JP7422570B2 - 作業車両および制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、作業車両および作業車両の制御方法に関する。
従来、特許文献1に示すように、ブレード等の作業機を有する作業車両が知られている。作業車両のオペレータは、作業現場の路面現況に応じてステアリングホイールを操作することにより、作業車両の進行方向を調整する。
作業現場がカーブである場合、オペレータは、カーブの曲率に合わせて、ステアリングホイールの操作と作業機の操作とを複合的に行う必要がある。このような複合的な操作は非常に高度かつ繊細である。
特開昭59-102023号公報
たとえば、ステアリングホイール操作に基づく操舵角の変化に追従するようにブレード推進角を変化させる技術を作業車両に適用することにより、オペレータの操作負担を軽減することが考えられる。
しかしながら、路面状況等によって、作業車両の車輪の動摩擦係数は変動する。また、たとえばモータグレーダの場合、前輪をリーニングさせながら作業が行われることもある。このため、従来では、作業車両の正確な進行方向が把握できない。それゆえ、作業車両の進行方向の変化に対して、ブレード推進角を正確に追従させることは困難である。
本開示は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、作業車両の進行方向の変化に対してブレード推進角を精度良く追従させることが可能な作業車両および作業車両の制御方法を提供することにある。
本開示のある局面に従うと、作業車両は、車体と、ブレードを有する作業機とを備える。車体は、作業機の動作を制御するコントローラと、加速度センサとを含む。コントローラは、加速度センサからの出力に基づいて、ブレードのブレード推進角を制御する。
本開示の他の局面に従うと、作業車両は、旋回サークルと、旋回サークルに支持されたブレードと、フロントフレームと、フロントフレームに動揺可能に取り付けられ、かつ旋回サークルが取り付けられるドローバと、ドローバに設けられた加速度センサと、加速度センサからの出力に基づいて旋回サークルを回転させることにより、ブレードのブレード推進角を制御するコントローラとを備える。
本開示のさらに他の局面に従うと、作業車両の制御方法であって、作業車両は、車体と、ブレードを有する作業機とを含み、車体は、作業機の動作を制御するコントローラと、加速度センサとを有する。制御方法は、コントローラが、加速度センサから出力される信号を受信するステップと、コントローラが、信号に基づいてブレードのブレード推進角を制御するステップとを備える。
本開示のさらに他の局面に従うと、作業車両の制御方法であって、作業車両は、旋回サークルと、旋回サークルに支持されたブレードと、フロントフレームと、フロントフレームに動揺可能に取り付けられ、かつ旋回サークルが取り付けられるドローバと、ドローバに設けられた加速度センサと、コントローラとを含む。制御方法は、コントローラが、加速度センサから出力される信号を受信するステップと、コントローラが、旋回サークルを回転させることにより、ブレードのブレード推進角を制御するステップとを備える。
本開示によれば、作業車両の進行方向の変化に対してブレード推進角を精度良く追従させることが可能となる。
モータグレーダの構成を概略的に示す斜視図である。 モータグレーダの平面図である。 ブレード推進角を説明するための図である。 回動機構の構成の概略について説明する図である。 モータグレーダのリーニング動作を説明する概念図である。 モータグレーダの制御システムの機能的構成を説明する機能ブロック図である。 モータグレーダで実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。 ブレード推進角の自動制御の概要を説明するための図である。 加速度センサの他の設置位置を説明するための図である。 ブルドーザを示す斜視図である。 ブルドーザの要部を拡大した図である。 ブルドーザにおけるブレード推進角を説明するための図である。
以下、実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一部品には、同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
作業車両の一例として、モータグレーダを例に挙げて説明する。図1は、実施形態に基づくモータグレーダ100の構成を概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示されるモータグレーダ100の平面図である。
図1および図2に示されるように、実施形態に基づくモータグレーダ100は、車体2と、作業機4とで構成される。車体2は、走行輪である前輪11と、走行輪である後輪12と、リアフレーム21と、フロントフレーム22と、キャブ3とを主に備えている。前輪11は、左右の片側において一輪ずつを有し、右前輪11Rと、左前輪11Lとを含んでいる。図においては、片側一輪ずつの2つの前輪11と片側二輪ずつの4つの後輪12とからなる走行輪が示されているが、前輪および後輪の数および配置はこれに限られない。
モータグレーダ100は、エンジン室6に配置されたエンジンなどの構成部品を備えている。作業機4は、ブレード42を含む。モータグレーダ100は、ブレード42で整地作業、除雪作業、軽切削、材料混合などの作業を行なうことができる。
以下の図の説明において、モータグレーダ100が直進走行する方向を、モータグレーダ100の前後方向という。モータグレーダ100の前後方向において、作業機4に対して前輪11が配置されている側を、前方向とする。モータグレーダ100の前後方向において、作業機4に対して後輪12が配置されている側を、後方向とする。モータグレーダ100の左右方向、または側方とは、平面視において前後方向と直交する方向である。前方向を見て左右方向の右側、左側が、それぞれ右方向、左方向である。モータグレーダ100の上下方向とは、前後方向および左右方向によって定められる平面に直交する方向である。上下方向において地面のある側が下側、空のある側が上側である。
以下の図においては、前後方向を図中矢印X、左右方向を図中矢印Y、上下方向を図中矢印Zで示している。
リアフレーム21は、フロントフレーム22の後方に配置されている。リアフレーム21は、外装カバー25と、エンジン室6に配置されたエンジンなどの構成部品とを支持している。外装カバー25はエンジン室6を覆っている。リアフレーム21には、上記のたとえば片側二輪ずつの後輪12の各々がエンジンからの駆動力によって回転可能に取付けられている。
キャブ3は、リアフレーム21に搭載されている。キャブ3は、オペレータが搭乗するための室内空間を有しており、リアフレーム21の前端に配置されている。キャブ3は、フロントフレーム22に搭載されていてもよい。
キャブ3の内部には、前輪11を操舵するためのステアリングホイール、変速レバー、作業機4の操作レバー、ブレーキ、アクセルペダルなどの操作部が設けられている。オペレータがステアリングホイールを操作することにより前輪11の向きが変更され、モータグレーダ100は進行方向を変更することが可能である。前輪11の操舵角は、ステアリングホイール操作により変化する。ステアリングホイールの代わりにステアリングレバーを設けて、レバー操作により操舵を可能としてもよい。または、ステアリングホイールとステアリングレバーとの両方を設ける構成とすることも可能である。
フロントフレーム22は、リアフレーム21の前方に取り付けられている。フロントフレーム22の前端部には、上記のたとえば片側一輪ずつの前輪11が回転可能に取り付けられている。また、フロントフレーム22の前端部には、カウンターウェイト51が取り付けられている。
作業機4は、ドローバ40と、旋回サークル41と、ブレード42と、旋回モータ49と、各種のシリンダ44~48とを主に有している。
ドローバ40の前端部は、フロントフレーム22の先端部に揺動可能に取付けられている。ドローバ40の後端部は、一対のリフトシリンダ44,45によってフロントフレーム22に支持されている。この一対のリフトシリンダ44,45の同期した伸縮によって、ドローバ40の後端部がフロントフレーム22に対して上下に昇降可能である。またドローバ40は、リフトシリンダ44,45の異なった伸縮によって、車両進行方向に沿った軸を中心に上下に揺動可能である。
フロントフレーム22とドローバ40の側端部とには、ドローバシフトシリンダ46が取り付けられている。このドローバシフトシリンダ46の伸縮によって、ドローバ40は、フロントフレーム22に対して左右に移動可能である。
旋回サークル41は、ドローバ40の後端部に旋回可能に取付けられている。旋回サークル41は、旋回モータ49によって、ドローバ40に対し車両上方から見て時計方向または反時計方向に旋回駆動可能である。旋回サークル41の旋回駆動によって、平面視におけるフロントフレーム22に対するブレード42の傾斜角度(以下、ブレード推進角とも称する)が調整される。なお図2に示される作業機4では、旋回サークル41は、図1に示される配置と比較して、平面視において反時計回り方向に旋回した位置にある。したがって図2に示されるブレード42は、図1に示されるブレード42とは、異なる位置に配置されている。
ブレード42は、旋回サークル41に支持されている。ブレード42は、旋回サークル41およびドローバ40を介して、フロントフレーム22に支持されている。
ブレードシフトシリンダ47は、旋回サークル41およびブレード42に取り付けられており、ブレード42の長手方向に沿って配置されている。ブレードシフトシリンダ47によって、ブレード42は旋回サークル41に対して左右方向に移動可能である。
チルトシリンダ48は、旋回サークル41およびブレード42に取り付けられている。チルトシリンダ48を伸縮させることによって、ブレード42は旋回サークル41に対してブレード42の長手方向に延びる軸を中心に揺動して、上下方向に向きを変更することができる。
以上のように、ブレード42は、ドローバ40と旋回サークル41とを介して、車両に対する上下の昇降、車両進行方向に沿った軸を中心とする揺動、前後方向に対する傾斜角度の変更、左右方向の移動、および、ブレード42の長手方向に延びる軸を中心とする揺動を行なうことが可能に構成されている。
モータグレーダ100は、加速度センサ9をさらに備えている。本例では、加速度センサ9は、車体2に取り付けられている。加速度センサ9は、フロントフレーム22に取り付けられている。加速度センサ9は、フロントフレーム22の上面に取り付けられている。
加速度センサ9は、フロントフレーム22の下面あるいは側面に取り付けられていてもよい。あるいは、加速度センサ9は、フロントフレーム22内部に取り付けられていてもよい。
モータグレーダ100のメインコントローラ(図6)は、加速度センサ9から、水平面上(X-Y平面上)の加速度を取得することができる。メインコントローラは、取得した加速度に基づき、車体2(モータグレーダ100、フロントフレーム22)の進行方向と速度とを判断することができる。
加速度センサ9の代わりに慣性計測装置を用いてもよい。慣性計測装置は、少なくともジャイロセンサと加速度センサとを含む。慣性計測装置は、IMU(Inertial Measurement Unit)、INU(Inertial Navigation Unit)、IGU(Inertial Guidance Unit)IRU(Inertial Rereference Unit)とも称される。
図3は、ブレード推進角を説明するための図である。
図3に示されるように、ドローバ40は、矢印903の方向に移動する。旋回サークル41は、矢印902の方向に回転する。ブレード42は、矢印901の方向に移動する。ブレード42は、旋回サークル41の旋回駆動により回転軸C1を中心に回転する。ブレード42が回転軸C1を中心に回転することにより、ブレード推進角θが変動する。
第1の仮想線M1は、回転軸C1と直交し、かつブレード42(ブレード42の中心線K)に平行な線である。また、第2の仮想線M2は、回転軸C1と直交し、かつ第1の仮想線M1に直交する線である。なお、第1の仮想線M1と第2の仮想線M2とは、XY平面に平行な線である。
ブレード推進角θは、フロントフレーム22とブレード42とのなす角度である。ブレード推進角θは、フロントフレーム22の軸線Jとブレード42の中心線Kとのなす角度である。ブレード推進角θは、フロントフレーム22の軸線Jと第1の仮想線M1とのなす角度である。ブレード推進角θは、フロントフレーム22の長手方向に対するブレード42の傾斜角度である。
本例においては、図3の状態のブレード推進角θを正の値とする。図3のようにドローバ40が中立位置にある状態において、ブレード42の右端部が左端部よりも前輪側に位置しているときのブレード推進角θを正の値と規定する。ブレード42の左端部が右端部よりも前輪側に位置しているときのブレード推進角θを負の値と規定する。
ブレード推進角θの絶対値は、標準的には、45°~60°の間に設定される。なお、ブレード推進角θの絶対値の範囲は、0°以上90°以下とする。
モータグレーダ100は、リアフレーム21に対してフロントフレーム22を回動させるアーティキュレート動作が可能である。モータグレーダ100は、アーティキュレート動作を行なうための回動機構を備えている。図4は、回動機構の構成の概略について説明する図である。
図4に示されるように、フロントフレーム22と、リアフレーム21とは、連結軸53により連結されている。連結軸53は、上下方向(図4においては紙面垂直方向)に延びている。連結軸53は、キャブ3(図4には不図示)のほぼ下方位置に配置されている。
連結軸53は、フロントフレーム22を、リアフレーム21に対して回動可能に、リアフレーム21に連結している。フロントフレーム22は、連結軸53を中心として、リアフレーム21に対して両方向に旋回可能である。リアフレーム21に対してフロントフレーム22がなす角度が調整可能とされている。
リアフレーム21に対するフロントフレーム22の回動は、キャブ3からの操作により、フロントフレーム22とリアフレーム21との間に連結されたアーティキュレートシリンダ54を伸縮させることで行なわれる。リアフレーム21には角度センサ38が取り付けられており、リアフレーム21に対するフロントフレーム22の回動角度であるアーティキュレート角度を検出する。
フロントフレーム22をリアフレーム21に対して回動させる(アーティキュレートさせる)ことで、モータグレーダ100の旋回時の旋回半径をより小さくすること、および、オフセット走行による溝掘や法切作業が可能である。オフセット走行とは、フロントフレーム22をリアフレーム21に対して回動させる方向と、前輪11をフロントフレーム22に対して旋回させる方向とをそれぞれ逆方向とすることにより、モータグレーダ100を直進走行させることをいう。
図5は、モータグレーダ100のリーニング動作を説明する概念図である。
図5(A)には、左リーニング動作の前輪11の状態が示されている。リーニングシリンダ92の伸縮に従って前輪11が左方向に角度Pだけ傾斜している場合が示されている。これに伴い左旋回時の旋回半径が小さくなる。
図5(B)には、右リーニング動作の前輪11の状態が示されている。リーニングシリンダ92の伸縮に従って前輪11が右方向に角度Qだけ傾斜している場合が示されている。これに伴い右旋回時の旋回半径が小さくなる。
図6は、モータグレーダ100の制御システムの機能的構成を説明する機能ブロック図である。
図6に、メインコントローラ150と、他の周辺機器との関係が示されている。ここでは、周辺機器として、加速度センサ9と、角度センサ38と、作業機レバー118と、スイッチ120と、前輪11を操舵するためのステアリングホイール129と、センサ171と、旋回モータ49と、リフトシリンダ44、45と、ドローバシフトシリンダ46、アーティキュレートシリンダ54とが示されている。
なお、作業機レバー118と、スイッチ120と、ステアリングホイール129とは、キャブ3内に設けられている。
メインコントローラ150は、モータグレーダ100全体を制御するコントローラである。メインコントローラ150は、CPU(Central Processing Unit)、プログラムが格納された不揮発性メモリ等により構成される。
メインコントローラ150は、コントロールバルブ134等を制御する。メインコントローラ150には、作業機レバー118と、スイッチ120と、ステアリングホイール129とが接続される。メインコントローラ150は、作業機レバー118の操作状態に応じたレバー操作信号(電気信号)をコントロールバルブ134に出力する。
コントロールバルブ134は、電磁比例弁である。コントロールバルブ134は、メインコントローラ150と接続される。メインコントローラ150は、作業機レバー118の操作方向および/または操作量に応じた操作信号(電気信号)をコントロールバルブ134に出力する。コントロールバルブ134は、当該操作信号に従って油圧ポンプ(図示せず)から油圧アクチュエータへ供給される作動油の量を制御する。なお、油圧アクチュエータは、たとえば、旋回モータ49、リフトシリンダ44,45、ドローバシフトシリンダ46、ブレードシフトシリンダ47、チルトシリンダ48等である。
メインコントローラ150は、操作内容判定部151と、メモリ155と、コントロールバルブ制御部156とを含む。
センサ171は、旋回サークル41の回転角(ブレード推進角θ)を検出する。センサ171は、当該回転角の情報を、コントロールバルブ制御部156に送信する。
操作内容判定部151は、オペレータによる作業機レバー118に対する操作内容を判定する。操作内容判定部151は、判定結果をコントロールバルブ制御部156に出力する。
メモリ155は、各種情報を格納する。
コントロールバルブ制御部156は、出力する動作指令である電流値の大きさに応じてコントロールバルブ134を制御することにより、旋回モータ49の駆動を制御する。また、コントロールバルブ制御部156は、センサ171からサークル回転角の情報を受信する。コントロールバルブ制御部156は、センサ171からのサークル回転角の情報により、コントロールバルブ134への動作指令である電流値を補正する。
加速度センサ9は、計測結果を、メインコントローラ150に送る。加速度センサ9は、加速度をメインコントローラ150に通知する。
スイッチ120は、モータグレーダ100の進行方向の変化に対するブレード推進角θの自動追従を実行するためのスイッチである。オペレータがスイッチ120をオンすることにより、加速度センサ9からの出力を利用したブレード推進角θの自動制御が開始される。また、オペレータがスイッチ120をオフすることにより、ブレード推進角θの自動制御が停止する。
なお、スイッチ120としては、たとえばオルタネイトスイッチを用いることができる。また、スイッチ120の代わりに操作レバーを有していてもよい。ブレード推進角θを自動制御するための操作装置の具体的構成は、特に限定されるものではない。
図7は、モータグレーダ100で実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。
図7を参照して、ステップS1において、モータグレーダ100は、スイッチ120に対するオン操作を受け付ける。この場合、スイッチ120は、オン操作に基づく信号を、メインコントローラ150に送信する。
ステップS2において、メインコントローラ150は、モータグレーダ100が走行中か否かを判断する。たとえば、メインコントローラ150は、モータグレーダ100が前進中か否かを判断する。
走行中でないと判断された場合(ステップS2においてNO)、メインコントローラ150は、ステップS11において、スイッチ120に対するオフ操作を受け付けたか否かを判断する。オフ操作を受け付けたと判断された場合(ステップS11においてYES)、一連の処理を終了する。オフ操作を受け付けていないと判断された場合(ステップS11においてNO)、メインコントローラ150は、処理をステップS2に戻す。
走行中であると判断された場合(ステップS2においてYES)、メインコントローラ150は、ステップS3において、加速度センサ9からの出力に基づき、モータグレーダ100の実際の進行方向を表す角度αを算出する。
ステップS4において、メインコントローラ150は、センサ171の出力に基づき、ブレード42のブレード推進角θを算出する。ステップS5において、メインコントローラ150は、ステップS4にて算出されたブレード推進角θから、ステップS3にて算出された角度αを引くことにより、実際の進行方向に対するブレード42のなす角度δ(=θ-α)を算出する。ステップS6において、メインコントローラ150は、角度δの値を目標角度γ(固定値)として一時的にメモリ155に格納する。
ステップS7において、メインコントローラ150は、加速度センサ9からの出力に基づき、角度αが変化したか否かを判断する。角度αが変化していないと判断された場合(ステップS7においてNO)、メインコントローラ150は、処理をステップS10に進める。
角度αが変化したと判断された場合(ステップS7においてYES)、メインコントローラ150は、ステップS8において、目標角度γと変化後の角度αとに基づき、ブレード推進角θの目標値を算出する。メインコントローラ150は、目標角度γに角度αを加えることにより、ブレード推進角θの目標値(=γ+α)を算出する。ステップS9において、メインコントローラ150は、ブレード推進角θが目標値となるまで、旋回サークル41を回転させる。
ステップS10において、メインコントローラ150は、スイッチ120に対するオフ操作を受け付けたか否かを判断する。オフ操作を受け付けたと判断された場合(ステップS10においてYES)、一連の処理を終了する。オフ操作を受け付けていないと判断された場合(ステップS10においてNO)、メインコントローラ150は、処理をステップS7に戻す。
ステップS7における角度αの算出周期は、メインコントローラ150において適宜設定されている。当該周期を短くすることにより、追従性を高めることができる。
図8は、ブレード推進角θの自動制御の概要を説明するための図である。ブレード推進角θの自動制御は、加速度センサ9からの出力に基づいて実行される。以下の説明で用いるxy座標系は、加速度センサ9の位置を基準とした座標系であり、かつx軸がフロントフレーム22の軸線Jに平行にあるときの状態を表している。
状態(A)は、操舵角が0°であるが、モータグレーダ100の実際の進行方向が左前方向にあるときの状態を表している。また、状態(A)は、ブレード推進角θ(軸線Jとブレード42とのなす角度)が60°にあるときの状態を表している。この場合、加速度センサ9からの出力に基づくと、モータグレーダ100の実際の進行方向(矢印601の方向)を示す角度αは-5°となっている。角度αが0°でない理由の一つは、路面状況等によって、モータグレーダ100の車輪11,12の動摩擦係数が変動しているためである。
実際の進行方向を示す角度αが-5°であるため、ブレード推進角θ(軸線Jとブレード42とのなす角度)が60°であっても、実際の進行方向に対するブレード42のなす角度δ(X軸とブレード42とのなす角度δ(0≦δ≦180))は、65°(=60°-(-5°))となる。
なお、この局面においては、角度αは、x軸と、モータグレーダ100の実際の進行方向とのなす角度として規定される。また、角度αは、モータグレーダ100の実際の進行方向がy軸の負方向の成分を有するときに負の値となるように、角度αの正負を規定している。ただし、これらの取り決めは一例であり、これに限定されるものではない。
状態(A)において、オペレータがブレード推進角θを自動制御するために所定のスイッチ120(図6参照)をオン状態にした後、モータグレーダ100の進行方向(実際の進行方向)が右前方向に変化したとする(状態(B))。
この場合、加速度センサ9からの出力に基づくと、モータグレーダ100の実際の進行方向(矢印602の方向)を示す角度αは、状態(B)に示すように、5°となっている。なお、状態(B)においても、操舵角は0°である。
実際の進行方向が変化したため、モータグレーダ100は、ブレード推進角θを変化させる。モータグレーダ100は、実際の進行方向の変化に追従すべく、ブレード推進角θを変化させる。
具体的には、モータグレーダ100は、以下の式(1)が成立するように、ブレード推進角θを制御する。
θ=γ+α … (1)
目標角度γは、上述した所定のスイッチ120がオンされたときのθからαを引いた角度(固定値)である。本例では、状態(A)の例では、γは、60°から-5°を引いた値である。具体的には、状態(A)の例では、γは65°となる。
状態(B)では、角度αが、-5°から5°に変化したため、モータグレーダ100は、上記の式(1)を参照して、状態(C)に示すように、ブレード推進角θを60°から70°に変化させる。角度αが10°増加したため、モータグレーダ100は、ブレード推進角θも10°増加させる。このような処理により、状態(A)と状態(C)とにおける、X軸あるいはY軸に対するブレード42の傾きが同じになる。
詳しくは、実際の進行方向を示す角度αが5°であるため、ブレード推進角θ(軸線Jとブレード42とのなす角度)が70°であっても、実際の進行方向に対するブレード42のなす角度δは、状態(A)と同様に65°(=70°-5°)となる。
以上のように、モータグレーダ100は、車体2に設置された加速度センサ9からの出力に基づいて、ブレード42のブレード推進角θを制御する。モータグレーダ100は、モータグレーダ100の進行方向の角度変化量に応じて、ブレード推進角θを変化させる。モータグレーダ100は、モータグレーダ100の進行方向の角度変化量と同じ量だけ、ブレード推進角θを変化させる。
このような構成によれば、モータグレーダ100(詳しくは、メインコントローラ)は、モータグレーダ100の実際の進行方向を判定できる。それゆえ、モータグレーダ100は、モータグレーダ100の進行方向の変化に対してブレード推進角θを精度良く追従させることが可能となる。
図8の例では、操舵角が0°であるときにスイッチ120をオンした後にモータグレーダ100の進行方向(実際の進行方向)が変化したときの処理と、当該処理によって得られる利点とを説明した。このような利点は、ステアリングホイールが中立状態以外にあるときにスイッチ120をオンした後にステアリングホイールをさらに回転させたときにも得られる。また、ステアリングホイールが中立状態にあるときにスイッチ120をオンした後にステアリングホイールを中立位置に保っているときにも得られる。このように、モータグレーダ100は、実際の進行方向がスイッチ120をオンしたときから変化した場合、ブレード推進角θを自動制御する処理を実行する。
モータグレーダ100は、フロントフレーム22に設置された加速度センサ9を用いて進行方向を判定する構成である。それゆえ、モータグレーダ100がアーティキュレートした状態で作業している場合であっても、モータグレーダ100の進行方向の変化に対してブレード推進角θを精度良く追従させることが可能となる。さらに、モータグレーダ100が前輪をリーニングしながら作業している場合であっても、モータグレーダ100の進行方向の変化に対してブレード推進角θを精度良く追従させることが可能となる。
このように、フロントフレーム22に加速度センサ9を取り付けることにより、モータグレーダ100の姿勢に関わらず、モータグレーダ100の進行方向の変化に対してブレード推進角θを精度良く追従させることが可能となる。
(変形例)
図9は、加速度センサ9の他の設置位置を説明するための図である。
図9を参照して、加速度センサ9は、ドローバ40に取り付けられている。加速度センサ9は、ドローバ40が中立位置にある状態(図2の状態)において、フロントフレーム22の真下に位置するようドローバ40の表面に取り付けられている。加速度センサ9は、旋回モータ49の後側に取り付けられている。
なお、加速度センサ9は、旋回モータ49の前側に取り付けられてもよい。加速度センサ9は、ドローバ40のいずれの箇所に取り付けられてもよい。
[実施の形態2]
本実施の形態では、実施の形態1において説明したブレード推進角の自動制御がブルドーザに適用された場合の構成を説明する。以下、実施の形態1における構成と重複する構成については、その説明を繰り返さない。
図10は、ブルドーザを示す斜視図である。
図10に示されるように、ブルドーザ300は、車体311と、作業機313とを有する。車体311は、左右一対の牽引装置316(316R,316L)と、キャブ341と、エンジン室342とを有する。作業機313は、車体311の前方に設けられている。作業機313は、土砂の掘削および整地などの作業を行なうためのブレード318を有する。
左右一対の牽引装置316(316R,316L)は、ブルドーザ300を走行させるための装置である。左右一対の牽引装置316(316R,316L)は、たとえば、履帯と、終減速装置とを有する。左右一対の牽引装置316(316R,316L)が回転駆動されることによって、ブルドーザ300が走行する。
車体311には、加速度センサ9が取り付けられている。加速度センサ9は、エンジン室342の表面に取り付けられている。なお、加速度センサ9は、キャブ341に設置されてもよい。
図11は、ブルドーザ300の要部を拡大した図である。
図11に示されるように、ブルドーザ300は、ボールジョイント312と、U字形状をしたフレーム317と、一対のリフトシリンダ319(319R,319L)と、一対のアングルシリンダ321(321R,321L)と、チルトシリンダ325と、ピッチロッド327とをさらに備える。一対のリフトシリンダ319(319R,319L)と、一対のアングルシリンダ321(321R,321L)とは、フレーム317の軸線Rに対して左右対称な位置に配置されている。
ボールジョイント312は、ブレード318とUフレーム317とを回転自在に接続する。
ピッチロッド327は、ブレード318のピッチを調整可能である。ピッチロッド327の一端は、連結部材329によりブレード318に接続されている。ピッチロッド327の他端は、連結部材328により、フレーム317に接続されている。
ブルドーザ300は、リフトシリンダ319(319R,319L)のストローク長を変化させることによって、ブレード318を上昇または下降させる。ブルドーザ300は、アングルシリンダ321(321R,321L)のストローク長を変化させることによって、ブレード318のブレード推進角θが変化する。
図12は、ブルドーザ300におけるブレード推進角θを説明するための図である。
図12を参照して、状態(A)は、ブレード推進角θが90°の状態を表している。なお、状態(A)では、連結部材328を通りかつY軸に平行な仮想線Vと、ブレード318の軸線W1とが平行な状態となっている。
状態(A)においてオペレータがアングルシリンダ321(321R,321L)用の操作レバーを操作することにより、ブレード推進角θが変化する。この場合、XY平面上においてフレーム317の軸線Rと変化後のブレード318の軸線W2とのなす角が、ブレード推進角θとなる。
このように、ブルドーザ300においても、ブレード推進角θをオペレータが設定して作業が行われる。それゆえ、実施の形態1で説明したブレード推進角の自動制御をブルドーザ300に適用可能となる。
したがって、ブルドーザ300(詳しくは、ブルドーザ300のコントローラ(図せず))は、ブルドーザ300の実際の進行方向を判定できる。それゆえ、ブルドーザ300は、ブルドーザ300の進行方向の変化に対してブレード推進角θを精度良く追従させることが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2,311 車体、3 キャブ、4,313 作業機、6,342 エンジン室、9 加速度センサ、11 前輪、12 後輪、21 リアフレーム、22 フロントフレーム、25 外装カバー、38 角度センサ、40 ドローバ、41 旋回サークル、42,318 ブレード、44,45,319 リフトシリンダ、46 ドローバシフトシリンダ、47 ブレードシフトシリンダ、48,325 チルトシリンダ、49 旋回モータ、51 カウンターウェイト、53 連結軸、54 アーティキュレートシリンダ、92 リーニングシリンダ、100 モータグレーダ、120 スイッチ、129 ステアリングホイール、146 スタータスイッチ、150 メインコントローラ、151 操作内容判定部、155 メモリ、156 コントロールバルブ制御部、171 センサ、300 ブルドーザ、312 ボールジョイント、316 牽引装置、317 フレーム、321 アングルシリンダ、327 ピッチロッド、328,329 連結部材、341 キャブ、C1 回転軸、J,R,W1,W2 軸線、K 中心線、M1 第1の仮想線、M2 第2の仮想線、V 仮想線。

Claims (14)

  1. 作業車両であって、
    車体と、
    ブレードを有する作業機とを備え、
    前記車体は、前記作業機の動作を制御するコントローラと、加速度センサとを含み、
    前記コントローラは、
    前記加速度センサからの出力に基づいて、前記作業車両の進行方向を判定し、
    前記ブレードの平面視での回転角であるブレード推進角を、前記進行方向の角度変化の方向と同じ方向に前記進行方向の角度変化量と同じ量だけ変化させる、作業車両。
  2. 前記車体は、前記ブレード推進角を自動制御するための操作装置をさらに含み、
    前記コントローラは、前記操作装置に対して前記自動制御を実行するための操作がなされたことを条件に、前記加速度センサからの出力に基づいて前記ブレード推進角を制御する、請求項に記載の作業車両。
  3. 前記作業車両は、モータグレーダであって、
    前記車体は、リアフレームと、前記リアフレームに対して回動可能なフロントフレームとをさらに含み、
    前記加速度センサは、前記フロントフレームに設けられている、請求項に記載の作業車両。
  4. 前記作業機は、前記ブレードを支持する旋回サークルと、前記旋回サークルを回転させるアクチュエータとを含み、
    前記コントローラは、前記アクチュエータを動作させることにより、前記ブレード推進角を制御する、請求項1からのいずれか1項に記載の作業車両。
  5. 前記作業車両は、ブルドーザであって、
    前記作業機は、ブレードアングルシリンダをさらに含み、
    前記コントローラは、前記ブレードアングルシリンダを動作させることにより、前記ブレード推進角を制御する、請求項1または2に記載の作業車両。
  6. 前記車体は、キャブをさらに含み、
    前記加速度センサは、前記キャブに設けられている、請求項に記載の作業車両。
  7. 作業車両であって、
    旋回サークルと、
    前記旋回サークルに支持されたブレードと、
    フロントフレームと、
    前記フロントフレームに動揺可能に取り付けられ、かつ前記旋回サークルが取り付けられるドローバと、
    前記ドローバに設けられた加速度センサと、
    前記加速度センサからの出力に基づいて、前記作業車両の進行方向を判定し、かつ、前記旋回サークルを回転させることにより、前記ブレードの平面視での回転角であるブレード推進角を、前記進行方向の角度変化の方向と同じ方向に前記進行方向の角度変化量と同じ量だけ変化させる、コントローラとを備える、作業車両。
  8. 作業車両の制御方法であって、前記作業車両は、車体と、ブレードを有する作業機とを含み、前記車体は、前記作業機の動作を制御するコントローラと、加速度センサとを有し、
    前記コントローラが、前記加速度センサから出力される信号を受信するステップと、
    前記コントローラが、前記信号に基づいて前記ブレードの平面視での回転角であるブレード推進角を制御するステップとを備え、
    前記ブレード推進角を制御するステップは、
    前記信号に基づいて、前記作業車両の進行方向を判定するステップと、
    前記ブレード推進角を、前記進行方向の角度変化の方向と同じ方向に前記進行方向の角度変化量と同じ量だけ変化させるステップとを含む、制御方法。
  9. 前記ブレード推進角を制御するステップでは、前記車体に設けられた前記ブレード推進角を自動制御するための操作装置に対して前記自動制御を実行するための操作がなされたことを条件に、前記加速度センサからの出力に基づいて前記ブレード推進角を制御する、請求項に記載の制御方法。
  10. 前記作業車両はモータグレーダであって、前記車体はリアフレームと前記リアフレームに対して回動可能なフロントフレームとをさらに有し、前記加速度センサは前記フロントフレームに設けられている、請求項に記載の制御方法。
  11. 前記作業機は、前記ブレードを支持する旋回サークルと、前記旋回サークルを回転させるアクチュエータとを有し、
    前記ブレード推進角を制御するステップでは、前記コントローラが、前記アクチュエータを動作させることにより、前記ブレード推進角を制御する、請求項から10のいずれか1項に記載の制御方法。
  12. 前記作業車両はブルドーザであって、前記作業機はブレードアングルシリンダをさらに有し、
    前記ブレード推進角を制御するステップでは、前記コントローラが、前記ブレードアングルシリンダを動作させることにより、前記ブレード推進角を制御する、請求項8または9に記載の制御方法。
  13. 前記車体はキャブをさらに有し、前記加速度センサは前記キャブに設けられている、請求項12に記載の制御方法。
  14. 作業車両の制御方法であって、前記作業車両は、旋回サークルと、前記旋回サークルに支持されたブレードと、フロントフレームと、前記フロントフレームに動揺可能に取り付けられ、かつ前記旋回サークルが取り付けられるドローバと、前記ドローバに設けられた加速度センサと、コントローラとを含み、
    前記コントローラが、前記加速度センサから出力される信号を受信するステップと、
    前記コントローラが、前記旋回サークルを回転させることにより、前記ブレードの平面視での回転角であるブレード推進角を制御するステップとを備え、
    前記ブレード推進角を制御するステップは、
    前記信号に基づいて、前記作業車両の進行方向を判定するステップと、
    前記ブレード推進角を、前記進行方向の角度変化の方向と同じ方向に前記進行方向の角度変化量と同じ量だけ変化させるステップとを含む、制御方法。
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