JP7412778B2 - レールエンドキャップ装置 - Google Patents

レールエンドキャップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7412778B2
JP7412778B2 JP2021124472A JP2021124472A JP7412778B2 JP 7412778 B2 JP7412778 B2 JP 7412778B2 JP 2021124472 A JP2021124472 A JP 2021124472A JP 2021124472 A JP2021124472 A JP 2021124472A JP 7412778 B2 JP7412778 B2 JP 7412778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
swinging
swinging flap
pivot shaft
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021124472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023019602A (ja
Inventor
宏直 小西
Original Assignee
株式会社日中製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日中製作所 filed Critical 株式会社日中製作所
Priority to JP2021124472A priority Critical patent/JP7412778B2/ja
Publication of JP2023019602A publication Critical patent/JP2023019602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7412778B2 publication Critical patent/JP7412778B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

本発明は、カーテンレールの端部に配置されるレールエンドキャップ装置に関する。
カーテンレールの端部には、カーテンレールからのランナーの脱落防止、最端のランナーの収納等の目的のためにレールエンドキャップ装置が配置されている。そしてこのレールエンドキャップ装置は、カーテンレールへのランナーの増減をするためにランナーの出し入れが可能な構造になっている。
この種のレールエンドキャップ装置の従来技術は、特許文献1に開示されているように、カーテンレールの端部を左右両側から挟持する挟持片部とこれら挟持片部からカーテンレールの延長方向へ延出する延長片部とを有して形成された左右一対のサイドプレートと、前記左右一対のサイドプレートにおけるカーテンレールから遠い端部間に架設された揺動軸と、前記左右一対のサイドプレートの対向間に収容されて、且つ前記揺動軸を支点にしてカーテンレールに近い端部をレール合致レベルとその上方のランナー出し入れレベルとの間で上下揺動自在に保持された揺動フラップと、前記左右一対のサイドプレートにおける少なくとも延長片部同士をカーテンレールの幅方向で連結するスペーサプレートと、前記揺動フラップに対して前記揺動軸よりも下方へ突出して設けられて当該揺動フラップの揺動と一体で前記揺動軸のまわりに揺動するカーテン吊り下げ用のエンドフックと、を有しており、前記揺動フラップは、カーテンレールに近い端部から前記揺動軸にわたってカーテンレールのレール中央溝と同じ間隔でランナー収容溝を形成させつつ対向配置された左右一対のレール部を有している(特許請求の範囲)。
そして前記従来技術は、ランナーを出し入れする下向き開口部を揺動フラップで閉鎖する状態にして延長レールを形成するようにしており、この、揺動フラップを閉鎖姿勢に保持するのに、揺動軸に嵌装したコイルバネで揺動フラップを閉鎖方向に弾圧し、開口部の周囲で揺動フラップの先端を受持するように構成されている。
特許第6105216号公報
前記従来技術は、揺動フラップをコイルバネで閉鎖方向に弾圧しているので、揺動フラップを簡単に閉鎖姿勢に維持でき、ランナーの出し入れ時にエンドフックを手動操作して開放動作も容易にできるが、揺動フラップを開放したままにするには、エンドフックを片手で操作し続けなくてはならなく、ランナーの出し入れがやり難いものとなっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにしたレールエンドキャップ装置を提供することを目的とする。
本発明は、開放維持手段によって揺動フラップを出入口開放姿勢に保持できるようにしたレールエンドキャップ装置を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、左右一対のレール面Laを有するカーテンレールLの端部に嵌合する嵌合部3Aと、この嵌合部3Aの後下方に形成されていてランナーRを出し入れする出入口3Bとを形成したキャップ本体3と、
このキャップ本体3に基部4aが枢支軸5を介して揺動自在に枢支されていて、前記出入口3Bを閉鎖して上面側に左右一対の延長レール面4Lを形成する出入口閉鎖姿勢αから出入口3Bを開放する出入口開放姿勢βまで揺動可能な揺動フラップ4と、
この揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αに保持する閉鎖手段7とを有しており、
前記揺動フラップ4の基部4a側に揺動フラップ4を揺動操作する操作部Sを設けているレールエンドキャップ装置であって、
前記揺動フラップ4を上方揺動して出入口開
放姿勢βにしたときにその姿勢を保持する開放維持手段8を設けていることを特徴とする。
本発明によれば、開放維持手段8によって揺動フラップ4を出入口開放姿勢βに保持することができ、手で保持する必要がないので、揺動フラップ4に妨害されることなくランナーRの出し入れができる。
本発明の第1実施形態を示す全体の断面側面図である。 全体の側面図である。 全体の斜視図である。 要部の断面側面図である。 揺動フラップ及び押圧具の正面図である。 揺動フラップ及び押圧具の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す要部の断面側面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部の断面側面図である。 本発明の第4実施形態を示す要部の断面側面図である。 本発明の第5実施形態を示す要部の断面側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1~6に示す第1実施形態において、レールエンドキャップ装置1AはカーテンレールLの端部に嵌合装着されている。
図1~3において、カーテンレールLはレール中央溝Lbを挟んで左右一対のレール面Laを有する断面門形のレールであり、左右側面の上部に係合凹部Lcを有しており、これに懸架されるランナーRは、上部にレール面Laを転動する走行輪Raを有し、下端に吊り金具Rbを設けた脚部Rcがレール中央溝Lb内を移動する。
図1~4において、レールエンドキャップ装置1Aは、天壁3a、左右側壁3b及び背壁3cを有する箱形状のキャップ本体3と、キャップ本体3の後下部に枢支軸5を介して揺動自在に枢支された揺動フラップ4と、キャップ本体3の後部に配置されていて揺動フラップ4の基部4aに向けて弾圧される押圧体11を有する押圧具6とを備えている。
前記キャップ本体3は、左右側壁3bの下端に左右対抗内向きに突出した受け部3dが形成されており、天壁3a、左右側壁3b及び受け部3dの先端部が断面門形のカーテンレールLの端部の上面、左右側面及び底面に嵌合する嵌合部3Aとなっている。
前記嵌合部3Aの左右側面の上部には係止ネジ24が螺合されており、この係止ネジ24の先端gがカーテンレールLの係合凹部Lcに係合して両者の嵌合結合を強固にしている。
天壁3aの中途部には下方に切起こした止め部25が形成されており、この止め部25にカーテンレールLの端面が当接することにより、カーテンレールLとキャップ本体3の嵌合位置は設定される。
キャップ本体3の左右各受け部3dは側壁3bの全長に亘って形成されており、嵌合部3Aを形成する前部分は広幅であり、後部分は前部分より狭幅になっており、広幅前部分は嵌合部3Aの後端より後方まで、即ち、止め部25と前後方向でオーバーラップする位置まで形成されており、広幅前部分の後端は揺動フラップ4の先端を下向き移動したときに当たる当たり16となっている。この当たり16より後方が狭幅後部分であり、この幅を狭くすることにより、左右受け部3dの間でかつ当たり16より後方に、ランナーRを出し入れするための出入口3Bを形成している。
なお、左右受け部3dは当たり16より後方部分の幅は狭くなっているが、揺動フラップ4の左右側縁、少なくとも側縁の基部4a近傍部分が当接可能になっており、受け部3dによる揺動フラップ4の保持強度は確保されている。
即ち、キャップ本体3には、左右一対のレール面Laを有するカーテンレールLの端部に嵌合する嵌合部3Aと、この嵌合部3Aの後下部にランナーRを出し入れする出入口3
Bとが形成されている。
キャップ本体3の左右側壁3bの後下部に枢支軸5が水平状に支持されていて、この枢支軸5に揺動フラップ4の基部4aが枢支されており、揺動フラップ4は、先端が当たり16に当接して略水平姿勢で出入口3Bを閉鎖する出入口閉鎖姿勢αから、先端がキャップ本体3の天壁3aに近接して前上向き傾斜姿勢で出入口3Bを開放する出入口開放姿勢βまで揺動可能になっている。
揺動フラップ4は基部4aから左右一対の架橋部4Aを突出しており、この左右一対の架橋部4Aの上面側は、出入口閉鎖姿勢αにしたとき、カーテンレールLの左右一対のレール面Laの延長となる延長レール面4Lが形成されている。揺動フラップ4の左右架橋部4Aの間はカーテンレールLのレール中央溝Lbの延長溝となる。
前記揺動フラップ4は、基部4aの軸方向中央に下方へ突出した操作部Sが形成されており、この操作部Sは指で摘まみ可能であって、指で摘まんで枢支軸5回りに回動することにより、揺動フラップ4を揺動操作することができる。
前記操作部Sと略反対側の基部4aの上面側には山形形状の姿勢設定突起Pが形成され、突起であるが故にその周方向両側に凹み(谷部)が形成されている。山形の両側の凹みは押圧体11の突出部11aが突入し、揺動フラップ4の揺動を規制する。
前記山形の姿勢設定突起Pは、凹み(谷部)を形成するという概念のほかに、山形の2面を形成するという概念もあり、山の斜面が突出部11aと面当たりして、枢支軸5の周方向における揺動フラップ4の移動が規制されるとも言える。この姿勢設定突起Pは枢支軸5の軸方向に長く、操作部Sより長く形成されている。
前記押圧具6は、枢支軸5の直上に配置されかつ枢支軸5に向かって対向する押圧体11と、この押圧体11を揺動フラップ4の基部4aに向けて弾圧する付勢部材(2本のコイルバネ)12とを有している。
押圧体11は左右側部に左右方向弾性変形可能な係合突起31が形成され、左右側壁3bに形成した長溝32に係合して昇降が案内されており、背壁3cの内面に昇降可能に添接されかつ左右側壁3bから切起こしたガイド片21によって前後位置が案内されている。
押圧体11の下部には山形形状(実施形態では略直角形の角部)の突出部11aが形成され、この突出部11aの傾斜面の2面又は1面が基部4aの凹み(谷部)と係合可能になっている。
前記押圧体11の突出部11aは、揺動フラップ4を揺動するために基部4aを回動するとき、山形の姿勢設定突起Pによって付勢部材12に抗して上動し、姿勢設定突起Pの通過後にその前後の凹みに付勢部材12の付勢力を受けて弾圧される。
揺動フラップ4を上昇揺動して出入口開放姿勢βにしたとき、突出部11aは姿勢設定突起Pの上側の凹みに係合し、上側(前側)の傾斜面と当接し、揺動フラップ4の下降揺動を規制することになる。
従って、前記姿勢設定突起Pの上側の傾斜面は、押圧体11と係合して揺動フラップ4を出入口開放姿勢βに保持する押圧開放受け部Aとなる。そして、前記姿勢設定突起Pの押圧開放受け部Aや押圧具6の押圧体11等によって、揺動フラップ4を上方揺動して出入口開放姿勢βにしたときにその姿勢を保持する開放維持手段8が構成される。
これに対して、揺動フラップ4を下降揺動して出入口閉鎖姿勢αにしたとき、突出部11aは姿勢設定突起Pの下側の凹みに係合し、下側(後側)の傾斜面と当接し、揺動フラップ4の上昇揺動を規制することになる。
従って、前記姿勢設定突起Pの下側(後側)の傾斜面は、押圧体11と係合して揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αに保持する押圧閉鎖受け部Bとなる。そして、前記姿勢設定突起Pの押圧閉鎖受け部Bや押圧具6の押圧体11等によって、揺動フラップ4を下降揺動して出入口閉鎖姿勢αにしたときにその姿勢を保持する閉鎖手段7が構成される。
前記閉鎖手段7及び開放維持手段8は、押圧具6の押圧体11及び基部4aの姿勢設定突起Pを共通利用し、姿勢設定突起Pの2傾斜面を役割分担しているので、構成が簡単で安価に製作できる。
しかし、押圧体11及び姿勢設定突起Pで開放維持手段8のみを構成し、閉鎖手段7は枢支軸5に揺動フラップ4を下降方向に付勢するコイルバネを設けることにより構成してもよい。
図7は第2実施形態のレールエンドキャップ装置1Bを示しており、前記第1実施形態の閉鎖手段7及び開放維持手段8を変形している。
前記押圧具6は、枢支軸5の直上に配置された押圧体11が球体であり、付勢部材(コイルバネ)12は球体を前上から直接弾下しており、押圧体11及び付勢部材12を保持するケース26が背壁3cの内面とガイド片21とによって保持されている。
基部4aの上面側には山形形状の姿勢設定突起Pが周方向前後2山形成され、前姿勢設定突起PFの前側(上側)の凹みが押圧体11と前後2点で当接する押圧開放受け部Aとなり、開放維持手段8を構成し、前後姿勢設定突起PF、PRの間の凹みが押圧体11と前後2点で当接する押圧閉鎖受け部Bとなり、閉鎖手段7を構成する。球体製の押圧体11は枢支軸5の軸方向に複数配置してもよい。
前記第2実施形態の押圧体11は、基部4aの上面側前後2つの凹みに択一的に係合して、球体が凹み内の前後2点で当接して、揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αと出入口開放姿勢βに保持でき、構成が簡単になりかつ安価に製作できる。
また、球体の押圧体11及び1山の姿勢設定突起Pで開放維持手段8のみを構成し、閉鎖手段7は枢支軸5に揺動フラップ4を下降方向に付勢するコイルバネを設けることにより構成してもよい。
図8は第3実施形態のレールエンドキャップ装置1Cを示しており、前記第1実施形態の閉鎖手段7及び開放維持手段8を変形している。
押圧具6の押圧体11はキャップ本体3の背壁3cに設けられた板バネであり、この板バネの自由端側をくの字状に屈曲して、枢支軸5に向けて対向する山形形状の突出部11aが形成されている。
基部4aの上面側には山形形状の姿勢設定突起Pとその周方向前後の凹みとが形成されており、姿勢設定突起Pの前側(上側)の凹みが押圧体11の突出部11aと前後2面で当接する押圧開放受け部Aとなり、これが開放維持手段8を構成し、姿勢設定突起Pの後側の凹みが押圧体11の突出部11aと前後2面で当接する押圧閉鎖受け部Bとなり、これが閉鎖手段7を構成する。
前記第3実施形態の板バネ製の押圧体11の突出部11aは、基部4aの上面側前後2つの凹み(押圧開放受け部A及び押圧閉鎖受け部B)に択一的に係合して、突出部11aの山面が凹み内の前後2面で当接して、揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αと出入口開放姿勢βに保持でき、構成が簡単になりかつ安価に製作できる。
また、板バネ製の押圧体11及びひとつの凹みの押圧開放受け部Aで開放維持手段8のみを構成し、後側の凹みは割愛し、閉鎖手段7を枢支軸5に揺動フラップ4を下降方向に付勢するコイルバネを設けることにより構成してもよい。
図9は第4実施形態のレールエンドキャップ装置1Dを示しており、前記第1実施形態の閉鎖手段7及び開放維持手段8を変形している。
開放維持手段8は、揺動フラップ4の先端とキャップ本体3の天壁3aに下向きに切起こした取付片28とに設けた1組の磁着部材15で構成されている。1組の磁着部材15は1個のマグネットと鉄板または2個のマグネットで構成されている。
閉鎖手段7は、揺動フラップ4の先端下面と出入口3Bの周囲とに設けた1組の磁着部材15で構成されている。また、この閉鎖手段7は、閉鎖手段7を枢支軸5に揺動フラップ4を下降方向に付勢するコイルバネを設けることにより構成してもよい。
なお、揺動フラップ4の先端にマグネットを設けてその両端を揺動フラップ4の上下面から露出し、取付片28に設けた鉄板と出入口3Bの周囲とに設けた鉄板とに択一的に磁着させるように構成してもよい。
図10は第5実施形態のレールエンドキャップ装置1Eを示しており、前記第1実施形態の閉鎖手段7及び開放維持手段8を変形している。但し、閉鎖手段7は、枢支軸5に揺動フラップ4を下降方向に付勢するコイルバネ29を設けることにより構成している。
開放維持手段8は、揺動フラップ4の先端にガイドピン17を設け、キャップ本体3の左右側壁3bに、ガイドピン17を案内する円弧溝形状のピンガイド19を形成するとともに、枢支軸5の両端を支持しながら前後移動を許容する長穴形状の軸受部18を形成している。
そして、前記ピンガイド19の上部はL字形状に形成され、枢支軸5を軸受部18の前部に移動したときにピンガイド19の円弧溝形状部分から離脱して入り込む上位維持部20が形成されている。
従って、揺動フラップ4はガイドピン17がピンガイド19の円弧溝形状部分にあるときは枢支軸5を中心として上下揺動可能であり、閉鎖手段7のコイルバネ29によって下向きに付勢され、当たり16に当接して出入口閉鎖姿勢αに保持される。
揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αから上動して、ガイドピン17をピンガイド19の上部の上位維持部20に係合すると、揺動フラップ4は出入口開放姿勢βとなり、かつその姿勢が上位維持部20によって保持される。
前述した第1~5実施形態においては、左右一対のレール面Laを有するカーテンレールLの端部に嵌合する嵌合部3Aと、この嵌合部3Aの後下方に形成されていてランナーRを出し入れする出入口3Bとを形成したキャップ本体3と、このキャップ本体3に基部4aが枢支軸5を介して揺動自在に枢支されていて、前記出入口3Bを閉鎖して上面側に左右一対の延長レール面4Lを形成する出入口閉鎖姿勢αから出入口3Bを開放する出入口開放姿勢βまで揺動可能な揺動フラップ4と、この揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αに保持する閉鎖手段7とを有しており、前記揺動フラップ4の基部4a側に揺動フラップ4を揺動操作する操作部Sを設けているレールエンドキャップ装置であって、前記揺動フラップ4を上方揺動して出入口開放姿勢βにしたときにその姿勢を保持する開放維持手段8を設けている。
この構成によって、操作部Sを介して揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αから出入口開放姿勢βへ上昇揺動させると、揺動フラップ4は開放維持手段8によって出入口開放姿勢βに保持され、その状態でランナーRの出し入れができる。揺動フラップ4の出入口開放姿勢βの保持状態維持に手操作を必要としなく、揺動フラップ4の下降揺動もないので、揺動フラップ4に妨害されることなく、ランナーRの出し入れが容易にできる。
また、前記実施形態においては、前記開放維持手段8は、揺動フラップ4の基部4aに向けて弾圧される押圧体11と、揺動フラップ4の基部4aに形成されていて押圧体11と係合して揺動フラップ4を出入口開放姿勢βに保持する押圧開放受け部Aとを有する。
この構成によって、開放維持手段8を簡単に製作できる。
さらに、前記実施形態においては、前記閉鎖手段7は、揺動フラップ4の基部4aに向けて弾圧される押圧体11と、揺動フラップ4の基部4aに形成されていて押圧体11と係合して揺動フラップ4を閉鎖姿勢に保持する押圧閉鎖受け部Bとを有しており、前記押圧閉鎖受け部Bは揺動フラップ4の基部4aに押圧開放受け部Aと隣接して形成している。
この構成によって、閉鎖手段7を開放維持手段8の構成部材を兼用して簡単に製作できる。
さらにまた、前記実施形態においては、前記押圧体11は枢支軸5の上方に昇降自在に配置されかつ付勢部材12により下向きに付勢されており、前記押圧開放受け部Aは、枢支軸5の周方向において押圧体11の下端部と当接して移動が規制される面が形成されている。
この構成によって、押圧体11と押圧開放受け部Aの面当たりで揺動フラップ4の揺動を規制できる。
また、前記実施形態においては、前記押圧体11はキャップ本体3の背壁3cに設けられていて後方から枢支軸5に向けて突出部11aを弾圧する板バネ14で形成されており、前記押圧開放受け部Aは、枢支軸5の周方向において押圧体11の突出部11aが突入することにより移動が規制される凹みが形成されている。
この構成によって、開放維持手段8の押圧体11を板バネ14で簡単かつ安価に製作す
ることができる。
さらに、前記実施形態においては、前記開放維持手段8は、前記揺動フラップ4の先端とキャップ本体3の天壁3aとに設けた磁着部材15で構成されており、前記閉鎖手段7は、前記揺動フラップ4の先端とキャップ本体3の出入口3Bの近傍とに設けた磁着部材15で構成されている。
この構成によって、開放維持手段8及び閉鎖手段7を磁着部材15で簡単に製作できる。
さらにまた、前記実施形態においては、前記閉鎖手段7は、枢支軸5に嵌装して揺動フラップ4を出入口閉鎖姿勢αに付勢する付勢部材12を有しており、前記開放維持手段8は、揺動フラップ4の先端に設けられたガイドピン17と、キャップ本体3の左右側壁3bに形成されていて、枢支軸5を支持しながら前後移動を許容する軸受部18及び枢支軸5を中心とする揺動フラップ4の揺動でガイドピン17を案内する円弧溝形状のピンガイド19とを有しており、前記ピンガイド19の上部には、枢支軸5を軸受部18の前部に移動したときに、ガイドピン17がピンガイド19の円弧溝形状部分から離脱して入ることにより、ガイドピン17の下方移動が規制される上位維持部20が形成されている。
この構成によって、開放維持手段8はガイドピン17がピンガイド19の上部の上位維持部20に係合するので、揺動フラップ4を出入口開放姿勢βに確実に保持できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、部材の形状、構成及び組み合わせ等を変更したりすることもできる。
例えば、揺動フラップ4は、基部4a、左右架橋部4A、姿勢設定突起P及び操作部Sが一体成形形成されているが、それぞれを別個に形成して組み合わせてもよく、操作部Sはカーテンを吊ることのできるエンドフックに形成してもよい。
1A,1B,1C、1D,1E レールエンドキャップ装置
3 キャップ本体
3A 嵌合部
3B 出入口
3a 天壁
3b 側壁
3c 背壁
3d 受け部
4 揺動フラップ
4A 架橋部
4L 延長レール面
4a 基部
5 枢支軸
6 押圧具
7 閉鎖手段
8 開放維持手段
11 押圧体
11a 突出部
12 付勢部材
14 板バネ
15 磁着部材
16 当たり
17 ガイドピン
18 軸受部
19 ピンガイド
20 上位維持部
21 ガイド片
25 止め部
26 ケース
28 取付片
29 コイルバネ
α 出入口閉鎖姿勢
β 出入口開放姿勢
A 押圧開放受け部
B 押圧閉鎖受け部
L カーテンレール
La レール面
Lb レール中央溝
P 姿勢設定突起
R ランナー

Claims (7)

  1. 左右一対のレール面(La)を有するカーテンレール(L)の端部に嵌合する嵌合部(3A)と、この嵌合部(3A)の後下方に形成されていてランナー(R)を出し入れする出入口(3B)とを形成したキャップ本体(3)と、
    このキャップ本体(3)に基部(4a)が枢支軸(5)を介して揺動自在に枢支されていて、前記出入口(3B)を閉鎖して上面側に左右一対の延長レール面(4L)を形成する出入口閉鎖姿勢(α)から出入口(3B)を開放する出入口開放姿勢(β)まで揺動可能な揺動フラップ(4)と、
    この揺動フラップ(4)を出入口閉鎖姿勢(α)に保持する閉鎖手段(7)とを有しており、
    前記揺動フラップ(4)の基部(4a)側に揺動フラップ(4)を揺動操作する操作部(S)を設けているレールエンドキャップ装置であって、
    前記揺動フラップ(4)を上方揺動して出入口開放姿勢(β)にしたときにその姿勢を保持する開放維持手段(8)を設けていることを特徴とするレールエンドキャップ装置。
  2. 前記開放維持手段(8)は、揺動フラップ(4)の基部(4a)に向けて弾圧される押圧体(11)と、揺動フラップ(4)の基部(4a)に形成されていて押圧体(11)と係合して揺動フラップ(4)を出入口開放姿勢(β)に保持する押圧開放受け部(A)とを有することを特徴とする請求項1に記載のレールエンドキャップ装置。
  3. 前記閉鎖手段(7)は、揺動フラップ(4)の基部(4a)に向けて弾圧される押圧体(11)と、揺動フラップ(4)の基部(4a)に形成されていて押圧体(11)と係合して揺動フラップ(4)を閉鎖姿勢に保持する押圧閉鎖受け部(B)とを有しており、
    前記押圧閉鎖受け部(B)は揺動フラップ(4)の基部(4a)に押圧開放受け部(A)と隣接して形成していることを特徴とする請求項2に記載のレールエンドキャップ装置。
  4. 前記押圧体(11)は枢支軸(5)の上方に昇降自在に配置されかつ付勢部材(12)により下向きに付勢されており、
    前記押圧開放受け部(A)は、枢支軸(5)の周方向において押圧体(11)の下端部と当接して移動が規制される面が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレールエンドキャップ装置。
  5. 前記押圧体(11)はキャップ本体(3)の背壁(3c)に設けられていて後方から枢支軸(5)に向けて突出部(11a)を弾圧する板バネ(14)で形成されており、
    前記押圧開放受け部(A)は、枢支軸(5)の周方向において押圧体(11)の突出部(11a)が突入することにより移動が規制される凹みが形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレールエンドキャップ装置。
  6. 前記開放維持手段(8)は、前記揺動フラップ(4)の先端とキャップ本体(3)の天壁(3a)とに設けた磁着部材(15)で構成されており、
    前記閉鎖手段(7)は、前記揺動フラップ(4)の先端とキャップ本体(3)の出入口(3B)の近傍とに設けた磁着部材(15)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレールエンドキャップ装置。
  7. 前記閉鎖手段(7)は、枢支軸(5)に嵌装して揺動フラップ(4)を出入口閉鎖姿勢(α)に付勢する付勢部材(12)を有しており、
    前記開放維持手段(8)は、揺動フラップ(4)の先端に設けられたガイドピン(17)と、キャップ本体(3)の左右側壁(3b)に形成されていて、枢支軸(5)を支持し
    ながら前後移動を許容する軸受部(18)及び枢支軸(5)を中心とする揺動フラップ(4)の揺動でガイドピン(17)を案内する円弧溝形状のピンガイド(19)とを有しており、
    前記ピンガイド(19)の上部には、枢支軸(5)を軸受部(18)の前部に移動したときに、ガイドピン(17)がピンガイド(19)の円弧形状部分から離脱して入ることにより、ガイドピン(17)の下方移動が規制される上位維持部(20)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレールエンドキャップ装置。
JP2021124472A 2021-07-29 2021-07-29 レールエンドキャップ装置 Active JP7412778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021124472A JP7412778B2 (ja) 2021-07-29 2021-07-29 レールエンドキャップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021124472A JP7412778B2 (ja) 2021-07-29 2021-07-29 レールエンドキャップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023019602A JP2023019602A (ja) 2023-02-09
JP7412778B2 true JP7412778B2 (ja) 2024-01-15

Family

ID=85160223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021124472A Active JP7412778B2 (ja) 2021-07-29 2021-07-29 レールエンドキャップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7412778B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3587131A (en) 1968-03-09 1971-06-28 Peter Graf Curtain guide rail assembly
DE2351261A1 (de) 1973-10-12 1975-04-17 Hermann Gross Endfeststeller fuer gardinenleisten
JP2013255699A (ja) 2012-06-13 2013-12-26 Hinaka Seisakusho:Kk レールエンドキャップ
JP5595587B2 (ja) 2010-05-18 2014-09-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 磁気的に標識された対象物の識別方法および対応する方法
GB2553085A (en) 2016-07-19 2018-02-28 Capricorn Blinds Ltd Curtain track glider removal member

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3587131A (en) 1968-03-09 1971-06-28 Peter Graf Curtain guide rail assembly
DE2351261A1 (de) 1973-10-12 1975-04-17 Hermann Gross Endfeststeller fuer gardinenleisten
JP5595587B2 (ja) 2010-05-18 2014-09-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 磁気的に標識された対象物の識別方法および対応する方法
JP2013255699A (ja) 2012-06-13 2013-12-26 Hinaka Seisakusho:Kk レールエンドキャップ
GB2553085A (en) 2016-07-19 2018-02-28 Capricorn Blinds Ltd Curtain track glider removal member

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023019602A (ja) 2023-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160013577A1 (en) Tamper resistant receptacle with cam feature
US6547347B2 (en) Device unit housing apparatus
JP7412778B2 (ja) レールエンドキャップ装置
JP2006504010A (ja) 引窓装置
US3397376A (en) Fluorescent lampholder with mounting clip
JP2017024672A (ja) ワイパー組み立て体
KR200449621Y1 (ko) 인서트
KR20180001371U (ko) 회동식 창호용 스테이바
KR200405366Y1 (ko) 프로파일용 너트
JP4495076B2 (ja) 開閉体の吊り込み方法
KR20220145632A (ko) 스프링쿨러의 레듀샤 고정용 브라켓트
KR101809790B1 (ko) 회동식 창호용 스테이바
JP4525396B2 (ja) 電磁継電器の補助接点ブロック構造
KR101355277B1 (ko) 가동 접촉자를 지지하는 세퍼레이터를 구비한 회로차단기
JP5875149B2 (ja) 掛止装置
JP2011063946A (ja) 扉装置
CN1121636A (zh) 电磁接触器
JP4017682B2 (ja) パチンコ機の球抜き装置
JP3585543B2 (ja) パチンコ球受口器
CN210049695U (zh) 执手装置及门窗系统
JPH0110504Y2 (ja)
FR2543623A1 (fr) Dispositif de suspension d'une boucle a l'extremite d'une tige
KR200308508Y1 (ko) 모니터용 힌지
JPH0128599Y2 (ja)
CN102570177B (zh) 卡连接器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230327

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7412778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150