JP7425252B1 - 物干し具 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、
「アイロンかけの時間と手間とを省いて、洗った衣類を乾燥時にしわのない状態に仕上げたり、着用後しわのよった衣類のしわ取りを行える衣類のしわ伸ばし器を提供する」ことを課題とし、(同文献0006段落)
「2本の細長い弾性部材(A)、(A)の間に、弾力伸縮機構(B)を1以上取り付けた構造になっている」しわ伸ばし器
が記載されている(同文献0008段落)。
特許文献2には、
「衣類の洗濯後の乾燥時にしわや縮みの発生を少しでも回避し、乾燥後のアイロン掛け作業回数の低減を図り、家事労働を軽減すること」を課題とし、
「吊り具、1対の押圧板、この1対の押圧板の間に設けた伸張具及び1対の押圧板の間を狭め固定する押圧板収納具とからなり、洗濯後の衣類の筒状部の内部に1対の押圧板を閉方向に狭めて挿入し、挿入後、1対の押圧板の間に設けた伸張具によって、1対の押圧板が開方向に付勢し、衣類の内部から洗濯物を押し広げ、洗濯物を脱着した後は、伸張具を閉方向に圧縮して1対の押圧板の距離を狭め、押圧板収納具で1対の押圧板を固定し収納可能とする、洗濯後衣類の乾燥時において生ずるしわや縮みを防止する伸張式ハンガー及びこれらを衣類により組み合わせた」乾燥時衣類伸張式ハンガー
が記載されている(同文献要約欄)。
衣類を吊すことができるハンガー本体と、
このハンガー本体に連結され、ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置されて衣類を内側から支持して保形するスペーサーとを備え、
このスペーサーは、
ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置される棒体と、
この棒体に設けられ、棒体の軸方向から見て円形で外周部の少なくとも一部が衣類の内面に接触して衣類を内側から保形する円板状ないしリング状の保形体と、
を備えていることを特徴とする。
なお、円形には楕円形も含まれる。
ハンガー本体で衣類を吊るし、ハンガー本体に連結されたスペーサーを、ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置し、衣類を内側から支持して衣類を保形することができる。
スペーサーは、
ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置される棒体と、
この棒体に設けられ、棒体の軸方向から見て円形で外周部の少なくとも一部が衣類の内面に接触して衣類を内側から保形する円板状ないしリング状の保形体と、
を備えているので、
衣類は、その内面が円板状ないしリング状の保形体の外周部と接触して保形されるとともに、衣類の内側には円板状ないしリング状の保形体によって空気が流れる空間が形成されることとなる。
しかも、衣類は、上記スペーサによって保形されるので、大きく型崩れすることなく、乾燥されることとなる。
前記円板状ないしリング状の保形体は、前記棒体の軸方向に沿って間隔を隔てて複数個配置されている構成とすることができる。
このように構成すると、棒体の軸方向に沿って間隔を隔てて複数個配置された円板状ないしリング状の保形体によって、衣類の形をより良好に保つことができる。
衣類を吊すことができるハンガー本体と、
このハンガー本体に連結され、ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置され衣類を内側から支持して保形するスペーサーとを備え、
このスペーサーは、
ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置される棒体と、
この棒体に設けられ、棒体の軸方向から見て円形で外周部の少なくとも一部が衣類の内面に接触して衣類を内側から保形する、前記棒体の軸方向に沿って配置された螺旋状の保形体と、
を備えていることを特徴とする。
ハンガー本体で衣類を吊るし、ハンガー本体に連結されたスペーサーを、ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置し、衣類を内側から支持して衣類を保形することができる。
スペーサーは、
ハンガー本体に吊された衣類の内側に配置される棒体と、
この棒体に設けられ、棒体の軸方向から見て円形で外周部の少なくとも一部が衣類の内面に接触して衣類を内側から保形する、前記棒体の軸方向に沿って配置された螺旋状の保形体と、
を備えているので、
衣類は、その内面が前記棒体の軸方向に沿って配置された螺旋状の保形体の外周部と接触して保形されるとともに、衣類の内側には螺旋状の保形体によって空気が流れる空間が形成されることとなる。
しかも、衣類は、上記スペーサによって保形されるので、大きく型崩れすることなく、乾燥されることとなる。
前記棒体は軸方向に伸縮可能な構成とすることができる。
このように構成すると、内側にスペーサーが配置される衣類の形体に応じて棒体ないしスペーサーの長さを調整することができるので、衣類に応じて適切に、当該衣類の形を保ちつつ効率的に乾燥させることができる。
前記スペーサーは、前記衣類が有する袖部の内側に配置される構成とすることができる。
このように構成すると、衣類の特に袖部を、その形を保ちつつ効率的に乾燥させることができる。
前記スペーサーは、前記衣類としてのズボンが有する股下部の内側に配置される構成とすることができる。
このように構成すると、ズボンの特に股下部を、その形を保ちつつ効率的に乾燥させることができる。
前記スペーサーは、前記衣類が有するフード部の内側に配置される構成とすることができる。
このように構成すると、衣類の特にフード部を、その形を保ちつつ効率的に乾燥させることができる。
衣類Cを吊すことができるハンガー本体10と、
このハンガー本体10に連結され、ハンガー本体10に吊された衣類Cの内側C1(図1(d)参照)に配置されて衣類Cを内側C1から支持して保形するスペーサー20とを備えている。
ハンガー本体10に吊された衣類Cの内側C1に配置される棒体21と、
この棒体21に設けられ、棒体21の軸方向から見て円形で外周部22c(図1(d)参照)の少なくとも一部が衣類Cの内面C2に接触して衣類Cを内側C1から保形する円板状ないしリング状の保形体22と、
を備えている。なお、図1(d)ではリング状の保形体22を描いているが、保形体22は円板状であってもかまわない。
ハンガー本体10に吊された衣類Cの内側C1に配置される棒体21と、
この棒体21に設けられ、棒体21の軸方向から見て円形で外周部22cの少なくとも一部が衣類Cの内面C2に接触して衣類Cを内側C1から保形する円板状ないしリング状の保形体22と、
を備えているので、
衣類Cは、その内面C2が円板状ないしリング状の保形体22の外周部22cと接触して保形されるとともに、衣類Cの内側C1には円板状ないしリング状の保形体22によって空気が流れる空間S1が形成されることとなる。
しかも、衣類Cは、スペーサ-20によって保形されるので、大きく型崩れすることなく、乾燥されることとなる。
なお、図4(b)において、15はハンガー本体10のフック部であり、図4(a)においては省略してある。
棒体21としては、公知の適宜の棒体、例えば、合成樹脂製や金属製のパイプを用いることができる。
伸縮可能な棒体21は、公知のテレスコピック構造のものを採用することができる。例えばロッドアンテナ状のものや突っ張り棒タイプのものも採用することができる。
棒体21は、配置される衣類の部位に応じて適宜の太さのものを採用し得る。
保形体22は、配置される衣類の部位に応じて適宜の大きさのものや楕円形のものを採用し得る。
保形体22は合成樹脂製とし、中央部の穴22hには、図2(c)に示すように、棒体21との密着性を高めるためのゴムやスポンジ等22gを設けることが望ましい。
このように構成すると、図3(a)(b)に示すように、棒体21の伸縮応じて螺旋状の保形体22も伸縮させることができる。
なお、螺旋体の両端の円板22k、22kは棒体21に対して固定する。
図3(c)において、22h1は棒体21が挿通される穴である。
なお、図1(c)において10pはズボンの上部を挟むピンチである。
例えば、
10: ハンガー本体
20: スペーサー
21(A,B,C): 棒体
22: 保形体
Claims (4)
- 衣類(C)を吊すことができるハンガー本体(10)と、
このハンガー本体(10)に連結され、ハンガー本体(10)に吊された衣類(C)の内側(C1)に配置され衣類(C)を内側(C1)から支持して保形するスペーサー(20)とを備え、
このスペーサー(20)は、
ハンガー本体(10)に吊された衣類(C)の内側(C1)に配置される棒体(21)と、
この棒体(21)に設けられ、棒体(21)の軸方向から見て円形で外周部(22c)の少なくとも一部が衣類(C)の内面(C2)に接触して衣類(C)を内側(C1)から保形する、前記棒体(21)の軸方向に沿って配置された螺旋状の保形体(22)と、
を備え、
前記棒体(21)は軸方向に伸縮可能であることを特徴とする物干し具。 - 請求項1において、
前記スペーサー(20)は、前記衣類(C)が有する袖部(C3)の内側(C1)に配置されることを特徴とする物干し具。 - 請求項1において、
前記スペーサー(20)は、前記衣類(C)としてのズボンが有する股下部(C5)の内側(C1)に配置されることを特徴とする物干し具。 - 請求項1において、
前記スペーサー(20)は、前記衣類(C)が有するフード部(C6)の内側(C1)に配置されることを特徴とする物干し具。
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