JP7411367B2 - ポリマーアクチュエータ製造装置 - Google Patents
ポリマーアクチュエータ製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7411367B2 JP7411367B2 JP2019178644A JP2019178644A JP7411367B2 JP 7411367 B2 JP7411367 B2 JP 7411367B2 JP 2019178644 A JP2019178644 A JP 2019178644A JP 2019178644 A JP2019178644 A JP 2019178644A JP 7411367 B2 JP7411367 B2 JP 7411367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twisting
- polymer
- twisted
- yarn
- manufacturing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 title claims description 67
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 49
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 125
- 229920005594 polymer fiber Polymers 0.000 claims description 116
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 60
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 59
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 42
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 22
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920002972 Acrylic fiber Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000002041 carbon nanotube Substances 0.000 description 2
- 229910021393 carbon nanotube Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 2
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 2
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 2
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
また、「撚糸状高分子繊維」とは、撚りを加えられた高分子繊維である。撚糸状高分子繊維に加えられる撚りの状態は、コイル状であってもよいし、非コイル状であってもよい。
また、「線状導電体」としては、特に限定されないが、特開2016-42783号公報などで挙げられる導電体を利用できる。例えば、金属ワイヤやカーボンナノチューブの糸などが挙げられる。
本発明のポリマーアクチュエータ製造装置は、紡績技術を利用した撚糸機構、巻付機構および巻取機構を備えることで、高分子繊維の撚糸、撚糸状高分子繊維に対する線状導電体の巻付、および、線状導電体が巻き付けられた撚糸状高分子繊維の巻取を行うことができる。これにより、ポリマーアクチュエータを効率的に製造することができる。
本発明によれば、巻付機構は、撚糸機構から連続的に提供される撚糸状高分子繊維に対して、線状導電体を連続的に巻き付けることができる。このため、ポリマーアクチュエータをより効率的に製造することができる。
本発明によれば、撚糸状高分子繊維のうち、第1送り機構と第2送り機構との間を搬送させる領域、すなわち巻付機構を経由する領域において、撚糸状高分子繊維の張力を調整でき、撚糸状高分子繊維に対する線状導電体の巻き付き状態を安定化できる。
本発明によれば、線状導電体が巻き付けられた撚糸状高分子繊維の表面を溶融させ、線状導電体を撚糸状高分子繊維の表面に密着させることができる。これにより、線状導電体の脱離や脱落を好適に抑制できる。また、撚糸状高分子繊維に対する線状導電体の巻き付け位置のズレを好適に抑制できる。
本発明によれば、一対の電極体間を搬送させる線状導電体を通電加熱することができる。これにより、線状導電体を簡易な構成によって迅速に加熱できる。
本発明によれば、高分子繊維は、回転するガイド体に案内されることによって撚りを加えられる。また、高分子繊維は、その材質上、撚糸により生じる応力が大きいが、本発明のような撚糸方式(いわゆるアップツイスト法)によれば、高分子繊維の撚り戻りを抑制し、安定した撚りを加えることができる。
本発明によれば、撚糸用中空スピンドルの回転速度とは別にガイド体の回転速度を調整することができる。これにより、撚糸状高分子繊維に好ましくない変形(例えばスナールや破断など)が生じることを抑制できる。
本発明によれば、撚糸状高分子繊維に対して、当該撚糸状高分子繊維が撚糸用中空スピンドルの内側に案内されて直ぐに加熱処理を行うことができる。これにより、撚糸状高分子繊維の撚り戻しを好適に抑制することができ、撚糸状高分子繊維における撚り角をより大きくすることができる。
すなわち、本発明において、第1原糸加熱部は、撚糸用中空スピンドルの内側に配置されることに限定されず、撚糸状高分子繊維のうち巻付機構よりも上流側の領域を加熱することで、撚糸状高分子繊維の撚り戻しを抑制することができる。
図1は、本実施形態のポリマーアクチュエータ製造装置1を示す模式図である。本実施形態のポリマーアクチュエータ製造装置1は、第1原糸である高分子繊維Y1に対して撚りを加えると共に、撚りを加えられた高分子繊維Y1(撚糸状高分子繊維Yt1)に対して第2原糸である線状導電体Y2を巻き付けることにより、図2に示すようなポリマーアクチュエータY3を製造するものである。
なお、高分子繊維Y1としては、例えば、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリカーボネート繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維などが挙げられる。
また、線状導電体Y2としては、例えば、金属ワイヤや炭素をベースにした糸状材料(炭素繊維やカーボンナノチューブ糸など)が挙げられる。
その他、ポリマーアクチュエータY3の具体的な構成については、特開2016-42783号公報や特開2019-26966号公報を参照できる。
図1に示すように、ポリマーアクチュエータ製造装置1は、高分子繊維Y1に対して撚りを加える撚糸機構3と、撚糸状高分子繊維Yt1を加熱する第1原糸加熱部5と、撚糸状高分子繊維Yt1の張力を調整する張力調整機構6と、撚糸状高分子繊維Yt1に対して線状導電体Y2を巻き付ける巻付機構7と、撚糸状高分子繊維Yt1に巻き付けられている線状導電体Y2を加熱する第2原糸加熱部8と、線状導電体Y2が巻き付けられた撚糸状高分子繊維Yt1(ポリマーアクチュエータY3)を巻き取る巻取機構9と、を備えている。
以下、各構成について、高分子繊維Y1(撚糸状高分子繊維Yt1)の搬送経路Rに従って説明する。
第1原糸ボビン21は、外周面に高分子繊維Y1を巻回して保持するように構成された筒状部材である。本実施形態の第1原糸ボビン21は、中空の筒部211と、筒部211の軸方向の両側端部にそれぞれ設けられた一対のフランジ部212とを有しており、フランジ部212には、凹部213が設けられている。
また、ボビン受部315には、フランジ部212の凹部213に係合する凸部317が設けられている。このため、モータ32により駆動された中空スピンドル31が回転するとき、第1原糸ボビン21は中空スピンドル31と共に回転する。
モータ32は、歯車やプーリー等により構成される伝達機構321を介して、中空スピンドル31を回転軸C1周りに回転駆動させる。
ここで、本実施形態のトルク伝達部4の構造について、図3を参照して簡単に説明する。
本実施形態のトルク伝達部4は、例えば非接触構造の可変トルク制御装置である。具体的には、トルク伝達部4は、中空スピンドル31に対してカプラ35により連結された中空軸41と、中空軸41に一体的に設けられた円板42と、中空軸41に対してベアリング43を介して設けられたケース44と、ケース44に設けられた複数の磁石45,46と、を有する。
ケース44は、回転軸C1方向に円板42を挟む位置に配置された上側板部442および下側板部444を有する。上側板部442には磁石45が設けられると共に、下側板部444には磁石46が設けられている。これらの磁石45,46は、円板42を挟んで対向配置されている。
また、ケース44は、回転軸C1を中心とする上側板部442および下側板部444の相対回転位置を調整可能に構成されている。すなわち、上側板部442および下側板部444にそれぞれ設けられた磁石45,46は、回転軸C1を中心とする相対回転位置を調整可能である。
ここで、ケース44に伝達される回転トルクは、磁石45,46の相対回転位置によって調整される。例えば、回転トルクは、磁石45,46間で対向する磁極が異なる場合に最小トルクとなり、磁石45,46間で対向する磁極が同じになる場合に最大トルクになる。
本実施形態において、ケース44に伝達される回転トルクは、ケース44が中空スピンドル31よりも遅い速度で回転するように調整されている。
なお、撚糸機構3において高分子繊維Y1に加えられる撚りは、コイル状であってもよいし、非コイル状であってもよい。
撚糸機構3から導かれた撚糸状高分子繊維Yt1は、第1原糸加熱部5の内側を通過することで、繊維が軟化する温度に加熱される。第1原糸加熱部5を挿通した後の撚糸状高分子繊維Yt1は、ガイドローラ63によって、後述の第1送り機構61へ導かれる。
第1送り機構61は、搬送経路Rにおいて第1原糸加熱部5より下流であって、かつ、巻付機構7よりも上流に配置されている。この第1送り機構61は、いわゆるニップロールを構成するものであり、従動ローラ611と、不図示のモータ等により回転駆動される駆動ローラ613とを有する。駆動ローラ613は、各従動ローラ611との間に撚糸状高分子繊維Yt1を挟んで送り出す。
なお、図1に示す従動ローラ611,622の数は、例示であり、1以上であれば限定されない。
第2原糸ボビン22は、外周面に線状導電体Y2を巻回して保持するように構成された筒状部材である。具体的には、第2原糸ボビン22は、中空の筒部221と、筒部221の軸方向の両側端部にそれぞれ設けられた一対のフランジ部222とを有する。フランジ部222には、凹部223が設けられている。
また、ボビン受部715には、フランジ部222の凹部223に係合する凸部717が設けられている。このため、モータ72に駆動された中空スピンドル71が回転するとき、第2原糸ボビン22は中空スピンドル71と共に回転する。
モータ72は、歯車やプーリー等により構成される伝達機構721を介して、中空スピンドル71を回転軸C2周りに回転駆動させる。
ここで、第2原糸ボビン22から巻き解かれた線状導電体Y2は、中空スピンドル71の内側から送り出された撚糸状高分子繊維Yt1を回転中心として回転することにより、撚糸状高分子繊維Yt1の外周部に供給され、撚糸状高分子繊維Yt1に巻き付いていく。
線状導電体Y2が巻き付けられた撚糸状高分子繊維Yt1(ポリマーアクチュエータY3)は、第2送り機構62を経由して第2原糸加熱部8へ送られる。
なお、図1に示される電極体81,82は、ロッド形状であるが、ローラ形状であってもよく、他の形状であってもよい。
巻取ボビン23は、外周面にポリマーアクチュエータY3が巻回される筒状部材である。巻取ボビン23は、スピンドル91により保持され、スピンドル91と共に回転する。モータ92が回転駆動させると、巻取ボビン23は、ポリマーアクチュエータY3を巻き取る。
なお、巻取ボビン23によるポリマーアクチュエータY3の巻き取り速度と、撚糸機構3による高分子繊維Y1の繰り出し速度とは、撚糸状高分子繊維Yt1に撚り戻りが生じない程度の張力が加わるように相互に調整されている。
本実施形態のポリマーアクチュエータ製造装置1は、第1原糸である高分子繊維Y1に撚りを加えて撚糸状高分子繊維Yt1を生成する撚糸機構3と、撚糸状高分子繊維Yt1に第2原糸である線状導電体Y2を巻き付ける巻付機構7と、線状導電体Y2が巻き付けられた撚糸状高分子繊維Yt1(ポリマーアクチュエータY3)を巻き取る巻取機構9と、を備える。
すなわち、本実施形態のポリマーアクチュエータ製造装置1は、紡績技術を利用した撚糸機構3、巻付機構7および巻取機構9を備えることで、高分子繊維Y1の撚糸、撚糸状高分子繊維Yt1に対する線状導電体Y2の巻付、および、線状導電体Y2が巻き付けられた撚糸状高分子繊維Yt1の巻取を行うことができる。これにより、ポリマーアクチュエータY3を効率的に製造することができる。
このような構成によれば、巻付機構7は、撚糸機構3から連続的に提供される撚糸状高分子繊維Yt1に対して、線状導電体Y2を連続的に巻き付けることができる。このため、ポリマーアクチュエータY3をより効率的に製造することができる。
このような構成によれば、撚糸状高分子繊維Yt1のうち、第1送り機構61と第2送り機構62との間を搬送させる領域、すなわち巻付機構7を経由する領域において、撚糸状高分子繊維Yt1の張力を調整でき、撚糸状高分子繊維Yt1に対する線状導電体Y2の巻き付き状態を安定化できる。
特に、本実施形態では、第1送り機構61による送り速度は、第2送り機構62による送り速度よりも、遅い速度に設定されている。このため、撚糸状高分子繊維Yt1に生じる振動を抑止でき、撚糸状高分子繊維Yt1に線状導電体Y2を安定した螺旋間隔で巻き付けることができる。
このような構成によれば、線状導電体Y2が巻き付けられた撚糸状高分子繊維Yt1の表面を溶融させ、線状導電体Y2を撚糸状高分子繊維Yt1の表面に密着させることができる。これにより、線状導電体Y2の脱離や脱落を好適に抑制できる。また、撚糸状高分子繊維Yt1に対する線状導電体Y2の巻き付け位置のズレを好適に抑制できる。
このような構成によれば、電極体81,82間を搬送させる線状導電体Y2を通電加熱することができる。これにより、線状導電体Y2を簡易な構成によって迅速に加熱できる。
このような構成によれば、高分子繊維Y1は、回転するガイド体33に案内されることによって撚りを加えられる。また、高分子繊維Y1は、その材質上、撚糸により生じる応力が大きいが、本実施形態の撚糸方式(いわゆるアップツイスト法)によれば、高分子繊維Y1の撚り戻りを抑制し、安定した撚りを加えることができる。
このような構成によれば、中空スピンドル31の回転速度とは別にガイド体33の回転速度を調整することができる。これにより、撚糸状高分子繊維Yt1に好ましくない変形(例えばスナールや破断など)が生じることを抑制できる。
このような構成によれば、撚糸状高分子繊維Yt1に対して、当該撚糸状高分子繊維Yt1が中空スピンドル31の内側に案内されて直ぐに加熱処理を行うことができる。これにより、撚糸状高分子繊維Yt1の撚り戻しを好適に抑制することができ、撚糸状高分子繊維Yt1における撚り角をより大きくすることができる。例えば、加熱されない状態の撚糸状高分子繊維Yt1における最大撚り角が40~45°程度である場合、加熱された撚糸状高分子繊維Yt1における最大撚り角は、50°程度にまで向上させることができる。
なお、上述した本実施形態のポリマーアクチュエータ製造装置1の効果は、日本紡織機械製造株式会社製の試験機を用いて確認された。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形などは本発明に含まれる。
また、前記実施形態の撚糸機構3は、撚糸形式としてアップツイスト法を実施する構成を有しているが、他の撚糸形式を実施する構成であってもよい。撚糸形式としては、従来技術として存在する様々な形式を利用できる。
また、前記実施形態の第2原糸加熱部8は、第2送り機構62の下流に配置されているが、巻付機構7と巻取機構9との間であれば、第2送り機構62の上流に配置されてもよい。
Claims (7)
- 第1原糸である高分子繊維に撚りを加えて撚糸状高分子繊維を生成する撚糸機構と、
前記撚糸機構から連続的に提供される前記撚糸状高分子繊維に第2原糸である線状導電体を巻き付ける巻付機構と、
前記線状導電体が巻き付けられた前記撚糸状高分子繊維を巻き取る巻取機構と、を備え、
前記撚糸機構は、
前記高分子繊維が巻かれた第1原糸ボビンを保持する撚糸用中空スピンドルと、
前記撚糸用中空スピンドルを回転駆動させる撚糸用駆動部と、
前記撚糸用中空スピンドルの回転トルクが伝達されて前記撚糸用中空スピンドルの軸周りに回転し、前記第1原糸ボビンから巻き解かれた前記高分子繊維を前記撚糸用中空スピンドルの内側に案内するガイド体と、を有し、
前記巻付機構は、
前記線状導電体が巻かれた第2原糸ボビンを保持する中空スピンドルと、
前記中空スピンドルの内側を挿通した前記撚糸状高分子繊維の外周部に前記第2原糸ボビンから巻き解かれた前記線状導電体が巻き付くように前記中空スピンドルを回転駆動させる駆動部と、を有することを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。 - 請求項1に記載のポリマーアクチュエータ製造装置において、
前記撚糸状高分子繊維が送られる経路において前記巻付機構よりも上流側に配置された第1送り機構と、
前記経路において前記巻付機構よりも下流側に配置された第2送り機構と、をさらに備え、
前記撚糸状高分子繊維を送る前記第1送り機構の送り速度、および、前記線状導電体が巻き付けられた前記撚糸状高分子繊維を送る前記第2送り機構の送り速度は、個々に制御されていることを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。 - 請求項1または請求項2に記載のポリマーアクチュエータ製造装置において、
前記線状導電体のうち前記巻付機構と前記巻取機構との間を搬送させる領域を加熱する第2原糸加熱部をさらに備えることを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。 - 請求項3に記載のポリマーアクチュエータ製造装置において、
前記第2原糸加熱部は、前記撚糸状高分子繊維に巻き付けられた前記線状導電体に対して互いに異なる位置で接触する一対の電極体を有することを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。 - 請求項1に記載のポリマーアクチュエータ製造装置において、
前記撚糸機構は、前記撚糸用中空スピンドルの前記回転トルクを減少させながら前記ガイド体に伝達するトルク伝達部をさらに備えることを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。 - 請求項1または請求項5に記載のポリマーアクチュエータ製造装置において、
少なくとも一部が前記撚糸用中空スピンドルの内側に配置され、かつ、前記撚糸状高分子繊維を加熱する筒状の第1原糸加熱部をさらに備えることを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のポリマーアクチュエータ製造装置において、
前記撚糸状高分子繊維のうち前記巻付機構よりも上流側の領域を加熱する第1原糸加熱部をさらに備えることを特徴とするポリマーアクチュエータ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019178644A JP7411367B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | ポリマーアクチュエータ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019178644A JP7411367B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | ポリマーアクチュエータ製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021055205A JP2021055205A (ja) | 2021-04-08 |
JP7411367B2 true JP7411367B2 (ja) | 2024-01-11 |
Family
ID=75272315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019178644A Active JP7411367B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | ポリマーアクチュエータ製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7411367B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113463232A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-10-01 | 江苏大学 | 一种聚合物纤维人工肌肉连续自动加捻收卷装置及方法 |
US20240167199A1 (en) * | 2021-06-25 | 2024-05-23 | Jiangsu University | Continuous automatic twisting and winding device and method for polymer fiber artificial muscles |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241613A (ja) | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Nissan Motor Co Ltd | 繊維アクチュエータ |
JP2012087429A (ja) | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Toray Opelontex Co Ltd | カバリング糸およびその製造方法、製造装置、ならびにその織編物 |
JP2013136862A (ja) | 2011-11-29 | 2013-07-11 | Hayashi Yarn Twisting Co Ltd | 撚糸とその製造方法及びこれを用いた繊維製品 |
JP2019026966A (ja) | 2017-07-31 | 2019-02-21 | リンテック株式会社 | アクチュエータ |
WO2019104164A1 (en) | 2017-11-22 | 2019-05-31 | Lintec Of America, Inc. | Embedded conductive wires in polymer artificial muscle actuating devices |
-
2019
- 2019-09-30 JP JP2019178644A patent/JP7411367B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241613A (ja) | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Nissan Motor Co Ltd | 繊維アクチュエータ |
JP2012087429A (ja) | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Toray Opelontex Co Ltd | カバリング糸およびその製造方法、製造装置、ならびにその織編物 |
JP2013136862A (ja) | 2011-11-29 | 2013-07-11 | Hayashi Yarn Twisting Co Ltd | 撚糸とその製造方法及びこれを用いた繊維製品 |
JP2019026966A (ja) | 2017-07-31 | 2019-02-21 | リンテック株式会社 | アクチュエータ |
WO2019104164A1 (en) | 2017-11-22 | 2019-05-31 | Lintec Of America, Inc. | Embedded conductive wires in polymer artificial muscle actuating devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021055205A (ja) | 2021-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4074511A (en) | Self twist yarn strand system | |
JP7411367B2 (ja) | ポリマーアクチュエータ製造装置 | |
CN109610068B (zh) | 一种静电纺丝纳米纤维包芯纱再包长丝成纱装置 | |
JP2006070424A (ja) | 糸品質保証方法及び糸加工機 | |
US3098347A (en) | Elastic yarn and method of making the same | |
CA2235170A1 (en) | Apparatus for helically assembling at least two filaments | |
JPS6059127A (ja) | オ−プンエンド紡績装置で複数成分紡績加燃糸を製造する方法と装置 | |
US5417046A (en) | Method of manufacturing a composite yarn having a spandex core and a texturized thermoplastic covering | |
US3771304A (en) | Twisting motion and process for producing wire cords | |
KR101825162B1 (ko) | 연선기의 선재 공급유닛 | |
US2635413A (en) | Strand-former balloon control | |
KR101737026B1 (ko) | 연선기의 선재 공급유닛 | |
KR20000052610A (ko) | 견사용연사기 | |
US3831362A (en) | Method and apparatus for producing textured yarn | |
JPS62276037A (ja) | 仮撚装置 | |
TWM627719U (zh) | Tpee花式撚合複合加工紗之加工設備 | |
JPH082821A (ja) | 高張力解舒装置 | |
KR101778911B1 (ko) | 기모형성이 가능한 투포원 연사기 | |
JP7353003B1 (ja) | 撚合装置 | |
US4478037A (en) | Twisting method and apparatus | |
US4509317A (en) | Apparatus and method for making metallic cord | |
GB2123042A (en) | Apparatus for producing a fancy yarn | |
JP2007508466A (ja) | 細長い糸状素子を巻取素子の上に巻回する装置 | |
TW202325932A (zh) | 絲線輸送裝置以及假撚加工機 | |
JP2000110037A (ja) | 複合加撚給糸機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7411367 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |