JP7419639B2 - 自動車用ドアラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用ドアラッチ装置に係り、特に側面衝突事故等が発生した場合であってもドアの閉状態を維持するようにした自動車用ドアラッチ装置に関する。
従来、側面衝突事故等でドアに衝撃を受けた際、ドアの閉状態を維持可能とした発明としては、例えば、引用文献1、2に記載されているようなものがある。
引用文献1に記載された発明は、ドアの車外側に設けたアウトサイドハンドルの操作に連動して回動するオープンレバーに慣性レバーを枢支し、側面衝突等の衝撃により設定値を超える慣性力が作用した場合、慣性レバーがハウジングとの当接を回避する第1位置からハウジングと当接してオープンレバーを拘束する第2位置まで揺動可能としたことによって、意に反するドアの開放を防止するようにしたものである。
引用文献2に記載された発明は、ストライカの係合を解除するための操作受部を有するラッチ機構と、アウトサイドハンドルの操作に連動して回転するオープンレバーと、オープンレバーの回転力を操作受部に伝達可能なアンロック位置及び伝達不可能なロック位置に揺動可能な慣性レバー(特許文献2においては「伝達部材」)と、慣性レバーをロック位置からアンロック位置に向けて付勢する一方、慣性レバーに設定値以上の慣性力が作用した場合に、アンロック位置からロック位置へ向かう慣性レバーの移動を許容するバネ部材とを備えて、慣性レバーが設定値以上の慣性力の作用によりバネ部材の付勢力に抗してロック位置に向けて移動した場合、バネ部材が規制部に係止することで、バネ部材によるアンロック位置へ向かう慣性レバーの付勢を規制して、意に反するドアの開放を防止するようにしたものである。
特許第5948786号公報 特開2018-3305号公報
自動車は、側面衝突等で車体に衝撃が作用した場合、乗員保護のためのエアバッグを車室内に設置している。このため、側面衝突等で車体に衝撃が作用した場合には、衝撃を受けた側のドアに対して、先ず内向き方向(車外側から車内側へ向く方向)への衝撃が作用した後、エアバッグが作動することで外向き方向(車内側から車外側へ向く方向)への衝撃が作用する。この結果、ドア内に設けられた自動車用ドアラッチ装置の各種可動要素には、最初に外向き方向へ慣性力が作用したあとに内向き方向へ慣性力が作用する。
上述のように、各種可動要素に作用する慣性方向が外向き方向から内向き方向に反転すると、特許文献1に記載の発明は、側面衝突時に慣性レバーが第1位置から第2位置に移動したにも係わらず、直ぐに第1位置に復帰してしまい、オープンレバーを確実に拘束できないという問題点を有する。
また、特許文献2に記載の発明においても、バネ部材が規制部に係止することで、ロック位置からアンロック位置へ向かう慣性レバーの付勢を規制した構成であるため、慣性レバーに作用する慣性方向が反転した際、バネ部材が規制部から外れて、慣性レバーがアンロック位置へ移動する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑み、衝突時、慣性レバーに作用する慣性方向が反転した場合であっても、ドアの閉状態を確実に維持できるようにした自動車用ドアラッチ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ドアを閉位置に保持可能な噛合機構と、前記ドアに配置される操作ハンドルの開操作に連動してリリース方向へ移動可能なアウトサイドレバーと、前記アウトサイドレバーのリリース方向への移動に基づいて前記噛合機構の噛合を解除可能なアンロック位置及び解除不能なロック位置に移動可能なオープンリンクと、設定値を超える慣性力が作用した場合、付勢部材の付勢力に抗して、初期位置からブロック位置に移動可能な慣性レバーと、を備え、前記慣性レバーは、初期位置からブロック位置に移動した場合、前記オープンリンクに当接することで前記オープンリンクをアンロック位置からロック位置に移動させ、かつ前記オープンリンクのロック位置からアンロック位置への移動を阻止し、前記付勢部材は、前記慣性レバーがブロック位置に移動した場合、前記慣性レバーに係合することにより、前記慣性レバーをブロック位置に保持することを特徴とする。
好ましくは、前記付勢部材を、一方のアーム部が前記慣性レバーに掛止され、他方のアーム部が前記慣性レバーを支持するベース部材に掛止されるトーションスプリングとする。
好ましくは、前記トーションスプリングは、前記慣性レバーがブロック位置に移動した場合、前記他方のアーム部が前記慣性レバーに係合することにより、前記慣性レバーをブロック位置に保持する。
好ましくは、前記アウトサイドレバーは、リリース方向へ移動することにより、前記トーションスプリングの前記他方のアーム部と前記慣性レバーとの互いの係合を解除して、前記慣性レバーのブロック位置から初期位置への移動を可能にする。
好ましくは、前記オープンリンクをアンロック位置に保持するように作用する付勢力を有するスプリングがさらに設けられており、前記オープンリンクは、アンロック位置にあるとき、前記慣性レバーが初期位置からブロック位置に移動して、前記慣性レバーに当接することにより、前記オープンリンクに作用する前記スプリングの付勢力に抗してアンロック位置からロック位置に移動する。
好ましくは、前記オープンリンクは、前記慣性レバーがブロック位置から初期位置に戻ることにより、前記スプリングの付勢力によりロック位置からアンロック位置に移動する。
好ましくは、前記慣性レバーは、前記アウトサイドレバーと同軸により枢支され、前記アウトサイドレバーとは独立して回動可能である。
本発明によると、オープンリンクがアンロック位置にあって、慣性レバーが初期位置からブロック位置に移動した場合、オープンリンクをアンロック位置からロック位置に移動させて、オープンリンクのロック位置からアンロック位置への移動を阻止すると共に、慣性レバーのブロック位置から初期位置への移動を阻止することにより、衝突時等において、慣性レバーに作用する慣性方向が反転した場合であっても、オープンリンクのロック位置からアンロック位置への移動、及び慣性レバーのブロック位置から初期位置への移動を阻止できるため、ドアの閉状態を確実に維持できる。
本発明に係る自動車用ドアラッチ装置の斜視図である。 自動車用ドアラッチ装置の分解斜視図である。 自動車用ドアラッチ装置の車内側から見た側面図である。 自動車用ドアラッチ装置の要部の正面図である。 ロック機構がアンロック状態にあるときの車内側から見た要部の側面図である。 ロック機構がロック状態にあるときの車内側から見た要部の側面図である。 自動車用ドアラッチ装置に慣性力が作用した場合の初期段階における要部の正面図である。 自動車用ドアラッチ装置に慣性力が作用した場合の初期段階における車内側から見た要部の側面図である。 自動車用ドアラッチ装置に慣性力が作用した場合の最終段階における要部の正面図である。 自動車用ドアラッチ装置に慣性力が作用した場合の最終段階における車内側から見た要部の側面図である。 自動車用ドアラッチ装置に慣性力が作用した後、アウトサイドレバーをリリース作動させた状態の要部の正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、自動車用ドアラッチ装置1の斜視図、図2は、自動車用ドアラッチ装置1の分解斜視図、図3は、自動車用ドアラッチ装置1の側面図である。なお、図3は、自動車用ドアラッチ装置の内部構造を明示するため、サイドカバー71を外した状態を示している。
自動車用ドアラッチ装置1は、車体側面に開閉自在に支持されるドア内に取り付けられるベース部材2と、ベース部材2に組み付けられ、車体に固着される図示略のストライカと噛合することによりドアを閉状態に保持可能な噛合機構3と、ベース部材2に組み付けられる後述の各種可動要素とを備える。
ベース部材2は、図示略のボルトによりドア内に固定され、後面が開口した箱状の合成樹脂製のボディ4と、ボディ4の開口を閉塞してボディ4と共にドア内に固定される金属製のカバープレート5と、ボディ4の前面側に固定される金属製のバックプレート6と、平面視L字型の合成樹脂製のケーシング7と、ケーシング7の車内側を向く側面を閉塞するサイドカバー71とを含む。ケーシング7及びサイドカバー71の上部は、ケーシング7内への雨水浸入を阻止するためトップカバー72により被われる。
噛合機構3は、ボディ4とカバープレート5間に形成される収容空間に前後方向のラッチ軸8により枢支され、ドア閉鎖時に車体側の図示略のストライカに噛合するラッチ9と、ボディ4とカバープレート5間の収容空間に前後方向のラチェット軸10により枢支され、ドア閉鎖時にラッチ9の外周縁に係合することによりラッチ9のオープン方向への回転を阻止可能なラチェット11とを含む。ラッチ9は、図示略のスプリングによりオープン方向へ付勢され、また、ラチェット11は、図示略のスプリングによりラッチ9の外周縁に係合する係合方向へ付勢される。
ラッチ9は、ドアが閉じられると、ボディ4のストライカ進入溝4aに車内側から進入するストライカに係合し、オープン位置からクローズ位置に向けて回動する。ラチェット11は、クローズ位置に回動したラッチ9の外周縁に係合してラッチ9のオープン方向への回動を阻止することによりドアDを閉状態に維持する。なお、噛合機構3の構成及び作用は、従来技術と同様であるので詳細説明は省略する。
ベース部材2に組み付けられる各種可動要素は、ケーシング7に設けられた後方を向く第1枢軸7aによりケーシング7とバックプレート6との間に枢支されるアウトサイドレバー12と、当該アウトサイドレバー12と同軸上に枢支され、側面衝突等により予め定めた設定値以上の慣性力が作用した場合、付勢部材をなすトーションスプリング26の付勢力に抗して第1枢軸7a回りに所定角度回動可能な慣性レバー13と、ケーシング7とサイドカバー71との間の収容空間に配置されるオープンリンク14と、ケーシング7に設けられた車内側に突出する第2枢軸7bにより枢支される第1ロックレバー15及び第2ロックレバー16と、ケーシング7に設けられた第3枢軸7cにより枢支されるインサイドレバー17とを含む。
さらに、ケーシング7には、ケーシング7の下部に枢支され、車外側に設けられる図示略のキーシリンダに図示略の連結ロッドを介して連結される第1キーレバー18と、第1キーレバー18と一体的に回動可能な第2キーレバー19と、携帯用スイッチまたは車内に設けた操作スイッチの操作により正逆回転可能なモータ20と、ケーシング7に設けられた車内方向へ突出する第4枢軸7dに枢支され、モータ20の駆動により正逆回転可能な駆動ギヤ21とが設けられる。
オープンリンク14、第1ロックレバー15及び第2ロックレバー16は、ロック状態及びアンロック状態に切り替え可能なロック機構を構成する。ロック機構のアンロック状態とは、オープンリンク14、第1ロックレバー15及び第2ロックレバー16の全てが後述のアンロック位置にあって、ドアの車外側に設けられる操作ハンドルをなすアウトサイドハンドルOH又はドアの車内側に設けられるインサイドハンドルIHの開操作に基づくアウトサイドレバー12のリリース作動によりドアの開きを可能にする状態を指し、ロック状態とは、オープンリンク14、第1ロックレバー15及び第2ロックレバー16の全てが後述のロック位置にあって、アウトサイドレバー12がリリース作動しても、ドアの開きを不能にする状態を指す。
アウトサイドレバー12は、第1枢軸7aにより枢支されると共に、スプリング22の付勢力により初期位置方向へ付勢されてケーシング7に設けられたストッパ部7eに当接した図4に示す初期位置に保持される。
アウトサイドレバー12の車外側の端部に設けられた車外側連結部12aは、上下方向の連結ロッド27(図4参照)を介してアウトサイドハンドルOHに連結される。これにより、アウトサイドハンドルOHの開操作は、連結ロッド27を介してアウトサイドレバー12の車外側連結部12aに伝達され、アウトサイドレバー12は、スプリング22の付勢力に抗して図4に示す初期位置からリリース方向(時計方向)へ所定角度回動する。
アウトサイドレバー12の車内側の端部に設けられた車内側連結部12bは、オープンリンク14の下部に設けられた連結孔14aに挿入される。これにより、アウトサイドレバー12のリリース方向の回転は、上下方向への直線運動に変換されてオープンリンク14に伝達される。
図3に示すように、インサイドレバー17は、ケーシング7の第3枢軸7cにより枢支されると共に、下端部に設けた連結部17aがボーデンケーブル28によりドアの車内側に設けられる操作ハンドルであるインサイドハンドルIHに連結されることにより、インサイドハンドルIHの開操作に基づいて第3枢軸7c回りに図3に示す初期位置から時計方向へ回動する。インサイドレバー17の時計方向への回動は、インサイドレバー17に設けた折曲部17bがアウトサイドレバー12に設けた被当接部12cに下方から当接することによりアウトサイドレバー12に伝達される。これにより、アウトサイドレバー12は、インサイドハンドルIHの開操作に基づいてリリース方向へ回動する。
第1ロックレバー15は、ケーシング7の第2枢軸7bによりケーシング7の内側面に枢支されと共に、下端部に設けた連結部15aが図示略のボーデンケーブルを介してドアの車内側に設けられる図示略のロックノブに連結され、下部に設けた連結突部15bが連結アーム23を介して第2キーレバー19に設けた長孔19aに連結される。
さらに、第1ロックレバー15の前部に設けた円弧部15cの外周には、駆動ギヤ21がモータ20の駆動により回転した際、駆動ギヤ21に設けた複数の突起部21a(図3参照)のうちいずれか一つの突起部21aが第1ロックレバー15の回転方向に係合可能な係合凹部15dが設けられる。これにより、ロックノブ及びキーシリンダの手動による施解錠操作、並びにモータ20の駆動による駆動ギヤ21の回転によって、第1ロックレバー15は、図3、5に示すアンロック位置から反時計方向へ所定角度回動した図6に示すロック位置、及びその逆へ移動する。第1ロックレバー15のアンロック位置及びロック位置は、ケーシング7の内側面に支持された保持スプリング24の付勢力により弾性保持される。なお、第1ロックレバー15は、アンロック位置にある場合には、ケーシング7に設けた図示略のストッパ部に時計方向側から当接し、また、ロック位置にある場合には、ケーシング7に設けた図示略の他のストッパ部に反時計方向側から当接することで、それぞれの位置に保持される。
保持スプリング24は、トーションスプリングであって、コイル部24aがケーシング7に設けられた支持部7fに支持され、両アーム部24b、24c間に第1ロックレバー15に設けられた円柱状の突部15eを挟み込むことによって、第1ロックレバー15がアンロック位置にあるときには第1ロックレバー15に対してアンロック位置に保持する時計方向への付勢力を付与し、また、第1ロックレバー15がロック位置にあるときには第1ロックレバー15に対してロック位置に保持する反時計方向への付勢力を付与する。
第2ロックレバー16は、第1ロックレバー15と同軸上に回転可能に枢支されると共に、第1ロックレバー15と第2ロックレバー16との間に作用するスプリング25の付勢力により第1ロックレバー15に対して時計方向(アンロック方向)へ付勢された状態で、第1ロックレバー15に設けたストッパ部15fに対して時計方向側から当接した図3、5、6等に示す通常位置に保持される。したがって、通常の作動時には、第1ロックレバー15のアンロック位置からロック位置への移動、及びその逆への移動に追従して、第2ロックレバー16もアンロック位置からロック位置、及びその逆へ移動する。
スプリング25は、第2枢軸7b回りに配置され、一方のアーム部が第1ロックレバー15に掛止され、他方のアーム部が第2ロックレバー16に掛止されることによって、第1ロックレバー15に対して第2ロックレバー16を時計方向への付勢力を付与する。
第1ロックレバー15と第2ロックレバー16とに作用するスプリング25の付勢力は、第1ロックレバー15をロック位置及びアンロック位置に保持する保持スプリング24の付勢力よりも小さくなるように設定される。
第2ロックレバー16の上部には、当該上部に設けた連結突部16aがオープンリンク14に設けた上下方向の長孔14bに相対的に上下方向に摺動可能に係合することで、オープンリンク14が上下方向に移動可能に連結される。
オープンリンク14は、下部に設けた連結孔14aにアウトサイドレバー12の車内側連結部12bが挿入されることでアウトサイドレバー12に連結されると共に、上下方向を向く長孔14bに第2ロックレバー16の連結突部16aが上下方向へ摺動可能に係合されることで第2ロックレバー16に連結される。これにより、オープンリンク14は、図3、5に示すように、第2ロックレバー16がアンロック位置にある場合には、長手方向が上方へ略真直ぐ向く姿勢のアンロック位置に保持され、図6に示すように、第2ロックレバー16がロック位置にある場合には、上部が前斜め上方を向く姿勢のロック位置に保持される。
オープンリンク14には、アンロック位置にあるときラチェット11に設けた被解除アーム部11aに対して下方から当接可能で、かつロック位置にあるとき被解除アーム部11aに当接不能な位置に変位する解除部14cと、解除部14cの下方近傍にあって、後方へ山形状に突出する被ブロック部14dが設けられる。
第1、2ロックレバー15、16がアンロック位置からロック位置に向けて回動する場合には、第2ロックレバー16の連結突部16aがオープンリンク14の長孔14bの前縁に当接することにより、オープンリンク14もアウトサイドレバー12の車内側連結部12bを中心(アウトサイドレバー12及び慣性レバー13の回転軸線方向に対して直交する回転軸線回り)として回動して、アンロック位置からロック位置に移動する。また、第1ロックレバー15、16がロック位置からアンロック位置に回動する場合には、第2ロックレバー16の連結突部16aがオープンリンク14の長孔14bの後縁に当接することにより、オープンリンク14もアウトサイドレバー12の車内側連結部12bを中心に回動してロック位置からアンロック位置に移動する。
上述構成により、図5に示すように、ロック機構がアンロック状態のとき、アウトサイドハンドルOHまたはインサイドハンドルIHの開操作により、アウトサイドレバー12が初期位置からリリース方向へ回動すると、オープンリンク14は、アンロック位置から上方へ直進して、オープンリンク14の解除部14cがラチェット11の被解除アーム部11aに下方から当接することで、ラチェット11をリリース方向へ回動させる。これにより、ラチェット11とラッチ9との係合関係が解除されて、ドアDの開きを可能にする。
図6に示すように、ロック機構がロック状態のとき、アウトサイドハンドルOHまたはインサイドハンドルIHの開操作に基づいて、アウトサイドレバー12がリリース方向へ回動した場合には、オープンリンク14は、ロック位置から前斜め上方へ向けて移動するが、解除部14cがラチェット11の被解除アーム部11aに対して当接しないため、ラチェット11をリリース方向へ回転させることはできない。したがって、ロック機構がロック状態においては、ラチェット11とラッチ9との係合関係は保持され、ドアDを開くことができない。
慣性レバー13は、アウトサイドレバー12と同軸の第1枢軸7aによりアウトサイドレバー12と独立して所定角度回動可能に枢支されると共に、トーションスプリング26の付勢力により図4において反時計方向へ付勢されてケーシング7に設けられる図示略のストッパに当接した図4に示す初期位置に保持され、設定値を超える慣性力が外向き方向(図4において右方向で、車内側から車外側へ向く方向)へ作用した場合には、トーションスプリング26の付勢力に抗して、初期位置からブロック方向(図4において時計方向)へ回転する。
慣性レバー13には、回転中心(第1枢軸7a)から離れた上部に設けられるカウンターウエイト13aと、回転中心から離れた車内側を向く端部に設けられ、オープンリンク14の被ブロック部14dに当接可能なブロック部13bと、トーションスプリング26の一方のアーム部26aが掛止される被掛止部13cと、トーションスプリング26の他方のアーム部26bが慣性レバー13の回転方向に係合可能なフック部13dとが設けられる。
慣性レバー13は、トーションスプリング26の付勢力により図4において反時計方向へ付勢されてバックプレート6に設けられた図示略のストッパに当接することで図4に示す初期位置に保持され、設定値を超える慣性力が外向き方向(車内側から車外側へ向く方向)へ作用した場合には、カウンターウエイト13aの作用により、初期位置からトーションスプリング26の付勢力に抗してブロック方向(時計方向)へ所定角度回動した図9に示すブロック位置に回動する。
慣性レバー13のブロック部13bは、慣性レバー13が初期位置にあるとき、オープンリンク14のロック位置からアンロック位置への移動を遮らない位置にあり、かつ慣性レバー13が初期位置からブロック位置に移動する過程で、オープンリンク14の被ブロック部14dに下方から当接することで、アンロック位置にあるオープンリンク14をロック位置に強制移動させ、慣性レバー13がブロック位置に移動した状態にあっては、オープンリンク14の被ブロック部14dの移動軌跡上に進入して、オープンリンク14のロック位置からアンロック位置への移動を阻止する。
図4に示すように、トーションスプリング26は、コイル部26cがケーシング7に設けられた支持部7gに支持されると共に、一方のアーム部26aが慣性レバー13の被掛止部13cに掛止し、クランク状に折曲された他方のアーム部26bがバックプレート6の下部6aに当接することで、慣性レバー13に対して反時計方向への付勢力を付与する。なお、トーションスプリング26の他方のアーム部26bが掛止する部位は、バックプレート6に限定されるものでなく、バックプレート6に代えてボディ4またはケーシング7としても良い。
トーションスプリング26の他方のアーム部26bは、慣性レバー13が初期位置又はその近傍にあって、バックプレート6の下部6aに当接した状態においては、慣性レバー13のフック部13dの回動軌跡上に位置し、慣性レバー13が初期位置からブロック方向へ所定角度回転すると、慣性レバー13におけるフック部13dの手前に設けた傾斜部13eを摺動して乗り越えて、図9に実線で示すようにフック部13dに対して係合することで、慣性レバー13の初期位置への戻りを阻止してブロック位置に保持する。
慣性レバー13がブロック位置に保持されている状態で、アウトサイドハンドルOHの開操作に基づいてアウトサイドレバー12がリリース方向(図9において時計方向)へ回動した場合には、図11に示すように、アウトサイドレバー12の下縁部12dがトーションスプリング26の他方のアーム部26bに上方から当接して、当該アーム部26bを押し下げることで、当該アーム部26bをフック部13dから外すことができる。これにより、慣性レバー13は、トーションスプリング26の一方のアーム部26aの付勢力によりブロック位置から初期位置への戻りを可能にする。
次に、図4~11に基づいて、本実施形態に係る自動車用ドアラッチ装置1の作用、特に側面衝突等により自動車用ドアラッチ装置1に衝撃が作用した場合について説明する。
通常状態においては、図4に示すように、慣性レバー13は、トーションスプリング26の付勢力により初期位置に保持されている。慣性レバー13が初期位置にある場合には、図4~6に示すように、ブロック部13bは、オープンリンク14の被ブロック部14dの移動軌跡外に退避して、オープンリンク14のロック位置からアンロック位置への移動を遮らない位置にある。
例えば、図4、5に示すように、ロック機構がアンロック状態にあるとき、車両走行中又は車両停止中に、側面衝突事故等が発生したとする。この場合には、衝突を受けた側のドアに対して車外側から車内側へ向けて衝撃が作用するため、自動車用ドアラッチ装置1に対しては、その反作用として外向き方向(図4において右方向)への慣性力が作用する。
自動車用ドアラッチ装置1に外向き方向への慣性力が作用すると、慣性レバー13は、上端部に設けたカウンターウエイト13aにより、スプリング26の付勢力に抗して、第1枢軸7aを中心にして初期位置からブロック方向(時計方向)へ回動する。
慣性レバー13がブロック方向へ回動すると、初期段階において、先ず図7、8に示すように、ブロック部13bの上端が、オープンリンク14の被ブロック部14dに下方から当接する。これにより、アンロック位置にあるオープンリンク14は、アウトサイドレバー12の車内側連結部12bを中心にしてロック方向へ若干強制回動させられる。これと同時に、トーションスプリング26の他方のアーム部26bが、フック部13dの手前に設けられた傾斜部13eに乗り上げることにより、外れ方向(図7において時計方向)へ捻られる。なお、この場合においては、図8に示すように、オープンリンク14及び第2ロックレバー16がロック方向へ移動するが、第1ロックレバー15は、保持スプリング24の保持力によりアンロック位置に止まった状態を維持する。
さらに慣性レバー13のブロック方向への回動が進行して、図9、10に示すように、慣性レバー13が所定角度回動して2点鎖線で示す位置まで回動すると、慣性レバー13のブロック部13bは、オープンリンク14の被ブロック部14dに対して完全に当接することで、オープンリンク14をロック位置に強制的に移動させると共に、被ブロック部14dの移動軌跡上に進入してオープンリンク14及び第2ロックレバー16のアンロック位置への移動を阻止する。一方、トーションスプリング26の他方のアーム部26bは、慣性レバー13の傾斜部13eを乗り越えて、フック部13dに対して係合可能な位置に変位する。
その後、慣性力が無くなると、図9に実線で示すように、慣性レバー13は、トーションスプリング26の一方のアーム部26aの付勢力により、反時計方向へ若干戻されて、フック部13dがトーションスプリング26の他方のアーム部26に対して反時計方向側から当接することで、ブロック位置に保持される。
慣性レバー13がブロック位置に保持された状態においては、ブロック部13bがオープンリンク14における被ブロック部14dの移動軌跡上に進入して、オープンリンク14のロック位置からアンロック位置への移動を阻止する。
なお、第1ロックレバー15と第2ロックレバー16との間に作用するスプリング25の付勢力は、第1ロックレバー15をアンロック位置に保持するスプリング24の付勢力よりも小さく設定されているため、慣性レバー13のブロック方向への回動により、オープンリンク14がアンロック位置からロック位置に強制移動させられた場合にあっても、オープンリンク14及び第2ロックレバー16は、スプリング25の付勢力に抗してロック位置に移動するが、第1ロックレバー15は、スプリング24の付勢力によりアンロック位置に止まった状態に保持される。
その後、側面衝突の衝撃により、車室内に設置された図示略のエアバッグが作動した場合には、衝突された側のドアに対しては車外方向への衝撃が作用することから、今度は、慣性レバー13に対しては車内方向への慣性力、すなわち初期位置へ戻そうとする力が作用する。
しかし、本実施形態においては、慣性レバー13のフック部13dがトーションスプリング26の他方のアーム部26bに係合して、慣性レバー13の初期位置への戻りが阻止されているため、慣性レバー13に作用する慣性力の方向が反転しても、慣性レバー13は、初期位置に戻ることはない。したがって、ロック位置に強制移動させられたオープンリンク14に対して如何なる方向への力が作用しても、オープンリンク14のロック位置は確実に維持されるため、ドアの閉状態を確実に維持できる。
その後、ドアを開ける必要が生じた場合には、1回目のアウトサイドハンドルOHまたはインサイドハンドルIHの開操作で、慣性レバー13を初期位置に戻し、オープンリンク14及び第2ロックレバー16をアンロック位置に戻し、2回目のアウトサイドハンドルOHまたはインサイドハンドルIHの開操作でドアを開けることができる。
詳細には、図9、10に示すように、慣性レバー13がブロック位置に保持された状態で、1回目のアウトサイドハンドルOHの開操作に基づいてアウトサイドレバー12がリリース方向へ回動すると、図11に示すように、アウトサイドレバー12の下縁部12dがトーションスプリング26の他方のアーム部26bに対して上方から当接することで、他方のアーム部26bを慣性レバー13のフック部13dから外すことができる。これにより、慣性レバー13は、トーションスプリング26の一方のアーム部26aの付勢力により初期位置に戻る。
慣性レバー13が初期位置に戻ると、ブロック部13bがオープンリンク14の被ブロック部14dの移動軌跡外に退避するため、オープンリンク14及び第2ロックレバー16は、スプリング25の付勢力によりアンロック位置に戻り、ロック機構はアンロック状態となる。
続いて、2回目のアウトサイドハンドルOHまたはインサイドハンドルIHの開操作で、アウトサイドレバー12をリリース方向へ回動させることでドアDを開けることができる。
なお、ロック機構がロック状態のとき、ドアに対して衝撃が作用した場合には、慣性レバー13は、初期位置からブロック方向へ回動するが、ブロック部13bは、オープンリンク14の被ブロック部14dに対して下方からは当接することなく、被ブロック部14dの移動軌跡上に進入して、オープンリンク14のロック位置からアンロック位置への移動を阻止する。
1 自動車用ドアラッチ装置 2 ベース部材
3 噛合機構 4 ボディ
4a ストライカ進入溝 5 カバープレート
6 バックプレート 6a 下部
7 ケーシング 7a 第1枢軸
7b 第2枢軸 7c 第3枢軸
7d 第4枢軸 7e ストッパ部
7f 支持部 7g 支持部
71 サイドカバー 72 トップカバー
8 ラッチ軸 9 ラッチ
10 ラチェット軸 11 ラチェット
11a 被解除アーム部 12 アウトサイドレバー
12a 車外側連結部 12b 車内側連結部
12c 被当接部 12d 下縁部
13 慣性レバー 13a カウンターウエイト
13b ブロック部 13c 被掛止部
13d フック部 13e 傾斜部
14 オープンリンク 14a 連結孔
14b 長孔 14c 解除部
14d 被ブロック部 15 第1ロックレバー
15a 連結部 15b 連結突部
15c 円弧部 15d 係合凹部
15e 突部 15f ストッパ部
16 第2ロックレバー 16a 連結突部
17 インサイドレバー 17a 連結部
17b 折曲部 18 第1キーレバー
19 第2キーレバー 19a 長孔
20 モータ 21 駆動ギヤ
21a 突起部 22 スプリング
23 連結アーム 24 保持スプリング
24a コイル部 24b、24c アーム部
25 スプリング 26 トーションスプリング(付勢部材)
26a 一方のアーム部 26b 他方のアーム部
26c コイル部 27 連結ロッド
28 ボーデンケーブル OH アウトサイドハンドル(操作ハンドル)
IH インサイドハンドル(操作ハンドル)

Claims (7)

  1. ドアを閉位置に保持可能な噛合機構と、
    前記ドアに配置される操作ハンドルの開操作に連動してリリース方向へ移動可能なアウトサイドレバーと、
    前記アウトサイドレバーのリリース方向への移動に基づいて前記噛合機構の噛合を解除可能なアンロック位置及び解除不能なロック位置に移動可能なオープンリンクと、
    設定値を超える慣性力が作用した場合、付勢部材の付勢力に抗して、初期位置からブロック位置に移動可能な慣性レバーと、を備え、
    前記慣性レバーは、初期位置からブロック位置に移動した場合、前記オープンリンクに当接することで前記オープンリンクをアンロック位置からロック位置に移動させ、かつ前記オープンリンクのロック位置からアンロック位置への移動を阻止し、
    前記付勢部材は、前記慣性レバーがブロック位置に移動した場合、前記慣性レバーに係合することにより、前記慣性レバーをブロック位置に保持することを特徴とする自動車用ドアラッチ装置。
  2. 前記付勢部材を、一方のアーム部が前記慣性レバーに掛止され、他方のアーム部が前記慣性レバーを支持するベース部材に掛止されるトーションスプリングとしたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアラッチ装置。
  3. 前記トーションスプリングは、前記慣性レバーがブロック位置に移動した場合、前記他方のアーム部が前記慣性レバーに係合することにより、前記慣性レバーをブロック位置に保持することを特徴とする請求項2記載の自動車用ドアラッチ装置。
  4. 前記アウトサイドレバーは、リリース方向へ移動することにより、前記トーションスプリングの前記他方のアーム部と前記慣性レバーとの互いの係合を解除して、前記慣性レバーのブロック位置から初期位置への移動を可能にすることを特徴とする請求項3記載の自動車用ドアラッチ装置。
  5. 前記オープンリンクをアンロック位置に保持するように作用する付勢力を有するスプリングがさらに設けられており、前記オープンリンクは、アンロック位置にあるとき、前記慣性レバーが初期位置からブロック位置に移動して、前記慣性レバーに当接することにより、前記オープンリンクに作用する前記スプリングの付勢力に抗してアンロック位置からロック位置に移動することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の自動車用ドアラッチ装置。
  6. 前記オープンリンクは、前記慣性レバーがブロック位置から初期位置に戻ることにより、前記スプリングの付勢力によりロック位置からアンロック位置に移動することを特徴とする請求項5記載の自動車用ドアラッチ装置。
  7. 前記慣性レバーは、前記アウトサイドレバーと同軸により枢支され、前記アウトサイドレバーとは独立して回動可能であることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の自動車用ドアラッチ装置。
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