JP7434051B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機に関する。
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
特許文献1に開示された作業機は、機体に搭載された原動機を有している。
特開2017-66787号公報
ところで、原動機に供給される燃料として液化石油ガス(LPG;Liquefied Petroleum Gas)等の燃料ボンベに収容された燃料を用いることが考えられる。また、一般に、燃料ボンベを用いる装置では、燃料の残量が多い状態で燃料ボンベを交換するのは不経済であるので、燃料をギリギリまで使い切りたいという要望がある。
ところが、燃料ボンベには燃料残量を検出する検出装置が備えられていない場合が多い。そこで、燃料残量を把握するために、燃料ボンベからエンジンまでの燃料供給経路にリザーブタンクを設置し、リザーブタンク内の燃料液面が所定高さまで低下したときに通知を行う方法が考えられる。この方法では、燃料ボンベの燃料残量が十分にある場合には燃料ボンベからリザーブタンクに燃料が液体で供給されるのでリザーブタンク内は液体で満たされるが、燃料ボンベの燃料残量が低下して燃料ボンベからリザーブタンクに燃料が気体で供給されるようになるとリザーブタンク内の液面が低下するという現象を利用し、リザーブタンク内の液面が所定高さまで低下したことを検知して通知を行う。
しかしながら、この方法では、燃料ボンベを交換した後、リザーブタンク内の液面が所定高さまで低下したことは把握できるものの、燃料残量の推移を把握することができない。
本発明は、前記問題点に鑑み、燃料ボンベを交換した後の燃料残量の推移を把握することのできる作業機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に搭載された原動機と、前記原動機に供給される燃料を収容する交換式の燃料ボンベと、前記原動機に接続され、前記原動機が駆動しているか否かの情報を取得可能な制御装置と、前記制御装置が取得した前記情報により、前記燃料ボンベを交換した後の前記原動機の駆動時間をカウントして積算する経過時間積算部と、前記経過時間積算部で積算された前記駆動時間を表示可能な表示装置と、前記燃料ボンベから前記原動機への燃料供給経路に設けられ、前記燃料ボンベから供給される燃料を内部に貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、貯留した前記燃料を前記原動機に供給するリザーブタンクと、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に低下したことを検出する残量センサと、前記残量センサが、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に低下したことを検出したときに報知を行う報知部と、オペレータが時間を設定可能な時間設定部と、前記経過時間積算部で積算した前記駆動時間が前記時間設定部で設定された時間に達した際に前記残量センサが前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出した際の報知にかかわらず指令信号を出す警告部と、前記警告部からの指令信号により所定の警告態様で警告を発する警告器とを有する警告装置と、を備え、前記表示装置には、前記経過時間積算部がカウントする前記原動機の駆動時間が0から数値をカウントアップしながら表示されるか、あるいは、前記経過時間積算部がカウントする前記原動機の駆動時間が予め設定された時間から時間経過とともに数値をカウントダウンしながら表示され、前記表示装置は、前記カウントアップされる前記駆動時間、あるいは、前記カウントダウンされる前記駆動時間を数値で表示する時間表示画面を有している。
上記の作業機によれば、燃料ボンベを交換した後の原動機の駆動時間を表示装置に表示することにより、オペレータは、燃料ボンベの交換後の燃料残量の推移を把握することができる。これにより、燃料ボンベの燃料残量を見積もることができる。
作業機を示す概略側面図である。 作業機を示す概略平面図である。 エンジン及び燃料供給系を示す構造図である。 制御系の構成図である。 警告音のクロック信号を示す図である。 メータで構成された報知器の図である。 制御系の構成図である。 表示装置の正面図である。 画面表示部の構成図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機(旋回作業機)1であるバックホーの全体構成を示す概略側面図である。図2は、旋回作業機1の全体構成を示す概略平面図である。
以下に説明する実施形態では本発明を作業機1であるバックホーに適用する例について説明するが、本発明の適用対象はこれに限らず、各種の建設機械、土木機械、農業機械等、多様な作業機に適用できる。
図1に示すように、作業機1は、機体(旋回台)2と、走行装置10と、作業装置20と、を備えている。機体2上には運転席8が設けられており、当該運転席8の周囲は、保護機構60によって覆われている。
本実施形態においては、作業機1の運転席8に着座した作業者(オペレータ)の前側の方向(図1、図2の矢印A1方向)を前方、作業者の後側の方向(図1、図2の矢印A2方向)を後方、作業者の左側の方向(図1の手前側、図2の矢印B1方向)を左方、作業者の右側の方向(図1の奥側、図2の矢印B2方向)を右方として説明する。
また、前後方向に直交する方向である水平方向を機体幅方向(機体2の幅方向)として説明する。機体2の幅方向の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を外方として説明する。言い換えれば、外方とは、機体幅方向であって機体2の幅方向の中心から離れる方向のことである。外方とは反対の方向を、内方(内側)として説明する。言い換えれば、内方とは、機体幅方向であって機体2の幅方向の中心に近づく方向である。
図1に示すように、機体2は、走行フレーム11上に旋回ベアリング3を介して縦軸(上下方向に延伸する軸心)廻りに回転可能(左側及び右側に旋回可能)に支持されている。旋回ベアリング3の中心は、旋回軸心(旋回中心)である。機体2には、油圧モータからなる旋回モータ(図示略)が取り付けられている。この旋回モータは、機体2を旋回軸心廻りに回転駆動するモータである。
図2に示すように、機体2には、原動機4、油圧ポンプ5が設けられている。即ち、原動機4は、機体2に搭載され、詳しくは、機体2の後部に配置されている。原動機4は、燃料によって駆動可能する火花点火式のエンジンである。また、原動機4は、電子制御可能なエンジンである。原動機4の機体幅方向の他方側の部分(右部)は、フライホイール4cであり、当該フライホイール4cの右側には、油圧ポンプ5が連結されている。油圧ポンプ5は、原動機4の駆動力で駆動され、作業機1に装備された油圧モータ及び油圧シリンダ等の油圧アクチュエータ(作動油を用いて駆動される油圧装置)を駆動させる作動油(油圧)を吐出する。
図1に示すように、走行装置10は、走行フレーム11と、走行機構12とを有する。走行機構12は、例えば、クローラ式である。図2に示すように、走行機構12は、走行フレーム11の機体幅方向の一方側(左側)と他方側(右側)とにそれぞれ設けられている。図1に示すように、走行機構12は、アイドラ13と、駆動輪14と、複数の転輪15と、エンドレスのクローラベルト16と、油圧モータからなる走行モータ17と、を有する。アイドラ13は、走行フレーム11の前部に配置され、駆動輪14は、走行フレーム11の後部に配置されている。複数の転輪15は、アイドラ13と駆動輪14との間に設けられている。クローラベルト16は、アイドラ13、駆動輪14、及び転輪15に亘って巻掛けられている。走行モータ17は、駆動輪14を駆動することでクローラベルト16を周方向に循環回走させる。走行装置10の前部には、ドーザ装置18が装着されている。
作業装置20は、機体2に設けられている。詳しくは、作業装置20は、機体2の前部に設けられ、且つ原動機4の駆動によって作動する。図1、図2に示すように、作業装置20は、ブーム23と、アーム25と、バケット(作業具)27とを有する。ブーム23の基端側は、スイングブラケット21に横軸(機体幅方向に延伸する軸心)廻りに回動可能に枢着されている。これによって、ブーム23が上下方向(鉛直方向)に揺動可能とされている。アーム25は、ブーム23の先端側に横軸廻りに回動可能に枢着されている。これによって、アーム25が前後方向或いは上下方向に揺動可能とされている。バケット27は、アーム25の先端側にスクイ動作及びダンプ動作可能に設けられている。作業機1は、バケット27に代えて、或いは加えて、油圧アクチュエータにより駆動可能な他の
作業具(油圧アタッチメント)を装着することが可能である。この他の作業具としては、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノーブロア等が例示できる。
図1に示すように、スイングブラケット21は、機体2の前部に前方突出状に設けられた支持ブラケット29に縦軸回りに回動可能に支持されている。スイングブラケット21は、機体2の右側に備えられたスイングシリンダ22の伸縮によって左及び右に揺動可能とされている。ブーム23は、ブームシリンダ24の伸縮によって揺動可能とされている。アーム25は、アームシリンダ26の伸縮によって揺動可能とされている。バケット27は、バケットシリンダ(作業具シリンダ)28の伸縮によってスクイ動作及びダンプ動作可能とされている。スイングシリンダ22、ブームシリンダ24、アームシリンダ26、及びバケットシリンダ28は、油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)によって構成されており、油圧ポンプ5が吐出した作動油、即ち原動機4の駆動によって駆動する。
図1、図2に示すように、作業機1は、燃料を収容する燃料ボンベ130(燃料収容容器)を備えている。燃料ボンベ130は、例えば有底の円柱状の容器であり、内部に、ガスを圧縮して液化された燃料(液化燃料ガス)を液体の状態で収容する。即ち、燃料ボンベ130は、高圧ガス容器である。燃料ボンベ130は、機体2に着脱可能(交換可能)に装着されている。つまり、本実施形態の作業機1は、燃料ボンベ130内の燃料が少なくなったら燃料を補給するタイプの作業機1ではなく、燃料ボンベ130を交換するタイプの作業機1である。燃料は、原動機4を駆動させる燃料であり、例えば、液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)等である。燃料ボンベ130に収容された燃料は、当該燃料ボンベ130に接続されたホースを介してベーパライザ39に供給され、ベーパライザ39で気化されて、インジェクタまたはガスミキサ等の燃料供給手段(図示せず)により原動機4または原動機4の吸気経路に供給される。燃料ボンベ130の収容空間の後方側は、カバー87によって覆われていてもよい。
図3に示すように、原動機4は、クランクケース31内に設けられたシリンダ32を有している。シリンダ32の内部は、燃料と空気とを含む混合気を燃焼させる空間である燃焼室32Aを構成する。シリンダ32の上部には、燃焼室32A内の混合気に点火する点火プラグ33が取り付けられている。点火プラグ33には、イグニッションコイル34が接続されている。イグニッションコイル34は、点火プラグ33に高電圧を印加して放電させる。点火プラグ33は、この放電による火花によって燃焼室32A内の混合気を燃焼させる。つまり、イグニッションコイル34は、点火プラグ33による点火を制御し、原動機4の回転を制御する。
また、図示を省略しているが、シリンダ32内にはピストンが収容され、該ピストンはコネクティングロッドを介して回転動力を出力するクランク軸に接続されており、燃焼室32A内の混合気が燃焼されることでピストンがシリンダ32内を往復運動し、この往復運動がコンロッドを介して回転運動に変換されてクランク軸に伝達されて回転動力が出力される。
クランクケース31には、シリンダ32に接続される吸気路35及び排気路36が設けられている。吸気路35は、エアクリーナを介して取り入れられた空気をシリンダ32内に供給する。排気路36は、シリンダ32内で燃焼された後の排気ガスを、マフラ等を介して大気に排出する。吸気路35には、スロットルバルブ38が設けられている。スロットルバルブ38は、例えば、バタフライバルブを含んで構成され、開閉することで吸気路35を介してシリンダ32へ吸入される吸入空気の流量を調整する。吸気路35におけるスロットルバルブ38とシリンダ32との間には、インジェクタ37が設けられている。インジェクタ37は、スロットルバルブ38を通過した吸入空気に燃料を噴射する燃料噴射装置である。なお、ベーパライザ39で気化させた燃料を原動機4に供給する手段は、インジェクタ37に限るものではなく、例えばガスミキサ等の他の手段を用いてもよい。また、ベーパライザ39で気化させた燃料を原動機4に直接供給するようにしてもよく、原動機4の吸気経路に供給するようにしてもよい。
図3に示すように、インジェクタ37には、ベーパライザ39が接続されている。ベー
パライザ39は、燃料ボンベ130に接続されており、燃料ボンベ130から送られる燃料を気化して原動機4(インジェクタ37)に供給する気化器である。詳しくは、燃料ボンベ130内の燃料は、原動機4に対して燃料ボンベ130から液体状態で供給され、ベーパライザ39で暖められて気化し、気化状態でインジェクタ37に供給される。インジェクタ37に供給された気化状態の燃料は、インジェクタ37から噴射され、空気と混合して燃焼室32Aに供給される。
また、ベーパライザ39には、原動機4の冷却水(エンジン冷却水)が通っており、エンジン冷却水の熱によって燃料(LPG等)を気化する。つまり、ベーパライザ39には、エンジン冷却水を循環させる冷却水循環路40が接続されており、この冷却水循環路40を循環するエンジン冷却水によって液体状態の燃料を暖める。
燃料ボンベ130とベーパライザ39との間の燃料供給経路41には、リザーブタンク42が設けられている。リザーブタンク42は、燃料ボンベ130から供給される燃料を内部に収容(貯留)し、燃料ボンベ130内の燃料残量が所定量以下に低下した(残り少なくなった)場合に、原動機4に燃料を供給する。リザーブタンク42から原動機4に燃料が供給されているときにでも、燃料ボンベ130からリザーブタンク42へ燃料は流れる。そして、燃料ボンベ130内の燃料が空になっても、作業機1は、リザーブタンク42内の燃料を用いて駆動を継続することができる。つまり、燃料ボンベ130内の燃料残量が少なくなった場合であっても、作業機1は、即時に作業を停止することなく、作業を継続することができる。リザーブタンク42には、該リザーブタンク42内の燃料が少なくなったことを検出する残量センサ43が設けられている。残量センサ43は、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出する。具体的には、残量センサ43は、例えば、リザーブタンク42内の燃料の液面を検出する光センサであり、リザーブタンク42内の燃料の液面が所定高さよりも下がると、光センサが露出してリザーブタンク42内の燃料の残量が所定量に達したことを検出する。つまり、残量センサ43の出力は、OFF(残量あり)、ON(残量なし)の2値である。
図3に示すように、作業機1は、ベーパライザ39の温度低下と相関のある温度を検出する温度検出器44を有する。温度検出器44の検出対象としては、例えば、エンジン冷却水である。この場合、温度検出器44は、エンジン冷却水の水温を検出する水温センサ44Aである。エンジン冷却水は、ベーパライザ39を暖めるものであるので、エンジン冷却水の温度が低いと、ベーパライザ39の気化能力が低く、ベーパライザ39で気化する燃料の気化熱によってベーパライザ39の温度が徐々に低下する。つまり、エンジン冷却水の温度は、ベーパライザ39の温度低下と相関がある。また、検出対象としては、ベーパライザ39で気化された燃料であってもよい。この場合、温度検出器44は、ベーパライザ39で気化された燃料の温度を検出するガス温センサ44Bである。ガス温センサ44Bは、ベーパライザ39とインジェクタ37とを接続するガス供給路46に設けられる。ベーパライザ39で気化された燃料の温度が低いということは、ベーパライザ39の温度低下と直接関係する。つまり、ベーパライザ39で気化された燃料の温度は、ベーパライザ39の温度低下と相関がある。また、検出対象としては、作動油であってもよい。この場合、温度検出器44は、例えば、作動油タンク45に貯留された作動油の温度を検出する油温センサ44Cである。また、油温センサ44Cは、油圧ポンプ5と作動油タンク45との間の油圧管路を流れる作動油の油温を検出するものであってもよい。油圧ポンプ5は、原動機4と直結しており、原動機4によって駆動される。また、寒冷時にあっては、作動油は、温度が低いため粘度が高く抵抗が大きいので、油圧ポンプ5の負荷が高い。このため原動機4の冷間始動時に燃料をたくさん吹いてしまってベーパライザ39の温度が低下する。つまり、作動油の油温は、ベーパライザ39の温度低下と相関がある。
図4に示すように、作業機1は、制御装置47を有している。制御装置47は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、コンピュータを用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、上記コンピュータは、制御装置47の各機能を実現するソフトウェアであるプログラムおよび作業機1に関する各種データがコンピュータで読み取り可能に記録された記録媒体と、上記プログ
ラムの命令を実行するCPU(Central Processing Unit)等の演算回路と、上記プログラムおよび各種データを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、演算回路が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、制御装置47の機能が実現される。
制御装置47は、原動機4に接続されている。原動機4は制御装置47によって制御される。具体的には、例えば、制御装置47は、イグニッションコイル34、インジェクタ37、スロットルバルブ38を制御し、原動機4の回転数、出力を制御する。
制御装置47には、アクセルダイヤル48が接続されている。アクセルダイヤル48は、原動機4の回転数を、ローアイドル(例えば、1350rpm)からハイアイドル(例えば、2600rpm)まで変化させるアクセル操作具である。制御装置47は、アクセルダイヤル48の操作を取得し、原動機4の回転数をアクセルダイヤル48の操作量に対応する回転数に制御する。アクセルダイヤル48は、操作した位置に自己保持可能である。
制御装置47には、温度検出器44(水温センサ44A、ガス温センサ44B又は油温センサ44C)が接続されている。制御装置47は、温度検出器44が検出した検出情報を取得可能である。
ところで、寒冷地で原動機4が冷えている状態では、エンジン冷却水の温度も低いため、ベーパライザ39の気化能力が低い。気化能力が低い(エンジン冷却水が温まっていない)状態で、原動機4に負荷を掛けたり、原動機4の回転数を上げて燃料が増量されると、燃料であるLPG等の気化が追いつかなくなり、LPG等がエンジンに液体状態で供給されようになるため、燃料過多になって空燃比が小さくなりすぎて(燃料リッチになりすぎて)原動機4がストール(エンジンストール)を起こす。燃料がLPGの場合、LPGはプロパンとブタンとを主成分とする混合燃料なので各成分の配合比率によって沸点は異なるが、ベーパライザ39の温度がLPGの沸点よりも高い場合には、LPGは気化する。しかしながら、ベーパライザ39の気化能力が低いまま気化していくと、気化熱によってだんだんと(徐々に)ベーパライザ39が冷えていき、ベーパライザ39がLPGの沸点以下になるとLPGを十分に気化できなくなって、エンジンストールを起こす。このような原因でエンジンストールを起こす場合、原動機4は、一旦は簡単に始動して回転数がスムーズに上がるが、その後にエンジンストールが起こるので、突然のエンジンストールにオペレータは、違和感を感じる(オペレータは、故障かガス欠と感じる)。
そこで、本実施形態では、原動機4の冷間始動時において、制御装置47によって、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制している。ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量が抑制されることにより、燃料の気化を継続することができ、原動機4のストールを防止することができる。
ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制する方法として、原動機4の回転数の上限を制限する方法がある。詳しくは、制御装置47は、原動機4の回転数の上限を制限する回転数制限部47Aを有する。回転数制限部47Aは、原動機4の始動時において、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、原動機4の回転数の上限を、例えば、2000rpmに制限する。したがって、アクセルダイヤル48の操作によって、原動機4の回転数が2000rpmを超える回転数に設定されていても、原動機4の回転数は、2000rpmを超える回転数にならない。原動機4の回転数の上限を制限することにより、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制できる。なお、制限される回転数は、2000rpmに限定されることはなく、適宜変更できる。
上記の回転数制限の制御において、温度検出器44として、水温センサ44Aを採用した場合、原動機4の始動時において、エンジン冷却水の水温が、第1温度(例えば、-10℃)以下の場合に、回転数制限部47Aは、原動機4の回転数の上限を制限する。この場合、水温が、例えば、5℃(第2温度)に達したら回転数の制限が解除される。つまり、制御装置47は、解除部47Cを有し、解除部47Cは、水温センサ44A(温度検出
器44)が検出した温度が第1温度よりも高い第2温度以上になると回転数の制限(ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量の抑制)を解除する。温度検出器44として、原動機4に予め装備された水温センサ44Aを利用することで、安価に構成することができる。
また、温度検出器44として、ガス温センサ44Bを採用した場合、原動機4の始動時において、ベーパライザ39で気化された燃料の温度(ガス温度)が、例えば、-35℃(第1温度)以下の場合に、回転数制限部47Aは、原動機4の回転数の上限を制限する。この場合は、ガス温度が-30℃(第2温度)に達したら回転数の制限が解除される。
また、温度検出器44として、油温センサ44Cを採用した場合、原動機4の始動時において、作動油の温度(油温)が、例えば、-10℃(第1温度)以下の場合に、回転数制限部47Aは、原動機4の回転数の上限を制限する。この場合は、油温が5℃(第2温度)に達したら回転数の制限が解除される。
第1温度、第2温度は、上記した数値に限定されることはなく、例えば、燃料の組成やベーパライザ39の特性等に応じて適宜変更してもよい。
また、原動機4を始動してから、ある程度の時間が経過すると、エンジン冷却水の水温(原動機4の温度)が上昇していることが予想されるので、解除部47Cは、原動機4を始動してから所定時間経過後に回転数の制限(燃料の流量の抑制)を解除するものであってもよい。この所定時間は、例えば、120秒である。つまり、解除部47Cは、原動機4を始動してから120秒経過したら回転数の制限を解除する。所定時間は、120秒に限定されることはない。また、原動機4を始動してから回転数の制限を解除するまでの時間は、一定でなくてもよい。つまり、原動機4を始動してから回転数の制限を解除するまでの時間は、原動機4の始動時に温度検出器44が検出した温度(水温、ガス温、油温)に応じて変更してもよい。
また、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制する方法として、原動機4の出力(スロットルバルブ38の開度)を制限する方法がある。詳しくは、制御装置47は、原動機4の出力を制限する出力制限部47Bを有し、出力制限部47Bは、原動機4の始動時において、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、例えば、スロットルバルブ38の開度を上限20%とすることで、原動機4の出力を制限する。吸入空気と燃料の割合は略一定で、スロットルバルブ38を制限すれば燃料の量も制限される。これにより、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制することができる。
この場合も、温度検出器44としては、水温センサ44A、ガス温センサ44B又は油温センサ44Cのいずれであってもよい。また、出力の制限の解除も上記と同様に行われる。
図4に示すように、制御装置47には、原動機4へ流れる燃料の流量が抑制されていることを表示する表示部49が接続されている。制御装置47は、原動機4の回転数の上限が制限されている場合、又は原動機4の出力が制限されている場合に、これら制限が行われていることを表示部49に表示する。表示部49は、運転席8の近傍のオペレータが視認することができる場所に設けられる。表示部49は、例えば、ランプ等で構成されるインジケータである。また、表示部49は、運転席8の近傍に設けられたディスプレイに表示されるものであってもよい。表示部49の表示は、回転数の上限の制限、出力の制限が解除されるときに解除される。
原動機4としては、電子制御されるエンジンでなくてもよく、LPG等を燃料としたモータであってもよい。
図4に示すように、制御装置47には、残量センサ43が接続されている。制御装置47は、残量センサ43が検出した検出情報を取得可能である。また、制御装置47には、報知器50が接続されている。制御装置47は、報知器50を制御する報知制御部47Dを有する。報知制御部47Dは、残量センサ43が検出した検出情報を取得可能である。報知器50と報知制御部47Dとは、残量センサ43が、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことの検出を行った後に、所定の報知態様で残りの燃料の減少変化を
報知する報知部51を構成している。
報知器50は、例えば、「ピッピッピッ」というブザー音(警告音)を周期的に鳴らすブザー等の発音装置で構成される。したがって、この場合の報知態様は、警告音を鳴らすことである。報知器50は、報知制御部47Dから出力される図5に示す指令信号(クロック信号)52に基づいて警告音を発する。
報知部51(報知制御部47D)は、残りの燃料の量の減少に応じて報知態様を段階的に変化させる。即ち、図5に示すように、残量センサ43がリザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出していない非検出状態53では、報知部51(報知器50)は警告音を発しなく、残量センサ43がリザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出した検出状態54で報知部51(報知器50)は警告音を発する。本実施形態の場合は、報知態様(警告音)を4段階55A~55Dに変化させる。第1段階55Aは、非検出状態53から検出状態54に切り換わったときの状態である。第1段階55Aでは、警告音を所定間隔56A(例えば、1分間隔)で繰り返すように構成されている。第2段階55Bは、警告音を第1段階55Aよりも短い間隔56B(例えば、10秒間隔)で繰り返すように構成されている。第3段階55Cは、警告音を第2段階55Bよりも短い間隔56C(例えば、5秒間隔)で繰り返すように構成されている。第4段階55Dは、警告音を連続的に発するように構成されている。
図4に示すように、制御装置47には、残量センサ43が検出を行ったことを表示する給油ランプ57が接続されている。給油ランプ57は、運転席8の近傍に設けられる。給油ランプ57は、非検出状態53では消灯しており、第1段階55A~第3段階55C(最初の段階から最終段階に至る前の段階)までは、点滅し、第4段階55D(最終段階)では、点灯する。給油ランプ57の点滅間隔は、第1段階55A~第3段階55Cで異なるようにしてもよい。この場合、警告音の間隔と対応させてもよい。
また、報知制御部47Dは、残量センサ43が検出を行った後の原動機4の駆動時間(原動機4が駆動中(回転中)である状態の経過時間)に応じて報知態様を変化させる。詳しくは、報知制御部47Dは、残量センサ43が検出を行ったときから、原動機4が回転していることを条件に時間のカウントを始め、経過時間に応じて(例えば、数分間隔で)、警告音の間隔を第1段階55Aから第4段階55Dに変化させる。
なお、第1段階55Aから第4段階55Dに移行中に、原動機4を停止した場合は、停止したときに、時間のカウントを止めると共に該カウントを制御装置47に記憶させておき、燃料ボンベ130を交換せずに、再び原動機4を始動したときからカウントを再開するようにしてもよい。燃料ボンベ130が交換されたとき、即ち、残量センサ43が非検出状態53であるときは、前記カウントをクリアする。
また、報知制御部47Dは、残量センサ43が検出を行った後の燃料消費量を算出し、算出した燃料消費量に基づいて報知態様を変化させるようにしてもよい。燃料消費量の算出は、例えば、下記特性を利用して、「燃料に混合される空気量」、「原動機4の回転数」、「スロットルバルブ38の開度」、「原動機4の運転時間」のうちの1つ又は複数の算出条件に基づいて行われる。
(特性)
原動機4の運転時間:大→燃料消費:大
スロットルバルブ38の開度:大→燃料消費:大
原動機4の回転速度:大→燃料消費:大
シリンダ32へ流れる空気流量:大→燃料消費:大
空燃比:大→燃料消費:小
原動機4の出力:大→燃料消費:大
図6に示すように、報知器50は、指示針58を有するメータ(針メータ)50Aであってもよい。メータ50Aは、運転席8の近傍のオペレータが視認できる場所に設けられる。メータ50Aは、複数(5つ)の目盛線(第1目盛線59a~第5目盛線59e)を含む表示面61を有している。残量センサ43が非検出状態であるときには、指示針58は、第1目盛線59aを指し示している。残量センサ43が検出状態に切り換わると、指
示針58は、第2目盛線59b(第1段階)を指し示す。その後、指示針58は、時間の経過又は燃料消費量に応じて、第3目盛線59c(第2段階)、第4目盛線59d(第3段階)、第5目盛線59e(第4段階、最終段階)へと段階的に移行する。したがって、この報知器50がメータ50Aである場合の報知態様は、指示針58が第2目盛線59b~第5目盛線59eを指し示す状態である。また、この場合も、報知態様は、4段階に段階的に変化する。
本実施形態では、報知態様を4段階に変化させるようにしているが、これに限定されることはない。つまり、報知態様の変化の段階数は、5段階以上であってもよいし、2段階又は3段階であってもよい。また、報知器50がメータ50Aである場合、報知態様を段階的に変化させる必要はなく、連続的に変化するものであってもよい。
ところで、燃料補給の際に、燃料ボンベ130を交換するタイプの作業機1にあっては、燃料ボンベ130の充填量はボンベサイズによって異なるので、交換直後からの運転時間で燃料残量を推定するのは、困難である。
また、燃料ボンベ130内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、原動機4に燃料を供給するリザーブタンク42を備えた作業機1にあっては、リザーブタンク42の燃料残量が所定量に達したことを検出することで燃料が少なくなったことを警告することができるが、この段階で交換すると、燃料ボンベ130に燃料が残っているので、残っている燃料が無駄になる。また、燃料供給がリザーブタンク42に切り換わっても燃料ボンベ130に残った燃料はリザーブタンク42に供給されるので、リザーブタンク42の燃料残量が所定量に達したことを検出した後であっても、作業機1を運転することはできる。また、燃料の残量が多い状態で燃料ボンベ130を交換するのは不経済であるので、燃料をギリギリまで使い切りたいという要望がある。言い換えると、燃料残量が少なくなってから(リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことが検出されてから)、作業機1がどのくらい動く(どのくらい動いた)のか把握したいという要望がある。
本実施形態にあっては、残量センサ43が検出を行った後に、燃料残量の報知を行う報知態様を、残りの燃料の量の減少に応じて段階的に又は連続的に変化させることにより、オペレータは、リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を把握することができる。つまり、報知態様が段階的又は連続的に変化することで、オペレータが燃料残量の変化を確認することができ、燃料ボンベ130の交換タイミングを把握できる。これにより、燃料を極力使い切ることができ且つ原動機4がストールする前に燃料ボンベ130を交換することができる。また、現状の作業終了や交換場所への移動などのタイミングの判断の手助けとなる。また、燃料ボンベ130の交換の必要性を認識することができ、燃料ボンベ130を交換しようとする意識が働くので、原動機4のストールを予防できる。
次に、図7~図9を参照して、燃料が満量である状態からの燃料残量の推移をオペレータに把握させることが可能なシステム構成について説明する。
図7に示すように、制御装置47は、燃料ボンベ130を交換した後の原動機4の駆動中における経過時間(原動機4の駆動時間)を積算するための経過時間積算部47Eと、原動機4を停止した際に、経過時間積算部47Eがそれまで積算した経過時間を保持する保持部47Fと、オペレータが時間を設定可能な時間設定部47Gと、経過時間積算部47Eで積算した経過時間が時間設定部47Gで設定された時間に達した際に後述する警告器101に信号を送る警告部47Hと、経過時間積算部47Eが積算した経過時間及び画面表示部93に表示される経過時間をリセットするリセット部47Jとを有している。
制御装置47には原動機4が接続されているので、該制御装置47は、原動機4が駆動しているか否かの情報、及び原動機4の回転数を取得可能である。
図7に示すように、制御装置47には、表示装置91が接続されている。制御装置47と表示装置91とは相互に通信可能である。つまり、制御装置47は、表示装置91からの信号を取得可能であり、表示装置91は、制御装置47からの信号を取得可能である。表示装置91は、例えば、作業機1の車速や原動機4の回転数、原動機4の冷却水の水温などを表示可能なメータである。表示装置91は、運転席8の近傍のオペレータが視認す
ることができる場所に設けられる。
図8に示すように、表示装置91は、下部に温度表示部92及び画面表示部93等を備えている。温度表示部92は、原動機4の冷却水の水温を表示する。画面表示部93には、文字や数値を7セグメントで表示可能である。また、画面表示部93には、経過時間積算部47Eで積算された経過時間を表示させることが可能である。画面表示部93に、燃料ボンベ130を交換した後の経過時間を表示することで、該燃料ボンベ130の交換後の経過時間(原動機4の駆動時間)をオペレータに知らせることができる。本実施形態では、画面表示部93には、経過時間積算部47Eがカウントする時間を0からカウントアップしながら表示される。
図8に示すように、経過時間積算部47Eが積算して画面表示部93に表示される経過時間は、1時間単位で表示され、0.1時間(0.1hour)ごとにカウントアップされて表示される。画面表示部93には、時間の単位を表記したhを指し示す指標95が表示可能である。
なお、画面表示部93に表示される経過時間の表示には上限が設けられる。該上限は、例えば、20時間である。
図7に示すように、表示装置91には、オペレータによって(手動で)操作されるリセットスイッチ96が設けられている。オペレータがリセットスイッチ96を操作することで、リセット部47Jにより、経過時間積算部47Eが積算した経過時間及び画面表示部93に表示される経過時間がリセットされる(0になる)。リセット部47Jは、リセットスイッチ96に所定の操作が行われたときに上記リセットを行う。本実施形態では、リセットスイッチ96を長押しする(例えば、2秒以上押す)ことで、経過時間積算部47Eが積算した経過時間及び画面表示部93に表示される経過時間がリセットされる。これにより、誤操作でリセットされるのを抑制(防止)することができる。
なお、リセットスイッチ96は、表示装置91以外の場所に設けられてもよい。また、画面表示部93に表示される経過時間のリセットは、制御装置47からの出力信号によって行われるようにしてもよい。また、経過時間積算部47Eは、表示装置91に設けられていてもよい。
以上のように、燃料ボンベ130を交換した後に、オペレータがリセットスイッチ96を押すことで、それ以前に経過時間積算部47Eが積算した経過時間及び画面表示部93に表示された経過時間がリセットされ、燃料ボンベ130の交換後(リセット後)の原動機4の駆動中における経過時間が画面表示部93に表示される。したがって、燃料ボンベ130を交換した後、原動機4を始動する前にリセットスイッチ96を押すことにより、燃料ボンベ130を交換した直後(燃料が満量状態)からの原動機4の駆動中における経過時間をオペレータが知ることができる。即ち、燃料残量の推移を検出することのできるフロート等のセンサが無い交換式の燃料ボンベ130を使用した方式の作業機1であっても、燃料ボンベ130の燃料残量の見積もりを、燃料ボンベ130を交換してからの経過時間によってオペレータが知ることができる。本実施形態の作業機1にあっては、残量センサ43が、リザーブタンク42内の燃料の残量が所定量に達したことを検出するまでの間に燃料をどのくらい使用したかの把握ができる。
また、オペレータごとに使用する燃料ボンベ130のサイズ(容量)が異なっていたとしても、各オペレータが前回使用した燃料ボンベ130の使用時間と比較することで現在使用している燃料ボンベ130の燃料残量を把握することができる。
図9に示すように、画面表示部93は、経過時間積算部47Eが積算した経過時間を表示する時間表示画面97と、時間表示画面97以外の少なくとも1つの他の表示画面98とを切り換え表示可能である。リセットスイッチ96による経過時間のリセットは、時間表示画面97で行われ、他の表示画面98では行われない。これにより、経過時間のリセットの誤操作を抑制することができる。
他の表示画面98としては、作業機1の累積稼働時間を表示するアワメータ表示画面98A、現在時間を表示する時計表示画面98B、原動機4の回転数を表示するタコメータ表示画面98C、バケット27に代えて、或いは加えて装着される他の作業具を使用する
モードであるAUXモードの場合に表示されるAUXモード表示画面98D、警告が発せられているときに表示される警告表示画面98Eである。
図7に示すように、表示装置91は、切り換えスイッチ99を有し、切り換えスイッチ99を押すごとに、アワメータ表示画面98A→時間表示画面97→時計表示画面98B→タコメータ表示画面98C→AUXモード表示画面98D→警告表示画面98Eの順に切り換えられ、警告表示画面98Eの次にアワメータ表示画面98Aに戻る。AUXモード表示画面98Dは、複数の画面を含み、1秒ごとに画面が切り換わる。警告表示画面98Eでは、警告番号が1秒ごとにスクロールされる。AUXモード表示画面98Dは、AUXモードの場合に表示され、警告表示画面98Eは、警告中の場合に表示される。
経過時間積算部47Eが積算する経過時間は、原動機4の回転数が所定回転数以上であるときに積算される。該所定回転数は、例えば、アイドリング回転数よりも低い700回転である。作業機1の累積稼働時間も同様に原動機4の回転数が700回転以上である場合にカウントされる。時間表示画面97及びアワメータ表示画面98Aでは、原動機4の回転数が700回転以上であれば、指標95が点滅する。
また、経過時間積算部47Eは、原動機4を停止(キーオフ)した際に、経過時間の積算を停止し、原動機4の駆動を再開(キーオン)した際に、保持部47Fで保持した経過時間である保持経過時間から経過時間の積算を再開する。
図7に示すように、制御装置47には、時間設定具100が接続されている。制御装置47は、時間設定具100からの操作信号を取得可能である。時間設定具100は、オペレータによって操作されて制御装置47に操作信号を出力する。詳しくは、時間設定具100は、オペレータが操作する操作部材と、該操作部材で設定される時間を表示する画面部とを有しており、操作部材で設定した時間が制御装置47に出力される。時間設定具100からの操作信号によって、時間設定部47Gに時間が設定される。時間設定具100は、表示装置91に設けられていてもよい。
また、図7に示すように、制御装置47には、警告器101が接続されている。警告器101は、警告部47Hからの信号により警告を発する。詳しくは、経過時間積算部47Eで積算した経過時間が時間設定部47Gに設定された時間に達した際に、警告部47Hが警告器101に指令信号を送る。すると、警告器101は、時間設定部47Gによって設定された時間に達したことを所定の警告態様でオペレータに警告する。警告部47Hは、残量センサ43がリザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出した際の出力にかかわらず指令信号を出す。所定の警告態様は、例えば、ブザーによる警告音、音声による警告、ランプの点灯或いは点滅等が考えられる。その他の警告態様であってもよい。また、所定の警告態様は、複数の態様の組み合わせであってもよい。
警告部47Hと警告器101とによって、経過時間積算部47Eで積算した経過時間が時間設定部47Gで設定された時間に達した際に所定の警告態様で警告する警告装置102が構成されている。
本実施形態にあっては、種々の変更が可能である。上記の実施形態では、経過時間積算部47Eで積算した経過時間及び画面表示部93に表示された経過時間のリセットは、オペレータがリセットスイッチ96を手動操作することによって行うようにしているが、自動で経過時間のリセットが行われるようにしてもよい。例えば、燃料ボンベ130を交換した後に、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量以上であることを残量センサ43が検出した際にリセット部47Jが経過時間のリセットを行うようにすることができる。具体的には、残量センサ43の出力がON(燃料の残量小)からOFF(燃料の残量あり)になったときに自動で経過時間積算部47Eが積算した経過時間及び時間表示画面97に表示された経過時間をクリア(0に)する。この場合は、残量センサ43がリセットスイッチを構成する。あるいは、燃料ボンベ130の交換作業が行われたことを検知する各種スイッチや各種センサ等の交換検知装置(図示せず)を備え、燃料ボンベ130の交換が検知されたときにリセット部47Jが経過時間のリセットを行うようにしてもよい。上記の交換検知装置は、例えば、燃料ボンベ130自体の装着状態を検知するものであってもよく、燃料ボンベ130の着脱機構や支持機構の位置、姿勢、動作等を検知するものであ
ってもよい。
例えば、図7に示すように、燃料ボンベ130を検出するボンベ検出センサ103を制御装置47に接続し、このボンベ検出センサ103からの信号によってリセット部47Jが経過時間積算部47Eが積算した経過時間及び画面表示部93に表示される経過時間をリセットするようにすることもできる。ボンベ検出センサ103は、燃料ボンベ130を装着する部位に設けられ、燃料ボンベ130が装着されているか否かを検出する接触センサ又は非接触センサで構成される。使用された燃料ボンベ130が取り外された後に、替わりの燃料ボンベ130が装着されたことを検出したことによって、リセット部47Jに信号を出力する。この場合は、ボンベ検出センサ103がリセットスイッチを構成する。
なお、自動で経過時間のリセットを行うようにした場合は、リセットスイッチ96は不要である。
また、本実施形態では、経過時間積算部47Eが積算する経過時間をオペレータに表示する表示態様として、7セグメータによる表示としたが、指示針を有するメータ(針メータ)による表示であってもよい。詳しくは、表示装置を、指示針と、0から0.1時間刻みで表示された目盛りとを備えた針メータで構成し、経過時間積算部47Eが積算する経過時間に合わせて指針が0から時間が増大する方向に移動するようにしてもよい。
また、本実施形態では、経過時間積算部47Eが積算した経過時間を0からカウントアップしながら画面表示部93(時間表示画面97)に表示するカウントアップ方式を採用したが、これに限定されることなく、経過時間を予め設定された時間から時間経過とともにカウントダウンしながら画面表示部93に表示するカウントダウン方式を採用してもよい。このカウントダウン方式では、例えば、燃料ボンベ130を満量状態で装着してから交換するまでの時間の過去のデータに基づいて初期値を決め、該初期値から時間経過とともに所定値(例えば、0.1時間)ずつ減算しながら画面表示部93に表示する。また、カウントダウン方式では、燃料ボンベ130の容量ごとに初期値を決定する初期値決定具が設けられる。毎回、同じ容量の燃料ボンベ130を使用するのであれば、前回決定した初期値が使用される。
上記の作業機1は、機体2と、機体2に搭載された原動機4と、原動機4に供給される燃料を収容する交換式の燃料ボンベ130と、燃料ボンベ130を交換した後の原動機4の駆動時間を積算するための経過時間積算部47Eと、経過時間積算部47Eで積算された駆動時間を表示可能な表示装置91と、を備えている。
この構成によれば、燃料ボンベ130を交換した後の原動機4の駆動時間を表示装置91に表示することにより、オペレータは、燃料ボンベ130の交換後の燃料残量の推移を把握することができる。これにより、燃料ボンベ130の燃料残量を見積もることができる。
また、経過時間積算部47Eが積算した駆動時間及び駆動時間の表示をリセットするリセット部47Jを備えている。
燃料ボンベ130が満量状態でリセット部47Jによって経過時間積算部47Eが積算した駆動時間及び駆動時間の表示のリセットが行われることにより、燃料ボンベ130の満量状態からの燃料残量の把握を行える。
また、オペレータによって操作されるリセットスイッチ96を備え、リセット部47Jは、リセットスイッチ96に所定の操作が行われたときにリセットを行う。
この構成によれば、オペレータの意志によって駆動時間のリセットを行うことができる。
また、表示装置91は、画面表示部93を有し、画面表示部93は、駆動時間を表示する時間表示画面97と、時間表示画面97以外の少なくとも1つの他の表示画面98とを切り換え表示可能であり、駆動時間及び駆動時間の表示のオペレータによるリセットは、時間表示画面97で行われ、他の表示画面98では行われない。
この構成によれば、経過時間のリセットの誤操作を抑制することができる。
また、経過時間積算部47Eは、原動機4の回転数が所定回転数以上であるときに駆動時間を積算する。
この構成によれば、経過時間積算部47Eが作業機1の実稼働時間以外の時間を積算するのを排除することができる。
また、原動機4を停止した際に、それまで積算された駆動時間を保持する保持部47Fを備え、経過時間積算部47Eは、原動機4を停止した際に、駆動時間の積算を停止し、原動機4の駆動を再開した際に、保持部47Fで保持した駆動時間から駆動時間の積算を再開する。
この構成によれば、燃料残量の推移の正確性を高めることができる。
また、燃料ボンベ130から供給される燃料を貯留し、燃料ボンベ130内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、原動機4に燃料を供給するリザーブタンク42と、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出する残量センサ43と、を備え、リセット部47Jは、燃料ボンベ130を交換した後に、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量以上であることを残量センサ43が検出した際にリセットを行う。
この構成によれば、経過時間のリセットを自動で行うことができる。
また、オペレータが時間を設定可能な時間設定部47Gと、経過時間積算部47Eで積算した駆動時間が時間設定部47Gで設定された時間に達した際に所定の警告態様で警告する警告装置102とを備えている。
この構成によれば、燃料残量が少なくなったときの注意喚起時期をオペレータが設定することができる。
また、燃料ボンベ130の交換が行われたことを検知する交換検知装置を備え、リセット部47Jは、燃料ボンベ130の交換が検知された時にリセットを行う。
この構成によれば、経過時間のリセットを自動で行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 機体
4 原動機
42 リザーブタンク
43 残量センサ
47E 経過時間積算部
47F 保持部
47G 時間設定部
47J リセット部
91 表示装置
93 画面表示部
96 リセットスイッチ
97 時間表示画面
98 他の表示画面
102 警告装置
130 燃料ボンベ

Claims (10)

  1. 機体と、
    前記機体に搭載された原動機と、
    前記原動機に供給される燃料を収容する交換式の燃料ボンベと、
    前記原動機に接続され、前記原動機が駆動しているか否かの情報を取得可能な制御装置と、
    前記制御装置が取得した前記情報により、前記燃料ボンベを交換した後の前記原動機の駆動時間をカウントして積算する経過時間積算部と、
    前記経過時間積算部で積算された前記駆動時間を表示可能な表示装置と、
    前記燃料ボンベから前記原動機への燃料供給経路に設けられ、前記燃料ボンベから供給される燃料を内部に貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、貯留した前記燃料を前記原動機に供給するリザーブタンクと、
    前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に低下したことを検出する残量センサと、
    前記残量センサが、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に低下したことを検出したときに報知を行う報知部と、
    オペレータが時間を設定可能な時間設定部と、
    前記経過時間積算部で積算した前記駆動時間が前記時間設定部で設定された時間に達した際に前記残量センサが前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出した際の報知にかかわらず指令信号を出す警告部と、前記警告部からの指令信号により所定の警告態様で警告を発する警告器とを有する警告装置と、
    を備え、
    前記表示装置には、前記経過時間積算部がカウントする前記原動機の駆動時間が0から数値をカウントアップしながら表示されるか、あるいは、前記経過時間積算部がカウントする前記原動機の駆動時間が予め設定された時間から時間経過とともに数値をカウントダウンしながら表示され
    前記表示装置は、前記カウントアップされる前記駆動時間、あるいは、前記カウントダウンされる前記駆動時間を数値で表示する時間表示画面を有している作業機。
  2. 前記経過時間積算部が積算した前記駆動時間及び前記駆動時間の表示をリセットするリセット部を備えている請求項1に記載の作業機。
  3. オペレータによって操作されるリセットスイッチを備え、
    前記リセット部は、前記リセットスイッチに所定の操作が行われたときに前記リセットを行う請求項2に記載の作業機。
  4. 機体と、前記機体に搭載された原動機と、前記原動機に供給される燃料を収容する交換式の燃料ボンベと、
    前記燃料ボンベを交換した後の前記原動機の駆動時間を積算するための経過時間積算部と、
    前記経過時間積算部で積算された前記駆動時間を表示可能な表示装置と、
    前記経過時間積算部が積算した前記駆動時間及び前記駆動時間の表示をリセットするリセット部と、
    オペレータによって操作されるリセットスイッチと、
    を備え、
    前記リセット部は、前記リセットスイッチに所定の操作が行われたときに前記リセットを行い、
    前記表示装置は、画面表示部を有し、
    前記画面表示部は、前記駆動時間を表示する時間表示画面と、前記時間表示画面以外の少なくとも1つの他の表示画面とを切り換え表示可能であり、
    前記駆動時間及び前記駆動時間の表示のオペレータによるリセットは、前記時間表示画面で行われ、前記他の表示画面では行われない作業機。
  5. 前記経過時間積算部は、前記原動機の回転数が所定回転数以上であるときに前記駆動時間を積算する請求項1~4のいずれか1項に記載の作業機。
  6. 前記原動機を停止した際に、それまで積算された前記駆動時間を保持する保持部を備え、
    前記経過時間積算部は、前記原動機を停止した際に、前記駆動時間の積算を停止し、前記原動機の駆動を再開した際に、前記保持部で保持した駆動時間から前記駆動時間の積算を再開する請求項1~5のいずれか1項に記載の作業機。
  7. 前記燃料ボンベから供給される燃料を貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、前記原動機に燃料を供給するリザーブタンクと、
    前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出する残量センサと、
    を備え、
    前記リセット部は、前記燃料ボンベを交換した後に、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量以上であることを前記残量センサが検出した際に前記リセットを行う請求項2に記載の作業機。
  8. 前記燃料ボンベの交換が行われたことを検知する交換検知装置を備え、
    前記リセット部は、前記燃料ボンベの交換が検知された時に前記リセットを行う請求項2に記載の作業機。
  9. 機体と、
    前記機体に搭載された原動機と、
    前記原動機に供給される燃料を収容する交換式の燃料ボンベと、
    前記原動機に接続され、前記原動機が駆動しているか否かの情報を取得可能な制御装置と、
    前記制御装置が取得した前記情報により、前記燃料ボンベを交換した後の前記原動機の駆動時間をカウントして積算する経過時間積算部と、
    前記経過時間積算部で積算された前記駆動時間を表示可能な表示装置と、
    前記燃料ボンベから前記原動機への燃料供給経路に設けられ、前記燃料ボンベから供給される燃料を内部に貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、貯留した前記燃料を前記原動機に供給するリザーブタンクと、
    前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に低下したことを検出する残量センサと、
    前記残量センサが、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に低下したことを検出したときに報知を行う報知部と、
    を備え、
    前記表示装置には、前記経過時間積算部がカウントする前記原動機の駆動時間が予め設定された時間から時間経過とともにカウントダウンしながら表示され、
    前記表示装置に前記経過時間積算部がカウントする前記原動機の駆動時間が予め設定された時間から時間経過とともにカウントダウンしながら表示される場合における前記予め設定された時間は、前記燃料ボンベを満量状態で装着してから交換するまでの時間の過去のデータに基づいて設定される作業機。
  10. 前記報知部は、前記残量センサが前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達した後、前記リザーブタンク内の燃料残量の減少に応じて報知態様を段階的または連続的に変化させる請求項1に記載の作業機。
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