JP7416348B1 - 移動方向判定装置、移動方向判定方法、及び移動方向判定プログラム - Google Patents

移動方向判定装置、移動方向判定方法、及び移動方向判定プログラム Download PDF

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Abstract

より精度良く人物が対象物の方向に移動しているかを判定することができる移動方向判定装置を得ることを目的とする。本開示に係る移動方向判定装置は、画像上において、人物の移動先となる対象物の上辺と下辺から消失点を算出する消失点算出部と、画像上に映る人物の移動方向を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、消失点と動きベクトルの始点を結んだ線分と、消失点と動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、人物が対象物の方向に移動しているかを判定する判定部と、を備えた。

Description

本開示は、移動方向判定装置、移動方向判定方法、及び移動方向判定プログラムに関する。
公共交通機関やビル内のエレベータにおける自動ドアは、開状態と閉状態とを効率よく制御し、公共交通機関やエレベータの運用効率を向上させることが求められている。近年では、カメラ映像を用いて自動ドア周辺の利用者の移動状況に応じたドア開閉の自動制御技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、エレベータ乗り場に対して、第1検出領域と第1検出領域よりドアに近い第2検出領域を定義し、その領域間を移動する乗客の動作を検出し、自動ドアの開閉を制御する方法が開示されている。
特開2018-197140号公報
従来技術では、第1検出領域から第2検出領域へ向かう乗客の動作を搭乗動作とし、乗客の動作が搭乗動作である場合にドアを停止又は反転戸開させる。すなわち、人物の移動方向を第1検出領域から第2検出領域への移動で判定しているため、ドアに対して平行な移動をしている場合など、その人物に乗車意思がない場合にも登場動作をしていると誤判定してしまう場合があった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、より精度良く人物が対象物の方向に移動しているかを判定することができる移動方向判定装置を得ることを目的とする。
本開示に係る移動方向判定装置は、画像上において、人物の移動先となる対象物の上辺と下辺から消失点を算出する消失点算出部と、画像上に映る人物の移動方向を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、消失点と動きベクトルの始点を結んだ線分と、消失点と動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、人物が対象物の方向に移動しているかを判定する判定部と、を備えた。
本開示に係る移動方向判定装置は、消失点と動きベクトルの始点を結んだ線分と、消失点と動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、人物が対象物の方向に移動しているかを判定する判定部を備えたので、画像上における消失点と動きベクトルのなす角度に基づいて、人物が対象物の方向に移動しているかを判定することにより、より精度良く人物が対象物の方向に移動しているかを判定することができる。
実施の形態1に係る移動方向判定装置100及び制御システム1000の構成を示す構成図である。 実施の形態1に係る消失点算出部105が消失点を算出する処理の具体例を示す概念図である。 実施の形態1に係る判定部106が人物が対象物の方向に移動しているかを判定する処理の具体例を示す概念図である。 実施の形態1に係る判定部106が人物が対象物の方向に移動しているかを判定する処理の具体例を示す概念図である。 実施の形態1に係る判定部106が人物が対象物の方向に移動しているかを判定する処理の具体例を示す概念図である。 実施の形態1に係る移動方向判定装置100のハードウェア構成を示すハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る移動方向判定装置100の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る移動方向判定装置100の消失点算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る移動方向判定装置2100及び制御システム2000の構成を示す構成図である。 実施の形態2に係る移動方向判定装置2100の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る移動方向判定装置2100の移動方向基準決定処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る移動方向判定装置2100の変形例の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る移動方向判定装置100及び制御システム1000の構成を示す構成図である。
制御システム1000は、自動ドアやサイネージといった制御対象の制御を行うものであり、移動方向判定装置100、カメラ200、画像記録装置300、及び制御装置400を備える。
移動方向判定装置100は、画像上に映った人物の移動方向を判定するものであり、
外部装置であるカメラ200、画像記録装置300及び制御装置400と無線又は有線にて接続される。実施の形態1において、移動方向判定装置100は、人物の移動方向を判定する機能に加えて、判定した移動方向に基づいて人物の移動先となる対象物の制御内容を決定する機能も有する。ここで、人物の移動先となる対象物とは、制御システム1000の制御対象となるものであり、電車やエレベータの自動ドア、広告表示や案内表示を行うサイネージ等の表示装置である。
カメラ200は人物の移動方向を判定する対象領域を撮像し、画像を生成するものであり、人物の移動先となる対象物の周辺を撮像するように設置される。例えば、カメラ200は、エレベータホールや駅のホームに設置される。また、カメラ200は、対象物を斜め上方から撮像することが望ましい。
画像記録装置300は、カメラ200によって撮像された画像を記憶した後、一定時間分抽出し、移動方向判定装置100に送信するものである。ここで、画像記録装置300は、移動方向判定装置100からの要求に応じて画像を送信するようにしてもよい。
制御装置400は、移動方向判定装置100で決定された制御内容に基づいて、対象物の制御を行うものである。制御内容は、例えば、制御対象が自動ドアの場合、自動ドアの開閉、制御対象が表示装置の場合、広告や案内の液晶表示等である。
移動方向判定装置100は、画像取得部101、人物検出部102、動きベクトル算出部103、対象物検出部104、消失点算出部105、判定部106、及び制御内容決定部107を備える。
画像取得部101は、カメラ200又は画像記録装置300から対象物周辺を撮像した画像を取得するものである。
人物検出部102は、画像取得部101が取得した画像に映った人物を検出するものである。ここで、人物の検出方法としては、学習済モデルを用いたAIによる方法が考えられる。例えば、CNN(Convolutional Neural Network)に基づいて、人物が映った少なくとも一つ以上の画像を学習用データとして生成された学習済モデルを用いることができる。
動きベクトル算出部103は、画像上に映る人物の動きベクトルを算出するものであり、より具体的には、人物検出部102が検出した人物の動きベクトルを算出するものである。ここで、動きベクトルとは、画像上における人物の移動方向を示すものである。例えば、連続した画像データの最初のフレームの人物位置を始点とし、最後のフレームの人物位置を終点とすることにより、動きベクトルを算出することができる。
対象物検出部104は、画像取得部101が取得した画像に映った対象物を検出するものである。例えば、対象物検出部104は、画像を入力とし、対象物を検出する学習済モデルを用いて、画像上において、対象物を検出する。学習済モデルとしては、人物検出部102と同様、CNNに基づいて、対象物が映った少なくとも一つ以上の画像を学習用データとして生成された学習済モデルを用いることができる
また、対象物検出部104は、タッチパネルやマウス等によるユーザの入力を受け付ける機能を有し、ユーザの入力により対象物を検出するようにしてもよい。例えば、ユーザが対象物の輪郭を特定したり、対象物が矩形の場合は四隅を特定したりすることにより、対象物を検出するようにしてもよい。
消失点算出部105は、画像上において、人物の移動先となる対象物の上辺と下辺から消失点を算出するものである。より具体的には、消失点算出部105は、上辺を延長した直線と、下辺を延長した直線が交差する点を消失点として算出する。ここで、消失点とは、3次元空間において本来平行な直線が画像上において交差する点である。
上辺及び下辺の決定は、AIに基づく方式や、Canny Filterなどに代表されるエッジ検出処理やHough変換などの直線推定処理を用いることができる。また、対象物がサイネージやドアなど時間によって外見が変化する物体である場合、背景差分、フレーム間差分、動き検出処理等により対象物体を検出し、その物体境界線として上辺下辺を決定するような方式であってもよい。
上記においては、消失点算出部105が自動で対象物の上辺と下辺を決定する方法について説明したが、対象物検出部104と同様にユーザの入力により上辺と下辺を決定するようにしてもよい。すなわち、対象物の検出及び上辺と下辺の決定まではユーザの手作業により行い、消失点の算出からを自動で行うようにしてもよい。
判定部106は、消失点算出部105が算出した消失点と動きベクトル算出部103が算出した動きベクトルの始点を結んだ線分と、当該消失点と当該動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、人物が対象物の方向に移動しているかを判定するものである。ここで、上記の角度は、消失点Oと動きベクトルの始点Aを結んだ線分AOと、消失点Oと動きベクトルの終点Bを結んだ線分BOがなす角∠AOBの大きさを意味する。また、対象物の方向に移動するとは、対象物に向かう移動をすることを意味する。
より具体的には、判定部106は、∠AOBの大きさをθとしたとき、算出したθの大きさと予め設定された閾値の大きさを比較するとともに、動きベクトルが対象物の方向に傾いている場合、対象物の方向に移動していると判定する。ここで、動きベクトルが対象物の方向に傾いているか否かは、動きベクトルの始点よりも動きベクトルの終点の方が対象物との距離が近づいているか否かにより判定する。すなわち、動きベクトルの終点と対象物との距離が、動きベクトルの始点と対象物との距離よりも小さくなっている場合、動きベクトルが対象物の方向に傾いていると判定する。
以上をまとめると判定部106は以下の基準により、人物が対象物の方向に移動をしているか否かを判定する。
・閾値<θ値で動きベクトルが対象物方向に傾いていれば対象物に向かう移動
・閾値<θ値で動きベクトルが対象物方向に傾いていなければ対象物から離れる移動
・閾値>θ値であれば対象物に向かうまたは離れる移動ではない
ここで、消失点算出部105が消失点を算出する処理と、判定部106が人物が対象物の方向に移動しているかを判定する処理の具体例を図面を用いて説明する。
図2は、消失点算出部105が対象物の上辺と下辺から消失点を算出する処理の具体例を説明するための概念図である。消失点算出部105は対象物の上辺である線分XYと、対象物の下辺である線分ZWをそれぞれ延長し、延長した直線XYと直線ZWが交差する点Oを消失点として算出する。
図3~5は、判定部106が人物が対象物の方向に移動しているかを判定する処理の具体例を説明するための概念図である。ここでは、説明のために閾値が15度として説明する。
図3では、消失点と動きベクトルのなす角θは閾値よりも大きく、動きベクトルは対象物の方向に傾いている。したがって、図3の場合において、判定部106は、人物が対象物の方向に移動している(対象物に向かって移動している)と判定する。
図4では、消失点と動きベクトルのなす角θは閾値よりも大きいが、動きベクトルは対象物の方向に傾いていない。したがって、図4の場合において、判定部106は、人物が対象物の方向に移動している(対象物から離れている)と判定する。
図5では、消失点と動きベクトルのなす角θは閾値より小さい。したがって、判定部106は、人物は対象物に向かう又は離れる移動をしていないと判定する。
制御内容決定部107は、判定部106の判定結果に基づき、対象物の制御内容を決定ものである。例えば、対象物が自動ドアである場合、制御内容決定部107は、自動ドアの開閉状態を決定し、対象物がサイネージ等の表示装置である場合、制御内容決定部107は、表示装置の表示内容を決定する。また、人物検出部102で複数の人物が検出されており、判定部106が、少なくとも一人以上の人物が対象物の方向に移動していると判定した場合、制御内容決定部107は、人物が対象物の方向に移動している場合の制御内容を対象物に行わせる制御内容として決定する。
より具体的には、対象物が自動ドアであり、判定部106が人物が自動ドアの方向に移動していると判定した場合、制御内容決定部107は、ドアを開状態とすることを決定し、判定部106が人物が自動ドアの方向に移動していないと判定した場合、制御内容決定部107は、自動ドアを閉状態とすることを決定することが考えられる。
また、対象物がサイネージであり、当該サイネージが人流誘導を行うものである場合、判定部106が人物がサイネージの方向に移動していると判定した場合には、制御内容決定部107はサイネージに人流誘導方向を表示させることを決定し、判定部106が人物がサイネージの方向に移動していないと判定した場合には、制御内容決定部107はサイネージに当該サイネージが案内板であることを示す表示を行うこと決定することが考えられる。
また、対象物がサイネージであり、当該サイネージが地図表示を行うものである場合、判定部106が人物がサイネージの方向に移動していると判定した場合には、制御内容決定部107はサイネージが設置された建物における詳細な地図を表示させる制御を行い、判定部106が人物がサイネージに向かっていないと判定した場合には、制御内容決定部107はより簡略化した地図を表示させる制御を行うことが考えられる。
また、制御内容は、制御対象に何も行わせないことを含む。例えば、自動ドアが既に閉状態である場合に、自動ドアを閉状態とする制御内容が選択された場合、制御内容決定部107は、自動ドアに何も行わせないことを制御装置400に伝える、あるいは、何の情報も伝えないようにしてもよい。
次に、移動方向判定装置100のハードウェア構成について説明する。
図6は、移動方向判定装置100のハードウェア構成を示すハードウェア構成図である。
移動方向判定装置100が備える画像取得部101、人物検出部102、動きベクトル算出部103、対象物検出部104、消失点算出部105、判定部106、及び制御内容決定部107は、記憶装置2に格納されたプログラムが処理装置1で実行されることにより実現される。
処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)中央処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサである。また、複数のプロセッサにより、移動方向判定装置100の各機能を実現しても良い。また、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC等で移動方向判定装置100の各機能を実現しても良い。
記憶装置2は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(ErasableProgrammable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリであっても良いし、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスクであっても良いし、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクでも良い。
通信装置3は、外部機器と通信を行うものであり、レシーバ及びトランスミッタとしての機能を有する。例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
入力装置4は、ユーザからの入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボードやマウスである。
出力装置5は、ユーザに対して情報の提示を行うものであり、例えば、ディスプレイやスピーカーである。
以上のように、移動方向判定装置100は構成される。
次に、移動方向判定装置100の動作について説明する。
図7は、実施の形態1に係る移動方向判定装置100の動作を示すフローチャートである。
ここで、移動方向判定装置100の動作が移動方向判定方法に対応し、移動方向判定装置100の動作をコンピュータに実行させるプログラムが移動方向判定プログラムに対応する。また、「部」は適宜「工程」に読み替えてもよい。
まず、ステップS1で移動方向判定装置100は、消失点算出処理を行う。この処理の詳細については図8で後述する。
次に、ステップS2で画像取得部101が、カメラ200又は画像記録装置300から現在時刻の画像を取得する。
次に、ステップS3で人物検出部102は、ステップS1で取得した画像上に映る人物を検出する。人物が検出できた場合、画像取得部101は、画像記録装置300から所定時間遡った時刻から現在時刻までの連続した複数の画像を取得する。人物検出部102は、画像取得部101が取得した複数の画像について人物の検出を行い、検出結果を動きベクトル算出部103に送信する。
ステップS4で動きベクトル算出部103は、ステップS3で検出した人物の動きベクトルを算出する。より具体的には、動きベクトル算出部103は、連続した複数の画像から人物の動きベクトルを算出する。
次に、ステップS5で判定部106は、ステップS2で検出した人物が対象物の方向に移動しているかをステップS1で算出した消失点に基づいて判定する。より具体的には、判定部106は、消失点と動きベクトルの始点を結んだ線分と、消失点と動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、人物が前記対象物の方向に移動しているかを判定する。
ステップS6で、判定部106は、画像上に映る全人物について移動方向を判定したかを判定する。まだ判定していない人物が残っている場合、ステップS5に戻り、全人物について判定が終了した場合、ステップS7に進む。
ステップS7で制御内容決定部107はステップS6の判定結果に基づき、対象物の制御内容を決定し、制御内容を示す信号を制御装置に送信する。
以上で移動方向判定装置100は動作を終了する。
次に、消失点算出処理の詳細について説明する。
図8は、消失点算出処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS101で画像取得部101がカメラ200又は画像記録装置300から対象物周辺を撮像した画像を取得する。
ステップS102で、対象物検出部104は、ステップS101で取得した画像上に映る対象物を検出する。
ステップS103で、消失点算出部105は、ステップS102で検出した対象物の上辺と下辺を検出する。
ステップS104で、消失点算出部105は、ステップS103で検出した対象物の上辺と下辺を延長し、延長線上の交点を消失点として算出する。
以上で、移動方向判定装置100は消失点算出処理を終了する。
消失点算出処理は、カメラの画角が変わらない場合や対象物の位置が変わらない場合には、初期設定として一度行うだけでも良い。
また、移動方向判定装置100の動作において、ステップS1で消失点算出処理を行う場合には、ステップS101で画像取得部101が画像を取得しているため、ステップS2の処理を省略し、ステップS101で取得した画像を用いるようにしても良い。
以上のように、移動方向判定装置100は、消失点と動きベクトルの始点を結んだ線分と、消失点と動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、人物が対象物の方向に移動しているかを判定するので、人物が対象物の方向に移動しているかをより正確に判定することができる。
また、対象物検出部104が学習済モデルを用いて対象物を検出するようにしたので、首振り機能が搭載されたカメラの画角が変わったり、電車のホーム等において自動ドアの位置が変わったりする場合においても、自動で対象物の位置を検出することにより、人手による設定を必要とせずに、人物の移動方向を判定することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る移動方向判定装置2100及び制御システム2000について説明する。
図9は、実施の形態2に係る移動方向判定装置2100及び制御システム2000の構成を示す構成図である。
実施の形態2における対象物は、エレベータや電車に搭載された自動ドアであり、移動方向判定装置2100は、実施の形態1に係る移動方向判定装置100の構成に加え、消失点が算出できない場合に、人物が自動ドアから出てきた方向に基づいて移動方向の基準を決定する移動方向基準決定部2108を有する。
ここで、消失点が算出できない場合とは、例えば、対象物の上辺と下辺が画像上平行に撮像され、上辺の延長線と下辺の延長線が交わる点を算出できない場合である。
移動方向基準決定部2108は、ドアから出てきた第一の人物が一歩目を踏み出した方向に基づき、移動方向の基準を決定するものであり、骨格情報抽出部2109及び踏み出し方向検出部2110を備える。
骨格情報抽出部2109は、人物検出部2102が検出した人物の骨格情報を抽出するものである。骨格情報の抽出は、既存のAIによる方法を用いればよいが、例えば、関節や手の位置といった特徴点を検出し、各特徴点をつなぎ合わせることにより、人物の動きや体の向きを示す情報を生成することが考えられる。すなわち、ここでの骨格情報とは、体の向きや足の動きを特徴点によって表現したものを意味する。
踏み出し方向検出部2110は、骨格情報抽出部2109が抽出した骨格情報に基づき、自動ドアから出てくる人物が一歩目を踏み出した方向を検出し、当該自動ドアの出入り方向に基づき移動方向の基準を決定するものである。一歩目の検出方法としては、例えば、対象物付近に境界線を設定し、その境界線を越えた脚の動きを一歩目として検出することが考えられる。この境界線は、例えば、自動ドアを閉じた状態での自動ドアの扉の位置に設定すればよい。
また、より詳細には、踏み出し方向検出部2110は、自動ドアから出てくる人物が一歩目を踏み出した方向を検出するため、当該一歩目を踏み出した方向は自動ドアから離れる方向である。踏み出し方向検出部2110は、例えば、自動ドアの中心位置から当該一歩目を踏み出した方向に延びるベクトルを移動方向の基準として決定してもよいし、当該一歩目を踏み出した方向の反対方向(180度回転させた方向)に延びるベクトルを移動方向の基準として決定してもよい。
上記において、移動方向の基準は、ベクトルとして決定されていたが、人物が自動ドアに近づいているかを実施の形態1と同様に動きベクトルが対象物の方向に傾いているかに基づいて判断する場合には、移動方向の基準に向きの情報は持たせず、単に一歩目を踏み出した方向に延びる直線を移動方向の基準として決定しても良い。
判定部2106は、消失点が算出できていない場合、移動方向基準決定部2108が決定した移動方向の基準に基づいて、人物が自動ドアの方向に移動しているかを判定する。ここで、移動方向基準決定部2108が、移動方向の基準を決定するまでは、判定部2106は人物が自動ドアの方向に移動しているかは判定できないため、判定部2106が移動方向を判定する人物は、移動方向の基準を決定するのに採用した人物とは異なる人物である。すなわち、判定部2106は、移動方向の基準と、第一の人物とは異なる第二の人物の動きベクトルとのなす角度に基づき、第二の人物の移動方向を判定する。
判定部2106の判定方法の具体例について説明する。
例えば、移動方向の基準として自動ドアの方向を向いたベクトルを用いる場合には、判定部2106は、移動方向の基準であるベクトルと動きベクトルのなす角度が所定の閾値以下か否か判定し、所定の閾値以下である場合に、人物が自動ドアの方向に移動していると判定する。また、移動方向の基準として自動ドアから離れる方向のベクトルを用いる場合には、判定部2106は、移動方向の基準であるベクトルと動きベクトルのなす角度が所定の閾値以上か否か判定し、所定の閾値以上である場合に、人物が自動ドアの方向に移動していると判定する。
また、移動方向の基準として直線を用いる場合には、判定部2106は、移動方向の基準である直線と動きベクトルのなす角度が所定の閾値以下か判定するとともに、動きベクトルが自動ドアの方向に傾いているか判定することにより、人物が自動ドアの方向に移動しているかを判定する。すなわち、移動方向の基準である直線と動きベクトルのなす角度が所定の閾値以下であり、動きベクトルが自動ドアの方向に傾いている場合に、人物が自動ドアの方向に移動していると判定する。ここで、動きベクトルが自動ドアの方向に傾いているか否かの判定は実施の形態1と同様の方法を用いればよい。
以上のように実施の形態2に係る移動方向判定装置2100及び制御システム2000は構成される。その他の構成については、実施の形態1と同様である。移動方向判定装置2100のハードウェア構成についても実施の形態1に係る移動方向判定装置100と同様であり、移動方向基準決定部2108は、図6に示したように、記憶装置2に格納されたプログラムを処理装置1が実行することにより実現される。
次に、実施の形態2に係る移動方向判定装置2100の動作について説明する。
図10は、実施の形態2に係る移動方向判定装置2100の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS201で移動方向判定装置2100は、移動方向基準決定処理を行う。この処理は初期設定として1回行うだけでよい。また、この処理の詳細については図12で後述する。
次に、ステップS202で画像取得部2101が、カメラ2200又は画像記録装置2300から現在時刻の画像を取得する。
次に、ステップS203で人物検出部2102は、ステップS202で取得した画像上に映る人物を検出する。人物が検出できた場合、画像取得部2101は、画像記録装置2300から所定時間遡った時刻から現在時刻までの連続した複数の画像を取得する。人物検出部2102は、画像取得部2101が取得した複数の画像について人物の検出を行い、検出結果を動きベクトル算出部2103に送信する。
ステップS204で動きベクトル算出部2103は、ステップS3で検出した人物の動きベクトルを算出する。動きベクトル算出部2103は、連続した複数の画像から人物の動きベクトルを算出する。
次に、ステップS205で判定部2106は、ステップS202で検出した人物の移動方向をステップS201で設定した移動方向の基準に基づいて判定する。
ステップS206で、判定部2106は、画像上に映る全人物について移動方向を判定したかを判定する。まだ判定していない人物が残っている場合、ステップS205に戻り、全人物について判定が終了した場合、ステップS207に進む。
ステップS207で制御内容決定部2107はステップS206の判定結果に基づき、対象物の制御内容を決定し、制御信号を制御装置に送信する。
以上で移動方向判定装置2100は動作を終了する。
次に、移動方向基準決定処理の詳細について説明する。
図11は、移動方向基準決定処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、画像取得部2101は、自動ドア周辺を映した画像をカメラ2200又は画像記録装置2300から取得する。
次に、ステップS302で対象物検出部2104は、画像上に映る自動ドアを検出する。
次に、ステップS303で、人物検出部2102は、自動ドアから出てくる人物を検出する。
次に、ステップS304で、骨格情報抽出部2109は、ステップS303で検出した人物の骨格情報を抽出する。
次に、ステップS305で踏み出し方向検出部2110は、ステップS304で抽出した骨格情報に基づいて、人物が自動ドアから出る一歩目を踏み出した方向を検出し、その方向に基づいて移動方向の基準を決定する。
以上で、移動方向判定装置2100は出入り方向判定処理を終了する。
実施の形態1と同様、移動方向判定装置2100の動作において、ステップS201で移動方向基準決定処理を行う場合には、ステップS301で画像取得部2101が画像を取得しているため、ステップS202の処理を省略し、ステップS301で取得した画像を用いるようにしても良い。
以上のように、移動方向判定装置2100は、自動ドアから出てきた人物が一歩目を踏み出した方向に基づいて、移動方向の基準を決定するので、対象物の上辺と下辺を検出できない場合においても、人物が対象物に向かう移動をしているかを判定することができる。
次に、実施の形態2に係る移動方向判定装置2100の変形例について説明する。
実施の形態2では、実施の形態1で説明した判定方法に加えて、自動ドアから出てきた人物が一歩目を踏み出した方向を出入り方向として設定し、当該出入り方向に基づいて移動方向を判定する方法について説明した。ここで、どちらの方法を用いるかは、ユーザが予め設定しても良いし、消失点が算出できない場合に、出入り方向を用いる方法を自動で使用するようにしてもよい。
本変形例では、消失点が算出できない場合に、自動ドアから出てくる人物が一歩目を踏む出した方向を移動方向の基準として自動で決定する場合の処理について説明する。
図12は、本変形例の移動方向判定装置2100の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS401で移動方向判定装置2100は、消失点算出処理を行う。この処理は図7に示したステップS1の処理と同じである。
次に、ステップS402で消失点算出部2105は、ステップS401で消失点を算出できたかを判定する。消失点を算出できた場合、ステップS403に進み、消失点を算出できなかった場合、ステップS410に進む。
ステップS403からステップS409までの処理は、図7に示したステップS2からステップS7までの処理と同じであり、ステップS410からステップS416までの処理は、図10に示したステップS202からステップS207までの処理と同じである。
以上のような動作により、本変形例における移動方向判定装置2100は、消失点を算出できない場合に、自動ドアから出てくる人物が一歩目を踏む出した方向を移動方向の基準として自動で決定するので、ユーザの作業負荷を軽減することができる。
本開示に係る移動方向判定装置は、エレベータや電車の自動ドアの制御や、サイネージ等の表示機器の制御において、人物の移動方向の判定に用いるのに適している。
1000,2000 制御システム、100,2100 移動方向判定装置、200,2200 カメラ、300,2300 画像記録装置、400,2400 制御装置、101,2101 画像取得部、102,2102 人物検出部、103,2103 動きベクトル算出部、104,2104 対象物検出部、105,2105 消失点算出部、106,2106 判定部、107,2107 制御内容決定部、2108 移動方向基準決定部、2109 骨格情報抽出部、2110 踏み出し方向検出部、1 処理装置、2 記憶装置、3 通信装置、4 入力装置、5 出力装置。

Claims (8)

  1. 画像上において、人物の移動先となる対象物の上辺と下辺から消失点を算出する消失点算出部と、
    前記画像上に映る人物の移動方向を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、
    前記消失点と前記動きベクトルの始点を結んだ線分と、前記消失点と前記動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、前記人物が前記対象物の方向に移動しているかを判定する判定部と、
    を備える移動方向判定装置。
  2. 前記画像を入力とし、前記対象物を検出する学習済モデルを用いて、前記画像上において、前記対象物を検出する対象物検出部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の移動方向判定装置。
  3. 前記判定部の判定結果に基づき、前記対象物の制御内容を決定する制御内容決定部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動方向判定装置。
  4. 前記対象物は自動ドアであり、
    前記制御内容決定部は、前記自動ドアの開閉状態を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の移動方向判定装置。
  5. 前記対象物は表示装置であり、
    前記制御内容決定部は、前記表示装置の表示内容を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の移動方向判定装置。
  6. 前記自動ドアから出てきた第一の人物が一歩目を踏み出した方向に基づき、移動方向の基準を決定する移動方向基準決定部と、をさらに備え、
    前記判定部は、前記移動方向の基準と、前記第一の人物とは異なる第二の人物の前記動きベクトルとのなす角度に基づき、前記第二の人物の移動方向を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の移動方向判定装置。
  7. コンピュータが、画像上において、人物の移動先となる対象物の上辺と下辺から消失点を算出する消失点算出工程と、
    コンピュータが、前記画像上に映る人物の移動方向を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出工程と、
    コンピュータが、前記消失点と前記動きベクトルの始点を結んだ線分と、前記消失点と前記動きベクトルの終点を結んだ線分とがなす角度に基づき、前記人物が前記対象物の方向に移動しているかを判定する判定工程と、
    を含む移動方向判定方法。
  8. 請求項7に記載の全工程をコンピュータに実行させる移動方向判定プログラム。
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