JP7413743B2 - 薬剤一包化パック搬送装置 - Google Patents
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Description
特許文献1記載の技術においては、適切なタイミングでパックをカットするためにカット位置センサを装備している。しかしながら、同文献記載の技術では、パックの状態を検知し検品する機能は持っておらず、処方抜けや数量違い、あるいはパックに穴開きなどの異常などが発生していてもそのまま格納され、ひいては服用者に間違った薬剤や不良なパックが提供されてしまうという問題があった。
図1(a)において、後述するように搬送ローラによって搬送方向Aの下流側にパック連続体1が搬送されてきたときの、パック連続体1の下流側の薬剤一包化パック2の圧着部4の最も端がパック連続体1の先端2cであることを示している。
搬送方向Aの上流側の搬送経路19上には、パック連続体1を搬送する上下一対の搬送ローラである、第1搬送ローラ11a、11bが配設されている。第1搬送ローラ11a、11bは、第1の搬送手段の回転搬送部材として機能する。第1搬送ローラ11aは駆動ローラであり、第1搬送ローラ11bは従動ローラである。第1搬送ローラ11a、11bの各回転軸12の両端部は、搬送フレーム9上に固定されている軸受支持部材68に回動可能に支持されている。第1搬送ローラ11aは、第1搬送ローラ11bとニップ部を形成している。
CCDカメラ27は、パック連続体1の薬剤一包化パック2における一点鎖線で示す所定の撮影範囲(少なくとも1つの最大袋部が撮影可能な範囲)を照射するライト28と共に、前記所定の撮影範囲の画像を撮影して画像情報を取得する画像検知手段として機能する。
またCCDカメラ27は、複数の薬剤一包化パック2の少なくとも1つの袋部2aの領域(領域の位置)が検知可能であって、少なくとも1つの袋部2aの領域(以降、「袋部2aの領域」とする)を検知する領域検知手段としての機能を有する。またCCDカメラ27は、薬剤一包化パック2の後述する不要部を検知する不要部検知手段としての機能も有する。
情報処理手段32は、CCDカメラ27で撮影することで取得された画像情報を処理し、薬剤一包化パック2内の薬剤3が適正か否かの判定を行う。情報処理手段32は、CCDカメラ27により検出された複数の薬剤一包化パック2の袋部2aの領域の検出結果に基づいて該袋部2a内の薬剤3を検品する検品手段として機能する。
また情報処理手段32は、CCDカメラ27と共に、薬剤一包化パック2の後述する不要部を検知する不要部検知手段としての機能も有する。
制御手段50は、情報処理手段32で情報処理ないし画像処理された判定結果(CCDカメラ27により検出された複数の薬剤一包化パック2の袋部2aの領域の検出結果に基づいて該袋部2a内の薬剤3を検品した判定結果を含む)に基づいて、パック連続体1の搬送方向Aに隣り合う薬剤一包化パック2の圧着部4を分断するようにカッターユニット30を動作させてパック連続体1の一部分を分離させる制御機能を有する。
また制御手段50は、前記制御機能を発揮する際に、薬剤一包化パック2の不要部を検知する不要部検知手段として機能し、その検知結果に基づき薬剤一包化パック2を所望の長さに調整して分離するようにカッターユニット30を制御する制御機能を有する。
また制御手段50は、情報処理手段32で情報処理ないし画像処理された判定結果に基づき後述する仕分け部76の動作を制御する制御機能を有する。
これらの第1搬送ローラ11a、11bと、第2搬送ローラ21a、21bとの各ニップ部で、パック連続体1の搬送方向Aに隣り合う薬剤一包化パック2の連続帯状部分の圧着部4を挟持しながらパック連続体1の搬送を行うようになっている。
なお、図3においては、搬送されるパック連続体1の薬剤一包化パック2を透視した状態で第1搬送ローラ11bを図示している。
カッターフレーム59内の上部壁面の所定位置には、上下方向に移動可能なスイッチレバー66aを有するホームポジション(以下、「HP」と略記する)スイッチ66が固定されている。
カッターユニット30の一回の動作は、クランク63の前記上死点の位置であるHPから始まり、下死点でパック連続体1を切断した移動刃60が一往復して完了する。クランク63の前記上死点は、クランク63のスイッチ当接部63aがスイッチレバー66aを押すことで、HPスイッチ66を動作させることで検知される。薬剤一包化パックをカットする位置とそのタイミングは、後述の図7以降の図を参照して詳述する。
仕分け部76は、フラッパー式の仕分け部材であるガイド板77と、ガイド板77を揺動させる駆動源である仕分けモータ78とを有する。ガイド板77は、薬剤一包化パック2が適品であると判定されると実線で示す水平状態を占める第1の位置と、不適品であると判定されると破線で示すように搬送方向Aの上流側の端部が上方に移動(揺動)された退避状態を占める第2の位置とに回動可能(移動可能)に構成されている。ガイド板77の図において右側の揺動支点軸には、仕分け手段の駆動源としての仕分けモータ78の出力軸が直結している。
第3搬送ローラ34a、34bは、第3の搬送手段の回転搬送部材として機能する。第3搬送ローラ34aは駆動ローラであり、第3搬送ローラ34bは従動ローラである。第3搬送ローラ34a、34bの各回転軸の両端部は、搬送フレーム9に固定されている軸受支持部材に回動可能に支持されている。第3搬送ローラ34aは、第3搬送ローラ34bとニップ部を形成している。第3搬送ローラ34aには、ギア等の駆動力伝達手段を介して駆動源である搬送モータ79が連結されている。
駆動側の搬送ローラに駆動力を伝達する機構は、図3に示したものに限らず、例えばギアの噛み合い等を用いた機構であってもよい。
(1)パック連続体1は第1搬送ローラ11a、11bと第2搬送ローラ21a、21bとにより、図において左方から右方に搬送ベース8上を水平状態で搬送される。その際に、パック連続体1は袋部2aが撮影範囲内で停止されるよう、パック連続体1の先端が先端検知センサ26で検知されてから所定距離で停止される。パック連続体1が停止した状態で、CCDカメラ27と撮影範囲を照射するライト28によって所定の撮影範囲の画像情報が取得される。
この際のCCDカメラ27及びライト28の撮影タイミングは必ずしも先端検知センサ26で検知しなくともよく、例えば使用者がパック連続体1を所定の位置にセットしてから一定距離の搬送又は一定時間の後にON(オン)するという方法でもよい。
(6)分断された不適正品の薬剤一包化パック2’は、ガイド板77の搬送方向Aの上流側の端部が上方に移動された退避状態にあるため、下方の不適品搬送経路19Bに導かれ不適品格納部39に排出される。
図5(a)に示す仕分け手段は、図2を参照して説明したフラッパー式のガイド板77の例である。ガイド板77は、ガイド板77の回動(回転)支点軸に直結された仕分けモータ78の所定の回動角度範囲内の回動動作によって回動(移動)される。
まず図6(a)に示すように、パック連続体1の袋部2aがCCDカメラ27の撮影範囲に入った時に搬送を停止し、少なくとも最初の1番目のパック2-1の袋部2aの全範囲をカバーして画像を取り込む。次に取得された画像情報を処理する。圧着部4と袋部2aでは一般に圧着部4の光の透過性が高く、袋部2aとは濃淡の差がある。この境界を画像処理によって判別することで袋部の領域(以下、「袋部領域」という)を検出する(後述の図7参照)。
なお、撮影範囲が充分でなかったり、パック連続体1の先端2cから1番目のパック2-1の袋部2aまでの距離が長く、袋部領域の検出の結果が袋部2aをカバーするに至ってなかったりした場合は、適切な追加の搬送(例えば30~40mm程度)を行って画像を取り込み、再度袋部領域の検出を行う。
上述の画像処理で得られた袋部の寸法を元に所望の位置でカットを行うようにカッターユニット30の動作のタイミングを設定している搬送速度と必要距離とからカットする位置を決める。
図8(a)に示したパック連続体1の先端2cから最初のカット位置までの長さLは、以下の式(1)にて算出する。
L=l+X+(Y×0.5)・・・式(1)
L’=(Y×0.5)+X’+(Y’×0.5)・・・式(2)
ここで、式(1)及び式(2)の各記号は、図9に示した通りである。
l(エル):1番目のパック2-1の先端2cから同パック2-1の袋部2aの図に
おいて右端までの長さ
X:1番目のパック2-1の袋部2aの幅
Y:1番目のパック2-1の袋部2aと2番目のパック2-2の袋部2aとの間の
圧着部4の幅
X’:2番目のパック2-2の袋部2aの幅
Y’:2番目のパック2-2の袋部2aと3番目のパック2-3の袋部2aとの間の
圧着部4の幅
この様にカットすべき位置を画像情報から求めることで余計なセンサ等を使わず、複雑な構成にせずとも適切な位置でカットができる。また、ミシン目の位置やその有無に関わらず圧着部の略中間でカットできるので、不完全なミシン目やミシン目の強弱などによって起こるミシン目検知エラーとは無関係に常に安定したカットが行える。
分包者(主に薬局の薬剤師など)が分包機からパック連続体を取出す時、1番目のパックの直近のミシン目を使用せず、余分な長さの(例えば1番目のパックの袋部より約10mmを超えて離れた)位置にてパック連続体のシートを手で千切ったり、或いは分包機の出口に備えられた手動カッターを用いて分離する場合がある。このような時、図10(a)に示すように、パック連続体1の先端2cの切り口は、圧着部4の範囲に留まらず、なおかつ端部は不定形で鋸の刃の様にギザギザの切り口になることが多い。すると1番目のパック2-1が図2に示した仕分け部76でジャムするといった搬送トラブルが発生したり、適正品格納部38に格納される時に折れ曲がったりして格納が不完全になるといったトラブルを起こす可能性がある。また一部の分包機の出口には自動カッターを備え端部が整っている場合もあるが、カットする位置がミシン目より離れて余分な長さが大きいと上記の問題が同様に発生する。
例えばl=30mmであれば、l-l0=25mmカット位置から先端2cが超えた所でカッターユニット30を作動させると好適なサイズの1番目のパック2-1が得られる。
パック内部の薬剤の状態を検知するに当たり、薬剤が多数封入されていたりサイズが大小様々であったりした場合などに、図11(a)に示すように薬剤同士が重なって必要な情報が得にくい場合がある。
すなわち、本発明に係る搬送手段に、パック内の薬剤同士の重複状態を均一にする上記した各種の重複薬剤均一化手段を備えることが肝要である。これにより、本発明に係る検品手段をより精度のよいものにできる。
パック連続体1の供給は、パック連続体1を格納する格納部6から行われる。格納部6には、パック連続体1を通過させる開口部7が形成されている。格納部6は、略直方体状をなし、図の簡明化を図るため格納部壁の厚さを省略して示している。格納部6内のパック連続体1の収納方法は、同図に示すようにロール状に巻き付ける形態でもよいし、蛇腹状にジグザグに格納する仕方などでもよい。パック連続体1は装置中央に設置された本発明に係るパック搬送装置90に送り込まれ、搬送・判別・カット・仕分けの後に適正な単独のパック2が適正品格納部38に所定個数収められる。図12には仕分け部の機構は省略しているが、仕分け部76は図2に示した通りである。
CPUの出力ポートには、各種のドライバ49を介して、報知部55、搬送モータ75、搬送モータ79、カッターモータ65、仕分けモータ78、エアポンプ114、ダクト用アクチュエータ115、移動モータ117が電気的に接続されている。
報知部55は、LED等の光、音声を含む音や振動によって、上記各装置がどのような状態にあるのかを報知したりするものである。使用者が装置から離れていても服薬タイミングを知らせるためのスピーカやライト等を備え、排出スイッチ54を押すと一回分の薬剤一包化パックが取り出せるような構成になっている。
その他、CPUは、後述する説明やタイミングチャート、あるいは制御フローチャートに示されている制御動作を実行させる機能を有する。
先ずステップS1において、格納部6にパック連続体1がセットされたことが図示しない検知手段によって検知されると次の処理に入る。ステップS2の搬送・均し処理によって、パック連続体1がパック搬送装置90に送り込まれ、パック2の袋部2aに薬剤3が多数封入されていたり、サイズが大小様々であったりした場合など必要に応じて均し処理が行われる。この均し処理は前述の様に搬送ローラにグリップされたパック2を正逆の搬送方向A、A’に小刻みに動かしたり、或いは専用の均し手段によりパックを揺すり、薬剤3の重なりを解消する。
検品処理が開始すると、図7で説明したように図13の記憶部52に登録された錠剤やカプセル剤と同じ形状の薬剤対象物が袋部領域内部にあるか否かをパターンマッチングで識別し、識別された薬剤3の個数または種別を事前に入力されたデータと照合処理される(ステップS15~ステップS16)。その照合結果に基づき判定処理を行い1パック2内の薬剤3の適否を判定し(ステップS17)、検品処理のサブプロセスは終了する。
そして使用者が排出スイッチ54を押すと報知部55の動作は停止し、次にピッキング処理が行われ、図12の説明で行ったようなエアピック機構110による適正品のパック2の吸着-移動-パック受部36への載置を行い、単独のパック2の提供動作が行われる。単独のパック2がパック受部36に搬送されるとパック受部36に備えられた排出センサ37がオフ(OFF)からオン(ON)になるが、使用者が単独のパック2をパック受部36から取り出すことでOFFに戻り一回分の提供を行う処理が終了する(ステップS23~ステップS25)。この処理が終わった時、次回の予約があれば入力値を自動的に変更し次の処理を繰り返すことができる。
かかる構成により、一実施形態によれば、パック連続体の先端の余分による搬送トラブル及び格納トラブルを回避することができ、品質の揃った薬剤一包化パックを供給できる。
かかる構成により、一実施形態によれば、簡易な構成で適正な薬剤一包化パックを使用者を含む利用者(服薬支援者)に提供する格納手段が得られる。
かかる構成により、一実施形態によれば、簡易な構成で不適品と判定された薬剤一包化パックを専用の不適品排出手段・排出部に仕分けることができる。
かかる構成により、一実施形態によれば、検品手段をより精度よいものにできる。
換言すれば、服薬支援装置100Aは、図12に示した服薬支援装置100と比較して、単一の格納部6に代えて、パック連続体1を格納する複数(図17、図18では4つ)の格納部6と、格納部切り替え部40と、第1’搬送部10’とを備えている点、適正品格納部38及びエアピック機構110を除去した点が相違する。
服薬支援装置100Aは、図示を省略した外装で上記各部・装置が覆われているが、各図においては上記外装を取り外した状態で表している。
回転台モータ45は、例えば駆動パルスの入力によって回転駆動可能なステッピングモータからなり、装置本体側の不動部材に固定されている。
複数の格納部6があることで、違う種類の薬剤一包化パック2を有するパック連続体1を格納できる。例えば上述したように朝、昼、夜、寝る前用といった一日に提供する違う薬剤一包化パック2に対応した毎日のサイクルでの提供ができる。
なお、べベルギア14、シャフト15、従動ギア16は、格納部6の外壁部に支持されるように固定してもよい。
第1’搬送ローラ11a’、11b’は、パック連続体1の搬送方向と直交する方向の一端部である圧着部4に当接して搬送する機能と、上記保持部材としての機能とを併せ持つ。
第1搬送モータ18の回転方向を例えば逆転する方向に切り替えることで、余分な部分のパック連続体1を格納部6の内部に戻し、次回の搬送までに問題なく格納することができる。
第1’搬送部10’の第1’搬送ローラ11a’、11b’のニップに挟まれてセットされているパック連続体1の薬剤一包化パック2は、初期動作によって、格納部6の内部からパック検知手段としての図示を省略したパック検知センサの検知位置まで搬送され、検知された情報よりパック連続体1の先端が上記ニップから所定の量だけ突き出た待機位置に保持される。パック検知センサとしては、先端検知センサ26と同様構成のセンサを用いてもよい。前記パック検知センサの配置位置としては、第1’搬送ローラ11a’、11b’のニップより搬送方向Aの下流側近傍の位置で、格納部6が取出し位置に移動されたときに、第1’搬送ローラ11a’、11b’のニップからはみ出ているパック連続体1の先端が検知できる位置に設けてもよい。格納部6の「取出し位置」とは、服薬すべき薬剤一包化パック2がパック連続体1の入った格納部6から提供されるように、回転台41が所定の位置に回転移動した位置である。
前記パック検知センサによるパック連続体1の検知方式は、例えばCCDセンサを用いて画像処理によって行ってもよいし、反射式センサもしくは対向する位置に受信部(図示せず)を設置した各種の透過式センサを用いてもよい。また設置位置は、上述した位置に限らず、必要に応じカッターユニット30の内部もしくは後方、あるいは格納部6に配置しても構わない。
但し、パック搬送装置90Aでは、カッターユニット30で一包一包ずつの薬剤一包化パック2に分断された格納部6側の薬剤一包化パック2は第1’搬送部10’の第1’搬送ローラ11a’、11b’によって所定量だけ後退させられ、カット後の新たな先端が上述の待機位置に保持される。
図21のステップS31において、使用者である服薬者或いは服薬支援者(以下、「使用者」で代表する)が服薬時間や格納部選択等の入力を行う。服薬支援装置100Aで用いる格納部6としては、上述したように4つ設定されているので、例えば、朝に服薬すべきパック連続体1が格納部6-1(格納部No.)に格納される場合には朝の服薬時間(時刻)を、というように、昼、夜、寝る前に対しても服薬時間(時刻)を、格納部No.に対応して設定する。上記服薬時間の設定は、図13に示したと同様のタッチパネル51の入力部を用いて格納部No.に対応した服薬時間を入力・設定すると共に、表示部で格納部No.に対応した服薬時間が正しいかを確認しながら行う。
なお、ステップS34において、排出スイッチ54が押されずに、服薬の時間の報知から所定時間過ぎた場合には、服薬されなかったものとして図示しない制御手段で判断され、服薬されなかったことが図13に示したと同様の記憶部52に記録されると共に、再び報知部55が作動することとなる。
「格納部移動処理」のサブプロセスは一例として図22(a)のフローチャートに示すように、回転台41の基準位置を検知する回転台HPセンサ46がONするまで回転台モータ45が駆動されることで行われる(ステップS51~ステップS52)。換言すれば、服薬の時間に対応したパック連続体1が格納されている対象の格納部が、パック搬送装置90Aに供給可能となる取出し位置を占めるまで、回転台HPセンサ46からの信号に基づいて保持部40の回転台モータ45が駆動されることによって回転移動される。
図22(b)の動作後に、第1’搬送部10’の第1’搬送ローラ11a’、11b’によりパック連続体1が搬送方向Aに搬送されつつ、図20を参照して説明したと同様の動作により、パック連続体1は第1’搬送ローラ11a’、11b’と共に、第1搬送ローラ11a、11bと第2搬送ローラ21a、21bとの搬送により、図において左方から右方に搬送ベース8上を水平状態で搬送される。これ以降、図14を参照して説明したパック搬送装置90と同様の順序(S2~ステップS11)で動作が行われる。すなわち、パック搬送装置90Aにおいては、搬送・均し処理(ステップS37)~撮影処理(ステップ39)~袋部領域検出処理(ステップS40)~検品処理(ステップS41)~カット位置算出処理(ステップS43)~カット処理(ステップS44)~仕分け処理(ステップS44)が行われる。仕分け処理では、適正品と不適品を仕分け、それぞれの搬送経路19A、19Bに導き、適正品のパック2の場合には第3搬送ローラ34a、34bの搬送によって排出部35のパック受部36への排出・載置を行い、単独のパック2の提供動作が行われる。単独のパック2がパック受部36に搬送されるとパック受部36に備えられた排出センサ37がオフ(OFF)からオン(ON)になるが、使用者が単独のパック2をパック受部36から取り出すことでOFFに戻り一回分の提供を行う処理が終了する(ステップS46)。この処理が終わった時、次回の予約があれば入力値を自動的に変更し次の処理を繰り返すことができる。
かかる構成により、パック搬送装置90Aによれば、各薬剤一包化パックの袋部の領域の検出結果に基づいて隣り合う薬剤一包化パックの圧着部で分離することで、効率的な装置構成で適正な単独の薬剤一包化パックを使用者に提供することができる、という基本的な効果を奏する。また、図20に示したパック搬送装置90Aによれば、図2に示したパック搬送装置90と同様の上述した各構成によって、上述したと同様の各効果も奏する。
更に、複数の格納部6をカッターユニット30のカット位置に切り替えることができることにより、カッターユニット30と第2搬送部20とを共通に使えることで、構造を簡素化した状態でも各格納部6からパック連続体1を送り出し、確実な搬送をすることができる。上記した例で説明した通り、回転台41の回転タイミングは、任意に設定可能に構成されていたことが分かる。
図23、図24、図26に示す服薬支援装置100Bは、図17、図20に示した服薬支援装置100Aと比較して、服薬支援装置100Aよりも多数の格納部6-1~6-8を上下段にマトリックス状に装置本体側に配置した点、格納部切り替え部でもある保持部40に代えて、図23、図24に破線(点線)で示す移動ユニット80Bと、第2の移動手段としてのXスライダ部81及びYスライダ部91とを新規に有する点が主に相違する。
移動ユニット80Bは、図23に破線で示すユニットフレーム89に一体的に取り付けられている。移動ユニット80Bの内部には、図17、図20に示したパック搬送装置90Aと同様の構成を配置するように構成している。具体的には、移動ユニット80B内部のパック搬送装置90Bは、搬送ベース8、CCDカメラ27及びライト28、情報処理手段32、制御手段50、先端検知センサ26、上下一対の2つの第1搬送ローラ11a、11b及び第2搬送ローラ21a、21b、カッターユニット30、仕分け部76、搬送経路19、適品搬送経路19A、不適品搬送経路19B、不適品格納部39、第3搬送ローラ34a、34bで構成されている。
図23、図24において、各格納部6-1~6-8の構成は同じであり、各格納部6-1~6-8にそれぞれ設けられた第1’搬送部10A’の符号は、図の簡明化のため格納部6-1のみに付している。外装97で覆われた内部の構成部材等は見えないが、図24では故意に半透明状態で表している。
1対のローラ83、84は、装置本体側に回転可能に支持されている。スライドシャフト82は、Y方向に延び、一端部がベルト85に固定され、他端部側がユニットフレーム89にY方向にスライド可能に取り付けられている。
モータ86の回転によって、ベルト85を介してスライドシャフト82がX方向(又はX方向と反対方向)に移動するので、ユニットフレーム89に取り付けられた移動ユニット80BはX方向(又はX方向と反対方向)に移動する。
1対のローラ93、94は、装置本体側に回転可能に支持されている。スライドシャフト92は、図においてX方向に延び、一端部がベルト95に固定され、他端部側がユニットフレーム89にX方向にスライド可能に取り付けられている。
モータ96の回転によって、ベルト95を介してスライドシャフト92がY方向(又はY方向と反対方向)に移動するので、ユニットフレーム89に取り付けられた移動ユニット80BはY方向(又はY方向と反対方向)に移動する。
(1)服薬支援装置100Bに設けられている図示しない排出スイッチ(スタートスイッチ)が押された場合には、例えば図23に示したと同様に、Xスライダ部81、Yスライダ部91を駆動して、移動ユニット80Bが対象とするパック連続体1が格納されている対象の格納部6-1に移動する。
次に、対象の格納部6-1に格納されているパック連続体1の先端部を第1’搬送ローラ11a’、11b’のニップで保持している第1’搬送部10A’が駆動されると、対象の格納部6-1からパック連続体1が送り出される。パック連続体1は第1’搬送ローラ11a’、11b’と共に、第1搬送ローラ11a、11bと第2搬送ローラ21a、21bとの搬送により、図26において左方から右方に搬送ベース8上を水平状態で搬送される。その際に、パック連続体1は袋部2aが撮影範囲内で停止されるよう、パック連続体1の先端が先端検知センサ26で検知されてから所定距離で停止される。パック連続体1が停止した状態で、CCDカメラ27と撮影範囲を照射するライト28によって所定の撮影範囲の画像情報が取得される。
かかる構成により、パック搬送装置90Bによれば、各薬剤一包化パックの袋部の領域の検出結果に基づいて隣り合う薬剤一包化パックの圧着部で分離することで、効率的な装置構成で適正な単独の薬剤一包化パックを使用者に提供することができる、という基本的な効果を奏する。また、図26に示したパック搬送装置90Bによれば、図2に示したパック搬送装置90と同様の上述した各構成によって、上述した基本的な効果以外の諸効果を奏する。
また、ロボットアームに移動ユニット80Bを取り付け、X方向及び/又はY方向に自在に動かす方法でもよい。
更に、服薬支援装置100Bは、これに限らず、駆動ギア57を出力軸に有する第1搬送モータ58を移動ユニット80B側に設け、移動ユニット80BがXスライダ部81及びYスライダ部91によって移動され、対象の格納部6と対向する位置で停止したときに、駆動ギア57が対象の格納部6に設けられた第1’搬送部10A’の従動ギア16と噛み合うように構成してもよい。このように構成すれば、移動ユニット80B側に設けられた駆動ギア57及び第1搬送モータ58は単一で済むため、服薬支援装置100Aと同様に、第1’搬送部10A’の駆動源の共通化を図ることができる。このように構造を大幅に簡略化した状態でも各格納部6からパック連続体1を送り出し搬送することができる。
2 薬剤一包化パック
2a 袋部
2c 先端部
3 薬剤
4 圧着部(漏れ防止部の一例)
5 ミシン目
6 格納部
10 第1搬送部(搬送手段)
11a、11b 第1搬送ローラ(搬送手段の一例)
19 搬送経路
19A 適品搬送経路
19B 不適品搬送経路
20 第2搬送部(搬送手段)
21a、21b 第2搬送ローラ(搬送手段の一例)
26 先端検知センサ
27 CCDカメラ(画像検知手段、領域検知手段の一例、不要部検知手段の一例)
28 ライト(画像検知手段を構成)
30 カッターユニット(分離手段の一例)
32 情報処理手段(検品手段の一例)
32A 画像処理部(検品手段の一例)
35 排出部
36 パック受部
37 排出センサ
38 適正品格納部(格納手段の一例)
39 不適正品格納部(不適正品排出手段の一例)
50 制御手段
50A 制御部
53 判定部(検品手段の一例)
54 排出スイッチ
65 カッターモータ
75 搬送モータ
76 仕分け部
77 ガイド板(仕分け手段の一例)
78 仕分けモータ
80B 移動ユニット
90、90A、90B 薬剤一包化パック搬送装置
100、100A、100B 服薬支援装置
A パック連続体の搬送方向
Claims (5)
- 薬剤を覆う袋部と、前記薬剤が前記袋部から漏れるのを防止する漏れ防止部とをそれぞれ有する複数の薬剤一包化パックが帯状に連なったパック連続体を搬送方向に搬送する搬送手段と、
少なくとも1つの前記袋部の領域が検知可能な領域検知手段と、
前記領域検知手段により検出された前記袋部の領域の検出結果に基づいて前記袋部内の前記薬剤を検品する検品手段と、
前記袋部の領域の検出結果に基づいて前記パック連続体の前記搬送方向に前記漏れ防止部を分断することにより前記パック連続体の一部分を分離する分離手段と、
前記パック連続体の先端から該パック連続体における1番目の前記薬剤一包化パックの前記袋部の領域先端までの長さが一定の長さを超える不要部の長さを検知する不要部検知手段と、を備え、
前記分離手段は、前記不要部検知手段の検知結果に基づき前記パック連続体における1番目の前記薬剤一包化パックを前記不要部の長さ搬送された所で分離することを特徴とする薬剤一包化パック搬送装置。 - 前記検品手段の検品結果に基づき前記薬剤一包化パックの仕分けを行う仕分け手段と、
前記仕分け手段の前記搬送方向の下流側に設けられ仕分けされた前記薬剤一包化パックが搬送される複数の搬送経路と、
複数の前記搬送経路の何れか一つと接続され、前記検品手段によって適品と判定された前記薬剤一包化パックを格納する格納手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤一包化パック搬送装置。 - 複数の前記搬送経路のうちの一つが前記検品手段によって不適品と判定された前記薬剤一包化パックが仕分けされる不適品搬送経路であり、
前記不適品と判定された前記薬剤一包化パックが排出される不適品排出手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の薬剤一包化パック搬送装置。 - 前記薬剤一包化パック内の前記薬剤同士の重複状態を均一にする重複薬剤均一化手段を備えたことを特徴とする請求項1~3の何れか1つに記載の薬剤一包化パック搬送装置。
- 前記搬送手段は前記搬送方向に複数設けられ、少なくとも1つの前記搬送手段が前記重複薬剤均一化手段であることを特徴とする請求項4に記載の薬剤一包化パック搬送装置。
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