JP7433851B2 - 光学系および撮像装置 - Google Patents
光学系および撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7433851B2 JP7433851B2 JP2019207595A JP2019207595A JP7433851B2 JP 7433851 B2 JP7433851 B2 JP 7433851B2 JP 2019207595 A JP2019207595 A JP 2019207595A JP 2019207595 A JP2019207595 A JP 2019207595A JP 7433851 B2 JP7433851 B2 JP 7433851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens group
- optical system
- lens
- surface closest
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 136
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 17
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 59
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 3
- 102220049405 rs147669920 Human genes 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 244000144992 flock Species 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
1.7≦f1/D1≦2.5
0.1≦f3/f≦0.9
なる条件を満足することを特徴とする。
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側に順に配置され、フォーカシングの際に互いの間隔が変化する正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群および正の屈折力の第3レンズ群からなる光学系であって、無限遠合焦状態において、該光学系の焦点距離をf、第1レンズ群の焦点距離をf1、光学系の光学全長をOTL、第3レンズ群における最も像側のレンズ面から像面までの空気換算距離をsk、第3レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD3、第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から第3レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上の長さをTL、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd3p、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd3nとするとき、
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
0.4≦D3/TL≦0.6
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2
なる条件を満足することを特徴とする。
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側に順に配置され、フォーカシングの際に互いの間隔が変化する正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群および正の屈折力の第3レンズ群からなる光学系であって、無限遠合焦状態において、該光学系の焦点距離をf、第1レンズ群の焦点距離をf1、光学系の光学全長をOTL、第3レンズ群における最も像側のレンズ面から像面までの空気換算距離をsk、第3レンズ群に含まれる正レンズのアッベ数の平均をνd1p、該第3レンズ群に含まれる負レンズのアッベ数の平均をνd1n、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd3p、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd3nとするとき、
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
25.0≦νd1p-νd1n≦38.0
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を用いた撮像装置も本発明の他の一側面を構成する。
0.51≦f1/f ≦ 0.93 (1)
0.01≦sk/OTL≦0.16 (2)
これらの条件を満足するように、全系の焦点距離に対する第1レンズ群L1の焦点距離を適切に設定することで、全系の小型化とフォーカシングに際して移動するレンズ群(以下、フォーカシング群という)の小型軽量化が可能となる。フォーカシング群を小型化した結果、無限遠から最至近までのフォーカシング時に諸収差、特に像面湾曲や色収差の変動が大きくなる。バックフォーカスを短くしたこと、で像面に近い位置にレンズを配置することができ、主に軸外光線によって生じる諸収差を補正することが可能となる。このとき、各レンズ群の焦点距離を適切に設定することで、フォーカシング群の小型軽量化と諸収差発生の抑制とを両立させることが可能となる。
0.53≦f1/f ≦ 0.92 (1a)
0.05≦sk/OTL≦0.16 (2a)
式(1),(2)の数値範囲を、以下の式(1b),(2b)のように設定することがさらに好ましい。
0.55≦f1/f ≦ 0.90 (1b)
0.10≦sk/OTL≦0.16 (2b)
このように式(1),(2)の条件を満足することにより、Fナンバーが小さい大口径の光学系において、フォーカシング群を小型軽量化し、かつ高い光学性能を実現することができる。
-0.9≦f2/f≦-0.3 (3)
0.1≦f3/f≦0.9 (4)
0<D1・sk/OTL2≦0.1 (5)
0.1≦D13/OTL≦0.4 (6)
0.4≦D3/TL≦0.6 (7)
0.1≦D1/TL≦0.4 (8)
1.7≦f1/D1≦2.5 (9)
1.0≦f3/D3≦1.5 (10)
-0.20≦Nd1p-Nd1n≦-0.05 (11)
25.0≦νd1p-νd1n≦38.0 (12)
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2 (13)
式(3)の条件は、第2レンズ群L2がフォーカシング群として移動する際における全系の焦点距離fに対する第2レンズ群L2の焦点距離f2に関する条件である。第2レンズ群L2の焦点距離を適正化することで、フォーカシング時の第2レンズ群L2の移動量を抑え、レンズ全長を短縮することができる。f2/fが式(3)の上限を上回ると、第2レンズ群L2の屈折力が弱くなるためにフォーカシング時の球面収差や像面湾曲の変動を抑えることができるが、フォーカシング時の第2レンズ群L2の移動量が増加してレンズ全長が長くなるため、好ましくない。f2/fが式(3)の下限を下回ると、第2レンズ群L2の屈折力が強くなるためにレンズ全長の短縮には有利であるが、フォーカシング時の球面収差や像面湾曲の変動が大きくなるため、好ましくない。
-0.75≦f2/f≦-0.34 (3a)
0.4≦f3/f≦0.8 (4a)
0<D1・sk/OTL2≦0.1 (5a)
0.07≦D13/OTL≦0.2 (6a)
0.43≦D3/TL≦0.58 (7a)
0.20≦D1/TL≦0.36 (8a)
1.7≦f1/D1≦2.4 (9a)
1.0≦f3/D3≦1.4 (10a)
-0.19≦Nd1p-Nd1n≦-0.07 (11a)
27.0≦νd1p-νd1n≦36.0 (12a)
0.02≦Nd3p-Nd3n≦0.16 (13a)
式(3)~(13)の数値範囲を、以下の式(3b)~(13b)のように設定することがさらに好ましい。
-0.66≦f2/f≦-0.37 (3b)
0.65≦f3/f≦0.75 (4b)
0.02≦D1・sk/OTL2≦0.05 (5b)
0.15≦D13/OTL≦0.2 (6b)
0.45≦D3/TL≦0.55 (7b)
0.27≦D1/TL≦0.31 (8b)
1.7≦f1/D1≦2.2 (9b)
1.0≦f3/D3≦1.2 (10b)
-0.18≦Nd1p-Nd1n≦-0.10 (11b)
29.0≦νd1p-νd1n≦34.5 (12b)
0.03≦Nd3p-Nd3n≦0.11 (13b)
さらに、各実施例の光学系は、以下の構成のうち少なくとも1つを満足することが望ましい。まず、フォーカシング群として移動するレンズ群は、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3のうち少なくとも一方であることが望ましい。また、無限遠距離から最至近距離にフォーカシングする際に、第2レンズ群L2が物体側から像側に移動し、第3レンズ群L3は像側から物体側に移動することが望ましい。これにより、フォーカシング時の諸収差の変動を効率的に抑制することが可能となる。
+A4・h4+A6・h6+A8・h8+A10・h10
各非球面係数における「e±XXX」は「×10±XXX」を意味する。
(数値例1)
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 83.030 5.57 2.00100 29.1
2 256.257 0.15
3 55.377 9.54 1.49700 81.5
4 -1562.618 2.10 1.88300 40.8
5 157.784 0.15
6 48.262 5.24 1.49700 81.5
7 110.153 2.00 1.74077 27.8
8 32.826 1.79
9 41.561 7.22 1.53775 74.7
10 731.529 1.99
11(絞り) ∞ 2.20
12 -800.577 2.28 1.92286 18.9
13 -167.395 2.00 1.64000 60.1
14 33.920 13.59
15 -1618.230 2.00 1.67270 32.1
16 30.098 3.79 2.00069 25.5
17 47.606 1.40
18 44.072 7.06 1.77250 49.6
19 -82.524 2.00 1.72825 28.5
20 46.850 0.15
21 42.101 2.00 1.92286 20.9
22 26.733 12.26 1.69680 55.5
23 -117.997 1.90
24 -54.665 2.00 1.53172 48.8
25 37.574 12.86 2.00100 29.1
26 -74.410 7.77
27* -48.385 2.50 1.76802 49.2
28 -200.196 11.66
29 ∞ 1.50 1.51633 64.1
30 ∞ 0.35
像面 ∞
非球面データ
第27面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.78251e-006 A 6= 3.50939e-009 A 8=-1.05473e-011 A10= 1.32171e-014
各種データ
焦点距離 82.87
Fナンバー 1.45
半画角 14.63
像高 21.64
レンズ全長 126.50
BF 13.00
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 68.40
2 11 -54.52
3 15 58.91
4 29 ∞
(数値例2)
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 84.993 4.95 2.00100 29.1
2 202.416 0.15
3 64.164 9.64 1.49700 81.5
4 -318.125 2.10 1.72000 43.7
5 221.142 0.15
6 44.553 6.17 1.49700 81.5
7 114.119 2.00 1.72151 29.2
8 33.254 2.07
9 44.079 6.85 1.48749 70.2
10 572.213 1.99
11(絞り) ∞ 2.00
12 ∞ 2.18 1.92286 18.9
13 -250.097 0.70
14 -206.496 2.00 1.64000 60.1
15 37.733 14.76
16 5598.365 2.00 1.67270 32.1
17 30.558 3.79 2.00069 25.5
18 47.606 1.10
19 42.007 6.85 1.88300 40.8
20 -114.771 0.50
21 -108.194 2.00 1.72825 28.5
22 53.452 0.49
23 61.357 2.00 1.92286 20.9
24 26.750 11.05 1.72916 54.7
25 -168.388 1.91
26 -60.234 2.00 1.56732 42.8
27 33.668 14.14 2.00100 29.1
28 -62.938 3.32
29* -59.800 2.50 1.76802 49.2
30 -1001.556 15.79
31 ∞ 1.50 1.51633 64.1
32 ∞ 0.35
像面 ∞
非球面データ
第29面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.99383e-006 A 6= 2.04264e-009 A 8=-9.55132e-012 A10= 1.30188e-014
各種データ
焦点距離 82.86
Fナンバー 1.45
半画角 14.63
像高 21.64
レンズ全長 128.50
BF 17.13
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 74.01
2 11 -61.34
3 16 57.80
4 31 ∞
(数値例3)
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 97.050 5.69 1.91082 35.3
2 808.610 0.15
3 68.009 5.40 1.88300 40.8
4 161.282 0.15
5 58.276 9.34 1.49700 81.5
6 -171.384 2.00 1.92286 18.9
7 125.448 0.10
8 88.179 4.07 1.72916 54.7
9 618.713 2.06
10(絞り) ∞ 2.22
11 -707.487 4.60 1.98612 16.5
12 -56.353 2.00 1.91082 35.3
13 28.743 9.18
14 -345.236 2.00 1.64769 33.8
15 29.434 3.79 2.00069 25.5
16 47.606 1.00
17* 36.642 2.00 2.00100 29.1
18 22.542 12.76 1.49700 81.5
19 -80.204 0.15
20 -854.942 6.19 1.80400 46.5
21 -42.105 1.50 1.89286 20.4
22 -112.460 0.15
23 84.665 9.81 2.00100 29.1
24 -49.304 2.00 1.48749 70.2
25 -398.028 4.75
26* -37.257 2.50 1.59270 35.3
27 -961.002 16.82
28 ∞ 1.50 1.51633 64.1
29 ∞ 0.35
像面 ∞
非球面データ
第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.32169e-006 A 6= 4.54064e-009 A 8=-2.16254e-012
第26面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.71639e-006 A 6= 3.40498e-009 A 8=-1.36079e-011 A10= 1.36420e-014
各種データ
焦点距離 82.64
Fナンバー 1.45
半画角 14.67
像高 21.64
レンズ全長 113.70
BF 18.16
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 46.25
2 10 -31.40
3 14 57.48
4 28 ∞
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
Claims (20)
- 物体側から像側に順に配置され、フォーカシングの際に互いの間隔が変化する正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群および正の屈折力の第3レンズ群からなる光学系であって、
無限遠合焦状態において、該光学系の焦点距離をf、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記光学系の光学全長をOTL、前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面から像面までの空気換算距離をsk、前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD1、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
1.7≦f1/D1≦2.5
0.1≦f3/f≦0.9
なる条件を満足することを特徴とする光学系。 - 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
-0.9≦f2/f≦-0.3
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 - 前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD1とするとき、
0<D1×sk/OTL2≦0.1
なる条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。 - 無限遠合焦状態において、前記第1レンズ群における最も像側のレンズ面から前記第3レンズ群における最も物体側のレンズ面までの光軸上の間隔をD13とするとき、
0.1≦D13/OTL≦0.4
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第3レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD3、無限遠合焦状態において、前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上の長さをTLとするとき、
0.4≦D3/TL≦0.6
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学系。 - 物体側から像側に順に配置され、フォーカシングの際に互いの間隔が変化する正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群および正の屈折力の第3レンズ群からなる光学系であって、
無限遠合焦状態において、該光学系の焦点距離をf、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記光学系の光学全長をOTL、前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面から像面までの空気換算距離をsk、前記第3レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD3、前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上の長さをTL、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd3p、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd3nとするとき、
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
0.4≦D3/TL≦0.6
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2
なる条件を満足することを特徴とする光学系。 - 前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD1、無限遠合焦状態において、前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上の長さをTLとするとき、
0.1≦D1/TL≦0.4
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第3レンズ群の焦点距離をf3、前記第3レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD3とするとき、
1.0≦f3/D3≦1.5
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd1p、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd1nとするとき、
-0.20≦Nd1p-Nd1n≦-0.05
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズ群に含まれる正レンズのアッベ数の平均をνd1p、前記第1レンズ群に含まれる負レンズのアッベ数の平均をνd1nとするとき、
25.0≦νd1p-νd1n≦38.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の光学系。 - 物体側から像側に順に配置され、フォーカシングの際に互いの間隔が変化する正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群および正の屈折力の第3レンズ群からなる光学系であって、
無限遠合焦状態において、該光学系の焦点距離をf、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記光学系の光学全長をOTL、前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面から像面までの空気換算距離をsk、前記第3レンズ群に含まれる正レンズのアッベ数の平均をνd1p、該第3レンズ群に含まれる負レンズのアッベ数の平均をνd1n、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd3p、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd3nとするとき、
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
25.0≦νd1p-νd1n≦38.0
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2
なる条件を満足することを特徴とする光学系 - 前記第3レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd3p、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd3nとするとき、
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。 - 物体側から像側に順に配置され、フォーカシングの際に互いの間隔が変化する正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群および正の屈折力の第3レンズ群からなる光学系であって、
無限遠合焦状態において、該光学系の焦点距離をf、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記光学系の光学全長をOTL、前記第3レンズ群における最も像側のレンズ面から像面までの空気換算距離をsk、前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の厚みをD1、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの屈折率の平均をNd3p、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの屈折率の平均をNd3nとするとき、
0.51≦f1/f≦0.93
0.01≦sk/OTL≦0.16
1.7≦f1/D1≦2.5
0.01≦Nd3p-Nd3n≦0.2
なる条件を満足することを特徴とする光学系。 - フォーカシングに際して前記第1レンズ群は不動であることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第2レンズ群は、2枚のレンズにより構成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第1レンズ群における最も物体側のレンズは正レンズであることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第1レンズ群は、3枚以上の正レンズと1枚以上の負レンズを含むことを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第3レンズ群は、3枚以上の正レンズと3枚以上の負レンズを含むことを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の光学系。
- 像振れ補正に際して、前記第3レンズ群のうち少なくとも一枚のレンズが光軸に対して直交する方向を含むように移動することを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の光学系。
- 請求項1から19のいずれか一項に記載の光学系と、
該光学系からの光を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019207595A JP7433851B2 (ja) | 2019-11-18 | 2019-11-18 | 光学系および撮像装置 |
JP2024012684A JP2024032911A (ja) | 2019-11-18 | 2024-01-31 | 光学系および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019207595A JP7433851B2 (ja) | 2019-11-18 | 2019-11-18 | 光学系および撮像装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024012684A Division JP2024032911A (ja) | 2019-11-18 | 2024-01-31 | 光学系および撮像装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021081531A JP2021081531A (ja) | 2021-05-27 |
JP2021081531A5 JP2021081531A5 (ja) | 2022-11-21 |
JP7433851B2 true JP7433851B2 (ja) | 2024-02-20 |
Family
ID=75965009
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019207595A Active JP7433851B2 (ja) | 2019-11-18 | 2019-11-18 | 光学系および撮像装置 |
JP2024012684A Pending JP2024032911A (ja) | 2019-11-18 | 2024-01-31 | 光学系および撮像装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024012684A Pending JP2024032911A (ja) | 2019-11-18 | 2024-01-31 | 光学系および撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7433851B2 (ja) |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120057250A1 (en) | 2010-09-08 | 2012-03-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Telephoto lens system |
JP2013161076A (ja) | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Sigma Corp | インナーフォーカス式望遠レンズ |
JP2013250292A (ja) | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Nikon Corp | 撮影レンズ、光学機器、および撮影レンズの製造方法 |
JP2015075508A (ja) | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 株式会社タムロン | 撮影レンズ及び撮影装置 |
JP2015096915A (ja) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社タムロン | インナーフォーカス式レンズ及び撮像装置 |
JP2016148793A (ja) | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2017191130A (ja) | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 株式会社シグマ | 大口径比レンズ |
JP2018021951A (ja) | 2016-08-01 | 2018-02-08 | オリンパス株式会社 | 単焦点距離レンズ及びそれを用いた光学装置 |
JP2018045064A (ja) | 2016-09-14 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する撮像装置 |
WO2018088038A1 (ja) | 2016-11-08 | 2018-05-17 | ソニー株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2019053153A (ja) | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2020016679A (ja) | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 株式会社ニコン | 光学系、光学機器、光学系の製造方法 |
-
2019
- 2019-11-18 JP JP2019207595A patent/JP7433851B2/ja active Active
-
2024
- 2024-01-31 JP JP2024012684A patent/JP2024032911A/ja active Pending
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120057250A1 (en) | 2010-09-08 | 2012-03-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Telephoto lens system |
JP2013161076A (ja) | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Sigma Corp | インナーフォーカス式望遠レンズ |
JP2013250292A (ja) | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Nikon Corp | 撮影レンズ、光学機器、および撮影レンズの製造方法 |
JP2015075508A (ja) | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 株式会社タムロン | 撮影レンズ及び撮影装置 |
JP2015096915A (ja) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社タムロン | インナーフォーカス式レンズ及び撮像装置 |
JP2016148793A (ja) | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2017191130A (ja) | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 株式会社シグマ | 大口径比レンズ |
JP2018021951A (ja) | 2016-08-01 | 2018-02-08 | オリンパス株式会社 | 単焦点距離レンズ及びそれを用いた光学装置 |
JP2018045064A (ja) | 2016-09-14 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する撮像装置 |
WO2018088038A1 (ja) | 2016-11-08 | 2018-05-17 | ソニー株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2019053153A (ja) | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP2020016679A (ja) | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 株式会社ニコン | 光学系、光学機器、光学系の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024032911A (ja) | 2024-03-12 |
JP2021081531A (ja) | 2021-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10215972B2 (en) | Optical system and image pickup apparatus including the same | |
JP6214205B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
US20140055659A1 (en) | Zoom lens and image pickup apparatus | |
JP2014219616A5 (ja) | ||
JP6143501B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP5542374B2 (ja) | 防振機能を有するインナーフォーカス式マクロレンズ | |
US20130201370A1 (en) | Zoom lens and image pickup apparatus including the same | |
JP6615160B2 (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 | |
JP2013228450A (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP6701246B2 (ja) | 光学系及び撮像装置 | |
US11493730B2 (en) | Optical system and optical apparatus | |
JP6367707B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP2019207291A (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
JP6164894B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP2019074632A (ja) | 光学系及びそれを用いた撮像装置 | |
JP2012252253A (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP5523279B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JPWO2013031110A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP2020012908A (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
JP7438795B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP7277290B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP7433851B2 (ja) | 光学系および撮像装置 | |
JP2022178447A (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP2006113111A (ja) | ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ | |
JP7058981B2 (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221111 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7433851 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |