JP7432924B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
前面パネルを有する本体部を備えた給湯器であって、
前記前面パネルよりも前方に張り出す前方張出部を有し、
前記前方張出部の前面には、所定の第1方向及び前記第1方向と直交する第2方向に沿った平坦面を有する平面部が設けられ、
前記平面部には、円形状の排気口が形成され、
前記排気口は、前記平面部において前記第1方向の一方側に偏心して設けられ、
前記平面部において、前記排気口の前記第1方向他方側の端部の周囲の第2領域には、前記排気口の前記第1方向一方側の端部の周囲の第1領域よりも幅が大きい幅広部が設けられ、
前記平面部において、前記排気口の中心よりも前記第1方向一方側であって前記第1領域よりも前記第2方向一方側には前記中心よりも遠ざかる方向に張り出す第1張出部が設けられ、前記中心よりも前記第1方向一方側であって前記第1領域よりも前記第2方向他方側には前記中心よりも遠ざかる方向に張り出す第2張出部が設けられ、
前記平面部は、フランジ部材を有する中継管の前記フランジ部材と前後に重なった状態で、ねじ部材によって前記フランジ部材に固定される構成をなし、
前記幅広部、前記第1張出部、及び前記第2張出部のそれぞれに、前記ねじ部材を挿入するための1以上のねじ孔部が形成されている。
前記前面パネルよりも前方に張り出す前方張出部を有し、
前記前方張出部の前面には、所定の第1方向及び前記第1方向と直交する第2方向に沿った平坦面を有する平面部が設けられ、
前記平面部には、円形状の排気口が形成され、
前記排気口は、前記平面部において前記第1方向の一方側に偏心して設けられ、
前記平面部において、前記排気口の前記第1方向他方側の端部の周囲の第2領域には、前記排気口の前記第1方向一方側の端部の周囲の第1領域よりも幅が大きい幅広部が設けられ、
前記平面部において、前記排気口の中心よりも前記第1方向一方側であって前記第1領域よりも前記第2方向一方側には前記中心よりも遠ざかる方向に張り出す第1張出部が設けられ、前記中心よりも前記第1方向一方側であって前記第1領域よりも前記第2方向他方側には前記中心よりも遠ざかる方向に張り出す第2張出部が設けられ、
前記平面部は、フランジ部を有する中継管の前記フランジ部と前後に重なった状態で、ねじ部材によって前記フランジ部に固定される構成をなし、
前記幅広部、前記第1張出部、及び前記第2張出部のそれぞれに、前記ねじ部材を挿入するための1以上のねじ孔部が形成されている
給湯器。
以下の説明は、第1実施形態に関する。
(給湯装置の概要)
図1に示される給湯装置(給湯器)1は、外部から供給された水道水を加熱して出湯させる機能を有する。図2に示されるように、給湯器1は、ガスバーナ2、入水管4、出湯管6、熱交換器8、連結管15などを備える。熱交換器8は、一次熱交換器9及び二次熱交換器10を備える。熱交換器8は、一次熱交換器9によって燃焼排気の顕熱を回収した後、二次熱交換器10によって潜熱を回収するように機能する。一次熱交換器9は、箱状に構成されたケース(図示省略)の内部に、給湯側伝熱管部11の一部を構成する伝熱管部13と風呂側伝熱管部111の一部を構成する伝熱管部113とが仕切壁で仕切られた形態で収容される構成をなす。二次熱交換器10は、箱状に構成されたケース10A(図3等)の内部に、給湯側伝熱管部11の一部を構成する伝熱管部12と風呂側伝熱管部111の一部を構成する伝熱管部113とが仕切壁で仕切られた形態で収容される構成をなす。
図1に示されるように、給湯器1は、本体部1Aと排気アダプタ130とを有する。給湯器1は、本体部1Aに対して、外側から排気アダプタ130が取り付けられる構成をなす。本体部1Aは、給湯器1のうち、排気アダプタ130を除いた部分である。図1の例では、給湯器1から排気アダプタ130及び中継管120を除いた部分が本体部1Aである。図19の例では、給湯器1から排気アダプタ130を除いた部分が本体部1Aである。本体部1Aは、筐体30と、筐体30に収容される様々な部品を有する。筐体30に収容される部品は、図2に示される様々な部品であり、例えば、熱交換器8、ガスバーナ2,102、コントローラ28などの部品である。
給湯器1では、排気口66が平面部64において第1方向(上下方向)の一方側に偏心して設けられる。よって、給湯器1は、排気口66を第1方向一方側(上方側)に寄せて設けることができる。更に、平面部64の第2領域(排気口66の第1方向他方側(下方側)の端部の周囲の領域)に、第1領域(排気口66の第1方向一方側(上方側)の端部の周囲の領域)よりも幅が大きい幅広部64Cが設けられている。そして、平面部64において、第1張出部64Aは、排気口66の中心C1よりも第1方向一方側であって第1領域よりも第2方向一方側に設けられ、中心C1よりも遠ざかる方向に張り出している。そして、第2張出部64Bは、中心C1よりも第1方向一方側であって第1領域よりも第2方向他方側に設けられ、中心C1よりも遠ざかる方向に張り出している。このような構成において、平面部64は、中継管120のフランジ部122と前後に重なった状態で、ねじ部材によってフランジ部122に固定される構成をなすため、第1領域の幅を狭くする一方で、第1張出部64A、第2張出部64B、幅広部64Cによって支持領域を確保し、支持の安定化を図ることができる。更に、幅広部64C、第1張出部64A、及び第2張出部64Bのそれぞれに、ねじ部材を挿入するためのねじ孔部が形成されているため、支持領域が広く確保された部分においてフランジ部122を支持しつつねじ部材による確実な固定を図ることができる。
本開示は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。更に、上述した実施形態は、次のように変更してもよい。
1A…本体部
33…前面パネル
62…張出部(前方張出部)
64…平面部
64A…第1張出部
64B…第2張出部
64C…幅広部
66…排気口
68…孔部(ねじ孔部)
120…中継管
122,124…フランジ部材
130…排気アダプタ
Claims (2)
- 前面パネルを有する本体部を備えた給湯器であって、
前記前面パネルよりも前方に張り出す前方張出部を有し、
前記前方張出部の前面には、所定の第1方向及び前記第1方向と直交する第2方向に沿った平坦面を有する平面部が設けられ、
前記平面部には、円形状の排気口が形成され、
前記排気口は、前記平面部において前記第1方向の一方側に偏心して設けられ、
前記平面部において、前記排気口の前記第1方向他方側の端部の周囲の第2領域には、前記排気口の前記第1方向一方側の端部の周囲の第1領域よりも幅が大きい幅広部が設けられ、
前記平面部において、前記排気口の中心よりも前記第1方向一方側であって前記第1領域よりも前記第2方向一方側には前記中心よりも遠ざかる方向に張り出す第1張出部が設けられ、前記中心よりも前記第1方向一方側であって前記第1領域よりも前記第2方向他方側には前記中心よりも遠ざかる方向に張り出す第2張出部が設けられ、
前記平面部は、フランジ部材を有する中継管の前記フランジ部材と前後に重なった状態で、ねじ部材によって前記フランジ部材に固定される構成をなし、
前記幅広部、前記第1張出部、及び前記第2張出部のそれぞれに、前記ねじ部材を挿入するための1以上のねじ孔部が形成されている
給湯器。 - 前記平面部は、排気アダプタを前記平面部に固定する構造と、前記中継管を前記平面部に固定する構造と、に兼用され、
前記第1方向は、上下方向であり、
前記平面部において、前記第1領域には、前記排気アダプタの固定に用いる締結部材を挿入するための1以上の孔部が形成されている
請求項1に記載の給湯器。
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Citations (2)
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Patent Citations (2)
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