JP7432334B2 - フィルタおよびそれを用いた洗濯機 - Google Patents

フィルタおよびそれを用いた洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP7432334B2
JP7432334B2 JP2019185300A JP2019185300A JP7432334B2 JP 7432334 B2 JP7432334 B2 JP 7432334B2 JP 2019185300 A JP2019185300 A JP 2019185300A JP 2019185300 A JP2019185300 A JP 2019185300A JP 7432334 B2 JP7432334 B2 JP 7432334B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
outlet
protrusion
protrusions
ribs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019185300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021058465A (ja
Inventor
遼 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2019185300A priority Critical patent/JP7432334B2/ja
Priority to CN202011061936.7A priority patent/CN112626807A/zh
Publication of JP2021058465A publication Critical patent/JP2021058465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7432334B2 publication Critical patent/JP7432334B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/10Filtering arrangements

Description

本発明は、フィルタおよびそれを用いた洗濯機に関する。
洗濯機では、洗濯中に発生する糸くずなどのゴミをフィルタユニット内のリントフィルタで捕集するようになっている(例えば、特許文献1)。
特開2016-101527号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたリントフィルタは、格子状に形成されたフィルタの内側のスペースを有効に使えていない。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るフィルタは、水が流入する流入口と水が流出する流出口とが形成されたフィルタケースに着脱自在に収容されるフィルタであって、フィルタ底板と、前記フィルタ底板から突出する複数の外側突出部と、前記外側突出部に囲まれた複数の内側突出部とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の第2の態様に係る洗濯機は、上記記載のフィルタを備えたことを特徴としている。
実施の形態1に係るドラム式洗濯機の要部構成を示す模式図である。 実施の形態1に係るフィルタユニットを斜め上前方から見た分解斜視図である。 実施の形態1に係るフィルタユニットを斜め上後方から見た分解斜視図である。 実施の形態1に係るリントフィルタの具体的構成を示す斜視図であり、(a)はフィルタケースに収容される状態を示し、(b)はフィルタケースから取り出されて溜まったゴミを除去するときの状態を示す。 実施の形態1に係るリントフィルタの構成部品を示す上面図であり、(a)はフィルタ本体、(b)は可動部材を示す。 実施の形態1に係るフィルタ本体の変形例を示す上面図である。 実施の形態1に係るフィルタ本体の他の変形例を示す上面図である。 実施の形態2に係るリントフィルタの一例を示す斜視図である。 実施の形態2に係るリントフィルタの他の例を示す斜視図である。 実施の形態3に係るリントフィルタに形成される捕集用突起の一形状例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。 実施の形態3に係るリントフィルタに形成される捕集用突起の他の形状例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。 実施の形態3に係るリントフィルタの一例を示す上面図である。 実施の形態3に係るリントフィルタの他の例を示す上面図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係るドラム式洗濯機(洗濯機)10の要部構成を示す模式図である。ドラム式洗濯機10は、本体100とドア120とを具備して構成されており、内部に回転ドラム111を備えた洗濯槽110を本体100側に有している。洗濯槽110は、本体100の前面側で開口しており、ドア120を閉じたときにその内部が液密に封止されるようになっている。
洗濯槽110には、第1配管131および第2配管132を介してフィルタユニット20が接続されている。また、第2配管132の途中には、循環用ポンプ140が設けられている。すなわち、洗濯槽110の外部には、第1配管131、第2配管132、フィルタユニット20および循環用ポンプ140によって構成される循環路が設けられており、洗濯時には洗濯槽110と循環路との間で洗濯水が循環させられる。具体的には、洗濯水は第1配管131によって洗濯槽110からフィルタユニット20に送られ、第2配管132によってフィルタユニット20から洗濯槽110に戻される。このとき、洗濯中に発生する糸くずなどのゴミはフィルタユニット20内のフィルタで捕集され、ゴミの取り除かれた洗濯水が洗濯槽110へ戻される。尚、図1では、第2配管132は洗濯槽110の背面側に接続されているが、洗濯槽110に対する第2配管132の接続箇所は特に限定されるものではない。
また、フィルタユニット20には、排水用の第3配管133も接続されており、第2配管132には循環用ポンプ140が接続され、第3配管133には電磁弁151が設けられている。すなわち、洗濯時には、第3配管133側の電磁弁151を閉じ、第2配管132側の循環用ポンプ140を動作させることで洗濯水を循環させることができる。排水時には、循環用ポンプ140を停止し、電磁弁151を開くことで洗濯槽110からの排水を行うことができる。
続いて、本実施の形態1に係るフィルタユニット20の具体的構成について説明する。図2はフィルタユニット20を斜め上前方から見た分解斜視図であり、図3はフィルタユニット20を斜め上後方から見た分解斜視図である。
フィルタユニット20は、フィルタケース21、リントフィルタ(フィルタ)30およびツマミ部材22によって構成されている。フィルタケース21は有底筒型のケース部材であり、その内部にリントフィルタ30を収納するようになっている。フィルタケース21は、ドラム式洗濯機10内において、筒部分の長手軸が前後方向に向くように配置される。尚、以下の説明において、フィルタユニット20の向きはドラム式洗濯機10内での配置向きを示しており、前方はドラム式洗濯機10の正面側、後方はドラム式洗濯機10の背面側に対応する。
フィルタケース21の前方側には、リントフィルタ30を差し込むための差込み口211が設けられており、リントフィルタ30は差込み口211からフィルタケース21に対して着脱可能となっている。より具体的には、リントフィルタ30はツマミ部材22に取り付けられた状態でフィルタケース21に対して着脱される。このとき、リントフィルタ30の前方端部をツマミ部材22の後方端部に差し込むようにして、リントフィルタ30がツマミ部材22に取り付けられる。また、ツマミ部材22には雄ネジ部221が形成されており、フィルタケース21の差込み口211には雌ネジ部212が形成されており、ツマミ部材22を回転させることでリントフィルタ30をフィルタケース21に対して着脱することができる。
また、フィルタケース21の円筒部分の側面には、流入口213と、流出口としての第1の流出口214および第2の流出口215とが形成されている。流入口213はフィルタケース21の上方に設けられており、第1配管131と接続される。第1の流出口214および第2の流出口215はフィルタケース21の側方に設けられており、第1の流出口214は第2配管132と接続され、第2の流出口215は第3配管133と接続される。フィルタケース21内のリントフィルタ30は、流入口213と第1の流出口214および第2の流出口215との間に配置されるようになっている。これにより、リントフィルタ30は、洗濯時には流入口213から第1の流出口214へと流れる洗濯水(循環水)に対してフィルタ機能を発揮し、排水時には流入口213から第2の流出口215へと流れる洗濯水(排水)に対してフィルタ機能を発揮することができる。
図4は、本実施の形態1に係るリントフィルタ30の具体的構成を示す斜視図であり、(a)はフィルタケース21に収容される状態を示し、(b)はフィルタケース21から取り出されて溜まったゴミを除去するときの状態を示す。また、リントフィルタ30は、フィルタ本体31と、好ましくは可動部材32とによって構成されている。図5(a)はフィルタ本体31の上面図であり、図5(b)は可動部材32の上面図である。尚、可動部材32は、リントフィルタ30の清掃を容易にするために設けられる部材であり、本発明において必須の構成ではない。すなわち、リントフィルタ30は、可動部材32を省略してフィルタ本体31のみで構成されるものであってもよい。
フィルタ本体31は、ツマミ部材22に差し込まれる基部311と、基部311から後方側に延設されたフィルタ部312とにより構成されている。さらに、フィルタ部312は、フィルタ底板312aから上下方向(鉛直方向)に平行に延設された複数の外側リブ(外側突出部)313および複数の内側リブ(内側突出部)314を有する構成とされている。尚、フィルタ本体31における上下方向は、リントフィルタ30がフィルタケース21に収容された状態での方向を示している。
フィルタ部312における外側リブ313は、フィルタ底板312aの外周に沿って一列状に形成されたリブである。また、内側リブ314は、フィルタ底板312a上で周囲を外側リブ313に囲まれた内側スペースSに形成されたリブである。
フィルタユニット20の使用時(洗濯時または排水時)には、フィルタケース21の流入口213から流入する洗濯水は、フィルタ部312の上方から内側スペースSに流れ込み、内側リブ314および外側リブ313の間を通過して、フィルタケース21の側方にある第1の流出口214または第2の流出口215から流出する。このとき、洗濯水に混入している糸くずなどのゴミはフィルタ部312の内側リブ314および外側リブ313に絡め取られるようにして捕集される。
可動部材32は、フィルタ部312に対して上方から嵌め込み可能となっており、フィルタ部312のリブ(外側リブ313および内側リブ314)に沿って上下方向に平行に摺動可能となっている。このため、可動部材32には、フィルタ部312のリブと対応する位置に複数の貫通孔(または溝)321が形成されている。この貫通孔321の周囲部分は、可動部材32をフィルタ部312のリブに沿って移動させるときのガイド部となる。リントフィルタ30をフィルタケース21に収容した状態では、図4(a)に示すように、可動部材32はフィルタ部312のフィルタ底板312aと接触するように下方に押し下げられている。
フィルタユニット20の使用時において、フィルタ本体31で捕集されたゴミは可動部材32の上面側に溜まることになる。フィルタユニット20に溜まったゴミを除去する場合には、リントフィルタ30をフィルタケース21から抜き取り、図4(b)に示すように、可動部材32を上方に引き上げる。捕集されたゴミは可動部材32の上面側に溜まっているため、可動部材32を引き上げる動作によってフィルタ部312のリブに付着した糸くずなどのゴミを掻き取って集めることができ、容易にリントフィルタ30からゴミを除去することができる。このとき、ユーザは、可動部材32を引き上げる動作においてリントフィルタ30に溜まったゴミに触れる必要もない。
尚、可動部材32は、フィルタ部312の側面より外側に突出する取手部322を有していることが好ましい。可動部材32に取手部322を設けることで、ユーザが可動部材32を移動させる動作が容易となる。
本実施の形態1に係るリントフィルタ30は、フィルタ部312における外側リブ313だけでなく、内側リブ314によってもゴミを捕集することができる。すなわち、フィルタ部312の内側スペースSを有効に利用してゴミを捕集することができ、糸くずなどのゴミを効率的に捕集することができる。
外側リブ313は、その断面が長方形であることが好ましい。外側リブ313の断面を長方形とすることで、リブの角に糸くずなどが引っ掛かり易くなり、ゴミの捕集性が向上する。また、断面が円形のリブに比べてリブの強度が向上する。さらに、外側リブ313は、長方形の短辺が内側スペースSに対向する向きに配置されることが好ましい。この場合、長方形の長辺が内側スペースSに対向する場合に比べ、水の流れに対する抵抗を低減でき、リブの強度を向上させることができる。また、外側リブ313の本数を増やす配置も容易となり、ゴミの捕集性も向上する。内側リブ314は、外側リブ313と同様に、その断面を長方形とすることが好ましい。これにより、リブの角に糸くずなどが引っ掛かり易くなり、ゴミの捕集性が向上する。
内側スペースS内での内側リブ314の配置は、例えば、図5(a)に示すように、フィルタ部312の長手方向(前後方向)に沿って交互に並ぶような配置とすることができる。この場合、内側スペースS内での水の流れが複雑となり、内側リブ314に糸くずなどのゴミが引っ掛かり易くなるため、内側リブ314によるゴミの捕集性を向上させることができる。但し、内側スペースS内での内側リブ314の配置は、図5(a)に示す例に限定されるものではなく、図6や図7に示すような配置例であってもよい。
図6は、フィルタ部312内での水の流れ方向に沿って内側リブ314を列状に配置した例である。フィルタユニット20において、フィルタ部312内での水の流れは、図6中に矢印にて示すように、流入口213から第1の流出口214または第2の流出口215に向かう方向となる。そして、内側リブ314を水の流れ方向に沿って列状に配置した場合、内側リブ314が水の流れを阻害せず、水の流れ抵抗を抑制することができる。
図7は、外側リブ313と内側リブ314との好適な配置関係を示す例である。この例では、内側リブ314のうち、内側スペースSの最も外周側に配置される各リブ(すなわち外側リブ313に最も近接して配置されるリブ)は、隣接する2本の外側リブ313の間の隙間と対向するように配置される。このような配置とすることで、外側リブ313と内側リブ314との間での水の流れに曲りが生じ、糸くずなどがリブに対してより絡みやすくなり、ゴミの捕集性が向上する。
このとき、外側リブ313のリブ間隙間Aは、外側リブ313と内側リブ314とのリブ間隙間Bよりも広くすることが好ましい(A>B)。また、外側リブ313のリブ間隙間Aは、内側リブ314における外側リブ313との対向面幅Cと同じか、もしくは僅かに狭くすることが好ましい(A≦C)。これらの条件を満たす場合、糸くずなどがリブに対してより絡みやすくなり、ゴミの捕集性が向上する。
また、内側リブ314の高さは、内側スペースS内で全て同じ高さであってもよいが、図4に示すように高さが異なるものであってもよい。例えば、内側リブ314の高さは、第1の流出口214の近くで低く、第2の流出口215の近くで高くなるように、フィルタ部312の長手方向(前後方向)に沿って徐々に変化するものとすることが好ましい。この場合、第1の流出口214の近くの最も低いリブの高さは、第2の流出口215の近くの最も高いリブの高さの1/2程度とすることが好ましい。このように内側リブ314の高さを異ならせることで、フィルタユニット20では、第1の流出口214近傍での捕集性を第2の流出口215近傍での捕集性よりも低くし、洗濯時(洗濯水の循環時)において第1の流出口214近傍でのゴミの詰まりを抑制することができる。
さらに、内側リブ314は、内側スペースS内での配置密度に疎密があってもよい。フィルタケース21において、第1の流出口214および第2の流出口215はフィルタケース21の中心軸に対して同一側の側方に設けられており、内側スペースS内では、第1の流出口214および第2の流出口215の設けられた側で水の流れが多くなる。このため、内側リブ314は、第1の流出口214および第2の流出口215の設けられた側で密(単位面積当たりの数量が多い)に配置し、その反対側で疎(単位面積当たりの数量が少ない)に配置されていてもよい。これにより、内側リブ314によって効率的にゴミの捕集が行える。あるいは、第1の流出口214および第2の流出口215での詰まりを抑制するために、第1の流出口214および第2の流出口215の設けられた側で疎(単位面積当たりの数量が少ない)に配置し、その反対側で密(単位面積当たりの数量が多い)に配置されていてもよい。
〔実施の形態2〕
上記実施の形態1においては、リントフィルタ30において可動部材32は省略可能としているが、本実施の形態2では、リントフィルタ30において可動部材32を用いることを前提とした場合の好適例を説明する。
図8は、内側リブ314の一部(少なくとも1本)を可動部材32の位置決めリブ(位置決め突出部)314Pとして用いた構成を示す例である。位置決めリブ314Pは、他の内側リブ314に比べて高さが高くされており、可動部材32をフィルタ本体31に装着する際には、最初に位置決めリブ314Pが可動部材32の貫通孔321に嵌め込まれて、可動部材32がフィルタ本体31に対して位置決めされる。このように、最初に位置決めリブ314Pによって可動部材32を位置決めすることにより、多数のリブを有するフィルタ本体31に対し可動部材32が装着しやすくなる。
また、位置決めリブ314Pは、可動部材32をフィルタ本体31から抜き取る際の補助としても利用できる。実施の形態1でも説明したように、フィルタ本体31で捕集されたゴミは可動部材32の上面側に溜まるため、可動部材32を引き上げる動作によって容易にリントフィルタ30からゴミを除去することができる。このとき、リブに絡まった糸くずなどが抵抗となり、可動部材32を引き上げることが困難となる場合がある。このような場合、例えば、ユーザが可動部材32の取手部322に指(人差し指や中指など)を掛けて引き揚げながら、他の指(親指など)で位置決めリブ314Pを上から押せば、可動部材32を引き上げ易くなる。尚、この場合、位置決めリブ314Pは、他の内側リブ314に比べて断面を大きくするなどして、強度を高めることが好ましい。
図9は、外側リブ313の一部を可動部材32の位置決めリブ(位置決め突出部)313Pとして用いた構成を示す例である。図9の例では、4隅における4本の外側リブ313を位置決めリブ313Pとしており、位置決めリブ313Pは他の外側リブ313に比べて高さが高くされている。位置決めリブ313Pを備えたフィルタ本体31においても、最初に位置決めリブ313Pによって可動部材32を位置決めすることにより、フィルタ本体31に対し可動部材32が装着しやすくなる。また、位置決めリブ313Pは、図8における位置決めリブ314Pと同様に、可動部材32をフィルタ本体31から抜き取る際の補助としても利用できる。この場合、位置決めリブ313Pは、他の外側リブ313に比べて断面を大きくするなどして、強度を高めることが好ましい。
〔実施の形態3〕
上記実施の形態1においては、リントフィルタ30のフィルタ部312において、内側スペースSに内側リブ314を設けた構成を例示したが、内側スペースSに設けられるのは内側リブ314でなくてもよい。本実施の形態3では、リントフィルタ30において、内側リブ314の代わりに、図10または図11に示すような捕集用突起(内側突出部)315を備えた構成について説明する。尚、図10(a)および図11(a)は捕集用突起315の斜視図、図10(b)および図11(b)は捕集用突起315の上面図である。捕集用突起315は、所定方向の水流れ方向αに対してゴミを捕集しやすくした形状であり、例えば三角錐形状とされている。
図10に示す捕集用突起315は、第1~第3の稜線3151~3153を有しており、第1の稜線3151および第2の稜線3152は、第3の稜線3153に比べて短くされている。この捕集用突起315を、図10(b)に示すように、第3の稜線3153が水流れ方向αの下流側となるように配置すれば、水流れ方向αの上流を向く面(第1および第2の稜線3151,3152に挟まれた面)が、水流れ方向αと直交する横方向から見て垂直に近い立った面となり、水流れ方向αの下流を向く辺(第3の稜線3153)が横方向から見て水平に近い寝た辺となる。これにより、捕集用突起315は水流れ方向αに対してゴミを捕集しやすくなる。一方で、捕集用突起315で捕集されたゴミは、水流れ方向αと逆方向に水を流せば、容易に洗い流すことができる。
図11に示す捕集用突起315は、第1~第3の稜線3151~3153を有しており、第1の稜線3151は、第2の稜線3152および第3の稜線3153に比べて短くされている。この捕集用突起315を、図11(b)に示すように、第1の稜線3151が水流れ方向αの上流側となるように配置すれば、水流れ方向αの上流を向く辺(第1の稜線3151)が水流れ方向αと直交する横方向から見て垂直に近い立った辺となり、水流れ方向αの下流を向く面(第2および第3の稜線3152,3153に挟まれた面)が横方向から見て水平に近い寝た面となる。これにより、捕集用突起315は水流れ方向αに対してゴミを捕集しやすくなる。一方で、捕集用突起315で捕集されたゴミは、水流れ方向αと逆方向に水を流せば、容易に洗い流すことができる。
また、捕集用突起315は、流入口213から第1の流出口214または第2の流出口215に向かう水流れ方向において、上流部の捕集用突起315と下流部の捕集用突起315とで形状が異なるように形成されていてもよい。例えば、上流部の捕集用突起315の幅は下流部の捕集用突起315の幅と比較して広いものであってもよい。あるいは、上流部の捕集用突起315は、下流部の捕集用突起315と比較して角度が大きく形成されていてもよい(例えば、図11の捕集用突起315において、第2の稜線3152および第3の稜線3153のなす角が、下流部よりも上流部の方が大きい)。
図12は、本実施の形態3に係るリントフィルタ30の一例を示す図であり、リントフィルタ30が可動部材32を備える場合の構成例である。リントフィルタ30が可動部材32を備える場合、捕集用突起315は可動部材32の上面に形成される。図12の例では、フィルタ部312の長手方向(前後方向)を上述の水流れ方向αと想定して、捕集用突起315を配置している。これにより、捕集用突起315は、フィルタ部312の長手方向に沿って前方から後方に水が流れるときにゴミの捕集効果を発揮することができる。
図13は、本実施の形態3に係るリントフィルタ30の他の例を示す図である。この例でも、リントフィルタ30は可動部材32を備える場合を想定しており、捕集用突起315は可動部材32の上面に形成されている。図13の例では、流入口213から第1の流出口214または第2の流出口215に向かう方向を上述の水流れ方向αと想定して、捕集用突起315を配置している。これにより、捕集用突起315は、特に第1の流出口214または第2の流出口215フィルタ部312の近傍でゴミの捕集効果を発揮することができる。
尚、図12および図13のリントフィルタ30は、図10に示す捕集用突起315を用いた場合を例示しているが、図11に示す捕集用突起315を用いるものであってもよい。また、図示は省略するが、リントフィルタ30が可動部材32を備えない場合、捕集用突起315はフィルタ本体31のフィルタ底板312a上に形成されるものであってもよい。
本発明のフィルタおよび洗濯機は、以下のような態様として記載することもできる。本発明は、水が流入する流入口と水が流出する流出口とが形成されたフィルタケースに着脱自在に収容されるフィルタであって、ゴミを捕集するリブが形成されたフィルタ本体を有しており、前記フィルタ本体は、フィルタ底板の外周に沿って一列状に形成された複数の外側リブと、前記フィルタ底板上で周囲を前記外側リブに囲まれた内側スペースに形成された複数の内側リブとを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、外側リブだけでなく、内側リブによってもゴミを捕集することができるため、フィルタの内側スペースをも有効に利用してゴミを捕集することができ、糸くずなどのゴミを効率的に捕集することができる。
また、上記フィルタでは、前記外側リブは、断面が長方形であり、当該長方形の短辺が前記内側スペースに対向する向きに配置される構成とすることができる。
上記の構成によれば、外側リブの断面を長方形とすることで、リブの角に糸くずなどが引っ掛かり易くなり、ゴミの捕集性が向上する。また、外側リブの長方形の短辺が内側スペースに対向する向きに配置されることで、水の流れに対する抵抗を低減でき、リブの強度を向上させることができる。また、外側リブの本数を増やす配置も容易となり、ゴミの捕集性も向上する。
また、上記フィルタでは、当該フィルタを収容する前記フィルタケースが、前記流出口として、洗濯時に水を循環させる第1の流出口と、排水時に水を排水させる第2の流出口とを有するものであり、前記内側リブは、前記第1の流出口の近くで低く、前記第2の流出口の近くで高くなるように高さが異ならされている構成とすることができる。
上記の構成によれば、内側リブの高さを異ならせることで、第2の流出口近傍での捕集性を第1の流出口近傍での捕集性よりも低くし、洗濯時(洗濯水の循環時)において第2の流出口近傍でのゴミの詰まりを抑制することができる。
また、上記フィルタでは、前記内側リブは、前記流出口に近い側で密にリブが設けられており、前記流出口から離れた側で疎にリブが設けられている構成とすることができる。
上記の構成によれば、水の流れが多くなる流出口に近い側で密に内側リブが設けられているため、効率的にゴミの捕集が行える。
また、上記フィルタでは、前記内側スペースの最も外周側に配置される前記内側リブは、隣接する2本の前記外側リブの間の隙間と対向するように配置され、前記外側リブのリブ間隙間は、前記内側リブにおける前記外側リブとの対向面幅以下の寸法である構成とすることができる。あるいは、上記フィルタでは、前記内側スペースの最も外周側に配置される前記内側リブは、隣接する2本の前記外側リブの間の隙間と対向するように配置され、前記外側リブのリブ間隙間は、前記外側リブと前記内側リブとのリブ間隙間よりも大きい寸法である構成とすることができる。
上記の構成によれば、糸くずなどがリブに対してより絡みやすくなり、フィルタにおけるゴミの捕集性が向上する。
また、上記フィルタは、前記フィルタ本体における前記リブの間に設けられ、前記リブに沿った移動をガイドするガイド部が形成された可動部材を有しており、前記外側リブまたは前記内側リブの少なくとも一部は、他の前記外側リブまたは他の前記内側リブよりも高さが高くされ、前記可動部材を前記フィルタ本体に対して位置決めする位置決めリブとされている構成とすることができる。
上記の構成によれば、可動部材をフィルタ本体に装着する際に、最初に位置決めリブによって可動部材をフィルタ本体に対して位置決めすることができ、多数のリブを有するフィルタ本体に対し可動部材が装着しやすくなる。また、位置決めリブは、可動部材をフィルタ本体から抜き取る際の補助としても利用できる。
また、本実施の形態に係る他のフィルタは、水が流入する流入口と水が流出する流出口とが形成されたフィルタケースに着脱自在に収容されるフィルタであって、ゴミを捕集するリブが形成されたフィルタ本体を有しており、前記フィルタ本体は、フィルタ底板の外周に沿って一列状に形成された複数の外側リブと、前記フィルタ底板上で周囲を前記外側リブに囲まれた内側スペースに形成された複数の捕集用突起とを備えており、前記捕集用突起は、所定の水流れ方向に対して、他の方向よりもゴミを捕集しやすい形状であることを特徴としている。
また、本実施の形態に係るさらに他のフィルタは、水が流入する流入口と水が流出する流出口とが形成されたフィルタケースに着脱自在に収容されるフィルタであって、ゴミを捕集するリブが形成されたフィルタ本体と、前記フィルタ本体における前記リブの間に設けられ、前記リブに沿った移動をガイドするガイド部が形成された可動部材とを有しており、前記フィルタ本体は、フィルタ底板の外周に沿って一列状に形成された複数の外側リブを備えており、前記可動部材は、その上面に、周囲を前記外側リブに囲まれた内側スペースに形成された複数の捕集用突起を備えており、前記捕集用突起は、所定の水流れ方向に対して、他の方向よりもゴミを捕集しやすい形状であることを特徴としている。
上記の構成によれば、捕集用突起は水流れ方向に対してゴミを捕集しやすく、フィルタの内側スペースをも有効に利用してゴミを捕集することができ、糸くずなどのゴミを効率的に捕集することができる。
また、上記フィルタでは、前記捕集用突起は、3本の稜線を有する三角錐形状であり、前記所定の水流れ方向の上流を向く面もしくは辺が前記水流れ方向と直交する横方向から見て垂直に近い立った面となり、前記所定の水流れ方向の下流を向く辺もしくは面が前記水流れ方向と直交する横方向から見て水平に近い寝た面となる形状である構成とすることができる。
上記の構成によれば、捕集用突起は水流れ方向に対してゴミを捕集しやすくなる一方で、捕集用突起で捕集されたゴミは、水流れ方向と逆方向に水を流せば、容易に洗い流すことができる。
また、本実施の形態に係る洗濯機は、上記記載のフィルタを備えたことを特徴としている。
今回開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
10 ドラム式洗濯機(洗濯機)
110 洗濯槽
131 第1配管
132 第2配管
133 第3配管
140 循環用ポンプ
151 電磁弁
20 フィルタユニット
21 フィルタケース
213 流入口
214 第1の流出口(流出口)
215 第2の流出口(流出口)
22 ツマミ部材
30 リントフィルタ(フィルタ)
31 フィルタ本体
311 基部
312 フィルタ部
312a フィルタ底板
313 外側リブ(外側突出部)
314 内側リブ(内側突出部)
315 捕集用突起(内側突出部)
3151 第1の稜線
3152 第2の稜線
3153 第3の稜線
32 可動部材
321 貫通孔
322 取手部
S 内側スペース

Claims (11)

  1. 水が流入する流入口と水が流出する流出口とが形成されたフィルタケースに着脱自在に収容されるフィルタであって、
    フィルタ底板と、
    前記フィルタ底板から突出する複数の外側突出部と、
    前記外側突出部に囲まれた複数の内側突出部とを備えており、
    前記複数の外側突出部は、前記フィルタ底板の端辺の伸びる方向に沿って相互に間隔をおいて配置された2つの外側突出部を含み、
    前記2つの外側突出部の各々が前記2つの外側突出部の配列方向に対して垂直な方向に伸びる細長形状の断面形状を有し、
    前記複数の内側突出部は、長手方向が前記外側突出部の長手方向とは異なる細長形状の断面形状を有する内側突出部を含み、
    前記フィルタケースが、前記流出口として、洗濯時に水を循環させる第1の流出口と、排水時に水を排水させる第2の流出口とを有するものであり、
    前記内側突出部は、前記第1の流出口よりも前記第2の流出口の近くで、高さが高いことを特徴とするフィルタ。
  2. 請求項1に記載のフィルタであって、
    前記複数の内側突出部は、前記配列方向において前記2つの外側突出部の間の隙間の開口方向に伸びる法線を持つ側面を有する内側突出部を含むフィルタ。
  3. 請求項1または2に記載のフィルタであって、
    前記複数の外側突出部および前記複数の内側突出部は、長手方向が直行する外側突出部および内側突出部を含むことを特徴とするフィルタ。
  4. 請求項1からの何れか1項に記載のフィルタであって、
    前記内側突出部は、前記流出口に近い側よりも前記流出口から離れた側で、単位面積当たりの数量が多いことを特徴とするフィルタ。
  5. 請求項1からの何れか1項に記載のフィルタであって、
    隣接する前記外側突出部の間の隙間は、前記内側突出部の幅以下の寸法であることを特徴とするフィルタ。
  6. 請求項1からの何れか1項に記載のフィルタであって、
    隣接する前記外側突出部の間の隙間は、前記外側突出部と前記内側突出部との間の隙間よりも大きいことを特徴とするフィルタ。
  7. 請求項1からの何れか1項に記載のフィルタであって、
    前記内側突出部は、前記流入口から前記流出口に向かう水の流れの上流に設けられた上流部と下流に設けられた下流部とを有し、
    前記上流部の幅は、前記下流部の幅と比較して、広いことを特徴とするフィルタ。
  8. 請求項1からの何れか1項に記載のフィルタであって、
    前記外側突出部の間に設けられ、前記外側突出部に沿った移動をガイドするガイド部が形成された可動部材を有することを特徴とするフィルタ。
  9. 請求項に記載のフィルタであって、
    前記内側突出部は、前記可動部材に形成されたことを特徴とするフィルタ。
  10. 請求項1からの何れか1項に記載のフィルタであって、
    前記外側突出部および前記内側突出部よりも高さが高い位置決め突出部を有することを特徴とするフィルタ。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載のフィルタを備えたことを特徴とする洗濯機。
JP2019185300A 2019-10-08 2019-10-08 フィルタおよびそれを用いた洗濯機 Active JP7432334B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019185300A JP7432334B2 (ja) 2019-10-08 2019-10-08 フィルタおよびそれを用いた洗濯機
CN202011061936.7A CN112626807A (zh) 2019-10-08 2020-09-30 过滤器以及使用其的洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019185300A JP7432334B2 (ja) 2019-10-08 2019-10-08 フィルタおよびそれを用いた洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021058465A JP2021058465A (ja) 2021-04-15
JP7432334B2 true JP7432334B2 (ja) 2024-02-16

Family

ID=75302757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019185300A Active JP7432334B2 (ja) 2019-10-08 2019-10-08 フィルタおよびそれを用いた洗濯機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7432334B2 (ja)
CN (1) CN112626807A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264576A (ja) 2004-03-18 2005-09-29 Hiroshi Ogawa 排水口フィルター
JP2006149615A (ja) 2004-11-29 2006-06-15 Toshiba Corp 洗濯機
JP2018153374A (ja) 2017-03-17 2018-10-04 日立アプライアンス株式会社 洗濯機
JP2019110985A (ja) 2017-12-21 2019-07-11 株式会社コーワ リントフィルター及び洗濯機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125481U (ja) * 1977-03-16 1978-10-05
JPS5628286U (ja) * 1979-08-09 1981-03-17

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264576A (ja) 2004-03-18 2005-09-29 Hiroshi Ogawa 排水口フィルター
JP2006149615A (ja) 2004-11-29 2006-06-15 Toshiba Corp 洗濯機
JP2018153374A (ja) 2017-03-17 2018-10-04 日立アプライアンス株式会社 洗濯機
JP2019110985A (ja) 2017-12-21 2019-07-11 株式会社コーワ リントフィルター及び洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021058465A (ja) 2021-04-15
CN112626807A (zh) 2021-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101360205B1 (ko) 이물질 채집 장치 및 이를 적용한 세탁기
US7406843B2 (en) Remote sump with film heater and auto purge
JP2018518308A (ja) 全方位糸屑ろ過装置および洗濯機
WO2015139476A1 (zh) 一种线屑过滤装置
JP2011078483A (ja) ドラム式洗濯機
JP7432334B2 (ja) フィルタおよびそれを用いた洗濯機
AU2011333928B2 (en) Washing machine
JP2020195502A (ja) フィルタおよびそれを用いた洗濯機
WO2020039770A1 (ja) 洗濯機
JP2024043908A (ja) フィルタおよび洗濯機
CN110804839B (zh) 衣物处理装置及其电脑板盒和按键组件
JP2023028500A (ja) フィルタおよび洗濯機
CN212307698U (zh) 一种吸水刷头
CN220224664U (zh) 一种洗衣机
JP2024043904A (ja) フィルタおよび洗濯機
US20230407547A1 (en) Filter member and washing machine
CN215856829U (zh) 一种过滤装置以及洗涤设备
JP2021177982A (ja) 洗濯機用ろ過装置及びそれを取り付けた洗濯機
CN113235271B (zh) 一种过滤装置以及洗涤设备
KR102374000B1 (ko) 미세섬유 배출방지장치 및 이를 포함하는 세탁기
CN115992436A (zh) 过滤器及洗衣机
CN217220425U (zh) 过滤件、污水箱和清洁装置
JP2024043910A (ja) フィルタおよび洗濯機
CN215628835U (zh) 一种线屑过滤装置及洗衣机
WO2022179589A1 (zh) 过滤装置及洗衣机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7432334

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150