JP7428256B2 - 携帯端末、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は携帯端末、近接検知システム、方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
感染症の感染拡大を防ぐための対策として、感染症に感染したと診断された人(以下、感染者)と例えば店舗などで近接した人を特定することが求められる。
特許文献1では、複数の店舗の各々で配布される店舗を識別するための店舗IDと店舗の利用者に割り当てられる利用者IDとに基づいて、店舗の利用者の行動の履歴を表す情報を収集する技術が開示されている。
特開2018-169686号公報
しかしながら、特許文献1では、個人の行動の履歴を残すため、個人が特定されてしまう可能性がある。そのため、プライバシーの観点等からシステムの利用を躊躇する人が現れ、それらの人々は、感染者に近接した可能性を把握することができない。したがって、プライバシーに配慮しつつ、感染者に近接した可能性を容易に把握できないという問題点があった。
本開示では、そのような問題点を解決することを目的として、プライバシーに配慮しつつ、感染者に近接した可能性を容易に把握できる携帯端末、近接検知システム、方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
本開示の非一時的なコンピュータ可読媒体は、場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶することと、感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することと、前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定することと、判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する。
本開示の携帯端末は、場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶する抽出部と、感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得する取得部と、前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知する。
本開示の近接検知システムは、前記携帯端末と、場所に割り当てられる識別情報に基づいて識別コードを生成し、前記識別コードを表示する、前記場所に設置される表示手段と、を備える。
本開示の方法は、携帯端末が、場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶することと、感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することと、前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定することと、判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することと、を含む。
本開示により、プライバシーに配慮しつつ、感染者に近接した可能性を容易に把握できる携帯端末、近接検知システム、方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することができる。
第1の実施形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る近接検知システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る識別コードを示す模式図である。 第2の実施形態に係る近接検知システムにおける位置取得の動作を示す模式図である。 第2の実施形態に係る管理サーバにおける、識別コードを作成し、表示手段に表示させる動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示手段における識別コードを表示する動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る携帯端末における識別コードを記憶する動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る近接検知システムにおける近接者特定及び通知の動作を示す模式図である。 第2の実施形態に係る携帯端末における識別情報を管理サーバに送信する動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る管理サーバにおける、感染者の識別情報を携帯端末に対して送信する動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る携帯端末におけるユーザに感染者への近接に関して通知する動作を示すフローチャートである。 コンピュータのハードウエア構成を例示するブロック図である。
以下では、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る携帯端末の構成を説明する。図1は、第1の実施形態に係る携帯端末10の構成を示すブロック図である。携帯端末10は、抽出部111、取得部112及び判定部113を備える。
抽出部111は、識別コードの画像から、識別情報を抽出する。識別コードは、場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ当該場所に表示される。識別コードが割り当てられる場所は、店舗や施設など、ユーザによって利用される場所である。
取得部112は、感染者の携帯端末が抽出した識別情報を取得する。
判定部113は、感染者の識別情報と自機が抽出した識別情報とが一致するか否かを判定する。
続いて、第1の実施形態に係る携帯端末10の動作を説明する。
まず、携帯端末10のユーザが、識別コードが表示される店舗などの場所を訪れる。そうすると、ユーザの操作に従って、携帯端末10の抽出部111は、場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ当該場所に表示される識別コードの画像から、識別情報を抽出し、抽出した識別情報を記憶装置に記憶する。
その後、取得部112は、感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている識別情報を取得する。次に、判定部113は、取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定する。次に、判定部113は、判定結果に基づいて、感染者への近接に関してユーザに通知する。
第1の実施形態に係る携帯端末10は、自機が有する識別情報と感染者が有する携帯端末10の識別情報とが一致しているか否かを判定することで、感染者に近接した可能性をユーザに通知できる。ここで、メールアドレスなどの個人情報もサーバに登録する必要はなく、識別情報に基づいて、感染者に近接した可能性をユーザに通知できる。
したがって、携帯端末10では、プライバシーの観点等からシステムの利用を躊躇する人であっても、システムを利用することができ、感染者に近接した可能性を把握できる。つまり、携帯端末10では、プライバシーが配慮されつつ、感染者に近接した可能性を容易に把握できる。
(第2の実施形態)
まず、図2を用いて、第2の実施形態に係る近接検知システム2の構成を説明する。図2は、第2の実施形態に係る近接検知システム2の構成を示すブロック図である。近接検知システム2は、携帯端末10、表示手段20及び管理サーバ30を備える。
携帯端末10は、ユーザが用いる例えばスマートフォン、タブレット等の移動体通信携帯端末である。携帯端末10は、例えばインターネットなどのネットワークNを介して、管理サーバ30と無線通信する。
表示手段20は、表示機能を有する任意のコンピュータである。当該コンピュータは、スマートフォンやタブレットなどの可搬型のコンピュータであってもよいし、ディスプレイが接続されたPC(Personal Computer)などの据え置き型のコンピュータであってもよい。表示手段20は、例えば店舗・集客施設、不特定多数の人が集まるイベントの会場等に各々設置される。表示手段20は、ネットワークNを介して、管理サーバ30と有線通信又は無線通信する。
管理サーバ30は、表示手段20を管理するサーバであり、近接検知システム2を管理する。
まず、第2の実施形態に係る近接検知システム2の概要を説明する。
管理サーバ30は、日時と表示手段20が設置される場所との組み合わせを識別する識別情報(文字列情報等)に基づいて、識別コードを生成(エンコード)する。表示手段20は、管理サーバ30が生成した識別コードを表示する。
携帯端末10のユーザは、表示手段20が設置されている店舗等に来店する。ユーザは、携帯端末10を操作して、携帯端末10に設けられているカメラ等に、表示手段20によって表示されている識別コードを撮像させる。携帯端末10は、撮像した識別コードをデコードして識別情報を抽出し、抽出した識別情報を記憶する。こうすることで、携帯端末10のユーザが訪れた各場所について、場所と訪れた日時との組み合わせに対応する識別情報が、携帯端末10に蓄積される。
携帯端末10のユーザが感染症などの感染者と診断された場合、携帯端末10は、ユーザの指示に従って、自装置に記憶されている識別情報を管理サーバ30に送信する。管理サーバ30は、識別情報を携帯端末10から受信する。管理サーバ30は、携帯端末10から受信した識別情報を感染者の識別情報として記憶する。
管理サーバ30は、所定の期間ごとに、記憶される感染者の識別情報を携帯端末10に送信する。携帯端末10は、管理サーバ30から感染者の識別情報を受信し、自装置に記憶されている識別情報と感染者の識別情報とが一致するかどうか判定する。携帯端末10は、一致した場合、携帯端末10のユーザに対して、感染者に近接した可能性があったとの通知を行う。
なお、携帯端末10には、複数の識別情報が格納されうる。感染者の携帯端末10に複数の識別情報が記憶されていた場合、これら複数の識別情報が、他の携帯端末10に送信される。複数の識別情報を受信した携帯端末10は、受信した各識別情報を、自機に記憶されている各識別情報と比較する。そして、携帯端末10は、受信した識別情報の少なくとも1つが、自機に記憶されている識別情報の少なくとも1つと一致した場合に、携帯端末10のユーザに対して、感染者に近接した可能性があったとの通知を行う。
<携帯端末10>
続いて、図3を参照して、第2の実施形態に係る携帯端末10の詳細な構成を説明する。携帯端末10は、制御部11、撮像部12、記憶部13、受信部14、送信部15及び出力部16を備える。
制御部11は、撮像部12、記憶部13、受信部14、送信部15及び出力部16と接続し、接続した各構成を制御する。
撮像部12は、カメラなどの撮像装置を備える。撮像部12は、撮像した画像を制御部11に供給する。なお、撮像部12は、撮像した画像を記憶部13に記憶してもよい。
記憶部13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の記憶装置を備える。記憶部13は、撮像部12の撮像画像を記憶する。また、記憶部13は、識別情報を記憶する。記憶部13は、識別情報を例えば14日間など所定の期間記憶する設定にしてもよい。
受信部14及び送信部15は、インターネットを含むネットワークNと接続し、無線通信を行う。受信部14は、ネットワークNを介して管理サーバ30から情報を受信する。送信部15は、ネットワークNを介して管理サーバ30に情報を送信する。
出力部16は、LCD(Liquid Crystal)や有機EL(Electro Luminescence)素子等の表示装置を備え、制御部11から供給された情報をユーザに視覚的に伝達する。また、出力部16は、スピーカなどの音声出力装置を備え、制御部11から供給された情報をユーザに聴覚的に伝達してもよい。
制御部11は、抽出部111、取得部112及び判定部113を備える。
抽出部111は、撮像部12から撮像画像を取得し、撮像画像に含まれる識別コードから識別情報を抽出(デコード)する。抽出部111は、抽出した識別情報を記憶部13に記憶する。
取得部112は、受信部14を介して、管理サーバ30から感染者の識別情報を取得する。取得部112は、感染者の識別情報を複数取得してもよい。
判定部113は、記憶部13に記憶されている識別情報と、取得部112が取得した感染者の識別情報とが一致するか否か判定する。判定部113は、その判定結果に基づいて、携帯端末10のユーザに対して感染者への近接に関する通知をおこなう。自機の記憶部13に記憶されている識別情報と感染者の識別情報とが一致した場合、判定部113は、出力部16を介して、携帯端末10のユーザに対して、感染者に近接した可能性があると通知する。
登録部114は、記憶部13から識別情報を取得する。登録部114は、取得された識別情報を、送信部15を介して管理サーバ30に送信する。
<表示手段20>
続いて、第2の実施形態に係る表示手段20の詳細な構成を説明する。表示手段20は、制御部21、記憶部22、出力部23及び受信部24を備える。
制御部21は、記憶部22、出力部23及び受信部24と接続し、接続した各構成を制御する。制御部21は、識別コード出力処理部211を備える。
識別コード出力処理部211は、受信部24が管理サーバ30から受信した識別コードを、出力部23に出力させる。識別コード出力処理部211は、記憶部22に受信された識別コードを記憶する。
記憶部22は、HDD、SSD、又はフラッシュメモリ等の記憶装置を備える。記憶部22は、例えば、表示手段20の管理サーバ30から受信した識別コードを記憶する。
出力部23は、LCDや有機EL素子等の表示装置を備え、制御部21から供給された識別コードをユーザに視覚的に伝達する。
受信部24は、インターネットを含むネットワークNと接続し、有線又は無線通信を行う。受信部24は、ネットワークNを介して管理サーバ30から情報を受信する。
<管理サーバ30>
続いて、第2の実施形態に係る管理サーバ30の詳細な構成を説明する。管理サーバ30は、制御部31、記憶部32、受信部33及び送信部34を備える。
制御部31は、記憶部32、受信部33及び送信部34と接続し、接続した各構成を制御する。制御部31は、識別情報生成部311、識別コード生成部312、識別情報登録部313及び識別情報配信部314を備える。
識別情報生成部311は、識別情報を生成する。識別情報は、数字列や文字列で表される。識別情報は、日時と表示手段20の場所との組み合わせごとに一意の情報である。言い換えれば、同一の表示手段20であっても、日時が異なれば、識別情報は異なるものとなる。同様に、同一の日時であっても、表示手段20ごとに識別情報が異なる。例えば、識別情報生成部311は、数字列や文字列を一意になるようにランダムに生成する。場所は、例えば位置情報などで識別される。時間帯は、所定の時間帯を示し、例えば0時~24時と設定される。
識別情報生成部311は、識別情報を所定の期間ごとに生成する。そして、識別コード生成部312は、識別情報生成部311が生成した識別情報に基づいて、識別コードを再度生成する。そうすることによって、識別情報を繰り返し更新することができる。よって、割り当てられる日時は、識別情報が更新される所定の期間に対応する。
識別コード生成部312は、識別情報に基づいて識別コードを生成する。識別コードは、例えば乱数が付されたコード(以下、乱数コード)やQRコード(登録商標)などの二次元コードである。そして、識別コード生成部312は、生成した識別コードを表示手段20に送信する。
例えば、識別コード生成部312は、次の方法で識別情報をエンコードして識別コードを生成する。図3は、第2の実施形態に係る識別コードを示す模式図である。図3の例において、識別コード生成部312は、複数の乱数を生成し、生成した乱数と対応する部分画像を生成する。そして、識別コード生成部312は、生成した部分画像を格子形状における所定の位置に配置することで識別情報を表し、乱数コードを生成する。
なお、識別コード生成部312は、乱数と対応するドットなどの図形が付された部分画像を生成し、所定の配置に並べることで識別情報を表してもよい。
なお、識別情報は、少なくとも表示手段20について一意であればよく、必ずしも日時ごとに更新されなくてもよい。この場合、識別情報生成部311は、識別情報を所定の期間ごとに再度生成しなくてもよい。
識別情報登録部313は、感染者と診断された携帯端末10から受信した識別情報を感染者の識別情報として記憶部32に記憶する。
識別情報配信部314は、記憶部32に記憶される感染者の識別情報を所定の間隔で携帯端末10に送信する。所定の間隔とは、例えば1日に1回である。
記憶部32は、HDD、SSD、又はフラッシュメモリ等の記憶装置を備える。表示手段20の設置場所を示す場所情報を記憶する。また、記憶部32は、感染者の識別情報を記憶する。記憶部32は、感染者の識別情報を複数種類記憶してもよい。
受信部33及び送信部34は、インターネットを含むネットワークNと接続し、有線又は無線通信を行う。受信部33は、ネットワークNを介して携帯端末10及び表示手段20から情報を受信する。送信部34は、ネットワークNを介して携帯端末10及び表示手段20に情報を送信する。
続いて、図4から図11に示す一例を用いて、第2の実施形態に係る近接検知システム2の動作を説明する。近接検知システム2は、図4から図7に示す位置取得の動作と、図7から図11に示す近接者特定及び通知の動作とを行う。
図4から図11に示す一例において、携帯端末10a、携帯端末10b及び携帯端末10cは、それぞれ、ユーザA、ユーザB及びユーザCが用いる携帯端末10であり、携帯端末10と同様の構成を有する。表示手段20a及び表示手段20bは、それぞれ店舗A及び店舗Bに設置された表示手段20であり、表示手段20と同様の構成を有する。
まず、図4-図11を用いて、第2の実施形態に係る近接検知システム2における位置取得の動作を説明する。
図4は、第2の実施形態に係る近接検知システム2における位置取得の動作を示す模式図である。位置取得の動作では、携帯端末10を用いるユーザの行動履歴が残される。
まず、図4に示すように、管理サーバ30は、識別コードを作成し、表示手段20a及び表示手段20bに表示させる(ステップS1)。
ここで、図5を用いて、第2の実施形態に係る管理サーバ30における、識別コードを作成し、表示手段20aに表示させる動作を具体的に説明する。図5は、第2の実施形態に係る管理サーバ30における、識別コードを作成し、表示手段20に表示させる動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、管理サーバ30の識別情報生成部311は、識別情報を生成する(ステップS11)。識別情報は、数字列や文字列で表される。識別情報は、表示手段20aの場所と時間帯との組み合わせの情報が割り当てられる。次に、識別コード生成部312は、識別情報に基づいて識別コードを生成する(ステップS12)。例えば、識別コード生成部312は、識別情報をエンコードして識別コードを生成する。次に、識別コード生成部312は、生成した識別コードを表示手段20aに送信する(ステップS13)。
続いて、図4に示すように、表示手段20aは、管理サーバ30から受信した識別コードを表示する(ステップS2)。図6を用いて、第2の実施形態に係る表示手段20aにおける識別コードを表示する動作を具体的に説明する。図6は、第2の実施形態に係る表示手段20aにおける識別コードを表示する動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、表示手段20aの受信部24は、管理サーバ30から識別コードを受信する(ステップS21)。次に、制御部21の識別コード出力処理部211は出力部23を介して、受信された識別コードをディスプレイ等に表示する(ステップS22)。
次に、図4に示すように、携帯端末10aを用いるユーザAは、表示手段20aが設置された店舗Aを訪れる。携帯端末10bを用いるユーザBも同じ時間帯に店舗Aを訪れる。以下、携帯端末10aの動作を中心に説明するが、携帯端末10bも、携帯端末10aと同様の動作を行う。
ユーザAが店舗Aを訪れた後、ユーザAの操作に従って、携帯端末10aは、表示手段20aが表示する識別コードを記憶する(ステップS3)。ここで、図7を用いて、第2の実施形態に係る携帯端末10aにおける識別コードを記憶する動作を具体的に説明する。図7は、第2の実施形態に係る携帯端末10における識別コードを記憶する動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、携帯端末10aの撮像部12は、表示手段20aが表示する識別コードを撮像する(ステップS31)。そして、撮像部12は、撮像された画像を制御部11に供給する。次に、制御部11の抽出部111は、撮像された画像に含まれる識別コードをデコードして、識別コードから識別情報を抽出する(ステップS32)。次に、抽出部111は、抽出された識別情報を記憶部13に記憶する(ステップS33)。ここで、感染者と判明した人物と過去に近接していたとしても、その時には当該人物がまだ感染症に感染していなかったと考えられれば、当該近接によって感染症が移るおそれは無いと考えられる。そこで、記憶部13は、識別情報を例えば14日間など所定の期間に限り記憶してもよい。当該所定期間は、感染症の潜伏期間などに基づいて定められる。
続いて、図8-図11を用いて、第2の実施形態に係る近接検知システム2における近接者特定及び通知の動作を説明する。図8は、第2の実施形態に係る近接検知システム2における近接者特定及び通知の動作を示す模式図である。
ユーザAは、病院にて感染症の感染者と診断される。感染者と診断された場合、ユーザAの携帯端末10aは、携帯端末10aに記憶されている識別情報を管理サーバ30に送信する(ステップS4)。図9は、第2の実施形態に係る携帯端末10における識別情報を管理サーバ30に送信する動作を示すフローチャートである。なお、携帯端末10aから管理サーバ30へ識別情報を送信する際、医療関係者等の特定の人物のみが知っているパスワードの入力が求められてもよい。こうすることで、感染者と診断されていないユーザの携帯端末10から識別情報が誤って送信されてしまうことを防止することができる。
図9に示すように、まず、ユーザAが感染者と診断された場合(ステップS41 YES)、登録部114は、記憶部13から識別情報を取得する(ステップS42)。記憶部13に記憶されている識別情報は、図4に示す表示手段20aが表示する識別コードから抽出された識別情報を含む。次に、登録部114は、取得された識別情報を、送信部15を介して管理サーバ30に送信する(ステップS43)。
図9の例では、保健所によって管理サーバ30が管理されている。具体的には、保健所が感染者の携帯端末10aから受信した識別情報と、その他の感染者に関する情報とから総合的に判断し、管理サーバ30に登録するか否かを判定してもよい。そうすることによって、ユーザAの誤操作による登録や、いたずらによる登録など、不正な情報の登録を未然に防ぐことができる。
次に、図8に示すように、管理サーバ30は、携帯端末10aの識別情報を感染者の識別情報として記憶し、所定の間隔で、携帯端末10b及び携帯端末10cに対して感染者の識別情報を送信する(ステップS5)。所定の間隔とは、例えば1日に1回であり、当該間隔で、管理サーバ30は、感染者の識別情報をまとめて携帯端末10b及び携帯端末10cに対して送信する。ここで、第2の実施形態に係る管理サーバ30における、携帯端末10aの識別情報を感染者の識別情報として記憶し、所定の間隔で、携帯端末10b及び携帯端末10cに対して感染者の識別情報を送信する動作を具体的に説明する。図10は、第2の実施形態に係る管理サーバ30における、感染者の識別情報を携帯端末10に対して送信する動作を示すフローチャートである。
まず、図10に示すように、管理サーバ30の受信部33は、携帯端末10aから識別情報を受信する(ステップS51)。次に、制御部31の識別情報登録部313は、受信した携帯端末10aの識別情報を感染者の識別情報として記憶部32に記憶する(ステップS52)。
記憶部32に記憶される感染者の識別情報は、数字列及び文字列であるため、個人の位置を特定する情報又は個人を特定する情報を含んでいないため、感染者の個人情報が特定されない。よって、感染者のプライバシーを保護することができる。
次に、管理サーバ30の識別情報配信部314は、記憶部32に記憶される感染者の識別情報を所定の間隔で、送信部34を介して携帯端末10bに送信する(ステップS53)。送信される感染者の識別情報は、携帯端末10aの識別情報を含んでいる。
次に、図8に示すように、携帯端末10b及び携帯端末10cは、管理サーバ30から受信した感染者の識別情報と自機に記憶される識別情報とが一致するか否か判定し、ユーザに感染者に近接に関して通知する(ステップS6)。ここで、図11を用いて、第2の実施形態に係る携帯端末10b又は携帯端末10cにそれぞれにおけるユーザB又はユーザCに感染者への近接に関して通知する動作を具体的に説明する。図11は、第2の実施形態に係る携帯端末10におけるユーザに感染者への近接に関して通知する動作を示すフローチャートである。
まず、図11を用いて、第2の実施形態に係る携帯端末10bにおけるユーザBに感染者への近接に関して通知する動作を具体的に説明する。
図11に示すように、携帯端末10bの取得部112は、受信部14を介して、感染者の識別情報を管理サーバ30から受信する(ステップS61)。次に、判定部113は、記憶部13に記憶されている識別情報(自機に記憶されている識別情報)と、取得部112が取得した感染者の識別情報とが一致するか否か判定する(ステップS62)。自機に記憶されている識別情報と感染者の識別情報とが一致する場合(ステップS62 YES)、判定部113は、出力部16を介して、ユーザに感染者への近接の可能性を通知する(ステップS63 YES)。携帯端末10bを用いるユーザBは、図4に示すように、感染者のユーザAと同じ時間帯に店舗Aを訪れているため、ユーザBの携帯端末10bとユーザAの携帯端末10aとが有する識別情報は一致する。そのため、携帯端末10bの判定部113は、出力部16を介して、ユーザBに感染者への近接の可能性を通知する。
次に、図11を用いて、第2の実施形態に係る携帯端末10cにおけるユーザCに感染者への近接に関して通知する動作を具体的に説明する。
図11に示すように、携帯端末10cの取得部112は、受信部14を介して、感染者の識別情報を管理サーバ30から受信する(ステップS61)。次に、判定部113は、記憶部13に記憶されている識別情報(自機に記憶されている識別情報)と、取得部112が取得した感染者の識別情報とが一致するか否か判定する(ステップS62)。自機に記憶されている識別情報と感染者の識別情報とが一致しない場合(ステップS62 NO)、携帯端末10cは処理を終了する。携帯端末10cを用いるユーザCは、図4に示すように、感染者のユーザAと同じ時間帯に店舗Aを訪れていないため、ユーザCの携帯端末10cとユーザAの携帯端末10aとが有する識別情報は一致しない。そのため、携帯端末10cの判定部113は、出力部16を介して、ユーザCに感染者への近接の可能性を通知しない。
第2の実施形態に係る近接検知システム2は、自機が有する識別情報と感染者が有する携帯端末10の識別情報とが一致しているか否かを判定することで、感染者への近接の可能性をユーザに通知できる。
したがって、近接検知システム2では、プライバシーの観点等からシステムの利用を躊躇する人であっても、システムを利用することができ、感染者への近接の可能性を把握できる。つまり、近接検知システム2では、プライバシーが配慮されつつ、感染者への近接の可能性容易に把握できる。
<ハードウエア構成の例>
携帯端末10、表示手段20及び管理サーバ30の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、携帯端末10、表示手段20及び管理サーバ30の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図12は、コンピュータ500のハードウエア構成を例示するブロック図である。携帯端末10、表示手段、及び管理サーバ30はいずれも、図12に示すハードウエア構成を持つコンピュータ500で実現することができる。携帯端末10を実現するコンピュータ500は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型のコンピュータである。一方、表示手段20や管理サーバ30を実現するコンピュータ500は、可搬型のコンピュータであってもよいし、PCなどの据え置き型のコンピュータであってもよい。コンピュータ500は、携帯端末10、表示手段20及び管理サーバ30を実現するために設計された専用のコンピュータであってもよいし、汎用のコンピュータであってもよい。また、コンピュータ500は、PC(Personal Computer)などの据え置き型のコンピュータであってもよい。
例えば、コンピュータ500に対して所定のアプリケーションをインストールすることにより、コンピュータ500に所望の機能を持たせることができる。例えば、携帯端末10の各機能を実現するアプリケーションをコンピュータ500にインストールすることにより、コンピュータ500で、携帯端末10の各機能が実現される。表示手段20と管理サーバ30についても同様である。
コンピュータ500は、バス502、プロセッサ504、メモリ506、ストレージデバイス508、入出力インタフェース(I/F)510、及びネットワークインタフェース(I/F)512を有する。バス502は、プロセッサ504、メモリ506、ストレージデバイス508、入出力インタフェース510、及びネットワークインタフェース512が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ504などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ504は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、又は FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ506は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス508は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース510は、コンピュータ500と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース510には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
ネットワークインタフェース512は、コンピュータ500をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、LAN(Local Area Network)であってもよいし、WAN(Wide Area Network)であってもよい。
ストレージデバイス508は、所望の機能を実現するためのプログラムが格納されている。例えば、携帯端末10を実現するためのコンピュータ500が有するストレージデバイス508には、携帯端末10の機能を実現するためのプログラム(前述した、携帯端末10の各機能を実現するアプリケーションのプログラム)が格納されている。プロセッサ504は、このプログラムをメモリ506に読み出して実行することで、携帯端末10、表示手段20及び管理サーバ30の各機能構成部を実現する。表示手段20と管理サーバ30についても同様である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
(変形例1)
第2の実施形態に係る近接検知システム2の変形例1では、識別情報ではなく識別コードを判定することによって、感染者への近接に関して通知してもよい。
具体的には、携帯端末10は、表示手段20が表示する識別コードを記憶部13に記憶する。次に、携帯端末10のユーザが感染者であると診断されると、携帯端末10は、識別コードを管理サーバ30に送信する。そして、管理サーバ30は、受信した識別コードを感染者の識別コードとして記憶部32に記憶する。次に、管理サーバ30は、感染者の識別コードを携帯端末10に所定の期間ごとに送信する。次に、携帯端末10は、感染者の識別コードを管理サーバ30から取得すると、自機の記憶部13に記憶されている識別コードと感染者の識別コードとが一致するか否かを判定する。携帯端末10は、その判定結果に基づいて感染者への近接に関して通知する。
(変形例2)
第2の実施形態に係る近接検知システム2の変形例2では、管理サーバ30が識別コードを生成してもよいし、表示手段20が、管理サーバ30が識別コードを生成する方法と同様の方法で識別コードを生成し、生成された識別コードを出力部23に表示させてもよい。
具体的には、表示手段20は、識別情報生成部311及び識別コード生成部312をさらに備える。識別情報生成部311は、識別情報を生成する。識別コード生成部312は、生成された識別情報に基づいて識別コードを生成する。そして、識別コード生成部312は、生成された識別コードを、出力部23を介してディスプレイ等に表示する。
これらのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random Access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶することと、
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することと、
前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定することと、
判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することと、を
コンピュータに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記2)
前記識別情報は、場所と時間との組み合わせごとに割り当てられる
付記1に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記3)
判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することは、
前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致する場合、感染者への近接の可能性があることを通知することを含む
付記1又は2に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記4)
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することは、
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を所定の期間ごとに取得することを含む
付記1乃至3のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記5)
携帯端末であって、
場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶する抽出部と、
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得する取得部と、
前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、
前記判定部は、判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知する
携帯端末。
(付記6)
前記識別情報は、場所と時間との組み合わせごとに割り当てられる
付記5に記載の携帯端末。
(付記7)
前記判定部は、前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致する場合、感染者への近接の可能性があることを通知する
付記5又は6に記載の携帯端末。
(付記8)
前記取得部は、感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を所定の期間ごとに取得する
付記5乃至7のいずれか1項に記載の携帯端末。
(付記9)
付記5乃至8のいずれか一項に記載の前記携帯端末と、
表示手段と、を備え、
前記表示手段は、前記表示手段の設置場所に対応する識別コードを生成し、前記識別コードを表示する、
近接検知システム。
(付記10)
前記表示手段は、所定の期間ごとに、時間と前記表示手段の設置場所との組み合わせに対応する前記識別コードを生成する
付記9に記載の近接検知システム。
(付記11)
前記表示手段は、乱数を生成し、前記乱数に対応する部分画像を生成し、前記部分画像を所定の配置に並べることによって、前記識別コードを生成する
付記9又は10に記載の近接検知システム。
(付記12)
携帯端末が、
場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶することと、
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することと、
前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定することと、
判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することと、を含む
方法。
(付記13)
前記識別情報は、場所と時間との組み合わせごとに割り当てられる
付記12に記載の方法。
(付記14)
判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することは、
前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致する場合、感染者への近接の可能性があることを通知することを含む
付記12又は13に記載の方法。
(付記15)
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することは、
感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を所定の期間ごとに取得することを含む
付記12乃至14のいずれか1項に記載の方法。
2 近接検知システム
10 携帯端末
10a 携帯端末
10b 携帯端末
10c 携帯端末
11 制御部
12 撮像部
13 記憶部
14 受信部
15 送信部
16 出力部
20 表示手段
20a 表示手段
20b 表示手段
21 制御部
22 記憶部
23 出力部
24 受信部
30 管理サーバ
31 制御部
32 記憶部
33 受信部
34 送信部
111 抽出部
112 取得部
113 判定部
114 登録部
211 識別コード出力処理部
311 識別情報生成部
312 識別コード生成部
313 識別情報登録部
314 識別情報配信部
500 コンピュータ
502 バス
504 プロセッサ
506 メモリ
508 ストレージデバイス
510 出入力I/F
512 ネットワークI/F
N ネットワーク

Claims (10)

  1. 場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶することと、
    感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することと、
    前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定することと、
    判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することと、を
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. 前記識別情報は、場所と時間との組み合わせごとに割り当てられる
    請求項1に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  3. 判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することは、
    前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致する場合、感染者への近接の可能性があることを通知することを含む
    請求項1又は2に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することは、
    感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を所定の期間ごとに取得することを含む
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 携帯端末であって、
    場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶する抽出部と、
    感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得する取得部と、
    前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知する
    携帯端末。
  6. 前記識別情報は、場所と時間との組み合わせごとに割り当てられる
    請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記判定部は、前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致する場合、感染者への近接の可能性があることを通知する
    請求項5又は6に記載の携帯端末。
  8. 前記取得部は、感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を所定の期間ごとに取得する
    請求項5乃至7のいずれか1項に記載の携帯端末。
  9. 携帯端末が、
    場所に割り当てられる識別情報に基づいて生成され、かつ前記場所に表示される識別コードの画像から、前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報を記憶装置に記憶することと、
    感染者の携帯端末の記憶装置に記憶されている前記識別情報を取得することと、
    前記取得した識別情報と自機の記憶装置に記憶されている前記識別情報とが一致するか否かを判定することと、
    判定結果に基づいて、感染者への近接に関して通知することと、を含む
    方法。
  10. 前記識別情報は、場所と時間との組み合わせごとに割り当てられる
    請求項に記載の方法。
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