JP7414571B2 - 切出装置 - Google Patents

切出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7414571B2
JP7414571B2 JP2020024561A JP2020024561A JP7414571B2 JP 7414571 B2 JP7414571 B2 JP 7414571B2 JP 2020024561 A JP2020024561 A JP 2020024561A JP 2020024561 A JP2020024561 A JP 2020024561A JP 7414571 B2 JP7414571 B2 JP 7414571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
bodies
transmitted
holding
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020024561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021126754A (ja
Inventor
祐一郎 高瀬
匡教 片桐
Original Assignee
株式会社Fdkエンジニアリング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社Fdkエンジニアリング filed Critical 株式会社Fdkエンジニアリング
Priority to JP2020024561A priority Critical patent/JP7414571B2/ja
Publication of JP2021126754A publication Critical patent/JP2021126754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7414571B2 publication Critical patent/JP7414571B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は切出装置に関する。
従来から、連続して搬送される部品やワーク等を1個ずつに分離するためのエスケープメント(切出装置)が知られている。例えば、特許文献1に記載のエスケープメントは、第1の前後移動部材、第2の前後移動部材、及び駆動源としてのロータリーアクチュエータを備えている。当該エスケープメントでは、ロータリーアクチュエータが180度の範囲で往復回動することによって、第1の前後移動部材及び第2の前後移動部材を直線移動させている。
特開2012-21563号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のエスケープメントにおいては、ロータリーアクチュエータの回転方向を時計回りと反時計回りとの間で切り換える必要があるため、第1の前後移動部材及び第2の前後移動部材を高速で移動させること即ちワーク等の切出しを高速で行うことが困難であり、更に、当該ロータリーアクチュエータの故障が生じやすかった。
ここで、回転運動を直線運動に変換する機構として円筒カムが知られている。円筒カムによれば、時計回りと反時計回りとの間で回転方向を切り換える必要がなく、当該円筒カムを一方向に回転しつつ従動節の所定の直線運動を実現することができる。このため、上記特許文献1に記載のエスケープメントにおいて、例えば、ロータリーアクチュエータと第1の前後移動部材及び第2の前後移動部材との間に円筒カムを配置し、ロータリーアクチュエータを一方向に回転して円筒カムを回転させることで、第1の前後移動部材及び第2の前後移動部材の直線移動を実現することも考えられる。
しかしながら、円筒カムを用いた場合、第1の前後移動部材及び第2の前後移動部材を高速で移動すること、及び当該ロータリーアクチュエータの故障の可能性を低減することは可能になるものの、円筒カム及びこれに関連する部品(カムフォロワ等)を別途用意する必要があり装置の大型化、コスト増を招くことになる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品の切出しの高速化を可能にするとともに高い耐久性を有し、更に小型化及び低コスト化を実現する切出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る切出装置は、回転駆動軸と、前記回転駆動軸に接続された第1動力伝達部と、ワークを保持するワーク保持部と、前記第1動力伝達部と前記ワーク保持部との間に配置されて、前記第1動力伝達部及び前記ワーク保持部を接続する第2動力伝達部と、を備え、前記第1動力伝達部は、前記回転駆動軸に対して偏心して結合された一対の偏心回転体であって互いに位相差を有する一対の偏心回転体と、該一対の偏心回転体の各々に接続された一対の押圧体であって前記一対の偏心回転体の回転に応じて前記第2動力伝達部に向かう前進移動及び前記第2動力伝達部から離れる後進移動を行う一対の押圧体と、を有し、前記第2動力伝達部は、前記一対の押圧体の各々に対向して配置され且つ前記一対の押圧体の各々の方向に付勢されている一対の被伝達体であって、前記一対の押圧体の各々の前記前進移動及び前記後進移動に応じて圧縮及び復元する一対の被伝達体を有し、前記ワーク保持部は、前記一対の被伝達体の各々に対応して配置される一対の保持器具であって、前記一対の被伝達体の各々の前記圧縮及び前記復元に応じて前記ワークを保持する保持動作及び前記ワークを解放する解放動作を行う一対の保持器具を有し、前記一対の押圧体の各々は、前記一対の保持器具が前記保持動作を同時に行うように構成されている、ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る切出装置において、前記回転駆動軸は、該回転駆動軸の外周面において内側に凹むキー溝を有しており、前記一対の偏心回転体の各々は、前記回転駆動軸を収容する収容孔を有しており、該収容孔の各々の内周面には、前記キー溝に嵌合する突出体が一体に形成されている。
本発明の一態様に係る切出装置において、前記一対の保持器具は、前記一対の被伝達体の一方に対応して設けられる一対の第1アームと、前記一対の被伝達体の他方に対応して設けられる一対の第2アームと、を有し、前記一対の第1アーム及び前記一対の第2アームは、前記一対の被伝達体の各々が圧縮することにより前記解放動作を行い、且つ前記一対の被伝達体の各々が復元することにより前記保持動作を行うように構成されている。
本発明の一態様に係る切出装置において、前記一対の保持器具は、前記一対の被伝達体の一方に対応して設けられる第1爪と、前記一対の被伝達体の他方に対応して設けられる第2爪と、を有し、前記第1爪及び前記第2爪は、前記一対の被伝達体の各々が圧縮することにより前記保持動作を行い、且つ前記一対の被伝達体の各々が復元することにより前記解放動作を行うように構成されている。
本発明に係る切出装置によれば、前記第1動力伝達部は、前記回転駆動軸に対して偏心して結合された一対の偏心回転体であって互いに位相差を有する一対の偏心回転体と、該一対の偏心回転体の各々に接続された一対の押圧体であって前記一対の偏心回転体の回転に応じて前記第2動力伝達部に向かう前進移動及び前記第2動力伝達部から離れる後進移動を行う一対の押圧体とを有している。また、前記第2動力伝達部は、前記一対の押圧体の各々に対向して配置され且つ前記一対の押圧体の各々の方向に付勢されている一対の被伝達体であって、前記一対の押圧体の各々の前記前進移動及び前記後進移動に応じて圧縮及び復元する一対の被伝達体を有している。また、前記ワーク保持部は、前記一対の被伝達体の各々に対応して配置される一対の保持器具であって、前記一対の被伝達体の各々の前記圧縮及び前記復元に応じて前記ワークを保持する保持動作及び前記ワークを解放する解放動作を行う一対の保持器具を有している。更に、前記一対の押圧体の各々は、前記一対の保持器具が前記保持動作を同時に行うように構成されている。本発明においては、回転駆動軸を一方向へ回転させることで一対の偏心回転体も一方向に回転し、これにより一対の押圧体が前進移動及び後進移動し、ひいては一対の被伝達体が圧縮及び復元を繰り返す。このように一対の被伝達体が圧縮及び復元を繰り返すことにより、一対の保持器具はワークの保持動作及び解放動作(以下、「切出動作」ともいう)を繰り返し、当該切出動作を繰り返す間の任意の時点において一対の保持器具は保持動作を同時に行う。つまり、本発明の切出装置によれば、回転駆動軸ひいては偏心回転体の回転方向を時計回りと反時計回りとの間で切換えることなく、更に、円筒カムを用いることなく、回転駆動軸及び一対の偏心回転体の一方向への回転によりワークの切出動作を実現している。よって、ワークの切出しの高速化を可能にするとともに高い耐久性を有し、小型化及び低コスト化を実現する切出装置を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る切出装置を部分的に破断して示した斜視図である。 図2は、図1の切出装置を上側から見た平面図である。 図3は、図1の切出装置における偏心コマ装置、チャック装置、及び保持装置を右側から見た右側面図である。 図4は、図1の切出装置における偏心コマ装置を部分的に破断して示す平面図である。 図5は、図1の偏心コマ装置の動作を示す説明図である。 図6は、図1の保持装置による切出動作の説明図である。 図7は、図6に示す切出動作を、保持装置の開閉状態と偏心コマ装置の回転位置との関係で説明する図である。 図8は、他の実施形態に係る切出装置の一部を右側から見た右側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照し説明する。
図1は、一実施形態に係る切出装置1を部分的に破断して示した斜視図である。図2は、図1の切出装置1を上側から見た平面図である。図3は、図1の切出装置1における偏心コマ装置30(第1動力伝達部)、チャック装置50(第2動力伝達部)、及び保持装置70(ワーク保持部)を右側から見た右側面図である。図4は、図1の切出装置1における偏心コマ装置30を部分的に破断して示す平面図である。
なお、説明の便宜上、図1に示すように、切出装置1において、電動機10が配置される側を「下」、電動機10を基準に偏心コマ装置30が配置される側を「上」と定義する。また、切出装置1において、保持装置70が配置される側を「前」、保持装置70を基準に偏心コマ装置30が配置される側を「後」と定義する。更に、上述した上下方向及び前後方向に垂直な方向を「右」、「左」と定義する。以下、各図に示される「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は、全て上記定義に基づくものである。
<切出装置>
図1に示すように、切出装置1は、電動機10と、減速機20と、偏心コマ装置30と、チャック装置50と、保持装置70とを備えている。
<電動機10>
電動機10は、いわゆる電気モータであり、ハウジング11と、ハウジング11内に固定された環状のステータ(図示せず)と、ステータと同軸心となるように軸受(図示せず)に回転自在に支持された回転軸(図示せず)と、回転軸と一体に回転するロータ(図示せず)とを有する。電動機10は、ステータに巻回されたコイルに通電され、コイルから発生された磁力とロータに固定された永久磁石からの磁力との相互作用によりロータ及び回転軸を回転させる。電動機10の構成及び作用は一般的なものであるため、その詳細な説明を省略する。
<減速機20>
減速機20は、電動機10の回転軸の回転速度を所定の回転速度に減速して回転駆動軸21に伝達する。図4に示すように、減速機20の回転駆動軸21は、回転駆動軸21の外周面22において内側に凹むキー溝23を有している。キー溝23は、後述する偏心コマ装置30の一対の偏心コマ31(一対の偏心回転体)に対応して2つ設けられている。なお、減速機20は、例えば、平行軸歯車減速機、ヘリカル減速機、ベベルギア減速機など一般的に知られているものが使用されるため、その詳細な説明を省略する。
<偏心コマ装置>
偏心コマ装置30は、減速機20の回転駆動軸21に接続されており、回転駆動軸21の回転運動を直線運動に変換し、チャック装置50に伝達するように構成されている。図1に示すように、偏心コマ装置30(上側偏心コマ装置30a及び下側偏心コマ装置30b)は、一対の偏心コマ31(上側偏心コマ31a及び下側偏心コマ31b)と、一対のベアリング32(上側ベアリング32a及び下側ベアリング32b)と、一対の後側支持部33(上側後側支持部33a及び下側後側支持部33b)と、一対の前側支持部34(上側前側支持部34a及び下側前側支持部34b)と、一対の直動ガイド部35(上側左側直動ガイド部35a、下側左側直動ガイド部35b、上側右側直動ガイド部35c、及び下側右側直動ガイド部35d)と、一対の支持壁部36(上側支持壁部36a及び下側支持壁部36b)と、一対の連結部37(上側連結部37a及び下側連結部37b)と、一対の押圧体としての一対のストッパボルト38(上側ストッパボルト38a及び下側ストッパボルト38b)と、一対の調整ナット39(上側調整ナット39a及び下側調整ナット39b)とを備えている。以下、偏心コマ装置30について、主として下側偏心コマ装置30b(図4)を用いて説明し、下側偏心コマ装置30bと同じ構成を有する上側偏心コマ装置30aの部分についての説明は省略する。
図1に示すように、一対の偏心コマ31(上側偏心コマ31a及び下側偏心コマ31b)は、回転駆動軸21に対して偏心して結合され、互いに位相差を有する。具体的には、一対の偏心コマ31は、互いに180度の位相差を有する。なお、一対の偏心コマ31における位相差は、180度に限定されるものではなく、後述する一対の保持器具71によるワークWの保持動作及び解放動作(切出動作)が可能であれば例えば180度近傍の位相差であってもよい。また、一対の偏心コマ31の各々は、回転駆動軸21を収容する収容孔31cを有しており、収容孔31cの各々の内周面31dには、キー溝23に嵌合する突出体31eが一体に形成されている。具体的には、図4に示すように、下側偏心コマ31bは、下側偏心コマ31bの収容孔31cの軸心に対してオフセットした軸心を有するように形成されている。これにより、回転駆動軸21が収容孔31cに収容されると、下側偏心コマ31bの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して偏心する。図4に示す状態において、下側偏心コマ31bの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して後側にオフセットしており、他方、上側偏心コマ31aの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して前側にオフセットしている。また、図1及び図4に示すように、下側偏心コマ31bは中空円盤状に形成されており、収容孔31cの各々は上下方向に所定の長さを有して形成されている。突出体31eは、収容孔31cの内周面31dから内側に突出して形成されており、収容孔31cの上下方向長さの全体に亘って形成されていてもよいし、部分的に設けられていてもよい。
図4に示すように、下側ベアリング32bは、例えば玉軸受けであり、環状のアウターレース(図示せず)と、アウターレースの内側に当該アウターレースと同心に配置される環状のインナーレース(図示せず)と、アウターレース及びインナーレースの間に配置される転動体(図示せず)と、転動体を保持する保持器(図示せず)とを有する。図4に示すように、下側ベアリング32bは、アウターレースの外周面32cにおいて、下側後側支持部33b及び下側前側支持部34bに摺動可能に支持されている。また、下側ベアリング32bは、インナーレースの内周面32dにおいて下側偏心コマ31bが嵌合されている。図1及び図4に示すように、下側後側支持部33b及び下側前側支持部34bは、下側支持壁部36bにネジ等の任意の固定手段で固定されている。下側支持壁部36bは、図1及び図4に示すように、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bを収容する下側開口部36dを有する板状の部材である。図4に示すように、下側支持壁部36bは、左右両端部において前後方向に貫通するガイド孔36cを有する。
下側左側直動ガイド部35bは、柱上の左側ガイドポスト35eに筒状の左側ガイドブッシュ35fが挿通され、これら左側ガイドポスト35eと左側ガイドブッシュ35fとの間隙内に多数のローラ(図示せず)を保持した筒状のリテーナ(図示せず)が配置されたものであり、左側ガイドポスト35eと左側ガイドブッシュ35fが前後方向に相対移動可能な構成をとる。左側ガイドブッシュ35fは、下側支持壁部36bと一緒に前後移動するように、下側支持壁部36bに接続されている。また、左側ガイドポスト35eは、下側支持壁部36bのガイド孔36c内を延びて前後方向に突出し、偏心コマ装置30の後側保持壁部90及び前側保持壁部91に固定されている。なお、下側右側直動ガイド部35dの構成は、下側左側直動ガイド部35bの構成と同じであるため、その説明を省略する。
図1及び図4に示すように、下側連結部37bは、板状部材から形成される部分であり、下側支持壁部36bの前側端部に固定される基部37cと、基部37cから前方向へ前側保持壁部91の貫通孔91aを貫通して延びる前後方向延在部37dと、前後方向延在部37dの前側端部から下側へ延びるフランジ部37e(図3)とを有する。フランジ部37eには、フランジ部37eを前後方向に貫通する挿入孔37f(図1)が形成されている。下側連結部37bは、下側支持壁部36bと一体に構成される部分であってよい。なお、上側連結部37aは、フランジ部37gが前後方向延在部37hの前側端部から上側へ延びている点で下側連結部37bの構成と異なる。上側連結部37aの構成は、フランジ部37gの構成を除いて下側連結部37bの構成と同じであるため、その説明を省略する。
図1~図3に示すように、一対のストッパボルト38は、一対の偏心コマ31の各々に接続されており、一対の偏心コマ31の回転に応じてチャック装置50に向かう前進移動及びチャック装置50から離れる後進移動を行うように構成されている。また、一対のストッパボルト38の各々は、後述する一対の保持器具71が保持動作を同時に行うように構成されている。一対の保持器具71の動作については後述する。具体的には、図3に示すように、ストッパボルト38は、前後方向に延びる棒状の軸部38cと、軸部38cの前側端部に設けられた傘状の当接部38dとを有している。ストッパボルト38は、軸部38cにおいてフランジ部37eの挿入孔37fに挿入されている。軸部38cは、フランジ部37eに固定された調整ナット39と螺合しており、ストッパボルト38を回転させることにより、フランジ部37eからの軸部38cの突出長さLを調整することができる。
<チャック装置50>
図1~図3に示すように、チャック装置50は、偏心コマ装置30と保持装置70との間に配置されて、偏心コマ装置30と保持装置70を接続している。図1及び図3に示すように、チャック装置50は、一対の被伝達体51(上側被伝達体51a及び下側被伝達体51b)を有する。一対の被伝達体51は、一対のストッパボルト38の各々(上側ストッパボルト38a及び下側ストッパボルト38b)に対向して配置されている。また、一対の被伝達体51は、一対のストッパボルト38の各々の方向に付勢され、一対のストッパボルト38の各々の前進移動及び後進移動に応じて圧縮及び復元するように構成されている。具体的には、上側被伝達体51a及び下側被伝達体51bは、コイルばね等の弾性部材により、上側ストッパボルト38a及び下側ストッパボルト38bの方向に付勢されている。また、図2に示すように、チャック装置50は、偏心コマ装置30の前側保持壁部91にボルト等の固定手段により固定された固定ハウジング52を有している。上側被伝達体51a及び下側被伝達体51bは、固定ハウジング52において保持されている(図2)。また固定ハウジング52には、後述する保持装置70を固定する固定補助部54が、ボルト等の固定手段により固定されている。
<保持装置70>
図1に示すように、保持装置70は、チャック装置50に取り付けられており、ガイドG内を搬送されるワークWを保持するように構成されている。保持装置70は、一対の保持器具71を有している。一対の保持器具71は、一対の被伝達体51の各々(上側被伝達体51a及び下側被伝達体51b)に対応して配置されている。一対の保持器具71は、一対の被伝達体51の各々の圧縮及び復元に応じてワークWを保持する保持動作及びワークWを解放する解放動作を行うように構成されている。具体的には、一対の保持器具71は、一対の被伝達体51の一方(上側被伝達体51a)に対応して設けられる一対の第1アーム71aと、一対の被伝達体51の他方(下側被伝達体51b)に対応して設けられる一対の第2アーム71bと、を有している。一対の第1アーム71a及び一対の第2アーム71bは、一対の被伝達体51の各々(上側被伝達体51a及び下側被伝達体51b)が圧縮することにより解放動作を行い、且つ一対の被伝達体51の各々(上側被伝達体51a及び下側被伝達体51b)が復元することにより保持動作を行うように構成されている。詳細には、一対の第1アーム71aは、ワークWの左側に配置される第1左側アーム71cと、ワークWの右側に配置される第1右側アーム71dとを有する。一対の第2アーム71bは、一対の第1アーム71aより下側に配置されており、ワークWの左側に配置される第2左側アーム71eと、ワークWの右側に配置される第2右側アーム71fとを有する。なお、保持装置70における解放動作及び保持動作については後述する。
次いで、本実施形態に係る切出装置1の作用、効果について説明する。
図5は、図1の偏心コマ装置30の動作を示す説明図である。図6は、図1の保持装置70による切出動作の説明図である。図7は、図6に示す切出動作を、保持装置70の開閉状態と偏心コマ装置30の回転位置(位相)との関係で説明する図である。
図5では、下側偏心コマ装置30bの動作を説明する。なお、上側偏心コマ装置30aの動作は下側偏心コマ装置30bの動作と同じであるため、その説明を省略する。図5の最上部に示すように、下側偏心コマ31bの軸心が回転駆動軸21の軸心に対して後側にオフセットしている状態を「位相0°」と定義する。また、「位相0°」の状態から回転駆動軸21が反時計回り(図5の矢印方向)に90°回転した状態を「位相90°」と定義し(図5の上から2番目の状態)、同様にして、以下、「位相180°」及び「位相270°」を定義する(図5の上から3番目、及び図5の上から4番目の状態)。
図5に示すように、下側偏心コマ装置30bは、回転駆動軸21に偏心して取り付けられた下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bが下側後側支持部33b及び下側前側支持部34bに摺動可能に支持されつつ下側開口部36d内を左右に移動することにより、回転駆動軸21の回転運動を直線運動に変換する。具体的には、図5に示すように、「位相0°」の状態において、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して後側にオフセットしているため、下側連結部37bは基準位置Lから第1ストロークS1だけ後側に位置している。次いで、回転駆動軸21が「位相90°」の状態まで回転すると、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して右側にオフセットし、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bが下側開口部36d内を右側に移動する。これにより、下側連結部37bは、基準位置Lまで前側に移動する。次いで、回転駆動軸21が「位相180°」の状態まで回転すると、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して前側にオフセットし、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bが下側開口部36d内を左側に移動する。これにより、下側連結部37bは、基準位置Lから第1ストロークS1だけ前側に移動する。更に、回転駆動軸21が「位相270°」の状態まで回転すると、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bの軸心は回転駆動軸21の軸心に対して左側にオフセットし、下側偏心コマ31b及び下側ベアリング32bが下側開口部36d内を更に左側に移動する。これにより、下側連結部37bは、基準位置Lまで後側に移動する。なお、下側偏心コマ装置30bにおける直線運動(下側連結部37bの前後運動)は、下側左側直動ガイド部35b及び下側右側直動ガイド部35dによって案内されているため、下側偏心コマ装置30bに作用するサイドスラストは打ち消されている。
図5に示すように、回転駆動軸21の回転に応じて下側連結部37bが前後移動を行うことによって、下側連結部37bに接続された下側ストッパボルト38bも前進移動及び後進移動を行う。具体的には、下側ストッパボルト38bが前進移動すると(図5の「位相180°」)、当該下側ストッパボルト38bの当接部38dが下側被伝達体51bに接触し、これによりコイルばね等の弾性部材の付勢力に抗して当該下側被伝達体51bを圧縮する。他方、下側ストッパボルト38bが後進移動すると(図5の「位相0°」)、当該下側ストッパボルト38bの当接部38dが下側被伝達体51bから離間し、これによりコイルばね等の弾性部材の付勢力により当該下側被伝達体51bが復元する(図3参照)。なお、上側被伝達体51aの動作は下側被伝達体51bの動作と同じであるため、その説明を省略する。
図6及び図7に示すように、下側被伝達体51bが圧縮されると(「位相180°」)、一対の第2アーム71bの第2左側アーム71e及び第2右側アーム71fは解放動作を行い、ワークWを切り出す(図6及び図7の「番号2」参照)。他方、下側被伝達体51bが復元すると(「位相0°」)、一対の第2アーム71bの第2左側アーム71e及び第2右側アーム71fは保持動作を行い、ワークWを保持する(図6及び図7の「番号4」参照)。図7に示すように、一対の第2アーム71bは、「位相180°」から「位相270°」までの間で解放動作から保持動作に移行し(図6及び図7の「番号2~3」参照)、「位相90°」から「位相180°」までの間で保持動作から解放動作に移行する(図6及び図7の「番号1~2」参照)。なお、一対の第1アーム71aの第1左側アーム71c及び第1右側アーム71dの動作は、一対の第2アーム71bの第2左側アーム71e及び第2右側アーム71fの動作に対し180°の位相差を有する以外は同じであるため、その説明を省略する。また、一対の第1アーム71a及び一対の第2アーム71bは、「位相90°」及び「位相270°」において、同時に保持動作を行う(図6及び図7の「番号1,3」参照)。図7に示す、一対の第1アーム71a及び一対の第2アーム71bの開閉状態と偏心コマ装置30の回転位置(位相)との関係、即ちワークWを切り出すタイミングは、一対のストッパボルト38(上側ストッパボルト38a及び下側ストッパボルト38b)の夫々の突出長さLに応じて変更することができる。
本実施形態に係る切出装置1によれば、偏心コマ装置30は、回転駆動軸21に対して偏心して結合された一対の偏心コマ31(上側偏心コマ31a及び下側偏心コマ31b)であって互いに180度の位相差を有する一対の偏心コマ31と、一対の偏心コマ31の各々に接続された一対のストッパボルト38(上側ストッパボルト38a及び下側ストッパボルト38b)であって一対の偏心コマ31の回転に応じて前進移動及び後進移動を行う一対のストッパボルト38とを有している。また、チャック装置50は、一対のストッパボルト38の各々に対向して配置され且つ一対のストッパボルト38の各々の方向に付勢されている一対の被伝達体51(上側被伝達体51a及び下側被伝達体51b)であって、一対のストッパボルト38の各々の前進移動及び後進移動に応じて圧縮及び復元する一対の被伝達体51を有している。また、保持装置70は、一対の被伝達体51の各々に対応して配置される一対の保持器具71(一対の第1アーム71a及び一対の第2アーム71b)であって、一対の被伝達体51の各々の圧縮及び復元に応じて保持動作及び解放動作を行う一対の保持器具71を有している。更に、一対のストッパボルト38の各々は、一対の保持器具71が保持動作を同時に行うように構成されている。このように、本実施形態に係る切出装置1においては、回転駆動軸21を一方向へ回転させることで一対の偏心コマ31も一方向に回転し、これにより一対のストッパボルト38が前進移動及び後進移動し、ひいては一対の被伝達体51が圧縮及び復元を繰り返すことができる。このように一対の被伝達体51が圧縮及び復元を繰り返すことにより、一対の保持器具71はワークWの保持動作及び解放動作(切出動作)を繰り返し、当該切出動作を繰り返す間の任意の時点において一対の保持器具71は保持動作を同時に行う。つまり、本実施形態に係る切出装置1によれば、回転駆動軸21ひいては一対の偏心コマ31の回転方向を時計回りと反時計回りとの間で切換えることなく、更に、円筒カムを用いることなく、回転駆動軸21及び一対の偏心コマ31の一方向への回転によりワークWの切出動作を実現している。よって、ワークWの切出しの高速化を可能にするとともに高い耐久性を有し、小型化及び低コスト化を実現する切出装置1を提供することができる。更に、一対の偏心コマ31が回転駆動軸21に直接結合されているため、部品点数を削減することができ、小型化及び低コスト化を実現する切出装置1を提供することができる。また、一対の被伝達体51は一対のストッパボルト38に対向して所定の間隔を有して配置されているため、例えば、何らかの原因で切出装置1が停止した場合でも、作業者の手によって一対の保持器具71(一対の第1アーム71a及び一対の第2アーム71b)の動作を行うことができ、切出装置1のメンテナンス性を向上させることができる。更に、切出装置1が故障した場合であっても故障からの復帰を早めることができる。
本実施形態に係る切出装置1において、一対の偏心コマ31の各々(上側偏心コマ31a及び下側偏心コマ31b)は、回転駆動軸21を収容する収容孔31cを有しており、当該収容孔31cの各々の内周面31dには、キー溝23に嵌合する突出体31eが一体に形成されている。このように、一対の偏心コマ31の各々に突出体31eが一体に形成されているため、一対の偏心コマ31の各々にもキー溝を設ける場合に比べて、偏心コマ31の各々の内周面31dと外周面31fとの間(図4の「A」部分)の厚さを厚くすることができる。よって、一対の偏心コマ31の剛性を高めることができ、高い耐久性を有する切出装置1を提供することができる。
次いで、他の実施形態に係る切出装置1aについて図8を用いて説明する。図8は、他の実施形態に係る切出装置1aの一部を右側から見た右側面図である。切出装置1aは、上述の切出装置1に対して、後述する一対の保持器具72(第1爪72a及び第2爪72b)が設けられている点が異なる。以下、上述の切出装置1と同じ又は類似する機能を有する構成については、切出装置1と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について説明する。
図8に示すように、一対の保持器具72は、一対の被伝達体51の一方(上側被伝達体51a)に対応して設けられる第1爪72aと、一対の被伝達体51の他方(下側被伝達体51b)に対応して設けられる第2爪72bとを有する。第1爪72a及び第2爪72bは、一対の被伝達体51の各々が圧縮することにより保持動作を行い、且つ一対の被伝達体51の各々が復元することにより解放動作を行うように構成されている。詳細には、第1爪72a及び第2爪72bは例えばワークWの後側に配置されている。また、第2爪72bは、第1爪72aの下側に配置されている。また、上側被伝達体51a及び下側被伝達体51bは、一対のばね部55(上側ばね部55a及び下側ばね部55b)により、上側ストッパボルト38a及び下側ストッパボルト38bの方向に付勢されている。
次いで、本発明の他の実施形態に係る切出装置1aの作用、効果について説明する。
本発明の他の実施形態に係る切出装置1aにおいて、一対の保持器具72は、第1爪72a及び第2爪72bから構成されている。このため、一対の保持器具71(一対の第1アーム71a及び一対の第2アーム71b)の場合と比べて、部品点数を削減することができ、小型化及び低コスト化を実現する切出装置1aを提供することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に係る切出装置1、1aに限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題、又は効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせても良い。例えば、上記実施の形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的態様によって適宜変更され得る。
1,1a 切出装置
21 回転駆動軸
23 キー溝
30 偏心コマ装置(第1動力伝達部)
31 一対の偏心コマ(一対の偏心回転体)
31c 収容孔
31d 内周面
31e 突出体
38 一対のストッパボルト(一対の押圧体)
50 チャック装置(第2動力伝達部)
51 一対の被伝達体
70 保持装置(ワーク保持部)
71,72 一対の保持器具
71a 一対の第1アーム
71b 一対の第2アーム
72a 第1爪
72b 第2爪
W ワーク

Claims (4)

  1. 回転駆動軸と、
    前記回転駆動軸に接続された第1動力伝達部と、
    ワークを保持するワーク保持部と、
    前記第1動力伝達部と前記ワーク保持部との間に配置されて、前記第1動力伝達部及び前記ワーク保持部を接続する第2動力伝達部と、を備え、
    前記第1動力伝達部は、前記回転駆動軸に対して偏心して結合された一対の偏心回転体であって互いに位相差を有する一対の偏心回転体と、該一対の偏心回転体の各々に接続された一対の押圧体であって前記一対の偏心回転体の回転に応じて前記第2動力伝達部に向かう前進移動及び前記第2動力伝達部から離れる後進移動を行う一対の押圧体と、を有し、
    前記第2動力伝達部は、前記一対の押圧体の各々に対向して配置され且つ前記一対の押圧体の各々の方向に付勢されている一対の被伝達体であって、前記一対の押圧体の各々の前記前進移動及び前記後進移動に応じて圧縮及び復元する一対の被伝達体を有し、
    前記ワーク保持部は、前記一対の被伝達体の各々に対応して配置される一対の保持器具であって、前記一対の被伝達体の各々の前記圧縮及び前記復元に応じて前記ワークを保持する保持動作及び前記ワークを解放する解放動作を行う一対の保持器具を有し、
    前記一対の押圧体の各々は、前記一対の保持器具が前記保持動作を同時に行うように構成されている、ことを特徴とする切出装置。
  2. 前記回転駆動軸は、該回転駆動軸の外周面において内側に凹むキー溝を有しており、
    前記一対の偏心回転体の各々は、前記回転駆動軸を収容する収容孔を有しており、該収容孔の各々の内周面には、前記キー溝に嵌合する突出体が一体に形成されている、請求項1記載の切出装置。
  3. 前記一対の保持器具は、前記一対の被伝達体の一方に対応して設けられる一対の第1アームと、前記一対の被伝達体の他方に対応して設けられる一対の第2アームと、を有し、
    前記一対の第1アーム及び前記一対の第2アームは、前記一対の被伝達体の各々が圧縮することにより前記解放動作を行い、且つ前記一対の被伝達体の各々が復元することにより前記保持動作を行うように構成されている、請求項1又は2記載の切出装置。
  4. 前記一対の保持器具は、前記一対の被伝達体の一方に対応して設けられる第1爪と、前記一対の被伝達体の他方に対応して設けられる第2爪と、を有し、
    前記第1爪及び前記第2爪は、前記一対の被伝達体の各々が圧縮することにより前記保持動作を行い、且つ前記一対の被伝達体の各々が復元することにより前記解放動作を行うように構成されている、請求項1又は2記載の切出装置。
JP2020024561A 2020-02-17 2020-02-17 切出装置 Active JP7414571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020024561A JP7414571B2 (ja) 2020-02-17 2020-02-17 切出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020024561A JP7414571B2 (ja) 2020-02-17 2020-02-17 切出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021126754A JP2021126754A (ja) 2021-09-02
JP7414571B2 true JP7414571B2 (ja) 2024-01-16

Family

ID=77487529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020024561A Active JP7414571B2 (ja) 2020-02-17 2020-02-17 切出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7414571B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066405A (ja) 2011-09-21 2013-04-18 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
WO2019235205A1 (ja) 2018-06-04 2019-12-12 清水建設株式会社 部材供給装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066405A (ja) 2011-09-21 2013-04-18 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
WO2019235205A1 (ja) 2018-06-04 2019-12-12 清水建設株式会社 部材供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021126754A (ja) 2021-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9486887B2 (en) Tool chucking device
JP6262605B2 (ja) 作業工具
US6625892B2 (en) Reciprocating cutting tools
JPH04256516A (ja) 釣合い式往復駆動機構及び往復動式鋸
US9463547B2 (en) Tool chucking device
DK3003594T3 (en) punching
CN109108912B (zh) 电动工具
WO2017142092A1 (ja) 作業工具
KR20110114567A (ko) 연삭 및 이와 유사한 공정을 위한 휴대용 기계장치
JP7414571B2 (ja) 切出装置
KR102242890B1 (ko) 워크피스 둘레면의 미세가공 장치 및 상기 장치를 작동하는 방법
TWI272232B (en) Article carrying apparatus
CN101323107A (zh) 冲击工具
JP5779779B2 (ja) 中ぐり加工装置
US8327948B2 (en) Electrical hand tool device
WO2013058248A1 (ja) 作業工具
US4956990A (en) Apparatus for forming can bodies
WO2014167173A1 (en) Shake system
CN113825592B (zh) 具有制动装置的轨道式研磨机
WO2017159297A1 (ja) 板カム機構及び板カム機構を有するクランプ装置
US2966064A (en) Device for converting linear to rotary motion
JP3481707B2 (ja) 直線往復動装置
JP2004100735A (ja) 共役カムにおけるカムフォロアとカム面の隙間の調整機構
JP2016221648A (ja) バランサ機構
KR101975841B1 (ko) 공작기계의 클램핑 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20221114

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20221114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20221114

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20230111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7414571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150