JP7415367B2 - 組電池の残存容量調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド電気自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)などに搭載される組電池の残存容量調整装置に関するものである。
従来、組電池の利用可能範囲を拡大するために、容量劣化度が相対的に大きい単電池の残存容量調整後の電圧又はSOCが所定量だけ大きくなるように、容量劣化度が相対的に大きい単電池の放電処理を制限する組電池の残存容量調整装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011-061955号公報
しかしながら、上記のように容量劣化度が相対的に大きい単電池の残存容量調整後の電圧又はSOCが所定量だけ大きくなるように調整する場合、その後に放電する場合の組電池の利用可能範囲は拡大されるが、その場合、容量劣化度が大きい単電池は、SOCが相対的に大きい状態で使用されることになる。このため、容量劣化度が大きい単電池は、容量劣化度が小さい単電池よりも、一層、劣化しやすいことになり、劣化度のばらつきがより大きくなる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、容量劣化度のばらつきを抑制しつつ、組電池の容量を調整し得るようにすることを目的としている。
上記の目的を達成するために、
本発明は、
二次電池である複数の単位電池が直列に接続された組電池における上記各単位電池の残存容量を調整する組電池の残存容量調整装置であって、
組電池の充放電過程で、上記各単位電池のSOCが等しくなるクロスポイントにおけるSOCの目標値である目標クロスポイントSOCを設定する目標クロスポイントSOC設定部と、
電池容量の劣化程度が相対的に大きい大劣化単位電池と相対的に小さい小劣化単位電池とについて、上記クロスポイントにおけるSOCが上記目標クロスポイントSOCになるように、上記大劣化単位電池を放電させるための放電容量を設定する放電容量設定部と、
上記放電容量設定部によって設定された放電容量に応じて、上記大劣化単位電池を放電させる放電部と、
を備え、
上記目標クロスポイントSOC設定部は、上記組電池の使用履歴に基づいて、使用範囲のSOCの上限に応じて、上記目標クロスポイントSOCを設定するように構成されていることを特徴とする。
これにより、組電池の使用履歴に基づいて、使用範囲のSOCの上限に応じて目標クロスポイントSOCが設定され、劣化程度の大きい単位電池の放電調整が行われることによって、劣化程度の大きい単位電池が、SOCが小さい状態、すなわち劣化程度の進行が遅い状態で使用されることになり、劣化程度の進行を遅くして、各単位電池の劣化程度のばらつきを小さくすることができる。
本発明では、容量劣化度のばらつきを抑制しつつ、組電池の容量を調整することができる。
組電池の残存容量調整装置が適用される自動車の駆動系システムを示すブロック図である。 単位セルの放電回路の例を示す回路図である。 単位セルの残存容量とクロスポイントとの関係を示すグラフである。 単位セルの劣化の進行例を示すグラフである。 単位セルの残存容量調整とSOCの大小関係を示すグラフである。 残存容量調整動作の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(自動車の駆動系システムの模式的構成)
本実施形態の残存容量調整の対象となる組電池105は、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)等の自動車などに搭載されるもので、例えば図1に示すように、自動車の駆動系システムの一部として組み込まれる。より詳しくは、自動車には負荷101を駆動するモータ102が設けられ、このモータ102には、組電池105から供給される直流電力がインバータ103により三相交流電力に変換されて供給されるようになっている。上記モータ102に供給される電力は、車両コントローラ104から出力された要求トルクに基づいて制御される。
(組電池105の構成)
組電池105は、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などが用いられた複数の単位セル105a(二次電池である複数の単位電池)が直列に接続されて構成されている。なお、各単位セル105aが、さらに小さい単位の複数の電池セルが直列および/または並列に接続されて構成されていてもよい。組電池105には、電流センサ111、温度センサ112、および電圧センサ113が設けられている。これらによって、組電池105全体や各単位セル105aの電圧、これらへの入出力電流(充放電電流)が検出され、バッテリコントローラ106(残存容量調整装置、目標クロスポイントSOC設定部、放電容量設定部)により、組電池105や各単位セル105aの残存容量、劣化程度などが求められる。また、組電池105や単位セル105aの温度が検出され、電池性能の温度感度補正や異常発熱の監視などが行われる。バッテリコントローラ106では、また、例えば組電池105の入出力可能電力が演算され、車両コントローラ104に与えられて、車両走行制御などに用いられる。
上記組電池105の各単位セル105aには、例えば図2に示すように、直列接続された放電スイッチ105b(放電部)と放電抵抗105cとが接続されている。上記放電スイッチ105bは、バッテリコントローラ106によってON/OFFが制御され、後述するように単位セル105aごとの放電を行えるようになっている。
(単位セル105aの劣化程度とSOC変化について)
各単位セル105aのSOCは、残存容量/満充電容量で表され、例えば図3に示すように、充放電に伴う残存容量の変化に応じて増減する。また、単位セル105aの劣化によって満充電容量が減少すると、同じ充放電電流が同じ時間だけ流れたときのSOCの変化量が大きくなる。
そこで、例えば劣化程度が相対的に大きい大劣化単位セル(満充電容量が相対的に小さくなったS_cell)と、劣化程度が相対的に小さい小劣化単位セル(満受電容量が相対的に大きいL_cell)とが、充放電の進行に伴って、ある時点で同じSOC(クロスポイントSOC)になるとすると、その時点の前後で2つの単位セルはSOCの大小関係が逆転する。また、上記クロスポイントSOCの大きさ自体は、図3(a)(b)に示すように、各単位セル105aの劣化程度と、ある時点での残存容量とに応じて定まる。
一方、単位セル105aの劣化の進行程度は、単位セル105aごとにばらつくことがある。そのような場合、例えば図4に示すように、S_cellの満充電容量が所定の下限に達するまでが、組電池105全体の寿命となる。ここで、上記劣化の進行程度は、種々の要因によって変化し得るが、充放電が行われる際のSOCの大きさによっても変化する。すなわち、SOCが大きい状態で充放電が行われる方が、SOCが小さい状態で充放電されるよりも劣化が進行しやすい。そこで、例えば、充放電が行われる際のSOCをS_cellでは小さく、L_cellでは大きくすることによって、図4に破線で示すように、S_cellの劣化程度を小さく抑える一方、L_cellの劣化程度を多少大きくしたりすることができる。この場合、S_cellの満充電容量が所定の下限に達するまでの時間が長くなることによって、組電池105全体の寿命を延ばすことができる。
(目標クロスポイントSOCの設定について)
上記のようにS_cellの劣化進行程度は、充放電される際のS_cellのSOCが小さいほど、L_cellに比べて小さく抑えやすくなる。ただし、例えば充放電過程においてクロスポイントが生じず、常にL_cellのSOCが大きい状態で充放電が行われる場合には、充電時にはL_cellが充電上限になったときに組電池105が充電限界となる一方、放電時にはS_cellが放電下限になったときに組電池105が放電限界となるため、組電池105の使用可能容量の低下を招くことになる。
そこで、クロスポイントSOCが充電上限のSOCになるように、すなわち目標クロスポイントSOCを充電上限に設定することにより、組電池105の使用可能容量を大きく保ちつつ、S_cellの劣化進行程度を小さく抑え、したがって、組電池105が寿命に達するまでの使用可能容量も大きく保つことが可能になる。
ここで、上記充電上限は、各単位セル105aが満充電、すなわちSOCが100%になるときに設定してもよいが、組電池105が自動車などに適用される場合には、通常、SOCが0~100%までの間やこれらに所定のマージンを見込むなどした範囲でフルに使用されるとは限らず、例えばユーザの使用形態などに応じてSOCが20~80%の間でだけ使用されたりすることが多くある。そこで、組電池105の使用履歴に基づいて、使用範囲のSOCの上限(例えばSOCが80%)に目標クロスポイントSOCを設定すれば、組電池105の使用可能容量を大きくしつつ、実際に使用される範囲であるSOCが80%以下の範囲では、常にS_cellのSOCがL_cellのSOCよりも小さく保たれるので、S_cellの劣化程度を小さく抑えることが容易にできる。
(目標クロスポイントSOCと調整放電電流容量の具体的な設定例について)
例えば図5に示すように、ある時刻t1で、L_cell、S_cellのSOCが、それぞれ50%、48%だったとし、組電池105の使用履歴に基づいた使用範囲のSOCが20~80%だとする。また、L_cell、S_cellの満充電容量が、それぞれ12Ah、10Ahだとする。
その後、組電池105の充電が進行して、時刻t2までの間に1.2Ah充電されたとすると、L_cellのSOCは、1.2Ah/12Ah=10%上昇して、50%+10%=60%となる。また、S_cellのSOCは、1.2Ah/10Ah=12%上昇して、48%+12%=60%となる。すなわち、放電調整前のクロスポイントSOCは60%となっている。
また、さらに充電が進行して、時刻t3でL_cellのSOCが80%になるとすると、上記クロスポイントSOC(60%)から20%上昇することになるので、それまでの間に、12Ah×20%=2.4Ah充電されることになる。一方、S_cellは同じだけ充電されると、そのSOCは、2.4Ah/10Ah=24%上昇して84%になる。
そこで、S_cellのSOCを4%下げると、目標クロスポイントSOCを80%にすることができる。また、そのためには、S_cellを10Ah×4%=0.4Ahだけ、放電させるとよい。
なお、上記の説明では便宜上、一旦、現クロスポイントのSOCを求めているが、実際には現クロスポイントのSOCを求めることなく、例えば、ある時点でのS_cellおよびL_cellのSOCが判っていれば、調整放電電流容量を直接求めてもよい。また、図5のグラフは演算例を説明するための例として、S_cellの調整放電をした後に目標クロスポイントSOCになるまで充電されている例を示しているが、実際には、調整放電後にどのようなパターンで充放電が行われたとしても、クロスポイントSOCに達したときには、そのSOCは目標クロスポイントSOCの80%にされることになる。
(調整動作の例)
以下、具体的な調整動作の例を図6に基づいて説明する。
(S101) まず、所定の時間経過の前後における、単位セル105aごとの開放電圧が取得される。
(S102) 次に、あらかじめ求められている開放電圧-SOCマップを用いて、所定の時間経過の前後における、単位セル105aごとのSOCが求められる。
(S103) 上記所定の時間経過の前後におけるSOCの差(ΔSOC)と、その期間に組電池105に流れた充放電電流の積算値とから、単位セル105aごとの満充電容量が求められる。すなわち、単位セル105aごとの劣化程度に応じた値が求められる。
(S104) 最小満充電容量セルと、最大満充電容量セル、すなわち電池容量の劣化程度が相対的に大きい大劣化単位電池と(S_cell)、小さい小劣化単位電池(L_cell)とが求められる。
(S105) 上記S_cellとL_cellの満充電容量劣化程度が求められる。
(S106) 上記劣化程度の差が、所定の劣化程度差閾値以上かどうかが判定される。すなわち、劣化程度のばらつきが小さければ、必ずしも組電池105全体の寿命を延ばす効果は大きいとは限らない場合もあるので、そのような場合には、特に残存容量の調整(放電)はせずに調整動作を終了させて、過度、頻繁な放電が行われにくいようにしてもよい。一方、劣化程度のばらつきがある程度大きい場合には、(S107)に移行して、調整動作が続行される。もっとも、上記のような劣化程度の差を判定するのに限らず、常に放電が行われ得るようにして制御の簡素化を図ったりしてもよい。
(S107) あらかじめ記録されるなどした、組電池105の使用履歴を示す情報等に基づいて、組電池105におけるSOCの使用範囲が求められる。また、その使用範囲の最大のSOCが、目標クロスポイントSOCとして設定される。
(S108) 例えば上記で説明したような演算が行われて、L_cellの現在のSOCと目標クロスポイントSOCとの差から、L_cellが目標クロスポイントSOCに達するときのS_cellの予測SOCが求められる。
(S109) 上記S_cellの予測SOCが目標クロスポイントSOCよりも大きいかどうかが判定される。すなわち、S_cellの予測SOCが目標クロスポイントSOCよりも小さければ、S_cellの放電調整を行ってもクロスポイントSOCを目標クロスポイントSOCにすることはできないので、調整動作が終了される。一方、S_cellの予測SOCが目標クロスポイントSOCよりも大きい場合には、(S109)に移行して調整動作が続行される。なお、同様の判定をするためには、上記に限らず、例えば放電を行う前のクロスポイントにおけるSOCが目標クロスポイントSOCよりも小さいことを判定したり、放電電流容量が正の値であるかどうかを判定したりしてもよい。また、例えば上記放電を行う前のクロスポイントにおけるSOCと上記目標クロスポイントSOCとの差が、所定のSOC差閾値以上の場合、すなわち劣化ばらつきの抑制効果がある程度大きいと見込まれるような場合に、放電調整が行われるようにして、やはり、過度、頻繁な放電が行われにくいようにしてもよい。また、そのような演算、判定においても、等価な種々の演算、判定が行われるようにしてもよい。
また、予測SOCが目標クロスポイントSOCよりも小さい場合に、L_cellを必要に応じて放電して、使用可能容量を大きくし得るようにしてもよい。すなわち、使用可能容量の確保と、S_cellの劣化抑制とを組電池105の使用状況等に応じて調整してもよい。
(S110) クロスポイントSOCが上記目標クロスポイントSOCになるように、S_cellを放電するための放電電流量が求められる。
(S111) 上記放電電流量に応じたS_cellの放電調整が行われる。具体的には、S_cellに対応する放電スイッチ105bが放電電流量に応じた時間だけ閉じることによって放電が行われる。
上記のように、組電池の使用履歴に基づいて、使用範囲のSOCの上限に応じて目標クロスポイントSOCが設定され、劣化程度の大きい単位セル105aの放電調整が行われることによって、劣化程度の大きい単位セル105aが、SOCが小さい状態、すなわち劣化程度の進行が遅い状態で使用されることになり、劣化程度の進行を遅くして、各単位セル105aの劣化程度のばらつきを小さくすることができる。
(その他の事項)
上記の例では、劣化程度が相対的に大きいS_cellと小さいL_cellとに着目して説明したが、単位セル105aが数多くある場合でも、2個ずつの関係で上記のような放電調整を行うことができる。一方、例えば全ての単位セル105aのうちで、最も劣化程度が小さい単位セル105aを上記のようなL_cell、他の全ての単位セル105aをS_cellとして、放電調整するようにして、多くの単位セル105aの劣化が進みにくいようにしてもよい。また、逆に、劣化程度が大きい1つまたは小数の単位セル105aに対して放電調整するようにして、そのような劣化程度が大きい単位セル105aの劣化抑制が重点的に行われるようにしてもよい。何れの場合でも、劣化程度の大きい単位セル105aの劣化抑制が続くと、やがて他の単位セル105aよりも劣化程度の小さい単位セル105aということになることが期待されるので、結果的に、全体として劣化程度のばらつきを小さくすることができることになる。
なお、上記の例において、開放電圧やSOC、満充電容量の求め方などは一例であり、種々の求め方を適用することができる。
また、使用履歴のSOC上限の意義については、その後の実際の使用時において、例えSOCがその上限を超えることがあったとしても、過充電が生じる場合のような大きな不都合がある訳ではなく、S_cellとL_cellのSOCの大小関係が逆転する場合があるだけで、その程度や頻度が小さければ、全体として、S_cellの劣化抑制が妨げられることはない。それゆえ、例えば単位セル105aの劣化ばらつきの程度や、その抑制を求められる程度などに応じて、絶対的な使用履歴の上限のSOCを適用したり、所定の出現頻度以上のSOCの上限のSOCを適用したり、また、これらに所定のマージンや安全係数を考慮したりして設定してもよい。
101 負荷
102 モータ
103 インバータ
104 車両コントローラ
105 組電池
105a 単位セル
105b 放電スイッチ
105c 放電抵抗
106 バッテリコントローラ
111 電流センサ
112 温度センサ
113 電圧センサ

Claims (4)

  1. 二次電池である複数の単位電池が直列に接続された組電池における上記各単位電池の残存容量を調整する組電池の残存容量調整装置であって、
    組電池の充放電過程で、上記各単位電池のSOCが等しくなるクロスポイントにおけるSOCの目標値である目標クロスポイントSOCを設定する目標クロスポイントSOC設定部と、
    電池容量の劣化程度が相対的に大きい大劣化単位電池と相対的に小さい小劣化単位電池とについて、上記クロスポイントにおけるSOCが上記目標クロスポイントSOCになるように、上記大劣化単位電池を放電させるための放電容量を設定する放電容量設定部と、
    上記放電容量設定部によって設定された放電容量に応じて、上記大劣化単位電池を放電させる放電部と、
    を備え、
    上記目標クロスポイントSOC設定部は、上記組電池の使用履歴に基づいて、使用範囲のSOCの上限に応じて、上記目標クロスポイントSOCを設定するように構成されていることを特徴とする組電池の残存容量調整装置。
  2. 請求項1の組電池の残存容量調整装置であって、
    上記放電部は、上記大劣化単位電池と上記小劣化単位電池との劣化程度の差が、所定の劣化程度差閾値以上の場合に、上記大劣化単位電池を放電させることを特徴とする組電池の残存容量調整装置。
  3. 請求項1から請求項2のうち何れか1項の組電池の残存容量調整装置であって、
    上記放電部は、上記放電を行う前のクロスポイントにおけるSOCが上記目標クロスポイントSOCよりも小さい場合に、上記大劣化単位電池を放電させることを特徴とする組電池の残存容量調整装置。
  4. 請求項3の組電池の残存容量調整装置であって、
    上記放電部は、上記放電を行う前のクロスポイントにおけるSOCと上記目標クロスポイントSOCとの差が、所定のSOC差閾値以上の場合に、上記大劣化単位電池を放電させることを特徴とする組電池の残存容量調整装置。
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