JP7423956B2 - 映像送信装置、映像送信方法、及び、映像送信プログラム - Google Patents

映像送信装置、映像送信方法、及び、映像送信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両運転中の車内を撮影した映像を送信する映像送信装置、映像送信方法、及び、映像送信プログラムに関する。
近年、車両の運転操作の一部または全部を自動的に実施して該車両を自動的に運転する自動運転システムの開発が進められている。この種の自動運転システムでは、車両周囲の状況に応じて、自動運転レベルを切り替えることにより、運転者の負担を軽減する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2016/080070号
ところで、上記した自動運転システムでは、運転者(乗員)が操作することなく、システムが運転操作の全部を行い、該車両を自動的に運転する完全な自動運転の普及にはまだ時間を要する状況にある。このため、現状では、運転者が運転操作を行う手動運転と、システムが運転操作の一部をサポートする自動運転との間で自動運転レベルを切り替えながら走行する自動運転技術が先行することが見込まれる。
このような自動運転技術において、自動運転時に車両が正常に走行している場合であっても運転者(乗員)の健康状態などを適切に見守ることが望まれる。一方、システムが主体的に運転操作を行う場合のように、自動運転レベルによっては運転者が必ずしも運転席に着座しているとは限らない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動運転中の運転者を見守ることができる映像送信装置、映像送信方法、及び、映像送信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る映像送信装置は、自動運転レベルを取得する自動運転情報取得部と、車両に設置されて前記車両の運転席を撮影する第1撮影部と、前記第1撮影部よりも前記車両の内部を広域に撮影する第2撮影部と、前記自動運転レベルがレベル4以上である場合、前記第2撮影部により撮影された映像情報を送信処理させる判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自動運転レベルによって車内の映像情報を切り替えて送信することができ、車両内の運転者の状態を適切に見守ることができる。
図1は、本実施形態に係る車載通信装置を含む車両見守りシステムの構成を示すブロック図である。 図2は、自動運転レベルと運転席への着座の要否の関係を示す図である。 図3は、車載通信装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、車載通信装置が搭載された車両の平面図である。 図5は、車両の部分断面図である。 図6は、サーバの機能構成を示すブロック図である。 図7は、車載通信装置の動作手順を示すフローチャートである。 図8は、サーバの動作手順を示すフローチャートである。 図9は、見守り端末の表示部に表示される表示画面例を示す図である。 図10は、見守り端末の表示部に表示される表示画面例を示す図である。 図11は、見守り端末の表示部に表示される表示画面例を示す図である。 図12は、変形例に係る車載通信装置の機能構成を示すブロック図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る車載通信装置を含む車両見守りシステムの構成を示すブロック図である。図2は、自動運転レベルと運転席への着座の要否の関係を示す図である。車両見守りシステム200は、自動運転が可能な車両に搭乗した運転者(ドライバー)の車内での様子や状態(例えば健康状態など)を見守るシステムである。運転者とは、車両の運転操作をする者であり、自動運転中の車両において運転操作をしていない状態を含むものとする。車両見守りシステム200は、図1に示すように、車両210に搭載された車載通信装置(映像送信装置)1と、サーバ2と、見守り端末3とを備えて構成される。車載通信装置1及び見守り端末3は、それぞれネットワーク4を介してサーバ2に接続されている。このネットワーク4は、各車載通信装置1とサーバ2、または、サーバ2と見守り端末3を中継するものであり、例えば、WI-FI(登録商標)、LTE、5Gなどの無線通信路が用いられる。
車両210は、自動運転が可能な、例えば自動車などの車両である。ここで、自動運転とは、自動運転システム(不図示)が車両210の運転操作の一部または全部を実施して該車両210を自動的に運転するものをいう。自動運転システムは、既存の技術を用いることができ、例えば、車両210に搭載された自動運転制御装置と、車外の道路状況などの情報を外部機器から取得する道路状況取得部と、カメラなどを用いて車両周囲の外界状況の情報を取得する外界状況取得部と、GPS受信機などの位置情報や車速情報などから自車両の走行位置を推定する走行位置推定部などを備えて構成される。自動運転制御装置は、道路状況取得部、外界状況取得部、及び走行位置推定部から得られる自動運転中の走行環境や自車両の走行状態などに基づき、自動運転レベルを選択し、該自動運転レベルに応じた車両の操舵制御、加速制御、及び制動制御を実行する。なお、自動運転システムは上記したものに限るものではなく、他の構成によるものであってもよい。
次に、自動運転レベルについて説明する。自動運転レベルは、上記した自動運転システムの状態を運転者の寄与度などに応じて各レベルに段階的に分類したものであり、例えば、SAE(Society of Automotive Engineers, inc:米国自動車技術会)の規格(J3016)により規定されている。
自動運転レベルは、図2に示すように、レベル0からレベル5までの6段階に分類されている。レベル0(運転自動化なし)は、自動運転システムが介在せずに、運転者が完全に車両を操作する必要がある状態をいう。このため、レベル0は、運転者による手動運転に相当する。また、レベル1(運転支援)は、運転者が主体でステアリング(操舵)、加減速(加速・制動)の操作を行うが、その一部を自動運転システムがサポートする状態をいう。レベル2(部分運転自動化)は、運転者が主体であるものの、ステアリング(操舵)、加減速(加速・制動)のすべての操作を自動運転システムがサポートする状態をいう。
レベル3(条件付き運転自動化)は、高速道路や空港などの特定の走行場所において、自動運転システムが主体ですべての運転操作を行う。ただし、レベル3では、緊急時や自動運転システムがうまく作動しない時には、運転者が自動運転システムに代わって運転操作をする必要がある。
レベル4(高度運転自動化)は、上記した特定の走行場所であれば、緊急時であっても自動運転システムがすべての運転操作を行う。このレベル4では、『自動運転システムがすべての動的運転タスク、及び作動継続が困難な場合への応答を限定領域において持続的に実行する。作動継続が困難な場合、利用者が介入の要求に応答することは期待されない』と定義されている。このため、レベル3とは異なり、レベル4では緊急時にも運転者が対応せず、すべて自動運転システム側が自動運転の主体となり、運転者は自動運転中に運転席に着座する必要がない。レベル5(完全運転自動化)は、場所の限定なく、自動運転システムがすべての運転操作を行う完全自動運転であり、運転者が運転席に着座する必要がない。本明細書における所定レベルは、自動運転中に運転者が運転席に着座することを要しない自動運転レベルをいい、具体的にはレベル4以上である。
このように、自動運転レベルが所定レベル(レベル4)以上の場合、運転者は運転席に着座する必要がなく、車両210内で自由に座席を移動することができる。このため、本実施形態の車両見守りシステム200は、自動運転レベルに応じて、車内を撮影した映像情報を切り替えて見守り端末3に提供するものである。
次に、車両見守りシステム200を構成する車載通信装置1、サーバ2、及び見守り端末3について説明する。図3は、車載通信装置の機能構成を示すブロック図である。図4は、車載通信装置が搭載された車両の平面図であり、図5は車両の部分断面図である。図6は、サーバの機能構成を示すブロック図である。車載通信装置1は、図3に示すように、車外撮影部11、車内撮影部(第1撮影部)12、車内広域撮影部(第2撮影部)13、生体情報取得部14、自動運転情報取得部15、判定部16、セレクタ17、圧縮部18、送信部19、及び記憶部20を備える。
車外撮影部11は、図4及び図5に示すように、例えば、車両210のバックミラー(ルームミラー)211の裏などの車外を撮影するのに適した位置に設置されて車両210前方の車外を撮影するカメラである。車外撮影部11は、有線もしくは無線接続されて撮影した映像情報を圧縮部18に出力する。車内撮影部12は、例えば、車両210のダッシュボード212上などの運転席213を撮影するのに適した位置に設置され、運転席213や運転席213に着座した運転者214を撮影するカメラである。車内広域撮影部13は、車内全体を撮影するカメラである。車内広域撮影部13のレンズは車内撮影部12より広角に撮影できる広角レンズや魚眼レンズなどが装着されている。本実施形態では、車内広域撮影部13は、車両210の天井部215の中央などの車内を広域に撮影するのに適した位置に設置されて、例えば、車両の後部座席216や後部座席216に着座した乗員(自動運転中の運転者を含む)217や、後部座席216を倒して横になって寝た状態にある乗員を撮影する。車内撮影部12、及び車内広域撮影部13は、それぞれ有線もしくは無線接続されて撮影した映像情報をそれぞれセレクタ17に出力する。
生体情報取得部14は、例えば、運転者214の腕などに装着されて運転者214の脈拍数や血圧などの生体情報を常時、または定期的に取得する。この生体情報取得部14は、運転操作を阻害せずに生体情報を取得するのに適した位置に設けるのが好ましい。生体情報取得部14は、無線接続されて取得した生体情報を送信部19に出力する。ここでは、生体情報取得部14は運転者214に装着されているものとしたが、運転者214の運転席213への着座の有無に関わらず、計測できればこれに限らない。例えば、車内撮影部12や車内広域撮影部13などの映像から生体情報を取得してもよい。
自動運転情報取得部15は、車両210に搭載された自動運転システム(不図示)から自動運転中であるか否かを示す自動運転実施情報と、上記した自動運転レベルとを取得する。判定部16は、自動運転情報取得部15が取得した自動運転実施情報及び自動運転レベルに基づき、車両210が自動運転中であるか否か、及び、自動運転レベルが所定レベル(レベル4)以上であるか否かを判定する。また、判定部16は、自動運転実施情報及び自動運転レベルに基づき、セレクタ17や送信部19の動作を制御する。自動運転情報取得部15及び判定部16は、マイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータで構成されているが、車両210のECU(Electronic Control Unit)に上記した機能を実行させてもよい。また、自動運転情報取得部15及び判定部16は、ハードウェアの構成に限るものではなく、ソフトウェアで構成されていてもよいし、さらに、ソフトウェアとハードウェアとを組み合わせて構成してもよい。判定部16の各構成要素を動作させるソフトウェア(プログラム)は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてコンピュータプログラムプロダクトとして提供される。ソフトウェアを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、ソフトウェアをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、ソフトウェアを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。本実施形態では、判定部16は、自動運転レベルに応じて、車内撮影部12及び車内広域撮影部13が撮影した映像情報を切り替え、切り替えられた少なくとも一方を送信部19に送信させる。
セレクタ17には、車内撮影部12及び車内広域撮影部13が撮影した映像情報がそれぞれ入力される。セレクタ17は、判定部16の制御に基づき、入力された車内撮影部12と車内広域撮影部13の各映像情報を切り替え、少なくとも一方の映像情報を出力する。圧縮部18は、車外撮影部11、車内撮影部12及び車内広域撮影部13が撮影した映像情報を送信に適したビットレートに圧縮し、圧縮映像情報を送信部19及び記憶部20に出力する。送信部19は、圧縮映像情報を含む各種情報をサーバ2に送信する。記憶部20は、車外撮影部11、車内撮影部12、及び車内広域撮影部13がそれぞれ撮影したすべての映像情報を含む各種情報を記憶する。この際、記憶部20は、圧縮部18にて圧縮された圧縮映像情報を記憶してもよいし、撮影した映像情報をそのまま記憶してもよい。なお、圧縮部18は、送信部19の通信環境が円滑な通信を可能であれば必ずしも設けることを要しない。
また、車載通信装置1は、図3に示すように、運転情報取得部21、車両特定情報取得部22及び位置情報取得部23と、を備えている。運転情報取得部21は、自動運転システムまたは車両210のECUから、該車両210の速度、加速度、急加速、急減速、ふらつき等を含む運転情報を取得する。取得した運転情報は、送信部19及び記憶部20に出力される。車両特定情報取得部22は、ECUなどから、該車両210の車台番号、車両登録番号等を含む車両情報を取得し、送信部19及び記憶部20に出力する。位置情報取得部23は、自動運転システムまたはGPS受信機(不図示)等から、車両210が走行する現在位置の緯度及び経度情報を含む位置情報を取得し、送信部19及び記憶部20に出力する。ここでは、該車両210の車台番号、車両登録番号等を含む車両情報を取得し、送信部19及び記憶部20に出力するとしたが、該車両210が特定できればよく、例えば、事前に登録しておいた車両が特定できるようなIDやトークンを出力してもよい。
サーバ2は、各車載通信装置1から送信された映像情報を含む各種情報を収集して記憶するとともに、見守り端末3にこれらの情報を提供するものであり、例えば、クラウドやオンプレミスに設置されたコンピュータなどによって構成される。サーバ2は、図6に示すように、受信部31、自動運転情報取得部32、判定部33、生体情報分析部34、運転情報分析部35、送信部36及び記憶部37を備えて構成される。自動運転情報取得部32、判定部33、生体情報分析部34、運転情報分析部35は、マイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータで構成されている。
受信部31は、車載通信装置1から送信された圧縮映像情報を含む各種情報(自動運転実施情報、自動運転レベル、生体情報、車両情報、位置情報、運転情報)を受信する。自動運転情報取得部32は、受信した情報の中から自動運転実施情報と自動運転レベルとを取得する。判定部33は、自動運転情報取得部32が取得した自動運転実施情報及び自動運転レベルに基づき、車両210が自動運転中であるか否か、及び、自動運転レベルが所定レベル(レベル4)以上であるか否かを判定する。また、判定部33は、生体情報分析部34や運転情報分析部35、送信部36の各動作を制御する。
生体情報分析部34は、受信した運転者の生体情報を分析する。この際、受信した自動運転レベルに基づいて、自動運転に対する生体分析結果(自動運転向け生体分析結果)または手動運転に対する生体分析結果(手動運転向け生体分析結果)を出力する。
より具体的には、生体情報分析部34は、受信した自動運転レベルに基づいて、生体情報に含まれる第1のパラメータ群から構成される自動運転向け生体分析結果または生体情報に含まれる第2のパラメータ群から構成される手動運転向け生体分析結果のいずれかを出力する。一例として、自動運転向け生体分析結果は、脈拍数、心拍数、体温や血圧などの生体情報の第1のパラメータ群から構成される。一方、手動運転向け生体分析結果は、脈拍数や血圧などの生体情報の第2のパラメータ群から構成される。所定レベル(レベル4)以上の自動運転レベルでは、運転者が車両210の運転操作をする必要がないため、手動運転と比較して、出力すべき結果が異なるためである。
また、生体情報分析部34は、受信した自動運転レベルに基づいて、生体情報から第1の分析手法により算出された自動運転向け生体分析結果または生体情報から第2の分析手法により算出された手動運転向け生体分析結果のいずれかを出力してもよい。ここで生体情報から第1の分析手法により算出された自動運転向け生体分析結果の一例を説明する。生体情報分析部34は、運転者の日常生活における脈拍数(安静覚醒時脈拍数)と自動運転中の脈拍数(自動運転時脈拍数)から自動運転向け生体分析結果を式1に従って演算することができる。なお、式1において、ABS()は絶対値を算出する。
自動運転向け生体分析結果=安静覚醒時脈拍数-ABS(安静覚醒時脈拍数-自動運転時脈拍数)・・・式1
自動運転向け生体分析結果は、安静覚醒時脈拍数を最大値としており、安静覚醒時脈拍数に近いほどリラックスしていることを示す。
一方、生体情報から第2の分析手法により算出された手動運転向け生体分析結果の一例について説明する。生体情報分析部34は、例えば、運転中に単位期間(1分)あたりの脈拍数を複数(10回)測定し、この脈拍の平均値と、脈拍のばらつきを手動運転向け生体分析結果として演算する。脈拍の平均値と、脈拍のばらつきは、運転に対する集中度を示す。
ここでは、生体情報分析部34は、自動運転向け生体分析結果及び手動運転向け生体分析結果を脈拍数から算出したが、心拍数から同様に算出してもよいし、心拍数、体温や血圧を同様に算出して各算出結果を乗算してもよい。また、生体情報分析部34は、算出した結果を直接出力するのではなく、特定の閾値を設け、算出した結果からリラックスの度合いや集中度合いなどを判定し、これらを示す指標を出力してもよい。
さらに、生体情報分析部34は、脈拍など生体情報を用いずに、受信した自動運転レベルに基づいて、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報から、第3の分析手法により分析された自動運転向け生体分析結果または第4の分析手法により分析された手動運転向け生体分析結果のいずれかを出力してもよい。
ここで、映像情報から、第3の分析手法により分析された自動運転向け生体分析結果の一例について説明する。生体情報分析部34は、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報から、運転者や乗員が運転席213や後部座席216に着座している場合に、体軸に対して顔(頭部)の傾きの角度が前後左右のいずれかの方向に所定角度(例:15度)以上の状態が所定期間以上連続していると判定された場合には警告情報を自動運転向け生体分析結果として出力してもよい。
一方、映像情報から、第4の分析手法により分析された手動運転向け生体分析結果の一例について説明する。生体情報分析部34は、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報から、所定時間内の運転者の瞬きの回数や、あくびの回数を解析し、所定の閾値以上である場合には警告情報を手動運転向け生体分析結果として出力してもよい。
さらに、生体情報分析部34は、受信した自動運転レベルに基づいて、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報及び生体情報から、第5の分析手法により分析された自動運転向け生体分析結果または第6の分析手法により分析された手動運転向け生体分析結果のいずれかを出力してもよい。
ここで、映像情報及び生体情報から、第5の分析手法により分析された自動運転向け生体分析結果の一例を説明する。生体情報分析部34は、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報から運転者が仰向けやうつ伏せの状態で一定期間継続して横たわっていると分析された場合には、安眠状態であるのか失神状態(危険な状態)であるのかを区別するために、日常生活における安眠時の生体情報(脈拍、心拍数、体温、血圧)と自動運転中に運転者が横たわっている時の生体情報(脈拍、心拍数、体温、血圧)の比率を生体情報毎に演算し、これらの比率の少なくとも1つが生体情報毎に設定された所定区間(例:85%から115%)から外れた場合には失神状態にあると判定して、警告情報を自動運転向け生体分析結果として出力してもよい。また、生体情報分析部34は、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報から運転者と乗員が対面している状態(顔と顔が向き合っている)と分析されて、上述した式1で算出した値が所定値よりも低い場合には、運転者が緊張状態にあると判断して、警告情報を自動運転向け生体分析結果として出力してもよい。
一方、映像情報及び生体情報から、第6の分析手法により分析された手動運転向け生体分析結果の一例を説明する。生体情報分析部34は、車内撮影部12または車内広域撮影部13が撮影した映像情報から、所定時間内の運転者の瞬きの回数や、あくびの回数、顔が所定角度以上に上下左右を向いている(よそ見をしている)回数を解析し、所定の閾値以上である場合には、運転中に単位期間(1分)あたりの脈拍数を複数(10回)測定し、この脈拍の平均値と、脈拍のばらつきが所定の閾値以上のときには、警告情報を手動運転向け生体分析結果として出力してもよい。
運転情報分析部35は、受信した運転情報を分析し、受信した自動運転レベルに基づいて、自動運転向け運転分析結果または手動運転向け運転分析結果を出力する。ここで、自動運転向け運転分析結果には、受信した運転情報(車両の速度、加速度など)に加えて、燃料やバッテリー残量に基づく走行可能距離、目的地までの到着残り時間、ライトの点灯の有無など自動運転時に注意すべき(チェック項目となる)運転情報が含まれる。所定レベル(レベル4)以上の自動運転レベルでは、車両210(自動運転システム)が自己の運転操作をするため、運転情報分析部35は定期的に自動運転向け運転分析結果を出力する。そして、自動運転の継続を阻害する分析結果が出た場合(例えば、目的地に到着するまでに燃料がなくなる場合)には、事前に車載通信装置1(運転者)にその旨を連絡して、燃料の補給を行うことができる。
また、手動運転向け運転分析結果には、受信した運転情報(車両の速度、加速度など)に加えて、急加速、急減速、ふらつき、車間距離などの安全運転の指標となる運転情報が含まれる。なお、生体情報分析部34は、この手動運転向け運転分析結果を組み合わせて、運転者の集中度、眠気、疲れ具合などを分析してもよい。
送信部36は、生体情報分析部34、運転情報分析部35、判定部33、及び受信部31から出力される各種情報を送信する見守り端末3に送信する。また、記憶部37は、生体情報分析部34、運転情報分析部35、判定部33、及び受信部31から出力される各種情報を記憶する。記憶部37に記憶された各種情報は、生体情報分析部34、運転情報分析部35、送信部36から読み出し可能である。また記憶部37には、予め運転者の日常生活における脈拍数(安静覚醒時脈拍数)を記憶してもよい。
また、見守り端末3は、例えば、周知のCPU、ROM、RAMを備えた、例えばコンピュータ装置やスマートフォンなどの携帯端末で構成される。見守り端末3は、図示を省略したが、各種情報を送受信する通信部と、受信した各種情報を表示する表示部と、表示部への表示制御を行う表示制御部とを少なくとも備えて構成されている。
次に、車両見守りシステム200の動作について説明する。図7は、車載通信装置1の動作手順を示すフローチャートである。図8は、サーバの動作手順を示すフローチャートである。まず、車載通信装置1の動作手順について説明する。図7に示すように、車載通信装置1の判定部16は、自動運転情報取得部15が取得した自動運転実施情報に基づき、車両210が自動運転中であるか否かを判定する(ステップS1)。自動運転中でないと判定された(ステップS1;No)場合、処理はステップS3に移行される。また、自動運転中であると判定された(ステップS1;Yes)場合、判定部16は、取得した自動運転レベルが所定レベル(レベル4)以上であるか否かを判定する(ステップS2)。このレベル4は、高度運転自動化レベルであり、運転者が運転席に着座することなく自動運転を実現するレベルである。
この判定において、自動運転レベルがレベル4以上でない場合(ステップS2;No)には、運転者は運転席に着座している必要があるため、判定部16は、運転席を撮影した車内映像を選択し(ステップS3)、車内撮影部12が撮影した映像情報を出力するようにセレクタ17を制御する。一方、自動運転レベルがレベル4以上である場合(ステップS2;Yes)には、運転者は運転席に着座する必要がないため、判定部16は、車内全体を広域に撮影した車内広域映像を選択し(ステップS4)、車内広域撮影部13が撮影した映像情報を出力するようにセレクタ17を制御する。このように、判定部16は、取得した自動運転レベルに応じて車内の映像情報を切り替えて出力させるため、車内の運転者を適切に撮影することができる。
続いて、圧縮部18は、車外撮影部11が撮影した車外映像情報と、セレクタ17から出力された車内映像情報または車内広域映像情報をそれぞれ送信に適したビットレートに圧縮(ステップS5)し、この圧縮映像情報を送信部19に出力する。そして、送信部19は、圧縮映像情報と、自動運転情報取得部15が取得した車両210の自動運転実施情報及び自動運転レベルと、生体情報取得部14が取得した運転者の生体情報と、運転情報取得部21が取得した車両210の運転情報と、車両特定情報取得部22が取得した車両210の車両情報と、位置情報取得部23が取得した車両210位置情報と、をサーバ2に送信する(ステップS6)。なお、本実施形態では、通信量を抑制するために、判定部16は、車内広域映像と車内映像のいずれかを選択して切り替えるものとしたが、車内映像を常に選択し、自動運転実施情報が自動運転中で、かつ自動運転レベルがレベル4以上であれば、車内広域映像を追加して選択するようにしてもよい。
また、ステップS6の後、またはステップS6と並行して、記憶部20は、車外撮影部11、車内撮影部12、及び車内広域撮影部13がそれぞれ撮影したすべての映像情報と、自動運転情報取得部15が取得した車両210の自動運転実施情報及び自動運転レベルと、生体情報取得部14が取得した運転者の生体情報と、運転情報取得部21が取得した車両210の運転情報と、車両特定情報取得部22が取得した車両210の車両情報と、位置情報取得部23が取得した車両210位置情報と、を記憶し(ステップS7)、処理を終了する。このステップS1~S7の処理は、所定時間ごとに繰り返し実行される。
次に、サーバ2の動作手順について説明する。図8に示すように、サーバ2の判定部33は、受信した自動運転実施情報に基づき、該当する車両210が自動運転中であるか否かを判定する(ステップS21)。自動運転中でないと判定された(ステップS21;No)場合、処理はステップS23に移行される。また、自動運転中であると判定された(ステップS21;Yes)場合、判定部33は、取得した自動運転レベルが所定レベル(レベル4)以上であるか否かを判定する(ステップS22)。
この判定において、自動運転レベルがレベル4以上でない場合(ステップS22;No)には、生体情報分析部34は、受信した運転者の生体情報を分析して運転者の集中度を含む手動運転向け生体分析結果を生成する(ステップS23)。また、運転情報分析部35は、車両の運転情報を分析して安全運転の指標となる運転情報を含む手動運転向け運転分析結果を生成する(ステップS24)。
一方、自動運転レベルがレベル4以上である場合(ステップS22;Yes)には、生体情報分析部34は、受信した運転者の生体情報を分析して、運転者のリラックス度を含む自動運転向け生体分析結果を生成する(ステップS25)。また、運転情報分析部35は、車両の運転情報を分析して自動運転時のチェック項目となる自動運転向け運転分析結果を生成する(ステップS26)。
送信部36は、受信した圧縮映像データ、自走運転実施情報、自動運転レベル、車両情報、位置情報、生体情報、運転情報に加えて、生成した自動運転向け運転分析結果または手動運転向け運転分析結果、自動運転向け生体分析結果または手動運転向け生体分析結果を見守り端末3に送信する(ステップS27)。また、ステップS27の後、またはステップS27と並行して、記憶部37は、受信した圧縮映像情報、自走運転実施情報、自動運転レベル、車両情報、位置情報、生体情報、運転情報に加えて、生成した自動運転向け運転分析結果または手動運転向け運転分析結果、自動運転向け生体分析結果または手動運転向け生体分析結果を記憶し(ステップS28)、処理を終了する。このステップS21~S28の処理は、所定時間ごとに繰り返し実行される。
次に、見守り端末3の情報表示例について説明する。図9~図11は、見守り端末の表示部に表示される表示画面例を示す図である。図9に示すように、見守り端末3は、各種の情報を表示する表示部40を備える。この表示部40は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成されたモニタ部である。表示部40は、複数の領域に区画されており、本実施形態では、運転情報表示エリア41、生体情報表示エリア42、地図表示エリア43、映像表示エリア44、及び優先映像表示エリア45の5つに区画されて表示されている。優先映像表示エリア45は、各エリアの中で最も大きく、表示部40の約半分の大きさに設定されている。運転情報表示エリア41、生体情報表示エリア42、地図表示エリア43及び映像表示エリア44は、それぞれ等分割されている。各エリアの大きさは、一例であり、適宜変更してもよい。
図9では、自動運転レベルがレベル4未満(手動運転中)の場合の画面表示例を示している。この場合、運転情報表示エリア41、生体情報表示エリア42には、それぞれ手動運転向け運転分析結果51、手動運転向け生体分析結果52が表示される。また、地図表示エリア43には、見守り端末3が取得した地図情報53と、車両210の現在の位置情報に基づく自車両アイコン210Aが表示される。また、映像表示エリア44には、圧縮映像情報に含まれる車内映像情報54が表示され、優先映像表示エリア45には、圧縮映像情報に含まれる車外映像情報55が表示される。
自動運転レベルがレベル4未満では、運転者は、運転席に着座している必要がある。このため、映像表示エリア44には、上記した車内撮影部12が撮影した運転席及び運転者を含む車内映像情報54が表示される。また、生体情報表示エリア42には、例えば、運転者の集中度を含む手動運転向け生体分析結果52が表示されるため、画面を通じて、手動運転中の運転者の様子や状態を適切に見守ることができる。なお、車内映像情報54を優先映像表示エリア45に切り替えて表示してもよい。
また、自動運転レベルがレベル4以上の場合には、図10に示すように、自動運転中の画面表示例が表示される。この場合、運転情報表示エリア41、生体情報表示エリア42には、それぞれ自動運転向け運転分析結果61、自動運転向け生体分析結果62が表示される。また、映像表示エリア44には、圧縮映像情報に含まれる車外映像情報55が表示され、優先映像表示エリア45には、圧縮映像情報に含まれる車内広域映像情報56が表示される。自動運転レベルがレベル4以上では、運転者は、運転席に着座している必要がないため、優先映像表示エリア45には、上記した車内広域撮影部13が車内全体を撮影した車内広域映像情報56が表示される。また、生体情報表示エリア42には、例えば、運転者のリラックス度を含む自動運転向け生体分析結果52が表示されるため、画面を通じて、自動運転中の運転者の様子や状態を適切に見守ることができる。
さらに、自動運転レベルがレベル4以上の場合には、図11に示すように、車内映像情報54及び車内広域映像情報56を含む自動運転中の画面表示例を表示することもできる。この場合、映像表示エリア44には、車内映像情報54が表示されるため、運転者が車内のどこにいても映像情報として表示することができ、画面を通じて、自動運転中の運転者の様子や状態を適切に見守ることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図12は、変形例に係る車載通信装置の機能構成を示すブロック図である。上記実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。この変形例では、車載通信装置1Aは、上記した生体情報分析部34と、運転情報分析部35とを備えている点で構成を異にしている。
すなわち、生体情報分析部34は、車載通信装置1A内で、自動運転向け運転分析結果または手動運転向け運転分析結果を生成し、また、運転情報分析部35は、自動運転向け生体分析結果または手動運転向け生体分析結果を生成する。このため、上記実施形態のように、サーバ2で分析処理をする必要がなく、装置構成の簡素化を実現できる。なお、図12では、記憶部20には、生体情報分析部34から出力される自動運転向け生体分析結果と手動運転向け生体分析結果との少なくとも一方、及び、運転情報分析部35から出力される自動運転向け生体分析結果と手動運転向け生体分析結果との少なくとも一方が記憶されるようになっているが、これに限るものではない。具体的には、生体情報取得部14及び運転情報取得部21からそれぞれ出力される生体情報や運転情報を合わせて記憶部20に記憶してもよい。
以上、本実施形態によれば、自動運転レベルを取得する自動運転情報取得部15と、車両210に設置されて車両210の運転席213を撮影する車内撮影部12と、車内撮影部12よりも車両210の内部を広域に撮影する車内広域撮影部13と、自動運転レベルがレベル4以上である場合、車内広域撮影部13により撮影された車内広域映像情報を送信処理させる判定部16とを備えるため、自動運転レベルに応じて車内の映像情報を切り替えて送信することができ、車内の運転者の状態を適切に見守ることができる。
また、本実施形態によれば、車内撮影部12及び車内広域撮影部13により撮影される車内映像情報及び車内広域映像情報がそれぞれ入力され、これら入力された各映像情報の少なくとも一方を出力するセレクタ17と、セレクタ17から出力された映像情報を送信する送信部19と、を備え、判定部16は、自動運転レベルがレベル4未満の場合、車内広域撮影部13により撮影された車内広域映像情報を送信部19に出力させるようにセレクタ17を制御し、自動運転レベルがレベル4以上の場合、車内撮影部12及び車内広域撮影部13により撮影された車内映像情報と車内広域映像情報映像情報との両方を送信部19に出力させるようにセレクタ17を制御するため、取得した自動運転レベルに応じて車内の映像情報を切り替えて出力することができ、車内の運転者を適切に撮影することができる。
また、本実施形態によれば、車両210の運転者の生体情報を取得する生体情報取得部14と、取得した生体情報を分析した手動運転向け生体分析結果及び自動運転向け生体分析結果を出力する生体情報分析部34と、を備え、判定部16は、自動運転中の自動運転レベルがレベル4未満の場合、生体情報分析部34に手動運転向け生体分析結果を出力させ、自動運転中の自動運転レベルがレベル4以上の場合、生体情報分析部34に自動運転向け生体分析結果を出力させるため、自動運転中の運転者の生体情報を適切に見守ることができる。
また、本実施形態によれば、生体情報分析部34は、生体情報と、車内撮影部12または車内広域撮影部13により撮影された映像情報と、を分析した手動運転向け生体分析結果及び自動運転向け生体分析結果を出力するため、自動運転中の運転者の生体情報を適切に見守ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
1、1A 車載通信装置(映像送信装置)
2 サーバ
3 見守り端末
11 車外撮影部
12 車内撮影部(第1撮影部)
13 車内広域撮影部(第2撮影部)
14 生体情報取得部
15 自動運転情報取得部
16 判定部
17 セレクタ
19 送信部
20 記憶部
34 生体情報分析部
35 運転情報分析部
51 手動運転向け運転分析結果
52 手動運転向け生体分析結果(手動運転に対する生体分析結果)
61 自動運転向け運転分析結果
62 自動運転向け生体分析結果(自動運転に対する生体分析結果)
200 運転見守りシステム
210 車両
213 運転席
214 運転者

Claims (6)

  1. 自動運転レベルを取得する自動運転情報取得部と、
    車両に設置されて前記車両の運転席を撮影する第1撮影部と、
    前記第1撮影部よりも前記車両の内部を広域に撮影する第2撮影部と、
    前記自動運転レベルがレベル4以上である場合、前記第2撮影部により撮影された映像情報を送信処理させる判定部と、
    を備えることを特徴とする映像送信装置。
  2. 前記第1撮影部及び前記第2撮影部により撮影される映像情報がそれぞれ入力され、これら入力された映像情報の少なくとも一方を出力するセレクタと、
    前記セレクタから出力された映像情報を送信する送信部と、を備え、
    前記判定部は、前記自動運転レベルが前記レベル4未満の場合、前記第1撮影部により撮影された映像情報を前記送信部に出力させるように前記セレクタを制御し、前記自動運転レベルが前記レベル4以上の場合、前記第1撮影部及び前記第2撮影部により撮影された両方の映像情報を前記送信部に出力させるように前記セレクタを制御することを特徴とする請求項1に記載の映像送信装置。
  3. 前記車両の運転者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
    取得した生体情報を分析した手動運転に対する生体分析結果及び自動運転に対する生体分析結果を出力する生体情報分析部と、を備え、
    前記判定部は、前記自動運転中の前記自動運転レベルが前記レベル4未満の場合、前記生体情報分析部に手動運転に対する生体分析結果を出力させ、前記自動運転中の前記自動運転レベルが前記レベル4以上の場合、前記生体情報分析部に自動運転に対する生体分析結果を出力させることを特徴とする請求項1または2に記載の映像送信装置。
  4. 前記生体情報分析部は、前記生体情報と、前記第1撮影部または前記第2撮影部により撮影された映像情報と、を分析した手動運転に対する生体分析結果及び自動運転に対する生体分析結果を出力することを特徴とする請求項3に記載の映像送信装置。
  5. 自動運転レベルを取得するステップと、
    車両の運転席を撮影する第1の撮影ステップと、
    前記第1の撮影ステップよりも前記車両の内部を広域に撮影する第2の撮影ステップと、
    前記自動運転レベルがレベル4以上である場合、前記第2の撮影ステップにより撮影された映像情報を送信処理させるステップと、
    を備えることを特徴とする映像送信方法。
  6. 自動運転レベルを取得するステップと、
    車両の運転席を撮影する第1の撮影ステップと、
    前記第1の撮影ステップよりも前記車両の内部を広域に撮影する第2の撮影ステップと、
    前記自動運転レベルがレベル4以上である場合、前記第2の撮影ステップにより撮影された映像情報を送信処理させるステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする映像送信プログラム。
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