JP7420362B2 - 車両のヘッドランプ - Google Patents

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本発明は、ロービーム用の複数の発光ダイオードを備えた車両のヘッドランプに関するものである。
近時、ヘッドランプの光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が使用されてきている。LEDは消費電力が小さいといった利点がある反面、LEDから発する熱を放熱させる技術対策が大きな課題の一つとなっている。
特許文献1には、照明光を放射する照明光源として複数のLEDを用い、これらのLEDから放射される照明光を反射させて車両の前方に向けるリフレクタを備え、複数のLEDは、これらLEDに印加する電流量を半導体スイッチング素子によるPWM(パルス幅変調)制御により、互いに独立して点灯/消灯させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、リフレクタと、複数のLEDを面状に並べて形成した発光面を有する面光源とを備え、この面光源をリフレクタに対向させてリフレクタに向かった面光源から照射された光をリフレクタにより反射させるヘッドランプにおいて、面光源が放熱フィンを有するヒートシンクに固着され、放熱フィンがヘッドランプケースの外部に突出する技術が開示されている。
図3は従来のロービーム用のヘッドランプを示す分解斜視図、図4は同じくその組立てた状態を示す側面断面図である。図3において、ヘッドランプ100は、リフレクタ101と、複数のLED102を並べてパッケージングした光源104と、この光源104から照射された光Lをリフレクタ101によって車両の前方に向かって反射させ、この反射した光Lを透過させるレンズ105と、リフレクタ101から車両の前方に向かって照射された反射光Lの一部を遮り対向車に照射しないように遮蔽するシェード106とを備えている。
光源104は、例えば、4チップのLED102を1つにパッケージングされている。そのため、LED102の駆動により発生した熱が1箇所に集中することになるので、光源104に密着してアルミダイキャスト製のヒートシンク107を用い、放熱対策としている。
特開2018-103904号公報 特開2005-063754号公報
しかし、図3及び図4に示すヒートシンク107は、裏面に複数の放熱フィン108を備えた複雑な構造であるため、ロービームのカットオフライン109を形成するシェード106をヒートシンク107とは別体で設定することになる。そのため、部品点数が多くなり、しかも、ヒートシンク107の重量も大きくなり、かつコスト高となっていた。
本発明は、上記に鑑み、光源の構造を工夫することにより、ヒートシンクの構造も簡略化し、部品点数の少ない低コストの車両のヘッドランプの提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の好適な実施形態においては、ロービーム用の複数の発光ダイオードと、該発光ダイオードからの照射光を車両前方に向けて反射させるリフレクタと、該リフレクタにより反射された反射光の一部を遮り対向車を照射しないようなロービーム用の配光パターンを形成するシェードと、前記発光ダイオードを配置する基板と、該基板の裏面に固着され前記発光ダイオードからの発散される熱を放熱するヒートシンクとを備えた車両のヘッドランプにおいて、前記複数の発光ダイオードを前記基板上に分散して配置し、前記ヒートシンクを放熱用の板状部材から構成し、その一側を折り曲げて端末に配光カットオフラインを有する前記シェードを形成している。
本発明によると、LEDチップを分散配置することで熱源が分散され、ヒートシンクも放熱用の板状部材を使用することができる。そのため、シェードも放熱用の板状部材の一側を折り曲げて端末に配光カットオフラインを備えたシェードをヒートシンクと一体的に形成することができる。したがって、放熱に必要なヒートシンクの表面積を確保することができ、同時に別体シェードを廃止することができる。この別体シェードの廃止により、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。さらに、放熱用の板状部材としてアルミニウム等の軽量な素材を採用することができ、ヘッドランプ全体としても軽量化を図ることができる。
本発明の実施形態であるロービーム用のヘッドランプの分解斜視図である。 同じくヘッドランプを組立てた状態を示す側面断面図である。 従来のロービーム用のヘッドランプを示す分解斜視図である。 同じく図3のヘッドランプを組立てた状態を示す側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の車両のヘッドランプ1は、ロービーム用の複数の発光ダイオード(LED)2,3と、該発光ダイオード(LED)2,3からの照射光Lを車両前方に向けて反射させるリフレクタ4と、LED2,3から照射された光Lをリフレクタ4によって車両の前方に向かって反射させ、この反射した光Lを透過させるレンズ5と、該レンズ5とリフレクタ4との間に介在され前記リフレクタ4により反射された反射光Lの一部を遮り対向車を照射しないような最適なロービーム用の配光パターンを形成するシェード6と、前記LED2,3を配置する基板7と、該基板7の裏面に固着され前記LED2,3からの発散される熱を放熱するヒートシンク8とを備えている。LED2,3及び基板7がユニット化されて光源を形成する。この光源、リフレクタ4、ヒートシンク8およびシェード6は、ヘッドランプ1のハウジング(図示略)に収容され、レンズ5は、ハウジングの前面開口部分を覆っている。
光源を構成する複数のLED2,3は、白色光を発するLEDを例示することができ、これらが基板7上に分散して配置される。図1において、複数のLED2,3として2個のLEDを例示する。LED2,3は、2mm~5mm程度のチップから構成され、これらが基板7に実装される。LED2,3の数は2個以上であれば、特に限定されない。複数のLED2,3の間隔は、熱源を分散してLED2,3の熱による輝度の減衰を抑えることができる距離であればよい。例えば、LED同士は、10mm~50mm程度で分散配置することができる。
これらのLED2,3を搭載する基板7は、熱伝導率が高いアルミニウム、銅、チタン等を用いることができる。本実施形態の基板7は、アルミニウム製のものを採用している。基板7のサイズは、幅10mm~20mm、長さ50mm~150mm、厚さ2mm~4mmを例示することができる。基板7の一側面には、LED2,3が実装される。本実施形態では、基板7の上面側にLED2,3が実装され、LED2,3から発する光は、後方のリフレクタ4に反射されて、車両の前方側に向かうように構成される。基板7には、駆動回路および制御回路(図示略)が搭載され、LED2,3をPWM制御して輝度調整ができるようになっている。
これら光源の一部を構成する基板7の裏面側(下側)には、ヒートシンク8が密着固定されている。ヒートシンク8は、放熱用の板状部材9の一部として構成される。シェード6は、放熱用板状部材9の一側を折り曲げて端末に配光カットオフライン10を有するようにヒートシンク8と一体的に形成されている。
放熱用の板状部材9は、アルミニウム、銅、チタン等、熱伝導率が高く、放熱性に優れた素材を用いるのが好ましい。本実施形態の板状部材9は、アルミニウム素材を用いている。板状部材9のサイズは、LED2,3のヒートシンク8として機能し、かつシェード6として機能できる大きさとなっている。板厚は特に限定されるものではないが、シェード6を折り曲げ形成できる板厚、例えば、3mm~10mm程度を挙げることができる。
シェード6は、図1に示すように、放熱用板状部材9の一側を上方に折り曲げて、その端末に配光カットオフライン10を有するように形成されている。配光カットオフライン10は、リフレクタ4により反射され車両の前方に照射される光の一部を遮断して対向車や歩行者に眩しさを与えないようにするためのものである。
リフレクタ4は、合成樹脂製のものであって、車両前方側が開口したドーム状のものである。このリフレクタ4の内側は反射面とされ、各LED2,3が発する光Lを、車両の前方に向けて反射させるものであり、ヘッドランプ1のハウジング(図示略)に固定されている。リフレクタ4の内側面はアルミ蒸着あるいは銀塗装による反射処理が施されている。
レンズ5は、ヘッドランプ1のハウジングの前方開口を覆うもので、本実施形態では、前方表面側が凸面で、後方側表面が平面となっている平凸非球面レンズを使用する。そのため、後方焦点面上に形成される光源像を上下左右の反転像として車両前方の仮想鉛直スクリーン上に投影する。
したがって、上記構成においては、LED2,3から発せられた光はリフレクタ4で反射されて車両前方に照射され、リフレクタ4の前側に位置するシェード6のカットオフライン10により光の一部が遮られ、シェード6のカットオフライン10よりも上方の光がレンズ5を透過した前方に照射される。
このとき、レンズ5の後方に配置されたシェード6のカットオフライン10により、リフレクタ4から反射された光の一部を遮り、シェード6を通過した光をレンズ5を透過させて上下左右の反転像として車両前方の仮想鉛直スクリーンに投影することになり、ロービーム用の狭い照射領域に光を照射させることになる。そのため、左側通行時に対向車の走行領域への照射を低減し、対向車の搭乗者に眩惑するのを防止することができる。
上記構成において、LED2,3を基板7に分散配置することで熱源が分散され、そのため、ヒートシンク8も放熱用の板状部材9を使用することができる。この放熱用の板状部材9を採用することで、ヒートシンク8の前端部に配置するシェード6も、放熱用の板状部材9の一側を折り曲げてシェード6として使用することができる。
したがって、放熱に必要なヒートシンクの表面積を確保することができ、同時に別体シェードを廃止することができる。この別体シェードの廃止により、部品点数を削減してコストの低減を図ることができ、さらに、放熱用板状部材としてアルミニウム等の熱伝導率が高く軽量な素材を採用することができ、ヘッドランプ全体としても軽量化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、ロービーム用のヘッドランプとして、LED2,3から光を斜め上後方に発する構成を例示したが、LED2,3からの光を斜め下後方に照射する態様で、リフレクタ、ヒートシンクおよびシェードを配置する構成であってもよい。
1 ヘッドランプ
2,3 発光ダイオード(LED)
4 リフレクタ
5 レンズ
6 シェード
7 基板
8 ヒートシンク
9 板状部材
10 配光カットオフライン

Claims (1)

  1. ロービーム用の複数の発光ダイオードと、該発光ダイオードからの照射光を車両前方に向けて反射させるリフレクタと、該リフレクタにより反射された反射光の一部を遮り対向車を照射しないようなロービーム用の配光パターンを形成するシェードと、前記発光ダイオードを配置する基板と、該基板の裏面に固着され前記発光ダイオードからの発散される熱を放熱するヒートシンクとを備えた車両のヘッドランプにおいて、
    前記複数の発光ダイオードを前記基板上で車幅方向に分散して配置し、前記ヒートシンクを放熱用の板状部材から構成し、その前端部を折り曲げて端末に配光カットオフラインを有する前記シェードを形成し、前記基板と前記ヒートシンクと車両前方側が開口したドーム状の前記リフレクタの底部とがオーバーラップしたことを特徴とする車両のヘッドランプ。
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