JP7429563B2 - ガス発生装置およびガス製造方法 - Google Patents
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Description
このようにガスを分離する装置には、吸着剤に原料ガスを反応させるタンクや原料ガスを供給する装置などが必要であり、これらの装置がガス管路で接続される。
そのほか、ガス発生装置には、製品ガスの生成状態の監視やガス発生量の調整を行うために、電磁弁やセンサなど多数の部品を備える。これらの部品は、たとえばタンクやコンプレッサの付近などに干渉しない位置として、それぞれの設置位置に近い筐体フレームなどに設置されていた。このように部品毎の設置位置が離れている場合、ガス発生装置内部の配管が煩雑化するため、装置の組立て、部品の交換を含むメンテナンスの作業性が低くなるという課題がある。
上記ガス発生装置において、さらに、原料空気から分離された不要ガスを前記吸着タンクから取出す排出管路と、前記排出管路に接続され、前記台座部を通じて外気に前記不要ガスを排出する排出部とを備える。
上記ガス発生装置において、前記台座部には、前記第1のガス生成部と前記第2のガス生成部のそれぞれの前面側のタンクに接触させ、前記載置面から立設された複数本の支柱部材を備えており、前記支柱部材は、ガス管路の一部および制御部を固定保持させる。
上記ガス発生装置において、前記吸着タンクおよび前記製品タンクは、隣接する他の前記吸着タンクまたは前記製品タンクに対し、連結部品で互いに固定保持されてよい。
上記ガス発生装置において、前記第1のガス生成部と第2のガス生成部の運転制御を行うとともに、前記第1の吸着ユニットと前記第2の吸着ユニットの間でガス生成の切替え制御を行う制御部を備えてよい。
上記ガス製造方法において、前記第1の吸着ユニットおよび前記第2の吸着ユニットを備える第1のガス生成部、および該第1のガス生成部と同様の構成を備え隣接して配置される第2のガス生成部とを同時にまたは交互に切替えてガス吸着処理を実行させる処理を含み、前記第1のガス生成部および前記第2のガス生成部の前記製品タンクが並列に連通した前記管路を通じて前記製品タンクのいずれかから前記管路を通じて製品ガスをガス要求側に供給する。
(1) 小容量で同形状のガスタンクをマトリクス状に配置列し、隣り合うタンク同士を連結させることで、ガス発生装置内部に無駄なスペースを形成させない。
(2) 小容量の吸着タンクを複数本一列に並べて配置し、同時にまたは所定のタイミングでガス生成処理を行い、製品ガスを製品タンク内に流入してガス需要側に流すことで、大小のガス需要に対して幅広く対応し、製品ガスの供給が可能となる。
(3) 一列に配置した吸着タンクと製品タンクで1の吸着ユニットを構成し、同様な吸着ユニットを横方向に配置し、製品ガスからのガス需要に連動して運転処理を切替えることで、ガス要求量に対する対応性が高められるほか、ガス発生装置の省エネ化や省コスト化が図れる。
図1は、一実施形態に係るガス発生装置を構成するタンクの配置構成例を示している。図1に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されない。図1は、ガス発生装置2を構成する機能部の一部を抜き出して表したものであり、たとえば配管やその他の構成を省略して示している。
このガス発生装置2は、吸着剤が充填された吸着タンク22内に原料空気を流し、この原料空気から目的とする製品ガスSGとそれ以外のガスとを分離させる、PSA式のガス分離機能を備える。分離された製品ガスSGは、吸着タンク22から製品タンク24側に集められた後、ガス負荷側に供給される。またそれ以外のガスは、排気ガスEGとしてガス発生装置2から外部に排出される。
このガス発生装置2は、たとえば図1に示すように、最下部に配置されたベース部材4の載置面6上に複数のタンク8を備えている。ベース部材4は、本開示の台座部の一例である。このタンク8は、たとえば上下方向に開口部が向けられた円筒状であり、その開口部にそれぞれ蓋10が設置されている。タンク8は、たとえばアルミニウム(Al)などの金属材料で構成されている。この上下の蓋10は、たとえば4つの角部に近い位置に支持軸12が挿通されており、この支持軸12の端部に形成されたネジ山に対してナットなどの固定部材14を締め込むことで、タンク8の開口部に対して密着状態となっている。
ガス発生装置2には、たとえば縦横4基ずつの合計16基のタンク8がマトリクス(行列)状に配置されている。このとき隣接するタンク8間は、たとえば蓋10の側面を接触させ、または設定した微小な間隔をもって配置されている。
連通管18、20は、複数のタンク8に対して並列に接続されており、接続した複数のタンク8からガスを取込んで合流させて所定方向に流す、所謂マニホールドの一例である。第1の連通管18は、ガス発生装置2に対して前後方向に配置された3本のタンク8に接続されており、タンク8の内部が連通されている。
そしてガス発生装置2では、横方向に配置されるタンク8の数に応じて、4本の第1の連通管18が配置されている。
第2の連通管20は、ガス発生装置2の後部側に配置されており、横方向に並べられた4本のタンク8に接続されており、タンク8の内部が連通されている。
このガス発生装置2では、第1の連通管18が接続されたタンク8を吸着タンク22とし、第2の連通管20が接続されたタンク8を製品タンク24として用いる。
吸着タンク22には、内部に吸着剤が充填されておりタンク内部に流入する原料空気Airに接触させる。充填される吸着剤は、たとえば分子ふるい性能を有するカーボン(Carbon)材料、ゼオライト(Zeolite)などであって、粒状のほか膜状に形成されており、原料空気Airを接触させ、または通過させることで特定のガス成分を吸着する。PSA式ガス分離処理では、原料空気Airに含まれる成分に対する吸着させたいガス成分、または分離して取り出したいガス成分に応じて、吸着剤の種類やタンク8内の圧力状態を調整すればよい。
またこのガス発生装置2は、第1の連通管18が接続された3本のタンク8を吸着タンク22とし、かつその背面側に隣接して配置された1本のタンク8を製品タンク24として組み合せた吸着ユニット26A、26B、26C、26Dを備えている。つまり各吸着ユニット26A、26B、26C、26Dは、それぞれ独立して製品ガスSGを生成するとともに、連通管20を通じてガス負荷側に製品ガスSGを供給することができる。
図2は、ガス発生装置2の前面側の配置構成例を示している。
このガス発生装置2では、横方向に区分された吸着ユニット26Aと吸着ユニット26Bをガス生成部Iとし、吸着ユニット26Cと吸着ユニット26Dをガス生成部IIとして組み合せて運転制御を行う。この吸着ユニット26Aおよび吸着ユニット26Cは、本開示の第1の吸着ユニットの一例であり、吸着ユニット26Bおよび吸着ユニット26Dは、この第1の吸着ユニットに対して異なるタイミングで吸着処理を行う、本発明の第2の吸着ユニットの一例である。またガス生成部Iは、本開示の第1のガス生成部の一例である。ガス生成部IIは、本開示の第2のガス生成部の一例である。
ガス発生装置2には、たとえば通気流路32A、32B、32C、32D上に開閉弁CV1、CV2を備えており、これらの切替えにより、いずれの吸着ユニット26A、26B、26C、26Dに原料空気Airを取込むか否かが切替えられる。
通気流路32A、32B、32C、32Dを通じて取込んだ原料空気Airは、それぞれの流路34A、34B、34C、34D内を通過し、この流路に接続されたタンク8の底部側に流される。
また連通管20は、たとえば図3に示すように、一端にガス管路38が接続されている。このガス管路38は、生成された製品ガスSGを製品ガス排出管40に流すための手段の一例である。製品ガス排出管40は、ガス生成部I、ガス生成部IIからガス負荷側に製品ガスSGを供給する手段の一例である。
なお、製品ガス排出管40には、たとえば図示しない圧力計測手段や、製品ガスSGの純度などを計測するための計測手段が接続されてもよい。
制御部46は、本発明の制御部の一例であり、開閉弁に対する動作指示の出力などのガス発生装置2の運転制御を行う機能部である。この制御部46には、たとえばガス発生装置2の前面側に向けて表示部48を備える。この表示部48には、ガス発生装置2の動作状態や設定値情報などが表示されるほか、ガス発生装置2に対する入力画面などが表示される。
マトリクス状に配置されたタンク8は、たとえば図4に示すように、横方向に隣接するタンクの蓋10同士を連結板49で固定接続されている。この連結板49は、たとえば剛性のある金属材料で構成し、連結したタンク8同士を強固に固定してもよく、または柔軟性のある樹脂材量などで構成し、外部からの振動などを固定手段である連結板49によって吸収させてもよい。
図5は、ガス発生装置の底部側の構成例を示している。
ガス発生装置2の底部側には、たとえば図5に示すようにベース部材4の内部に収納空間が形成されており、流路34A、34B、34C、34Dや排気管路42A、42B、42C、42Dなどが収納されている。このうち、流路34A、34B、34C、34Dには、たとえば吸着ユニット26A、26B、26C、26D毎に、複数の吸着タンク22と接続する連通管50を備えている。この連通管50は、各タンク8の底部に配置された蓋10の通気孔に対し、通気部52を介して接続されており、流路34A、34B、34C、34Dを通じて流入した原料空気Airを吸着タンク22内に流すほか、吸着タンク22の排気行程において、その他のガスEGを取込んで流路34A、34B、34C、34D側に排出させる。これにより連通管50は、並列に接続した複数のタンク8に対し、ガスを分岐して流入、または流出させることから、所謂マニホールドとして機能する。
なお、連通管50の内径は、たとえば並列に接続した複数の吸着タンク22に対して均等にガスの流入、流出をさせるために、通気部52に対して十分に大きく設定されている。つまり、通気部52は、連通管50とタンク8との間で、流路を狭小化するオリフィスとして機能する。連通管50、通気部52の内径の比率は、たとえば圧力損失や設定したい流速などに基づくほか、管内やタンク内におけるガスの流動状態が層流または乱流となるように、任意に設定すればよい。
図6は、ガス発生装置2の全体の機能構成例を示しており、図7は、ガス生成部I、ガス生成部IIの機能構成例を示している。図6、図7に示す構成は一例である。
このガス発生装置2は、たとえば図6に示すように、取込んだ原料空気Airが給気管路30を通じて取込まれる。この給気管路30には、たとえば圧力計PG1により管内の状態が監視されればよく、この監視結果が制御部46や図示しない計装ラインに通知されればよい。制御部46では、これらの監視結果、および動作制御プログラムによって各電磁弁SV1~SV5などに対して開閉指示を出力すればよい。
ガス発生装置2は、たとえば制御部46からの動作指示にしたがって、ガス生成部I、ガス生成部IIの運転制御が行われており、これらのいずれか一方または両方の運転によって生成された製品ガスSGが通気部16、連通管20を介し、製品ガス排出管40を通じて排出側に流される。この製品ガス排出管40には、たとえば製品ガスSGの状態監視手段として、圧力計PG4、PG5、PS2、流量計DFM1などを備えてもよい。これらの監視結果は、制御部46側に通知され、表示部48に表示されるほか、ガス発生処理の制御情報として利用される。
図8は、制御部の構成例を示している。
制御部46は、たとえばガス発生装置2の筐体内部に収納される制御基板やシーケンサなどのPLC(Programmable Logic Controller)であって、コンピュータで形成される。また制御部46は、筐体外部に配置されたPC(Personal Computer)などを利用してもよい。制御部46は、たとえばプロセッサ(Processor)70、メモリ72、タイマ74、I/O(Input/Output)76や、既述の表示部48等が含まれる。
図9は、ガス発生装置の運転制御の一例を示している。
ガス発生装置2では、たとえばガス生成部I、ガス生成部IIのいずれか一方または両方を動作させることで、製品ガスSGの供給量を調整することができる。つまりガス生成部I、ガス生成部IIは、たとえば同一のガス生成能力を有する吸着ユニット26A、26B、26C、26Dで構成されている。そこでガス発生装置2では、ガス生成部I、ガス生成部IIの運転台数を増減させて、供給可能なガス量を調整する。
図9に示すガス発生装置2では、たとえば要求されるガス需要に基づいて、制御部46からガス生成部I、ガス生成部IIに対して運転制御を行い、ガス生成部Iのみを動作させるように制御している。運転台数の制御は、たとえばガス生成部IIに対して原料空気Airを取込む開閉弁CV1、CV2のいずれも閉状態に制御してもよく、その他の制御手段を用いてもよい。
このような運転制御を行うことで、ガス発生装置2は、過剰な製品ガスSGの供給や、低い運転能力でガス生成部I、ガス生成部IIが運転するのを防止することができる。
なお、ガスの発生処理中に要求ガス量が増加、または減少した場合、制御部46は、たとえば停止中のガス生成部I、ガス生成部IIに対して運転開始指示を出力してもよく、または運転中のいずれかのガス生成部I、ガス生成部IIに対して運転停止指示を出力すればよい。
なお、運転台数の制御には、たとえばガス要求量の増加量、または減少量に応じて設定した閾値を利用すればよい。
図10は、ガス生成部の吸着処理例を示している。
ガス生成部Iでは、吸着ユニット26A、26Bを異なる工程で動作させて連続的に製品ガスSGの生成処理を行っている。またガス生成部IIでも同様に、吸着ユニット26C、26Dを組み合せて動作させている。ここでは、ガス生成部Iにおける工程処理を示す。
吸着ユニット26A側の3つの吸着タンク22をそれぞれAT1-A、AT1-B、AT1-Cとし、吸着ユニット26B側の3つの吸着タンク22をそれぞれAT2-A、AT2-B、AT2-Cとする。
吸着ユニット26A、26Bの動作工程は、所定時間として、たとえば40(s)毎に工程を切替えればよく、または吸着・再生工程、均圧工程の実行時間は、一定の値に限られず、変動させてもよい。
ガス生成処理では、吸着・再生工程の開始処理として、ガス要求に基づき、ガスの製造流量などに基づいてガス生成部の運転台数が設定される。制御部46は、タイマ74による計時情報を利用して吸着・再生工程の実行時間の管理処理を行う。
斯かる構成によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 小容量で同形状のタンク8をマトリクス状に配置列し、隣り合うタンク同士を連結させることで、ガス発生装置2内部に無駄なスペースを形成させず、装置の小型化が図れる。
(2) 小容量の吸着タンク22を複数本一列に並べて配置し、同時にまたは所定のタイミングでガス生成処理を行い、製品ガスを製品タンク内に流入してガス需要側に流すことで、大小のガス需要に対して幅広く対応し、製品ガスの供給が可能となる。
(3) 一列に配置した吸着タンク22と製品タンク24で1の吸着ユニット26A、26B、26C、26Dを構成し、同様な吸着ユニットを横方向に配置し、製品ガスからのガス需要に連動して運転処理を切替えることで、ガス要求量に対する対応性が高められるほか、ガス発生装置2の省エネ化や省コスト化が図れる。
(4) 小容量のタンク8を並列に接続して各吸着ユニットの吸着部を形成することで、大容量タンクを用いた製品と同等のガス供給量を発揮しつつ、装置の設置や運転上の安全確保のリスクを低減することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
図11、12は、実施例に斯かるガス発生装置の構成例を示している。図11、図12において、図2と同一部分には同一符号を付している。
このガス発生装置80は、本開示のガス発生装置の一例であり、一実施形態に示したガス発生装置2のベース部材4上に外装筐体を備える構成となっている。
ガス発生装置80は、たとえば図11に示すように、前面側の一部に開閉可能な扉筐体82が設置されるとともに、前面側の残りの部分には固定筐体84が設置されている。扉筐体82および固定筐体84は、ともに金属性の板状部材で構成されればよく、ベース部材4の載置面6上に図示しない固定部や回動可能な支持部などを備えればよい。
扉筐体82の一部には、制御部46の表示部48を視認可能な窓部86を備えてもよい。
斯かる構成によれば、次のいずれかのような効果が得られる。
(1) 一実施形態と同様の効果が得られる。
(2) ガス発生装置2を工場やプラントなどに独立して設置する場合、装置内部に異物の混入を防止でき、装置の損傷や制御部のショートなどを防止できる。
以上説明した実施形態および実施例について、変形例を以下に列挙する。
斯かる構成により、吸着ユニット26A、26B、26C、26D間で製品ガスSGの生成流量が異ならせることができる。これによりガス要求量に応じて動作させる吸着ユニット26A、26B、26C、26Dを切替ることで、ガス要求量に沿った製品ガスSGの供給が可能となる。
このガス発生装置2では、たとえば同容積のタンク8をマトリクス状に配置して構成した吸着タンク22に対し、吸着タンク22の幅と同様の幅を持った単一または複数の容器を吸着タンク22に並べて配置し、製品タンク24として利用してもよい。
斯かる構成によれば、複数の吸着タンク22を連結する連通管20が不要になる。
4 ベース部材
6 載置面
8 タンク
10 蓋
12 支持軸
14 固定部材
16 通気部
18、20、50 連通管
22 吸着タンク
24 製品タンク
26A、26B、26C、26D 吸着ユニット
30 給気管路
32A、32D、32C、32D 通気流路
34A、34B、34C、34D 流路
36A、36B、36C、36D ガス流路
38 ガス管路
40 製品ガス排出管
42A、42B、42C、42D 排気管路
44 支持材
46 制御部
48 表示部
49 連結板
52 通気部
60 管路
62 排気部
70 プロセッサ
72 メモリ
74 タイマ
76 I/O
80 ガス発生装置
82 扉筐体
84 固定筐体
86 窓部
88 筐体
90、92 挿通部
Claims (8)
- 並列に接続された複数の吸着タンクと該吸着タンクで生成される製品ガスを取込んで溜める製品タンクとが一列に並べて立設されている第1の吸着ユニットと、前記第1の吸着ユニットと同様に並列に接続された複数の吸着タンクと製品タンクとが一列に配置されており、少なくとも前記第1の吸着ユニットが再生処理を実行するタイミングで吸着処理を行い、前記第1の吸着ユニット側に前記吸着タンクから製品ガスの一部を流す第2の吸着ユニットを含む第1のガス生成部と、
前記第1のガス生成部と同一の構成であり、かつ前記第1のガス生成部に隣接して配置され、前記第1のガス生成部と同時にまたは交互に切替えてガス吸着処理を行う第2のガス生成部と、
を備え、
全ての前記製品タンクが共通の管路に並列に連通されており、連通した前記製品タンクのいずれかから前記管路を通じて製品ガスをガス要求側に供給可能になっていることを特徴とするガス発生装置。 - さらに、台座部を備え、
前記第1のガス生成部および前記第2のガス生成部の前記吸着タンクおよび前記製品タンクが前記台座部の載置面上にマトリクス状に配置されることを特徴とする請求項1に記載のガス発生装置。 - さらに、原料空気から分離された不要ガスを前記吸着タンクから取出す排出管路と、
前記排出管路に接続され、前記台座部を通じて外気に前記不要ガスを排出する排出部と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載のガス発生装置。 - 前記台座部には、前記第1のガス生成部と前記第2のガス生成部のそれぞれの前面側のタンクに接触させ、前記載置面から立設された複数本の支柱部材を備えており、
前記支柱部材は、ガス管路の一部および制御部を固定保持させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のガス発生装置。 - 前記吸着タンクおよび前記製品タンクは、隣接する他の前記吸着タンクまたは前記製品タンクに対し、連結部品で互いに固定保持されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載のガス発生装置。
- 前記第1のガス生成部と前記第2のガス生成部の運転制御を行うとともに、前記第1の吸着ユニットと前記第2の吸着ユニットの間でガス生成の切替え制御を行う制御部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記載のガス発生装置。
- 並列に接続された複数の吸着タンクと該吸着タンクで生成される製品ガスを取込んで溜める製品タンクとが一列に並べて立設されている第1の吸着ユニットと、前記第1の吸着ユニットと同様に並列に接続された複数の吸着タンクと製品タンクとが一列に配置される第2の吸着ユニットとを備えており、少なくとも前記第1の吸着ユニットが再生処理を実行するタイミングで該第2の吸着ユニットに吸着処理を実行させる処理と、
前記第2の吸着ユニットが前記吸着タンクから製品ガスの一部を前記第1の吸着ユニット側に流す処理と、
全ての前記製品タンクが共通の管路に並列に連通されており、連通した前記製品タンクのいずれかから前記管路を通じて製品ガスをガス要求側に供給する処理と、
を含むことを特徴とするガス製造方法。 - 前記第1の吸着ユニットおよび前記第2の吸着ユニットを備える第1のガス生成部、および該第1のガス生成部と同様の構成を備え隣接して配置される第2のガス生成部とを同時にまたは交互に切替えてガス吸着処理を実行させる処理を含み、
前記第1のガス生成部および前記第2のガス生成部の前記製品タンクが並列に連通した前記管路を通じて前記製品タンクのいずれかから前記管路を通じて製品ガスをガス要求側に供給することを特徴とする請求項7に記載のガス製造方法。
Priority Applications (1)
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