JP7413042B2 - 外径側磁石界磁及び磁気歯車 - Google Patents

外径側磁石界磁及び磁気歯車 Download PDF

Info

Publication number
JP7413042B2
JP7413042B2 JP2020009607A JP2020009607A JP7413042B2 JP 7413042 B2 JP7413042 B2 JP 7413042B2 JP 2020009607 A JP2020009607 A JP 2020009607A JP 2020009607 A JP2020009607 A JP 2020009607A JP 7413042 B2 JP7413042 B2 JP 7413042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic pole
support member
magnet field
outer diameter
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020009607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021118591A (ja
Inventor
将之 左海
泰高 青木
隆之 清水
良次 岡部
彰彦 梅田
崇俊 松下
幹人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2020009607A priority Critical patent/JP7413042B2/ja
Priority to PCT/JP2021/001855 priority patent/WO2021149722A1/ja
Priority to US17/794,069 priority patent/US20230049224A1/en
Priority to EP21744143.5A priority patent/EP4080740A4/en
Priority to CN202180009719.XA priority patent/CN115004522A/zh
Publication of JP2021118591A publication Critical patent/JP2021118591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7413042B2 publication Critical patent/JP7413042B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/10Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the permanent-magnet type
    • H02K49/102Magnetic gearings, i.e. assembly of gears, linear or rotary, by which motion is magnetically transferred without physical contact
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2213/00Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
    • H02K2213/03Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

本開示は、外径側磁石界磁及び該外径側磁石界磁を備えた磁気歯車に関する。
歯車装置の一種として、磁石の吸引力及び反発力を利用し、非接触でトルクや運動を伝達することにより、歯の接触により生じる摩耗、振動、騒音等の問題を回避できるようにした磁気歯車がある。この磁気歯車のうち磁束変調型(高調波型)磁気歯車は、同心円状(同軸)に配置された内周側の磁石界磁および外周側の磁石界磁と、これら2つの磁石界磁の間にそれぞれ間隙(エアギャップ)を設けつつ配置され、周方向に交互に配列される複数の磁極片(ポールピース)および複数の非磁性体を有する磁極片装置とを備えている(特許文献1~2参照)。そして、上記の2つの磁石界磁の有する磁石の磁束が上記の各磁極片により変調されることで高調波磁束が生じ、この高調波磁束に上記の2つの磁石界磁がそれぞれ同期することで、磁束変調型磁気歯車は動作する。
例えばこの磁束変調型磁気歯車とモータとを一体化した磁気ギアードモータでは、上記の外周側の磁石界磁を固定してステータとして機能させると共に、上記の内周側の磁石界磁を高速ロータ、上記の磁極片装置を低速ロータとして機能させる。そして、コイルの起磁力により高速ロータを回転させることで、減速比に従って低速ロータが回転するようになっている。なお、磁気ギアードモータとしては、高速ロータとステータに永久磁石を設置したタイプのものや、高速ロータにのみ永久磁石を設置したタイプのものなどが知られている。
米国特許第9425655号明細書 特許第5286373号公報
上記の外径側磁石界磁にコイルが設置された磁気歯車を用いる磁気ギアードモータや発電機などでは、外径側磁石界磁が有する複数の磁極対(以下、ステータ磁石)はコイルに近接した位置にあり、コイルで生じる熱の影響を受ける。また、ステータ磁石は、上記の磁極片装置が有する複数の磁極片にも近接しており、この磁極片での鉄損などによる熱の影響も受ける。ここで、磁極片装置と、これに径方向の外側および内側でそれぞれ隣接(対向)する2つの磁石界磁との間のエアギャップには、通常、冷却媒体(例えば空気)を供給するなどして積極的な除熱が図られる。
しかしながら、通常、ステータ磁石の温度許容値(温度スペック)はコイルのものよりも厳しい。また、エアギャップに供給された冷却媒体は、エアギャップを軸方向に沿って流されるため、エアギャップが軸方向に長いほど冷却媒体の温度が流れるに従って上昇してしまい、下流側であるほど冷却性能が低下する。このため、コイルの温度が温度許容値内にあり、余裕があるにも関わらずステータ磁石の温度がスペックオーバーとなってしまう虞がある。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、磁極対に対する冷却能力の向上が図られた磁気歯車の外径側磁石界磁を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一実施形態に係る外径側磁石界磁は、
内径側磁石界磁の外周側に周方向に沿って配置される複数の磁極片の外周側に配置される磁気歯車の外径側磁石界磁であって、
前記複数の磁極片の外周側に周方向に沿って配置される複数の磁極対と、
前記複数の磁極対を外周側から支持する支持部材と、
前記支持部材に設置されるコイルと、を備え、
前記支持部材は、
ヨーク部と、
前記ヨーク部から径方向内側に突出するティース部であって、前記コイルが巻回される鉄心部を有するティース部と、
前記ティース部の径方向内側部より周方向に延在する爪部と、を含み、
前記爪部の外周面と前記コイルの径方向内側の端面との間には空間が設けられている。
本発明の少なくとも一実施形態に係る磁気歯車は、
上記の外径側磁石界磁と、
前記外径側磁石界磁に対して内径側に配置される内径側磁石界磁と、
前記外径側磁石界磁と前記内径側磁石界磁との間に周方向に沿って配置される複数の磁極片と、を備える。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、磁極対に対する冷却能力の向上が図られた磁気歯車の外径側磁石界磁が提供される。
本発明の一実施形態に係る磁気歯車を径方向に沿った断面図である。 図1に示す磁気歯車の一部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る磁気歯車の軸方向に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係る外径側磁石界磁の一部を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る外径側磁石界磁の一部を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る外径側磁石界磁の一部を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る外径側磁石界磁の一部を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る外径側磁石界磁の一部を模式的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(磁気歯車の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る磁気歯車9の径方向cに沿った断面図である。図2は、図1に示す磁気歯車9の断面の一部拡大図である。図3は、本発明の一実施形態に係る磁気歯車9の軸方向bに沿った断面図である。なお、以下では、磁気歯車9(磁極片装置5)の回転方向に沿った方向を周方向a、磁気歯車9の回転軸に沿った方向を軸方向b、上記の周方向aおよび軸方向bに直交する方向(半径方向)を径方向cとして説明する。
磁気歯車9は、磁石による吸引力および反発力を利用して、非接触でトルクを伝達する機構を有する装置である。図1~図3に示す磁気歯車9は、磁束変調型(高調波型)であり、図示されるように、全体として円筒状(環状。以下同様)の形状を有する外径側磁石界磁1(アウターロータ)と、全体として円筒状あるいは円柱状の形状を有する内径側磁石界磁7(インナーロータ)と、全体として円筒状の形状を有する磁極片装置5(センターロータ)とを有している。そして、外径側磁石界磁1と内径側磁石界磁7との間に磁極片装置5が配置されるように、これらが同一の軸線l(同軸)上に、互いに径方向cに一定距離の間隔(エアギャップG)を空けて配置された構造を有する。すなわち、外径側磁石界磁1は、内径側磁石界磁7に対して径方向外側(外径側)に配置される。また、磁極片装置5は、内径側磁石界磁7と外径側磁石界磁1との間に配置される。そして、これらの外径側磁石界磁1、内径側磁石界磁7及び磁極片装置5は同心状に配置される。
また、上記の外径側磁石界磁1および内径側磁石界磁7は、図2に示すように、磁気歯車9の径方向cに沿って切断した断面(以下、径方向断面)において円周上に間隔(等間隔)を置いて配置された複数のN極およびS極で構成される永久磁石などの磁極対(2、71)を有している。具体的には、外径側磁石界磁1は、複数の磁極対2と、この複数の磁極対2を支持する支持部材3とを有している。そして、外径側磁石界磁1の円筒状の内周面には、複数の磁極対2が、磁極が径方向cを向く状態で、かつ周方向に沿ってN極とS極が交互に入れ替わるようにしてその全周に渡って設置される。同様に、上記の内径側磁石界磁7は、複数の内径磁極対71と、この複数の内径磁極対71を支持する円柱状の内径支持部材72とを有している。そして、内径側磁石界磁7の円筒状の外周面には、複数の内径磁極対71が、上記と同様に周方向aに沿ってその全周に渡って設置される。また、磁極片装置5は、周方向aの全周に渡って互いに間隔(等間隔)を置いて配置された複数の磁極片51(ポールピース)を有する。そして、例えば内径側磁石界磁7を回転させると、内径側磁石界磁7の磁束が磁極片装置5の磁極片51により変調され、変調された磁場と外径側磁石界磁1の作用により磁極片装置5に回転トルクが生じる。
なお、上記の磁極片装置5は、例えば図2に示すように、上記の複数の磁極片51を挟むようにして径方向cの外側および内側に配置される外周カバー部材52および内周カバー部材53を有しても良い。外周カバー部材52および内周カバー部材53は、それぞれ円筒状の形状を有する部材であり、内周カバー部材53の径は外周カバー部材52の径よりも小さい。このため、外周カバー部材52の内側に内周カバー部材53を同軸で配置すると、外周カバー部材52の内周面と内周カバー部材53の外周面との間に全周にわたって円筒状の空間が形成される。そして、この円筒状の空間に、複数の長尺の磁極片51が、その各々の長手方向が軸方向bに沿う向きで、周方向aに間隔を置いて配置される。この際、複数の磁極片51の各々の間(隣接間空間54)は、空間であっても良いし、非磁性体が設置されても良い。ただし、磁極片装置5は、上記の2つのカバー部材を有していなくても良く、複数の磁極片51の各々の間に設置された非磁性体を含んで構成されても良い。
図1~図3に示す実施形態では、磁気歯車9(磁束変調型磁気歯車)は、モータと一体化されることで、磁気ギアードモータを構成している。より詳細には、この磁気ギアードモータにおいては、外径側磁石界磁1に複数のコイル4(図2参照)を設置してステータ(固定子)とし、コイル4の起磁力により内径側磁石界磁7(高速ロータ)を回転させる。これによって、内径側磁石界磁7の有する内径磁極対71の極対数に対する外径側磁石界磁1の有する磁極対2の極対数の比で定まる減速比に従って、磁極片装置5(低速ロータ)が回転するようになっている。
なお、この磁気歯車9は、磁束変調型磁気歯車と発電機とを一体化した磁気ギアード発電機にも適用可能である。磁気ギアード発電機は、高速ロータの回転に伴って低速ロータが回転する点が磁気ギアードモータと異なるが、低速ロータ、高速ロータ、及びステータの構成については、磁気ギアードモータと同様である。
また、磁気ギアードモータには、動作時に生じる熱から上記の構成要素を保護するために例えば空気や水などの冷却媒体Cが供給される。図1~図3に示す実施形態では、図3に示すように、内径側磁石界磁7と磁極片装置5との間、および、外径側磁石界磁1と磁極片装置5との間にそれぞれエアギャップGが形成されている。そして、これらの円筒状のエアギャップGには、それぞれ、一端側から他端側に向かって流れるように冷却媒体Cとして供給されるようになっている。また、外径側磁石界磁1とその外周側に位置するハウジングHとの間に形成される間隙に対しても冷却媒体Cが同様に供給されるようになっている。なお、上記の外径側磁石界磁1とハウジングHとの間の間隙には、空気などの気体を供給しても良いし、水冷管を設置し、この水冷管に冷却水などを流通させても良い。
上述した構成を有する磁気歯車9(磁束変調型磁気歯車)において、上述した外径側磁石界磁1は、外径側磁石界磁にコイルが設置されたタイプの磁気歯車9では、外径側磁石界磁1が有する複数の磁極対2(以下、ステータ磁石)は、近接して配置されたコイル4や磁極片装置5(複数の磁極片51)などから生じる熱の影響を受ける。しかしながら、例えばステータ磁石の温度許容値の上限が110℃であり、コイルのそれが180℃などというように、ステータ磁石の温度許容値はコイル4のものよりも厳しい。また、エアギャップGに供給された冷却媒体Cは、エアギャップGを軸方向bに沿って流れるため、エアギャップGが軸方向bに長いほど冷却媒体Cの温度が流れるに従って上昇してしまい、下流側であるほど冷却性能が低下する。このため、エアギャップGに冷却媒体Cを供給して冷却を行ったとしても、コイル4の温度が温度許容値内で余裕があるにも関わらずステータ磁石の温度がスペックオーバーとなってしまう虞がある。そこで、外径側磁石界磁1を次のように構成した。
(外径側磁石界磁1の共通構成)
以下、外径側磁石界磁1について、図2および図4~図8を用いて詳細に説明する。
図4~図8は、それぞれ、本発明の一実施形態に係る外径側磁石界磁1の一部を模式的に示す断面図である。
上述したように、外径側磁石界磁1は、円筒状の内径側磁石界磁7の外周側に周方向aに沿って配置される複数の磁極片51(磁極片装置5)のさらに外周側に配置される磁石界磁(ステータ部材)である。図2および図4~図8に示すように、外径側磁石界磁1は、複数の磁極片51を有する磁極片装置5の外周側に周方向aに沿って配置(環状に配置)される複数の磁極対2と、これら複数の磁極対2を外周側から支持する支持部材3と、この支持部材3に設置されるコイル4と、を備える。
より詳細には、上記の支持部材3は、全体として円筒状の形状を有するヨーク部31と、このヨーク部31から径方向内側に突出すると共に、コイル4が巻回される鉄心部32pを有するティース部32と、このティース部32から周方向aの両側にそれぞれ延在する爪部33と、を含んでいる。そして、支持部材3の内周面3sは、ティース部32および爪部33の各々の内周面により形成されており、この内周面3sに複数の磁極対2が保持されている。
具体的には、図2および図4~図8に示す実施形態では、図4~図8に示すように、支持部材3は、その内周面3sから径方向内側に突出する複数の突出部34を有している。この突出部34は、軸方向bに沿って連続あるいは離散して設けられていても良い。そして、各磁極対2は、複数の突出部34のうちの隣り合う2つの突出部34の間のいずれかに嵌め込まれることで、支持(保持)されている。
(第1実施形態)
上述した構成を備える外径側磁石界磁1において、幾つかの実施形態では、図2、図4~図5に示すように、上記の爪部33の径方向外側を向く表面(外周面33s)と、上記のコイル4の径方向内側を向く端部の表面(端面4s)との間には空間(コイル端空間Sc)が設けられている。このコイル端空間Scは、幾つかの実施形態では、図示されるように、爪部33の外周面33sの全域にわたって設けられても良い。図2、図4~図5に示す実施形態では、図示されるように、径方向断面視において、コイル4は、周方向aを向く面であって支持部材3(鉄心部32p)と対面する内面4iで囲まれる内側空間に爪部33の外周面33sが入ることのないように、爪部33から離されて設置されている。これにより、爪部33の外周面33sの全域にわたって、コイル4の上記の端面4sが離間されている。
ただし、本実施形態に本発明は限定されない。他の幾つかの実施形態では、図4の破線で示すように、径方向断面視においてコイル4の上記の内側空間に爪部33の外周面33sの一部が収まるように爪部33に設置されているなど、爪部33の外周面33sの一部のみがコイル4の上記の端面4sから離間されていても良い。例えば、図4の破線は、径方向断面視において、コイル4の内側空間には、爪部33の根本から外周面の径方向cの長さの中央付近までの部分が収まっている。
上記の構成によれば、外径側磁石界磁1は、複数の磁極対2と、この複数の磁極対2(ステータ磁石)の支持部材3とを備えており、支持部材3が有する爪部33の外周面33sとコイル4の径方向内側を向く端面4sとの間には空間(コイル端空間Sc)が設けられている。これによって、コイル4と爪部33との接触面積を低減あるいは無くすことができ、コイル4→爪部33→磁極対2という経路で伝わる伝熱量を抑制することができる。言い換えると、主な伝熱経路がコイル4→ティース部32(鉄心部32p)→爪部33→磁極対2となるため、コイル4と磁極対2との間の熱伝導抵抗が大きくなり、コイル4から磁極対2へ伝わる伝熱量を低減することができる。また、冷却媒体Cが上記の空間を流れることができるようになるので、コイル4および支持部材3における冷却媒体Cに接する面(冷却面)を増大させることができ、外径側磁石界磁1をより冷却し易い構造にすることができる。よって、外径側磁石界磁1の磁極対2の温度が上限値を超えて上昇するような事態をより確実に防止することが可能になるなど、信頼性が向上された外径側磁石界磁1を提供することができる。
上述した実施形態において、幾つかの実施形態では、図4~図5に示すように、上述したヨーク部31と支持部材3の内周面3sとの間に周囲よりも熱伝導率が小さい低熱伝導層Lが形成されても良い。上記のコイル4と上記の複数の磁極対2とは支持部材3を介して接続されているため、支持部材3を介して、コイル4と複数の磁極対2との間で熱が伝達される。そこで、支持部材3における上記の間に、この熱の伝達経路に交差するように低熱伝導層Lを設ける。換言すれば、コイル4と複数の磁極対2との間で伝達される熱が低熱伝導層Lを必ず通過するように、低熱伝導層Lを支持部材3に対して設ける。
図4~図5に示す実施形態では、鉄心部32pを含むように低熱伝導層Lが形成されている。より詳細には、低熱伝導層Lは、鉄心部32pの表面における、コイル4の内側空間(前述)に収容されていない位置同士を結ぶように設けられている。これによって、低熱伝導層Lの面積が小さくなるように図ることが可能となる。
ただし、この実施形態に本発明は限定されない。他の幾つかの実施形態では、鉄心部32p以外に低熱伝導層Lが設けられても良い。具体的には、低熱伝導層Lを、ティース部32における鉄心部32pを含む部分あるいは鉄心部32p以外を含む部分と爪部33との両方に渡って設けても良い。例えば、図4の破線のようにコイル4が設置されている場合には、低熱伝導層Lは、爪部33におけるコイル端空間Scを形成する外周面33sを結ぶように設けられる。
上記の構成によれば、コイル4と各磁極対2との間の熱経路上には、低熱伝導層Lが設けられている。これによって、支持部材3を介したコイル4の熱が磁極対2に伝わりにくくすることができ、温度許容値が相対的に緩やかなコイル4よりも、温度許容値が相対的に厳しい磁極対2を優先して保護することで、外径側磁石界磁1の磁極対2の熱に対する保護をより確実に行うことができる。
上述した低熱伝導層Lは、支持部材3を例えば2つなどの複数に分割し、その接合面に形成しても良い。具体的には、幾つかの実施形態では、図4~図5に示すように、支持部材3は、少なくとも上記のヨーク部31を有する外周側支持部材3aと、この外周側支持部材3aの内周側に支持される内周側支持部材3bであって、少なくとも爪部33の一部を有する内周側支持部材3bと、を接合して構成するようになっていても良い。この場合において、低熱伝導層Lは、上記の外周側支持部材3aと上記の内周側支持部材3bとの間に形成される。
図4~図5に示す実施形態では、支持部材3は、鉄心部32pにおけるコイル4の内側空間(前述)に収容されていない位置で2つに分割された外周側支持部材3aと内周側支持部材3bとを接合して形成されている。
そして、図4に示す実施形態では、外周側支持部材3aと内周側支持部材3bとが、低熱伝導層Lを構成することが可能な接着剤で接合されることで、支持部材3に低熱伝導層Lが形成されている。他方、図5に示す実施形態では、外周側支持部材3aと内周側支持部材3bとがそれぞれ嵌合部を有しており、低熱伝導層Lを構成することが可能な部材を介在させた状態で嵌合されることで、支持部材3に低熱伝導層Lが形成されている。
上記の構成によれば、支持部材3は、外周側支持部材3aと内周側支持部材3bとで形成されており、低熱伝導層Lはこれらの接合部の間に設けられる。これによって、外径側磁石界磁1に対して低熱伝導層Lを、容易に適切に形成することができる。
(第2実施形態)
また、上述した構成を備える外径側磁石界磁1において、幾つかの実施形態では、図6~図8に示すように、外径側磁石界磁1が有する複数の磁極対2の各々の外周面2sと、支持部材3の内周面3sにおける、上記の複数の磁極対2の各々の外周面2sに対向する対向面3cとの間の少なくとも一部には、軸方向bに沿った空間(磁石側空間Sm)が形成されている。この磁石側空間Smは、外径側磁石界磁1の軸方向bの全長に渡って形成されている。
より具体的には、上記の磁石側空間Smは、幾つかの実施形態では、図6に示すように、支持部材3の対向面3cに軸方向bに沿って延在する支持部材側凹部3dによって形成されても良い。他の幾つかの実施形態では、図7に示すように、上記の磁石側空間Smは、支持部材3の対向面3cに軸方向bに沿って延在する磁極対側凹部2dによって形成されても良い。その他の幾つかの実施形態では、上記の磁石側空間Smは、上記の支持部材側凹部3dおよび磁極対側凹部2dの両方によって形成されても良い。
あるいは、その他の幾つかの実施形態では、図8に示すように、上記の磁石側空間Smは、支持部材3によって、外径側磁石界磁1の磁極対2が、支持部材3の対向面3c(内周面3s)から周方向aに亘って一定距離だけ離間して保持されることによって形成されても良い。図8に示す実施形態では、各磁極対2の径方向cの長さが、図6~図7のものよりも短くなっている。そして、各磁極対2が、上述したように互いに隣接する2つの突出部34で保持される際に、磁極片装置5側に寄せた状態で保持されることで、上記の磁石側空間Smが形成されている。
上記の構成によれば、外径側磁石界磁1の磁極対2(磁石)と、この磁極対2を支持する支持部材3との間に空間(磁石側空間Sm)を設ける。これによって、コイル4と磁極対2と間の熱伝導抵抗をより大きくすることができ、コイル4から磁極対2へ伝わる伝熱量を低減することができる。また、例えば冷却空気などの冷却媒体Cが上記の空間を通るようにすることができるので、外径側磁石界磁1の磁極対2の冷却面を増大させることができ、その冷却能力を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えば、外径側磁石界磁1は、上述したコイル端空間Scおよび磁石側空間Smを備えても良い。
(付記)
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る外径側磁石界磁(1)は、
内径側磁石界磁(7)の外周側に周方向(a)に沿って配置される複数の磁極片(51)の外周側に配置される磁気歯車(9)の外径側磁石界磁(1)であって、
前記複数の磁極片(51)の外周側に周方向(a)に沿って配置される複数の磁極対(2)と、
前記複数の磁極対(2)を外周側から支持する支持部材(3)と、
前記支持部材(3)に設置されるコイル(4)と、を備え、
前記支持部材(3)は、
ヨーク部(31)と、
前記ヨーク部(31)から径方向(c)内側に突出するティース部(32)であって、前記コイル(4)が巻回される鉄心部(32p)を有するティース部(32)と、
前記ティース部(32)の径方向(c)内側部より周方向(a)に延在する爪部(33)と、を含み、
前記爪部(33)の外周面と前記コイル(4)の径方向(c)内側の端面との間には空間が設けられている。
上記(1)の構成によれば、外径側磁石界磁(1)は、複数の磁極対(2)(ステータ磁石)と、この複数の磁極対(2)の支持部材(3)とを備えており、支持部材(3)が有する爪部(33)の外周面とコイル(4)の径方向(c)内側を向く端面との間には空間が設けられている。これによって、コイル(4)と爪部(33)との接触面積を低減あるいは無くすことができ、コイル(4)→爪部(33)→磁極対(2)という経路で伝わる伝熱量を抑制することができる。言い換えると、主な伝熱経路がコイル(4)→ティース部(32)(鉄心部(32p))→爪部(33)→磁極対(2)となるため、コイル(4)と磁極対(2)との間の熱伝導抵抗が大きくなり、コイル(4)から磁極対(2)へ伝わる伝熱量を低減することができる。また、冷却媒体(C)が上記の空間を流れることができるようになるので、コイル(4)および支持部材(3)における冷却媒体(C)に接する面(冷却面)を増大させることができ、外径側磁石界磁(1)をより冷却し易い構造にすることができる。よって、外径側磁石界磁(1)の磁極対(2)の温度が上限値を超えて上昇するような事態をより確実に防止することが可能になるなど、信頼性が向上された外径側磁石界磁(1)を提供することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記ヨーク部(31)と前記支持部材(3)の内周面との間に周囲よりも熱伝導率が小さい低熱伝導層(L)が形成される。
上記(2)の構成によれば、コイル(4)と各磁極対(2)との間の熱経路上には、低熱伝導層(L)が設けられている。これによって、支持部材(3)を介したコイル(4)の熱が磁極対(2)に伝わりにくくすることができ、温度許容値が相対的に緩やかなコイル(4)よりも、温度許容値が相対的に厳しい磁極対(2)を優先しつつ、熱に対する保護することで、外径側磁石界磁(1)の磁極対(2)の熱に対する保護をより確実に行うことができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)の構成において、
前記支持部材(3)は、
少なくとも前記ヨーク部(31)を有する外周側支持部材(3a)と、
前記外周側支持部材(3a)の内周側に支持される内周側支持部材(3b)であって、少なくとも前記爪部(33)の一部を有する内周側支持部材(3b)と、を含み、
前記低熱伝導層(L)は、前記外周側支持部材(3a)と前記内周側支持部材(3b)との間に形成される。
上記(3)の構成によれば、支持部材(3)は、外周側支持部材(3a)と内周側支持部材(3b)とで形成されており、低熱伝導層(L)はこれらの接合部の間に設けられる。これによって、外径側磁石界磁(1)に対して低熱伝導層(L)を、容易に適切に形成することができる。
(4)本発明の少なくとも一実施形態に係る外径側磁石界磁(1)は、
内径側磁石界磁(7)の外周側に周方向(a)に沿って配置される複数の磁極片(51)の外周側に配置される磁気歯車(9)の外径側磁石界磁(1)であって、
前記複数の磁極片(51)の外周側に周方向(a)に沿って配置される複数の磁極対(2)と、
前記複数の磁極対(2)を外周側から支持する支持部材(3)と、を備え、
前記複数の磁極対(2)の各々の外周面と、前記支持部材(3)の内周面における、前記複数の磁極対(2)の各々の外周面に対向する対向面との間の少なくとも一部には、軸方向(b)に沿った空間が形成されている。
上記(4)の構成によれば、外径側磁石界磁(1)の磁極対(2)と、この磁極対(2)を支持する支持部材(3)との間に空間を設ける。これによって、コイル(4)と磁極対(2)と間の熱伝導抵抗をより大きくすることができ、コイル(4)から磁極対(2)へ伝わる伝熱量を低減することができる。また、例えば冷却空気などの冷却媒体(C)が上記の空間を通るようにすることができるので、外径側磁石界磁(1)の磁極対(2)の冷却面を増大させることができ、その冷却能力を向上させることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、
前記空間は、前記支持部材(3)の前記対向面に軸方向(b)に沿って延在する支持部材(3)側凹部によって形成されている。
上記(5)の構成によれば、上記の空間は、支持部材(3)側に形成された凹部溝によって設けられる。これによって、上記の空間を適切に設けることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(4)~(5)の構成において、
前記空間は、前記磁極対(2)の各々の前記外周面に軸方向(b)に沿って延在する磁極対(2)側凹部によって形成されている。
上記(6)の構成によれば、上記の空間は、外径側磁石界磁(1)の磁極対(2)側に形成された凹部によって設けられる。これによって、上記の空間を適切に設けることができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、
前記空間は、前記支持部材(3)によって、前記磁極対(2)が、前記支持部材(3)の前記対向面から周方向(a)に亘って一定距離だけ離間して保持されることによって形成されている。
上記(7)の構成によれば、上記の空間は、保持部によって、互いに対向する保持部の内周面と外径側磁石界磁(1)の磁極対(2)の外周面とが離間して保持されることで設けられる。これによって、上記の空間を適切に設けることができる。
(8)本発明の少なくとも一実施形態に係る磁気歯車(9)は、
上記(1)~(7)のいずれか1項に記載の外径側磁石界磁(1)と、
前記外径側磁石界磁(1)に対して内径側に配置される内径側磁石界磁(7)と、
前記外径側磁石界磁(1)と前記内径側磁石界磁(7)との間に周方向(a)に沿って配置される複数の磁極片(51)と、を備える。
上記(8)の構成によれば、例えば磁気ギアードモータなど、磁気歯車(9)は上述した外径側磁石界磁(1)を備える。これによって、上記(1)~(7)と同様の効果を奏する。
1 外径側磁石界磁
2 磁極対
2s 磁極対の外周面
2d 磁極対側凹部
3 支持部材
3s 支持部材の内周面
3c 支持部材の磁極対に対する対向面
31 ヨーク部
32 ティース部
32p 鉄心部
33 爪部
33s 爪部の外周面
34 突出部
3a 外周側支持部材
3b 内周側支持部材
3d 支持部材側凹部
4 コイル
4s コイルの端面
4i コイルの内面
5 磁極片装置
51 磁極片
52 外周カバー部材
53 内周カバー部材
54 隣接間空間
7 内径側磁石界磁
71 内径磁極対
72 内径支持部材
9 磁気歯車
Sc コイル端空間
Sm 磁石側空間
L 低熱伝導層
C 冷却媒体
G エアギャップ
H ハウジング
l 軸線
a 周方向
b 軸方向
c 径方向

Claims (6)

  1. 内径側磁石界磁の外周側に周方向に沿って配置される複数の磁極片の外周側に配置される磁気歯車の外径側磁石界磁であって、
    前記複数の磁極片の外周側に周方向に沿って配置される複数の磁極対と、
    前記複数の磁極対を外周側から支持する支持部材と、
    前記支持部材に設置されるコイルと、を備え、
    前記支持部材は、
    ヨーク部と、
    前記ヨーク部から径方向内側に突出するティース部であって、前記コイルが巻回される鉄心部を有するティース部と、
    前記ティース部の径方向内側部より周方向に延在する爪部と、を含み、
    前記爪部の外周面と前記コイルの径方向内側の端面との間には空間が設けられ
    前記支持部材は、
    少なくとも前記ヨーク部を有する外周側支持部材と、
    前記外周側支持部材の内周側に支持されると共に前記外周側支持部材とは別体の内周側支持部材であって、少なくとも前記爪部の一部を有する内周側支持部材と、
    を含み、
    前記外周側支持部材と前記内周側支持部材の間に介在すると共に、周囲よりも熱伝導率が小さい低熱伝導層が形成され、
    前記低熱伝導層は、前記コイルの少なくとも一部よりも径方向内側に位置する
    外径側磁石界磁。
  2. 内径側磁石界磁の外周側に周方向に沿って配置される複数の磁極片の外周側に配置される磁気歯車の外径側磁石界磁であって、
    前記複数の磁極片の外周側に周方向に沿って配置される複数の磁極対と、
    前記複数の磁極対を外周側から支持する支持部材と、を備え、
    前記複数の磁極対の各々の外周面と、前記支持部材の内周面における、前記複数の磁極対の各々の外周面に対向する対向面との間の少なくとも一部には、軸方向に沿った空間が形成されており、前記磁気歯車に供給された冷却媒体が前記空間に流通可能となっている外径側磁石界磁。
  3. 前記空間は、前記支持部材の前記対向面に軸方向に沿って延在する支持部材側凹部によって形成されている請求項に記載の外径側磁石界磁。
  4. 前記空間は、前記磁極対の各々の前記外周面に軸方向に沿って延在する磁極対側凹部によって形成されている請求項またはに記載の外径側磁石界磁。
  5. 前記空間は、前記支持部材によって、前記磁極対が、前記支持部材の前記対向面から周方向に亘って一定距離だけ離間して保持されることによって形成されている請求項に記載の外径側磁石界磁。
  6. 請求項1~のいずれか1項に記載の外径側磁石界磁と、
    前記外径側磁石界磁に対して内径側に配置される内径側磁石界磁と、
    前記外径側磁石界磁と前記内径側磁石界磁との間に周方向に沿って配置される複数の磁極片と、を備える磁気歯車。
JP2020009607A 2020-01-24 2020-01-24 外径側磁石界磁及び磁気歯車 Active JP7413042B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020009607A JP7413042B2 (ja) 2020-01-24 2020-01-24 外径側磁石界磁及び磁気歯車
PCT/JP2021/001855 WO2021149722A1 (ja) 2020-01-24 2021-01-20 外径側磁石界磁及び磁気歯車
US17/794,069 US20230049224A1 (en) 2020-01-24 2021-01-20 Outer diameter side magnet field and magnetic gear
EP21744143.5A EP4080740A4 (en) 2020-01-24 2021-01-20 MAGNETIC FIELD SIDE OUTER DIAMETER AND MAGNETIC GEAR
CN202180009719.XA CN115004522A (zh) 2020-01-24 2021-01-20 外径侧励磁磁铁及磁性齿轮

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020009607A JP7413042B2 (ja) 2020-01-24 2020-01-24 外径側磁石界磁及び磁気歯車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021118591A JP2021118591A (ja) 2021-08-10
JP7413042B2 true JP7413042B2 (ja) 2024-01-15

Family

ID=76992858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020009607A Active JP7413042B2 (ja) 2020-01-24 2020-01-24 外径側磁石界磁及び磁気歯車

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230049224A1 (ja)
EP (1) EP4080740A4 (ja)
JP (1) JP7413042B2 (ja)
CN (1) CN115004522A (ja)
WO (1) WO2021149722A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220080503A (ko) * 2020-12-07 2022-06-14 현대자동차주식회사 마그네틱 기어

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5286373B2 (ja) 2011-01-28 2013-09-11 株式会社日立製作所 磁気歯車
JP2015027234A (ja) 2013-07-29 2015-02-05 株式会社安川電機 リニアモータ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252079A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd 同期電動機
GB2437568B (en) * 2006-04-24 2009-02-11 Univ Sheffield Electrical machines
GB0808524D0 (en) 2008-05-12 2008-06-18 Magnomatics Ltd Magnetic pole-piece structure
DE102011121042A1 (de) * 2011-12-14 2012-06-21 Daimler Ag Kühlanordnung für eine elektrische Maschine
GB2545154B (en) * 2015-08-24 2021-12-01 Magnomatics Ltd Magnetically geared apparatus and a pole piece for such apparatus
EP3208913A1 (de) * 2016-02-22 2017-08-23 Siemens Aktiengesellschaft Läufer einer permanenterregten dynamoelektrischen rotatorischen maschine und deren verwendung
DE102018110151A1 (de) * 2018-04-26 2019-10-31 Linz Center Of Mechatronics Gmbh Elektrische Maschine mit Elektromotor und Magnetgetriebe
JP2020009607A (ja) 2018-07-06 2020-01-16 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5286373B2 (ja) 2011-01-28 2013-09-11 株式会社日立製作所 磁気歯車
JP2015027234A (ja) 2013-07-29 2015-02-05 株式会社安川電機 リニアモータ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021149722A1 (ja) 2021-07-29
EP4080740A1 (en) 2022-10-26
US20230049224A1 (en) 2023-02-16
EP4080740A4 (en) 2023-06-21
CN115004522A (zh) 2022-09-02
JP2021118591A (ja) 2021-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2894788C (en) Permanent magnet machine with segmented sleeve for magnets
JP4999990B2 (ja) 回転電動機およびそれを用いた送風機
JP5539191B2 (ja) 磁気誘導子型回転機およびそれを用いた流体移送装置
JP4675019B2 (ja) 環状巻線を備えたハイブリッド同期モータ
US7411330B2 (en) Rotating electric machine
JP2000209825A (ja) 永久磁石発電機
WO2015045517A1 (ja) 磁気誘導子型電動機
JP7413042B2 (ja) 外径側磁石界磁及び磁気歯車
CN104508953B (zh) 包括两个磁性轴承电机的致动器
JP6358158B2 (ja) 回転電機
JP4751135B2 (ja) 誘導子型発電・駆動両用モータおよびそれを備えた自動車
WO2021149720A1 (ja) 磁極片装置、磁気歯車、磁気ギアードモータ並びに磁気ギアード発電機
TW202203556A (zh) 電動機
JP6796095B2 (ja) 回転電機の冷却構造、および回転電機
JP2010141991A (ja) 回転モーター
WO2018131197A1 (ja) モータ
JP2019146387A (ja) 回転電機の冷却構造、および回転電機
JP2012244704A (ja) 外転型の電動機
JP7412568B2 (ja) 磁束変調型磁気歯車
WO2024070366A1 (ja) 磁気ギヤード電気機械
JP2005295766A (ja) アキシャルギャップ電動機のロータ構造
JP5691930B2 (ja) 回転電機
WO2023281898A1 (ja) 回転電機
JP2018121407A (ja) アウターロータ型の回転電機
JP2005176559A (ja) 車両用電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7413042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150