JP7414872B2 - エレベータ制御システム、制御方法およびプログラム - Google Patents

エレベータ制御システム、制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、エレベータ制御システム、制御方法およびプログラムに関する。
エレベータの乗りかご内において、行き先階呼び、乗り場呼び等の呼びを非接触で行う技術が知られている。例えば、乗りかご内の操作盤に、利用者の手指を非接触で検知し、押しボタンと一体的に構成される複数のセンサ部を設け、このセンサ部により行き先階呼びを行う手法がある。特に、コロナウイルス感染を回避するため、この非接触による検知により呼びを行う方式が広まっている。
建物の想定利用者数からエレベータの設置台数が設定されることになっているが、設置台数が多くなった場合には、通常、群管理仕様となり、各階の乗り場呼びを一括管理して乗りかごの割当号機が決定される。通常の群管理仕様のエレベータでは、乗り場に複数個の乗り場呼び装置が配置され、いずれか一つの乗り場呼び装置の押しボタンが押下されると、全ての乗り場呼び装置の所定方向のボタンが点灯して登録完了となる。
特開2016-3107号公報 特開昭60-137791号公報 特開昭53-57647号公報
しかしながら、非接触で呼びが可能なセンサ部が設けられた操作盤では、呼び登録が完了した場合には、乗り場呼び装置が音声出力部に呼び登録完了の旨を出力して報知している。ここで、複数の乗り場呼び装置が設置されている場合には、乗り場呼び装置間の距離が短いことから、呼び登録完了の出力音がいずれの乗り場呼び装置から出力されているかを利用者が判断することが困難であった。
利用者にとっては、他号機の乗りかごの押しボタンの発音タイミングがずれる場合に、、鳴動時間が長くなって1号機が鳴った直後に2号機が鳴ってしまったり、2重鳴動したように聞こえる場合があるため、乗り場呼び装置の故障と誤解する可能性もある。
群管理仕様の押しボタンのみの乗り場呼び装置の場合には、どのかごが来るかは乗り場の表示灯の点灯により事前に分かり、その後乗場にかごが到着する直前にのみ音が一度ならされる。しかし、群管理仕様の下でセンサ部と押しボタンとが併設される乗り場呼び装置が複数設けられる場合にも、利用者に呼び登録完了を確実に報知することができるような仕様が求められていた。
実施形態のエレベータ制御システムは、昇降路を移動する複数の乗りかごのそれぞれに対応して設けられ、かつ群管理される複数のエレベータ制御装置を備えるエレベータ制御システムであって、前記複数のエレベータ制御装置のうち隣接する二つの乗りかごのそれぞれ対応する二つのエレベータ制御装置に接続され、前記乗りかごの乗り場に設けられ、前記乗りかごの上下の行き先方向をそれぞれ表示する複数の行き先方向表示部と、前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部にそれぞれ対応して設けられ、利用者による所定の前記行き先方向表示部への操作を非接触で検知する複数のセンサ部と、前記二つのエレベータ制御装置に接続され、音声を出力する音声出力部と、前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部と、前記複数のセンサ部と、前記音声出力部と、を備える操作盤と、を備え、前記二つのエレベータ制御装置のそれぞれは、前記複数のセンサ部のうちいずれかのセンサ部による操作が検知された場合には、前記センサ部による操作に基づく呼び登録に関する情報を、前記呼び登録に関する情報に基づいて前記乗りかごを前記乗り場に向かわせる制御を行う制御盤に送出し、呼び登録が完了した場合に、前記二つのエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部のみに呼び登録完了の旨を出力し、他のエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部には呼び登録完了の旨を出力しない制御部と、を備え、一の操作盤が二つの乗り場呼び装置で制御され、当該一の操作盤が複数設けられ、前記一の操作盤を制御する二つの乗り場呼び装置のうち一方の乗り場呼び装置が他の一の操作盤を制御する。
図1は、第1の実施形態の乗り場を示す模式図である。 図2は、第1の実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態にかかる主操作盤の構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態にかかる乗り場呼び装置によるエレベータ制御処理の手順の一例を示すフロー図である。 図5は、第2の実施形態の乗り場の構成の一例を示す模式図である。 図6は、第2の実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図7は、第2の実施形態の主操作盤の構成の一例を示す模式図である。 図8は、第3の実施形態の乗り場の構成の一例を示す模式図である。 図9は、第3の実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(乗り場の構成)
第1の実施形態のエレベータ制御システムは、3個の乗りかごの昇降動作を群管理制御するものである。図1は、第1の実施形態の乗り場を示す模式図である。エレベータの乗り場には、図1に示すように、三つの乗りかご1A,1B,1C(図2参照)のそれぞれの扉401と、各乗りかごに対応した三つの主操作盤218A,218B,218Cとが設けられている。
三つの主操作盤218A,218B,218Cのそれぞれは、利用者が主として行き先方向等を指定するための操作を行うためのものである。三つの主操作盤218A,218B,218Cのそれぞれは、各扉401の右横の壁面において扉401の高さのほぼ中央付近に設置されている。
(エレベータ制御システムの構成例)
図2は、第1の実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態のエレベータ制御システムは、図1に示すように、三つの乗りかご1A,1B,1Cのそれぞれに対応して、三つの制御盤10A,10B,10Cと、三つの乗り場呼び装置200A,200B,200Cと、三つの主操作盤218A,218B,218Cとが設けられている。
制御盤10A、乗り場呼び装置200A、主操作盤218Aが乗りかご1Aの昇降動作を制御し、制御盤10B、乗り場呼び装置200B、主操作盤218Bが乗りかご1Bの昇降動作を制御し、制御盤10C、乗り場呼び装置200C、主操作盤218Cが乗りかご1Cの昇降動作を制御する。ここで、乗りかご1A,1B,1Cのそれぞれを区別しない場合には、乗りかご1と称する。制御盤10A,10B,10Cのそれぞれを区別しない場合には、制御盤10と称する。乗り場呼び装置200A,200B,200Cのそれぞれを区別しない場合には、乗り場呼び装置200と称する。主操作盤218A,218B,218Cのそれぞれを区別しない場合には、主操作盤218と称する。
各乗りかご1は、図示しない駆動装置により駆動されて、昇降路内を昇降して、各階に設けられた乗り場で乗りかご1に乗車した利用者を他の階に輸送する。
各制御盤10は、エレベータ全体を制御する。各制御盤10は、各種信号の授受が可能なように、対応する乗り場の乗り場呼び装置200と有線または無線等のネットワークで接続されている。また、各制御盤10は、各種信号の授受が可能なように、不図示の駆動装置および乗りかご1内に設置された不図示の行き先階呼び装置と有線または無線等のネットワークで接続されていてよい。
各乗り場呼び装置200は、エレベータ制御装置を構成する。乗り場呼び装置200は、対応する主操作盤218からの操作に関して処理を行い、対応する乗りかご1の乗り場呼び制御盤10に対して行うものである。
ここで、乗り場呼びとは、乗り場の利用者が、上下いずれかの行き先方向に向かう乗りかご1をその乗り場に到着させるために行う操作である。乗り場呼びは、乗り場呼び装置200から制御盤10に送信する呼び登録要求であり、呼び登録に関する情報に相当する。
また、行き先階呼びとは、乗りかご1内の利用者が、その乗りかご1を所望の行き先階へと向かわせるために行う操作である。行き先階呼びは、行き先階呼び装置から制御盤10に送信する呼び登録要求である。
制御盤10は、乗り場呼び装置200から受信した乗り場呼びを登録する。また、制御部11は、乗り場呼び登録の内容に応じて、乗りかご1をその乗り場呼びに応答させる。つまり、制御盤10は、乗り場呼び登録に登録した行き先方向に走行予定の乗りかご1を、乗り場呼びがあった乗り場へと向かわせる。
図2に示すように、乗り場呼び装置200Aには主操作盤218Aが接続され、乗り場呼び装置200Bには主操作盤218Bが接続され、乗り場呼び装置200Cには主操作盤218Cが接続される。
操作盤218Aは、センサ部211Aと、押しボタン212Aと、スピーカ214Aを少なくとも備える。主操作盤218Bは、センサ部211Bと、押しボタン212Bと、スピーカ214Bを少なくとも備える。主操作盤218Cは、センサ部211Cと、押しボタン212Cと、スピーカ214Cとを少なくとも有する。
ここで、行き先方向表示部210A,210B,210Cを区別しない場合には行き先方向表示部210と称する。センサ部211A,211B,211Cを区別しない場合にはセンサ部211と称する。押しボタン212A,212B,212Cを区別しない場合には押しボタン212と称する。スピーカ214A,214B,214Cを区別しない場合にはスピーカ214と称する。なお、主操作盤218の詳細な構成については後述する。
センサ部211は、乗りかご1の上下の行き先方向(行き先対象)にそれぞれ対応して乗り場に設けられている。所定の乗り場呼びを行おうとする利用者が、対応するセンサ部211に手指等をかざすと、センサ部211は利用者の手指等の物体を検知する。
押しボタン212は、乗りかご1の上下の行き先方向にそれぞれ対応して乗り場に設けられている。押しボタン212は、所定の乗り場呼びを行おうとする利用者が、対応する押しボタン212を押下することが可能に構成されている。
スピーカ214は、音声出力部に相当し、各種音声を出力する。本実施形態では、乗り場呼び登録が完了した場合に、制御部21による制御により、乗り場呼び登録が完了した旨を音声出力する。ここで、スピーカ214として指向性スピーカを用いることができる。この場合には、より明瞭に呼び登録完了の旨を利用者に把握させることが可能となる。
図2に示すように、乗り場呼び装置200Aは制御部21Aと通信部24Aとを有し、乗り場呼び装置200Bは制御部21Bと通信部24Bとを有し、乗り場呼び装置200Cは制御部21Cと通信部24Cとを有する。制御部21A,21B,21Cを区別しない場合には、制御部21と称する。通信部24A,24B,24Cを区別しない場合には通信部24と称する。
制御部21は、いずれかのセンサ部211が利用者の手指等の物体を検知すると、乗り場呼びがあったと判断し、通信部24を介して制御盤10に乗り場呼びを行い、乗り場呼びの本登録を行う。なお、乗り場呼びの本登録の前に、所定の条件で仮登録を行ってもよい。
また、制御部21は、いずれかの押しボタン212が利用者によって押下されると、乗り場呼びがあったと判定し、通信部24を介して制御盤10に乗り場呼びを行う。制御盤10では、乗り場呼びを受信して、乗り場呼びの本登録を行った後、乗り場呼び装置200に乗り場呼びの登録完了の通知を行う。
また、制御部21は、主操作盤218の後述する表示灯213の発光を制御する。例えば、制御b21は、呼び登録が完了した場合、すなわち制御盤10から呼び登録完了の旨の通知を受信した場合に、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200および乗り場呼びを送出していない他の乗り場呼び装置200に接続されたすべての主操作盤218の表示灯213を明点灯させる。制御部21は、表示灯213を複数の態様で点灯させるように制御してもよい。また、表示灯213を制御盤10によって点灯させるように構成してもよい。
さらに、制御部21は、スピーカ214に対する音声出力を制御する。本実施形態では、制御部21は、乗り場呼びの本登録が完了した場合、すなわち制御盤10から呼び登録完了の旨の通知を受信した場合には、乗り場呼び装置200Aの制御部21Aは、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200が対象とする主操作盤218Aのスピーカ214Aのみに乗り場呼び登録が完了した旨の音声を出力し、他の乗り場呼び装置200の主操作盤218B,218Cのスピーカ214B,218Cには出力しない。
ここで、制御部21は、例えば、出力回数1回、出力時間100msとして、乗り場呼び登録が完了した旨の音声出力をすることができるが、出力回数、出力時間はこれに限定されるものではない。
なお、乗り場呼び装置200は、上記以外にも、乗り場の利用者の操作に供する種々の構成を備えることができる。
次に、第1の実施形態にかかるエレベータ制御システムの物理構成について説明する。
制御盤10のそれぞれは、CPU、ROM、RAM、及び記憶装置等を備えるコンピュータとして構成されている。ROMには、例えば、乗り場呼び登録等の呼び登録プログラム等の各種プログラムが格納されている。ROMに格納された呼び登録プログラム等の各種プログラムが読み出されてRAMに展開され、CPUによって実行されることにより、制御盤10の処理が実現される。
乗り場呼び装置200のそれぞれは、CPU、ROM、RAM、及び記憶装置等を備えるコンピュータとして構成されている。
ROMには、例えば、センサ部211の検知に基づく呼び等の制御プログラム、押下ボタン212の押下に基づく呼び等の制御プログラム等の各種プログラムが格納されている。ROMに格納された制御プログラムが読み出されてRAMに展開され、CPUによって実行されることにより、制御部21、通信部24等が実現される。
ここで、呼び登録プログラム、各制御プログラム等は、コンピュータで実行可能な、エレベータの制御に関する複数の命令を含むコンピュータ読み取り可能かつ非遷移的な記録媒体(Non-transitory Computer Readable Recording Medium)を有するコンピュータプログラムプロダクトである。呼び登録プログラム、各制御プログラム等等は、例えばモジュール構成となっており、これらのモジュールが主記憶装置上にロードされる。
呼び登録プログラム、各制御プログラム等は、例えばコンピュータでの読み取りが可能なように記録媒体等に格納されて提供される。記録媒体は、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、またはフラッシュメモリ等である。また、呼び登録プログラム、各制御プログラム等等は、ネットワークに置かれたサーバ等により配信され、または、ダウンロード可能なように構成されることで、他の様々な手法により提供されてもよい。
なお、主に、制御盤10によって呼び登録プログラムと、乗り場呼び装置200のそれぞれによって実行される各制御プログラムとによって、エレベータ制御システムによって実行されるエレベータ制御プログラムが構成される。
(主操作盤の構成例)
次に、主操作盤218の構成について説明する。図3は、第1の実施形態にかかる主操作盤218の構成の一例を示す図である。
主操作盤218は、例えば行き先方向表示部210、センサ部211、押しボタン212、表示灯213、スピーカ214及び表示装置217を備える。
行き先方向表示部210は、例えば乗り場に到着する乗りかご1の上下方向等の行き先方向を表示する表示盤等であり、乗りかご1の行き先方向に対応して主操作盤218に複数配置されている。図3の例では、乗りかご1の行き先方向である上方向(上層階)及び下方向(下層階)にそれぞれ対応して、2つの行き先方向表示部210が縦方向に配置されている。
センサ部211は、例えば反射型光電センサ、または静電容量型センサ等の非接触式のセンサであり、複数の行き先方向表示部210にそれぞれ対応して、対応する行き先方向表示部210近傍の主操作盤218に複数配置されている。図3の例では、縦方向に並ぶ行き先方向表示部210に一体的に、それぞれ対応する2つのセンサ部211が配置されている。
乗り場の利用者が、所望の行き先階(上層階または下層階等)の方向(上方向または下方向等)へ向かう乗りかご1の乗り場呼びを行うために、対応するセンサ部211に手指等をかざすと、そのセンサ部211が、対応する行き先方向表示部210への操作として利用者の手指等を検知する。
押しボタン212は、利用者が手指等で押下することが可能に構成され、複数の行き先方向表示部210にそれぞれ対応して、対応する行き先方向表示部210と一体的に主操作盤218に複数配置されている。すなわち、例えば押しボタン212のそれぞれの前面には、対応する行き先方向表示部210である表示盤等がはめ込まれている。乗り場の利用者が、所望の行き先階(上層階または下層階等)の方向(上方向または下方向等)へ向かう乗りかご1の乗り場呼びを行うために、対応する押しボタン212を押下すると、制御部21が、対応する行き先方向表示部210への操作として押しボタン212の押下を検知する。
第1の実施形態では、対応する行き先方向表示部210が互いに等しい押しボタン212とセンサ部211とが一体的に構成されている。
表示灯213は、例えば複数の態様で発光することが可能に構成され、複数の行き先方向表示部210にそれぞれ対応して、対応する行き先方向表示部210と一体的に主操作盤218に複数内蔵されている。すなわち、例えば押しボタン212のそれぞれの背面に、それぞれ表示灯213が埋め込まれている。制御部21からの指示に基づいて、対応する表示灯213が点灯すると、押しボタン212及び行き先方向表示部210を透過した表示灯213の光が利用者に目視される。これにより、利用者は、どちらの行き先方向への呼びが登録されたかを知ることができる。
表示装置217は、例えば液晶パネル等として構成され、その主操作盤218に対応する乗りかご1、または乗り場呼びに応答中の乗りかご1等が、どの階付近をどちらの向きに走行中であるかを表示する。図3の例では、上向き矢印と「3」の文字が表示されている。このことから、乗りかご1は3階付近を上方へ向かって走行中であることが判る。
なお、主操作盤218の構成および各種構成の配置は図3の例に限られない。例えば、センサ部211の近傍に所望の表示が記されたシール等が貼付され、また、所望の点字が付された銘板等が設置されていてもよい。
また例えば、行き先方向表示部210、押しボタン212、表示灯213のうちのいずれか、あるいは全部が分離され、別々に主操作盤218に配置されていてもよい。また例えば、操作盤218は、押しボタン212等を備えていなくともよい。
その他、主操作盤218は、利用者の操作に供する種々の押しボタン及びセンサ等を備えることができ、また、利用者に種々の情報を提示する表示灯等を備えることができる。
(エレベータ制御システムの処理例)
次に、図4を用いて、本実施形態のエレベータ制御システムのエレベータ制御処理の例について説明する。図4は、第1の実施形態にかかる乗り場呼び装置200によるエレベータ制御処理の手順の一例を示すフロー図である。
図4に示すように、乗り場呼び装置200の制御部21は、いずれかのセンサ部211が操作を検知したか否か、あるいはいずれかの押しボタン212が押下されたか否か、を判定する(S101)。いずれのセンサ部211も非検知状態であった場合、およびいずれの押しボタン212も押下されていない場合には(S101:No)、制御部21は、いずれかのセンサ部211が検知状態かいずれかの押しボタン212が押下状態となるまで待機する。
一方、いずれかのセンサ部211Aが操作を検知し、あるいはいずれかの押しボタン212が押下された場合には(S101:Yes)、制御部21は、検知されたセンサ部211に対応する行き先方向、あるいは押下された押しボタン212に対応する行き先方向の乗り場呼びを制御盤10に通信部24を介して送信する(S103)。これにより制御盤10により利用者が指定した行き先方向の乗り場呼びの本登録が行われ、制御盤10は乗り場呼び登録完了の旨の通知を乗り場呼び装置200に送信する。
乗り場呼び装置200の制御部21は、通信部24を介して,制御盤10から乗り場呼び登録完了の旨の通知を受信する(S104)。そして、制御部21は、指定された行き先方向に対応する表示灯213を明点灯する(S105)。そして、制御部21は、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200が対象としている主操作盤218のスピーカ214のみに対して、乗り場呼び登録が完了した音声を出力する(S107)。すなわち、制御部21は、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200が対象としている主操作盤218以外の主操作盤218、すなわち、乗り場呼びを送出していない主操作盤218のスピーカ214には、乗り場呼び登録が完了した音声を出力しない。
このように本実施形態では、群管理仕様のエレベータ制御システムにおいて、乗り場呼び装置200の制御部21は、複数のセンサ部211のうちいずれかのセンサ部211による操作が検知された場合に、センサ部211による操作に基づく呼び登録に関する情報を制御盤10に送出し、呼び登録が完了した場合に、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200に接続された主操作盤218のスピーカ214のみに呼び登録完了の旨を音声出力する。このため、本実施形態では、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200に接続された主操作盤218以外の主操作盤218のスピーカ214には呼び登録完了の旨は音声出力されないことになるので、乗り場に乗り場呼び装置が複数設けられる場合においても、利用者に呼び登録完了を確実に報知することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、一つ主操作盤218での検知、押下、表示、音声出力が一つの乗り場呼び装置200で制御されていたが、この第2の実施形態では、一つ主操作盤での検知、押下、表示、音声出力が二つの乗り場呼び装置で制御されるものである。
(乗り場の構成例)
図5は、第2の実施形態の乗り場の構成の一例を示す模式図である。本実施形態では、エレベータの乗り場には、図5に示すように、三つの乗りかご1A,1B,1Cのそれぞれの扉401と、二つの乗りかご1A,1Bに対応した一つの主操作盤1218Aと、一つの乗りかご1Cに対応した一つの主操作盤218Cとが設けられている。
(エレベータ制御システムの構成例)
図6は、第2の実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態のエレベータ制御システムは、第1の実施形態と同様に、図6に示すように、三つの乗りかご1A,1B,1Cのそれぞれに対応して、三つの制御盤10A,10B,10Cと、三つの乗り場呼び装置1200A,1200B,200Cとが設けられている。
第2の実施形態では、二つの乗り場呼び装置1200A,1200Bのそれぞれに一つの主操作盤1218が接続されており、一つの乗り場呼び装置200Cに一つの主操作盤218Cが接続されている。ここで、一つの乗り場呼び装置200C、一つの主操作盤218Cについては、第1の実施形態と同様の構成である。乗り場呼び装置1200A,1200Bを区別しない場合には、乗り場呼び装置1200と称する。
図7は、第2の実施形態の主操作盤1218の構成の一例を示す模式図である。本実施形態の主操作盤1218は、第1の実施形態の主操作盤218と異なり、行き先方向表示部1217に二つの乗りかご1A,1Cそれぞれの走行階が同時に表示されている。主操作盤1218のこの他の構成については、第1の実施形態の主操作盤218と同様である。図7の例では、乗りかご1Aが3階付近を上方向に向かって走行中であり、乗りかご1Bは10階付近を下方向に向かって走行集であることを示している。
図6に戻り、乗り場呼び装置1200Aは制御部121Aと通信部24Aとを有し、乗り場呼び装置1200Bは制御部121Bと通信部24Bとを有する。制御部121A,121Bを区別しない場合には、制御部121と称する。
乗り場呼び装置1200の制御部121A,121Bのそれぞれは、一つの主操作盤1218のセンサ部211から検知信号、一つの主操作盤1218の押しボタン212から押下信号を受信し、乗り場呼びに関する処理を実行する。また、乗り場呼び装置1200A,1200Bの制御部121A,121Bは、一つの主操作盤1218の表示灯213の表示を制御する。
また、乗り場呼び装置1200A,1200Bの制御部121A,121Bのそれぞれは、一つの主操作盤1218のスピーカ214の音声出力を制御する。具体的には、制御部121A,121Bのそれぞれは、制御盤10から乗りかご1Aまたは乗りかご1Bの行き先方向の乗り場呼びの登録がなされたことを受信する。そして、制御部121A,121Bは、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置1200A,1200Bに接続された主操作盤1218のスピーカ214、すなわち乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置1200A,1200Bに対応する主操作盤1218のスピーカ214にのみ、乗り場呼び登録完了の旨を音声出力する。すなわち、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置1200A,1200Bに対応する主操作盤1218以外の乗り場呼び装置200Cに対応する主操作盤218Cのスピーカ214には、乗り場呼び登録完了の旨の音声出力は行わない。
本実施形態における制御部121A,121Bによるエレベータ制御処理については、図4を用いて説明した第1の実施形態におけるエレベータ制御処理と同様に行われる。
このように本実施形態では、一つ主操作盤1218が二つの乗り場呼び装置1200A,1200Bに接続されて制御される場合において、乗り場呼び装置1200A,1200Bのそれぞれが、呼び登録が完了した場合に、二つの乗り場呼び装置1200A,1200Bに接続されるスピーカ214のみに乗り場呼び登録完了の旨を出力する。
このため、本実施形態では、二つの乗り場呼び装置1200A,1200Bに接続された主操作盤1218以外の主操作盤218Cのスピーカ214には呼び登録完了の旨は音声出力されないことになるので、乗り場に乗り場呼び装置が複数設けられる場合においても、利用者に呼び登録完了を確実に報知することができる。
[第3の実施形態]
第2の実施形態では、一つ主操作盤が二つの乗り場呼び装置で制御されるものであったが、この第3の実施形態では、このような主操作盤が複数設けられ、一つの主操作盤を制御する二つの乗り場呼び装置のうち一方の乗り場呼び装置が他の主操作盤を制御するものである。
(乗り場の構成例)
図8は、第3の実施形態の乗り場の構成の一例を示す模式図である。本実施形態では、エレベータの乗り場には、図8に示すように、四つの乗りかご1A,1B,1C,1D(図9参照)のそれぞれの扉401と、二つの乗りかご1A,1Bに対応した一つの主操作盤2218Aと、二つの乗りかご1B,1Cに対応した一つの主操作盤2218Bと、二つの乗りかご1C,1Dに対応した一つの主操作盤2218Cとが設けられている。
(エレベータ制御システムの構成例)
図9は、第3の実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態のエレベータ制御システムは、図9に示すように、四つの乗りかご1A,1B,1C,1Dのそれぞれに対応して、四つの制御盤10A,10B,10C,10Dと、四つの乗り場呼び装置2200A,2200B,2200C,2200Dとが設けられている。
第3の実施形態では、二つの乗り場呼び装置2200A,2200Bのそれぞれに一つの主操作盤11218Aが接続されており、二つの乗り場呼び装置2200B,2200Cのそれぞれに一つの主操作盤1218Bが接続されており、二つの乗り場呼び装置2200C,2200Dのそれぞれに一つの主操作盤1218Cが接続されている。
すなわち、本実施形態では、乗り場呼び装置2200Bは、主操作盤1218Aを制御する他、隣接する乗り場呼び装置2200Cとともに主操作盤1218Bも制御する。乗り場呼び装置2200Cは、主操作盤1218Bを制御する他、隣接する乗り場呼び装置2200Dとともに主操作盤1218Cも制御する。
乗り場呼び装置2200Aは制御部521Aと通信部24Aとを有し、乗り場呼び装置2200Bは制御部521Bと通信部24Bとを有し、乗り場呼び装置2200Cは制御部521Cと通信部24Cとを有し、乗り場呼び装置2200Dは制御部521Dと通信部24Dとを有する。
ここで、乗り場呼び装置2200A,2200B,2200C,2200Dを区別しない場合には、乗り場呼び装置2200と称する。制御部521A,521,521C,521DBを区別しない場合には、制御部521と称する。
乗り場呼び装置2200の制御部521のそれぞれは、一つの主操作盤1218のセンサ部211から検知信号、一つの主操作盤1218の押しボタン212から押下信号を受信し、乗り場呼びに関する処理を実行する。また、乗り場呼び装置2200の制御部52それぞれは、すべての主操作盤1218の表示灯213の表示を制御する。ここで、制御盤10がすべての主操作盤1218の表示灯213を表示制御するように構成してもよい。
また、乗り場呼び装置2200の制御部521のそれぞれは、一つの主操作盤1218のスピーカ214の音声出力を制御する。本実施形態では、制御部521のそれぞれは、制御盤10から乗りかご1の行き先方向の乗り場呼びが登録されたことを受信する。そして、制御部521は、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置2200に対応する主操作盤1218のスピーカ214にのみ、乗り場呼び登録完了の旨を音声出力する。そして、制御部512のそれぞれは、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置2200に対応する主操作盤1218以外の主操作盤1218、すなわち、乗り場呼び装置2200に対応する主操作盤1218のスピーカ214には、乗り場呼び登録完了の旨の音声出力は行わない。
より具体的には、乗り場呼び装置2200Aの制御部521Aおよび乗り場呼び装置2200Bの制御部521Bは、乗り場呼び装置2200A,2200Bに対応する主操作盤1218Aのスピーカ214にのみ、乗り場呼び登録完了の旨を音声出力し、他の乗り場呼び装置2200C,2200Dに対応する主操作盤1218B,1218Cのスピーカ214には、乗り場呼び登録完了の旨の音声出力は行わない。
乗り場呼び装置2200Bの制御部521Bおよび乗り場呼び装置2200Cの制御部521Cは、乗り場呼び装置2200B,2200Cに対応する主操作盤1218Bのスピーカ214にのみ、乗り場呼び登録完了の旨を音声出力し、他の乗り場呼び装置2200A,2200Dに対応する主操作盤1218A,1218Dのスピーカ214には、乗り場呼び登録完了の旨の音声出力は行わない。
乗り場呼び装置2200Cの制御部521Cおよび乗り場呼び装置2200Dの制御部521Dは、乗り場呼び装置2200C,2200Dに対応する主操作盤1218Cのスピーカ214にのみ、乗り場呼び登録完了の旨を音声出力し、他の乗り場呼び装置2200A,2200Bに対応する主操作盤1218A,1218Bのスピーカ214には、乗り場呼び登録完了の旨の音声出力は行わない。
本実施形態における制御部121によるエレベータ制御処理については、図4を用いて説明した第1の実施形態におけるエレベータ制御処理と同様に行われる。
このように本実施形態では、一つ主操作盤1218が二つの乗り場呼び装置2200で制御され、かつ、このような主操作盤が複数設けられ、一つの主操作盤1218を制御する二つの乗り場呼び装置2200のうち一方の乗り場呼び装置2200が他の主操作盤1218を制御する場合において、乗り場呼び装置2200のそれぞれが、呼び登録が完了した場合に、二つの乗り場呼び装置2200に接続されるスピーカ214のみに乗り場呼び登録完了の旨を出力する。
このため、本実施形態では、二つの乗り場呼び装置2200に接続された主操作盤1218以外の主操作盤1218のスピーカ214には呼び登録完了の旨は音声出力されないことになるので、乗り場に乗り場呼び装置が複数設けられる場合においても、利用者に呼び登録完了を確実に報知することができる。
上記実施形態では、音声出力部としてスピーカ214を用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、ブザー等を音声出力部として用いることができる。
また、センサ部211の検知中でない場合には、全ての乗り場呼び装置に接続された主操作盤のスピーカに乗りかご1の割り当て時または乗りかご1の乗り場への到着時の音声を出力するように制御部を構成することができる。
乗りかご1が中間階を走行中に、例えば、上方向の先の乗り場呼びの登録完了の音声出力の出力時間内(例えば100ms内)に、次の下方向のセンサ部211の検知による乗り場呼び登録がなされた場合には、後の乗り場呼び登録がされた乗り場呼び装置200,1200,2200に接続された主操作盤のスピーカから、先の音声出力に引き続き、後の乗り場呼び登録完了の旨を、出力時間だけ音声出力するように制御部を構成してもよい。この場合、先の乗り場呼び登録完了の旨の音声の出力形態と、後の乗り場呼び登録完了の旨の音声の出力形態とを変えるように乗り場呼び装置200,1200,2200の制御部21を構成してもよい。このような出力形態としては、例えば、音声の音色や音量等があげられるが、これらに限定されるものではない。
上記実施形態では、センサ部311が検知して乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200,1200,2200に対応する主操作盤のスピーカのみから乗り場呼び登録が完了した旨の音声を出力するが、これに限定されるものではない。
例えば、センサ部311が検知して乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200,1200,2200の近傍のエレベータの扉401が開くまたは閉じる際に、乗りかご内のアナウンスが乗場まで聞こえてくる場合がある。この場合、乗り場呼びを送出した乗り場呼び装置200,1200,2200に対応する主操作盤218,1218のスピーカ214のみから乗り場呼び登録が完了した旨の音声を出力した場合でも、乗りかご内のアナウンスにより、乗り場呼び登録が完了した旨の音声が聞こえにくくなることがある。
このため、乗りかご内からのアナウンスの音量を小さくしたり、乗り場呼び装置200,1200,2200の主操作盤218,1218のスピーカ214からの乗り場呼び登録が完了した旨の音声の音量を増大するように制御盤10や乗り場呼び装置200,1200,2200等を構成してもよい。
このような音量を調整するタイミングは、乗り場呼び装置200,1200,2200に近い左右もしくは背面側のエレベータの運行データを群管理制御を行う制御装置や制御盤10等から乗り場呼び装置200,1200,2200が受信して、同一階床に乗りかごが着床した場合に、音声の音量を再調整して出力するように制御盤10や乗り場呼び装置200,1200,2200等を構成すればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A,1B,1C,1D…乗りかご、10,10A,10B,10C,10D…制御盤、200,200A,200B,200C,1200,1200A,1200B,2200,2200A,2200B,2200C,2200D…乗り場呼び装置(エレベータ制御装置)、21,21A,21B,21C,121,121A,121B,521,521A,521B,521C,521D…制御部、24,24A,24B,24C,24D…通信部、217,1217…行き先方向表示部、218,218A,218B,218C,1218,1218A,1218B,1218C…主操作盤(操作盤)、211…センサ部、212…押しボタン、213…表示灯、214,214A,214B,214C…スピーカ(音声出力部)。

Claims (3)

  1. 昇降路を移動する複数の乗りかごのそれぞれに対応して設けられ、かつ群管理される複数のエレベータ制御装置を備えるエレベータ制御システムであって、
    前記複数のエレベータ制御装置のうち隣接する二つの乗りかごのそれぞれ対応する二つのエレベータ制御装置に接続され、前記乗りかごの乗り場に設けられ、前記乗りかごの上下の行き先方向をそれぞれ表示する複数の行き先方向表示部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部にそれぞれ対応して設けられ、利用者による所定の前記行き先方向表示部への操作を非接触で検知する複数のセンサ部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、音声を出力する音声出力部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部と、前記複数のセンサ部と、前記音声出力部と、を備える操作盤と、を備え、
    前記二つのエレベータ制御装置のそれぞれは、
    前記複数のセンサ部のうちいずれかのセンサ部による操作が検知された場合には、前記センサ部による操作に基づく呼び登録に関する情報を、前記呼び登録に関する情報に基づいて前記乗りかごを前記乗り場に向かわせる制御を行う制御盤に送出し、呼び登録が完了した場合に、前記二つのエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部のみに呼び登録完了の旨を出力し、他のエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部には呼び登録完了の旨を出力しない制御部と、を備え
    一の操作盤が二つの乗り場呼び装置で制御され、当該一の操作盤が複数設けられ、前記一の操作盤を制御する二つの乗り場呼び装置のうち一方の乗り場呼び装置が他の一の操作盤を制御する、
    エレベータ制御システム。
  2. 昇降路を移動する複数の乗りかごのそれぞれに対応して設けられ、かつ群管理される複数のエレベータ制御装置を備えるエレベータ制御システムで実行される制御方法であって、
    前記エレベータ制御システムは、
    前記複数のエレベータ制御装置のうち隣接する二つの乗りかごのそれぞれ対応する二つのエレベータ制御装置に接続され、前記乗りかごの乗り場に設けられ、前記乗りかごの上下の行き先方向をそれぞれ表示する複数の行き先方向表示部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部にそれぞれ対応して設けられ、利用者による所定の前記行き先方向表示部への操作を非接触で検知する複数のセンサ部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、音声を出力する音声出力部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部と、前記複数のセンサ部と、前記音声出力部と、を備える操作盤と、を備え、
    前記複数のセンサ部のうちいずれかのセンサ部による操作が検知された場合には、前記センサ部による操作に基づく呼び登録に関する情報を、前記呼び登録に関する情報に基づいて前記乗りかごを前記乗り場に向かわせる制御を行う制御盤に送出し、呼び登録が完了した場合に、前記二つのエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部のみに呼び登録完了の旨を出力し、他のエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部には呼び登録完了の旨を出力しないステップ、を含み、
    一の操作盤が二つの乗り場呼び装置で制御され、当該一の操作盤が複数設けられ、前記一の操作盤を制御する二つの乗り場呼び装置のうち一方の乗り場呼び装置が他の一の操作盤を制御する、
    制御方法。
  3. 昇降路を移動する複数の乗りかごのそれぞれに対応して設けられ、かつ群管理される複数のエレベータ制御装置を備えるエレベータ制御システムのコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記エレベータ制御システムは、
    前記複数のエレベータ制御装置のうち隣接する二つの乗りかごのそれぞれ対応する二つのエレベータ制御装置に接続され、前記乗りかごの乗り場に設けられ、前記乗りかごの上下の行き先方向をそれぞれ表示する複数の行き先方向表示部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部にそれぞれ対応して設けられ、利用者による所定の前記行き先方向表示部への操作を非接触で検知する複数のセンサ部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、音声を出力する音声出力部と、
    前記二つのエレベータ制御装置に接続され、前記複数の行き先方向表示部と、前記複数のセンサ部と、前記音声出力部と、を備える操作盤と、を備え、
    前記複数のセンサ部のうちいずれかのセンサ部による操作が検知された場合には、前記センサ部による操作に基づく呼び登録に関する情報を、前記呼び登録に関する情報に基づいて前記乗りかごを前記乗り場に向かわせる制御を行う制御盤に送出し、呼び登録が完了した場合に、前記二つのエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部のみに呼び登録完了の旨を出力、他のエレベータ制御装置に接続される前記操作盤の前記音声出力部には呼び登録完了の旨を出力しないステップ、を前記コンピュータに実行させ
    一の操作盤が二つの乗り場呼び装置で制御され、当該一の操作盤が複数設けられ、前記一の操作盤を制御する二つの乗り場呼び装置のうち一方の乗り場呼び装置が他の一の操作盤を制御する、
    プログラム。
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