JP2012209240A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料容器に接続された電源部や電源部に接続された電子機器類から電力の供給を受けなくてもロックの解除や燃料容器の残量の確認やパージなどの動作を行うことが可能な燃料電池を提供すること。
【解決手段】燃料の供給によって電力を発生する発電部と、発電部と着脱可能に接続し、燃料を収容し、発電部に燃料を供給する燃料容器と、発電部の発電状態を検出する発電状態検出部と、発電部または燃料容器の内部状態を検出する燃料検出部とを有し、燃料容器は、補助電源部と制御部を有し、発電状態検出部が検出した発電検出値と、燃料検出部が検出した内部状態とにより、制御部が燃料容器と発電部との取り外しを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を収容するための燃料容器を有する燃料電池に関する。
近年、ノートパソコンや携帯電話等の携帯機器用の電源として、発電効率の良さから燃料電池を用いる試みがなされている。
また、携帯機器用の電源に使用する燃料電池は、燃料電池の継続利用のために、燃料を保管する燃料容器の使用が想定されている(例えば、特許文献1参照)。燃料容器を燃料電池に用いる場合、燃料容器と燃料電池との固定が、燃料電池を安全に使用するために必要な課題となる。
そこで、燃料容器が不用意に外されないようにロック機構を設け、燃料電池本体を含む電源部や電源部の電力の供給を受けて動作している電子機器類の動作状態応じて燃料容器が交換可能なときにロック機構が解除される構成が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−214029号公報 特開2006−302735号公報
しかしながら、上記特許文献2係る燃料電池では、ロックの制御に必要な情報処理や動作などに必要な動力源は燃料電池から得ている為、燃料電池が非発電状態であった場合は、ロックの制御ができない恐れがあり、また、燃料容器の残量の確認などの動作を行うことができない。
そこで、本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、燃料電池から電力の供給を受けなくてもロックの制御や燃料容器の残量の確認を行うことが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の燃料電池の第1の特徴は、燃料の供給によって電力を発生する発電部と、発電部と着脱可能に接続し、燃料を収容し、発電部に燃料を供給する燃料容器と、発電部の発電状態を検出する発電状態検出部と、発電部または燃料容器の内部状態を検出する燃料検出部とを有し、燃料容器は、発電状態検出部が検出した発電検出値と、燃料検出部が検出した内部状態とにより、燃料容器と発電部との取り外しを制御する制御部と、制御部に電力を供給する補助電源部とを有することを要旨とする。
かかる特徴によれば、燃料電池から電力の供給を受けなくてもロックの制御や燃料容器の残量の確認を行うことができる。
また、本発明の燃料電池の第2の特徴は、制御部が発電状態検出部が検出した発電検出値が所定値以下であり、燃料検出部が検出した内部状態が所定値以下であるとき、燃料容器と発電部とを取り外し可能に制御し、発電状態検出部が検出した発電検出値が所定値以上であり、燃料検出部が検出した内部状態が所定値以上であるとき、燃料容器と発電部とを取り外し不可能に制御することを要旨とする。
かかる特徴によれば、燃料電池の状態に応じて燃料容器の交換を制御することができる。
また、本発明の燃料電池の第3の特徴は、第1乃至第2のいずれかの特徴の燃料電池において、燃料検出部は、燃料容器の内圧を検出する圧力検出部であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、燃料容器の内圧を把握し、内圧に応じて燃料容器の交換を制御することができる。特に燃料容器の内圧が高く、燃料容器の取り扱いに危険が伴うようなときには、燃料容器を取り外すことができないようにすることができる。
また、本発明の燃料電池の第4の特徴は、第1乃至第2のいずれかの特徴の燃料電池において、燃料検出部は燃料容器の温度を検出する温度検出部であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、燃料容器の温度を把握し、温度に応じて燃料容器の交換を制御することができる。特に燃料容器が高温で燃料容器の取り扱いに危険が伴うような状態のときには、燃料容器を取り外すことができないようにすることができる。
また、本発明の燃料電池の第5の特徴は、第1乃至第2のいずれかの特徴の燃料電池において、燃料検出部は発電部の発電時間を検出する発電時間検出部であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、発電部の発電時間を把握し、燃料容器の交換を制御に反映することができる。
また、本発明の燃料電池の第6の特徴は、第1乃至第2のいずれかの特徴の燃料電池において、燃料検出部は補助電源部の出力電圧を検出する電圧検出部であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、補助電源部の出力電圧を把握し、燃料容器の交換を制御に反映することができる。
また、本発明の燃料電池の第7の特徴は、第1乃至第6のいずれかの特徴の燃料電池において、燃料容器に、発電検出値と内部状態とに関する信号を発信する発信器を有することを要旨とする。発信器は使用者の注意を引くものであれば良く、例えば、液晶ディスプレイなどの表示器やブザー、LEDの点灯、点滅などがある。
かかる特徴によれば、使用者が燃料容器の状態や交換時のサインを確認することができる。
また、本発明の燃料電池の第8の特徴は、第1乃至第6のいずれかの特徴の燃料電池において、発電部に、発電検出値と内部状態とに関する信号を発信する発信器を有することを要旨とする。発信器は使用者の注意を引くものであれば良く、例えば、液晶ディスプレイなどの表示器やブザー、LEDの点灯、点滅などがある。
かかる特徴によれば、使用者が燃料容器の状態や交換時のサインを確認することができる。
また、本発明の燃料電池の第9の特徴は、第1乃至第7のいずれかの特徴の燃料電池において、補助電源部は、燃料の供給によって電力を発生することを特徴とする。
かかる特徴によれば、発電部が発電していない場合でも燃料容器の取り外しの制御が可能であり、またカートリッジが取り外された状態であっても燃料容器の残量の確認を行うことが可能である。
また、本発明の燃料電池の第10の特徴は、第1乃至第8のいずれかの特徴の燃料電池において、補助電源部が二次電池であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、カートリッジが取り外された状態であっても燃料容器の残量の確認を行うことが可能である。
また、本発明の燃料電池の第11の特徴は、第1の特徴乃至第10のいずれかの特徴の燃料電池において、制御部の制御に連動し、発電部への燃料の供給を制御する弁部を有することを要旨とする。
かかる特徴によれば、燃料容器と発電部との接続を断つ際に弁部を閉とし燃料の漏洩を防ぐことができる。
本発明によれば、燃料電池から電力の供給を受けなくてもロックの制御や燃料容器の残量の確認を行うことが可能な燃料電池を提供することが可能である。
本発明の実施形態1に係る燃料電池の概略構成図である。 本発明の実施形態1に係る燃料容器の概略構成図である。 本発明の実施形態1に係る燃料電池の概略構成図である。 本発明の実施形態2に係る燃料容器の概略構成図である。 本発明の実施形態3に係る燃料容器の概略構成図である。 本発明の実施形態4に係る別の燃料容器の概略構成図である。 本発明の実施形態5に係る燃料容器の概略構成図である。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1、図2、図3は、本発明の第1の実施の形態における燃料電池の例を示す。
図1に示すように、燃料電池100は、容器105と、容器105に接続可能な燃料容器1とを有する。容器105は、燃料容器1の燃料で発電する発電部101と、発電部101の発電状態を検出する発電状態検出部103とを有する。
燃料容器1は、図2に示すように、燃料を収容する燃料収容部2と、図1に示す燃料電池100の発電部101へ燃料を供給する為の経路を形成する接続部3と、燃料容器1の交換を制御する制御部5と、燃料収容部2に収容されている燃料を用いて発電する補助電源部6と、補助電源部6の内部状態の1つである出力電圧を検出する燃料検出部7と燃料収容部2と発電部101との燃料の流通の開閉を行う弁部8とを有する。また、接続部3は、制御部5に制御され、発電部101と燃料容器1との接続のためのロック機構4を有する。
制御部5は、補助電源部6の出力電圧を検出する。補助電源部6は、制御部5と燃料検出部7とロック機構4に電力を供給する。
燃料電池100は、メタノールを還元剤として大気中の酸素を酸化剤として燃料とする燃料電池を用い、発電部101の出力電流と出力電圧を検出する発電状態検出部103を備える。発電状態検出部103の検出信号は通信端子102と通信端子16を介して制御部5に伝達する。燃料収容部2にはメタノールを加圧した状態で封入してもよい。なお、発電部101はメタノールを燃料とする燃料電池ではなく、燃料容器1と水素を燃料として発電する発電部との間に改質器を設けてもよい。
接続部3は、発電部101と接続していないときは燃料収容部2に収容されている燃料が外部環境に流出しないように、ノーマリークローズド型の弁機構を有している弁を有することが望ましい。
ロック機構4は、燃料容器1と発電部101とを接続する際にはロック機能がフリー状態であるラッチ機構を有し、燃料容器1を発電部101から取り外す際には制御部5からの接続解除信号が無ければロックを解除し燃料容器が取り外せない構造である。なお、接続の解除の際には燃料容器1と発電部101とが接続されているときに使用者が不用意に燃料容器1を外すことができないような構成であれば良く、ロック機構4を接続部3に備えても、燃料容器1に備えてもよい。
また、図3に示すように、燃料収容部2の燃料の残量を表示し、燃料容器1を発電部101から取り外しが可能であるか否かを表示する為の液晶ディスプレイを発信器104として燃料電池100に設置してもよい。燃料の残量の検出は、燃料電池の出力電流を検出し積算した値を燃料が持つ化学量論的計算より求めた制御部5が記憶している総電気量から減算することで燃料の残量を求める。燃料の残量は制御部5に記憶し、求められた燃料の残量を発信器104に表示するように構成する。また、発信器104を燃料容器1に設置することによって、燃料容器1が発電部101から取り外された状態でも補助電源部6の発電によって燃料の残量を発信器104によって表示することができる。
制御部5は、発電部101の発電状態を検出する発電状態検出部103からの発電状態信号と燃料検出部7が検出する出力電圧とが送信される。発電部101が発電状態である場合は、発電部101に接続する負荷が電力を要求している状態であるため、そのときに発電部101と燃料容器1との接続を解除した場合、発電部101への燃料の供給が経たれるため、発電部101での発電が滞り、負荷に十分な電力を供給できない恐れが生じる。さらに、燃料検出部7において、補助電源部6の出力電圧が一定以上検出される場合は、収容部2の燃料が所定以上残っている場合であるため、発電部101と燃料容器1との接続を解除した場合、燃料が収容部2から漏れ出したり、あるいは収容部2に残る燃料が無駄となる。
制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以上残っており補助電源部6の出力電圧が所定値以下である場合あり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されている状態の間は、ロック機構4のロックを解除しない信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行わない構成である。逆に、制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以下であり、補助電源部6から開回路電圧が得られておらず、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されていない状態のときは、ロック機構4のロックを解除する信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行う構成である。
以下に、補助電源部6の標準的な出力電圧である開回路電圧が0.74Vである場合の制御部5のロック機構4の具体的な解除の制御について説明する。
燃料収容部2の燃料が所定以下となり開回路電圧が0.5V以下のときであり、発電部101の出力電流が0A以下のとき、制御部5は、弁部8を閉状態としてからロック機構4のロック状態を解除し、燃料容器1の取り外しを可能とする。なお、発電状態検出部103の発電状態信号の値は、測定誤差やノイズの影響を考慮し、燃料電池の出力電流が0A以下であることと等価であればよい。
逆に、補助電源部6の開回路電圧が0.5Vより高いか、あるいは発電部101の出力電流が0Aより高いときは、制御部5はロック機構4のロック状態を解除しない。
また、弁部8は、ロック機構4と連動して動作するように構成し、発電部101に燃料容器1を接続しロック機構4がロック状態となると弁部8は開状態となり、ロック機構4のロック状態が解除される際には、弁部8が閉状態となるように制御部5が制御するように構成する。
また、燃料容器1を発電部101から取り外し可能な条件のときに、制御部5は、発信器104に燃料容器1を取り外し可能であることを示すアイコンを表示させる構成とすると、使用者が安全に燃料容器1を取り外すタイミングがわかりやすくなる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態における燃料電池の例を示す。
前述した第1実施形態と共通する構成については、同じ符号とし、説明は省略する。
前述した第1実施形態と異なる点は、燃料収容部2の代わりに、燃料源を収容し化学反応によって発電部101の燃料となる水素を生成する反応部9を用いた点である。反応部9には固体の水素発生物質を配置する。反応部9と逆止弁11を介して接続する溶液収容部10には、水素発生物質と化学反応し水素を発生する酸性水溶液を封入する。逆止弁11は反応部9で発生した水素が溶液収容部11に逆流しないように配置するものである。また、燃料検出部12として、反応部9の内圧を検出する圧力センサーを備える点である。燃料検出部12の出力信号は、制御部5に入力する。このとき、燃料検出部12は補助電源部6から電力の供給を受ける構成とすると、燃料容器2の小型化に貢献する。
以下に、制御部5のロック機構4の制御について説明する。
制御部5は、発電部101の発電状態を検出する発電状態検出部103からの発電状態信号と燃料検出部7が検出する出力電圧とが送信される。発電部101が発電状態である場合は、発電部101に接続する負荷が電力を要求している状態であるため、そのときに発電部101と燃料容器1との接続を解除した場合、発電部101への燃料の供給が経たれるため、発電部101での発電が滞り、負荷に十分な電力を供給できない恐れが生じる。さらに、燃料検出部12である圧力センサーが反応部の圧力を一定以上検出する場合は、収容部2の燃料が所定以上残っている場合であるため、発電部101と燃料容器1との接続を解除した場合、燃料が収容部2から漏れ出したり、あるいは収容部2に残る燃料が無駄となる。
制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以上残っており、反応部の圧力が所定値以上である場合であり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されている状態の間は、ロック機構4のロックを解除しない信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行わない構成である。逆に、制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以下であり、反応部の圧力を一定以下であり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されていない状態のときは、ロック機構4のロックを解除する信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行う構成である。
以下に、制御部5のロック機構4の具体的な解除の制御例について説明する。
制御部5は、発電状態検出部103の発電部101の出力電流の検出値が0A以下であって、かつ燃料検出部12の検出値が、絶対圧で1気圧以下のとき、弁部8を閉としてロック機構4のロック状態を解除する。逆に、発電状態検出部103の発電部101の出力電流の検出値が0Aより大きいか、あるいは燃料検出部12の検出値が、絶対圧で1気圧より高いとき、制御部5はロック機構4のロック状態を解除しない。
なお、燃料容器1を取り外し可能とする為の燃料検出部12の検出値は、必ずしも1気圧以下で無くても良く、燃料容器1や発電部101の耐圧に応じて変更することが可能である。また、逆止弁11の代わりに電磁弁を用い、圧力センサーの検出値をフィードバックして酸性溶液の供給制御を制御部5において行ってもよい。この際には、余剰な水素の生成を防止する為に、発電状態検出部103による発電部101の出力電流が0Aのときは、電磁弁を閉状態とすることが望ましい。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態における燃料電池の例を示す。
前述した第2実施形態と共通する構成については、同じ符号とし、説明は省略する。
前述した第2実施形態と異なる点は、燃料検出部12の圧力センサーの代わりに、燃料検出部13として温度センサーを用いた点である。燃料検出部13は補助電源部6から電力の供給を受け、燃料容器1の表面温度を検出し、検出値を制御部5に送信する構成である。
以下に、制御部5のロック機構4の制御について説明する。
制御部5は、発電部101の発電状態を検出する発電状態検出部103からの発電状態信号と燃料検出部7が検出する出力電圧とが送信される。発電部101が発電状態である場合は、発電部101に接続する負荷が電力を要求している状態であるため、そのときに発電部101と燃料容器1との接続を解除した場合、発電部101への燃料の供給が経たれるため、発電部101での発電が滞り、負荷に十分な電力を供給できない恐れが生じる。さらに、燃料検出部13である温度センサーが反応部の温度を一定以上検出する場合は、反応部が高温となっており、使用者が燃料容器に触れることは、危険である。
制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以上残っており、反応部の温度が所定値以上である場合であり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されている状態の間は、ロック機構4のロックを解除しない信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行わない構成である。逆に、制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以下であり、反応部の温度が一定以下であり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されていない状態のときは、ロック機構4のロックを解除する信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行う構成である。
以下に、制御部5のロック機構4の具体的な解除の制御例について説明する。
制御部5は、発電状態検出部103の発電部101の出力電流の検出値が0A以下であって、かつ燃料検出部13の検出値が、40℃以下の燃料容器1を発電部101から取り外し可能な条件のとき、弁部8を閉としてロック機構4のロック状態を解除し、使用者によって燃料容器1の取り外しを可能とする。逆に発電状態検出部103の発電部101の出力電流の検出値が0Aより大きく、あるいは燃料検出部13の検出値が40℃より高いとき、制御部5はロック機構4のロック状態を解除しない。なお、燃料容器1を取り外し可能とする為の燃料検出部13の検出値は必ずしも40℃以下で無くても良く、使用者が取り扱いの際に危険でない温度に変更することが可能である。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態における燃料容器の例を示す。
前述した第3実施形態と共通する構成については、同じ符号とし、説明は省略する。
前述した第3実施形態と異なる点は、燃料検出部13の温度センサーの代わりに、燃料検出部16にロック機構4がロックしている時間を検出するタイマー17を備える点である。
以下に、制御部5のロック機構4の制御について説明する。
制御部5は、発電部101の発電状態を検出する発電状態検出部103からの発電状態信号と燃料検出部7が検出する出力電圧とが送信される。発電部101が発電状態である場合は、発電部101に接続する負荷が電力を要求している状態であるため、そのときに発電部101と燃料容器1との接続を解除した場合、発電部101への燃料の供給が経たれるため、発電部101での発電が滞り、負荷に十分な電力を供給できない恐れが生じる。さらに、燃料検出部16であるタイマーがロック機構4がロックしている時間を一定以上検出する場合は、反応部9が発電部101に燃料を供給するために反応し続けており、反応部9が高温となっていると判断でき、使用者が燃料容器に触れることは、危険である。
制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以上残っており、ロック機構4がロックしている時間が所定時間以上である場合であり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されている状態の間は、ロック機構4のロックを解除しない信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行わない構成である。逆に、制御部5は、燃料収容部2に燃料が所定以下であり、ロック機構4がロックしている時間が一定以下であり、かつ発電状態検出部103からの発電状態信号が発電部101の出力が検出されていない状態のときは、ロック機構4のロックを解除する信号をロック機構4に送信し、ロック機構4のロックの解除を行う構成である。
以下に、制御部5のロック機構4の具体的な解除の制御例について説明する。
燃料検出部16は、発電状態検出部103の発電部101の出力電流の検出値が0A以下になってからの時間を計時する構成とする。燃料検出部16による計時が10分以上のとき、制御部5は、弁部8を閉としてロック機構4のロック状態を解除し、使用者によって燃料容器1の取り外しを可能とさせる構成とする。燃料検出部16による計時が10分未満のときは、制御部5はロック機構4のロック状態を解除しない。なお、燃料容器1を取り外し可能とする為の計時時間は10分で無くても良く、燃料容器1を取り外し燃料容器1を安全に取り扱いができるだけの十分な時間を確保すればよい。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第4の実施の形態における燃料容器の例を示す。
前述した第3実施形態と共通する構成については、同じ符号とし、説明は省略する。
前述した第3実施形態と異なる点は、補助電源部6の燃料電池の代わりに、補助電源部15としてリチウムイオン二次電池を用いた点である。補助電源部15は、発電部101の出力によって充電され、燃料容器1のロック機構4、制御部5、弁部8、燃料検出部13に電力を供給する構成とした。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
本発明は、燃料電池及び燃料電池装置の産業分野で利用することができる。
1 燃料容器
2 燃料収容部
3、14 接続部
4 ロック機構
5 制御部
6、15 補助電源部
7、12、13 燃料検出部
8 弁部
9 反応部
10 溶液収容部
11 逆止弁
16、102 通信端子
100 燃料電池
101 発電部
103 発電状態検出部
104 発信器
105 容器

Claims (11)

  1. 燃料の供給によって電力を発生する発電部と、
    前記発電部と着脱可能に接続し、前記燃料を収容し、前記発電部に前記燃料を供給する燃料容器と、
    前記発電部の発電状態を検出する発電状態検出部と、
    前記発電部または前記燃料容器の内部状態を検出する燃料検出部とを有し、
    前記燃料容器は、
    前記発電状態検出部が検出した発電検出値と、前記燃料検出部が検出した前記内部状態とにより、前記燃料容器と前記発電部との取り外しを制御する制御部と、
    前記制御部に電力を供給する補助電源部とを有することを特徴とする燃料電池。
  2. 前記制御部は、前記発電状態検出部が検出した発電検出値が所定値以下であり、前記燃料検出部が検出した前記内部状態が所定値以下であるとき、前記燃料容器と前記発電部とを取り外し可能に制御し、前記発電状態検出部が検出した発電検出値が所定値以上であり、前記燃料検出部が検出した前記内部状態が所定値以上であるとき、前記燃料容器と前記発電部とを取り外し不可能に制御することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記燃料検出部は、前記燃料容器の内圧を検出する圧力検出部であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池。
  4. 前記燃料検出部は、前記燃料容器の温度を検出する温度検出部であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池。
  5. 前記燃料検出部は、前記発電部の発電時間を検出する発電時間検出部であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池。
  6. 前記燃料検出部は、前記補助電源部の出力電圧を検出する電圧検出部であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池。
  7. 前記燃料容器は、前記発電状態と前記内部状態とに関する信号を発信する発信器を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の燃料電池。
  8. 前記発電部は、前記発電検出値と前記内部状態とに関する信号を発信する発信器を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の燃料電池。
  9. 前記補助電源部は、前記燃料の供給によって電力を発生することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の燃料電池。
  10. 前記補助電源部は、充放電可能な二次電池であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の燃料電池。
  11. 前記燃料容器は、前記制御部の制御に連動し、前記発電部への前記燃料の供給を制御する弁部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の燃料電池。
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