200g、0.637mmol、収率52.4%)を得た。H NMR(400MHz,クロロホルム-d):δ ppm 6.75(t,J=1.7Hz,1H),6.62(d,J=1.8Hz,2H),4.15(q,J=7.1Hz,2H),3.64(d,J=12.6Hz,1H),3.46-3.51(m,1H),3.17-3.23(m,1H),3.02(m,1H),2.10-2.25(m,1H),1.95-2.06(m,1H),1.77-1.88(m,2H),1.66(t,J=4.2Hz,1H),1.28(t,J=7.1Hz,3H);m/z(ESI):314.0(M+H)
工程2:テトラヒドロフラン(1mL)、メタノール(1mL)及び水(1mL)中のエチル3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキシレート(0.200g、0.637mmol)の溶液に水酸化リチウム一水和物(0.080g、1.910mmol)を添加し、反応混合物を16時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、反応混合物を1.5N HCl(2mL)で中和させた。沈殿した固体を濾過し、水(1mL)で洗浄して、3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボン酸(0.075g、収率41.2%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 12.12(s,1H),6.80(s,2H),6.76(s,1H),3.47-3.64(m,2H),3.03-3.29(m,2H),1.94-2.12(m,1H),1.84(m,1H),1.54-1.71(m,2H),1.46(t,J=4.1Hz,1H);m/z(ESI):288.2(M-H)
下記の表中の中間体を同様の手順に従って製造した。
Figure 0007434285000055
中間体Q:6-(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)ニコチン酸
Figure 0007434285000056
工程1:1,4-ジオキサン(20.0mL)中の6-ブロモニコチン酸メチル(1.5g、6.94mmol)、(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)ボロン酸(1.948g、10.42mmol)及び酢酸カリウム(2.044g、20.83mmol)の溶液にPd(dppf)Cl(0.508g、0.694mmol)を添加した。反応混合物を80℃で16時間攪拌してから、これを水で希釈し、EtOAc(3×150mL)で抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。濃縮物を、石油エーテル中0%~20%EtOAcの勾配を用いたカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体としてメチル6-(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)ニコチン酸塩(1.2g、4.31mmol、収率62.1%)を得た。
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 9.12-9.22(m,1H),8.38(dd,J=8.4,2.2Hz,1H),8.21(dd,J=8.4,0.9Hz,1H),8.01-8.21(m,2H),7.57(td,J=7.7,0.8Hz,1H),7.45-7.55(m,1H),7.34-7.49(m,1H),3.92(s,3H),1.74-1.89(m,4H);m/z(ESI):279.3(M+H)
工程2:テトラヒドロフラン(3mL)及び水(1mL)中のメチル6-(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)ニコチン酸塩(1.2g、4.31mmol)の溶液に水酸化リチウム一水和物(0.516g、21.56mmol)を添加し、反応混合物を16時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、反応混合物を1.5N HCl(2mL)で中和させた。沈殿した固体を濾過し、水(1mL)で洗浄して、6-(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)ニコチン酸(1g、3.78mmol、収率88%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 9.17(d,J=2.2Hz,1H),8.35(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),8.17(d,J=8.3Hz,1H),8.01-8.15(m,2H),7.56(t,J=7.7Hz,1H),7.47(d,J=7.9Hz,1H),1.82(m,2H),1.63(m,2H);m/z(ESI):265.1(M+H)
下記の表中の中間体を同様の手順に従って製造した。
Figure 0007434285000057
Figure 0007434285000058
Figure 0007434285000059
中間体R:1-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボン酸
Figure 0007434285000060
工程1:N,N-ジメチルホルムアミド(10.0mL)中のメチル1H-インダゾール-3-カルボキシレート(1.0g、5.68mmol)の溶液に炭酸セシウム(4.07g、12.49mmol)及びブロモシクロペンタン(0.931g、6.24mmol)を添加した。反応混合物を90℃で16時間攪拌してから、これを氷水で希釈し(2×100mL)、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。濃縮物を、石油エーテル中0%~15%酢酸エチルの勾配を用いたカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡褐色油としてメチル1-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキシレート(0.7g、2.87mmol、収率50.5%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 8.09(dt,J=8.1,1.1Hz,1H),7.87(dt,J=8.6,1.0Hz,1H),7.48-7.52(m,1H),7.33-7.38(m,1H),5.26-5.36(m,1H),3.92(s,3H),2.18(m,2H),2.02-2.08(m,2H),1.90(m,2H),1.68-1.78(m,2H);m/z(ESI):245.2(M+H)+.
工程2:テトラヒドロフラン(1mL)、メタノール(1mL)及び水(1mL)中のメチル1-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキシレート(0.7g、2.87mmol)の溶液に水酸化リチウム一水和物(0.274g、11.46mmol)を添加し、反応混合物を16時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、反応混合物を1.5N HClで中和した。沈殿した固体を濾過し、水(1mL)で洗浄して、白色固体として1-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボン酸(0.6g、2.61mmol、収率91%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 12.97(s,1H),8.08(dd,J=8.2,1.2Hz,1H),7.83(d,J=8.5Hz,1H),7.47(m,1H),7.29-7.34(m,1H),5.24-5.32(m,1H),2.15-2.22(m,2H),2.05(m,2H),1.90(m,2H),1.73(m,2H);m/z(ESI):231.3(M+H)
下記の表中の中間体を同様の手順に従って製造した。
Figure 0007434285000061
中間体S:2-クロロ-4-((1-シアノシクロプロピル)メトキシ)安息香酸
Figure 0007434285000062
工程1:THF(10mL)中のメチル2-クロロ-3-ヒドロキシベンゾエート(1.0g、5.36mmol)、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル-1-カルボニトリル(0.596g、5.36mmol)、トリフェニルホスフィン(2.81g、10.72mmol)の溶液に0℃でDIAD(2.084mL、10.72mmol)を添加した。反応混合物を雰囲気温度で16時間攪拌し、その後、これを水(30mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(2×30mL)。有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。濃縮物を、石油エーテル中0%~30%EtOAcを用いたカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色粘液としてメチル2-クロロ-3-((1-シアノシクロプロピル)メトキシ)ベンゾエート(1.5g、5.65mmol、収率105%)。m/z(ESI):264.9(M-H)
工程2:テトラヒドロフラン(10mL)、メタノール(2mL)及び水(5mL)中のメチル2-クロロ-3-((1-シアノシクロプロピル)メトキシ)ベンゾエート(1.5g、5.65mmol)の溶液に水酸化リチウム一水和物(0.811g、33.9mmol)を添加し、反応混合物を16時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、反応混合物を1.5N HClで中和した。沈殿した固体を濾過し、水(1mL)で洗浄して、淡黄色油として2-クロロ-4-((1-シアノシクロプロピル)メトキシ)安息香酸(0.9g、3.58mmol、収率63.3%)を得た。m/z(ESI):249.1(M-H)
下記の表中の中間体を同様の手順に従って製造した。
Figure 0007434285000063
中間体T:2-クロロ-4-(3-シアノピペリジン-1-イル)安息香酸
Figure 0007434285000064
工程1:N-メチル-2-ピロリジノン(10mL)中のメチル2-クロロ-4-フルオロベンゾエート(1.0g、5.30mmol)及びピペリジン-3-カルボニトリル(0.584g、5.30mmol)の混合物にKCO(0.733g、5.30mmol)を添加し、反応混合物を135℃で16時間加熱した。反応混合物を角氷でクエンチし、5分間攪拌して固体を得た。固体を濾過し、水で洗浄し、吸引乾燥させて、メチル2-クロロ-4-(3-シアノピペリジン-1-イル)ベンゾエート(0.85g、収率57.5%)を得た。H NMR(400MHz,クロロホルム-d):δ ppm 7.87(d,J=8.9Hz,1H),6.91(d,J=2.6Hz,1H),6.79(dd,J=8.9,2.6Hz,1H),3.92(s,3H),3.69(ddt,J=12.9,3.6,1.3Hz,2H),3.37-3.51(m,2H),3.26(ddd,J=12.7,8.8,3.3Hz,2H),2.79-2.92(m,2H),2.40(t,J=8.1Hz,1H).m/z(ESI):279.1(M+H)
工程2:テトラヒドロフラン(2mL)と、メタノール(2mL)と、水(2mL)と、の混合物中のメチル2-クロロ-4-(3-シアノピペリジン-1-イル)ベンゾエート(0.850g、3.05mmol)の溶液にrtで水酸化リチウム一水和物(0.384g、9.15mmol)を添加し、これを16時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、1.5N HClで中和して固体を得、これを水で洗浄し、吸引乾燥させて、2-クロロ-4-(3-シアノピペリジン-1-イル)安息香酸(0.60g、収率74.3%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 7.70-7.80(m,1H),7.03(d,J=2.6Hz,1H),6.97(dd,J=8.9,2.6Hz,1H),3.58-3.74(m,2H),3.30-3.50(m,2H),3.02-3.18(m,1H),1.80-2.06(m,2H),1.54-1.74(m,2H).m/z(ESI):265.1(M+H)
下記の表中の中間体を同様の手順に従って製造した。
Figure 0007434285000065
Figure 0007434285000066
Figure 0007434285000067
Figure 0007434285000068
中間体U:1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボン酸
Figure 0007434285000069
工程1:ジクロロメタン(9mL)中のメチル4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキシレート(0.599g、4.72mmol)及び(3,5-ジクロロフェニル)ボロン酸(0.9g、4.72mmol)の混合物にピリジン(0.763mL、9.43mmol)を添加し、続いて酢酸銅(II)(0.600g、3.30mmol)を添加し、rtの開放空気下で16時間攪拌した。反応混合物をceliteの床で濾過し、EtOAcで洗浄した。EtOAc層を水、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、緑色油として粗材料を得た。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0%~5%EtOAcの勾配で溶出して精製して、灰色固体としてメチル1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキシレート(0.8g、2.94mmol、収率62.3%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 9.55(s,1H),8.05(d,J=1.8Hz,2H),7.78(t,J=1.8Hz,1H),3.92(s,3H).
工程2:テトラヒドロフラン(8mL)、水(2mL)中のメチル1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキシレート(0.8g、2.94mmol)の溶液にrtでLiOH(0.176g、7.35mmol)を添加し、4時間攪拌した。残留溶媒を減圧下で蒸発させ、続いて1.5N HCl溶液で中和した。これを酢酸エチルで抽出し、NaSOで乾燥させ、減圧下で濃縮して、灰白色固体として生成物1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボン酸(0.6g、2.325mmol、収率79%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 13.74,(br s,1H),9.50(s,1H),8.04(d,J=1.8Hz,2H),7.78(s,1H).
中間体V:1-(3,5-ジクロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-4-カルボキサミド
Figure 0007434285000070
工程1:N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の(1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-アミン(0.900g、3.87mmol)の溶液にrtで1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼパン-4-カルボン酸(0.943g、3.87mmol)、DIPEA(1.353mL、7.75mmol)、続いてHATU(2.209g、5.81mmol)を添加し、16時間攪拌した。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、淡黄色油として粗材料を得た。粗生成物を逆相分取HPLC(CHCN/HO中0.1%TFA、勾配40%~45%)により精製し、淡黄色油としてtert-ブチル4-(((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)アゼパン-1-カルボキシレート(0.500g、1.093mmol、収率28.2%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 9.62(s,1H),8.25(s,1H),7.46(d,J=8.1Hz,2H),7.03(d,J=8.1Hz,2H),4.62(s,1H),4.26(d,J=56.3Hz,2H),3.94(s,2H),3.79(s,2H),3.12-3.30(m,2H),2.24(s,2H),1.89-2.05(m,2H),1.62-1.86(m,6H),1.40(s,12H).m/z(ESI):458.4(M+H)
工程2:1,4-ジオキサン(5mL)中のtert-ブチル4-(((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)アゼパン-1-カルボキシレート(0.500g、1.093mmol)の溶液にrtでジオキサン中HCl(1mL、5.46mmol)を滴下して4時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、粗製物としてN-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-4-カルボキサミド塩酸塩(0.500g、収率116%)を得、これを精製することなしに次の工程にそのまま使用した。
工程3:THF(5mL)中のN-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-4-カルボキサミド塩酸塩(0.500g、1.269mmol)の溶液に0℃でLHMDS(THF中1.0M溶液、2.54mL、2.54mmol)を滴下し、続いてrtで30分間攪拌した。これに1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン(0.346g、1.269mmol)、Ruphosプレ触媒(0.023g、0.032mmol)、続いてRuphos(0.015g、0.032mmol)を添加し、反応混合物を窒素で5分間脱気した。70℃で16時間加熱した後、反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、淡黄色油として粗材料を得た。粗生成物を逆相分取HPLC(CHCN/HO中0.1%TFA、勾配65%~70%、30分間)によって精製して、淡黄色固体として1-(3,5-ジクロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-4-カルボキサミド(0.150g、0.164mmol、収率12.94%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 7.73-7.81(m,1H),7.12-7.31(m,4H),6.81-6.90(m,1H),6.65(dt,J=4.6,1.7Hz,2H),3.73(s,3H),3.47-3.61(m,2H),3.42(dd,J=4.1,1.8Hz,3H),3.06-3.21(m,3H),2.59(d,J=7.2Hz,2H),2.20(d,J=6.0Hz,2H),1.92(d,J=38.7Hz,4H),1.58(p,J=4.0Hz,4H),1.36(s,2H).m/z(ESI):502.1,504.1(M+1)
下記の表中の中間体を同様の手順に従って製造した。
Figure 0007434285000071
中間体V:3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボン酸
Figure 0007434285000072
工程1:ジクロロメタン(30mL)中のフラン-2(5H)-オン(3.0g、35.7mmol)及びN-ベンジル-1-メトキシ-N-((トリメチルシリル)メチル)メタンアミン(10.34g、43.5mmol)の混合物を0℃に冷却し、滴下のTFA(0.591mL、7.67mmol)で処理した。これをrtで16時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCOでクエンチし、DCMで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、黄色油として粗材料を得た。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより、石油エーテル中30%~40%酢酸エチルの勾配で溶出して精製し、淡黄色油として5-ベンジルヘキサヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-1-オン(3.2g、14.73mmol、収率41.3%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 7.12-7.40(m,5H),4.43(t,J=8.7Hz,1H),3.87-4.09(m,1H),3.56(d,J=2.0Hz,2H),3.12(ddd,J=9.5,7.1,1.2Hz,1H),2.90-3.06(m,2H),2.75-2.86(m,1H),2.33(dt,J=9.1,7.2Hz,2H).m/z(ESI):218.2(M+H)
工程2:メタノール(100mL)中の5-ベンジルヘキサヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-1-オン(5.0g、23.01mmol)及びBoc-無水物(8.01mL、34.5mmol)の混合物を窒素で2分間パージし、続いてこれにrtでPd-C(1.225g、0.050mmol)を投入した。反応混合物を水素ガスの50psiの圧力下において65℃で16時間加熱した。反応混合物をceliteパッドで濾過し、メタノールで洗浄した。濾液を蒸発させて粗材料を得、これをシリカゲルクロマトグラフィーにより、石油エーテル中25%~30%酢酸エチルで溶出して精製し、淡黄色油としてtert-ブチル-1-オキソテトラヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-5(3H)-カルボキシレート(5.0g、22.00mmol、収率96%)を得た。H NMR(400MHz,クロロホルム-d):δ ppm 4.47(dd,J=9.6,5.9Hz,1H),4.22(d,J=9.6Hz,1H),3.89(d,J=11.5Hz,1H),3.71-3.84(m,1H),3.64(s,1H),3.33(s,1H),3.16-3.26(m,2H),1.48(s,9H).
工程3:1,4-ジオキサン(10mL)中のtert-ブチル-1-オキソテトラヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-5(3H)-カルボキシレート(5.0g、22.00mmol)の溶液にrtでジオキサン中HCl(4.0M溶液、27.5mL、110.0mmol)を滴下し、4時間攪拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、粗製のヘキサヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-1-オン塩酸塩(2.5g、69%)を得、これを次の工程にそのまま使用した。H NMR(400MHz,DMSO-DO):δ ppm 4.46(dd,J=9.6,7.5Hz,1H),4.21(dd,J=9.6,2.7Hz,1H),3.53-3.57(m,1H),3.41-3.49(m,5H),3.31-3.37(m,1H),3.19(dd,J=12.0,5.5Hz,1H);m/z(ESI):128.2(M+H)
工程4:トルエン(20mL)中ヘキサヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-1-オン塩酸塩(2.0g、15.73mmol)及び1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン(4.29g、15.73mmol)の混合物にrtでCsCO(10.25g、31.5mmol)、Xantphos(0.45g、0.787mmol)、続いてトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.360g、0.393mmol)を添加し、続いて窒素で2分間脱気した。これを100℃で16時間加熱した。反応混合物をceliteパッドで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。溶媒を真空下で蒸発させて粗製物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、石油エーテル中30%~40%EtOAcの勾配で溶出して精製し、淡黄色固体として5-(3,5-ジクロロフェニル)ヘキサヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-1-オン(02.5g、9.19mmol、収率58.4%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 6.79(t,J=1.8Hz,1H),6.64(d,J=1.8Hz,2H),4.48(dd,J=9.3,6.0Hz,1H),4.25(dd,J=9.2,1.7Hz,1H),3.56-3.76(m,1H),3.43-3.55(m,3H),3.38(d,J=14.5Hz,1H),3.29-3.33(m,1H).m/z(ESI):272.2,274.2(M+H)
工程5:メタノール(20mL)中5-(3,5-ジクロロフェニル)ヘキサヒドロ-1H-フロ[3,4-c]ピロール-1-オン(1.70g、6.25mmol)の溶液に0℃でTMS-Br(8.11mL、62.5mmol)を滴下して5分間攪拌した。臭化亜鉛(0.422g、1.874mmol)を添加して、得られた反応混合物をrtで48時間攪拌した。反応を水及びEtOAcで希釈した。有機抽出物を分離し、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して黄色油を得、これをカラムクロマトグラフィーにより、石油エーテル中10%~15%EtOAcの勾配で溶出して精製し、淡黄色固体としてメチル4-(ブロモメチル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)ピロリジン-3-カルボキシレート(1.20g、3.27mmol、収率52.3%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 6.71(t,J=1.8Hz,1H),6.53(d,J=1.8Hz,2H),3.51-3.63(m,5H),3.45(td,J=6.8,5.2Hz,1H),3.34(s,3H),3.24(dd,J=9.7,7.0Hz,1H),2.95-3.02(m,1H).
工程6:tert-ブタノール(2mL)中のメチル4-(ブロモメチル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)ピロリジン-3-カルボキシレート(0.200g、0.545mmol)の溶液にrtでカリウムtert-ブトキシド(0.092g、0.817mmol)を添加し、1時間攪拌した。反応混合物をceliteパッドで濾過し、酢酸エチル(10mL)で洗浄した。濾液をHO、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。粗生成物を逆相分取HPLC(CHCN/HO、勾配20%~25%、60分間)によって精製して、灰白色固体として3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボン酸(0.080g、0.294mmol、収率54.0%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 6.65(t,J=1.8Hz,1H),6.46(d,J=1.8Hz,2H),3.62(d,J=9.7Hz,1H),3.39-3.44(m,2H),3.25(dd,J=9.6,4.5Hz,1H),1.70(dt,J=8.5,4.4Hz,1H),1.30(dd,J=7.9,3.2Hz,1H),0.37(dd,J=4.6,3.3Hz,1H).m/z(ESI):271.1(M-H)
中間体W:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)アゼパン-3-カルボキサミド
Figure 0007434285000073
工程1:CHCl中の1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼパン-3-カルボン酸(0.5g、2.055mmol)の溶液に0℃でピリジン(0.499mL、6.17mmol)、TP(0.981g、3.08mmol)を添加し、5分間攪拌した。続いて、(1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-アミン塩酸塩(0.428g、2.466mmol)を添加し、室温で16時間攪拌した。反応を氷水でクエンチし、EtOAcで抽出し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。この材料を、石油エーテル中80%酢酸エチルの勾配を用いたシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色粘液としてtert-ブチル-3-(((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)アゼパン-1-カルボキシレート(0.49g、1.352mmol、収率65.8%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 8.00-8.26(m,1H),4.04-4.12(m,2H),3.52-3.72(m,2H),2.95-3.15(m,2H),2.40-2.61(m,2H),2.07-2.23(m,1H),1.62-1.54(m,9H),1.32-1.47(m,9H),1.13-1.27(m,2H).m/z(ESI):361.3(M-H)
工程2:25mLの丸底フラスコに1,4-ジオキサン(4mL)中のtert-ブチル-3-(((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)アゼパン-1-カルボキシレート(0.3g、0.793mmol)を添加し、雰囲気温度で滴下のHCl(ジオキサン中4M、0.594mL、2.378mmol)により処理し、4時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、粗材料をヘキサンで2回洗浄して、黄褐色固体としてN-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-3-カルボキサミド(0.2g、0.633mmol、収率80%)を得た。
工程4:テトラヒドロフラン(4mL)中のN-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-3-カルボキサミド(0.116g、0.366mmol)の溶液に0℃の窒素雰囲気下でLiHMDS(0.184g、1.099mmol)を添加し、RTで5分間攪拌した。別のフラスコにテトラヒドロフラン(4mL)中の1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン(0.1g、0.366mmol)、続いてRuphosプレ触媒(5.34mg、7.33μmol)、Ruphos(3.42mg、7.33μmol)を投入し、Nガスで5分間脱気した。この得られた反応混合物を最初のものに添加し、60℃で16時間攪拌した。反応混合物をceliteで濾過し、HO及びEtOAcで洗浄した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗材料をPrep-HPLCによって精製し、灰白色固体として1-(3,5-ジクロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アゼパン-3-カルボキサミド(0.02g、0.049mmol、収率13.40%)を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d):δ ppm 8.24(t,J=5.3Hz,1H),6.54-6.87(m,3H),4.10(dt,J=19.7,5.1Hz,3H),3.61-3.84(m,2H),3.38-3.44(m,2H),3.24(dd,J=14.2,8.7Hz,1H),2.71-2.81(m,1H),2.18(q,J=13.1,10.5Hz,1H),1.73-1.98(m,4H),1.45-1.72(m,4H),1.20-1.38(m,2H).m/z(ESI):407.2(M+H)
中間体X:3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタン-1-カルボン酸
Figure 0007434285000074
メチルシクロペンタ-3-エン-1-カルボキシレート(0.25mL、2.0mmol)、1,4-ジクロロ-2-ヨードベンゼン(0.27mL、2.0mmol)、酢酸パラジウム(0.2mmol)、DIEA(0.36mL、2.0mmol)、水(1mL)及びアセトニトリル(5.0mL)の混合物を窒素で脱気及びフラッシュした。85℃で3時間攪拌した後、得られた混合物を冷却し、EtOAc及びブラインで希釈した。有機層をNaSOで乾燥させ、減圧下で濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(15~20%EtOAc/Hex)によって精製して、油としてメチル3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタ-3-エン-1-カルボキシレート(432mg、80%)を得た。
メチル3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタ-3-エン-1-カルボキシレート(44mg、0.16mmol)、PtO(10mg、0.044mmol)及びメタノール(2.0mL)を室温において1atmの水素圧下(バルーン)で2時間攪拌した。得られた混合物をceliteで濾過し、減圧下で濃縮して、粗製のメチル-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタン-1-カルボキシレートを得た。
メチル3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタン-1-カルボキシレート(前の反応からの粗製物、0.16mmol)、NaOH(aq 1N、1.0mL、1.0mmol)、THF(1.0mL)及びメタノール(1.0mL)を室温で1時間攪拌した。得られた混合物を水で希釈し、EtOAcで2回洗浄した。得られた水層を1N aq.HClで酸性化し、EtOAcで抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、減圧下で濃縮して、所望の生成物(31mg、75%)を得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。C1212ClのMS(EI)は、257.0[M-1]であると判明した。
中間体Y:2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズアミド
Figure 0007434285000075
反応バイアルに酢酸カリウム(0.747g、7.61mmol)、PdCl(dppf)-DCM付加物(0.207g、0.254mmol)、bis(ピナコラート)ジボロン(0.967g、3.81mmol)、4-ブロモ-2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド(0.900g、2.54mmol)及び1,4-ジオキサン(12.69ml)を添加した。バイアルを窒素でパージし、密閉した。バイアルを3時間80℃に加熱した。反応混合物をISCO充填カートリッジに直接注ぎ、クロマトグラフィーにより、ヘプタン中0%~50%EtOAcの勾配で溶出して精製し、灰白色固体として2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズアミド(0.659g、0.412mmol、収率81.0%)を得た。m/z:320.0[M+1]
下記の中間体は、同一の手順によって製造された
Figure 0007434285000076
中間体Z:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-イソブトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズアミド
Figure 0007434285000077
中間体Zを中間体Mと同一の方法、続いて中間体Yに関して説明されたホウ素化で調製した。灰白色固体としてN-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-イソブトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズアミド(1.02g、2.32mmol、収率70.1%)が得られた。m/z:440.0[M+1]
中間体AA:2-クロロ-3-イソブトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)安息香酸
Figure 0007434285000078
工程1:エタノール(6.57ml)中メチル-3-ヒドロキシベンゾエート(2.00g、13.15mmol)の攪拌溶液にヨウ素(1.335g、5.26mmol)を一度に添加した。反応を還流まで加熱し、その後、ヨウ素酸(0.462g、2.63mmol)の水溶液(2mL)を添加した。混合物を1時間還流させ、その後、これを室温に冷却した。生成物を濾過によって回収し、水で洗浄して、白色固体としてメチル3-ヒドロキシ-4-ヨードベンゾエート(2.78g、10.00mmol、収率76%)を得(m/z:279.0[M+1])、これを次の工程にそのまま使用した。
工程2:トルエン(50.0ml)中のメチル3-ヒドロキシ-4-ヨードベンゾエート(1.39g、5.00mmol)及び2,2,6,6-テトラメチルピペリジン(7.06mg、0.050mmol)の混合物を100℃に加熱した。続いて、トルエン(50ml)に溶解した塩化スルフリル(0.675g、5.00mmol)を滴下した。混合物を100℃で1時間攪拌した。完了したら、反応を室温に冷却し、生成物を濾過によって回収し、トルエンで洗浄して、白色固体としてメチル2-クロロ-3-ヒドロキシ-4-ヨードベンゾエート(1.30g、4.16mmol、収率83%)を得た。m/z:313.2[M+1]
工程3:中間体M、工程1、メチル2-クロロ-4-ヨード-3-イソブトキシベンゾエート(0.423g、1.148mmol、収率71.7%)の通りに実施した。m/z:369.2[M+1]
工程4:方法19の通りに実施して、メチル2-クロロ-3-イソブトキシ-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンゾエート(0.046g、0.143mmol、収率52.5%)を得た。m/z:323.2[M+1]
工程5:中間体Mの工程2にある通りに実施した。2-クロロ-3-イソブトキシ-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)安息香酸(0.042g、0.136mmol、収率50%)。m/z:309.0[M+1]
下記の中間体は、同一の手順によって製造された
Figure 0007434285000079
中間体AB:2-クロロ-3-イソブトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)安息香酸
Figure 0007434285000080
中間体Qの手順を用いて、メチル2-クロロ-3-ヒドロキシ-4-ヨードベンゾエートを2-クロロ-3-イソブトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)安息香酸(0.055g、0.178mmol、収率65.7%)に変換した。m/z:309.0[M+1]
合成の実施例
以下の実施例は、分類システムを使用して標識され、ここで、第1の数字は、化合物の合成に使用する方法を指し、第2の数字は、識別番号であり、第3の数字は、存在する場合、クロマトグラフ分離プロセスにおける化合物の溶出順序を指し、立体化学は、示される場合、任意に定義される。第3の数が存在しない場合、化合物は、単一の化合物であるか、又は異性体の混合物である。フォーマットを考慮するため、実施例の連続番号付けは、中断し、特定の実施例の番号は、意図的に省略されている。
方法1:
実施例1-1:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1H-ピロール-1-イル)ベンゾ[d]チアゾール-6-カルボキサミド
Figure 0007434285000081
2-(1H-ピロール-1-イル)ベンゾ[d]チアゾール-6-カルボン酸(0.2mmol)を含有する4mlのバイアルをDMF中の中間体Aの溶液(0.25mmol)で処理した。DMF中のT3Pの溶液(0.255ml、0.400mmol)を添加した。ピリジン及びトリエチルアミンの溶液が続いた。バイアルを封止し、振とう器プレート上で18時間かき混ぜた。反応を1mlの湿潤DMF中10%1M NaOH溶液でクエンチし、RP-HPLCで精製した(精製は、移動相としてH2O(A)及びACN(B)中0.1%NH4OH、XSelectカラム(19×100mm、10μm)、MSモード:ESI+で実施した)。生成物を含有する画分を濃縮して表題の化合物を得た:LC/MS。
方法2:
実施例2-1-1及び2-1-2:2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-(-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミドエンドエナンチオマー1及び2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミドエンドエナンチオマー2
Figure 0007434285000082
赤色キャップバイアルにDMF(2.5ml)中の2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)酢酸(0.12g、0.471mmol)及びHATU(0.358g、0.943mmol)を添加し、続いてヒューニッヒ塩基(0.41ml、2.357mmol)を添加した。これらをrtで5分間攪拌し、ラセミ中間体A(0.131g、0.754mmol)を添加した。これらをrtで10分間攪拌した。LCMSは、所望の生成物への変換を示した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10g×2のbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~50%EtOAc:EtOH(3:1)の勾配で溶出して精製し、黄色固体としてラセミ2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド(0.05g、0.134mmol、収率28.4%)生成物を得た。m/z:374.0[M+1] H NMR(500MHz,DMSO-d)δ 8.42(br d,J=5.58Hz,1H),7.65(d,J=8.82Hz,1H),7.38(d,J=2.98Hz,1H),7.28(dd,J=3.05,8.89Hz,1H),4.64-4.71(m,2H),4.10-4.16(m,3H),2.13-2.20(m,1H),1.74-1.83(m,2H),1.55-1.67(m,2H),1.36(dd,J=4.15,12.85Hz,1H)。試料を、110mL/分の流速を用いたWhelk-01-S,S、21×250mm、5マイクロメートルカラム、移動相:30%イソプロパノールを用いたSFCによって精製し、11mgの2-1-1(ee>99%)及び8mgの2-1-2(ee>96%)を生成した。
方法3:
実施例3-1-1及び3-1-2:3-(3-クロロフェニル)-N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)イソオキサゾール-5-カルボキサミド及び3-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)イソオキサゾール-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000083
工程1:ジクロロメタン(5.89ml)中3-(3-クロロフェニル)-1,2-オキサゾール-5-カルボン酸(0.619ml、2.77mmol)及びラセミエンド-tert-ブチル(1R,2R,4S)-2-アミノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボキシレート(0.263g、1.597mmol)の混合物に無水トリエチルアミン(0.809ml、5.76mmol)及びDMF中T3P(2.427ml、4.16mmol)を添加した。反応混合物を20℃で12時間攪拌した。LC/MSはアミドへの完全な変換を示した。飽和NaHCO溶液を添加し、混合物を5分間攪拌した。混合物を相分離器内で分離させた。有機層を回収して濃縮した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、40gのRedi-Sep GOLD予備充填シリカゲルカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0%~60%EtOAcの勾配で溶出して精製し、白色固体としてrac-tert-ブチル(1R,2R,4S)-2-(3-(3-クロロフェニル)イソオキサゾール-5-カルボキサミド)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボキシレート(0.401g、0.960mmol、収率81%)を得た。
工程2:ジクロロメタン(0.850ml)中rac-tert-ブチル(1R,2R,4S)-2-(3-(3-クロロフェニル)イソオキサゾール-5-カルボキサミド)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボキシレート(0.071g、0.170mmol)の溶液に2,2,2-トリフルオロ酢酸(0.484ml、4.25mmol)を添加した。混合物をrtで12時間攪拌した。LC/MSは、完全なBoc脱保護を示した。MeOHを用いて、混合物を5gのSCX-2カラムにパスさせた。塩基性成分をMeOH中2M NHで溶出させ、濃縮して、rac-N-((1R,2R,4S)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3-クロロフェニル)イソオキサゾール-5-カルボキサミドを得た。
工程3:工程2で得られた固体をテトラヒドロフラン(0.850ml)に溶解させた。炭酸カリウム(0.070g、0.510mmol)を添加し、続いて臭化シアン(cyanic bromide)のアセトニトリル中5M溶液(0.037ml、0.187mmol)を添加した。混合物をrtで12時間攪拌した。LC/MSは、反応の完了を示した。混合物を水とDCMとに分離させた。有機層を回収して濃縮した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、Biotage Ultra10g予備充填シリカゲルカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0%~50%EtOAcの勾配で溶出して精製し、白色固体を得た。キラル精製を、分取SFCを介して実施し、3-1-1(>99%ee、>99%化学純度)及び3-1-2(95.22%ee、96.49%化学純度)を得、これらは、任意に割り当てられた立体化学であった。m/z:343.16[M+1] H NMR(500MHz,DMSO-d)δ 9.30(d,J=6.23Hz,1H),8.01(t,J=1.69Hz,1H),7.92(d,J=7.41Hz,1H),7.77(s,1H),7.56-7.64(m,2H),4.22-4.33(m,2H),4.18(t,J=4.80Hz,1H),3.32(s,15H),2.17-2.25(m,1H),1.85-1.92(m,1H),1.77-1.85(m,1H),1.64-1.74(m,2H),1.62(dd,J=4.67,12.85Hz,1H)
方法4:
実施例4-1-1、4-1-2、4-1-3及び4-1-4:(1S,2S,4R)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;(1S,2R,4R)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;(1R,2S,4S)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;及び(1R,2R,4S)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド
Figure 0007434285000084
7-(tert-ブトキシカルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸(0.5g、1.05当量)及び4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾール-2-アミン(1.0当量)を8mlのバイアルに量り入れた。1-プロパンホスホン酸環状無水物の酢酸エチル中50重量%溶液(2.51ml、3.95mmol)を添加し、続いてピリジンを添加し、反応をrtで3時間攪拌すると、酸の完全消費が観察された。飽和NaHCOを添加し、反応をEtOAcで3回抽出した。合わせた有機物を1N HCl、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた橙黄色発泡体を約0.5mlのDCMに取り込み、約1mlのTFAで処理して終夜放置した。濃縮した後、粗製油を1回ヘプタンと共沸させ、テトラヒドロフラン(9.87ml)に取り込み、KCO(1.1g、4当量)で数分間処理し、その後、臭化シアン(5Mアセトニトリル、0.434ml、2.171mmol)を添加した。1時間後、反応を水でクエンチし、EtOAcで3回抽出し、合わせた有機物を飽和NaHCOで洗浄した。有機物を分離させ、濃縮し、SFCによって精製し(Chiralpak IC 3×15cm、5マイクロメートルカラム、80mL/分の流量を用いた20%メタノールの移動相)、137mgの4-1-1(>99%のee)、135mgの4-1-2(>98%のee、m/z=393.0(M+H),H NMR(500MHz,DMSO-d)δ8.23(s,1H),8.19(brt,J=3.57Hz,1H),7.86(s,1H),7.63-7.69(m,2H),4.47(t,J=4.74Hz,1H),4.22(t,J=4.28Hz,1H),3.30-3.49(m,1H),1.93-2.05(m,2H),1.76-1.85(m,1H),1.64-1.76(m,1H),1.46-1.57(m,2H))、118mgの4-1-3(>96%のee)及び124mgの4-1-4(>98%のee、m/z=393.0(M+H)H NMR(500MHz,DMSO-d)δ8.24(s,1H),8.17-8.22(m,1H),7.83(s,1H),7.66(d,J=4.89Hz,2H),4.44(d,J=4.54Hz,1H),4.22(t,J=4.48Hz,1H),2.89(dd,J=5.13,9.02Hz,1H),2.15-2.26(m,1H),1.72-1.90(m,3H),1.62-1.71(m,1H),1.51-1.62(m,1H))を生成した。SFCにより測定されたピーク同定:Chiralpak IC、15%メタノール。
方法5:
実施例5-1:N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4,6-ジメチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000085
ガラスマイクロ波反応槽に2-クロロ-4,6-ジメチル-1,3-ジアジン(0.023g、0.163mmol)、N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド塩酸塩(0.04g、0.125mmol)、Ruphos pd G1メチルt-ブチルエーテル付加物(0.020g、0.025mmol)及び炭酸セシウム(0.143g、0.439mmol)を投入した。反応バイアルをNでパージし、tBuOH(0.6ml)を添加した。反応混合物を120℃のマイクロ波反応器中で10分間加熱した。LCMSは、所望の生成物の形成を示した。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を濃縮した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのBiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~60%EtOAc/EtOH(3/1)の勾配で溶出して精製し、灰白色固体としてN-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4,6-ジメチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミドを得た。m/z:389.0[M+1] H NMR(500MHz,DMSO-d)δ 8.42(d,J=9.08Hz,1H),8.36(d,J=6.10Hz,1H),7.74(s,1H),7.75(d,J=6.32Hz,1H),6.74(s,1H),4.26-4.32(m,1H),4.20-4.25(m,3H),4.13-4.19(m,1H),3.18(t,J=8.69Hz,2H),2.36-2.43(m,6H),2.19(br s,1H),1.77-1.89(m,2H),1.62-1.72(m,2H),1.56(dd,J=4.80,12.85Hz,1H)
方法6:
実施例6-1:N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インドール-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000086
ガラスマイクロ波反応槽に1,4-ジオキサン(0.7ml)及びtert-ブタノール(0.7ml)の混合物中のN-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インドール-5-カルボキサミド(0.04g、0.143mmol)、2-クロロ-4-メチルピリミジン(0.024g、0.185mmol)、炭酸セシウム(0.093g、0.285mmol)、酢酸パラジウム(ii)(9.61mg、0.043mmol)及びラセミ-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル(0.027g、0.043mmol)を投入した。反応混合物をNでパージし、攪拌し、120℃のInitiatorマイクロ波反応器内で6分間加熱した。LCMSは、所望の生成物へのほぼ完全な変換を示した。続いて、橙黄色の反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を減圧下で濃縮し、橙黄色固体として粗材料を得た。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~60%EtOAc/EtOHの勾配で溶出して精製し、淡黄色固体としてN-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インドール-5-カルボキサミド(0.013g、0.035mmol、収率24%)のラセミ混合物を得た。m/z:373.2[M+1] H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 8.81(d,J=8.81Hz,1H),8.74(d,J=5.08Hz,1H),8.57(d,J=5.91Hz,1H),8.36(d,J=3.63Hz,1H),8.21(d,J=1.66Hz,1H),7.84(dd,J=1.76,8.81Hz,1H),7.28(d,J=4.98Hz,1H),6.90(d,J=3.63Hz,1H),4.34(br dd,J=4.72,11.14Hz,1H),4.26(t,J=4.51Hz,1H),4.17(t,J=4.72Hz,1H),2.59(s,3H),2.23(br s,1H),1.87-1.96(m,1H),1.78-1.86(m,1H),1.66-1.75(m,2H),1.60(dd,J=4.72,12.80Hz,1H)
方法7:
実施例7-1:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピルピリミジン-2-イル)-N-メチルインドリン-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000087
ガラス反応バイアルにテトラヒドロフラン(0.5ml)中の中間体A、ピーク1由来N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド(0.03g、0.075mmol)を添加し、続いてNaH(鉱油中60%)(5.4mg、0.135mmol)を添加した。これをrtで5分間攪拌し、続いてMeI(0.012ml、0.187mmol)を添加した。反応混合物をrtで0.5時間攪拌した。LCMSは、所望の生成物への完全な変換を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を飽和NaClで洗浄し、MgSO上で乾燥させた。溶液を濾過し、減圧下で濃縮して、淡黄色固体として粗材料を得た。m/z:415.3[M+1] H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 8.37(d,J=5.08Hz,1H),8.24(d,J=8.19Hz,1H),7.34(s,1H),7.33(d,J=9.57Hz,1H),6.89(d,J=5.08Hz,1H),4.46(t,J=4.30Hz,1H),4.14-4.23(m,4H),3.17(t,J=8.81Hz,2H),2.96(s,3H),2.04-2.22(m,2H),1.81-1.90(m,2H),1.66-1.75(m,2H),1.05-1.14(m,4H)
方法8:
実施例8-1:N5-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N1-シクロプロピルインドリン-1,5-ジカルボキサミド
Figure 0007434285000088
ガラスバイアルにジクロロメタン(0.627ml)中の中間体A、ピーク1由来N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド塩酸塩(0.05g、0.157mmol)及びシクロプロピルイソシアネート(0.013g、0.157mmol)を添加し、続いてEtN(0.057ml、0.408mmol)を添加した。これをrtで6時間攪拌し、LCMSは、所望の生成物へのほぼ完全な変換を示した。反応を水でクエンチし、DCMで抽出した。有機物を濃縮し、移動相としてのACN及び水中の0.1%NH4OHによるHPLCを用いて精製を行った。m/z:366.2[M+1] H NMR(600MHz,DMSO-d)δ 8.32(d,J=6.07Hz,1H),7.86(d,J=8.33Hz,1H),7.66(s,1H),7.65(d,J=7.10Hz,1H),6.84(d,J=2.65Hz,1H),4.23-4.29(m,1H),4.20(t,J=4.48Hz,1H),4.14(t,J=4.79Hz,1H),3.87(t,J=8.80Hz,2H),3.12(t,J=8.76Hz,2H),2.59(tdd,J=3.56,6.99,10.41Hz,1H),2.14-2.20(m,1H),1.76-1.87(m,2H),1.61-1.71(m,2H),1.55(dd,J=4.67,12.69Hz,1H),0.58-0.64(m,2H),0.47-0.53(m,2H)
方法9:
実施例9-1:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド
Figure 0007434285000089
ガラスマイクロ波反応槽にKPO(1M,aq.)中の中間体A、ピーク1由来4-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチルベンズアミド(0.083g、0.247mmol)、1-メチルピラゾール-4-ボロン酸ピナコールエステル(0.077g、0.371mmol)及びクロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリ-i-プロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2-アミノエチル)フェニル]pd(II)メチル-tert-ブチルエーテル(0.037g、0.049mmol)(0.50ml、0.50mmol)及びジオキサン(1.3ml)を投入した。反応混合物を攪拌し、120℃のマイクロ波反応器内で12分間加熱した。LC/MSは、所望の生成物への完全な変換を示した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を飽和NaClで洗浄し、濃縮して、橙黄色油として粗材料を得た。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~70%EtOAc/EtOH(3/1)の勾配で溶出して精製し、灰白色固体としてN-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド(0.067g、0.200mmol、収率81%)を得た。m/z:366.2[M+1] H NMR(500MHz,DMSO-d)δ 8.49(d,J=5.97Hz,1H),8.04(s,1H),7.76(s,1H),7.74(s,1H),7.69(dd,J=1.62,7.98Hz,1H),7.49(d,J=8.04Hz,1H),4.22-4.33(m,2H),4.16(t,J=4.74Hz,1H),3.90(s,3H),2.44(s,3H),2.17-2.24(m,1H),1.77-1.90(m,2H),1.63-1.73(m,2H),1.57(dd,J=4.67,12.72Hz,1H)
方法10:
実施例10-1:2-((3-ブロモベンジル)(メチル)アミノ)-N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド
Figure 0007434285000090
2-ブロモ-N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド3(4.0mg、0.015mmol)、1-(3-ブロモフェニル)-N-メチルメタンアミン(3.1mg、0.015mmol)、DIEA(5.0μL、0.03mmol)及びDMSO(0.3mL)の混合物を室温で2時間攪拌した。得られた混合物を分取HPLC(NHOAc)によって精製し、凍結乾燥後に白色固体として生成物(ラセミ、AcOH塩、6.3mg、82%)を得た。C1721BrNOのMS(EI)は、377.0(M+1)であると判明した。
方法11:
実施例11-1:2-(4-クロロ-2-シクロヘキシルフェノキシ)-N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド
Figure 0007434285000091
2-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド(ラセミ体、5.0mg、0.019mmol)、4-クロロ-2-シクロヘキシルフェノール(4.0mg、0.019mmol)、炭酸カリウム(3.9mg、0.029mmol)及びDMF(0.4mL)の混合物を室温で1時間攪拌した。得られた混合物を分取HPLC(0.1%AcOH)によって精製し、凍結乾燥後に白色固体として生成物(ラセミ、4.7mg、82%)を得た。C2126ClNのMS(EI)は、388.0(M+1)であると判明した。
方法12:
実施例12-1:ラセミ-(エンド)-2-(4-((4-クロロフェニル)チオ)ピペリジン-1-カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル(ラセミ)
Figure 0007434285000092
粗製ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸(中間体I)4-((4-クロロフェニル)チオ)ピペリジン(11mg、0.050mmol)、HATU(29mg、0.075mmol)及びDMF(0.5mL)の攪拌溶液に室温でDIEA(0.026mL、0.15mmol)を添加した。20分間の攪拌後、混合物を分取HPLC(0.1%AcOH)によって精製し、凍結乾燥後に白色固体としてラセミ-(エンド)-2-(4-((4-クロロフェニル)チオ)ピペリジン-1-カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル(5.0mg、27%、2段階)を得た。C1922ClNOSのMS(EI)は、453.1(M+1)であると判明した。
方法13:
実施例13-1:N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000093
工程1:1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボン酸(0.087g、0.340mmol)を含有するガラス反応バイアルにrtでジクロロメタン(0.619ml)中の塩化オキサリル(0.049ml、0.557mmol)を添加し、続いて2滴のDMFを添加した。反応をrtで0.5h攪拌すると、LC/MSは出発物質が消費されたことを示した。反応を濃縮し、次の工程にそのまま使用した。
工程2:工程1の粗生成物を含有するガラス反応バイアルにジクロロメタン(0.619ml)中のラセミ中間体A(0.064g、0.371mmol)及びトリエチルアミン(0.216ml、1.547mmol)を添加した。反応混合物をrtで15分間攪拌し、LC/MSは、所望の生成物の形成を示した。反応混合物を水でクエンチし、DCMで抽出した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotage ultraカラムを通したクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10%~55%EtOAc/EtOH(3/1)の勾配で溶出して精製し、白色固体としてN-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド(38.7mg、0.103mmol、収率33%)を得た。
方法14:
実施例14-1:N-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミド(ラセミ)
Figure 0007434285000094
工程1:ガラス反応バイアルにrt下でジクロロメタン(1.2ml)中の4-(ピリミジン-2-イルアミノ)安息香酸(100mg、0.465mmol)及び塩化チオニル(237μl、3.25mmol)を添加し、続いて2滴のDMFを添加した。これをrtで0.5時間攪拌した。LCMSは、MeOHでクエンチされたLCMS試料により所望の生成物の形成を証明した。これを濃縮し、高真空で乾燥させて、灰白色固体として4-(ピリミジン-2-イルアミノ)塩化ベンゾイル(0.12g、0.514mmol、収率111%)を得た。
工程2:方法13、工程2にある通りに実施して、29mgのラセミN-(ラセミ-(エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドを得た。m/z:335.2[M+1]。
方法15:
実施例15-1:6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000095
赤色キャップバイアルに1,4-ジオキサン(0.36ml)中の6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチルピリミジン-2-イル)インドリン-5-カルボキサミド(0.04g、0.079mmol)及びKCO(0.025g、0.183mmol)を添加し、続いてアセトニトリル中5.0mの臭化シアン溶液(0.032ml、0.159mmol)を添加した。この不均質混合物をrtで1時間攪拌した。LC/MSは、所望の生成物への完全な変換を示した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液でクエンチし、DCMで抽出した。有機抽出物を濃縮し、移動相としてACN及び水中の0.1%NH4OHを用いた逆相カラム下で精製して、20mgの所望の生成物を得た。m/z:409.0[M+1].H NMR(600MHz,DMSO-d)δ 8.64(br d,J=5.60Hz,1H),8.50(d,J=4.98Hz,1H),8.41(s,1H),7.31(s,1H),6.88(d,J=4.98Hz,1H),4.21-4.26(m,4H),4.09-4.19(m,1H),3.20(br s,1H),3.16(t,J=8.68Hz,2H),2.44(s,3H),2.15-2.24(m,1H),1.99(ddd,J=4.17,8.99,12.85Hz,1H),1.75-1.86(m,1H),1.66-1.74(m,1H),1.56-1.65(m,1H),1.40(dd,J=4.01,12.81Hz,1H)
方法16:
実施例16-1:5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)チアゾール-2-カルボキサミド
Figure 0007434285000096
工程1
方法1の通りに実施し、5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)チアゾール-2-カルボキサミドを収率74%で得た。
工程2
8mLのバイアルに5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)チアゾール-2-カルボキサミド(21mg、0.064mmol)、3-クロロフェニルボロン酸(15.05mg、0.096mmol)、(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(4.70mg、6.42μmol)及び炭酸セシウム(62.7mg、0.193mmol)を添加した。続いて、1,4-ジオキサン(160μl)及び水(53.5μl)を添加し、溶液をArで1分間パージし、その後、封止して80℃に加熱した。1時間におけるLC-MSは、所望の生成物への反応の完了を示した。水(1mL)を添加し、水層をDCMで抽出した(5mL×3)。有機抽出物を合わせ、真空下で濃縮した。黄色の残滓をシリカカラムクロマトグラフィーに適用し(4gのBiotageカラム、ヘプタン中0%~80%EAの勾配で溶出)、灰白色固体として5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)チアゾール-2-カルボキサミド(16.0mg、0.045mmol、収率70%)を得た。m/z:359.0[M+1] H NMR(500MHz,クロロホルム-d)δ 8.00-8.02(m,1H),7.61(td,J=1.17,1.82Hz,1H),7.45-7.53(m,1H),7.38-7.43(m,2H),7.23-7.28(m,1H),4.51-4.57(m,1H),4.41-4.45(m,1H),4.14(t,J=5.13Hz,1H),2.57(dddd,J=2.98,5.16,11.13,13.04Hz,1H),2.07-2.16(m,1H),1.94-2.02(m,2H),1.66-1.72(m,1H),1.24-1.31(m,1H).
方法17:
実施例17-1:7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[f][1,4]オキサゼピン-4(5H)-カルボキサミド
Figure 0007434285000097
トリホスゲン(0.145g、0.490mmol、aldrich)をDCMに溶解させ、3滴のDMFで処理した。7-クロロ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[f][1,4]オキサゼピン(0.15g、0.817mmol、エナミン)を添加し、反応をrtで2時間攪拌してから濃縮した。粗製クロロ-ホルムアミドをDCMに溶解させ、中間体A(0.142g、0.817mmol)を添加し、続いてトリエチルアミンを添加した。1時間後に完全な変換が観察され、反応を水で希釈してEtOAcで3回抽出した。合わせた有機物を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、質量指向性逆相精製法によって精製し、白色固体として17-1を得た(0.103g、収率36%)。m/z:347.0[M+1] H NMR(DMSO-d6)δ:7.41(d,J=2.4Hz,1H),7.22(dd,J=8.5,2.6Hz,1H),6.98(d,J=8.6Hz,1H),6.56(br d,J=5.1Hz,1H),4.54(d,J=15.7Hz,1H),4.46(d,J=15.7Hz,1H),4.03-4.11(m,2H),3.89-4.03(m,3H),3.76-3.84(m,1H),3.61-3.69(m,1H),2.04-2.12(m,1H),1.69-1.78(m,1H),1.52-1.61(m,2H),1.45-1.52(m,1H),1.36(dd,J=12.6,4.7Hz,1H)
方法18:
実施例18-1:7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2,3,5-テトラヒドロ-4H-ベンゾ[e][1,4]ジアゼピン-4-カルボキサミド
Figure 0007434285000098
中間体A(0.2g、1.152mmol)をDCMに溶解し、rtでフェニルクロロホルメート(0.180g、0.144ml、1.152mmol)によって2時間処理し、続いて水でクエンチした。反応をEtOAcで希釈し、有機物を分離し、水層をEtOAcで2回再抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をアセトニトリルに溶解し、7-クロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[e][1,4]ジアゼピン(0.210g、1.152mmol、combi-blocks)を添加し、続いてピリジンを添加し、反応を12時間攪拌すると、ベンゾジアゼピン出発物質及び生成物と共に両方のアミンのフェノール-カルバメートの混合物が観察された。反応を65℃に4時間加熱し、濃縮し、質量指向性逆相精製法によって精製して、低い収率で18-1を得た(0.004g、収率1%)。m/z:346.0[M+1] H NMR(DMSO-d6)δ:7.25(br s,1H),7.03(dd,J=8.5,1.7Hz,1H),6.80(d,J=8.1Hz,1H),6.40(br d,J=5.2Hz,1H),5.71(br s,1H),4.41(d,J=15.6Hz,1H),4.32(d,J=15.6Hz,1H),4.03-4.08(m,1H),4.01(t,J=4.5Hz,1H),3.94(br dd,J=10.5,4.8Hz,1H),3.61(td,J=6.7,4.2Hz,1H),3.39-3.48(m,1H),3.04-3.11(m,1H),2.97-3.04(m,1H),2.05-2.12(m,1H),1.70-1.77(m,1H),1.59-1.66(m,1H),1.52-1.58(m,1H),1.46-1.52(m,1H),1.37(dd,J=12.6,4.6Hz,1H)
方法19:
実施例19-1:1-(6-アセトアミドピリジン-2-イル)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000099
ガラスマイクロ波反応槽に1,4-ジオキサン(0.950mL)中の2-(アセチルアミノ)-3-ブロモピリジン(0.082g、0.380mmol、Combi-Blocks Inc.)、中間体C-2(0.06g、0.190mmol)、ヨウ化銅(I)(14mg、0.08mmol、Sigma-Aldrich Corporation)及びtrans-n,n’-ジメチルシクロヘキサン-1,2-ジアミン(10.81mg、0.012ml、0.076mmol、Sigma-Aldrich Corporation)を投入した。反応混合物を攪拌し、130℃の設定温度のBiotageマイクロ波反応器内で5分間照射すると、LC/MSは、所望の生成物へのほぼ完全な変換を示した。粗材料をシリカゲルのプラグに吸収させ、10gのbiotageカラムultraを介したクロマトグラフィーによって精製して(10%~25%~40%[3:1EtOAc:EtOH]/ヘプタン及び0.5%Et3N)、20mgの不純材料を得、これをRP-HPLC(分取LC/MS-2システムカラム:XBridge Shield RP18 19×100mm 10μm、移動相:水/アセトニトリル中0.1%NH4OH、流速:40ml/分、勾配:10分 20~50%)によって更に精製して、19-1を得た。m/z:450.0[M+1]。H NMR(DMSO-d6)δ:10.68-10.74(m,1H),9.14(s,1H),8.82-8.87(m,1H),8.53(s,1H),8.02(s,1H),7.93-8.00(m,2H),7.67-7.71(m,1H),4.26-4.33(m,2H),4.17(t,J=4.8Hz,1H),2.11-2.36(m,4H),2.00-2.10(m,1H),1.80-1.87(m,1H),1.70-1.79(m,1H),1.61(ddd,J=12.1,8.9,3.6Hz,1H),1.41(dd,J=12.7,4.0Hz,1H)
方法20:
実施例20-1:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1H-インドール-3-カルボキサミド
Figure 0007434285000100
中間体C-3(0.1g、0.28mmol)を、中間体Kの合成に用いたホウ素化及びスズキ反応条件で処理し、RP-HPLCを介して精製して(分取LC/MS-2システムカラム:XBridge Shield RP18 19×100mm 10μm、移動相:水/アセトニトリル中0.1%NH4OH、流速:40ml/分、勾配:10分 20~50%)、白色固体として20-1を得た(0.006g、収率5%)。m/z:373.0[M+1] H NMR(DMSO-d6)δ:8.83(d,J=5.1Hz,1H),8.35(br t,J=6.6Hz,2H),8.23(br d,J=2.8Hz,1H),8.14-8.21(m,1H),7.34(d,J=5.0Hz,1H),7.28(t,J=7.7Hz,1H),4.31-4.40(m,1H),4.27(s,1H),4.16(s,1H),4.03-4.12(m,1H),2.65(s,3H),2.17-2.30(m,1H),1.90-2.00(m,1H),1.78-1.88(m,1H),1.70(br s,2H),1.53(br dd,J=12.7,4.7Hz,1H)
方法21:
実施例21-1-1_21-1-4:
Figure 0007434285000101
中間体E-10(0.15g、0.58mmol)を、方法1で説明したアミド化条件で処理した。試料を、Chiralpak AD-H 2×15cm、5μmカラム、80mL/分の流量を用いた50%メタノールの移動相を用いたSFCによって精製し、12mgのピーク1及び2、並びに23mgのピーク3(eeが>99%)、並びに19mgのピーク4(eeが>99%)を生成した。ピーク1及び2を、Chiralpak AD-H 2×25cm、5μmカラム、80mL/分の流量を用いた30%メタノールの移動相を用いたSFCによって精製し、3mgのピーク1(eeが>99%)及び1mgのピーク2(eeが>98%)を生成した。SFCにより測定されたピーク同定:Chiralpak AD-H、30%及び50%メタノール、立体化学は、任意で割り当てた。m/z:377.0[M+1] H NMR:分析データの表を参照されたい。
方法22:
実施例22-1:N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-7-(トリフルオロメチル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド
Figure 0007434285000102
メチル7-(トリフルオロメチル)-1H-インダゾール-5-カルボキシレート(0.08g、0.328mmol、synnovator)を、方法19で説明された条件で処理し、シリカゲルクロマトグラフィー(10gのbiotage ultraカラム、10%~60%[EtOAc/EtOH(3/1)]:ヘプタン)後にメチル1-(6-メチルピリジン-2-イル)-7-(トリフルオロメチル)-1H-インダゾール-5-カルボキシレート(0.1g、収率91%)を得た。この材料を、方法13で説明した条件で処理して最終化合物を得た。m/z:441.0[M+1].H NMR(DMSO-d6)δ:9.61(s,1H),8.85(d,J=5.8Hz,1H),8.74(s,1H),8.19(s,1H),8.01-8.08(m,2H),7.46(d,J=7.3Hz,1H),4.31-4.36(m,1H),4.29(t,J=4.4Hz,1H),4.19(t,J=4.9Hz,1H),2.62(s,3H),2.21-2.30(m,1H),1.89-1.96(m,1H),1.80-1.89(m,1H),1.66-1.76(m,2H),1.59(dd,J=12.7,4.6Hz,1H)
方法23:
実施例23-1:1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェネチル)ウレア
Figure 0007434285000103
中間体A(8.1mg、0.047mmol)、CDI(11mg、0.068mmol)、DIEA(0.030mL、0.17mmol)、DMF(0.3mL)の混合物を室温で30分間攪拌した。室温で2-((2,5-ジクロロフェニル))エタン-1-アミン(19mg、0.10mmol)を添加した後、混合物を16時間攪拌し、分取HPLC(0.1%AcOH)によって精製し、凍結乾燥後に白色固体として所望の生成物(15mg、90%)を得た。C1618ClOのMS(EI)は、353.3(M+1)であると判明した。
方法24:
実施例24-1:N1-(((3R,5R,7R)-アダマンタン-1-イル)メチル)-N2-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N1-(2-ヒドロキシエチル)オキサルアミド
Figure 0007434285000104
中間体A(9.0mg、0.052mmol)、シュウ酸ジフェニル(15mg、0.062mmol)及びジクロロメタン(0.5mL)の攪拌溶液に室温でDIEA(0.030mL、0.17mmol)を添加した。1時間攪拌した後、得られた混合物を濃縮してDMF(0.5mL)に取り込んだ。室温で2-((((3r,5r,7r)-アダマンタン-1-イル)メチル)アミノ)エタン-1-オール(HCl塩、27mg、0.11mmol)及びDIPEA(0.030mL、0.17mmol)を添加した後、混合物を3時間攪拌し、分取HPLC(0.1%AcOH)によって精製し、凍結乾燥後に白色固体として所望の生成物(13mg、62%)を得た。MS(ESI)=401.3[M+1]。
方法25:
実施例25-1:2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-エチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド
Figure 0007434285000105
4-ブロモ-2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド(.100g、0.222mmol)を、方法19で説明した条件で処理して、シリカゲルクロマトグラフィー(10gのbiotage ultraカラム、10%~50%[EtOAc/ヘプタン])後、2-クロロ-4-(4-エチル-1H-ピラゾール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミドを得た。この材料を方法15の条件で処理して最終化合物を得た。m/z:410.0[M+1]。H NMR(500MHz,クロロホルム-d)δ ppm 0.90(t,J=6.94Hz,4H)1.18(dd,J=12.98,4.41Hz,5H)1.25-1.34(m,9H)1.60-1.66(m,5H)1.96-2.15(m,15H)2.55-2.61(m,5H)4.11-4.14(m,5H)4.49-4.52(m,4H)4.53-4.59(m,5H)4.89(q,J=8.56Hz,9H)6.53(br d,J=5.71Hz,4H)6.92(d,J=8.30Hz,4H)7.27(s,1H)7.46(d,J=7.53Hz,5H)7.77(t,J=7.85Hz,5H)7.86(d,J=8.17Hz,4H)7.96(dd,J=8.17,1.69Hz,4H)8.06(d,J=1.69Hz,4H).
方法26:
Figure 0007434285000106
合成を方法1の通りに実施し、1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソピロリジン-3-カルボキサミドを収率70%で得た。
キラル分離は、以下の通り実施した:試料をSFC(Chiralpak AD-H 2×15cm 5micカラム、80mL/分の流量を用いた40%メタノールの移動相)により精製し、19.71mgのエナンチオマー1ピーク1(eeが>99%)及び17.52mgのピーク2のエナンチオマー2(eeが>99%)を生成した。SFCにより測定されたピーク同定:Chiralpak AD-H分析カラム、40%メタノール、立体化学は、任意で割り当てた。
方法27
Figure 0007434285000107
合成は、方法13で実施した。N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピルピリミジン-2-イル)ピロリジン-3-カルボキサミドを収率54%で得た(45mg)。
キラル分離は、以下の通り実施した。試料を、Chiralpak AD-H 2×25cm、5μmカラム、80mL/分の流量を用いた35%メタノールの移動相を用いたSFCによって精製して、6.9mgのピーク1(eeが>99%)及び7.89mgのピーク2(eeが>99%)を生成した。SFCにより測定されたピーク同定:Chiralpak AD-H分析カラム、35%メタノール、立体化学は、任意で割り当てた。
方法28:
Figure 0007434285000108
工程1:N,N-ジメチルホルムアミド(2500μl)中の(S)-1-boc-ピロリジン-3-カルボン酸(215mg、1mmol、Combi-Blocks)及びhatu(418mg、1.100mmol、Combi-Blocks Inc.)の溶液に室温でn,n-ジイソプロピルエチルアミン(646mg、5.00mmol)を滴下した。溶液は、黄色になった。1時間でのLS-MSは、反応の完了を示した。溶液を飽和NaHCO3(10mL)に注ぎ込み(大量の白色沈殿物)、EtOAcで抽出した(30mL×2)。有機抽出物を合わせ、水(20mL×2)、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。粗混合物にジオキサン中HCl(2.5mL、4N)を添加し、混合物を1時間攪拌した。LC-MSは、反応の完了を示した。溶媒を除去し、材料をMeOHに取り込み、MeOH(3CV)で洗浄しながらSCX-2カラム(5g)にパスした。カラムをMeOH中アンモニアで洗浄し、純粋なアミン生成物を溶出させ、これをC-Nカップリング工程でそのまま使用した。
工程2:(S)-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ピロリジン-3-カルボキサミド(61.5mg、0.187mmol、125374-7-2)を含有する2ドラムバイアルにRuphos、95%(2.178mg、4.67μmol)及びRuphos Pd G1(3.40mg、4.67μmol)を添加した。混合物を3回脱気してN2を充填し、その後、THF(1M)中1,1,1,3,3,3-ヘキサメチルジシラザンリチウム塩(560μl、0.560mmol)を添加し、続いて1,3,5-トリクロロベンゼン(102mg、0.560mmol)を添加した。混合物を超音波処理し、70℃で加熱した。1時間後のLC-MSは、生成物への完全な変換を示した。粗混合物を次の工程でそのまま使用した。
工程3:水(8.41mg、8.41μl、0.467mmol、研究室用)を滴下して反応をクエンチした。続いて、炭酸カリウム(77mg、0.560mmol)を添加し、次にアセトニトリル中臭化シアン溶液、5.0m(74.7μl、0.373mmol)を添加した。続いて、混合物を室温で終夜攪拌した。反応後、混合物を水でクエンチし、DCMで抽出し、濃縮し、カラム(ヘプタン中0%~80%EA)に適用し、(S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)ピロリジン-3-カルボキサミドを収率11%で得た。
方法29:
Figure 0007434285000109
(S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ピロリジン-3-カルボキサミド塩酸塩(0.2mmol)を含有する2ドラムバイアルに6-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピコリノニトリル(62.0mg、0.300mmol)、アセトニトリル(667μl)及びDIPEA(140μl、0.800mmol)を添加した。懸濁液を60℃で2時間攪拌すると、LC-MSは、良好な変換を示した(80%)。反応を、移動相としてACN及び水中0.1%NH4OHを用いたRP-HPLCを介して精製して、(S)-1-(6-シアノ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ピロリジン-3-カルボキサミドを収率41%で得た。
方法30:
Figure 0007434285000110
N,N-ジメチルホルムアミド(667μl)中の(S)-1-(m-トリル)ピロリジン-3-カルボン酸(0.19mmol)及びn,n-ジイソプロピルエチルアミン(98mg、133μl、0.759mmol)の混合物にCOMU(89mg、0.209mmol)を添加した。続いて、(1R,2R,4S)-2-アミノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル塩酸塩(65.9mg、0.190mmol)を添加した。混合物を室温で攪拌した。1時間後、反応が完了した。混合物をNaHCO3(飽和)に注ぎ込み、EAで抽出し(30mL×2)、EA層を合わせ、水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残滓をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中0%~75%EA)によって精製し、収率29%で(S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(m-トリル)ピロリジン-3-カルボキサミドを得た。
方法31:
Figure 0007434285000111
工程1:1H-ピラゾール-4-カルボン酸(0.3mmol)を含有する8mLバイアルにN,N-ジメチルホルムアミド(1.200ml)中のhatu(0.125g、0.330mmol)及び(1R,2R,4S)-2-アミノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル塩酸塩(0.104g、0.300mmol)を添加した。続いて、DIPEA(0.155g、0.210ml、1.200mmol)を添加した。混合物を室温で攪拌した。2時間後、化合物をRP-HPLC(5%~50%水中ACN+0.1%ギ酸)によって精製して生成物を得、これをCu触媒C-Nカップリング工程でそのまま使用した。
工程2:2ドラムバイアルにN-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(0.3mmol)、ヨウ化銅(I)(0.03mmol)、炭酸セシウム(0.6mmol)、3,5-ジクロロヨードベンゼン(0.45mmol)、(1r,2r)-(-)-n,n’’-ジメチルシクロヘキサン-1,2-ジアミン(8.53mg、9.46μl、0.060mmol)及びDMF(600μl)を添加した。混合物を100℃で1時間攪拌し、移動相としてACN及び水中0.1%NH4OHを用いたRP-HPLCを介してそのまま精製し、収率4%でN-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミドを得た。
方法32:
Figure 0007434285000112
工程1:2ドラムバイアルに3-ブロモ-5-クロロベンゾニトリル(0.25mmol)、炭酸カリウム(111mg、0.800mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.013mmol)及び2,2’-bis(ジフェニルホスフィニイル)-1,1’-ビナフタレン(0.026mmol)を添加した。バイアルを排気し、N2を2回充填した。続いて、THF中の(S)-N-((1R,2R,4S)-7-(4-メトキシベンジル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ピロリジン-3-カルボキサミド(500μl、0.25mmol)を添加した。暗赤色溶液を70℃で20時間攪拌した。LC-MSは、生成物への良好な変換を示した。
工程2:アセトニトリル中5.0M臭化シアン溶液(150μl、0.750mmol)を反応混合物にそのまま添加した。混合物を更に30分間攪拌した。LC-MSは、シアナミドへの完全な変換を示した。反応を水でクエンチし、DCMで抽出した(5mL×3)。合わせたDCM層を濃縮し、残滓をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中0~100%EA)によって精製して、収率30%で生成物(S)-1-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ピロリジン-3-カルボキサミドを得た。
方法33:
Figure 0007434285000113
合成は、SFC精製法により方法23の手順に従った。カラム:Zorbax Eclipse Plus C18 5μm 21.2×100mm、移動相:溶媒A=100%水中0.1%ギ酸。溶媒B=アセトニトリル、勾配:開始%B=47.3、最終%B=67.3勾配。時間=7分、続いて98%Bで2分間保持。波長=215及び254nm。ESI+範囲:150~1500ダルトン。試料を25%Bで投入した。流量:40.0mL/分、試料:500mgの試料を4mLのDMSOに溶解した。注射(Inj):0.5mL、ピーク1、8.2mg、ピーク2、19.2mg、工程2:ピーク2の主ジアステレオマーを2つのエナンチオマーに更に分離した:試料を、90mL/分の流量を用いて、75%液体CO2及び75%MeOHの移動相を備えたChiral Technologies IC(250×21mm、5mm)を用いた分取SFCを介して精製し、7mgのピーク1(eeが>99%)及び4mgのピーク2(eeが>99%)を生成した。25%MeOHを備えるICカラムを備えたSFCによりピーク同定を判定し、立体化学は、任意で割り当てた。
実施例及び分析データの表
以下の化合物は、上記の方法を用いて合成され、また合成実施例の項で詳述される番号付けの慣例を用いて分類される。
Figure 0007434285000114
Figure 0007434285000115
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実験実施例の分析データ:
Figure 0007434285000196
Figure 0007434285000197
Figure 0007434285000198
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Figure 0007434285000253
Figure 0007434285000254
Figure 0007434285000255
Figure 0007434285000256
以下の例は、所与の方法によってキラルクロマトグラフィーを介して精製された。
Figure 0007434285000257
Figure 0007434285000258
Figure 0007434285000259
USP30酵素アッセイ(FPアッセイ)
USP30(ユビキチン特異的ペプチダーゼ30)阻害剤の効力を触媒生化学アッセイ中のそのヒトUSP30の阻害によって測定した。精製したヒト6XHIS-USP30(aa57-517)をK11結合型ジユビキチンペプチド基質(UbiQ-044;UbiQ)でインキュベートした。基質のN末端上には、蛍光タグである5-カルボキシテトラメチルローダミンがあり、これにより、蛍光偏光法によって基質の切断を測定することが可能となる。USP30活性を室温のブラック384ウェルマイクロプレート(Corning4514;Corning)中、15μLの全反応容量で判定した。DMSO中の化合物を22ポイントの1:2用量反応曲線で384ウェルプレート全体にわたりプレーティングした。ウェル23及び24は、陽性(酵素及び基質のみ)及び陰性(基質のみ)反応対照用に確保した。化合物、酵素及び基質をアッセイ緩衝液:20mM Tris pH=8.0、100mM NaCl、0.005% Tween-20及び解凍したての1mM DTT中に希釈した。全ての試薬を3倍の使用濃度で調製した。5μLの化合物、続いて5μLの酵素溶液及び最後に5μLの基質溶液をアッセイプレートに添加した。反応が室温で75分間進行する間、プレートを暗く加湿された環境に貯蔵した。反応を停止するため、5μLの80mM MES(pH=5.0)をアッセイプレートに添加した。蛍光偏光データをEnVisionプレートリーダー(Perkin Elmer)上で取得した。
試料を531nmの励起波長並びに595Pnm及び595Snmの放射波長で測定した。蛍光偏光値(単位:milliP)を、EnVision(Perkin Elmer)オペレーティング・ソフトウェアにより、以下の式に従って計算した:mP値=1000*(S-G*P)/(S+G*P)、ここで、S=<検出器2又はFP TAMRA Dual(1)チャネル2>であり、P=<検出器1又はFP TAMRA Dual(1)チャネル1>であり、G=G係数である。続いて、データをScreenerソフトウェア(GeneData AG)にアップロードした。化合物の存在下で生成されたシグナルの量対DMSOビヒクルのみの存在下で生成されたシグナルの量(高対照(High control))を、次の式を用いて計算した:%対照(POC)=(化合物-平均最低)/(平均最高-平均最低)*100。IC50を判定するために、Screenerを用いて、一般4パラメータ方程式に基づいてデータをフィッティングした(y=A+((B-A)/(1+((x/C)^D)))、ここで、Aは、最小y(POC)値であり、Bは、最大y(POC)であり、Cは、変曲点におけるx(化合物濃度)であり、Dは、勾配係数である)。
USP30酵素アッセイ(ローダミンアッセイ)
USP30阻害を、1536ウェルフォーマット中において、蛍光基質Ubiquitin-Rhodamine110(UBPBio)を用いて、組換えヒトUSP30(Boston Biochem)で試験した。DMSO中の化合物を、Labcyte Echo 550(50nl/ウェル)を用いて分配した。25mM Hepes(pH7.5)100mM NaCl 0.01% Triton X-100 1mM DTT中の2μLの4nM USP30を各ウェルに添加し、室温で2時間インキュベートした。続いて、25mM Hepes(pH7.5)100mM NaCl 0.01% Triton X-100 4mM DTT 0.02% BSA中の6μlの53nM Ubiquitin-Rhodamine 110を各ウェルに添加し、室温で更に2時間インキュベートした。Envision 2105(Perkin Elmer)を用いて蛍光測定値を得た(λex=485nm及びλem=535nm)。DMSOを含むUSP30及びDMSOを含む緩衝液のみをそれぞれ100%活性及び0%活性の正規化に用いた。Graphpad Prismを用いて見かけIC50値を得た。
Figure 0007434285000260
Figure 0007434285000261
Figure 0007434285000262
Figure 0007434285000263
上記は、本発明の例示に過ぎず、本発明を、開示される化合物に限定することを意図するものではない。当業者に明白である変形形態及び変更形態は、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲内及び趣旨内であることが意図される。
以上の説明から、当業者は、本発明の本質的特徴を容易に把握することができ、その趣旨及び範囲から逸脱することなく本発明の種々の変更形態及び修正形態をなし、本発明を各種の用途及び条件に適合させることができる。

Claims (44)

  1. 式(I):
    Figure 0007434285000264
    (式中、
    Dは、(CRであり、
    rは、1又は2であり、
    、R、R、R、R、R及びRのそれぞれは、各出現において、水素、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ又はC~Cシクロアルキルから独立して選択されるか、又は
    及びRは、組み合わされて、縮合3~6員シクロアルキル環を形成するか、又は
    及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
    及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
    は、水素又はC~Cアルキルから独立して選択され、
    Lは、-C(O)-、-C(O)N(R)-、-N(R)C(O)-、-N(R)C(O)N(R)-、-N(R)S(O)-、-S(O)N(R)-、-[C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)[C(R-、-N(R)C(O)N(R)[C(R-、-[C(RN(R)C(O)N(R)-、-C(RN(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(O)C(O)N(R)-、-OC(RC(O)N(R)-又は-SC(RC(O)N(R)-から選択される結合又は二価リンカーであり、ここで、Lは、右端の原子によってアザノルボルナンに結合され、
    pは、各出現において、0、1又は2から選択され、
    qは、1、2又は3であり、
    は、独立して、各出現において、水素、C~Cアルキル、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシであり、又はC(Rは、組み合わされて-C(O)-又は1,1-シクロプロパンジイルを形成し、
    は、水素又はC~Cアルキルであり、
    は、水素、C~Cアルキル又は-C(R-A-Bであり、
    Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルコキシ、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル又はハロC~Cアルコキシから選択される0~4個の置換基で任意選択的に置換される、C~Cアルケニレン、フェニレン、ナフチレン、1個の環N、O若しくはS原子及び0若しくは1個の追加の環窒素原子を含む5~13員ヘテロアリーレン又は飽和若しくは部分不飽和の4~13員の単環式、二環式若しくは三環式炭素環若しくはヘテロ環から選択される二価部分であり、ここでヘテロ環は1個の環N、O若しくはS原子及び0、1若しくは2個の追加の環窒素原子を含み、
    Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、ハロC~Cアルキル、ヒドロキシC~Cアルキル、シアノC~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、ハロC~Cシクロアルキル、シアノC~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、シアノC~CシクロアルキルC~Cアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)OC~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、NR10、OR11、C(O)NR10、N(R10)C(O)R12、フェニル、アラルキル、ヘテロアラルキル、5、6、9若しくは10員ヘテロアリール又は4~8員の単環式若しくは二環式ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、前記フェニル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ-及びジ-C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、フェニル、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有する5又は6員ヘテロアリール、-C(O)NR10、C(O)R並びにCOからなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換され、各ヘテロ環は、任意選択的にオキソで置換され、
    は、水素、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、アラルキルであり、前記アラルキルは、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル又は1,1-シクロプロパンジイルから独立して選択される1~4個の置換基で置換され、
    10は、水素又はC~Cアルキルであり、
    11は、C~Cシクロアルキル、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールであり、前記フェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ又は~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換され、及び
    12は、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、前記フェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ又は~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換される)
    に従う化合物又はその塩。
  2. 式(I):
    Figure 0007434285000265
    (式中、
    Dは、(CRであり、
    rは、1又は2であり、
    、R、R、R、R、R及びRのそれぞれは、各出現において、水素、ハロゲン、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ又はC~Cシクロアルキルから独立して選択されるか、又は
    及びRは、組み合わされて、縮合3~6員シクロアルキル環を形成するか、又は
    及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
    及びRは、組み合わされて、スピロ環式の3~6員シクロアルキル環を形成し、
    は、水素又はC~Cアルキルから独立して選択され、
    Lは、-C(O)-、-C(O)N(R)-、-N(R)C(O)-、-N(R)C(O)N(R)-、-N(R)S(O)-、-S(O)N(R)-、-[C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)[C(R-、C(RN(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(RC(O)N(R)-、-C(O)N(R)C(RC(O)N(R)-、-N(R)C(O)C(O)N(R)-、-OC(RC(O)N(R)-又は-SC(RC(O)N(R)-から選択される結合又は二価リンカーであり、ここで、Lは、右端の原子によってアザノルボルナンに結合され、
    pは、各出現において、0、1又は2から選択され、
    qは、1、2又は3であり、
    は、独立して、各出現において、水素若しくはC~Cアルキルであり、又はC(Rは、組み合わされて-C(O)-を形成し、
    は、水素又はC~Cアルキルであり、
    は、水素、C~Cアルキル又は-C(R-A-Bであり、
    Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルコキシ、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル又はハロC~Cアルコキシから選択される0~4個の置換基で任意選択的に置換される、フェニレン、ナフチレン、1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を含む5、6、9若しくは10員ヘテロアリーレン又は飽和若しくは部分不飽和の5~11員の単環式若しくは二環式炭素環若しくはヘテロ環から選択される二価部分であり、ここでヘテロ環は1若しくは2個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を含み、
    Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、ハロC~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C(O)C1~6アルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、NR10、OR11、C(O)NR10、N(R10)C(O)R12、フェニル、5、6、9若しくは10員ヘテロアリール又は4~7員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、前記フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ-及びジ-C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R並びにCOからなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換され、
    は、水素、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ又は~Cシクロアルキルであり、
    10は、水素又はC~Cアルキルであり、
    11は、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールであり、前記フェニル又はヘテロアリールは、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ又は~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換され、及び
    12は、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、フェニル又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を有する5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、前記フェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ又は~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換される)
    に従う化合物又はその塩。
  3. 式Ia:
    Figure 0007434285000266
    によって表される、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. Lは、-N(R)C(O)-であり、及びRは、水素、メチル又はエチルである、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. 式II:
    Figure 0007434285000267
    によって表される、請求項4に記載の化合物。
  6. 前記アザノルボルナンは、エンド配向にある、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物。
  7. 式II-a又はII-b:
    Figure 0007434285000268
    によって表される、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. -A-Bは、
    Figure 0007434285000269
    (式中、*は、Lに対する結合点を表し、
    Qの各出現は、CR13又はNから独立して選択され、
    13は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルコキシ又はC~CシクロアルキルC~Cアルキルから独立して選択される0、1、2又は3つであり、
    Xは、CH、CH、CHCH又はNであり、
    Yは、CH、CH、CHCH、N又はOである)
    からなる群から選択される、請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. 式III:
    Figure 0007434285000270
    (式中、
    13は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル又は~Cアルコキシから独立して選択される0、1、2又は3つであり、
    Xは、CH、CH、CHCH又はNであり、
    Yは、CH、CH、CHCH、N又はOであり、
    Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)OC~Cアルキル、C(O)NHCアルキルC(O)NHC~Cシクロアルキル、フェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、前記フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R並びにCOからなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換され、
    は、水素、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ又は~Cシクロアルキルであり、及び
    10は、水素又はC~Cアルキルである)
    によって表される、請求項8に記載の化合物。
  10. 式III-a又は式III-b:
    Figure 0007434285000271
    によって表される、請求項9に記載の化合物。
  11. 式(III-c):
    Figure 0007434285000272
    (式中、R13は、各出現において、水素、C~Cアルキル、ハロゲン及び~Cアルコキシからなる群から選択される)
    によって表される、請求項9に記載の化合物。
  12. 式III-d又は式III-e:
    Figure 0007434285000273
    によって表される、請求項9に記載の化合物。
  13. Bは、それぞれC~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、シアノC~Cアルキル又はシアノC~Cシクロアルキルから独立して選択される0、1又は2つで任意選択的に置換される、フェニル、ピリジル、ピリミジニル又はピラジニルであるか、又は
    Bは、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)OC~Cアルキル、C(O)NHC~Cアルキル又はC(O)NHC~Cシクロアルキルである、請求項7~12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. 式IV:
    Figure 0007434285000274
    (式中、Qは、CR 13 又はNから独立して選択され、
    及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
    及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
    は、水素又はメチルであり、
    Zは、各出現において、CH又はNから独立して選択され、
    Wは、CR14又はNであり、ここで、W及びZの0、1又は2つの出現は、Nであり、及び残りは、Cであり、
    13は、水素、C~Cアルキル又はC~Cシクロアルキルであり、
    14は、各出現において、水素、C~Cアルキル又はC~Cシクロアルキルから独立して選択され、
    X及びYは、それぞれCHであるか、又は
    X及びYは、X及びYの少なくとも1つがCHであるように、それぞれCH又はNから選択される)
    によって表される、請求項7に記載の化合物。
  15. 13又はR14のいずれかの少なくとも1つの出現は、水素ではない、請求項14に記載の化合物。
  16. 前記アザノルボルナンは、エンド配座にある、請求項14又は15に記載の化合物。
  17. 式IV-a又は式IV-b:
    Figure 0007434285000275
    によって表される、請求項14~16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. 式V:
    Figure 0007434285000276
    (式中、R及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
    及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
    は、水素又はメチルであり、
    15は、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルキルオキシ、C~CシクロアルキルC1~C4アルキル又は~CシクロアルキルC~Cアルコキシであり、
    X及びYは、それぞれCHであるか、又は
    X及びYは、X及びYの少なくとも1つがCHであるように、それぞれCH又はNから選択される)
    によって表される、請求項6~9のいずれか一項に記載の化合物。
  19. 前記アザノルボルナンは、エンド配座にある、請求項18に記載の化合物。
  20. 式V-a又は式V-b:
    Figure 0007434285000277
    によって表される、請求項18又は19に記載の化合物。
  21. 前記化合物は、式(VI)
    Figure 0007434285000278
    (式中、
    Gは、O、S、N(R)、*-C(O)N(R)又は*-(CH)N(R)であり、ここで、前記*は、B-A-に対する結合を表し、
    は、水素、C~Cアルキル又は-CH-A-Bであり、
    Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル又はハロC~Cアルコキシから選択される0~4個の置換基で任意選択的に置換される、フェニレン、ナフチレン又は1個の環窒素原子及びN、O若しくはSから選択される0若しくは1個の追加の環ヘテロ原子を含む5若しくは6員ヘテロアリーレンであり、
    Bは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル、C(O)NR10、フェニル、5若しくは6員ヘテロアリール又は5若しくは6員ヘテロ環であり、ここで、各ヘテロアリール又はヘテロ環は、1個の環N、O又はS原子及び0、1又は2個の追加の環窒素原子を有し、前記フェニル、ヘテロアリール又はヘテロ環は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル、ハロC~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、-C(O)NR10、C(O)R並びにCOからなる群から独立して選択される0~4個の基で任意選択的に置換される)
    に従う、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
  22. Gは、O、S、N(H)又は*C(O)N(H)であり、ここで、前記*は、B-A-に対する結合を表し、
    Aは、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシからなる群から独立して選択される0、1、2、3又は4個の基で任意選択的に置換される、フェニレン、ナフチレン又は5若しくは6員ヘテロアリーレンである、請求項21に記載の化合物。
  23. 式VII:
    Figure 0007434285000279
    (式中、Rは、水素又はメチルであり、
    及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
    及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
    Gは、O、S又はN(H)であり、
    16は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル又はハロC~Cアルコキシである)
    の化合物である、請求項21又は22に記載の化合物。
  24. 前記アザノルボルナンは、エンド配座にある、請求項21~23のいずれか一項に記載の化合物。
  25. 式VII-a又は式VII-b:
    Figure 0007434285000280
    によって表される、請求項21~24のいずれか一項に記載の化合物。
  26. Gは、*CHN(R)であり、ここで、前記*は、B-A-に対する結合を表し、
    は、CH-A-Bであり、
    Aは、各出現において、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル及びハロC~Cアルコキシからなる群から独立して選択される0、1、2、3又は4個の基で任意選択的に置換される、フェニレン、ナフチレン又は5若しくは6員ヘテロアリーレンから独立して選択され、
    Bは、各出現において、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C(O)C~Cアルキル、C(O)C~Cシクロアルキル又はC(O)NR10から独立して選択される、請求項21に記載の化合物。
  27. Aは、各出現において、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル又はハロC~Cアルコキシから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換される、フェニレン、ピリジニレン又はピリミジニレンから独立して選択される、請求項26に記載の化合物。
  28. 式VIII:
    Figure 0007434285000281
    (式中、Rは、水素又はメチルであり、
    及びRは、それぞれ独立して、水素又はメチルであるか、又は
    及びRは、組み合わされて、縮合シクロプロピル環を形成し、
    Aは、各出現において、それぞれハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、ハロC~Cアルキル又はハロC~Cアルコキシから独立して選択される0、1、2又は3個の基で任意選択的に置換される、フェニル、ピリジル又はピリミジニルから独立して選択される)
    の化合物。
  29. 前記アザノルボルナンは、エンド配座にある、請求項26~28のいずれか一項に記載の化合物。
  30. 式VIII-a又は式VIII-b:
    Figure 0007434285000282
    によって表される、請求項28に記載の化合物。
  31. 以下の表Aに記載される化合物
    表A
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(1H-ピロール-1-イル)-1,3-ベンゾチアゾール-6-カルボキサミド;
    ラセミエンド2-メチル-2-プロパニル7-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-イソキノリンカルボキシレート;
    ラセミエンド2-メチル-2-プロパニル6-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-イソキノリンカルボキシレート;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)アミノ)-2,5-ジフルオロベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)アミノ)-2,3-ジフルオロベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-フェニル-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    2-メチル-2-プロパニル(4-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-2-メチルフェニル)カルバメート;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,2-ジメチルプロパノイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1,3-チアゾール-4-イル)ベンズアミド;
    4-ベンズアミド-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
    N-(4-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)フェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(フェニルエチニル)ベンズアミド;
    6-(1H-ベンズイミダゾール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジンカルボキサミド;
    4-((5-クロロ-2-ピリジニル)オキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3,5-ジメチル-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1,1-ジオキシド-1,2-チアゾリジン-2-イル)ベンズアミド;
    2-メチル-2-プロパニル(3-クロロ-4-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)フェニル)カルバメート;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-4-(3-メチルブタンアミド)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    4-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-ピリジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(シクロプロピルメトキシ)-3-ピリジンカルボキサミド;
    4-(3-クロロ-2-ピリジニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-ピリジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-メチル-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-1-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フルオロ-4-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-フルオロ-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    ラセミエンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(4-フルオロフェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
    ラセミエンド6-(4-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジンカルボキサミド;
    6-(4-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジンカルボキサミド;
    ラセミエンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-メチルアニリノ)-5-ピリミジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-6-フルオロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリジニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-1,3-チアゾール-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    2つのジアステレオマーの混合物:(S)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド及び(R)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-メトキシ-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-フェニル-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((3-フルオロフェノキシ)メチル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-チオフェニルメトキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((2-メチルフェニル)スルファニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3-メチルブトキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((2-シアノフェニル)スルファニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-3-メチル-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-6-メチル-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    5-ブロモ-3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-1H-インドール-2-カルボキサミド;
    2つのジアステレオマーの混合物:(2R)-5-ブロモ-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド及び(2S)-5-ブロモ-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド;
    5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-1-ベンゾチオフェン-2-カルボキサミド;
    N-ベンジル-3-ブロモ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
    N-ベンジル-3-クロロ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
    3-ブロモ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
    3-クロロ-N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)ベンズアミド;
    2つのジアステレオマーの混合物:(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド及び(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    2つのジアステレオマーの混合物:(3R)-1-(3-ブロモフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド及び(3S)-1-(3-ブロモフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    2つのジアステレオマーの混合物:(3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド及び(3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    2-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
    2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミドエナンチオマー1;
    2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミドエナンチオマー2;
    3-(3-クロロフェニル)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2-オキサゾール-5-カルボキサミドエナンチオマー1;
    3-(3-クロロフェニル)-N-((エンド)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2-オキサゾール-5-カルボキサミドエナンチオマー2;
    ラセミ,エンド2-((4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
    ラセミ,エンド3-ブロモ-N-(1-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)ベンズアミド;
    ラセミ,エンド3-ブロモ-N-(1-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル)ベンズアミド;
    (エンド)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
    (エンド)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
    (エキソ)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
    (エキソ)-7-シアノ-N-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1,3-チアゾール-2-イル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキサミド;
    (エンド)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
    (エンド)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
    (エキソ)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
    (エキソ)-2-((5-(2-フルオロ-5-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4,6-ジメチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピラジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シクロプロピルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メトキシ-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(トリフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(2-メチル-2-プロパニル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(2-プロパニル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-エチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-6-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(ジフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-フルオロ-6-メチル-2-ピリジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(5-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-N-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1S,2S,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-N-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド(ピーク2由来);
    ラセミ,エンドN~5~-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N~1~-シクロプロピル-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1,5-ジカルボキサミド;
    ラセミ,エンド1-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ウレア;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(シクロプロピルメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-プロポキシベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(2-プロパニルオキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    ラセミ,エンド2-((3-ブロモベンジル)(メチル)アミノ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
    ラセミ,エンド2-(4-クロロ-2-シクロヘキシルフェノキシ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
    N~2~-ベンジル-N~2~-(3-ブロモベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)グリシンアミド;
    N~2~-ベンジル-N~2~-(3-クロロベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)グリシンアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(5,6,7,8-テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3-d]ピリミジン-4-イルスルファニル)アセトアミド;
    N~2~-(3-ブロモベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N~2~-(2-メチルプロピル)グリシンアミド;
    N~2~-(3-クロロベンジル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N~2~-(4-メトキシベンジル)グリシンアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(5,7-ジクロロ-3,4-ジヒドロ-2(1H)-イソキノリニル)アセトアミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,4-ジクロロ-5-エチル-3-メチルフェノキシ)アセトアミド;
    ラセミ,エンド2-((5-クロロベンゾ[d]チアゾール-2-イル)チオ)-N-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
    ラセミ,エンド2-(4-((4-クロロフェニル)チオ)ピペリジン-1-カルボニル)-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-カルボニトリル;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(シクロプロピルカルボニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-フルオロ-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-3,4-ジヒドロ-2H-1,4-ベンゾオキサジン-7-カルボキサミド;
    2-((4-クロロ-1-ナフタレニル)オキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
    2-((4-クロロ-1-ナフタレニル)オキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド(ピーク2由来);
    ラセミ,エンド2-メチル-2-プロパニル5-((7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)カルバモイル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-カルボキシレート;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-ベンズイミダゾール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    3-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)プロパンアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-エチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-フルオロ-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(メチル(4-メチル-2-ピリミジニル)アミノ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-メチル-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    ラセミ,エンドN-(7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-ピリミジニルアミノ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(3,5-ジメチル-1,2-オキサゾール-4-イル)-1H-インドール-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリミジニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5-カルボキサミド;
    5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-メチル-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド;並びに
    5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド。
  32. 以下の表Bに記載される化合物
    表B
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((シクロプロピルカルボニル)アミノ)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1H-インダゾール-1-イル)ベンズアミド;
    (3R)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
    (3S)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
    (4R)-7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,5-テトラヒドロ-1-ベンゾキセピン-4-カルボキサミド;
    5-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-メチル-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(シクロプロピルメチル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-メチルプロピル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1-(4,4,4-トリフルオロブチル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1-プロピル-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(1,7-ナフチリジン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(シアノメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(1,8-ナフチリジン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-チオフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
    1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
    1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-メチル-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチル-1,3-チアゾール-4-イル)ベンズアミド;
    7-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-オキソ-1,2-ジヒドロ-3-イソキノリンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-フェニル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (2S,3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-1-フェニル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-2-フルオロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-フェニル-2-フランカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(3-(2-プロパニル)フェニル)-2-フランカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-2-フランカルボキサミド;
    (3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピペリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-(トリフルオロメチル)-2-ピリミジニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-ブロモフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-3-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(5-シアノ-3-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-メトキシ-4-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピラジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-フルオロ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (1S,4R,5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
    2-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-オキサゾール-5-カルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-(シアノメチル)フェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロ-5-メトキシフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-L-プロリンアミド;
    3’-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-5-メチル-2-ピリジンカルボキサミド;
    4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-メチル-2-ピリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(3-(1-シアノシクロプロピル)フェニル)-3-ピリジンカルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-シクロプロピル-5’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(1-シアノシクロプロピル)[2,3’-ビピリジン]-6’-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-エチニルシクロプロピル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-シアノ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-5-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-シアノ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-5-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2-メチル-2-プロパニル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    (1S,6R,7R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキサミド;
    (1R,6S,7R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキサミド;
    (1S,6R,7R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-7-カルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-3-ピペリジンカルボキサミド;
    (1S,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
    (1R,5R)-N-((1R,2S,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
    (1R,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-3-ピペリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-4-ピペリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2-シアノ-2-プロパニル)-2-ピラジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-シアノ-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-シアノ-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-シアノ-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-シアノ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-5-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((1S,2S,5R)-2-シアノ-6-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-6-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノフェニル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロブチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    (2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロベンジル)-2-アゼチジンカルボキサミド;
    (2R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロベンジル)-2-アゼチジンカルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-(シアノメチル)-1-ピロリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-(シアノメチル)-1-ピロリジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノフェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロベンジル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((1S,2R,5R)-2-シアノ-6-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-6-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((1-シアノシクロプロピル)メトキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-シクロプロピルベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((cis-3-シアノシクロブチル)オキシ)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1S,2R,4R)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-(シアノメチル)-1-ピロリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((cis-3-シアノシクロブチル)オキシ)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノ-3,3-ジフルオロシクロブチル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(1-シアノシクロプロピル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-(シアノメチル)-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3R)-3-(シアノメチル)-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(1-シアノシクロプロピル)-5’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-1-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-1(4H)-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-2(4H)-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-((3S)-3-(シアノメチル)-1-ピペリジニル)ベンズアミド;
    (3S)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N,9-ジメチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-6-フルオロ-N-メチル-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-フルオロ-N-メチル-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N,1-ジメチル-3-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-6-カルボキサミド;
    (3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-N-メチル-3-ピロリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-1-(2,3,5-トリクロロフェニル)-L-プロリンアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-1-(2,3,5-トリクロロフェニル)-D-プロリンアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-2-カルボキサミド;
    5-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フランカルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-キノリニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-フェニル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1H-ピラゾール-1-イル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(ジフルオロメチル)-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    1-([2,2’-ビピリジン]-6-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (1R,5R)-3-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-1-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド;
    (1S,4R,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
    (1S,4S,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
    (1S,4S,5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
    (4S)-N-((1S,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-4-アゼパンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-チアゾール-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-シアノフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3-シクロプロピルフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-(4-メチル-2-ピリミジニル)-1H-インドール-3-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インドール-3-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-7-(トリフルオロメチル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-オキソ-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-1-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (2S)-5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド;
    (2R)-5-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-カルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シクロプロピル-2-ピリミジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(5-クロロ-2-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シアノ-4-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シアノ-4-メチル-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-メチル-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シアノ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(トリフルオロメチル)-2-ピラジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-メチルフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-メトキシフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾキセピン-4-カルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,5-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロ-5-メチルフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(5-クロロ-2-メチルフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    6-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3,5-ジクロロフェニル)-2-ピリジンカルボキサミド;
    4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロ-4-メトキシフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロ-4-フルオロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3-シクロプロピルフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(3,5-ジクロロフェニル)-2-モルホリンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,3,5-トリクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
    (3S)-1-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(2-クロロ-5-シアノフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2-オキソ-1-(2-プロパニル)-5-(トリフルオロメチル)-1,2-ジヒドロ-3-ピリジニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,4-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(2,3-ジクロロフェニル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (3S)-1-(2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ピロリジンカルボキサミド;
    (1R,4R,5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(3,5-ジクロロフェニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-4-カルボキサミド;
    (1S,3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    (1S,3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-(ジフルオロメチル)-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(3,5-ジクロロフェニル)-3-アゼパンカルボキサミド;
    7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[f][1,4]オキサゼピン-4(5H)-カルボキサミド;
    7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,2,3,5-テトラヒドロ-4H-1,4-ベンゾジアゼピン-4-カルボキサミド;
    1-(6-アセトアミド-2-ピリジニル)-6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-メチル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    (5R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(6-シクロプロピル-2-ピリジニル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-2H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    6-(5-アザスピロ[2.5]オクタン-5-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
    (2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,3-ジクロロフェニル)-1-ピロリジンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-6-((2R)-2-メチル-2-フェニル-4-モルホリニル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
    6-((2R)-2-(4-クロロフェニル)-2-メチル-4-モルホリニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
    6-(((1-(4-ブロモフェニル)シクロプロピル)メチル)(メチル)アミノ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-ピリミジンカルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1S,2R,5S)-8-シアノ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-イル)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    3-(6-クロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)プロパンアミド;
    (2S)-2-(3-ブロモ-2-メチルフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-ピロリジンカルボキサミド;
    (2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,3-ジクロロフェニル)-1-アゼチジンカルボキサミド;
    1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(((1S,3S)-3-(2-プロパニル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)メチル)ウレア;
    1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((1R)-1-(2,3-ジクロロフェニル)エチル)ウレア;
    (2E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-2-メチル-2-ブテンアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)ブタンアミド;
    (1R,3S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2,5-ジクロロフェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-フルオロフェノキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-フルオロベンジル)ベンズアミド;
    3-(4-クロロフェノキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
    (1S,2S)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-(2,5-ジクロロベンジル)シクロプロパンカルボキサミド;
    1-(((1R)-7-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナフタレニル)メチル)-3-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ウレア;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(4-シアノフェノキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ジベンゾ[b,d]フラン-3-カルボキサミド;
    (2E)-3-(5-クロロ-1-エチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-プロペンアミド;
    2-(3-ブロモ-2-シアノフェノキシ)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセトアミド;
    N-(2-(((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アミノ)-2-オキソエチル)-4,5,6,7-テトラヒドロ-1-ベンゾチオフェン-2-カルボキサミド;
    (2S,3E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-2-メトキシ-3-ブテンアミド;
    (3E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-N-メチル-3-ブテンアミド;
    2’5’-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
    (3E)-4-(3-クロロフェニル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-ブテンアミド;
    (2E)-3-(5-クロロ-1-エチル-1H-インドール-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-2-プロペンアミド;
    (3E)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2,5-ジクロロフェニル)-3-ブテンアミド;
    1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)-1,3-ジメチルウレア;
    (3R)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-3-カルボキサミド;
    1-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)ウレア;
    (2E)-3-(5-クロロ-1-ベンゾチオフェン-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-2-プロペンアミド;
    3’-ブロモ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)[ビフェニル]-3-カルボキサミド;
    (2E)-3-(5-クロロ-1H-インダゾール-3-イル)-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-2-プロペンアミド;
    1-(2-(2-ブロモ-5-クロロフェニル)エチル)-3-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3-ジメチルウレア;
    N’-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-(2-ヒドロキシエチル)-N-((1R,3R,5S,7r)-トリシクロ[3.3.1.1~3,7~]デカン-1-イルメチル)エタンジアミド;
    7-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾキサゼピン-4(5H)-カルボキサミド;
    8-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ピリド[4,3-b]インドール-2-カルボキサミド;
    2’,3-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3,3’-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    2’,3-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3,4’-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(2-シアノ-2-プロパニル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-5’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-4’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-2’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-5’-(シアノメチル)-2’-フルオロ[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2-シアノ-2-プロパニル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-5’-(シアノメチル)-2’-メチル[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-4’-メチル[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル))-3’-(シアノメチル)-5’-メチル[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(1-シアノシクロブチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(メトキシメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4’-(シアノメチル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-N-メチルベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-(1-シアノシクロプロピル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
    4-(6-(アセチル(メチル)アミノ)-2-ピリジニル)-2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-(シアノメチル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(シアノメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-メチルベンズアミド;
    3-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3’-(1-シアノシクロプロピル)[ビフェニル]-4-カルボキサミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-(シアノメチル)-3-ピリジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)-2-フルオロベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フルオロ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-フルオロ-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
    2,6-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
    2,6-ジクロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-シアノ-2-ピリミジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シアノ-2-ピリミジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-メチル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(5-メチル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シアノ-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-メチル-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-メチル-4-ピリミジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-メチル-3-ピリダジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(ジフルオロメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(シアノメチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(ジフルオロメトキシ)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1,1-ジフルオロエチル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シクロプロピル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シアノ-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-(シアノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-エチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-インダゾール-7-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(7-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(2-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-7-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-6-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-(シアノメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(4-シアノ-2-ピリジニル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(5-メチル-2-ピラジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(6-メチル-2-ピリジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(4-メチル-2-ピリミジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-(シアノメチル)-2-ピリジニル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(6-シアノ-2-ピリジニル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(6-メチル-3-ピリダジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(2-メチル-4-ピリミジニル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-((2R)-2-メチルブトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-2-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ベンゾチアゾール-7-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(2-メチルプロポキシ)-2,4-bis(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-5-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    2-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(4-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-7-メチル-1-(6-メチル-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-メチル-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    3-ブトキシ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(シクロブチルメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-(2-メチルプロポキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ベンズアミド;
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(6-シアノ-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド;及び
    6-クロロ-N-((1R,2R,4S)-7-シアノ-7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-1-(4-シアノ-2-ピリジニル)-1H-インダゾール-5-カルボキサミド。
  33. 薬学的に許容される塩の形態である、請求項1~32のいずれか一項に記載の化合物。
  34. 薬学的に許容される賦形剤、担体又はアジュバント及び請求項1~32のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物を含む医薬組成物。
  35. 哺乳動物におけるUSP30によって媒介される疾患又は障害を治療する方法において使用するための医薬組成物であって、治療有効量の、請求項1~32のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物又はその薬学的な塩を含む医薬組成物。
  36. 哺乳動物におけるミトコンドリア調節不全によって媒介される疾患又は障害を治療する方法において使用するための医薬組成物であって、治療有効量の、請求項1~32のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物又はその薬学的な塩を含む医薬組成物。
  37. 前記USP30によって媒介される疾患又は障害は、CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3-ヒドロキシアシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下からなる群から選択される、請求項35に記載の医薬組成物。
  38. 前記神経変性疾患は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン又はPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される、請求項37に記載の医薬組成物。
  39. 前記USP30によって媒介される疾患又は障害は、パーキンソン病である、請求項37に記載の医薬組成物。
  40. 哺乳動物におけるUSP30活性を調節する方法において使用するための医薬組成物であって、前記哺乳動物においてUSP30活性を調節するための量の、請求項1~32のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物又はその薬学的な塩を含む医薬組成物。
  41. 薬剤の製造における、請求項1~32のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  42. CNS障害、神経変性疾患、多発性硬化症、ミトコンドリア性ミオパシー、脳疾患、乳酸アシドーシス、脳卒中様発作、レーベル遺伝性視神経症、癌、神経障害、運動失調、網膜色素変性症、母性遺伝リー症候群、ダノン病、糖尿病、糖尿病性ネフロパシー、代謝障害、心不全、心筋梗塞に至る虚血性心疾患、精神疾患、統合失調症、多発性スルファターゼ欠損症、ムコリピドーシスII、ムコリピドーシスIII、ムコリピドーシスIV、GMI-ガングリオシドーシス、ニューロンセロイドリポフスチン症、アルパーズ病、バース症候群、β酸化異常症、カルチニン-アシル-カルニチン欠乏症、カルニチン欠乏症、クレアチン欠乏症候群、補酵素Q10欠乏症、複合体I欠乏症、複合体II欠乏症、複合体III欠乏症、複合体IV欠乏症、複合体V欠乏症、COX欠乏症、慢性進行性外眼筋麻痺症候群、CPT I欠乏症、CPT II欠乏症、グルタル酸尿症2型、カーンズ・セイヤー症候群、乳酸アシドーシス、長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、リー病又は症候群、致死性小児心筋症、ルフト病、グルタル酸尿症2型、中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん症候群、ミトコンドリア性細胞症、ミトコンドリア劣性運動失調症候群、ミトコンドリアDNA枯渇症候群、筋神経胃腸障害及び脳症、全身硬直症候群、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠乏症、ピルビン酸カルボキシラーゼ欠乏症、POLG突然変異、中鎖/短鎖3-ヒドロキシアシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症、超長鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症並びに認知機能及び筋力の年齢依存性の低下を治療するための薬剤の製造に使用するための、請求項1~32のいずれか一項に記載の化合物。
  43. パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、虚血、卒中、レーヴィ小体認知症、前頭側頭認知症、パーキンが突然変異している常染色体劣性若年性パーキンソン病並びにα-シヌクレイン、パーキン又はPINK1の突然変異に関連するパーキンソン病から選択される神経変性疾患を治療するための薬剤の製造に使用するための、請求項1~32のいずれか一項に記載の化合物。
  44. パーキンソン病を治療するための薬剤の製造に使用するための、請求項1~32のいずれか一項に記載の化合物。
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