JP7415633B2 - 資金移動制御プログラム、装置、方法、システム、及びデータ構造 - Google Patents

資金移動制御プログラム、装置、方法、システム、及びデータ構造 Download PDF

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Description

開示の技術は、資金移動制御プログラム、資金移動制御装置、資金移動制御方法、資金移動制御システム、及びデータ構造に関する。
競馬、競輪等の公営競技では、インターネット投票システムを利用した投票を行うことができる。インターネット投票システムを利用する利用者は、会員登録を行うと共に、利用者が保有する金融機関の口座を登録する。そして、利用者のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話等により、アプリケーション又はホームページを介して、登録した利用者の口座から、公営競技の主催者の投票用口座へ、利用者が指定した金額を入金する。利用者は、この投票用口座に入金された金額を、公営競技への投票に利用することができる。
また、口座の管理に関する技術として、口座施錠リクエストに応答して口座の施錠機能が係合した後で、口座からの資金の振替を制限する方法が提案されている。口座施錠リクエストはショートメッセージサービス(SMS)メッセージを介して送信され得る。施錠リクエストは口座からの資金の振替を制限でき、一般的には金融取引のために口座の使用を制限する。また、口座施錠リクエストは、所定の地理的位置が適合するユーザの地理的位置に基づいて自動的に発生される。
国際公開第2014/175949号
上述した公営競技のインターネット投票システムの仕組みを、カジノ施設で利用される資金に適用することが考えられる。ここで、ギャンブル依存症防止等の観点から、カジノ施設内には現金自動出入機(ATM)の設置が認められない方針である。しかし、上述した現状のインターネット投票システムでは、カジノ施設内にATMが設置されているのと同様の資金の流れを認めることになる場合がある。
一つの側面として、開示の技術は、特定の施設で利用する資金の移動を適切に制御することを目的とする。
一つの態様として、開示の技術は、ユーザから、第1の口座から第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する。そして、開示の技術は、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する。
一つの側面として、特定の施設で利用する資金の移動を適切に制御することができる、という効果を有する。
施設利用システムの概略構成を示すブロック図である。 入退場DBの一例を示す図である。 本実施形態に係る資金移動制御装置の機能ブロック図である。 ユーザDBの一例を示す図である。 口座管理DBの一例を示す図である。 ユーザがカジノ施設内に存在する場合の送金の制限を説明するための図である。 本実施形態に係る資金移動制御装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態における資金移動制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、開示の技術に係る実施形態の一例を説明する。以下の実施形態では、開示の技術の「特定の施設」がカジノ施設である場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る施設利用システム100には、資金移動制御装置10と、入退場管理システム22と、カジノマネジメントシステム(CMS)26とが含まれる。資金移動制御装置10は、ネットワークを介して、銀行処理装置28A、28B、及びユーザ端末34の各々と接続される。
銀行処理装置28A、28Bは、各銀行が口座保有者の口座を管理するため、及び入出金等の処理を実行するための情報処理装置である。なお、本実施形態では、銀行を一例としているが、他の金融機関であってもよい。以下、銀行処理装置28A、28Bを区別なく説明する場合には、単に「銀行処理装置28」と表記する。図1の例では、銀行処理装置28Aが属する銀行には、施設利用システム100により提供されるサービスを利用するユーザの口座(以下、「ユーザ個人口座30」という)が開設されている。また、銀行処理装置28Bが属する銀行には、カジノ事業者の口座(以下、「カジノ事業者口座32」という)が開設されている。なお、ユーザ個人口座30とカジノ事業者口座32とは同一の銀行に開設され、同一の銀行処理装置28により管理されてもよい。
ユーザ端末34は、施設利用システム100により提供されるサービスを利用するユーザが使用する、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等の情報処理端末である。ユーザ端末34には、本サービスを利用するためのアプリケーション又はホームページが提供される。
ユーザは、本サービスの利用を開始する際に、アプリケーション又はホームページを介して、自身が保有するユーザ個人口座30の情報を、ユーザの識別情報(以下、「ユーザID」という)と対応付けて登録する。ユーザIDは、例えば、カジノ施設を利用するユーザのマイナンバーに基づいて、カジノ施設を利用するために発行された番号である。そして、ユーザは、ユーザ個人口座30から、指定した金額の資金をカジノ事業者口座32へ送金する。詳細は後述するが、カジノ事業者口座32へ送金された資金は、ユーザIDと対応付けて管理され、そのユーザIDが提示された際にカジノ施設において利用可能となる。
入退場管理システム22は、カジノ施設へのユーザの入退場を管理する。例えば、ユーザは、ユーザIDが記録されたICチップを搭載したユーザカードを保持する。そして、カジノ施設への入退場時に、ユーザカードをカジノ施設の入退場ゲートに設けられた読取装置にかざす。これにより、ユーザカードに搭載されたICチップに記録されたユーザIDと、入場か退場かを示す入退区分と、入場又は退場の日時とを含む入退場情報が取得される。取得された入退場情報は、入退場管理システム22が保持する入退場DB24に記憶される。図2に、入退場DB24の一例を示す。
CMS26は、カジノ施設でユーザがゲーム等を行う際のチップやチケットインチケットアウト(TITO)の払い出し、勝ち金の口座への入金等を管理する。具体的には、CMS26は、ユーザがユーザカードを提示して行う、チップやTITOの払い出しの要求を受け付ける。CMS26は、ユーザカードに搭載されたICチップに記録されたユーザIDに対応付けられたカジノ事業者口座32の資金を利用して、要求されたチップやTITOを払い出す。また、CMS26は、ユーザがユーザカードを提示して行う、チップやTITOの換金の要求を受け付ける。CMS26は、ユーザカードに搭載されたICチップに記録されたユーザIDに対応付けられたカジノ事業者口座32に、換金された金額を入金する。
資金移動制御装置10は、機能的には、図3に示すように、受付部12と、判定部14と、制御部16とを含む。また、資金移動制御装置10の所定の記憶領域には、ユーザDB18と、口座管理DB20とが記憶される。
ユーザDB18には、施設利用システム100により提供されるサービスを利用するユーザの情報が記憶される。図4に、ユーザDB18の一例を示す。図4の例では、各ユーザの「ユーザID」に対応付けて、「口座」欄に、本サービスの利用開始時に登録されたユーザ個人口座30の情報が記憶されている。また、図4の例では、「ユーザID」に対応付けて、カジノ事業者口座32内の自身の資金を、カジノ施設外であって、カジノ施設に関連付けられた関連施設において利用するか否かの設定を示す「関連施設利用」の情報が記憶されている。なお、関連施設とは、例えば、カジノ施設に付随する飲食店、物販の店舗等である。ユーザは、利用開始時又は利用開始後の任意のタイミングで、「関連施設利用」の設定を登録することができる。ユーザは、セキュリティ面を考慮して、関連施設での資金の利用を行わない設定(図4では「なし」)としてもよいし、利便性を考慮して、関連施設でも資金の利用を許可する設定(図4では「あり」)としてもよい。
受付部12は、ユーザから、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32への資金の移動の指示を受け付ける。以下、この資金の移動の指示を「送金指示」という。送金指示は、ユーザIDと、送金する金額の情報を含む。送金指示は、ユーザがユーザ端末34から、アプリケーション又はホームページを介して、ユーザID及び送金する金額を入力して実行することにより、ユーザ端末34から資金移動制御装置10へ送信される。
また、受付部12は、カジノ事業者口座32内のユーザIDに対応付けられた資金を、そのユーザIDが示すユーザのユーザ個人口座30へ移動する指示を受け付ける。以下、この資金の移動の指示を「精算指示」という。精算指示は、ユーザIDを含む。精算指示は、ユーザがユーザ端末34から、アプリケーション又はホームページを介して、ユーザID及び精算する旨を入力して実行することにより、ユーザ端末34から資金移動制御装置10へ送信される。また、精算指示は、ユーザがカジノ施設を退場する際に、入退場管理システム22から資金移動制御装置10へ送信されてもよい。
また、受付部12は、CMS26から、カジノ事業者口座32内の資金の利用可否の問合せを受け付ける。以下、この問い合わせを「利用可否問合せ」という。利用可否問合せは、ユーザIDと、利用する金額の情報を含む。利用可否問合せは、ユーザが、カジノ施設又は関連施設において、カジノ事業者口座32内の自身の資金を利用する際に、CMS26から資金移動制御装置10へ送信される。
また、受付部12は、CMS26から、カジノ事業者による、カジノ事業者口座32への入金が行われることを示す通知を受け付ける。以下、この通知を「入金通知」という。入金通知は、ユーザIDと、入金される金額の情報とを含む。入金通知は、ユーザが、カジノ施設でゲームを実施する等して得たチップやTITOの換金を要求した際に、CMS26から資金移動制御装置10へ送信される。
受付部12は、送金指示又は利用可否問合せを受け付けた場合には、受け付けた送金指示又は利用可否問合せを判定部14へ受け渡す。また、受付部12は、精算指示又は入金通知を受け付けた場合には、受け付けた精算指示又は入金通知を制御部16へ受け渡す。
判定部14は、受付部12から送金指示を受け付けると、ユーザがカジノ施設外に存在するかカジノ施設内に存在するかを判定する。具体的には、判定部14は、送金指示に含まれるユーザIDを入退場管理システム22へ送信し、ユーザIDに対応する入退場情報を受信する。受信する入退場情報は、入退場DB24において、ユーザIDに対応付けられた入退場情報のうち、「日時」が最新のものとすることができる。判定部14は、受信した入退場情報の「入退区分」が「入場」の場合には、ユーザはカジノ施設内に存在し、「入退区分」が「退場」の場合には、ユーザはカジノ施設外に存在すると判定する。
また、判定部14は、受付部12から利用可否問合せを受け付けると、上記の送金指示の場合と同様に、利用可否問合せに含まれるユーザIDが示すユーザがカジノ施設外に存在するかカジノ施設内に存在するかを判定する。さらに、判定部14は、ユーザDB18において、利用可否問合せに含まれるユーザIDに対応付けられた「関連施設利用」の設定を参照し、カジノ事業者口座32内のユーザの資金について、関連施設での利用を許可するか否かを判定する。
判定部14は、送金指示又は利用可否問合せと判定結果とを制御部16へ受け渡す。
制御部16は、受付部12又は判定部14から受け渡された情報に基づいて、カジノ事業者口座32内の該当のユーザの資金に対する処理を実行し、実行した処理の内容を口座管理DB20に記憶する。
口座管理DB20は、カジノ事業者口座32内の各ユーザの資金を管理するためのデータベースである。図5に、口座管理DB20の一例を示す。図5の例では、口座管理DB20には、「ユーザID」と、カジノ事業者口座32内の各ユーザの資金に対する処理が実行された「日時」と、「処理区分」と、処理された「金額」と、処理後の資金の「残額」とが記憶されている。図5の例では、「処理区分」は、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32への送金の場合は「送金」、カジノ事業者口座32からユーザ個人口座30への送金の場合は「精算」である。また、カジノ事業者口座32内の資金の利用の場合は「払出」、換金によるカジノ事業者口座32への入金の場合は「入金」である。
なお、ここでは、各処理を分かり易く説明するために上記の処理区分の例を用いているが、これに限定されない。少なくとも、カジノ事業者口座32内のユーザの資金の残額を管理できればよいため、カジノ事業者口座32への入金か、カジノ事業者口座32からの出金かを区別できる処理区分であればよい。
具体的には、制御部16は、判定部14から、送金指示と、ユーザがカジノ施設外に存在するとの判定結果を受け渡された場合には、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32への資金移動を行うように制御する。より具体的には、制御部16は、ユーザ個人口座30が開設されている銀行の銀行処理装置28Aへ、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32へ、送金指示に含まれる金額の送金処理を実行するように指示を送信する。また、制御部16は、銀行処理装置28Aへ送金処理を実行するように指示した場合、「処理区分」を「送金」として、送金指示の情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
一方、制御部16は、判定部14から、送金指示と、ユーザがカジノ施設内に存在するとの判定結果を受け渡された場合には、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32への資金移動を行わないようにする。この場合、制御部16は、送金指示の送信元のユーザ端末34へ、送金を実行することができない旨を通知してもよい。
これにより、図6に示すように、ユーザがカジノ施設へ入場する前であれば、事前に、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32へ送金することができる。一方で、ユーザがカジノ施設に入場し、カジノ施設内にいる状態では、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32への送金を制限することができる。
また、制御部16は、受付部12から精算指示を受け渡された場合には、カジノ事業者口座32からユーザ個人口座30への資金移動を行うように制御する。具体的には、制御部16は、カジノ事業者口座32が開設されている銀行の銀行処理装置28Bへ、カジノ事業者口座32からユーザ個人口座30へ、精算指示に含まれるユーザIDに対応する「残額」分の金額の送金処理を実行するように指示を送信する。また、制御部16は、銀行処理装置28Bへ送金処理を実行するように指示した場合、「処理区分」を「精算」として、精算指示の情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
なお、上記では、精算指示に対して、カジノ事業者口座32内の該当のユーザの資金の残額を全額精算する場合について説明したが、残額の一部を精算するようにしてもよい。この場合、ユーザがアプリケーション又はホームページを介して精算指示を行う際に、精算する金額も指定するようにすればよい。
また、制御部16は、判定部14から、利用可否問合せと、ユーザがカジノ施設内に存在するとの判定結果を受け渡された場合には、カジノ事業者口座32内の資金の利用許可をCMS26へ通知する。また、制御部16は、判定部14から、利用可否問合せと、ユーザがカジノ施設外に存在し、かつ関連施設での利用を許可する設定であるとの判定結果を受け渡された場合も同様に、利用許可をCMS26へ通知する。後者の場合、関連施設でのみ資金の利用が可能となる。また、制御部16は、利用許可を通知した場合、「処理区分」を「払出」として、利用可否問合せの情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
また、制御部16は、判定部14から、利用可否問合せと、ユーザがカジノ施設外に存在し、かつ関連施設での利用を許可しない設定であるとの判定結果を受け渡された場合には、カジノ事業者口座32内の資金の利用不可をCMS26へ通知する。
また、制御部16は、受付部12から入金通知を受け渡されると、「処理区分」を「入金」として、入金通知の情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
資金移動制御装置10は、例えば図7に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41と、一時記憶領域としてのメモリ42と、不揮発性の記憶部43とを備える。また、コンピュータ40は、入力部、表示部等の入出力装置44と、記憶媒体49に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W(Read/Write)部45とを備える。また、コンピュータ40は、インターネット等のネットワークに接続される通信I/F(Interface)46を備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力装置44、R/W部45、及び通信I/F46は、バス47を介して互いに接続される。
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40を、資金移動制御装置10として機能させるための資金移動制御プログラム50が記憶される。資金移動制御プログラム50は、受付プロセス52と、判定プロセス54と、制御プロセス56とを有する。また、記憶部43は、ユーザDB18及び口座管理DB20の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域60を有する。
CPU41は、資金移動制御プログラム50を記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、資金移動制御プログラム50が有するプロセスを順次実行する。CPU41は、受付プロセス52を実行することで、図3に示す受付部12として動作する。また、CPU41は、判定プロセス54を実行することで、図3に示す判定部14として動作する。また、CPU41は、制御プロセス56を実行することで、図3に示す制御部16として動作する。また、CPU41は、情報記憶領域60から情報を読み出して、ユーザDB18及び口座管理DB20の各々をメモリ42に展開する。これにより、資金移動制御プログラム50を実行したコンピュータ40が、資金移動制御装置10として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU41はハードウェアである。
なお、資金移動制御プログラム50により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
なお、入退場管理システム22の処理を実行する制御部、及びCMS26の処理を実行する制御部のハードウェア構成は、上記と同様に、CPU、メモリ、記憶部等を有するコンピュータで実現することができるため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態に係る施設利用システム100の作用について説明する。
まず、ユーザは、施設利用システム100により提供されるサービスの利用を開始する際に、ユーザ端末34から、アプリケーション又はホームページを介して、自身が保有するユーザ個人口座30の情報をユーザIDと対応付けて登録する。また、ユーザは、「関連施設利用」の設定も合せて登録してもよい。登録された情報は、ユーザDB18に記憶される。
また、カジノ施設が開場している間、入退場管理システム22が、カジノ施設へのユーザの入退場を管理し、入退場情報を入退場DB24に記憶する。また、CMS26が、カジノ施設でユーザがゲーム等を行う際のチップやTITOの払い出し、勝ち金の口座への入金等を管理する。
また、ユーザがユーザ端末34から、ユーザID、及びユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32へ送金する金額を入力して実行することにより、送金指示がユーザ端末34から資金移動制御装置10へ送信される。また、ユーザがユーザ端末34から、ユーザID及び精算する旨を入力して実行することにより、ユーザ端末34から資金移動制御装置10へ精算指示が送信される。また、ユーザがカジノ施設を退場する際に、入退場管理システム22から資金移動制御装置10へ精算指示が送信される。
また、ユーザが、カジノ施設又は関連施設において、カジノ事業者口座32内の自身の資金を利用する際に、ユーザIDと、利用する金額の情報とを含む利用可否問合せが、CMS26から資金移動制御装置10へ送信される。また、ユーザが、カジノ施設でゲームを実施する等して得たチップやTITOの換金を要求した際に、ユーザIDと、入金される金額の情報とを含む入金通知が、CMS26から資金移動制御装置10へ送信される。
そして、資金移動制御装置10が、送金指示、精算指示、利用可否問合せ、又は入金通知を受け付けると、資金移動制御装置10において、図8に示す資金移動制御処理が実行される。なお、資金移動制御処理は、開示の技術の資金移動制御方法の一例である。
ステップS12で、受付部12が、受け付けた情報が送金指示か否かを判定する。送金指示の場合には、受付部12が、受け付けた送金指示を判定部14へ受け渡し、処理はステップS14へ移行し、送金指示ではない場合には、処理はステップS20へ移行する。
ステップS14では、判定部14が、送金指示に含まれるユーザIDが示すユーザがカジノ施設外に存在するかカジノ施設内に存在するかを、入退場管理システム22に問い合わせることにより判定する。ユーザがカジノ施設外に存在する場合には、処理はステップS16へ移行し、カジノ施設内に存在する場合には、処理はステップS18へ移行する。
ステップS16では、制御部16が、ユーザ個人口座30が開設されている銀行の銀行処理装置28Aへ、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32へ、送金指示に含まれる金額の送金処理を実行するように指示を送信する。また、制御部16が、「処理区分」を「送金」として、送金指示の情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
ステップS18では、ユーザ個人口座30からカジノ事業者口座32への送金を行うことなく、制御部16が、送金指示の送信元のユーザ端末34へ、送金を実行することができない旨を通知する。
ステップS20では、受付部12が、受け付けた情報が精算指示か否かを判定する。精算指示の場合には、受付部12が、受け付けた精算指示を制御部16へ受け渡し、処理はステップS22へ移行し、精算指示ではない場合には、処理はステップS24へ移行する。
ステップS22では、制御部16が、カジノ事業者口座32が開設されている銀行の銀行処理装置28Bへ、カジノ事業者口座32からユーザ個人口座30へ、精算指示に含まれるユーザIDに対応する「残額」分の金額の送金処理を実行するように指示を送信する。また、制御部16が、「処理区分」を「精算」として、精算指示の情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
ステップS24では、受付部12が、受け付けた情報が利用可否問合せか否かを判定する。利用可否問合せの場合には、受付部12が、受け付けた利用可否問合せを判定部14へ受け渡し、処理はステップS26へ移行する。一方、利用可否問合せではない場合には、受付部12が、受け付けた情報は入金通知であると判定し、入金通知を制御部16へ受け渡し、処理はステップS34へ移行する。
ステップS26では、判定部14が、利用可否問合せに含まれるユーザIDが示すユーザがカジノ施設外に存在するかカジノ施設内に存在するかを、入退場管理システム22に問い合わせることにより判定する。ユーザがカジノ施設内に存在する場合には、処理はステップS28へ移行し、カジノ施設外に存在する場合には、処理はステップS30へ移行する。
ステップS28では、制御部16が、カジノ事業者口座32内の資金の利用許可をCMS26へ通知する。また、制御部16が、「処理区分」を「払出」として、利用可否問合せの情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新する。
ステップS30では、判定部14が、ユーザDB18において、利用可否問合せに含まれるユーザIDに対応付けられた「関連施設利用」の設定を参照し、カジノ事業者口座32内のユーザの資金について、関連施設での利用を許可するか否かを判定する。関連施設での利用を許可する設定の場合には、処理はステップS28へ移行し、許可しない設定の場合には、処理はステップS32へ移行する。
ステップS32では、カジノ事業者口座32内の資金の利用不可をCMS26へ通知する。
ステップS34では、制御部16が、「処理区分」を「入金」として、入金通知の情報を口座管理DB20に記憶すると共に、「残額」を更新し、資金移動制御処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る施設利用システムによれば、資金移動制御装置が、ユーザから、ユーザ個人口座からカジノ事業者口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、ユーザがカジノ施設外に存在するかカジノ施設内に存在するかを判定する。そして、資金移動制御装置は、ユーザがカジノ施設外に存在する場合には、ユーザ個人口座からカジノ事業者口座への資金移動を行うように制御する。一方、ユーザがカジノ施設内に存在する場合には、ユーザ個人口座からカジノ事業者口座への資金移動を行わないように制御する。これにより、カジノ施設で利用する資金の移動を適切に制御することができる。
なお、上記実施形態では、資金移動制御装置と入退場管理システムとCMSとで、同一のユーザについては同一のユーザIDを用いる場合について説明したが、これに限定されない。各装置及びシステムでそれぞれ異なるユーザIDを用いてもよい。例えば、同一のユーザについて、入退場管理システムでは第1のユーザIDを用い、資金移動制御装置では第2のユーザIDを用いてもよい。この場合、第1のユーザIDと第2のユーザIDとを紐付けて、資金移動制御装置又は入退場管理システムで管理するようにすればよい。
また、上記実施形態では、ユーザがカジノ施設内に存在するかカジノ施設外に存在するかを、入退場管理システムから入退場情報を取得して判定する場合について説明したが、これに限定されない。入退場管理システムが、資金移動制御装置からユーザIDを含む問合せを受け付けた場合に、そのユーザIDに対応する入退場情報に基づいて、該当のユーザがカジノ施設内に存在するかカジノ施設外に存在するかを判定する。そして、入退場管理システムから、判定結果を資金移動制御装置へ返すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、カジノ施設への入退場や資金の利用の際に、ユーザIDをユーザカードから取得する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、静脈や指紋等の生体情報をユーザIDと予め対応付けて登録しておいてもよい。この場合、ユーザIDの提示が必要な際に、生体情報を読み取り可能な読取装置により生体情報を読み取って、登録されている生体情報と照合することにより、ユーザIDを取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、特定の施設がカジノ施設である場合について説明したが、これに限定されない。ユーザが施設内に存在するか否かに応じて、資金の移動を制限する必要がある場合に、適用することができる。
また、上記実施形態では、資金移動制御プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
ユーザから、第1の口座から第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための資金移動制御プログラム。
(付記2)
前記第2の口座は前記特定の施設内にて利用可能な資金が管理される口座であることを特徴とする付記1に記載の資金移動制御プログラム。
(付記3)
前記ユーザから、前記第2の口座から前記第1の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記第2の口座から前記第1の口座への資金移動を行うように制御する付記1又は付記2に記載の資金移動制御プログラム。
(付記4)
前記ユーザが、前記特定の施設から退場する際に、前記第2の口座の残金を前記第1の口座へ移動するように制御する付記1~付記3のいずれか1項に記載の資金移動制御プログラム。
(付記5)
前記特定の施設における資金の利用を管理する施設管理装置から、前記第2の口座内の資金の利用可否の問合せを受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知し、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記特定の施設における前記第2の口座内の資金の利用を許可しないことを前記施設管理装置へ通知する
付記1~付記4のいずれか1項に記載の資金移動制御プログラム。
(付記6)
前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合において、前記特定の施設外であって、前記特定の施設に関連付けられた関連施設でのみ、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知する付記5に記載の資金移動制御プログラム。
(付記7)
前記特定の施設へのユーザの入退場を管理する入退場管理装置に対する問い合わせにより、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する付記1~付記6のいずれか1項に記載の資金移動制御プログラム。
(付記8)
前記入退場管理装置において、ユーザの第1の識別情報と、前記ユーザの入退場の情報とが対応付けて管理されており、
前記第1の口座に対応付けられたユーザの識別情報であって、前記第1の識別情報と紐付けられている第2の識別情報を前記入退場管理装置へ送信し、
前記第2の識別情報と紐付けられた前記第1の識別情報に対応する前記入退場の情報を受信し、
受信した前記入退場の情報に基づいて、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する
付記7に記載の資金移動制御プログラム。
(付記9)
ユーザから、第1の口座から第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する判定部と、
前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する制御部と、
を含む資金移動制御装置。
(付記10)
前記第2の口座は前記特定の施設内にて利用可能な資金が管理される口座であることを特徴とする付記9に記載の資金移動制御装置。
(付記11)
前記制御部は、前記ユーザから、前記第2の口座から前記第1の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記第2の口座から前記第1の口座への資金移動を行うように制御する付記9又は付記10に記載の資金移動制御装置。
(付記12)
前記制御部は、前記ユーザが、前記特定の施設から退場する際に、前記第2の口座の残金を前記第1の口座へ移動するように制御する付記9~付記11のいずれか1項に記載の資金移動制御装置。
(付記13)
前記判定部は、前記特定の施設における資金の利用を管理する施設管理装置から、前記第2の口座内の資金の利用可否の問合せを受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
前記制御部は、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知し、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記特定の施設における前記第2の口座内の資金の利用を許可しないことを前記施設管理装置へ通知する
付記9~付記12のいずれか1項に記載の資金移動制御装置。
(付記14)
ユーザから、第1の口座から第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する
ことを含む処理をコンピュータが実行する資金移動制御方法。
(付記15)
ユーザから、第1の口座から第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する判定部と、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する制御部と、を含む資金移動制御装置と、
前記特定の施設へのユーザの入退場を管理する入退場管理装置と、を含み、
前記判定部は、前記入退場管理装置に対する問い合わせにより、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する
資金移動制御システム。
(付記16)
前記特定の施設における資金の利用を管理する施設管理装置をさらに含み、
前記判定部は、前記施設管理装置から、前記第2の口座内の資金の利用可否の問合せを受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
前記制御部は、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知し、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記特定の施設における前記第2の口座内の資金の利用を許可しないことを前記施設管理装置へ通知する
付記15に記載の資金移動制御システム。
(付記17)
特定の施設で利用するための資金の、口座への移動を示す情報と、
前記口座に対応付けられたユーザの識別情報であって、前記特定の施設への入退場を管理する入退場管理装置において、前記ユーザの入退場の情報に対応付けて管理される前記ユーザの第1の識別情報と紐付けられている第2の識別情報と、
を含むデータ構造。
(付記18)
特定の施設で利用するための資金を口座へ移動する処理を資金移動制御装置において行う場合に利用される第1の識別情報と、
前記口座に対応付けられたユーザの入退場の情報の確認を行う場合に、前記特定の施設への入退場を管理する入退場管理装置において利用される第2の識別情報と、
を含む携行可能な媒体に記憶されたデータ構造。
(付記19)
前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが同一の識別情報であることを特徴とする付記18に記載のデータ構造。
(付記20)
ユーザから、第1の口座から第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための資金移動制御プログラムを記憶した記憶媒体。
10 資金移動制御装置
12 受付部
14 判定部
16 制御部
18 ユーザDB
20 口座管理DB
22 入退場管理システム
24 入退場DB
28A、28B 銀行処理装置
30 ユーザ個人口座
32 カジノ事業者口座
34 ユーザ端末
40 コンピュータ
41 CPU
42 メモリ
43 記憶部
49 記憶媒体
50 資金移動制御プログラム
100 施設利用システム

Claims (11)

  1. ユーザから、第1の口座から特定の施設内にて利用可能な資金が管理される第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
    前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する
    ことを含む処理をコンピュータに実行させるための資金移動制御プログラム。
  2. 前記ユーザから、前記第2の口座から前記第1の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記第2の口座から前記第1の口座への資金移動を行うように制御する請求項1に記載の資金移動制御プログラム。
  3. 前記ユーザが、前記特定の施設から退場する際に、前記第2の口座の残金を前記第1の口座へ移動するように制御する請求項1又は請求項2に記載の資金移動制御プログラム。
  4. 前記特定の施設における資金の利用を管理する施設管理装置から、前記第2の口座内の資金の利用可否の問合せを受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
    前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知し、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記特定の施設における前記第2の口座内の資金の利用を許可しないことを前記施設管理装置へ通知する
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の資金移動制御プログラム。
  5. 前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合において、前記特定の施設外であって、前記特定の施設に関連付けられた関連施設でのみ、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知する請求項に記載の資金移動制御プログラム。
  6. 前記特定の施設へのユーザの入退場を管理する入退場管理装置に対する問い合わせにより、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する請求項1~請求項のいずれか1項に記載の資金移動制御プログラム。
  7. 前記入退場管理装置において、ユーザの第1の識別情報と、前記ユーザの入退場の情報とが対応付けて管理されており、
    前記第1の口座に対応付けられたユーザの識別情報であって、前記第1の識別情報と紐付けられている第2の識別情報を前記入退場管理装置へ送信し、
    前記第2の識別情報と紐付けられた前記第1の識別情報に対応する前記入退場の情報を受信し、
    受信した前記入退場の情報に基づいて、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する
    請求項に記載の資金移動制御プログラム。
  8. ユーザから、第1の口座から特定の施設内にて利用可能な資金が管理される第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する判定部と、
    前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する制御部と、
    を含む資金移動制御装置。
  9. ユーザから、第1の口座から特定の施設内にて利用可能な資金が管理される第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
    前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する
    ことを含む処理をコンピュータが実行する資金移動制御方法。
  10. ユーザから、第1の口座から特定の施設内にて利用可能な資金が管理される第2の口座への資金移動の指示を受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する判定部と、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行い、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第1の口座から前記第2の口座への資金移動を行わないように制御する制御部と、を含む資金移動制御装置と、
    前記特定の施設へのユーザの入退場を管理する入退場管理装置と、を含み、
    前記判定部は、前記入退場管理装置に対する問い合わせにより、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定する
    資金移動制御システム。
  11. 前記特定の施設における資金の利用を管理する施設管理装置をさらに含み、
    前記判定部は、前記施設管理装置から、前記第2の口座内の資金の利用可否の問合せを受け付けた場合に、前記ユーザが前記特定の施設外に存在するか前記特定の施設内に存在するかを判定し、
    前記制御部は、前記ユーザが前記特定の施設内に存在する場合には、前記第2の口座内の資金の利用を許可することを前記施設管理装置へ通知し、前記ユーザが前記特定の施設外に存在する場合には、前記特定の施設における前記第2の口座内の資金の利用を許可しないことを前記施設管理装置へ通知する
    請求項10に記載の資金移動制御システム。
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