JP7414327B2 - 認証装置 - Google Patents

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Description

本発明は、認証装置、認証方法、記録媒体に関する。
顔認証や虹彩認証などの認証技術が知られている。このような認証は、例えば、ゲートの開閉やロックの解除など、所定エリアへの入退場の許可を行うか否か判断する際などに用いることが出来る。
人物の通行許可を判定する顔認証システムについて記載された文献としては、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、画像取得手段と、記憶手段と、顔照合手段と、認可手段と、を有する顔認証システムが記載されている。特許文献1によると、顔照合手段は、画像取得手段が撮影した入力画像から抽出された人物の顔画像と、記憶手段が記憶する登録顔画像とを照合して、人物が予め登録された利用者であることを認証する。また、認可手段は、入力画像における認証された人物を示す領域の大きさが所定以上のとき、人物の通行を許可する。
また、上述のように、認証方法としては、特許文献1に記載されているような顔認証の他に、虹彩認証などがある。虹彩認証について記載された文献としては、例えば、特許文献2がある。特許文献2には、画像データに基づいて生成した虹彩コードと、予め登録してある虹彩コードと、の類似性を判断することで認証を行うことが記載されている。
特開2015-1790号公報 特表平8-504979号
特許文献1に記載のような顔認証の場合、他人を誤認識してしまうおそれがあるなど、特許文献2に記載されているような虹彩認証と比較して精度が少し低いという問題がある。一方、虹彩認証を行うためには、高精度な虹彩画像を取得する必要があるため、撮影の際に一度立ち止まるなど、顔認証を行うよりも画像撮影の際に時間がかかることが多い。その結果、顔認証を行うよりも認証の際に時間がかかっていた。
以上のように、認証精度の観点からは顔認証よりも虹彩認証の方が望ましいものの、虹彩認証は画像の取得に時間がかかるおそれがある、という問題があった。その結果、精度よく効率的に認証を行うことが難しい、という課題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、認証結果に基づいて人物の入場制御を行う装置において、精度よく効率的に認証を行うことが難しい、という課題を解決する認証方法、認証装置、プログラムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本開示の一形態である認証装置は、
人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置であって、
人物の混雑状況を示す流量情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記流量情報に基づいて、入場制御処理を行う際に用いる認証方法を決定する決定部と、
を有する
という構成をとる。
また、本開示の他の形態である認証方法は、
人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置が、
人物の混雑状況を示す流量情報を取得し、
取得した前記流量情報に基づいて、入場制御処理を行う際に用いる認証方法を決定する
という構成をとる。
また、本開示の他の形態である記録媒体は、
人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置に、
人物の混雑状況を示す流量情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記流量情報に基づいて、入場制御処理を行う際に用いる認証方法を決定する決定部と、
を実現するためのプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
上述したような各構成によると、認証結果に基づいて人物の入場制御を行う装置において、精度よく効率的に認証を行うことが可能な認証装置、認証方法、記録媒体を提供することが可能となる。
本開示の第1の実施形態におけるゲート開閉システムの構成の一例を示す図である。 図1で示す認証装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2で示す特徴量情報の一例を示す図である。 図2で示す流量情報の一例を示す図である。 図2で示す認証方法決定部による処理の一例を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態における認証装置の動作の一例を示すフローチャートである。 認証装置の他の構成例を示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態における認証装置のハードウェア構成図の一例を示す図である。 図7で示す認証装置の構成の一例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本開示の第1の実施形態について、図1から図7までを参照して説明する。図1は、ゲート開閉システム100の構成の一例を示す図である。図2は、認証装置200の構成の一例を示すブロック図である。図3は、特徴量情報231の一例を示す図である。図4は、流量情報232の一例を示す図である。図5は、認証方法決定部242による処理の一例を説明するための図である。図6は、認証装置200の動作の一例を示すフローチャートである。図7は、認証装置200の他の構成例を示すブロック図である。
本開示の第1の実施形態においては、画像データに基づく認証処理を行って、人物が入場する際に通る開閉部であるゲート400の開閉処理を行うことにより、人物の入場制御を行うゲート開閉システム100について説明する。後述するように、本開示におけるゲート開閉システム100では、ゲート400を通る人の数(つまり、入場する人の数)などに応じた、ゲート400周辺の混雑状況を示す情報を取得する。そして、ゲート開閉システム100は、取得した情報に基づいて、入場制御処理であるゲート400の開閉処理を行う際に用いる認証方法を決定する。例えば、ゲート開閉システム100は、取得した情報に基づいて、顔認証と虹彩認証のうちのいずれを行うか決定する。
図1は、ゲート開閉システム100の構成の一例を示している。図1を参照すると、ゲート開閉システム100は、例えば、認証装置200と、第1カメラ310と、第2カメラ320と、ゲート400と、を有している。図1で示すように、認証装置200と第1カメラ310とは、互いに通信可能なよう接続されている。また、認証装置200と第2カメラ320とは、互いに通信可能なよう接続されている。また、認証装置200とゲート400とは、互いに通信可能なよう接続されている。
認証装置200は、第1カメラ310が撮影した虹彩画像データに基づく虹彩認証の結果や第2カメラ320が撮影した顔画像データに基づく顔認証の結果に応じて、ゲート400の開閉を制御することにより人物の入場制御を行う情報処理装置である。図2は、認証装置200の構成の一例を示している。図2を参照すると、認証装置200は、主な構成要素として、例えば、画面表示部210と、通信I/F部220と、記憶部230と、演算処理部240と、を有している。
画面表示部210は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)などの画面表示装置からなる。画面表示部210は、演算処理部240からの指示に応じて、顔画像情報233に含まれる顔画像データ、虹彩画像情報234に含まれる虹彩画像データ、認証部244による認証の結果を示す情報、などの各種情報を画面表示する。
通信I/F部220は、データ通信回路からなる。通信I/F部220は、通信回線を介して接続された第1カメラ310、第2カメラ320、ゲート400、などの外部装置との間でデータ通信を行う。
記憶部230は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置である。記憶部230は、演算処理部240における各種処理に必要な処理情報やプログラム235を記憶する。プログラム235は、演算処理部240読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現する。プログラム235は、通信I/F部220などのデータ入出力機能を介して外部装置や記録媒体から予め読み込まれ、記憶部230に保存されている。記憶部230で記憶される主な情報としては、例えば、特徴量情報231、流量情報232、顔画像情報233、虹彩画像情報234、などがある。
特徴量情報231は、後述する認証部244が顔認証や虹彩認証を行う際に用いる特徴量を示す情報を含んでいる。特徴量情報231に含まれる各種特徴量は、例えば、予め外部装置などから取得され、記憶部230に格納されている。
図3は、特徴量情報231の一例を示している。図3を参照すると、特徴量情報231では、例えば、人物を識別するための識別子と、顔認証用特徴量と、虹彩認証用特徴量と、が対応づけられている。このように、特徴量情報231には、顔認証用の特徴量と虹彩認証用の特徴量とが含まれている。なお、虹彩認証用特徴量は、右目の特徴量と左目の特徴量とのうちのいずれか一方のみを含んでいても構わないし、両方を含んでいても構わない。
流量情報232は、ゲート400を通る人の数(つまり、入場する人の数)などに応じた、ゲート400周辺やゲート400通過先における人物の混雑状況を示す情報を含んでいる。例えば、流量情報232は、所定時間ごとのゲート400を通過した人数を示している。流量情報232が示す情報は、後述する流量情報取得部241などにより取得され、記憶部230に格納される。
図4は、流量情報232の一例を示している。図4を参照すると、流量情報232では、例えば、時刻と、通過人数と、が対応づけられている。このように、流量情報232には、所定時間ごとのゲート400を通過した人数を示す情報が含まれている。なお、通過人数は、例えば、ゲート400を開いた回数に対応する。そのため、流量情報232には、通過人数の代わりにゲート400を開いた回数などを示す情報が含まれていても構わない。換言すると、流量情報232は、ゲート400の開閉回数に基づく情報であっても構わない。
なお、流量情報232は、ゲート400周辺の混雑状況を示す情報を含んでいれば、図4で例示した以外の情報を含んでも構わない。例えば、流量情報232は、所定時間帯ごとの混雑状況を示す情報(例えば、通勤時間にあたるxx時~yy時までは混んでいる、早朝や深夜の時間帯などは空いている、など)であっても構わない。所定時間帯ごとの混雑状況を示す情報は、例えば、過去の状況に応じて推定したものであって構わない。また、流量情報232には、図4で例示した情報と時間帯ごとの混雑状況を示す情報とを含むなど、複数種類の情報が含まれても構わない。
顔画像情報233は、第2カメラ320が撮影した、人物の顔を含む画像データである顔画像データを含んでいる。例えば、顔画像情報233では、顔画像データと、顔画像データを第2カメラ320が撮影した時刻を示す情報と、が対応づけられている。
虹彩画像情報234は、第1カメラ310が撮影した、人物の虹彩を含む画像データである虹彩画像データを含んでいる。例えば、虹彩画像情報234では、虹彩画像データと、虹彩画像データを第1カメラ310が撮影した時刻を示す情報と、が対応づけられている。
演算処理部240は、MPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有する。演算処理部240は、記憶部230からプログラム235を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム235とを協働させて各種処理部を実現する。演算処理部240で実現される主な処理部としては、例えば、流量情報取得部241と、認証方法決定部242と、画像データ取得部243と、認証部244と、ゲート開閉部245と、がある。
流量情報取得部241は、ゲート400を通る人の数などに応じた、ゲート400周辺の混雑状況を示す情報を取得する。例えば、流量情報取得部241は、ゲート開閉部245がゲート400を開いた回数を予め定められた所定時間ごとに計測する。そして、流量情報取得部241は、計測結果に基づく情報を流量情報232として記憶部230に格納する。例えば、以上のように、流量情報取得部241は、所定時間ごとの、ゲート400を通る人の数を示す流量情報232を取得する。
なお、流量情報取得部241は、例えば、第2カメラ320が撮影した顔画像情報233などゲート400周辺の状況を示す画像データに基づいて、上述した混雑状況を示す情報を取得することが出来る。例えば、流量情報取得部241は、画像データから当該画像データ内の人物を抽出して抽出した人物の数をカウントすることで、上記情報を取得することが出来る。このように、流量情報取得部241は、ゲート400の開閉回数以外に基づいて、上述した混雑状況を示す情報を取得するよう構成しても構わない。また、流量情報取得部241は、上述した混雑状況を示す情報として、例えば、周辺のイベント情報などを外部装置などから取得したり、時刻を示す情報を取得したりすることが出来る。流量情報取得部241は、上記例示した方法のうちのいずれか1つ、または、複数の方法により上述した混雑状況を示す情報を取得するよう構成して構わない。
認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて、ゲート400の開閉処理を行う際の認証方法を決定する。例えば、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて、ゲート400の開閉処理を行う際に、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定する。
例えば、認証方法決定部242は、流量情報232に含まれる通過人数と、予め定められた人数閾値と、に基づいて、ゲート400の開閉処理を行う際に、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定する。例えば、通過人数が人数閾値以上である場合、認証方法決定部242は、顔認証の結果に基づいてゲート400の開閉処理を行うと決定する。つまり、図5で示すように、通過人数が人数閾値以上である場合、認証方法決定部242は、流量が多いと判断して、顔認証を行うと決定する。後述するように、第2カメラ320による顔画像データの撮影は、人物が立ち止まることなく行うことが出来る。そのため、認証方法決定部242が顔認証を行う旨を決定することで、流量が多い場合に高速な認証を行うことが可能となる。一方、通過人数が人数閾値未満である場合、認証方法決定部242は、虹彩認証の結果に基づいてゲート400の開閉処理を行うと決定する。つまり、図5で示すように、通過人数が人数閾値未満である場合、認証方法決定部242は、流量が少ないと判断して、虹彩認証を行うと決定する。虹彩認証を行うことにより、顔認証を行う場合よりも認証の精度を上げることが出来る。
例えば、以上のように、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していると判断される場合に、顔認証の結果に基づいてゲート400の開閉処理を行うと決定する。また、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していないと判断される場合に、虹彩認証の結果に基づいてゲート400の開閉処理を行うと決定する。
なお、認証方法決定部242は、例えば、時刻を示す情報を組み合わせて、上記決定を行うよう構成しても構わない。例えば、上述した人数閾値は、時刻に応じて変動する値であっても構わない。また、認証方法決定部242は、ゲート400付近でイベントがあることを流量情報232が示す場合や深夜など所定の時刻である場合に、通過人数にかかわらず予め定められた認証方法を決定するよう構成しても構わない。例えば、認証方法決定部242は、ゲート400付近(ゲート400の通過先)でイベントがあることを流量情報232が示す場合は常に顔認証を行う旨を決定したり、深夜など所定の時刻である場合は常に虹彩認証を行う旨を決定したりすることが出来る。認証方法決定部242は、上記例示した方法のいずれか、または、組み合わせを行うよう構成して構わない。
画像データ取得部243は、第1カメラ310から虹彩画像データを取得したり、第2カメラ320から顔画像データを取得したりする。また、画像データ取得部243は、認証方法決定部242による決定に基づいて、画像データの取得先を制御することが出来る。
例えば、認証方法決定部242が顔認証を行うと決定した場合、画像データ取得部243は、第2カメラ320から顔画像データを取得する。そして、画像データ取得部243は、取得した顔画像データと、顔画像データを撮影した時刻と、を対応付けて顔画像情報233として記憶部230に格納する。一方、認証方法決定部242が虹彩認証を行うと決定した場合、画像データ取得部243は、第1カメラ310から虹彩画像データを取得する。そして、画像データ取得部243は、取得した虹彩画像データと、虹彩画像データを撮影した時刻と、を対応付けて虹彩画像情報234として記憶部230に格納する。
例えば、以上のように、画像データ取得部243は、認証方法決定部242による決定に応じて、第1カメラ310から虹彩画像データを取得したり第2カメラ320から顔画像データを取得したりする。
なお、画像データ取得部243は、認証方法決定部242による決定にかかわらず常に第1カメラ310や第2カメラ320から画像データを取得するよう構成することが出来る。例えば、画像データ取得部243は、認証方法決定部242が虹彩認証を行うと決定した場合に、第1カメラ310から虹彩画像データを取得するとともに、第2カメラ320から顔画像データを取得するよう構成しても構わない。
認証部244は、顔画像情報233や虹彩画像情報234を用いて、認証方法決定部242が決定した認証方法による認証を行う。
例えば、認証方法決定部242が顔認証を行うと決定した場合、認証部244は、顔画像情報233に含まれる顔画像データから認証対象となる人物を抽出する。また、認証部244は、抽出した人物の目、鼻、口などの特徴点を抽出するとともに、抽出した結果に基づいて特徴量を算出する。そして、認証部244は、算出した特徴量と、特徴量情報231に含まれる顔認証用特徴量と、の類似度が顔比較閾値を超えているか否かを調べることなどにより、算出した特徴量と記憶部230に格納されている特徴量との照合を行い、照合の結果に基づく認証を行う。例えば、認証部244は、算出した特徴量との類似度が顔比較閾値以上になる顔認証用特徴量が特徴量情報231に含まれる場合、抽出した人物が登録されているとしてゲート400を開く旨を判断する。
また、例えば、認証方法決定部242が虹彩認証を行うと決定した場合、認証部244は、虹彩画像情報234に含まれる虹彩画像データから特徴量を算出する。そして、認証部244は、算出した特徴量と、特徴量情報231に含まれる虹彩認証用特徴量と、の類似度が虹彩比較閾値を超えているか否かを調べることなどにより、算出した特徴量と記憶部230に格納されている特徴量との照合を行い、照合の結果に基づく認証を行う。例えば、認証部244は、算出した特徴量との類似度が虹彩比較閾値以上になる虹彩認証用特徴量が特徴量情報231に含まれる場合、抽出した人物が登録されているとしてゲート400を開く旨を判断する。
例えば、以上のように、認証部244は、認証方法決定部242による決定に応じて、顔認証、または、虹彩認証を行う。なお、上述したように、認証部244が行う顔認証や虹彩認証は、一般的な方法を採用して構わない。
ゲート開閉部245は、認証部244による認証の結果に応じて、ゲート400に対してゲート400の開閉を指示する。例えば、ゲート開閉部245は、認証部244がゲート400を開く旨を判断すると、ゲート400を開く旨をゲート400に対して指示する。また、ゲート開閉部245は、予め定められた条件を満たした場合に、ゲート400を閉じる旨をゲート400に対して指示することが出来る。ゲート400を閉じる条件は、例えば、ゲート400が開かれている状態で認証部244による認証が失敗した場合、ゲート400を開いてから所定時間経過した場合、認証部244により認証を行った人物の通過を検出した場合、ゲート400に人物などの接近が検知された場合、などが想定される。なお、ゲート400を閉じる条件は、上記例示した以外であっても構わない。例えば、ゲート開閉部245は、流量情報232などに基づいてゲート400を閉じる条件を変更しても構わない。例えば、ゲート開閉部245は、流量情報232が示す通過人数が所定値以下の場合に認証部244により認証を行った人物の通過を検出するごとにゲートを閉じる一方で、流量情報232が示す通過人数が所定値を超えている場合に認証部244による認証が失敗するまでゲートを閉じない、というような判断を行うことが出来る。ゲート開閉部245は、上記例示した以外の流量情報232を用いた判断を行っても構わない。
以上が、認証装置200の構成の一例である。
第1カメラ310は、人物の虹彩画像データを撮影するカメラである。第1カメラ310は、例えば、撮影対象となる人物の目の高さと同程度の高さに設置されており、人物の虹彩を撮影する。第1カメラ310による虹彩の撮影は、例えば、第1カメラ310の前(例えば、第1カメラ310から30cm程度の近距離)で人物が立ち止まって行う。
なお、第1カメラ310は、例えば、認証方法決定部242が虹彩認証を行うと決定している間に第1カメラ310の前に人物が立ち止まったタイミングで、虹彩画像データの撮影を行うよう構成することが出来る。第1カメラ310は、認証方法決定部242が顔認証を行うと決定している間、虹彩画像データの撮影を行わないよう構成しても構わない。
第2カメラ320は、人物の顔画像データを撮影するカメラである。第2カメラ320は、例えば、第1カメラ310の上方に設置されており、人物の顔を撮影する。第2カメラ320による顔の撮影は、例えば、人物が立ち止まることなく行われる。
なお、第2カメラ320は、認証方法決定部242による決定にかかわらず顔画像データの撮影を行うよう構成することが出来る。第2カメラ320は、認証方法決定部242が顔認証を行うと決定している間のみ、顔画像データの撮影を行うと構成しても構わない。
ゲート400は、人物が所定エリアに入場する際に通る開閉部として機能する。ゲート400は、認証装置200からの指示に基づいて、ゲート開閉処理を行う。ゲート400の構成は、一般的なもので構わない。
以上が、ゲート開閉システム100の構成の一例である。続いて、図6を参照して、認証装置200の動作例について説明する。
図6を参照すると、ゲート400を通ろうとする入場者がいる場合(ステップS101、Yes)、認証装置200の認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて、ゲート400の開閉処理を行う際の認証方法を決定する。例えば、流量情報232が示す通過人数が人数閾値以上である場合(ステップS102、Yes)、認証方法決定部242は、顔認証の結果に基づいてゲート400の開閉処理を行うと決定する(ステップS103)。これを受けて、画像データ取得部243は、第2カメラ320から顔画像データを取得する。
認証部244は、顔画像情報233に含まれる顔画像データから認証対象となる人物を抽出する。また、認証部244は、抽出した人物の目、鼻、口などの特徴点を抽出するとともに、抽出した結果に基づいて特徴量を算出する。そして、認証部244は、算出した特徴量と、特徴量情報231に含まれる顔認証用特徴量と、の類似度が顔比較閾値を超えているか否かを調べることなどにより、算出した特徴量と記憶部230に格納されている特徴量との照合を行い、照合の結果に基づく認証を行う(ステップS104)。算出した特徴量との類似度が顔比較閾値以上になる顔認証用特徴量が特徴量情報231に含まれる場合、つまり、認証が成功した場合(ステップS104、Yes)、認証部244は、抽出した人物が登録されているとしてゲート400を開く旨を判断する。これに応じて、ゲート開閉部245は、ゲート400を開く旨をゲート400に対して指示する。その結果、ゲート400がゲートを開く(ステップS105)。一方、認証が失敗した場合(ステップS104、No)、ステップS105の処理は行われない。
また、流量情報232が示す通過人数が人数閾値未満である場合(ステップS102、No)、認証方法決定部242は、虹彩認証の結果に基づいてゲート400の開閉処理を行うと決定する(ステップS106)。これを受けて、画像データ取得部243は、第1カメラ310から虹彩画像データを取得する。
認証部244は、虹彩画像情報234に含まれる虹彩画像データから特徴量を算出する。そして、認証部244は、算出した特徴量と、特徴量情報231に含まれる虹彩認証用特徴量と、の類似度が虹彩比較閾値を超えているか否かを調べることなどにより、算出した特徴量と記憶部230に格納されている特徴量との照合を行い、照合の結果に基づく認証を行う(ステップS107)。算出した特徴量との類似度が虹彩比較閾値以上になる虹彩認証用特徴量が特徴量情報231に含まれる場合、つまり、認証に成功した場合(ステップS107、Yes)、認証部244は、抽出した人物が登録されているとしてゲート400を開く旨を判断する。これに応じて、ゲート開閉部245は、ゲート400を開く旨をゲート400に対して指示する。その結果、ゲート400がゲートを開く(ステップS108)。一方、認証が失敗した場合(ステップS107、No)、ステップS108の処理は行われない。
また、ゲート400が開かれた状態で所定の条件を満たす場合(ステップS109、Yes)、ゲート開閉部245は、ゲート400を閉じる旨をゲート400に対して指示する。その結果、ゲート400がゲートを閉じる(ステップS110)。なお、ゲート400を閉じる条件は、例えば、ゲート400が開かれている状態で認証部244による認証が失敗した場合、ゲート400を開いてから所定時間経過した場合、認証部244により認証を行った人物の通過を検出した場合、ゲート400に人物などの接近が検知された場合、などが想定される。なお、ゲート400を閉じる条件は、上記例示した以外であっても構わない。例えば、ゲート開閉部245は、流量情報232などに基づいてゲート400を閉じる条件を変更しても構わない。例えば、ゲート開閉部245は、流量情報232が示す通過人数が所定値以下の場合に認証部244により認証を行った人物の通過を検出するごとにゲートを閉じる一方で、流量情報232が示す通過人数が所定値を超えている場合に認証部244による認証が失敗するまでゲートを閉じない、というような判断を行うことが出来る。条件を満たさない場合(ステップS109、No)、ステップS110の処理は行われない。
その後、ステップS101の処理に戻る。入場者がいる場合(ステップS101、Yes)、上述したステップS102以下の処理が繰り返される。一方、入場者がいない場合(ステップS101、No)、認証装置200は、入場者が現れるまで処理を終了する。
以上が、認証装置200の動作例である。
このように、認証装置200は、流量情報取得部241と、認証方法決定部242と、認証部244と、を有している。このような構成によると、認証方法決定部242は、流量情報取得部241により格納された流量情報232に基づいて、ゲート400の開閉処理を行う際に、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定することが出来る。その結果、認証部244は認証方法決定部242が決定した認証方法により認証を行うことが出来る。これにより、例えば、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していると判断される場合に顔認証を行う一方で、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していないと判断される場合に虹彩認証を行うことが可能となる。その結果、混雑時に認証処理の速度を向上させつつ、混雑状況でない場合に認証精度を上げることが可能となる。つまり、上記構成によると、精度よく効率的に認証を行うことが可能となる。
なお、ゲート開閉システム100の構成は、図1で例示した以外であっても構わない。例えば、図1では、ゲート開閉システム100が第1カメラ310と第2カメラ320とを有する場合について例示した。しかしながら、ゲート開閉システム100は、顔画像データと虹彩画像データとを撮影する1台のカメラのみを有しても構わないし、3台以上の複数のカメラを有しても構わない。また、図1では、認証装置200とゲート400とが異なる装置である場合について説明した。しかしながら、認証装置200としての機能がゲート400に組み込まれていても構わない。また、認証装置200は、1台の情報処理装置から構成されても構わないし、複数台の情報処理装置から構成されても構わない。また、1台の認証装置200で1つのゲート400の開閉制御のみを行うよう構成しても構わないし、1台の認証装置200で複数のゲート400の開閉制御を行うよう構成しても構わない。以上のように、ゲート開閉システム100の構成は図1で例示した場合に限定されず、様々な変形例を採用することが出来る。
また、本実施形態において、認証方法決定部242は、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定するとした。しかしながら、認証方法決定部242は、顔認証を行うか、または、顔認証と虹彩認証とを行うか、を決定するよう構成しても構わない。つまり、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していると判断される場合に顔認証を行うと決定する一方で、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していないと判断される場合に顔認証と虹彩認証とを行うと決定するよう構成しても構わない。換言すると、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて、顔認証を行うか、または、虹彩認証を含む認証処理を行うか、を決定するよう構成することが出来る。
また、認証装置200は、常に顔認証と虹彩認証とを行うよう構成することが出来る。認証装置200が常に顔認証と虹彩認証とを行う場合、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて、認証を行う際に用いる顔比較閾値や虹彩比較閾値の調整を行うことが出来る。例えば、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していると判断される場合に顔比較閾値を高くして虹彩比較閾値を低くする一方で、流量情報232に基づいてゲート付近が混雑していないと判断される場合に顔比較閾値を低くして虹彩比較閾値を高くするよう構成しても構わない。このような構成によると、ゲート付近が混雑している際に顔認証の比率を高める一方で、ゲート付近が混雑していない際に虹彩認証の比率を高めることが出来る。
なお、例えば、顔認証のみを行う場合、虹彩比較閾値が0である状態であるということも出来る。そのため、認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて顔比較閾値や虹彩比較閾値の調整を行うことで、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定している、ということも出来る。認証方法決定部242は、流量情報232に基づいて、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定するとともに、顔比較閾値や虹彩比較閾値の調整を行うよう構成しても構わない。
また、認証装置200は、図2で例示した以外の構成を有しても構わない。例えば、図7を参照すると、認証装置200は、図2で例示した構成に加えて、流量推定部246を有することが出来る。流量推定部246は、流量情報232に基づく混雑状況の推定を行うことが出来る。例えば、流量推定部246は、事前に学習した学習モデルと流量情報232とに基づいて、所定時間経過後の混雑状況を推定することが出来る。認証装置200が流量推定部246を有する場合、認証方法決定部242は、流量推定部246による推定の結果に基づいて、顔認証と虹彩認証のどちらの認証を行うかを決定するよう構成することが出来る。
また、本実施形態においては、開閉部の1つであるゲートの開閉処理を行うことで、人物の入場制御を行う場合について説明した。しかしながら、本発明は、例えばドアなどゲート以外の開閉部を制御することなどにより人物の入場制御を行う際に適用しても構わない。換言すると、本発明は、ゲート400の開閉制御を行う場合に限定されず、人物の入場制御を行うさまざまなシステムに適用することが出来る。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図8、図9を参照して説明する。図8、図9は、認証装置500の構成の一例を示している。
認証装置500は、認証処理の結果に基づいてゲートの開閉処理を制御する情報処理装置である。図8は、認証装置500のハードウェア構成の一例を示している。図8を参照すると、認証装置500は、一例として、以下のようなハードウェア構成を有している。
・CPU(Central Processing Unit)501(演算装置)
・ROM(Read Only Memory)502(記憶装置)
・RAM(Random Access Memory)503(記憶装置)
・RAM503にロードされるプログラム群504
・プログラム群504を格納する記憶装置505
・情報処理装置外部の記録媒体510の読み書きを行うドライブ装置506
・情報処理装置外部の通信ネットワーク511と接続する通信インタフェース507
・データの入出力を行う入出力インタフェース508
・各構成要素を接続するバス509
また、認証装置500は、プログラム群504をCPU501が取得して当該CPU501が実行することで、図9に示す取得部521や決定部522としての機能を実現することが出来る。なお、プログラム群504は、例えば、予め記憶装置505やROM502に格納されており、必要に応じてCPU501がRAM503などにロードして実行する。また、プログラム群504は、通信ネットワーク511を介してCPU501に供給されてもよいし、予め記録媒体510に格納されており、ドライブ装置506が該プログラムを読み出してCPU501に供給してもよい。
なお、図8は、認証装置500のハードウェア構成の一例を示している。認証装置500のハードウェア構成は上述した場合に限定されない。例えば、認証装置500は、ドライブ装置506を有さないなど、上述した構成の一部から構成されてもよい。
取得部521は、ゲート付近の混雑状況を示す流量情報を取得する。
決定部522は、取得部521が取得した流量情報に基づいて、ゲートの開閉処理を行う際に用いる認証方法を決定する。例えば、決定部522は、ゲートの開閉処理を行う際に、顔認証を行うか、または、虹彩認証を含む認証処理を行うか、を決定する。
このように、認証装置500は、取得部521と決定部522とを有している。このような構成により、決定部522は、取得部521が取得した流量情報に基づいて、ゲートの開閉処理を行う際に用いる認証方法を決定することが出来る。その結果、混雑状況に応じた認証方法を用いて認証処理を行うことが可能となる。これにより、精度よく効率的に認証を行うことが可能となる。
なお、上述した認証装置500は、当該認証装置500に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、認証処理の結果に基づいてゲートの開閉処理を制御する認証装置500に、ゲート付近の混雑状況を示す流量情報を取得する取得部521と、取得部521が取得した流量情報に基づいて、ゲートの開閉処理を行う際に用いる認証方法を決定する決定部522と、を実現するためのプログラムである。
また、上述した認証装置500により実行される認証方法は、認証処理の結果に基づいてゲートの開閉処理を制御する認証装置500が、ゲート付近の混雑状況を示す流量情報を取得し、取得した流量情報に基づいて、ゲートの開閉処理を行う際に用いる認証方法を決定する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、認証方法、の発明であっても、上記認証装置500と同様の作用・効果を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における認証方法などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置であって、
人物の混雑状況を示す流量情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記流量情報に基づいて、入場制御処理を行う際に用いる認証方法を決定する決定部と、
を有する
認証装置。
(付記2)
付記1に記載の認証装置であって、
前記決定部が決定する対象となる認証方法には、顔認証と、虹彩認証を含む認証処理と、が含まれている
認証装置。
(付記3)
付記1または付記2に記載の認証装置であって、
前記決定部は、取得した前記流量情報に基づいて、顔認証と、虹彩認証を含む認証処理と、のうちのいずれの認証を行うかを決定する
認証装置。
(付記4)
付記1から付記3までのいずれか1項に記載の認証装置であって、
前記決定部は、取得した前記流量情報に基づいて混雑していると判断される場合に、顔認証を行うと決定する
認証装置。
(付記5)
付記1から付記4までのいずれか1項に記載の認証装置であって、
前記決定部は、取得した前記流量情報に基づいて混雑していないと判断される場合に、虹彩認証を含む認証方法を行うと決定する
認証装置。
(付記6)
付記1から付記5までのいずれか1項に記載の認証装置であって、
前記流量情報は、入場する人の数を示す情報を含んでいる
認証装置。
(付記7)
付記1から付記6までのいずれか1項に記載の認証装置であって、
前記取得部は、人物が入場する際に通る開閉部の開閉回数に基づいて前記流量情報を取得する
認証装置。
(付記8)
付記1から付記7までのいずれか1項に記載の認証装置であって、
前記流量情報は、時刻を示す情報を含んでいる
認証装置。
(付記9)
付記1から付記8までのいずれか1項に記載の認証装置であって、
前記決定部は、取得した前記流量情報に基づいて、認証処理を行う際に用いる閾値を調整する
認証装置。
(付記10)
人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置が、
人物の混雑状況を示す流量情報を取得し、
取得した前記流量情報に基づいて、入場制御処理を行う際に用いる認証方法を決定する
認証方法。
(付記11)
人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置に、
人物の混雑状況を示す流量情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記流量情報に基づいて、入場制御処理を行う際に用いる認証方法を決定する決定部と、
を実現するためのプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
なお、本発明は、日本国にて2020年4月9日に特許出願された特願2020-070449の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
100 ゲート開閉システム
200 認証装置
210 画面表示部
220 通信I/F部
230 記憶部
231 特徴量情報
232 流量情報
233 顔画像情報
234 虹彩画像情報
235 プログラム
240 演算処理部
241 流量情報取得部
242 認証方法決定部
243 画像データ取得部
244 認証部
245 ゲート開閉部
310 第1カメラ
320 第2カメラ
400 ゲート
500 認証装置
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 プログラム群
505 記憶装置
506 ドライブ装置
507 通信インタフェース
508 入出力インタフェース
509 バス
510 記録媒体
511 通信ネットワーク
521 取得部
522 決定部

Claims (5)

  1. 人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置であって、
    入場ゲート周辺における人物の混雑状況を示し、入場する人の数に応じた流量情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記流量情報に基づいて、顔認証と、虹彩認証を含む認証処理と、のうちのいずれの認証を行うかを決定する決定部と、
    を有し、
    前記決定部は、取得した前記流量情報に基づいて混雑していると判断される場合に、顔認証を行うと決定し、取得した前記流量情報に基づいて混雑していないと判断される場合に、虹彩認証を含む認証方法を行うと決定する
    認証装置。
  2. 請求項1に記載の認証装置であって、
    前記取得部は、人物が入場する際に通る開閉部の開閉回数に基づいて前記流量情報を取得する
    認証装置。
  3. 請求項1に記載の認証装置であって、
    前記流量情報は、時刻を示す情報を含んでいる
    認証装置。
  4. 人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置が、
    入場ゲート周辺における人物の混雑状況を示し、入場する人の数に応じた流量情報を取得し、
    取得した前記流量情報に基づいて、顔認証と、虹彩認証を含む認証処理と、のうちのいずれの認証を行うかを決定し、
    決定する際、取得した前記流量情報に基づいて混雑していると判断される場合に、顔認証を行うと決定し、取得した前記流量情報に基づいて混雑していないと判断される場合に、虹彩認証を含む認証方法を行うと決定する
    認証方法。
  5. 人物の認証処理の結果に基づいて人物の入場を制御する認証装置に、
    入場ゲート周辺における人物の混雑状況を示し、入場する人の数に応じた流量情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記流量情報に基づいて、顔認証と、虹彩認証を含む認証処理と、のうちのいずれの認証を行うかを決定する決定部と、
    を実現させ、
    前記決定部は、取得した前記流量情報に基づいて混雑していると判断される場合に、顔認証を行うと決定し、取得した前記流量情報に基づいて混雑していないと判断される場合に、虹彩認証を含む認証方法を行うと決定する
    プログラム。
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