JP7425759B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来から車両に搭載される装置(例えば、ナビゲーション装置の車載器)から道路の情報を取得することが行われている。例えば、特許文献1に記載された技術は、センタ装置が道路の情報を収集する地点を走行予定である車両の車載器を特定し、その車載器に対して道路の情報の収集を依頼する依頼通知を送信する構成である。この場合、センタ装置は、車両が道路の情報を収集する地点を通過する予定時間が遅れる場合、他の車両に搭載される車載器に対して依頼通知を送信する。
特開2018-055581号公報
上述したように、特許文献1に記載された技術には、道路の情報を車載器から収集することが行われている。すなわち、車載器は、移動経路の案内等に利用される道路の情報を収集している。しかしながら、車載器は、移動経路の案内に利用される情報を取得したタイミングで速やかにドライバに提供すると、ドライバが煩わしく感じ、又は、収集した情報に関する理由を知りたいと感じることがある。
本発明は、対象に対して適切な通知を行うことができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
一態様の情報処理装置は、第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する第1取得部と、移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する第2取得部と、移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報を取得する第3取得部と、第1取得部によって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定する第1推定部と、第2取得部によって取得する第2情報及び第3取得部によって取得する第3情報のうち少なくとも一方に基づいて、第1推定部によって推定される到着時間を修正する修正部と、修正部の処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う通知部と、を備える。
一態様の情報処理装置では、通知部は、第1推定部によって推定される到着時間と、修正部によって修正される修正後の到着時間との差が予め設定される閾値以上の場合、所定のタイミングで通知を行うこととしてもよい。
一態様の情報処理装置では、修正部は、第2取得部によって取得する第2情報に基づいて、移動経路のうち少なくとも一部の区間において車両による渋滞が発生している区間を推定する第2推定部と、過去の第2情報に基づいて、第2推定部によって推定される渋滞区間の単位時間当たりの成長傾向、又は、渋滞区間の単位時間当たりの解消傾向を推定する第3推定部と、第3推定部によって推定される成長傾向及び解消傾向に応じて、到着予想時間を修正する修正確定部と、を備えることとしてもよい。
一態様の情報処理装置では、第3推定部は、第2推定部によって推定される渋滞区間を走行する車両の交通密度の推移が大きくなる場合に成長傾向と推定し、交通密度の推移が小さくなる場合に解消傾向と推定し、交通密度の推移に変化がなければ安定と推定することとしてもよい。
一態様の情報処理装置では、通知部は、第3推定部によって推定される渋滞区間の傾向が成長傾向から安定に変化する場合、渋滞区間の傾向が安定から成長傾向に変化する場合、解消から安定傾向に変化する場合、及び、安定から解消傾向に変化する場合に、通知を行うこととしてもよい。
一態様の情報処理装置は、第3推定部によって推定される渋滞区間が成長傾向の場合、第2推定部によって推定される渋滞区間を迂回する迂回経路を探索する探索部を備え、通知部は、所定のタイミングとして、探索部によって探索される迂回経路の始点よりも移動経路の手前の地点において通知を行うこととしてもよい。
一態様の情報処理装置では、通知部は、第3推定部によって推定される渋滞区間が解消傾向の場合、所定のタイミングとして、第2推定部によって推定される渋滞区間に到達するよりも前のタイミングで通知を行うこととしてもよい。
一態様の情報処理装置では、通知部は、修正部が第3情報に基づいて第1推定部によって推定される到着時間を修正する場合、所定のタイミングとして、修正部によって到着時間が修正されるタイミングで通知を行うこととしてもよい。
一態様の情報処理装置では、通知部は、第2取得部によって取得する第2情報に基づいて移動経路における交通量の変動が閾値以下の場合、所定のタイミングとして、修正部によって到着時間が修正されるタイミングで通知を行うこととしてもよい。
一態様の情報処理方法では、コンピュータが、第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する第1取得ステップと、移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する第2取得ステップと、移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報を取得する第3取得ステップと、第1取得ステップによって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定する推定ステップと、第2取得ステップによって取得する第2情報及び第3取得ステップによって取得する第3情報のうち少なくとも一方に基づいて、推定ステップによって推定される到着時間を修正する修正ステップと、修正ステップの処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う通知ステップと、を実行する。
一態様の情報処理プログラムは、コンピュータに、第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する第1取得機能と、移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する第2取得機能と、移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報を取得する第3取得機能と、第1取得機能によって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定する推定機能と、第2取得機能によって取得する第2情報及び第3取得機能によって取得する第3情報のうち少なくとも一方に基づいて、推定機能によって推定される到着時間を修正する修正機能と、修正機能の処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う通知機能と、を実現させる。
一態様の情報処理装置は、第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報と、移動経路における交通状況に関する第2情報と、移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報とを取得し、第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定し、第2情報及び第3情報のうち少なくとも一方に基づいて前述した到着時間を修正し、所定のタイミングで通知を行うので、対象に対して適切な通知を行うことができる。
一態様の情報処理方法及び情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
一実施形態に係る情報処理システムについて説明するための図である。 一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。 通知部による通知の一例について説明するための第1の図である。 通知部による通知の一例について説明するための第2の図である。 一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
本明細書では、「情報」の文言を使用しているが、「情報」の文言は「データ」と言い換えることができ、「データ」の文言は「情報」と言い換えることができる。
まず、情報処理装置30の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1について説明するための図である。
情報処理システム1は、車両10(移動体)、サーバ20及び情報処理装置30を備える。
車両10は、例えば、第1地点(例えば、出発地)から第2地点(例えば、到着地)へ移動する場合に移動経路を案内する装置、例えば、ナビゲーション装置を備える。車両10(例えば、車載制御部(図示せず)等)は、例えば、ナビゲーション装置等からナビゲーションに利用される情報(ナビゲーション情報)を取得する。
また、車両10は、例えば、自車に搭載されるセンサ等を利用して、車両10の走行速度、ハンドル操作、アクセス操作及びブレーキ操作等を始めとする種々の車両10の挙動を測定する。車両10(車載制御部)は、例えば、センサ等によって測定される測定情報を取得する。
また、車両10は、GNSS(Global Navigation Satellite System)等を利用して位置情報を取得してもよい。
車両10(車載制御部)は、ナビゲーション情報、測定情報及び位置情報等を始めとする車両10で取得される情報を車両情報として外部に送信する。車両10(車載制御部)は、例えば、車両情報をサーバ20に送信してもよく、又は、車両情報を情報処理装置30に送信してもよい。
サーバ20は、車両情報を蓄積し、情報処理装置30に送信することが可能である。サーバ20は、複数の車両10の車両情報を蓄積してもよい。
情報処理装置30は、車両情報を取得する。情報処理装置30は、例えば、特定の1つの車両10(車両10A)の車両情報に基づいて、第2地点への移動経路、第2地点への到着予想時間、及び、車両10の運転挙動等を取得する。また、情報処理装置30は、例えば、車両10Aとは異なる複数の車両10Bの車両情報を利用して、車両10Aが走行する予定の移動経路の交通状況(例えば、渋滞の有無等)を取得する。情報処理装置30は、例えば、複数の車両10Bの過去の車両情報に基づいて、車両10Aが走行予定の移動経路において渋滞が発生する可能性があるか(渋滞の発生する区間が存在するか)を推定する。
ここで、情報処理装置30は、その移動経路において渋滞が発生すると推定される場合、例えば、複数の車両10Bの車両情報に基づいて、その渋滞が相対的に早く渋滞が解消するか(解消傾向)か、その渋滞が成長する傾向(成長傾向)かを推定する。情報処理装置30は、渋滞が発生する可能性がある場合、車両10Aの到着予想時間を修正する。
また、情報処理装置30は、車両10Aの車両情報(車両10の挙動)に基づいて、車両10Aの到着予想時間を修正する。一例として、情報処理装置30は、車両10Aのドライバがより安全運転の傾向があり、到着予想時間を推定する場合に基準となる走行速度よりもゆっくりと車両10を走行させる場合などにおいて、車両10Aの到着予想時間を修正する。
情報処理装置30は、上述した一例のように到着予想時間を修正する場合、所定のタイミングで車両10に通知を行う。情報処理装置30は、その通知として、例えば、到着予想時間が変更されたこと、及び、到着予想時間の変更理由のうち、少なくとも一方を通知してもよい。
情報処理装置30は、コンピュータ(例えば、サーバ、デスクトップ及びラップトップ等)であってもよい。以下では、情報処理システム1として、車両10(移動体)、サーバ20及び情報処理装置30を備える場合を例にして説明する。
しかしながら、本発明はこの一例に限定されることはなく、情報処理装置30は、車両10(移動体)に搭載されてもよい。この場合、例えば、情報処理装置30は、車両10(移動体)のナビゲーション機能として実現されてもよい。また、移動体は、車両10に限定されることはなく、例えば、スマートフォン、タブレット及びラップトップ等の、ナビゲーション機能を有する端末であってもよい。
次に、情報処理装置30について詳細に説明する。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置30について説明するためのブロック図である。
情報処理装置30は、通信部42、表示部43、記憶部44及び制御部31を備える。制御部31は、例えば、情報処理装置30に配される演算処理装置等によって実現されてもよい。制御部31は、第1取得部32、第2取得部33、第3取得部34、第1推定部35、修正部36、探索部40及び通知部41として機能してもよい。修正部36は、第2推定部37、第3推定部38及び修正確定部39として機能してもよい。
通信部42は、外部の装置との間で通信を行う。例えば、通信部42は、サーバ20との間で情報の送受信を行う。また、通信部42は、車両10との間で情報の送受信を行う。一例として、通信部42は、サーバ20又は車両10から車両情報を取得する。通信部42は、後述する第1推定部35によって推定される予想到着時間、後述する修正部36によって修正される予想到着時間、後述する探索部40によって探索される迂回経路、及び、後述する通知部41によって通知される内容を車両10(車両10A)に送信してもよい。
表示部43は、例えば、文字、記号及び画像等を表示する。表示部43は、例えば、第1推定部35によって推定される予想到着時間、修正部36によって修正される予想到着時間、探索部40によって探索される迂回経路、及び、通知部41によって通知される内容のうち少なくとも1つを表示してもよい。
記憶部44は、例えば、種々の情報及びプログラムを記憶する。記憶部44は、例えば、第1推定部35によって推定される予想到着時間、修正部36によって修正される予想到着時間、探索部40によって探索される迂回経路、及び、通知部41によって通知される内容等の情報のうち少なくとも1つを記憶してもよい。
第1取得部32は、第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する。第1取得部32は、例えば、車両情報に基づいて第1情報を取得する。第1情報には、例えば、車両(車両10A)の出発地(移動経路案内の出発地)となる第1地点、車両10(車両10A)の到着地(移動経路案案内の経由地又は目的地)となる第2地点、第1地点から第2地点へ向かう移動経路等の情報(ナビゲーション情報)が含まれる。
第2取得部33は、移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する。第2取得部33は、例えば、第1情報に対応する車両10(車両10A)の移動経路、例えば、車両10Aがこれから走行する予定の移動経路の少なくとも一部を過去に走行した車両10(車両10B)の車両情報に基づいて第2情報を取得する。なお、第2取得部33は、第1情報に対応する車両10(車両10A)がこれから走行する予定の移動経路の少なくとも一部をその車両10(車両10A)が過去に走行している場合、その過去の走行のときの車両情報に基づいて第2情報を取得してもよい。第2情報は、道路の混雑状況(渋滞)の推定に利用される情報であり、例えば、車両10Bの位置情報及び速度情報等を含むこととしてもよい。
第3取得部34は、移動経路を移動する場合の車両10の挙動に関する第3情報を取得する。第3取得部34は、例えば、第1情報に対応する車両10(車両10A)が走行する場合の車両情報に基づいて第3情報を取得する。第3情報には、例えば、車両10の走行速度、ハンドル操作、アクセス操作及びブレーキ操作等を始めとする種々の車両10の挙動等の情報、すなわち車両10に搭載される種々のセンサ等によって測定されるセンサ情報が含まれる。
なお、第3取得部34は、例えば、道路地図に関する地図情報、及び、車両情報に含まれる位置情報に基づいて、車両10が走行する道路に応じた第3情報を取得してもよい。すなわち、第3取得部34は、例えば、車両10の移動経路案内(ナビゲーション)に利用される情報等に基づいて車両10が走行する道路(高速道路及び一般道等)を特定し、その高速道路及び一般道等のそれぞれに応じた第3情報を取得してもよい。
第1推定部35は、第1取得部32によって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間(到着予想時間)を推定する。すなわち、第1推定部35は、例えば、車両10(車両10A)において第1地点から第2地点までの移動経路が案内される場合、その移動経路を車両10が移動する場合の第2地点への到着予想時間を推定する。第1推定部35は、種々の方法により到着予想時間を推定してもよい。具体的な一例として、第1推定部35は、移動経路の距離及び走行速度に基づいて、第2地点への到着予想時間を推定する。この場合、第1推定部35は、例えば、上述した走行速度として、移動経路に対応する道路地図(地図情報)に記録される制限速度等を利用してもよい。
修正部36は、第2取得部33によって取得する第2情報に基づいて、車両10(車両10A)の移動経路に渋滞区間が存在するかを推定する。また、修正部36は、第3取得部34によって取得する第3情報に基づいて、車両10(車両10A)のドライバの運転傾向及び車両10(車両10A)の走行状況を推定する。
すなわち、修正部36は、第2取得部33によって取得する第2情報及び第3取得部34によって取得する第3情報のうち少なくとも一方に基づいて、第1推定部35によって推定される到着予想時間を修正する。修正部36は、第2情報及び第3情報の少なくとも一方に基づいて、車両10(車両10A)の第2地点への到着が、第1推定部35によって推定される到着予想時間よりも遅くなる(又は、早くなる)可能性があると推定される場合、第2情報及び第3情報の少なくとも一方に応じて到着予想時間が遅くなる(又は、早くなる)ように修正する。
具体的な一例として、修正部36は、第2情報に基づいて到着予想時間を修正する場合、車両10(車両10A)の挙動(走行状況)としてドライバに安全運転の傾向(例えば、道路の制限速度よりもゆっくりと走行する傾向等)があると、到着予想時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、第3情報に基づいて到着予想時間を修正する場合、第3情報に基づいて、車両10Aが走行する予定の移動経路(少なくとも一部の区間)において渋滞が発生すると推定されると、その渋滞の程度に応じて到着予想時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、第3情報に基づいて、車両(車両A)の走行状況として、車両10(車両10A)の信号停止も推定することができる。すなわち、修正部36は、車両10(車両10A)が走行と停止とを繰り返し、走行速度が渋滞と推定される走行速度以上であり、また停止の時間が信号停止と推定される所定の第1時間以内の場合、車両10(車両10A)が信号停止していると推定することが可能である。修正部36は、車両10(車両10A)の単位距離(単位時間)当たりの信号停止の回数が閾値以上の場合、車両10(車両10A)の信号停止の回数が多いと推定する。この場合、修正部36は、例えば、単位距離当たりの信号停止回数又は累計の信号停止回数に応じて予想到着時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、第3情報に基づいて、車両(車両A)の走行状況として、車両10(車両10A)が第1地点から第2地点に移動する途中で施設等への一時的な立ち寄りを行ったか推定してもよい。修正部36は、例えば、第3情報に基づいて、所定の第2時間以上停止していると推定される場合、道路地図に記録される施設から所定距離以内において所定時間以上停止していると推定される場合、及び、道路地図に記録される駐車場に入場した場合、一時的な立ち寄りを行ったと推定してもよい。この場合、修正部36は、例えば、駐車時間に応じて予想到着時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、第3情報に基づいて、車両(車両A)の走行状況として、車両10(車両10A)が第1地点から第2地点への移動においてナビゲーション装置等から提示される移動経路を外れ、外れた後の移動経路(実際の移動経路)に応じて推定される第2地点への到着予想時間が、ナビゲーション装置等によって提示される移動経路に基づく第2地点への到着予想時間との間で差を生じる場合、その差に応じて到着予想時間を遅く(又は、早く)してもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、外部のサーバ等から現在の天候を取得する場合、又は、第3情報に基づいて道路の状況及び天候等を推定する場合など、車両(車両A)の走行状況として、車両10(車両10A)が走行速度を十分に出せないことを推定することが可能である。この場合、修正部36は、例えば、車両10の外部気温及びABS(Anti-lock Braking Sytem)の動作状況等から路面の凍結及びスリップ状況を推定でき、前照灯等の灯火の動作状況及びワイパの動作状況等から降雨量、降雪量及び霧の発生状況を推定できる。修正部36は、そのような推定と、車両10の走行速度とに基づいて、天候により車両10が走行速度を十分に出せないと推定することが可能である。修正部36は、例えば、車両10(車両10A)の走行速度及び天候に応じて予想到着時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、第3情報に基づいて、通学時間帯及び通勤時間帯のために歩行者及び自転車等が相対的に多い場合、車両(車両A)の走行状況として、横断歩道及び交差点等の手前で一旦停止する時間が相対的に長いことを推定してもよい。この場合、修正部36は、道路地図等に記録される学校及び企業等の位置と、車両10(車両10A)の位置とに基づいて、通学時間帯及び通勤時間帯のために歩行者及び自転車等が相対的に多いこと、及び、横断歩道及び交差点等の手前で一旦停止する時間が相対的に長いことを推定してもよい。この場合、修正部36は、例えば、一旦停止の時間に応じて予想到着時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、第3情報に基づいて、車両(車両A)の走行状況として、道路工事等による車両10の交互通行の発生を推定してもよい。すなわち、修正部36は、例えば、位置情報及び走行速度情報に基づいて、車両10の交互通行の発生を推定してもよい。この場合、修正部36は、道路地図を利用して車両10の交互通行の発生を推定してもよく、複数の車両10で生成される車両情報に基づく第3情報(複数の車両10に基づく第3情報)を利用して車両10の交互通行の発生を推定してもよい。修正部36は、道路工事等の区間の手前で一旦停止する時間に応じて予想到着時間を遅くしてもよい。
また、具体的な一例として、修正部36は、外部のサーバ等から取得されるイベント(例えば、移動経路から所定の距離以内で開催される種々のイベント)等の開催情報、及び、第3情報に基づいて、車両(車両A)の走行状況として、道路の混雑状況を推定してもよい。修正部36は、イベントの開催時間前及び開催時間直後は道路の混雑が発生する可能性がある。修正部36は、開催情報に記録される開催時間及び終了時間、過去の類似のイベントが開催されたときの道路の混雑状況(第2情報)、及び、第3情報に基づいて道路の混雑を予想し、その予想に応じて予想到着時間を遅くしてもよい。
ここで、上述したような修正部36は、第2推定部37、第3推定部38及び修正確定部39を備えることとしてもよい。
第2推定部37は、第2取得部33によって取得する第2情報に基づいて、移動経路のうち少なくとも一部の区間において車両10による渋滞が発生している区間を推定する。すなわち、第2推定部37は、例えば、車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路(少なくとも一部)を過去に走行した複数の車両10(車両10B(及び車両10A))の車両情報に基づく第2情報により、少なくとも一部の区間において過去に渋滞が発生する傾向が高い区間を推定する。例えば、第2推定部37は、車両10(車両10B)の走行速度が渋滞と推定される走行速度(閾値)以下であり、且つ、その車両10(車両10B)の単位時間当たりの移動距離が渋滞と推定される単位時間当たりの移動距離(閾値)以下の場合、その時の車両10(車両10B)の位置において渋滞が発生していると推定してもよい。
なお、第2推定部37は、上記に一例に限定されることはなく、種々の方法により渋滞の発生(渋滞区間)を推定してもよい。
また、第2推定部37は、車両情報(第2情報)に基づいて、車両10(車両10B)が走行した時間及び日付(例えば、曜日等)を取得できる場合、時間(例えば、時間帯等)及び日付(例えば、曜日等)に応じて、車両10(車両10A)が走行する予定の少なくとも一部の区間において渋滞が発生すると推定してもよい。
第3推定部38は、過去の第2情報に基づいて、第2推定部37によって推定される渋滞区間の単位時間当たりの成長傾向、又は、渋滞区間の単位時間当たりの解消傾向を推定する。第3推定部38は、例えば、第2推定部37によって渋滞の発生が推定される場合、その渋滞が単位時間当たりに成長傾向にあるのか、又は、単位時間当たりに解消傾向にあるのかを推定する。
具体的な一例として、第3推定部38は、第2推定部37によって渋滞の発生が推定される場合、その渋滞の発生中に渋滞区間を走行した複数の車両10(車両10B(及び、車両10A))の車両情報(第2情報)に基づいて、その渋滞(渋滞区間)が相対的に長くなるか、又は、その渋滞が相対的に早期に解消するか(渋滞区間が相対的に短くなるか)を推定する。
より具体的な一例として、第3推定部38は、渋滞区間への単位時間当たりの車両10の流入量が相対的に多い場合には渋滞区間が長くなる(成長傾向)と推定してもよい。同様に、より具体的な一例として、第3推定部38は、渋滞区間への単位時間当たりの車両10の流入量が相対的に少ない場合には渋滞区間が短くなる(解消傾向)と推定してもよい。すなわち、第3推定部38は、例えば、渋滞区間への単位時間当たりの車両10の流入量と、渋滞区間への単位時間当たりの車両10の流出量とに基づいて、流入量が流出量よりも多い場合に成長傾向と推定し、流入量が流出量よりも少ない場合に解消傾向と推定してもよい。
又は、より具体的な一例として、第3推定部38は、第2推定部37によって渋滞の発生(渋滞区間)が推定される場合、その区間における交通密度を計算し、走行車両の密度(交通密度)が次第に大きくなっていれば走行速度が遅くるため成長傾向と推定し、交通密度が次第に小さくなっていれば走行速度が速くなるため解消傾向と推定し、交通密度に変化(略変化)がなければ安定と推定してもよい。第3推定部38は、例えば、車両10B等の車両情報に基づいて交通密度を計算し、その交通密度の時間的な推移(例えば、所定時間毎の推移又は単位時間毎の推移)を取得することが可能である。第3推定部38は、例えば、交通密度が次第に大きくなり、交通密度の増加量が予め設定される閾値(絶対値)以上であれば、渋滞区間が成長傾向と推定してもよい。第3推定部38は、例えば、交通密度が次第に小さくなり、交通密度の減少量が予め設定される閾値(絶対値)以上であれば、渋滞区間が解消傾向と推定してもよい。第3推定部38は、例えば、所定時間毎の交通密度の変化量が予め設定される閾値(絶対値)未満であれば、渋滞区間の長さについて変化がない(略変化がない)として、渋滞区間が安定傾向と推定してもよい。
上述した場合、第3推定部38は、渋滞区間が単位時間当たりに成長傾向にある場合には、その傾向に応じて相対的に大きな数値(指標)を設定し、又は、渋滞区間が単位時間当たりに解消傾向にある場合には、その傾向に応じて相対的に小さな数値(指標)を設定してもよい。
なお、第3推定部38は、上記に一例に限定されることはなく、種々の方法により、渋滞が成長傾向にあるのか、渋滞が解消傾向、又は、渋滞が安定傾向にあるのかを推定してもよい。
修正確定部39は、第3推定部38によって推定される成長傾向及び解消傾向に応じて、到着予想時間を修正する。修正確定部39は、例えば、渋滞区間が単位時間当たりに成長傾向にある場合、単位時間当たりの成長傾向がより大きい(例えば、傾向を示す数値が相対的に大きい)と、到着予想時間がより遅くなるよう修正してもよい。同様に、修正確定部39は、例えば、渋滞区間が単位時間当たりに解消傾向にある場合、単位時間当たりの解消傾向がより大きい(例えば、傾向を示す数値が相対的に小さい)と、到着予想時間がより早くなる又は到着予想時間をあまり変化させない(到着予想時間が相対的に遅くならない(相対的に大きく変更しない))ように修正してもよい。
探索部40は、第3推定部38によって推定される渋滞区間が成長傾向の場合、第2推定部37によって推定される渋滞区間を迂回する迂回経路を探索することとしてもよい。探索部40は、例えば、渋滞区間が単位時間当たりに成長傾向の場合、車両10(車両10A)が渋滞区間に到達するよりも以前の地点を始点し、その渋滞区間が終了した以降から第2地点までの区間のいずれかを終点とする、その渋滞区間を迂回する迂回経路を探索する。探索部40は、例えば、道路地図に関する地図情報等を利用して迂回経路を探索する。この場合、探索部40は、例えば、移動距離が相対的に短くなるような迂回経路、走行が相対的に容易になるような迂回経路(例えば、幹線道路等の利用)、移動時間が相対的に短くなるような迂回経路、及び、走行に必要な料金(例えば、高速道路の利用料金等)が相対的に安くなるような迂回経路等のうち、ドライバの選択に応じたいずれかの迂回経路を探索することとしてもよい。探索部40は、例えば、種々の方法を利用して迂回経路を探索することができる。
通知部は、上述した修正部36の種々の推定及び到着予想時間の修正等に応じて通知を行う。
通知部41は、例えば、修正部36によって第2情報に基づいて車両10(車両10A)の移動経路に渋滞区間の存在が推定される場合、渋滞によって到着予想時間が変更されること(変更される可能性があること)を直ちには車両10(車両10A)に通知しなくともよい。すなわち、通知部41は、修正部36によって渋滞区間の成長傾向及び解消傾向を推定した後、渋滞区間の始点に車両10(車両10A)が到達するよりも前に通知を行う。
一方、通知部41は、例えば、修正部36によって車両10(車両10A)の走行状況が推定される場合、その車両10Aの走行状況に応じたタイミングで通知を行う。すなわち、通知部41は、車両10Aの走行状況に応じて、その推定のタイミングで直ちに(遅滞なく)、又は、その推定のタイミングよりも遅くに、通知を行う。
すなわち、通知部41は、修正部36の処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う。修正部36の処理は、例えば、到着予想時間を修正する処理であってもよい。通知部41は、例えば、修正部36によって到着予想時間が修正される場合、所定のタイミングで通知を行うこととしてもよい。通知部41は、例えば、車両10(車両10A)が走行するときの挙動(例えば、運転操作等)、車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路の他の車両10(車両10B)の交通量、渋滞区間が単位時間当たりに成長傾向、及び、渋滞区間が単位時間当たりに解消傾向等のそれぞれの場合に応じた所定のタイミングで車両10(車両10A)に通知を行う。通知部41は、例えば、通知として、修正部36によって修正される到着予想時間(又は、到着予想時間の変化量(時間))、及び、到着予想時間が修正される理由等を始めとする種々の内容を通知してもよい。すなわち、通知部41は、例えば、上述した内容を記録した音声に関する情報(音声情報)及び画像に関する情報(画像情報)等の通知情報を、通信部42を介して車両10(車両10A)に送信してもよい。
車両10(車載制御部)は、通知情報を受信した場合、情報処理装置30から送信される通知の内容を音声又は画像で出力する。
通知部41は、例えば、第2情報に基づいて渋滞が推定されることにより、第1推定部35によって推定される到着予想時間が修正される場合、直ちに修正される到着予想時間を車両10(車両10A)に通知することなく、修正部36によって渋滞区間の成長傾向及び解消傾向が確定されるときに到着予想時間を通知してもよい。具体的な一例として、通知部41は、第2情報に基づいて渋滞が推定されることにより、第1推定部35によって推定される到着予想時間が修正される場合、その修正を直ちに車両10(車両10A)に通知することはなく、第3推定部38によって渋滞区間の成長傾向及び解消傾向の推定が行われた後に到着予想時間に修正があることを車両10(車両10A)に通知してもよい。この場合、通知部41は、例えば、第3推定部38による推定に応じて、修正確定部39によって到着予想時間の修正が確定された場合、その到着予想時間に応じた通知を行うこととしてもよい。
通知部41は、第3推定部38によって推定される渋滞区間の傾向が成長傾向から安定に変化する場合、渋滞区間の傾向が安定から成長傾向に変化する場合、解消から安定傾向に変化する場合、及び、安定から解消傾向に変化する場合に、通知を行うこととしてもよい。通知部41は、例えば、予め設定される所定時間以内に渋滞区間の傾向が変わる場合に、通知を行うことしてもよい。又は、通知部41は、例えば、第3推定部38によって単位時間毎に推定される渋滞区間の傾向が変わる場合に、通知を行うこととしてもよい。又は、通知部41は、例えば、車両10Aが渋滞区間に到達するよりも前に渋滞区間の傾向が変わる場合に、通知を行うこととしてもよい。
通知部41は、第1推定部35によって推定される到着予想時間と、修正部36によって修正される修正後の到着予想時間との差が予め設定される閾値以上の場合、所定のタイミングで通知を行うこととしてもよい。すなわち、通知部41は、修正部36による修正の前後の到着予想時間の差が閾値以上の場合、通知情報を車両10(車両10A)に送信する。具体的な一例として、通知部41は、修正部36による修正前及び修正後それぞれの到着予想時間の差が3~5分(3分、4分、5分、8分又は10分等)以上ある場合、通知情報を車両10(車両10A)に送信する。なお、閾値となる時間は、上述した時間に限定されることはなく、適宜設定される時間であってもよい。
通知部41は、第2取得部33によって取得する第2情報に基づいて移動経路における交通量(交通量の変動)が閾値以下の場合、所定のタイミングとして、修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで通知を行うこととしてもよい。通知部41は、例えば、車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路(少なくとも一部の区間)における他の車両10(車両10B)の交通量が相対的に少なく、移動経路において渋滞が発生していないと推定される場合、修正部36によって到着予想時間が修正されると、その修正のタイミング(例えば、渋滞が発生していないとの推定と同時(ほぼ同時)、又は、その推定から遅滞なく)、通知情報を車両10(車両10A)に送信する。具体的な一例として、通知部41は、車両10(車両10A)の移動経路の交通量が相対的に少なく、且つ、第2情報に基づき車両10(車両10A)の挙動としてドライバに安全運転の傾向があると推定される場合に、遅滞なく(修正部36によって到着予想時間を遅くなるよう修正されると、その修正のタイミングで)通知情報を車両10(車両10A)に送信する。
また、通知部41は、修正部36が第3情報に基づいて第1推定部35によって推定される到着予想時間を修正する場合、所定のタイミングとして、修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで通知を行うこととしてもよい。すなわち、通知部41は、例えば、第2情報に基づき車両10(車両10A)の挙動としてドライバに安全運転の傾向があると推定される場合には、遅滞なく(修正部36によって到着予想時間を遅くなるよう修正されるとその修正のタイミングで)通知情報を車両10(車両10A)に送信する。
また、通知部41は、第3推定部38によって推定される渋滞区間が成長傾向の場合、所定のタイミングとして、第2推定部37によって推定される渋滞区間に到達するよりも前のタイミングで通知を行うこととしてもよい。この場合、通知部41は、所定のタイミングとして、探索部40によって探索される迂回経路の始点よりも移動経路の手前の地点において通知を行うこととしてもよい。通知部41は、例えば、車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路(少なくとも一部の区間)における渋滞区間(渋滞)が成長傾向の場合、渋滞区間の存在が推定されるときに直ちには通知せず、渋滞区間の成長傾向及び解消傾向の推定を行った後、車両10(車両10A)が迂回経路の始点に到達するよりも前のいずれかのタイミングで通知情報を車両10(車両10A)に送信する。この場合、通知部41は、通知情報と共に、迂回経路の情報(迂回経路情報)を車両10(車両10A)に送信する。
例えば、通知部41は、迂回経路の始点から予め設定された距離の手前で通知を行うこととしてもよい。また、通知部41は、通知を行う距離が複数設定されていてもよい。すなわち、複数の距離に基づいて、複数回通知を行ってもよい。また、通知部41は、車両10(車両10A)が走行する道路が高速道路及び一般道のいずれかに応じて、予め設定される距離を変更してもよい。例えば、通知部41は、車両10(車両10A)が走行する道路が高速道路の場合には予め設定される距離を相対的に長くし、車両10(車両10A)が走行する道路が一般道の場合には予め設定される距離を相対的に短くしてもよい。
通知部41は、第3推定部38によって推定される渋滞区間が解消傾向の場合、所定のタイミングとして、第2推定部37によって推定される渋滞区間に到達するよりも前のタイミングで通知を行うこととしてもよい。通知部41は、例えば、車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路(少なくとも一部の区間)における渋滞区間(渋滞)が解消傾向の場合、渋滞区間の存在が推定されるときに直ちには通知せず、渋滞区間の成長傾向及び解消傾向の推定を行った後、その車両10(車両10A)が渋滞区間の始点に到達するよりも前のいずれかのタイミングで通知情報を車両10(車両10A)に送信する。
具体的な一例として、通知部41は、ドライバが安全運転の傾向のため修正部36によって到着予想時間が遅くなるよう修正される場合、遅滞なく(修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで)通知を行うこととしてもよい。
また、具体的な一例として、通知部41は、車両10Aの移動経路において渋滞区間が存在するため修正部36によって到着予想時間が修正される場合、修正の可能性のある時点では直ちには通知を行わず、渋滞区間の成長傾向及び解消傾向を推定した後、推定した傾向に応じて通知を行うこととしてもよい。
図3は、通知部41による通知の一例について説明するための第1の図である。
図3に例示する場合、通知部41は、修正部36によって渋滞区間が解消傾向であると推定されると、その推定が行われた後に、渋滞が解消された旨の到着予想時間が修正理由と修正後の到着予想時間とを車両10(車両10A)に通知する。
また、具体的な一例として、通知部41は、車両10(車両10A)の信号停止回数が相対的に多いため修正部36によって到着予想時間が修正される場合、信号停止回数が相対的に少なくなったときに(単位距離(単位時間)当たりの信号停止回数が閾値未満になる場合に)通知を行うこととしてもよい。
図4は、通知部41による通知の一例について説明するための第2の図である。
図4に例示する場合、通知部41は、修正部36によって信号停止回数が相対的に多いと推定される場合、直ちには通知を行わず、信号停止回数が相対的に少なくなったときに、信号停止回数が相対的に多かった旨の到着予想時間の修正理由と修正後の到着予想時間とを車両10(車両10A)に通知する。
また、具体的な一例として、通知部41は、車両10(車両10A)が移動経路を移動する途中で一時的な立ち寄りを行ったため修正部36によって到着予想時間が修正される場合、立ち寄りを行っているとき(一旦停止のとき)には通知を行わず、車両10(車両10A)が再び移動(走行)を開始すると、通知を行うこととしてもよい。
また、具体的な一例として、通知部41は、車両10(車両10A)がナビゲーション装置等から提示される移動経路を外れたため、実際の移動経路に応じた到着予想時間との間で差異が生じると、遅滞なく(修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで)通知を行うこととしてもよい。
また、具体的な一例として、通知部41は、天候不良等で車両10が十分な走行速度を出すことができないため修正部36によって到着予想時間が修正される場合、遅滞なく(修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで)通知を行うこととしてもよい。
また、具体的な一例として、通知部41は、通学時間帯及び通勤時間帯のため、横断歩道及び交差点等の手前で車両10が一旦停止する時間が相対的に長いことにより、修正部36によって到着予想時間が修正される場合、直ちには通知を行わず、一旦停止が解消された後(単位距離(単位時間)当たりの停止回数(停止時間)が閾値未満になった場合)に通知を行うこととしてもよい。
また、具体的な一例として、通知部41は、道路工事等により一旦停止する時間が相対的に長いことにより、修正部36によって到着予想時間が修正される場合、直ちには通知を行わず、一旦停止が解消された後(単位距離(単位時間)当たりの停止回数(停止時間)が閾値未満になった場合)に通知を行うこととしてもよい。
また、具体的な一例として、通知部41は、イベント等により道路が混雑するため修正部36によって到着予想時間が修正される場合、直ちには通知を行わず、道路の混雑状況の推定結果に応じて通知を行うこととしてもよい。すなわち、通知部41は、道路の混雑状況の推定として渋滞区間の成長傾向及び解消傾向を推定した後、推定した傾向に応じて通知を行うこととしてもよい。
次に、一実施形態に係る情報処理方法について説明する。
図5は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
ステップST101において、第1取得部32は、車両10(車両10A)が第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する。
ステップST102において、第2取得部33は、ステップST101で取得する第1情報に基づいた移動経路(車両10Aの移動経路)における交通状況に関する第2情報を取得する。第2取得部33は、例えば、その移動経路の少なくとも一部を過去に走行した車両10(車両10A及び車両10B)に基づく第2情報を取得する。
ステップST103において、第3取得部34は、ステップST101で取得する第1情報に基づいた移動経路を移動する場合の車両10(車両10A)の挙動に関する第3情報を取得する。
ステップST104において、第1推定部35は、ステップST101で取得する第1情報に基づいて、車両10(車両10A)が移動経路を移動して第2地点へ到着する時間(到着予想時間)を推定する。
ステップST105において、修正部36は、ステップST102で取得する第2情報に基づいて、車両10(車両10A)の移動経路に渋滞が発生する区間(渋滞区間)が存在するかを推定する。また、修正部36は、ステップST103で取得する第3情報に基づいて、車両10(車両10A)のドライバの運転傾向及び車両10(車両10A)の走行状況を推定する。
通知部41は、修正部36による第3情報に基づく車両10(車両10A)の運転傾向及び車両10Aの走行状況の推定に応じて通知を行う。一例として、通知部41は、ドライバが安全運転の傾向の場合、直ちに車両10(車両10A)に通知を行う。この場合、通知部41は、修正部36によってステップST104の到着予想時間が修正されると、その修正の結果に応じた通知を行うこととしてもよい。また、通知部41は、第3情報に基づく車両10Aの走行状況の推定に応じて、直ちには通知を行わない場合、その車両10Aの走行状況が改善した場合に通知を行う。
直ちに通知を行う車両10Aの運転状況及び走行状況と、直ちには通知を行わずに運転状況及び走行状況が改善した後に通知を行う車両10Aの運転状況及び走行状況とは、予め設定されていてもよい。すなわち、直ちに通知を行うか否かの設定に関する設定情報が記憶部44又は通知部41に記憶されていてもよい。通知部41は、その設定情報、及び、本ステップの推定結果(第3情報に基づくドライバの運転傾向及び車両10Aの走行状況に関する推定結果)に基づいて、所定のタイミングで通知を行うこととしてもよい。
ステップST106において、修正部36は、ステップST105で渋滞区間の存在が推定される場合、渋滞区間が成長傾向か解消傾向かを推定する。
この場合、修正部36は、渋滞区間の成長傾向又は解消傾向に応じて、ステップST104で推定される予想到着時間を修正することとしてもよい。
ステップST107において、探索部40は、ステップST106で渋滞区間が成長傾向であると推定される場合、その渋滞区間を迂回する迂回経路を探索する。
ステップST108において、通知部41は、ステップST106で修正される到着予想時間と、ステップST107で探索される迂回経路とに応じた通知を車両10(車両10A)に行う。
すなわち、情報処理方法では、通知部41は、例えば、修正部36によって第2情報に基づいて車両10(車両10A)の移動経路に渋滞区間の存在が推定される場合、渋滞によって到着予想時間が変更されること(変更される可能性があること)を直ちには車両10(車両10A)に通知しない。すなわち、通知部41は、修正部36によって渋滞区間の成長傾向及び解消傾向を推定した後、渋滞区間の始点に車両10(車両10A)が到達するよりも前に通知を行う。この場合、通知部41は、修正部36によって推定した傾向に応じて到着予想時間を修正した後に、その修正した到着予想時間に応じた通知を車両10(車両10A)に行うこととしてもよい。
一方、情報処理方法では、通知部41は、例えば、修正部36によって車両10(車両10A)のドライバの運転傾向及び車両10(車両10A)の走行状況が推定される場合、ドライバの運転傾向及び車両10Aの走行状況に応じたタイミングで通知を行う。すなわち、通知部41は、ドライバの運転傾向及び車両10Aの走行状況に応じて、その推定のタイミングで直ちに(遅滞なく)、又は、その推定のタイミングよりも遅くに、通知を行う。
次に、本実施形態の効果について説明する。
情報処理装置30は、車両10(車両10A)が移動する移動経路に関する第1情報を取得する第1取得部32と、その移動経路における過去の交通状況に関する第2情報を取得する第2取得部33と、その移動経路を車両10(車両10A)が移動する場合の車両10(車両10A)の挙動に関する第3情報を取得する第3取得部34と、第1情報に基づいて車両10(車両10A)が第2地点へ到着する時間(到着予想時間)を推定する第1推定部35と、第2情報及び第3情報のうち少なくとも一方に基づいて上述した到着予想時間を修正する修正部36と、その修正部36における処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う通知部41と、を備える。
情報処理装置30は、車両10(車両10A)のドライバにとって適切なタイミングで通知を行うことができる。またそれに応じて、情報処理装置30は、ドライバが通知を煩わしく感じる可能性を抑制することができる。
また、情報処理装置30は、例えば、第2情報に基づいて、車両10(車両10A)の移動経路において、時間(時間帯)及び日付(曜日)に応じた渋滞(渋滞区間)が発生することを推定することができる。すなわち、情報処理装置30は、渋滞の発生が時間及び日付に依存する場合(例えば、出勤時間帯及び退社時間帯に渋滞が発生する場合、並びに、休日に渋滞が発生する場合等)、車両10(車両10A)が走行する時間及び日付に応じた渋滞の発生の推定することができ、車両10(車両10A)のドライバに対して適切な通知を行うことができる。
また、情報処理装置30は、例えば、第3情報に基づいて、車両10(車両10A)が高速道路及び一般道のいずれを走行しているかを推定することができる。一般的に、車両10が市街地等の一般道を走行する場合、信号での停止回数が相対的に多くなることがある。また、情報処理装置30は、第3情報に基づいて、車両10(車両10A)のドライバが安全運転の傾向があるかを推定することができる。この場合、情報処理装置30は、第3情報に基づく車両10(車両10A)の走行に関する挙動に応じて到着予想時間を修正するので、車両10(車両10A)のドライバに対して適切な通知を行うことができる。
情報処理装置30では、通知部41は、第1推定部35によって推定される到着予想時間と、修正部36によって修正される修正後の到着予想時間との差が予め設定される閾値以上の場合、所定のタイミングで通知を行うこととしてもよい。
すなわち、情報処理装置30は、到着予想時間が修正される場合でも、その到着予想時間の修正の前後の差が閾値未満に、通知を行わなくともよい。一般的に、到着予想時間の修正の前後の差が閾値未満の場合でも通知を行うと、ドライバが煩わしく感じる可能性がある。情報処理装置30は、到着予想時間の修正の前後の差が閾値以上の場合に通知を行うことにより、車両10(車両10A)のドライバが煩わしさを感じる可能性を抑制することができ、ドライバに対して適切な通知を行うことができる。
情報処理装置30では、修正部36は、第2情報に基づいて車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路(少なくとも一部の区間)における渋滞の発生(渋滞区間)を推定する第2推定部37と、過去の第2情報に基づいて、上述した渋滞区間の単位時間当たりの成長傾向、又は、上述した渋滞区間の単位時間当たりの解消傾向を推定する第3推定部38と、その成長傾向及び解消傾向に応じて、到着予想時間を修正する修正確定部39と、を備えることとしてもよい。
この場合、第3推定部38は、第2推定部37によって推定される渋滞区間を走行する車両の交通密度の推移が大きくなる場合に成長傾向と推定し、交通密度の推移が小さくなる場合に解消傾向と推定し、交通密度の推移に変化がなければ安定と推定することとしてもよい。
また、通知部41は、第3推定部38によって推定される渋滞区間の傾向が成長傾向から安定に変化する場合、渋滞区間の傾向が安定から成長傾向に変化する場合、解消から安定傾向に変化する場合、及び、安定から解消傾向に変化する場合に、通知を行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置30は、車両10(車両10A)が走行する予定の移動経路において渋滞区間が存在する場合でも、直ちには通知を行わず、渋滞区間の傾向(渋滞区間の成長傾向、渋滞区間の解消傾向及び渋滞区間の安定傾向、並びに、それらの傾向の変化等)に応じて、適切なタイミングでドライバに通知を行うことができる。
情報処理装置30は、第3推定部38によって推定される渋滞区間が成長傾向の場合、その渋滞区間を迂回する迂回経路を探索する探索部40を備えることとしてもよい。この場合、通知部41は、所定のタイミングとして、探索部40によって探索される迂回経路の始点よりも移動経路の手前の地点において通知を行うこととしてもよい。
情報処理装置30は、渋滞区間の存在が推定されるだけでは直ちには通知を行わず、迂回経路が探索された後であって車両10(車両10A)が迂回経路の始点に到着するよりも前に通知を行うので、ドライバにとって適切なタイミングで通知を行うことができる。
情報処理装置30では、通知部41は、第3推定部38によって推定される渋滞区間が解消傾向の場合、所定のタイミングとして、車両10(車両10A)がその渋滞区間に到達するよりも前のタイミングで通知を行うこととしてもよい。
すなわち、情報処理装置30は、例えば、車両10(車両10A)の移動経路に渋滞区間が存在し、第2地点への到着予想時間が修正される場合でも、その渋滞区間が単位時間当たりに解消傾向にある場合、渋滞区間の存在が推定されるだけでは直ちには通知を行わず、渋滞区間の解消傾向に応じて到着予想時間を修正の評価が行われた後、すなわち車両10(車両10A)が渋滞区間の始点に到達するよりも前において通知を行う。一例として、情報処理装置30は、例えば、車両10(車両10A)が渋滞区間の始点に到達するタイミングでまだ渋滞区間が解消していない場合には、その始点に到達するよりも前に通知を行う。
これにより、情報処理装置30は、車両10(車両10A)のドライバに対して適切な通知を行うことができ、またドライバが通知を煩わしく感じる可能性を抑制することができる
情報処理装置30では、通知部41は、修正部36が第3情報に基づいて到着予想時間を修正する場合、所定のタイミングとして、その到着予想時間が修正されるタイミングで通知を行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置30は、第3情報に基づいて車両10(車両10A)が走行する道路の交通状況及び車両10(車両10A)のドライバに応じた到着予想時間に修正することができ、直ちに、ドライバに適切な通知を行うことができる。
また、情報処理装置30は、車両10(車両10A)が走行する道路の交通状況及び車両10(車両10A)のドライバに応じて到着予想時間を修正する場合、到着予想時間の変動が相対的に少ない、すなわち渋滞が発生する場合のように、渋滞区間の成長傾向及び解消傾向のいずれかに応じて到着予想時間の変動が相対的に大きくなることはないと推定されるため、到着予想時間が修正されるのと同時(若しくは、ほぼ同時)、又は、到着予想時間が修正されてから遅滞なく通知を行う。これにより、情報処理装置30は、車両10(車両10A)のドライバに対して適切なタイミングで通知を行うことができる。
情報処理装置30では、通知部41は、第2情報に基づいて移動経路における交通量(交通量の変動)が閾値以下の場合、所定のタイミングとして、修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで通知を行うこととしてもよい。
すなわち、情報処理装置30は、交通量が少ない場合、すなわち、車両10(車両10A)の移動経路(少なくとも一部の区間)における他の車両10の流入量と他の車両10の流出量との変動が閾値以下の場合、修正部36によって修正される到着予想時間が頻繁に変動される可能性が少ないと推定して、修正部36によって到着予想時間が修正されるタイミングで通知を行う。
これにより、情報処理装置30は、車両10(車両10A)のドライバに対して適切なタイミングで通知を行うことができ、そのドライバが通知を煩わしく感じる可能性を抑制することができる。
情報処理方法では、コンピュータが、車両10(車両10A)が移動する移動経路に関する第1情報を取得する第1取得ステップと、その移動経路における過去の交通状況に関する第2情報を取得する第2取得ステップと、その移動経路を車両10(車両10A)が移動する場合の車両10(車両10A)の挙動に関する第3情報を取得する第3取得ステップと、第1情報に基づいて車両10(車両10A)が第2地点へ到着する時間(到着予想時間)を推定する第1推定ステップと、第2情報及び第3情報のうち少なくとも一方に基づいて上述した到着予想時間を修正する修正ステップと、その修正ステップにおける処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う通知ステップと、を実行する。
情報処理方法は、車両10(車両10A)のドライバにとって適切なタイミングで通知を行うことができる。またそれに応じて、情報処理方法は、ドライバが通知を煩わしく感じる可能性を抑制することができる。
情報処理プログラムは、コンピュータに、車両10(車両10A)が移動する移動経路に関する第1情報を取得する第1取得機能と、その移動経路における過去の交通状況に関する第2情報を取得する第2取得機能と、その移動経路を車両10(車両10A)が移動する場合の車両10(車両10A)の挙動に関する第3情報を取得する第3取得機能と、第1情報に基づいて車両10(車両10A)が第2地点へ到着する時間(到着予想時間)を推定する第1推定機能と、第2情報及び第3情報のうち少なくとも一方に基づいて上述した到着予想時間を修正する修正機能と、その修正機能の処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う通知機能と、を実現させる。
情報処理プログラムは、車両10(車両10A)のドライバにとって適切なタイミングで通知を行うことができる。またそれに応じて、情報処理プログラムは、ドライバが通知を煩わしく感じる可能性を抑制することができる。
上述した情報処理装置30の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置30の制御部31(第1取得部32、第2取得部33、第3取得部34、第1推定部35、修正部36(第2推定部37、第3推定部38及び修正確定部39)、探索部40及び通知部41)は、コンピュータの演算処理装置等による制御機能(第1取得機能、第2取得機能、第3取得機能、第1推定機能、修正機能(第2推定機能、第3推定機能及び修正確定機能)、探索機能及び通知機能)としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、外部メモリ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、情報処理装置30の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置30の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置30の制御部31(第1取得部32、第2取得部33、第3取得部34、第1推定部35、修正部36(第2推定部37、第3推定部38及び修正確定部39)、探索部40及び通知部41)は、コンピュータの演算処理装置等を構成する制御回路(第1取得回路、第2取得回路、第3取得回路、第1推定回路、修正回路(第2推定回路、第3推定回路及び修正確定回路)、探索回路及び通知回路)として実現されてもよい。
また、情報処理装置30の通信部42、表示部43及び記憶部44(出力部)は、例えば、演算処理装置等の機能を含む通信機能、表示機能及び記憶機能(出力機能)として実現されもよい。また、情報処理装置30の通信部42、表示部43及び記憶部44は、例えば、集積回路等によって構成されることにより通信回路、表示回路及び記憶回路(出力回路)として実現されてもよい。また、情報処理装置30の通信部42、表示部43及び記憶部44(出力部)は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより通信装置、表示装置及び記憶装置(出力装置)として構成されてもよい。
1 情報処理システム
10 車両
20 サーバ
30 情報処理装置
31 制御部
32 第1取得部
33 第2取得部
34 第3取得部
35 第1推定部
36 修正部
37 第2推定部
38 第3推定部
39 修正確定部
40 探索部
41 通知部
42 通信部
43 表示部
44 記憶部

Claims (10)

  1. 第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する第1取得部と、
    移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する第2取得部と、
    移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報を取得する第3取得部と、
    前記第1取得部によって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定する第1推定部と、
    前記第2取得部によって取得する第2情報及び前記第3取得部によって取得する第3情報のうち少なくとも第3情報に基づいて、前記第1推定部によって推定される到着時間を修正する際に、第3情報に基づいて移動体の信号停止を推定し、当該信号停止の回数が相対的に多い場合に到着時間を遅くする修正部と、
    前記第1推定部によって推定される到着時間と、前記修正部によって修正される修正後の到着時間との差が予め設定される閾値以上の場合、前記修正部の処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う際に、移動体の信号停止回数が相対的に少なくなると、到着時間の修正理由と修正後の到着時間とを通知する通知部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記修正部は、
    前記第2取得部によって取得する第2情報に基づいて、移動経路のうち少なくとも一部の区間において車両による渋滞が発生している区間を推定する第2推定部と、
    過去の第2情報に基づいて、前記第2推定部によって推定される渋滞区間の単位時間当たりの成長傾向、又は、渋滞区間の単位時間当たりの解消傾向を推定する第3推定部と、
    前記第3推定部によって推定される成長傾向及び解消傾向に応じて、到着時間を修正する修正確定部と、
    を備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第3推定部は、前記第2推定部によって推定される渋滞区間を走行する車両の交通密度の推移が大きくなる場合に成長傾向と推定し、前記交通密度の推移が小さくなる場合に解消傾向と推定し、前記交通密度の推移に変化がなければ安定と推定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知部は、第3推定部によって推定される渋滞区間の傾向が成長傾向から安定に変化する場合、渋滞区間の傾向が安定から成長傾向に変化する場合、解消から安定傾向に変化する場合、及び、安定から解消傾向に変化する場合に、到着時間の通知を行う
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第3推定部によって推定される渋滞区間が成長傾向の場合、前記第2推定部によって推定される渋滞区間を迂回する迂回経路を探索する探索部を備え、
    前記通知部は、所定のタイミングとして、前記探索部によって探索される迂回経路の始点よりも移動経路の手前の地点において迂回経路の通知を行う
    請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通知部は、前記第3推定部によって推定される渋滞区間が解消傾向の場合、所定のタイミングとして、前記第2推定部によって推定される渋滞区間に到達するよりも前のタイミングで到着時間の通知を行う
    請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知部は、前記修正部が第3情報に基づいて前記第1推定部によって推定される到着時間を修正する場合、所定のタイミングとして、前記修正部によって到着時間が修正されるタイミングで到着時間の通知を行う
    請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記修正部は、移動体の挙動としてドライバの安全運転の傾向がある場合、到着時間を遅くし、
    前記通知部は、ドライバに安全運転の傾向があり、前記第2取得部によって取得する第2情報に基づいて移動経路における交通量の変動が閾値以下の場合、所定のタイミングとして、前記修正部によって到着時間が修正されるタイミングで到着時間の通知を行う
    請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータが、
    第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する第1取得ステップと、
    移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する第2取得ステップと、
    移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報を取得する第3取得ステップと、
    前記第1取得ステップによって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定する推定ステップと、
    前記第2取得ステップによって取得する第2情報及び前記第3取得ステップによって取得する第3情報のうち少なくとも第3情報に基づいて、前記推定ステップによって推定される到着時間を修正する際に、第3情報に基づいて移動体の信号停止を推定し、当該信号停止の回数が相対的に多い場合に到着時間を遅くする修正ステップと、
    前記推定ステップによって推定される到着時間と、前記修正ステップによって修正される修正後の到着時間との差が予め設定される閾値以上の場合、前記修正ステップの処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う際に、移動体の信号停止回数が相対的に少なくなると、到着時間の修正理由と修正後の到着時間とを通知する通知ステップと、
    を実行する情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    第1地点から第2地点へ向かう移動経路に関する第1情報を取得する第1取得機能と、
    移動経路における交通状況に関する第2情報を取得する第2取得機能と、
    移動経路を移動する場合の移動体の挙動に関する第3情報を取得する第3取得機能と、
    前記第1取得機能によって取得する第1情報に基づく移動経路を移動する場合の第2地点への到着時間を推定する推定機能と、
    前記第2取得機能によって取得する第2情報及び前記第3取得機能によって取得する第3情報のうち少なくとも第3情報に基づいて、前記推定機能によって推定される到着時間を修正する際に、第3情報に基づいて移動体の信号停止を推定し、当該信号停止の回数が相対的に多い場合に到着時間を遅くする修正機能と、
    前記推定機能によって推定される到着時間と、前記修正機能によって修正される修正後の到着時間との差が予め設定される閾値以上の場合、前記修正機能の処理に応じて、所定のタイミングで通知を行う際に、移動体の信号停止回数が相対的に少なくなると、到着時間の修正理由と修正後の到着時間とを通知する通知機能と、
    を実現させる情報処理プログラム。
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