JP7422956B1 - 非侵襲成分分析装置 - Google Patents

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Abstract

励起光源(1)は、サンプル載置面上に載置されるサンプル(5)に向けて光学媒質(3)中を進む励起光を放射する。プローブ光源(2)は、光学媒質(3)中を進むプローブ光を放射する。光位置検出器(4)は、光学媒質(3)から出射される出射プローブ光の水平方向の位置を表わす信号および高さ方向の位置を表わす信号を出力する。差動検出器(10)は、水平方向の位置を表わす信号と高さ方向の位置を表わす信号との差動信号を出力する。演算器(11)は、差動検出器(10)から出力される信号に基づいて、サンプルの測定したい成分の量または濃度を算出する。

Description

本開示は、非侵襲成分分析装置に関する。
従来から、物質の非侵襲成分分析装置および非侵襲成分分析装置が知られている。たとえば、特表2017-519214号公報(特許文献1)に記載の方法は、光学媒質を物質の表面に配置し、光学媒質の表面の少なくとも一つの領域が物質表面と接触するようにするステップと、励起波長を有する励起光束を物質表面と接触する光学媒質の表面の領域を介して物質表面に照射するステップと、光学媒質を介して、物質表面と直接接触する光学媒質の表面領域上にプローブ光束を出射するステップであって、光学媒質と物質表面との境界面でプローブ光束と励起光束とが重複し、境界面でプローブ光束が反射されるようにプローブ光束を出射するステップと、励起光束の波長に応じた、反射されたプローブ光束の偏向を直接的又は間接的に検出するステップと、起光束の波長に依存した、反射されたプローブ光束の偏向に基づき物質を分析するステップを備える。
特表2017-519214公報
特許文献1に記載の方法では、反射されたプローブ光束の偏向を直接的又は間接的に検出するためにフォトダイオードが用いられる。
外気などの環境によって発生するフォトダイオードの振動が原因で分析精度が低下する問題がある。プローブ光束の偏向は、励起光の照射との位置関係により決定されるが、必ずしも水平方向もしくは高さ方向のいずれかの1次元方向になるとは限らず、2次元方向に対して変化する場合もある。フォトダイオードは、対応している次元方向の信号成分のみを検出するため、信号強度が小さくなることがある。その結果、分析精度が低下する。
それゆえに、本開示の目的は、高精度な非侵襲成分分析装置を提供することである。
本開示の非侵襲成分分析装置は、サンプル載置面を含む光学媒質と、サンプル載置面上に載置されるサンプルに向けて光学媒質中を進む励起光を放射する励起光源と、光学媒質中を進むプローブ光を放射するプローブ光源と、光学媒質から出射される出射プローブ光の水平方向の位置を表わす信号および高さ方向の位置を表わす信号を出力する光位置検出器と、水平方向の位置を表わす信号と高さ方向の位置を表わす信号との差動信号を出力する差動検出器と、差動検出器から出力される信号に基づいて、サンプルの測定したい成分の量または濃度を算出する演算器とを備える。
本開示の非侵襲成分分析装置は、光学媒質から出射される出射プローブ光の水平方向の位置を表わす信号および高さ方向の位置を表わす信号を出力する光位置検出器と、水平方向の位置を表わす信号と高さ方向の位置を表わす信号との差動信号を出力する差動検出器とを備えることによって、高精度な成分分析が可能となる。
実施の形態1に係る非侵襲成分分析装置の構成を表す図である。 (a)および(b)は、プローブ光7の光路を表わす図である。 (a)は、入射プローブ光7が屈折率勾配領域8に対して水平方向において中央に入射される例を示す図である。(b)は、入射プローブ光7が屈折率勾配領域8に対して水平方向において中央以外に入射される例を示す図である。 光位置検出器4の構造を表わす図である。 実施の形態2の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。 実施の形態3の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。 実施の形態4の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。 実施の形態5の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の非侵襲成分分析装置の構成を表す図である。非侵襲成分分析装置は、励起光源1、プローブ光源2、光学媒質3、光位置検出器4、差動検出器10、および演算器11を備える。
励起光源1は、少なくとも1つ以上の赤外光源を備える。励起光源1は、サンプル5の測定したい成分の励起波長(指紋スペクトルの波長)を含む全ての波長域、あるいは一部の波長域の赤外光を放出する広帯域の量子カスケードレーザを含む。測定したい成分が人体中の糖の場合に、測定に使用する波長を例えばλ1,λ2,λ3とする。波長λ1,λ2の光は、人体中の糖の励起波長であって、人体中の糖により吸収される。λ3の光は、人体中の糖による吸収されず、参照波長として使用される。測定に使用する波長は4個の波長以上としてもよい。
励起光源1から放出された赤外光は、励起光6として光学媒質3を透過し、サンプル5に入射する。例えば生体に含まれる成分を測定する場合は、生体の指、腕、耳などの皮膚から励起光6を入射し、生体の内部に含まれる物質による光の吸収、例えば間質液に含まれる物質の吸収などを測定する。
プローブ光源2は、プローブ光7を放射する。プローブ光7は、光学媒質3の第3面33から光学媒質3に入射する。プローブ光7は、第3面33で屈折されて、光学媒質3(第2面32)とサンプル5との間の界面に向けて、光学媒質3中を進む。
図2(a)および(b)は、プローブ光7の光路を表わす図である。
サンプル載置面(第2面32)の平面視において、光学媒質3中におけるプローブ光7の光路は、サンプル載置面(第2面32)のうち励起光6によって照射される部分と一部(図2(a))または全部(図2(b))と重なっている。
プローブ光7は、光学媒質3(第2面32)とサンプル5との間の界面で内部全反射される。プローブ光7が光学媒質3中を進む間、プローブ光7は、サンプル5の吸収熱により光学媒質3内に生じた屈折率勾配領域8中を進む。プローブ光7は、屈折率勾配領域8で屈折されて、プローブ光7の進行方向が変わる。プローブ光7は、光学媒質3の第4面34から出射される。
プローブ光源2から出力される光の波長は、光学媒質3を透過する波長帯であればどの波長帯でもよい。例えば、多くの用途で量産されており安価な400~900nmの可視光領域、もしくは光ファイバ通信で使用される波長帯1300~1700nmの不可視領域などの波長帯を使用することができる。
光学媒質3は、励起光源1から出射された励起光6とプローブ光源2から出射された入射プローブ光7が透過する材料で構成される。例えば、光学媒質3は、一般的に可視光の波長領域~赤外光の波長領域において透過性が高い硫化亜鉛(ZnS)またはセレン化亜鉛(ZnSe)などの物質で構成される。測定対象が生体測定の場合、生物学的安定性を考慮して、硫化亜鉛(ZnS)が光学媒質3として用いることができる。サンプル5で発生した熱による光学媒質3の屈折率の変化が局所的になるよう、硫化亜鉛(ZnS)またはセレン化亜鉛(ZnSe)よりも熱伝導率の低いカルコゲナイドガラスを用いてもよい。
励起光源1の光出力がゼロ場合(基準状態)について説明する。基準状態では、光学媒質3の内部の状態は一様であるため、プローブ光源2から出力した光は、光学媒質3における入射時と出射時でのみ屈折する。基準状態において、出射プローブ光7aが光位置検出器4に入射する位置を基準位置RPとする。本実施の形態では、プローブ光7aの経路として、光学媒質3とサンプル5の界面で1度全反射する経路が示されているが、光学媒質3中に発生する屈折率勾配領域8を通過する経路であればよく、光学媒質内を2回以上全反射する経路、またはサンプル5との接触面付近を接触面と平行に通過する経路であってもよい。
次に、励起光源1からの出力がある場合について説明する。励起光源1がサンプル5に中の測定を行いたい成分の指紋スペクトル波長の赤外光を励起光6として出力する。励起光6は、光学媒質3を介して、サンプル5に入射する。励起光6は、サンプル5によって吸収される。吸収によって発生する吸収熱がサンプル5に発生する。発生した吸収熱は、光学媒質3に伝搬し、光学媒質3の内部に温度勾配が生じる。光学媒質の屈折率は一般的に温度依存性を有するため、温度勾配に応じて屈折率勾配領域8が形成される。この状態を変化状態とする。
変化状態において、プローブ光源2から出力される入射プローブ光7は、屈折率勾配領域8の中を通過する。入射プローブ光7は、屈折率勾配領域8の中の通過する位置における屈折率の傾斜に従って、屈折する。屈折した入射プローブ光7は、出射プローブ光7bとして光学媒質3から出射され、光位置検出器4に入射する。変化状態において、出射プローブ光7bが光位置検出器4に入射する位置を変化位置CPとする。図1では、高さ方向のみの入射位置を示しているが、入射位置は、水平方向にも変位する。
サンプル5の測定したい成分(つまり、励起光源1から放出された光のある波長における吸収係数が高い成分)が多いと、サンプル5における光の吸収量が大きくなるので、発生する熱量が大きくなる。その結果、屈折率勾配が大きくなる。基準状態において出射プローブ光7aが光位置検出器4に入射する基準位置RPと変化状態において出射プローブ光7bが光位置検出器4に入射する変化位置CPとの差と、サンプル5の測定したい成分量との関係は概ね比例に近い関係になる。
図3(a)は、入射プローブ光7が屈折率勾配領域8に対して水平方向において中央に入射される例を示す図である。入射プローブ光7の軸は、水平方向に変位しない。図3(b)は、入射プローブ光7が屈折率勾配領域8に対して水平方向において中央以外に入射される例を示す図である。入射プローブ光の軸は、屈折率の高い方向に反れる。
光位置検出器4は、水平方向と高さ方向の2次元方向の位置を検出することができる。
図4は、光位置検出器4の構造を表わす図である。
光位置検出器4は、円形もしくは正方形の光受光素子を4分割した領域R1~R4を有する。領域R1、R2、R3、R4の光出力をA1、A2、A3、A4とする。
光位置検出器4は、式(1)に示す水平方向(X方向)の位置信号HOと、式(2)に示す高さ方向(Y方向)の位置信号VOを差動検出器10に出力する。
HO=(A1+A4)-(A2+A3)…(1)
VO=(A1+A2)-(A3+A4)…(2)
差動検出器10は、高さ方向の位置信号VOと水平方向の位置信号HOとの差動信号DFを演算器11に出力する。
演算器11は、励起光源1が励起光を放射していない基準状態において、光位置検出器4で検出された出射プローブ光7aが入射する基準位置RPに基づく差動信号DF(1)と、励起光源1が励起光を放射している変化状態において、光位置検出器4で検出された出射プローブ光7bが入射する変化位置CPに基づく差動信号DF(2)との差に基づいて、サンプル5の測定したい成分の量または濃度を測定する。
実施の形態1では、出射プローブ光7a,7bの水平方向の位置と高さ方向の位置を出力可能な光位置検出器4と、光位置検出器4の出力の差動信号を出力する差動検出器10を用いることによって、水平方向と高さ方向に共通で発生する振動等によるノイズ成分を除去することができる。さらにプローブ光の進行方向の変化により発生した信号の2次元成分全てで検出することによって、光位置検出器4の振動による影響を低減させ、かつ信号成分を大きくすることができるため、高精度な非侵襲成分分析装置が実現可能である。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。実施の形態2の非侵襲成分分析装置が、実施の形態1の非侵襲成分分析装置と相違する点は、実施の形態2の非侵襲成分分析装置が、励起光源1と光学媒質3の間に光チョッパ20を備え、差動検出器10と演算器11との間にロックインアンプ21を備える点である。
光チョッパ20は、励起光6の光路中に配置される。光チョッパ20は、励起光源1から放射される励起光6(連続光)を任意の周波数でチョッピングする。励起光6は、光チョッパ20のチョッピング周波数(光をオン/オフする周波数)に応じた周期でオンオフする断続的な光(パルス光)となり、光学媒質3に入射する。光チョッパ20には、周知の構成を適用することができる。光チョッパ20は、例えば、励起光6の通過を許容する開口部と励起光6を遮る遮光部とが円周方向に配置された回転円板と、当該回転円板を回転させるモータとを有している。モータによって回転円板を周期的に回転させることにより、励起光6をサンプル5に照射するか否かを切り替えることができる。すなわち、励起光6は、光チョッパ20のチョッピング周波数で強度変調を受ける。励起光6のチョッピング周波数は、回転円板の回転速度によって決まる。
光チョッパ20およびロックインアンプ21は図示しない発振器に接続されている。発振器は、光チョッパ20のチョッピング周波数(変調周波数)を設定する。発振器は、励起光6をチョッパ制御するための制御信号を生成し、生成した制御信号を光チョッパ20およびロックインアンプ21に与える。当該制御信号は、光チョッパ20のチョッピング周波数を含む。
ロックインアンプ21は、光位置検出器4から出力される、プローブ光7の位置に関する信号のうち、光チョッパ20のチョッピング周波数(変調周波数)に同期する信号を選択的に増幅する。チョッピング周期のオン期間は、励起光6が照射されている期間に相当する。チョッピング周期のオフ期間は、励起光6が照射されていない期間に相当する。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。実施の形態3の非侵襲成分分析装置が、実施の形態2の非侵襲成分分析装置と相違する点は、実施の形態3の非侵襲成分分析装置が、光位置検出器4と差動検出器10との間にフィルタ30aおよびフィルタ30bを備える点である。
フィルタ30aは、光位置検出器4の高さ方向の位置信号VOの特定の周波数帯域を選択的に透過させる。フィルタ30bは、光位置検出器4の水平方向の位置信号HOの特定の周波数帯域を選択的に透過させる。フィルタ30aおよびフィルタ30bによって、たとえば、励起光源1から出射される励起光6のON-OFF周波数に対応した周波数帯域以外の振動成分が多く含まれている周波数帯域をフィルタで除去することができる。
光位置検出器4から出力される高さ方向の位置信号VOと水平方向の位置信号HOの後段にフィルタ30aとフィルタ30bを備えることによって、信号成分に関わる周波数帯域以外のノイズ成分を除去することができるので、より高精度化が可能となる。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。実施の形態4の非侵襲成分分析装置が、実施の形態2の非侵襲成分分析装置と相違する点は、実施の形態4の非侵襲成分分析装置が、光位置検出器4と差動検出器10との間に利得調整器40aおよび利得調整器40bを備える点である。
利得調整器40aは、光位置検出器4の高さ方向の位置信号VOの出力利得を調整する。利得調整器40bは、光位置検出器4の水平方向の位置信号HOの出力利得を調整する。たとえば、光位置検出器4の高さ方向の位置信号VOのノイズ成分の振幅と水平方向の位置信号HOのノイズ成分の振幅とが相違する場合に、利得調整器40aおよび利得調整器40bによって、差動検出を行った際にノイズ成分を除去できるように振幅を調整することができる。
実施の形態5.
図8は、実施の形態5の非侵襲成分分析装置の構成を表わす図である。実施の形態5の非侵襲成分分析装置が、実施の形態2の非侵襲成分分析装置と相違する点は、実施の形態5の非侵襲成分分析装置は、光位置検出器4に代えて光位置検出器4Aを備え、さらにレーザ制御部50を備える点である。
光位置検出器4Aは、受光した出射プローブ光7a,7bの強度を検出する。具体的には、光位置検出器4Aは、領域R1、R2、R3、R4の光出力A1、A2、A3、A4の総和AOを出力する。
AO=A1+A2+A3+A4…(3)
レーザ制御部50は、総和AOの値に基づいて、プローブ光源2の出力を制御する。これによって、たとえば、光位置検出器4Aへの入射出力強度を常に一定にすることが可能となる。これによって、非侵襲成分分析装置のさらなる高精度化が可能となる。
なお、上記の実施形態は、任意に組み合わせ可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 励起光源、2 プローブ光源、3 光学媒質、4,4A 光位置検出器、5 サンプル、6 励起光、7,7a,7b プローブ光、8 屈折率勾配領域、10 差動検出器、11 演算器、20 光チョッパ、21 ロックインアンプ、30a,30b フィルタ、40a,40b 利得調整器、50 レーザ制御部。

Claims (5)

  1. サンプル載置面を含む光学媒質と、
    前記サンプル載置面上に載置されるサンプルに向けて前記光学媒質中を進む励起光を放射する励起光源と、
    前記光学媒質中を進むプローブ光を放射するプローブ光源と、
    前記光学媒質から出射される出射プローブ光の水平方向の位置を表わす信号および高さ方向の位置を表わす信号を出力する光位置検出器と、
    前記水平方向の位置を表わす信号と前記高さ方向の位置を表わす信号との差動信号を出力する差動検出器と、
    前記差動検出器から出力される信号に基づいて、前記サンプルの測定したい成分の量または濃度を算出する演算器と、を備え
    前記サンプル載置面の平面視において、前記光学媒質中における前記プローブ光の光路は、前記サンプル載置面のうち前記励起光によって照射される部分と重なっている、非侵襲成分分析装置。
  2. 前記励起光源と前記光学媒質との間に配置された光チョッパと、
    前記差動検出器と前記演算器との間に配置され、前記光チョッパのチョッピング周波数に同期する信号を選択的に増幅するロックインアンプとをさらに備えた、請求項1記載の非侵襲成分分析装置。
  3. 前記光位置検出器と前記差動検出器との間に配置され、前記水平方向の位置を表わす信号の特定の周波数帯域を選択的に透過させる第1のフィルタと、
    前記光位置検出器と前記差動検出器との間に配置され、前記高さ方向の位置を表わす信号の特定の周波数帯域を選択的に透過させる第2のフィルタと、をさらに備えた、請求項1に記載の非侵襲成分分析装置。
  4. 前記光位置検出器と前記差動検出器との間に配置され、前記水平方向の位置を表わす信号の利得を調整可能な第1の利得調整器と、
    前記光位置検出器と前記差動検出器との間に配置され、前記高さ方向の位置を表わす信
    号の利得を調整可能な第2の利得調整器と、をさらに備えた、請求項1に記載の非侵襲成分分析装置。
  5. 前記光位置検出器は、前記出射プローブ光の強度を出力し、
    前記出射プローブ光の強度に基づいて、前記プローブ光源の出力を制御するレーザ制御部をさらに備えた、請求項1~のいずれか1項に記載の非侵襲成分分析装置。
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