JP7411989B2 - 積込商品管理プログラム - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 (1)第6回リユースサミットでの公開,令和1年6月18日
本発明は、コンテナに積み込んだ商品を管理する積込商品管理プログラムに関する。
コンテナに積み込まれる商品を管理するシステムとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。このコンテナ輸送品管理システムは、同文献の図1に示されるようにICタグリーダライタ6と、荷積み計画用PC12とを用いるものとなっている。
このうち、ICタグリーダライタ6は、読出用アンテナ6aと、書込用アンテナ6bとを有している。読出用アンテナ6aは、荷物1に取付けられた荷物用ICタグ2から荷物情報を読み出すためのものとなっており、書込用アンテナ6bは、コンテナ8に取り付けられたコンテナ用ICタグ9に情報を書き込むためのものとなっている。
一方、荷積み計画用PC12は、読出用アンテナ6aが読み出した荷物情報に基づいて、コンテナ8内における荷物1の置き場所を計画するものとなっている。荷積み計画用PC12が計画した荷物1の置き場所は、上記の書込用アンテナ6bを通じてコンテナ用ICタグ9に書き込まれる。荷積み計画用PC12は、モニタ14やプリンタ16等の出力手段を有している。
上記の特許文献1のコンテナ輸送品管理システムにおいては、コンテナ8に荷物1を積み込む際に、荷物1を検品装置4に通して検品する(荷物1の荷物情報を読出用アンテナ6aに読み出させる)と、その荷物1の置き場所が、荷積み計画用PC12によって自動的に計画され、上記の出力手段を通じて出力される。このため、荷積み作業者Xは、その出力された計画に従うことで、コンテナ8への荷物1の積み込みを効率的に行うことができるようになっている。
また、コンテナ8の受取側では、同文献の図2に示されるように、荷降ろし作業者Yは、ICタグリーダ18でコンテナ用ICタグ9を読み取ることで、そのコンテナ8内に荷物1がどのように置かれているのかを把握することができる。このため、コンテナ8から荷物1を降ろす作業も効率的に行うことができるようになっている。
特開2006-111362号公報
ところが、特許文献1のコンテナ輸送品管理システムは、リユース品をコンテナ輸送する用途に適したものとは言いにくかった。
というのも、リユース品のコンテナ輸送では、荷物が傷つかないようにすることよりも、できるだけ多くの荷物をコンテナに積み込むことが重視される場合が多い。このため、例えば、リユース品のタンスと雑貨をコンテナ輸送する際には、雑貨をタンスの中に収容した状態でコンテナに積み込むといったことも行われている。この点、同文献のコンテナ輸送品管理システムでは、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる商品(上記のタンス等)の管理はできても、他の商品に収容された状態で積み込まれる商品(上記の雑貨等)の管理を行いにくいからである。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる商品の管理だけでなく、他の商品に収容された状態でコンテナに積み込まれる商品の管理もできるようにすることを目的としたものである。
上記課題は、
コンテナに積み込まれた商品の情報を管理する積込商品管理プログラムであって、
それぞれの商品が、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる親商品と、他の商品に収容された状態でコンテナに積み込まれる子商品とのうち、いずれであるかを特定するする親・子特定手段と、
それぞれの子商品を親商品に関連付ける親・子関連付け手段と
を備えたことを特徴とする積込商品管理プログラム
を提供することによって解決される。
これにより、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる商品(親商品)の管理だけでなく、他の商品に収容された様態でコンテナに積み込まれる商品(子商品)の管理も可能となる。例えば、雑貨(子商品)をタンス(親商品)の中に収容した状態でコンテナに積み込んだ場合には、その雑貨(子商品)がどのタンス(親商品)に収容されているのかを把握する等、子商品の状態を追跡することが可能になる。
本発明の積込商品管理プログラムにおいては、それぞれの商品がコンテナにおけるどの区画に積み込まれるかを特定する積込区画特定手段をさらに備えることも好ましい。
これにより、目的の商品が、そのコンテナのどの区画に積み込まれているかを容易に探し出すことが可能になる。
このときには、積み込みを終えた区画における商品の積込状態を撮影した積込画像を区画毎に登録していく積込画像登録手段をさらに備えることも好ましい。これにより、コンテナの奥を見づらい場合であっても、各区画に積み込まれた商品の状態を容易に確認することが可能となるからである。
本発明の積込商品管理プログラムにおいては、コンテナに積み込まれた商品の一覧を生成するパッキングリスト生成手段をさらに備えることも好ましい。これにより、コンテナに積み込まれた全商品を把握できる。また、商品を輸出入する際には、コンテナに積み込まれた全商品の明細であるパッキングリストが必要になることがあるところ、当該パッキングリストが自動的に生成されるので、税関手続の手間が軽減される。
本発明の積込商品管理プログラムにおいては、コンテナに積み込まれた全ての商品の価格を合計した商品総額を含むインボイスを生成するインボイス生成手段をさらに備えることも好ましい。これにより、税関手続の手間が軽減される。というのも、商品を輸出する場合、税関手続の際に、コンテナに積み込まれた商品の総額を含むインボイスが必要となるところ、当該インボイスが自動的に生成されるからである。
以上のように、本発明によって、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる商品の管理だけでなく、他の商品に収容された状態でコンテナに積み込まれる商品も管理することができる積込商品管理プログラムを提供することが可能になる。
本発明に係る積込商品管理プログラムを用いたシステムを運用している様子を示した図であって、コンテナに積み込む商品の情報を事前に登録している場面を表した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムを用いたシステムを運用している様子を示した図であって、コンテナに商品を積み込んでいる場面を表した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムにより表示される商品登録画面(初期状態)の一例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムにより表示される商品登録画面で親商品の商品事前登録を行う場合の入力例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムにより表示される商品登録画面(子商品の商品事前登録の開始直後の状態)の一例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムにより表示される商品登録画面で子商品の商品事前登録を行う場合の入力例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムにおいて、ある親商品につき積込画像登録を行ったときの商品登録画面の一例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムを用いて生成される積込商品リストの一例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムのブロック図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムのパッキングリスト生成手段により生成されたパッキングリストの一例を示した図である。 本発明に係る積込商品管理プログラムのインボイス生成手段により生成されたインボイスの一例を示した図である。
1.本発明の積込商品管理プログラムの概要
本発明の積込商品管理プログラムは、コンテナに積み込まれて輸送される商品を管理するために用いられるものである。
一般的に、商品をコンテナで輸送する際には、商品がどのコンテナに積み込まれたのかを管理するため、そのコンテナに積み込まれる商品の情報を、コンピュータを用いたシステムに登録することが行われている。しかし、商品の輸送態様によっては、商品を適切に管理することができない場合がある。このため、荷を降ろす際に、所望の商品がどこにあるかが分からず、振り分け作業を効率的に行うことができないおそれがある。例えば、タンスや雑貨等のリユース品をコンテナ輸送する際には、輸送効率を重視するため、棚の内部に雑貨等を詰め込んだ状態でコンテナへ積み込むことがあるが、このときの雑貨等のように、他の商品に収容された状態で輸送される商品を、そうでない商品(他の商品に収容されない状態で輸送される商品)と区別して管理することができず、コンテナのどの位置に積み込まれているかを追跡することができない。
本発明の積込商品管理プログラムは、上記の雑貨等のように、他の商品に収容された状態でコンテナに積み込まれる商品(子商品)を、上記のタンスのように、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる商品(親商品)と区別して、各商品の情報を適切に管理することができるようにするものである。本発明の積込商品管理プログラムは、コンピュータ(パーソナルコンピュータ等)で実行される。以下、本発明の積込商品管理プログラムを用いたシステム(以下、「本システム」と表記する。)の一例について説明する。
図1及び図2は、本システムを運用している様子を示した図である。図1は、コンテナCに積み込む商品Gの情報を事前に登録している場面を表しており、図2は、コンテナCに商品Gを積み込んでいる場面を表している。実際のコンテナCには、多数の商品Gが積み込まれるが、図1及び図2では、図示の便宜上、一部の商品Gのみを描いている。
本システムは、以下のように運用される。まず、図1に示すように、商品GをコンテナCに積み込むよりも前に、そのコンテナCに積み込む予定の商品Gを集め、親商品G(上記のタンス等)に子商品G(上記の雑貨等)を収容していく。その際、本システムに各商品Gの情報(単価、材質等)を事前(その商品GをコンテナCに積み込むよりも前)に登録していく。以下においては、この登録を「商品事前登録」と呼ぶことがある。また、この商品事前登録と併せて、どの商品Gが親商品Gでどの商品Gが子商品Gであるのか、及び、その子商品Gがどの親商品Gに収容されているのかも登録していく。以下においては、この各商品Gの情報の登録を「親・子登録」と呼ぶことがある。
上記の商品事前登録及び親・子登録が終わると、続いて、図2に示すように、コンテナCに商品Gを積み込んでいく。その際、コンテナCにおけるどの場所(区画)にどの商品Gを積み込んだかを本システムへ登録していく。同図の例では、コンテナCを10個の区画S~S10に分けているが、これらの区画S~S10のうちどの区画に積み込んだのかを登録していく。以下においては、このときの区画の登録を「積込区画登録」と呼ぶことがある。子商品Gは、それを収容した親商品Gと一体となっているため、積込区画登録は、親商品Gについてのみ行えば足りる。
全ての商品Gを積み込み終えたコンテナCは、船舶や航空機や車両等の輸送手段に載せられ、目的地まで輸送される。本システムでは、上記のように、商品事前登録、親・子登録及び積込区画登録を行っているため、どの商品GがコンテナCにおけるどの区画に詰め込まれているのかや、どの商品G(子商品G)がどの商品G(親商品G)に収容されているのか等を事後的に把握することができる。このため、輸出入の際の税関手続きや、目的地での商品Gの振分作業等を効率的に行うことができる。
2.本発明の積込商品管理プログラムの使用方法
続いて、本発明の積込商品管理プログラムの使用方法について説明する。以下で述べる使用方法は、一例に過ぎず、本発明の積込商品管理プログラムの使用方法を限定するものではない。
本発明の積込商品管理プログラムを起動すると、図3に示す商品登録画面20が表示される。図3は、本発明の積込商品管理プログラムにより表示される商品登録画面(初期状態)の一例を示した図である。商品登録画面20の最上段には、親商品登録ボタン21、子商品登録ボタン22、検索ボタン23、パッキングリスト作成ボタン24及びインボイス作成ボタン25が設けられている。その下段には、日付入力部26、コンテナ番号入力部27、商品番号入力部28、親・子種別入力部29及び区画入力部30が設けられている。さらに、その下段には、割り当て番号入力部31、商品カテゴリ入力部32、商品名入力部33、数量入力部34、単位重量入力部36、総重量入力部37、単価入力部38、価格入力部39及び備考入力部40が設けられている。商品登録画面20の最下段には、積込画像選択ボタン41及び積込画像表示部42が設けられている。本発明の積込商品管理プログラムは、この商品登録画面20をベースに操作される。
上記の「1.本発明の積込商品管理プログラムの概要」では、コンテナCに商品Gを積み込むよりも前に「商品事前登録」及び「親・子登録」を行い、コンテナCに商品Gを積み込む際に「積込区画登録」を行う旨を説明したが、これらの「商品事前登録」、「親・子登録」及び「積込区画登録」は、本発明の積込商品管理プログラムを起動した状態で行われる。以下、本発明の積込商品管理プログラムの使用方法を、「商品事前登録」、「親・子登録」及び「積込区画登録」に分けて説明する。
2.1 商品事前登録
商品事前登録は、親商品Gを登録することから開始する。すなわち、図1に示すように、コンテナCに積み込む前に集められた商品Gの中から親商品Gを1つ選び、その親商品Gを登録することから開始する。最初(1番目)の親商品Gの商品事前登録を終えると、続いて、その親商品Gに収容されている子商品Gを1つずつ商品事前登録していく。
このときの子商品Gの商品事前登録は、親商品Gを開けて、その中の子商品Gを1つずつ確認しながら行ってもよいが、手間であることに加えて、見えにくい箇所に収容されている子商品Gを見過ごす可能性がある。このため、図1に示すように、親商品Gに子商品Gを収容していくときに、その親商品Gに収容した子商品Gを紙(商品詰め表)に記入していき、その商品詰め表を、その親商品Gの目立つ箇所に貼り付けておくことが好ましい。これにより、子商品Gの商品事前登録を、商品詰め表を見ながら行うことができ、上記の問題を解決することができる。
1番目の親商品Gと、1番目の親商品Gに収容されている全ての子商品Gの商品事前登録が終わると、2番目の親商品Gと、2番目の親商品Gに収容されている全ての子商品Gの商品事前登録を、1番目のときと同じ手順で行う。以降、全ての商品G(全ての親商品G及び全ての子商品G)の商品事前登録が完了するまで、同様の手順を繰り返し行う。
親商品G及び子商品Gのそれぞれにつき商品事前登録を行う際の具体的な手順は、以下の通りである。
2.1.1 親商品の商品事前登録
まず、親商品Gの商品事前登録について説明する。親商品Gの商品事前登録を開始する際には、図3の商品登録画面20における親商品登録ボタン21を押す。すると、図3に示すように、親・子種別入力部29に、「親商品」が自動的に入力される(ラジオボタンを構成する「親」ボタンに自動的にチェックが入る)とともに、他の入力部26~28,30~40及び積込画像表示部42が全てブランクの状態の商品登録画面20が表示される。親商品Gの商品事前登録は、このようにブランク状態の商品登録画面20における各入力部26~28,30~40に、その親商品Gに応じた内容を入力することによって行う。
最初に、日付入力部26に、日付を入力する。日付入力部26に入力する日付は、その親商品Gに関連した何らかの基準日であれば特に限定されない。本例では、図1に示す作業を行った日付(準備日付)を日付入力部26に入力するようにしている。具体的には、上記の「商品詰め表」(親商品Gに収容されている子商品Gが記入された紙)に、その親商品Gに子商品Gを収容した日付も記入しておき、その商品詰め表に記入された日付を入力するようにしている。図3の商品登録画面20では、日付入力部26は、テキストボックスとなっているが、カレンダーやプルダウンメニュー等で日付を選択させるようにしてもよい。
続いて、コンテナ番号入力部27に、コンテナ番号を入力する。ここで、「コンテナ番号」とは、コンテナCが複数個ある場合に、その親商品Gを、どのコンテナCへ積み込んだのかを特定するための番号である。各コンテナCには、全て異なるコンテナ番号が付される。ただし、商品事前登録を行う際には、どの親商品GをどのコンテナCに積み込むのかが確定していない場合もある。このような場合には、コンテナ番号入力部27は、空欄のままとしておくか、「TEST」といった仮の文字列を入力するとよい。
続いて、割り当て番号入力部31に、その親商品Gの割り当て番号を入力する。ここで、「割り当て番号」とは、同じコンテナCに積み込まれる全ての親商品Gで重複しないように割り当てられる番号のことである。親商品Gの割り当て番号は、通常、「01」,「02」,「03」,・・・というように、商品事前登録を行う順番で昇順に割り当てる。すなわち、1つ目の親商品Gには、「01」の割り当て番号を付し、2つ目の親商品Gには、「02」の割り当て番号を付すといった具合に、他の親商品Gと重ならないように、割り当て番号を昇順で付していく。本例では、上記の「商品詰め表」に、その商品詰め表が貼り付けられた親商品Gがその日で何番目に準備されたものなのかを示す通し番号も記入するようにしており、その通し番号を、割り当て番号入力部31に入力するようにしている。図3の商品登録画面20において、割り当て番号入力部31は、割り当て番号をプルダウンメニューの中から選択させるものとなっている。
親商品Gの割り当て番号を割り当て番号入力部29に入力すると、その親商品Gの商品番号が、商品番号入力部28に自動的に入力される。商品番号は、日付入力部26に入力した日付と、割り当て番号入力部29に入力された割り当て番号とから自動的に生成される。本例では、日付入力部26に入力された日付の西暦部分が「YYYY」年であり、同日付の月部分が「MM」月であり、同日付の日にち部分が「DD」日である場合には、「YYYYMMDD-NN」という商品番号が生成されるようになっている。具体的には、日付入力部26に入力された日付の西暦が「2019」年で月が「12」月で日が「24」日であり、割り当て番号入力部29に入力された割り当て番号が「01」である場合には、「20191224-01」という商品番号が生成されるようになっている。
続いて、商品カテゴリ入力部32に、親商品Gの商品カテゴリを入力する。図3の商品登録画面20において、商品カテゴリ入力部32は、商品カテゴリをプルダウンメニューで選択させるものとなっている。このプルダウンメニューには、「家具」や「玩具」といった商品カテゴリの一覧が表示されるので、その一覧の中から、親商品Gに対応した商品カテゴリを選択する。例えば、その親商品Gがタンスであれば、「家具」を選択する。
以上の手順で商品カテゴリを入力すると、続いて、商品名入力部33に親商品Gの商品名を入力する。その親商品Gがタンスであれば、商品名入力部33に「タンス」と入力する。図3の商品登録画面20において、商品名入力部33は、商品名をプルダウンメニューで選択させるものとなっている。プルダウンメニューに表示される商品名は、上記の商品カテゴリ入力部32に入力された商品カテゴリに応じて切り替わるようになっている。例えば、商品カテゴリ入力部32に「家具」が入力されているときには、商品名入力部33のプルダウンメニューには、「タンス」や「机」や「椅子」といった家具類の商品名の一覧が表示され、商品カテゴリ入力部32に「玩具」が入力されているときには、商品名入力部33のプルダウンメニューには、「おもちゃ」や「ぬいぐるみ」といった玩具類の商品名の一覧が表示される。
最後に、数量入力部34、単位重量入力部36、総重量入力部37、単価入力部38及び価格入力部39に、それぞれ、商品数量、商品単位重量、商品総重量、商品単価及び商品価格を入力する。親商品Gのような「親商品」の場合、商品数量は1個であるため、「1」の値が数量入力部34に自動的に入力されるようになっている。また、親商品Gのような「親商品」の場合、商品単位重量と商品総重量(=商品単位重量×商品数量)は等しくなり、商品単価と商品価格(=商品単価×商品数量)も等しくなる。その他、「取扱注意」や「完動品」や「不動品」といった特記事項がある場合には、備考入力部40にその旨を入力する。
以上の入力を終えると、1つの親商品Gの商品事前登録が完了する。図4は、商品登録画面20で親商品Gの商品事前登録を行う場合の入力例を示した図である。1つの親商品Gの商品事前登録を終えたときには、図4に示すように、商品登録画面20における各入力部26~39は、区画入力部30を除いて全て埋まった状態となっている。区画入力部30への入力は、後述する「積込区画登録」で行われる。
2つ目以降の親商品Gの商品事前登録を行う場合にも、上記の操作(1つ目の親商品Gを商品事前登録する際に行った一連の操作)と同様の操作を行う。既に述べたように、本例では、ある親商品Gの商品事前登録と、その親商品Gに収容されている子商品Gの商品事前登録を終えてから、次の親商品Gの商品事前登録と、当該次の親商品Gに収容されている子商品Gの商品事前登録を行うようにしているが、これに限定されない。例えば、全ての親商品Gの商品事前登録を終えてから、それぞれの親商品Gに収容された子商品Gの商品事前登録を行うこともできる。
2.1.2 子商品の商品事前登録
子商品Gの商品事前登録について説明する。子商品Gの商品事前登録は、必ず、その子商品Gが収容されている親商品Gの商品事前登録が終わっている状態で行うようにする。子商品Gの商品事前登録を開始する際には、商品登録画面20における子商品登録ボタン22を押す。すると、商品登録画面20が、図5の状態へと切り替わる。図5は、子商品Gの商品事前登録の開始直後における商品登録画面20を示した図である。
子商品登録ボタン22を押すと、図5に示すように、商品登録画面20における入力部32~40及び積込画像表示部42が、全てブランクの状態となる。一方、親・子種別入力部29には、「子商品」が自動的に入力される(ラジオボタンを構成する「子」ボタンに自動的にチェックが入る)。また、日付入力部26、コンテナ番号入力部27、商品番号入力部28、割り振り番号入力部31には、子商品登録ボタン22を押す直前に商品事前登録を行っていた親商品G又は子商品Gと同じ内容が引き継がれて自動的に入力されるようになっている。
この状態から、商品カテゴリ入力部32に、子商品Gの商品カテゴリを入力するとともに、商品名入力部33に、子商品Gの商品名を入力する。商品カテゴリ入力部32の入力手順や、商品名入力部33への入力手順は、親商品Gの商品カテゴリや商品名を入力するときと同様である。
最後に、子商品Gの商品数量、商品単位重量、商品総重量、商品単価及び商品価格を、それぞれ、数量入力部34、単位重量入力部36、総重量入力部37、単価入力部38及び価格入力部39に入力する。特記事項がある場合には、備考入力部40にも入力する。これらの入力部34~40への入力手順は、基本的には、親商品Gの場合と同じであるが、子商品Gの場合は、1つの親商品Gに同一のもの(商品名、商品単位重量及び商品単価が同じもの)が複数個収容されることがある。この場合には、その子商品Gの個数を数量入力部34に入力することで、同一の複数個の子商品Gについて1つずつ商品事前登録をする必要がなくなる。
以上の入力を終えると、ある親商品Gに収容されている1つの子商品G(又は、商品名、商品単位重量及び商品単価が同じ複数個の子商品G)の商品事前登録が完了する。図6は、商品登録画面20で子商品Gの商品事前登録を行う場合の入力例を示した図である。
対象の親商品Gの中に、商品事前登録が済んでいない子商品Gが残っているときには、全ての子商品Gの商品事前登録が終わるまで、「2.1.2 子商品の商品事前登録」に記載されている手順を繰り返す。
ところで、上述した自動入力の機能(子商品登録ボタン22を押したときに、その直前に商品事前登録を行っていた親商品G又は子商品Gと同じ内容が引き継がれて商品番号入力部28等に自動的に入力される機能)は、本例のように、ある親商品Gの商品事前登録と、その親商品Gに収容されている子商品Gの商品事前登録を終えてから、次の親商品Gの商品事前登録と、当該次の親商品Gに収容されている子商品Gの商品事前登録を行うという手順で、商品事前登録を行う場合には、非常に便利ではある。
しかし、商品事前登録をしようとしている子商品Gの商品番号等が、直前に商品事前登録をしていた親商品Gや子商品Gと異なる場合も想定される。例えば、既に子商品Gの商品事前登録を終えていた親商品Gの中に、後から子商品Gを追加で収容し、その子商品Gの商品事前登録を行う場合等である。このような場合には、商品番号入力部28に、これから追加で商品事前登録を行おうとしている子商品Gの商品番号を、人が入力することで、商品事前登録を行う対象を指定する。
既に商品事前登録を終えている子商品Gの登録内容を後から修正したいときにも、その子商品Gの商品番号を、商品番号入力部28に入力し、その子商品Gについての商品登録画面20を読み出すことで行うようになる。既に商品事前登録を終えている親商品Gの登録内容を後から修正等する場合もこれと同様である。
2.2 親・子登録
続いて、親・子登録について説明する。既に述べたように、親・子登録は、その商品Gが親商品G又は子商品Gのいずれであるのか、及び、その子商品Gがどの親商品Gに収容されているのかを登録するものであるところ、実は、上記の「2.1.1 親商品の商品事前登録」で説明した商品事前登録を終えた段階で、親・子登録も既に完了している。
すなわち、ある親商品Gを商品事前登録する際には、商品登録画面20(図3)における親商品登録ボタン21を押し、その際に、親・子種別入力部29に「親商品」が入力され、ある子商品Gを商品事前登録する際には、商品登録画面20における子商品登録ボタン22を押し、その際に、親・子種別入力部29に「子商品」が入力される。したがって、積込商品管理プログラムは、親商品登録ボタン21又は子商品登録ボタン22のいずれかが押された事実を検出するか、又は、親・子種別入力部29への入力内容を確認すれば、対象の商品Gが親商品G又は子商品Gのいずれであるのかを判断することができる。
また、上記の「2.1.2 子商品の商品事前登録」の説明からも明らかなように、同じ親商品Gに収容される子商品Gには、同じ商品番号が付されるようになっている。換言すると、ある親商品Gと、その親商品Gに収容されている子商品Gとは、商品番号を介して関連付けられている。このため、積込商品管理プログラムは、子商品Gの商品番号を確認し、それと同じ商品番号の親商品Gを検索すれば、その子商品Gを収容している親商品Gを見つけることができるし、逆に、親商品Gの商品番号を確認し、それと同じ商品番号の子商品Gを検索すれば、その親商品Gに収容されている子商品Gを見つけることができる。
このことから、本例の場合、親商品登録ボタン21又は子商品登録ボタン22を押す操作が、親・子登録に該当する。
2.3 積込区画登録
続いて、積込区画登録について説明する。既に述べたように、積込区画登録は、商品Gを実際にコンテナCに積み込む際に行われる。この積込区画登録は、上記の商品事前登録で登録した商品Gの情報を呼び出して行う。具体的には、以下の手順で行う。
まず、コンテナCに積み込んだ親商品Gの商品番号と、コンテナCにおける、その親商品Gを積み込んだ区画(図2における区画S~S10のうちいずれの区画にその親商品Gを積み込んだのか)を確認する。このとき確認した商品番号を、図3に示す商品登録画面20の商品番号入力部28に入力する。すると、その商品番号が付された親商品Gの商品登録画面20が呼び出される。上記の「2.1.1 親商品の商品事前登録」で述べたように、ある親商品Gについて商品事前登録を終えた段階では、商品登録画面20における区画入力部30は、ブランクとなっていたため、このとき呼び出した商品登録画面20における区画入力部30も、ブランクのままとなっている。積込区画登録は、親商品Gを実際に積み込んだ区画を、この区画入力部30に追加入力することで行う。また、商品GをコンテナCに実際に積み込む際には、コンテナCのコンテナ番号も確定しているはずなので、このときに、コンテナ番号入力部27にコンテナ番号も入力する。
コンテナCに商品Gを積み込むたび毎に、この積込区画登録を繰り返し行う。全ての商品GをコンテナCに積み込み終えたときには、全ての親商品Gについて、積み込まれた区画が登録された状態となっている。このため、コンテナCを閉じた後でも、ある親商品GがコンテナCのどの区画に収容されているのかを追跡することが可能となっている。また、上述したように、全ての子商品Gは、いずれかの親商品Gに関連付けられているため、ある子商品GがコンテナCのどの区画に収容されているのかも、親商品Gを介して追跡することが可能となっている。
2.4 その他(積込画像登録)
ところで、コンテナCにおける区画S~S10に商品Gを積み込んでいく際には、上記の積込区画登録に加えて、積み込みを終えた区画における商品Gの積込状態を撮影した積込画像を区画毎に登録していく積込画像登録を行うことも好ましい。これにより、コンテナへ商品が積み込み終わった後でも、各区分の積み込みの状態を見ることができる。図7は、ある親商品Gにつき積込画像登録を行ったときの商品登録画面20の一例を示した図である。
本例において、積込画像登録は、
[1] 上記の積込画像を、コンピュータのハードディスクドライブ等の記憶装置に保存しておく。
[2] 商品登録画面20における積込画像選択ボタン41を押し、目的の積込画像を選択する。
という手順で行うようになっている。
この積込画像登録を行うと、図7に示すように、上記[2]で選択した積込画像が積込画像表示部42に表示される。積込画像は、1枚だけでなく、複数枚を登録できるようにしておくことが好ましい。これにより、親商品Gの外観を撮影した積込画像だけでなく、親商品Gの扉等を開いてその内部を撮影した写真(その親商品Gの内部の子商品Gの様子が分かるような写真)等も、積込画像として登録することが可能になる。
2.5 積込商品リスト
以上のように、本発明の積込商品管理プログラムを用いると、全ての親商品Gの積み込みが終わったときには、図8に示す積込商品リストが生成された状態となる。図8は、本発明に係る積込商品管理プログラムを用いて生成される積込商品リストの一例を示した図である。積込商品リストは、図8に示すように、商品番号、日付(準備日付)、区画(積込区画)、コンテナ番号、親・子種別、商品カテゴリ、商品名、数量、単位重量、単価、総重量、価格、備考等の項目が、商品(親商品G及び子商品G)ごとに入力されたものとなっている。
図8の積込商品リストを見ると分かるように、子商品G(例えば、同図の積込商品リストにおける2~5段目に登録されている子商品)には、その子商品Gを収容している親商品G(例えば、同図の積込商品リストにおける1段目に登録されている親商品)と同じ商品番号(例えば、「20191224-01」という商品番号)が付されている。このため、この積込商品リストを参照すれば、どの子商品Gがどの親商品Gに収容されているのかや、ある親商品Gにどんな子商品Gが収容されているのかを確認することが可能になる。また、それらの親商品Gや子商品Gが、コンテナCにおける区画S~S10のうちどの区画に積み込まれているのかを確認することも可能になる。また、商品登録画面20には、検索ボタン23を設けており、この検索ボタン23を押すと検索ページ(図示省略)が表示されるようになっている。この検索ページでは、商品名や区画等から積み込んだ商品を検索することができるようになっている。
3.本発明の積込商品管理プログラムの構成
最後に、本発明の積込商品管理プログラムの構成について説明する。本発明の積込商品管理プログラムは、コンピュータ(パーソナルコンピュータ等)に記憶され、所望の処理を実行する。図9は、本発明の積込商品管理プログラム10のブロック図である。本発明の積込商品管理プログラム10は、図9に示すように、親・子特定手段11、親・子関連付け手段12、積込区画特定手段13、積込画像登録手段14、パッキングリスト生成手段15及びインボイス生成手段16を備えている。これらの手段11~16は、プログラムエディタやデータベースソフトウェア上のコード群(サブルーチンやプロシージャ等)で実現される。以下、積込商品管理プログラム10が備える各手段について説明する。
3.1 親・子特定手段
親・子特定手段11は、ある商品が親商品又は子商品のいずれであるかを特定するための手段となっている。本例の積込商品管理プログラムでは、上記の「2.本発明の積込商品管理プログラムの使用方法」で述べたように、親商品の商品事前登録を行う際には、親商品登録ボタン21(図3)を押し、子商品の商品事前登録を行う際には、子商品登録ボタン22(図3)を押すようになっていた。このため、親・子特定手段11は、親商品登録ボタン21や子商品登録ボタン22の押し下げ状態を検知することで、上記の特定(親商品又は子商品の特定)を行うものとすることができる。
また、本例の積込商品管理プログラムでは、親商品登録ボタン21を押すと、親・子種別入力部29を構成するラジオボタンにおける「親」ボタンにチェックが入力され、子商品登録ボタン22を押すと、同ラジオボタンにおける「子」ボタンにチェックが入力されるようになっていた。このため、親・子特定手段11は、親・子種別入力部29の入力内容を読み取ることで、上記の特定(親商品又は子商品の特定)を行うものとすることもできる。
さらに、本例の積込商品管理プログラムでは、コンテナに商品を積み込み終えたときに、図8に示す積込商品リストが生成されるようになっていた。このため、親・子特定手段11は、積込商品リストにおける「親・子種別」の登録内容を読み取ることで、上記の特定(親商品又は子商品の特定)を行うものとすることもできる。このように、本例の積込商品管理プログラムでは、様々な方法で、親商品又は子商品を特定することができる。
3.2 親・子関連付け手段
親・子関連付け手段12は、親商品と、その親商品に収容されている子商品とを関連付ける手段である。これにより、ある子商品がどの親商品に収容されているのかや、ある親商品にどんな子商品が収容されているのかを特定することが可能になる。
本例の積込商品管理プログラムでは、上記の「2.本発明の積込商品管理プログラムの使用方法」で述べたように、子商品には、その子商品を収容している親商品と同じ商品番号が付されるようになっていた。このため、親・子関連付け手段12は、商品番号入力部28の入力内容や、図8に示す積込商品リストにおける「商品番号」欄の登録内容を読み取ることで、親商品と子商品とを関連付けるものとすることができる。
このほか、本例の積込商品管理プログラムでは採用していないが、親商品の商品登録画面20(図3)に、「子商品番号入力部」等、そのとき商品事前登録を行っている親商品に収容する子商品のID等(子商品番号等)を入力するための入力部や、子商品の商品登録画面20(図5)に、「親商品番号入力部」等、そのとき商品事前登録を行っている子商品を収容する親商品を指定するための入力部を設けて、これらの入力部に入力されたID等(子商品番号や親商品番号等)を介して、親商品と子商品とを関連付けるようにすることもできる。
3.3 積込区画特定手段
積込区画特定手段13は、コンテナに積み込まれた商品が、そのコンテナにおけるどの区画に積み込まれているかを特定するための手段である。これにより、ある商品(親商品又は子商品)が、コンテナにおけるどの区画に積み込まれているのかを特定することが可能になる
本例の積込商品管理プログラムでは、上記の「2.本発明の積込商品管理プログラムの使用方法」で述べたように、商品を実際にコンテナに積み込む際に、商品登録画面20(図7)における区画入力部30に、親商品を積み込んだ区画を入力するようになっていた。このため、積込区画特定手段13は、区画入力部30の入力内容や、図8に示す積込商品リストにおける「区画」欄の登録内容を読み取ることで、商品の積込区画を特定するものとすることができる。
ところで、本例の積込商品管理プログラムでは、図1に示したように、コンテナCを前後方向に10個の区画S~S10に分け、これらの区画S~S10で商品積込区画を特定するようになっていた。しかし、商品積込区画の分け方は、これに限定されない。コンテナCは、10個以外の区画に分けてもよいし、前後方向以外の方向(左右方向や上下方向)に区画してもよい。
3.4 積込画像登録手段
積込画像登録手段14は、積み込みを終えた区画における商品の積込状態を撮影した積込画像を登録(積込画像登録)する手段である。本例の積込商品管理プログラムでは、上記の「2.本発明の積込商品管理プログラムの使用方法」における「2.4 その他(積込画像登録)」で述べたように、商品登録画面20(図7)における積込画像選択ボタン41を押し、積込画像表示部42に積込画像(写真)を表示することで、積込画像登録を行うようにしていた。このため、積込画像登録手段14は、積込画像選択ボタン41で選択された写真や、積込画像表示部42に表示されている写真を、積込画像として登録するものとすることができる。
3.5 パッキングリスト生成手段
パッキングリスト生成手段15は、コンテナに積み込まれた商品の一覧(パッキングリスト)を生成するためのものとなっている。図10は、パッキングリストの一例を示した図である。商品を輸出入する際の税関手続き等では、図10に示すようなパッキングリストが必要になる場合があるが、パッキングリスト生成手段15は、このパッキングリストを自動的に生成する。
パッキングリストには、図10に示すように、区画、商品番号、商品名、材質、数量、単位数量、単価、総重量、価格及び備考等の項目が含まれている。このパッキングリストでは、どの商品(親商品)にどの商品(子商品)が収容されているのかを把握しやすいように、親商品の直後に、その親商品に収容されている子商品を並べて表示しているが、パッキングリストの表示態様は、これに限定されない。また、パッキングリストの表示項目も、上記のものに限定されない。
本例の積込商品管理プログラムにおいて、パッキングリスト生成手段15は、商品登録画面(図7)におけるパッキングリスト作成ボタン24を押すと、図8に示す積込商品リストに基づき、図10に示すパッキングリストを生成するものとなっている。商品を積み込んだコンテナが複数ある場合には、目的のコンテナごとにパッキングリストを生成することもできる。生成されたパッキングリストは、コンピュータの画面(表示装置)やプリンター等の出力機器を通じて出力することができる。
3.6 インボイス生成手段
インボイス生成手段16は、コンテナに積み込まれた全ての商品の価格を合計した商品総額を含むインボイスを生成するためのものとなっている。図11は、インボイスの一例を示した図である。商品を輸出する際の税関手続き等では、図11に示すようなインボイスが必要になる場合があるが、インボイス生成手段16は、このインボイスを自動的に生成する。
本例の積込商品管理プログラムにおいて、インボイス生成手段16は、商品登録画面(図7)におけるインボイス作成ボタン25を押すと、図8に示す積込商品リストに基づき、図11に示すインボイスを生成するものとなっている。商品を積み込んだコンテナが複数ある場合には、目的のコンテナごとにインボイスを生成することもできる。生成されたインボイスは、コンピュータの画面(表示装置)やプリンター等の出力機器を通じて出力することができる。
10 積込商品管理プログラム
11 親・子特定手段
12 親・子関連付け手段
13 積込区画特定手段
14 積込画像登録手段
15 パッキングリスト生成手段
16 インボイス生成手段
20 商品登録画面
商品
親商品
b 子商品
コンテナ
~S10 区画

Claims (5)

  1. コンピュータを、コンテナに積み込まれた商品の情報を管理する手段として機能させるための積込商品管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    それぞれの商品が、他の商品に収容されない状態でコンテナに積み込まれる親商品と、他の商品に収容された状態でコンテナに積み込まれる子商品とのうち、いずれであるかを登録するとともに、それぞれの子商品がどの親商品に収容されているのかを関連付ける親・子登録手段として機能させる
    ことを特徴とする積込商品管理プログラム。
  2. コンピュータを、それぞれの商品がコンテナにおけるどの区画に積み込まれるかを特定する積込区画特定手段として機能させる請求項1記載の積込商品管理プログラム。
  3. コンピュータを、積み込みを終えた区画における商品の積込状態を撮影した積込画像を区画毎に登録していく積込画像登録手段として機能させる請求項2記載の積込商品管理プログラム。
  4. コンピュータを、コンテナに積み込まれた商品の一覧を生成するパッキングリスト生成手段をとして機能させる請求項1~3いずれか記載の積込商品管理プログラム。
  5. コンピュータを、コンテナに積み込まれた全ての商品の価格を合計した商品総額を含むインボイスを生成するインボイス生成手段として機能させる請求項1~4いずれか記載の積込商品管理プログラム。
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