JP7421334B2 - 接続管 - Google Patents

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Description

本発明は、角管から分岐する分岐管を、前記角管に連結するための接続管、管の施工方法、既設管の撤去方法に関する。
特許文献1には、タービン等の冷却用の海水が流れる取水路と放水路との間に設けられた遮水構造が開示されている。この遮水構造は、取水路と放水路との間に、コンクリートによって立坑を形成し、この立坑の中に角落としを設け、この角落としを加工させることで、取水路と放水路との間で遮水を行うようにしている。
特開2018-204280号公報
しかしながら、上記遮水構造は、コンクリートの立坑で構成されており、大型である。したがって、簡易な構造で、管同士を接続でき、且つ遮水を行うことができる接続管が要望されていた。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、簡易な構造で、管同士の接続と遮水を行うことができる、接続管、管の施工方法、既設管の撤去方法を提供することを目的する。
本発明に係る接続管は、角管から分岐する分岐管を、前記角管に接続するための接続管であって、前記角管の側面に形成された側孔を覆うように取り付けられ、前記側孔と連通する貫通孔が形成された第1部位と、前記第1部位に連結され、前記貫通孔と連通する管状に形成されるとともに、前記分岐管が連結される、第2部位と、前記第1部位の貫通孔を閉鎖するように、前記第1部位に着脱自在に取り付けられる閉鎖部材と、を備えている。
上記接続管において、前記第2部位は、前記第1部位に連結される管状の小径部と、前記小径管の先端から径方向外方に延びる段部と、前記段部に連結され、当該小径部よりも内径が大きい大径部と、を備えることができ、前記分岐管は、前記大径部の内壁面に取り付けられるように構成することができる。
上記接続管において、前記第1部位は、基端部、及び当該基端部の両端部から延びる一対の側端部を有するコ字状に形成された支持部を備えることができ、前記閉鎖部材は、板状に形成され、前記基端部及び前記一対の側端部のうち、少なくとも前記一対の側端部には、前記閉鎖部材の縁部をスライド可能に支持するレールをそれぞれ形成することができる。
上記接続管において、前記第2部位は、円管状に形成することができる。
上記接続管は、金属により形成することができる。
本発明に係る管の施工方法は、上述したいずれかの接続管を、前記角管に固定するステップと、前記第2部位に、前記分岐管を連結するステップと、前記角管に水を流すステップと、前記接続管の第1部位から、前記閉鎖部材を取り外し、前記角管から前記分岐管に水を流すステップと、を備えている。なお、上記ステップの順序は、変更可能であり、例えば、前記角管に水を流すステップの前に、閉鎖部材を取り外し、その後、前記角管から前記分岐管に水を流すステップこともできる。
本発明に係る既設管の撤去方法は、上述したいずれかの接続管を用いた、既設管の撤去方法であって、新設管として前記角管を埋設するステップと、前記角管の軸方向に離れた2箇所の前記側孔に、前記接続管をそれぞれ固定するステップと、前記各接続管に分岐管を、それぞれ連結するステップと、第1管部、第2管部、及び第3管部がこの順で並ぶように形成された既設管に対し、前記分岐管を、前記第1管部及び前記第3管部にそれぞれ連結するステップと、前記各接続管の第1部位から、前記閉鎖部材を取り外すステップと、前記第1管部から、前記角管、2つの前記接続管、及び2つの前記分岐管を介して、前記第3管部に向かって水を流すステップと、前記第2管部を撤去するステップと、を備えている。
本発明によれば、簡易な構成で、管同士の接続と遮水を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る接続管の側面図である。 接続管の正面図である。 接続管の平面図である。 接続管における閉鎖板の着脱を示す正面図である。 接続管の施工方法を示す平面図である。 接続管の施工方法を示す平面図である。 既設管の撤去と新設管の施工を示す平面図である。 既設管の撤去と新設管の施工を示す平面図である。 既設管の撤去と新設管の施工を示す平面図である。 既設管の撤去と新設管の施工を示す平面図である。 既設管の撤去と新設管の施工を示す平面図である。 閉鎖板の他の例を示す正面図である。 支持枠の他の例を示す平面図である。 閉鎖板の他の例を示す正面図である。 閉鎖板の他の例を示す正面図である。 支持枠の他の例を示す正面図である。 支持枠の他の例を示す平面図である。 支持枠の他の例を示す正面図である。 接続管の施工方法の他の例を示す平面図である。
以下、本発明に係る接続管の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。この接続管は、角管と分岐管とを接続するためのものであり、例えば、上下水道管、農業用水管、工業用水管などの各種の用途に用いることができるものである。
<1.接続管の概要>
図1は接続管の側面図、図2は接続管を角管側から見た正面図、図3は接続管の平面図である。以下では、図1に示す方向にしたがって説明を行うが、本発明はこの方向に限定されるものではない。
図1に示すように、接続管10は、後述する角管20と分岐管30とを連結するための部材であり、角管20に連結される第1部位1と、この第1部位1に連結され、分岐管30に連結される第2部位2とを備えている。また、第1部位1には、水の流れを遮断するための閉鎖板3が着脱自在に取り付けられている。
図1及び図2に示すように、第1部位1は、円形の貫通孔111が形成された矩形状の基板11と、この基板11の後方側の面に取り付けられている支持枠12と、を備えている。支持枠12は、基板11の両側縁に取り付けられる側部材121と、基板11の下縁に取り付けられる下部材122とを備え、全体として正面視コ字状に形成されている。一対の側部材121及び下部材122は、それぞれ、H形鋼によって形成されている。すなわち、図3に示すように、これらの部材121,122は、基板11に固定される第1板材1211,1221と、この第1板材1211,1221と対向するように配置される第2板材1212,1222と、第1板材1211,1221及び第2板材1212,1222の中心付近を連結する第3板材1213,1223とで、全体としてH形状に形成されている。この構成により、各部材121,122の第1板材1211,1221と第2板材1212,1222との間に、上述した閉鎖板3の縁部が支持されるようになっている。すなわち、図4に示すように、閉鎖板3の両側縁は、両側部材121の第1板材1211と第2板材1212との間を上方から下方へスライドしつつ、支持枠12に嵌め込まれるようになっている。そして、閉鎖板3の取り付けが完了した状態では、閉鎖板3の両側縁が、側部材121にそれぞれ支持され、閉鎖板3の下縁が、下部材122に支持されるようになっている。
側部材121及び下部材122において、第2板材1212,1222には、所定間隔をおいて取付孔1214,1224が形成されている。各取付孔1214,1224は、第3板材1213,1223よりも外側に形成されている。また、図3に示すように、支持枠12において、閉鎖板3の縁部が嵌め込まれる箇所には、ゴムなどの止水材124が取り付けられており、これによって、閉鎖板3が嵌め込まれたときに、閉鎖板3と支持枠12との隙間から水が漏れるのを防止している。
次に、第2部位2について説明する。図1に示すように、第2部位2は、円管状に形成されており、上記基板11の前方側の面に取り付けられる円筒状の小径部21と、この小径部21の先端において径方向外方に延びる段部22と、段部の外縁に連結され、小径部21よりも径の大きい大径部23と、を備えており、これらが一体的に形成されている。また、大径部23の前端には径方向外方に延びるフランジ部24が形成されている。このフランジ部24には、周方向に沿って、所定間隔をおいて、複数の取付孔(図示省略)が形成されている。
小径部21の後端は、第1部位1の基板11の貫通孔111の周縁に沿うように溶接などで連結されている。一方、大径部23には、分岐管30が挿入され、分岐管30の後端が段部22に接するように取り付けられる。分岐管30の取付については、後述する。
さらに、小径部21の外周面の上部には、接続管10を吊り下げるための金具26が取り付けられている。なお、接続管10を形成する材料は特には限定されないが、例えば、鉄、ステンレス等の金属によって形成することができる。
<2.施工方法>
次に、上述した接続管10の施工方法について、図5及び図6を参照しつつ説明する。まず、図5に示すように、角管20の側面に形成された側孔201を塞ぐように、接続管10の第1部位1を取り付ける。このとき、閉鎖板3は、取り外しておく。なお、角管20は、コンクリートなどで形成されており、側孔201は円形に形成されている。
具体的には、図5に示すように、角管20において、側孔201に周囲にアンカーボルト41を固定し、このアンカーボルト41を支持枠12の取付孔1214,1224に取り付ける。これにより、支持枠12が角管20に固定される。なお、支持枠12と角管20との固定方法は、特には限定されない。また、角管20に鉄筋が組み込まれている場合には、アンカーボルト41が予定の位置に打ち込めない場合がある。これに備え、取付孔1214,1224を長孔にすることもできる。これにより、アンカーボルト41を上下または左右にずらして打ち込むことができる。この点は、後述する変形例においても同じである。
次に、図6に示すように、分岐管30を第2部位2に取り付ける。分岐管30は、例えば、公知のFRPM管などで形成することができ、外径が第2部位2の大径部23の内径とほぼ同じに形成されている。
具体的には、分岐管30の外周面に、ゴムなどの公知の止水材(図示省略)と公知の押輪43を取り付けた状態で、この分岐管30の一端部を第2部位2に挿入する。そして、押輪43と第2部位2のフランジ部24とをボルト44などで固定する。これにより、止水材により、分岐管30の外周面と大径部23の内壁面との間が止水され、さらに、押輪43によって第2部位2と分岐管30とが固定される。こうして、接続管10の施工が完了する。その後、角管20から分岐管30に水を流す場合には、閉鎖板3は取り外した状態にしておき、分岐管30に水を流さない場合には、閉鎖板3を取り付けておく。
<3.既設管の撤去方法>
次に、上記接続管10を用いた既設管の撤去方法について、図6~図8を参照しつつ説明する。
図7に示すように、既設管50は、4つの区域、つまり、第1撤去区域51、第1供用区域(第3管部)52、第2撤去区域(第2管部)53、及び第2供用区域(第1管部)54、がこの順で並んでいるものとする。そして、これと平行に、角管によって形成された複数の新設管を施工することとする。以下では、図6の右側から左側へ水が流れるものとし、右側を上流側、左側を下流側と称することとする。
図8に示すように、まず、既設管50の第1撤去区域51及び第2撤去区域53と対応する部分に、第1新設管61と第2新設管62とを設置する。次に、図9に示すように、第1新設管61の下流側の端部、第2新設管62の上流側及び下流側の端部に、上述した接続管10を固定する。
続いて、図10に示すように、各接続管10に上述した手順で分岐管71~73をそれぞれ接続する。ここでは、第1新設管61の下流側、第2新設管62の上流側及び下流側に接続される分岐管を、それぞれ第1分岐管71、第2分岐管72、及び第3分岐管73と称することとする。これに続いて、図11に示すように、第1分岐管71の端部を、既設管の第1供用区域52の下流側の端部に連結する。また、第2分岐管72の端部を、第1供用区域52の上流側の端部、第3分岐管73の端部を、第2供用区域54の下流側の端部に、それぞれ連結する。分岐管71~73と既設管50の連結方法は、特には限定されず、公知の方法で連結することができる。また、第1撤去区域51と第1供用区域52の間、第1供用区域52と第2撤去区域53の間、及び第2撤去区域53と第2供用区域54の間は、閉鎖し、これらの間を水が流れないようにしておく。
こうして、新設管61,62及び分岐管71~73の施工が完了すると、各接続管10の閉鎖板3を取り外す。これにより、水が、第2供用区域54、第3分岐管73、第2新設管62、第2分岐管72、第1供用区域52、第1分岐管71、及び第1新設管61の順に流れる。その後、既設管50の第1撤去区域51及び第2撤去領域を撤去する。また、これと平行して、第1新設管61と第2新設管62との間に、第3新設管63を施工し、第1新設管61と第2新設管62とを連結する。このとき、第1新設管61と第3新設管63の間、及び第3新設管63と第2新設管62との間は閉鎖し、これらの間に水が流れないようにしておく。
こうして、第3新設管63の施工が完了すると、上記閉鎖を解除し、第3新設管63を介して、第1新設管61と第2新設管62とを連通させる。また、第1分岐管71及び第2分岐管72に接続された各接続管10に、閉鎖板3を取り付ける。これにより、既設管50の第2供用区域54から流れる水は、3つの新設管61~63を通って下流に流れる。その後、既設管50の第1供用区域52、第1分岐管71、及び第2分岐管72を撤去する。
<4.特徴>
以上のように、本実施形態に係る接続管10は、簡易な構成で、角管20と分岐管30とを接続できるとともに、閉鎖板3を着脱することで、角管20と分岐管30との間で、水を流したり、あるいは水を止めたりすることができる。したがって、施工の進行に応じて水の流れを制御することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
<5-1>
上記実施形態では、接続管10の第2部位2に円管状の分岐管30を接続できるようにしているが、角管である分岐管30を接続できるように構成されていてもよい。すなわち、第2部位2を、角管状に形成することができる。また、第2部位2は、分岐管30が接続できればよいため、上記のような段付きの管部材でなくてもよく、段のない直管状あるいは曲管状に形成されていてもよい。
<5-2>
接続管10の第1部位1と閉鎖板3との間の止水のための構成は特には限定されず、例えば、閉鎖板3にゴムなどの止水材を取り付けることもできる。例えば、図12に示すように、閉鎖板3において、第1部位1の基板11の貫通孔111の周縁の外側と対応する位置に、円形の溝を形成する。そして、この溝に止水材8を取り付ける。これにより、閉鎖板3と基板11との間が止水される。
<5-3>
上記実施形態では、支持枠12の下部材122をH形鋼で形成し、閉鎖板3の下縁が下部材122に嵌め込まれるようになっているが、必ずしも下部材122をH形鋼で形成しなくてもよく、下部材122において、閉鎖板3の下端面と接する部分が平坦であってもよい。
また、支持枠12の側部材121は、例えば、図13に示すように構成することができる。図13の例では、第1部材1211と第2部材1212との間に平面視L字状の一対の固定部材1219を取り付けている。そして、一対の固定部材1219は前後方向に隙間を空けて配置し、これらの間に閉鎖板3を挿入する。このように固定部材1219を設けることで、支持枠12の強度を高めるとともに、閉鎖板3を挿入しやすくすることができる。
一方、図14に示すように、閉鎖板3の一方の面の両側において、固定部材1219の間に挿入される部分に、ゴムなどの帯状の止水材38を取り付ける。これにより、閉鎖板3と固定部材1219とが止水材38を介して密着し、閉鎖板3による止水性能が高くなる。また、止水材387を固定部材1219ではなく、閉鎖板3に設ける方が、取付が簡単であるという利点もある。なお、止水材38は、閉鎖板3の両面に設けてもよい。また、閉鎖板3の上端に、ワイヤーなどを固定可能な取付部39を設け、ワイヤーを引き上げたり、引き下げたりすることで、閉鎖板3を上下動して支持枠12に取り付けることもできる。
また、支持枠12は、これまで説明した以外の構成でもよく、閉鎖板3が着脱自在に取り付けられれば、その構成は特には限定されない。
<5-4>
閉鎖板3は、一枚の板材でなくてもよく、例えば、図15に示すように、複数の帯状の板材31で、本発明の閉鎖部材を構成し、これら板材31を順に支持枠12に嵌め込むことで、第1部位1と第2部位2との間を止水することもできる。
<5-5>
支持枠12の剛性を高めるため、補強材を設けることもできる。例えば、図16及び図17に示すように、支持枠12の両側部材121において、第1板材1211と第2板材1212との間で、第3板材1213から水平に外側へ延びる板状の補強材1215を溶接などで取り付けることができる。この例では、複数の補強材1215を、上下方向に所定間隔をおいて配置している。例えば、上下方向に隣接する取付孔1214の間に、補強材1215を配置することができる。このような補強材を設けることで、支持枠12の撓みを防止でき、例えば、止水性の向上や、閉鎖板3のスムーズなスライドなどが期待できる。
<5-6>
閉鎖板3の止水性を向上するために、図16に示すように、支持枠12の下部材122において、閉鎖板3の下端と接する部分に、ゴムなどの止水材1225を取り付けることができる。これにより、閉鎖板3の下端と支持枠12の下部材122とが液密に接するため、止水性を向上することができる。
<5-7>
図18及び図19に示すように、支持枠12において、角管20と接する面に、ゴムなどの帯状の止水材19を取り付けることができる。この止水材19は、支持枠12の両側部材121,下部材122に沿うようにU字状に形成されている。但し、アンカーボルト41の取付孔1214,1224の対応する位置には貫通孔が形成されている。このような止水材19を設けることで、特に、支持枠12が金属である場合には、支持枠12、及び角管20の表面の凹凸を止水材19によって吸収することができ、両者12,20の間の止水性を向上することができる。
10 接続管
20 角管
30 分岐管
1 第1部位
11 基板
12 支持枠
2 第2部位
3 閉鎖板(閉鎖部材)

Claims (8)

  1. 埋設される角管から分岐する分岐管を、前記角管に接続するための接続管であって、
    前記角管の側面に形成された側孔を覆うように取り付けられ、前記側孔と連通する貫通孔が形成された第1部位と、
    前記第1部位に連結され、前記貫通孔と連通する管状に形成されるとともに、前記分岐管が連結される、第2部位と、
    前記第1部位の貫通孔を閉鎖するように、前記第1部位に着脱自在に取り付けられる、遮水用の板状の閉鎖部材と、
    を備え、
    前記第1部位は、前記角管に固定されるように構成されている、接続管。
  2. 前記第2部位は、前記第1部位に連結される管状の小径部と、前記小径の先端から径方向外方に延びる段部と、前記段部に連結され、当該小径部よりも内径が大きい大径部と、を備え、
    前記分岐管は、前記大径部の内壁面に取り付けられるように構成されている、請求項1に記載の接続管。
  3. 前記第1部位は、基端部、及び当該基端部の両端部から延びる一対の側端部を有するコ字状に形成された支持部を備え、
    前記閉鎖部材は、板状に形成され、
    前記基端部及び前記一対の側端部のうち、少なくとも前記一対の側端部には、前記閉鎖部材の縁部をスライド可能に支持するレールがそれぞれ形成されている、請求項1または2に記載の接続管。
  4. 前記第2部位は、円管状に形成されている、請求項1から3のいずれかに記載の接続管。
  5. 金属により形成されている、請求項1から4のいずれかに記載の接続管。
  6. 前記角管において前記側孔が形成されている面に前記第1部位が固定されるように構成されている、請求項1から5のいずれかに記載の接続管。
  7. 請求項1からのいずれかに記載の接続管を、前記角管に固定するステップと、
    前記第2部位に、前記分岐管を連結するステップと、
    前記角管に水を流すステップと、
    前記接続管の第1部位から、前記閉鎖部材を取り外し、前記角管から前記分岐管に水を流すステップと、
    を備えている、管の施工方法。
  8. 請求項1からのいずれかに記載の接続管を用いた、既設管の撤去方法であって、
    新設管として前記角管を埋設するステップと、
    前記角管の軸方向に離れた2箇所の前記側孔に、前記接続管をそれぞれ固定するステップと、
    前記各接続管に分岐管を、それぞれ連結するステップと、
    第1管部、第2管部、及び第3管部がこの順で並ぶように形成された既設管に対し、前記分岐管を、前記第1管部及び前記第3管部にそれぞれ連結するステップと、
    前記各接続管の第1部位から、前記閉鎖部材を取り外すステップと、
    前記第1管部から、前記角管、2つの前記接続管、及び2つの前記分岐管を介して、前記第3管部に向かって水を流すステップと、
    前記第2管部を撤去するステップと、
    を備えている、既設管の撤去方法。
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