JP7405454B2 - 変換コネクタおよび中継ケーブル - Google Patents
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Description
このような事情から、規格が異なることとなり使用不可能となったコネクタは、変換コネクタを使用して同一の規格のコネクタに変換することが一般化している。
本発明に関連する特許文献1には、USB(Universal Serial Bus)コネクタを様々な仕様の携帯電話器の電源コネクタに変換して充電に使用する充電用ケーブルが開示されている。
本発明に関連する特許文献2、3には、一の同軸ケーブルを他の複数の同軸ケーブルに択一的に切り替えて接続する切替装置が開示されている。
また特許文献2、3は、同軸ケーブルと一体となった切替装置であって、異なる規格のコネクタの変換に直ちに適用することができるものではない。
軸を中心として互いに回転可能に連結され、前記軸方向へ相対移動可能に配置された第1の端子支持部材および第2の端子支持部材と、前記第1の端子支持部材の前記軸から半径方向に離れた位置に支持された第1の端子と、前記第2の端子支持部材の前記第1の端子支持部材側の端部に前記軸と平行な方向に移動可能に設けられ、前記第1の端子に接続可能に構成された第2の端子と、前記第2の端子支持部材の前記第1の端子支持部材と反対側の端部に前記軸と平行な方向に移動可能に設けられ、前記第1、第2の端子と異なる構造の他の端子に接続可能な第3の端子と、前記第2の端子を一端に備え、前記第3の端子を他端に備えるとともに、これら第2の端子と第3の端子とを一体に連結しかつ電気的に接続する接続基板とを備え、前記第2の端子支持部材は、前記接続基板を前記第2の端子と第3の端子とともに前記軸と平行な方向にそれぞれ移動可能に支持する貫通孔を前記軸回りの複数個所に備える。
図1に示す変換コネクタは、軸1を中心として互いに回転可能に連結され、前記軸1の方向へ相対移動可能に配置された第1の端子支持部材2および第2の端子支持部材3と、前記第1の端子支持部材2の前記軸1から半径方向に離れた位置に支持された第1の端子4と、前記第2の端子支持部材3の前記第1の端子支持部材2側の端部に前記軸1と平行な方向に移動可能に設けられ、前記第1の端子4に接続可能に構成された第2の端子5と、前記第2の端子支持部材3の前記第1の端子支持部材2と反対側の端部に前記軸1と平行な方向に移動可能に設けられ、前記第1、第2の端子4、5と異なる構造の他の端子に接続可能な第3の端子6と、前記第2の端子5を一端に備え、前記第3の端子6を他端に備えるとともに、これら第2の端子4と第3の端子6とを一体に連結しかつ電気的に接続する接続基板7とを備え、前記第2の端子支持部材3は、前記接続基板7を前記第2の端子5と第3の端子6とともに前記軸1と平行な方向にそれぞれ移動可能に支持する貫通孔8を前記軸1回りの複数個所に備える。
図2は、一実施形態の変換コネクタによる接続状態を示すもので、変換コネクタ11は、中継ケーブル12の両端に設けられて、サーバ等の電子機器13の機器側端子部13a、13b、13c(図示例では、13a、13b、13cの三種の異なる規格の端子を備えているものとする)への接続に利用される。
図3は、入出力端子部を構成する各部品を示す。この変換コネクタは、前記変換端子切り替え部21と中継ケーブル端子部固定部22とを主要な構成要素とする。これら変換端子切り替え部21と中継ケーブル端子部固定部22とは、それぞれ円柱状の外形を有する。前記変換端子切り替え部21は、全体として円柱状をなすとともに、図3(a)の右側の端部が前記中継ケーブル端子部固定部22の外径よりわずかに大きな内径の円筒状(リング状)をなしていて、該円筒状の部分に前記中継ケーブル端子部固定部22の先端(図3(a)(c)の左端)が回転用中心軸26(図3(c)参照)を中心として回転自在に挿入されている。なお前記回転用中心軸26は、前記変換端子切り替え部21、中継ケーブル端子部固定部22の一方に固定されて他方に対して回転自在な構造であっても、両方に対して回転自在に構造であっても良い。
前記中継ケーブル端子部固定部22は、図3(c)(c’)に示すように、前記変換端子切り替え部21の端部の環状部に先端が挿入されるもので、前記変換端子切り替え部21の3つの貫通孔27と軸線方向視で重なることができる位置(回転用中心軸26を中心として円周上に120度の相互間隔をおいて配置された3つの貫通孔27と回転用中心軸26からの半径方向の距離が一致する位置)に、前記貫通孔27と同一の内径を有する貫通孔(開口部)28を有する。この貫通孔28には、中継ケーブル12が先端の端子部12aとともに収容されており、この端子部12aは、前記変換端子部23A、23B、23Cの端子部234と接続可能な規格で構成されている。
また前記端子部23Aは、前記貫通孔27内にスライド移動可能な寸法に形成されていて、前記貫通孔27に挿入、引き出しすることができる。なお前記IC搭載基板235は、各端子部の接続に伴って一端が押されることにより、その力を他端へ伝達するに十分な剛性を有するよう、材料、厚さが設定されている。
なお本項では、三つの前記変換端子部23A、23B、23Cのうち、変換端子部23Aを使用する場合を想定し、手順を説明する。
接続手順1
前記変換端子部切り替え部21の端部の筒状部に前記中継ケーブル端子部固定部22の一部を(接続端子部12aが変換端子部切り替え部21の端面と接触しない程度の深さまで)挿入し、回転用中心軸26を中心としてこれらを相対的に回転させ、前記変換端子部23A、23B、23Cから、使用する変換端子部23A使用を選択する。
具体的には、図5(a)に示すように前記変換端子部切り替え部21を回転させることで、内部に固定されている前記変換端子部23A、23B、23Cの位置を前記中継ケーブル端子部固定部22の先端と一致する(貫通孔27と接続端子部12aとの位置が一致する)よう回転させる。これにより、図4(a)に示すように、変換端子部23A中の中継ケーブル接続用端子部234を中継ケーブル端子部固定部22に固定されている中継ケーブル12の接続端子部12aに接続が可能な位置へ移動させる。(なお図4(b)は、同図(a)において上面視することにより一部が隠れるため、変換端子部23A、23B、23Cを展開した状態で前記中継ケーブル12が変換端子部23Aと位置合わせされた状態を示す。)
使用する変換端子部23Aと中継ケーブル12とを接続させる。
図4(b)に示すように、前記中継ケーブル端子部固定部22に支持された前記中継ケーブル12の先端の接続端子部12aと、前記変換端子部切り替え部21の貫通孔27の一つの内部に格納されている変換端子部23A中の中継ケーブル接続用端子部234とを位置決めし、前記中継ケーブル端子部固定部22の先端の前記接続端子部12aを変換端子部切り替え部21の貫通孔27内へ押し込むと、前記変換端子部23Aの中継ケーブル接続用端子部234と接続されるとともに、変換端子部23Aの一端が押されることにより、図5(b)、図7(a)(b)に示すように、変換端子部切り替え部21の端部から端子部231が押し出される。この際、選択されなかった他の端子部232、233は、前記中継ケーブル12によって押されないため、貫通孔27内にそのまま留まり、前記変換端子部切り替え部21の端部から突出することはない。
図5(c)に示すように、前記変換端子部切り替え部21の端部の開口部(貫通孔)27から露出した変換端子部23Aを電子機器13の機器側端子部13aへ接続する。
図8に端子部の交換についての手順について示す。なお図8にあっては、説明の便宜上、一部の図で前記変換端子部切り替え部21および前記中間ケーブル端子部固定部22の全体を中実円柱状に代えて筒状に表現することによって、内部の変換端子部23A、23B、23C、23Dの視認を容易にした表現とした。
なお図8の説明にあっては、交換により取り外す接続端子部を符号23Aで示し、新たに取り付ける変換端子部を23Dで示す。前記変換端子部23Dについては、前記変換端子部23Aと同様の構成であるが、前記変換端子部23B、23Cが前記変換端子部Aと異なる規格の構造を有するのと同様、これらとは別の規格の(機器側規格)端子部236が搭載されている。
図8(a)に示すように、前記変換端子部切り替え部21と一体に組み合わさっている前記中継ケーブル端子部固定部22を取り外す。
交換手順2
図8(b)に示すように、前記変換端子部切り替え部21の貫通孔27の内部に収容されている変換端子部23Aを取り外し、新たな変換端子部23Dと入れ替える。
交換手順3
前記変換端子部切り替え部21を前記中継ケーブル端子部固定部22に取り付ける。
以上のように、前記変換端子切り替え部21の内部の交換した端子部232、233、236を用いて電子機器13への接続を行う場合においても、上記の接続の手順1~3にしたがって必要な中継ケーブル12の端子部4との接続を行うことができる。
2 第1の端子支持部材
3 第2の端子支持部材
4 第1の端子
5 第2の端子
6 第3の端子
7 接続基板
8 貫通孔
11 変換コネクタ
12 中継ケーブル
13 電子機器
13a、13b (機器側)端子部
21 変換端子切り替え部
22 中継ケーブル端子部固定部
23A、23B、23C (変換)端子部
231、232、233 (機器側)端子部
234 (中継ケーブル側)端子部
235 (変換用)IC搭載基板
26 回転用中心軸
27 開口部(貫通孔)
Claims (4)
- 軸を中心として互いに回転可能に連結され、前記軸方向へ相対移動可能に配置された第1の端子部支持部材および第2の端子部支持部材と、
前記第2の端子部支持部材の前記第1の端子部支持部材側の端部に前記軸と平行な方向に移動可能に設けられ、線状部材の端部に設けられた第1の端子部に接続可能に構成された第2の端子部と、
前記第2の端子部支持部材の前記第1の端子部支持部材と反対側の端部に前記軸と平行な方向に移動可能に設けられ、前記第1、第2の端子部と異なる構造の他の端子部に接続可能な第3の端子部と、
前記第2の端子部を一端に備え、前記第3の端子部を他端に備えるとともに、これら第2の端子部と第3の端子部とを一体に連結しかつ電気的に接続する接続基板と、
を備え、
前記第2の端子部支持部材は、前記接続基板を前記第2の端子部と第3の端子部とともに前記軸と平行な方向にそれぞれ移動可能に支持する貫通孔を前記軸回りの複数個所に備える、
変換コネクタ。 - 複数の前記貫通孔に備えられた前記第3の端子部は、接続電極の形状、配置、および他の端子部と連結される個所の形状の少なくともいずれかが、前記第2の端子部と嵌合可能な端子部と異なる、
請求項1に記載の変換コネクタ。 - 前記第1の端子部支持部材は、前記第1の端子部を前記第1の端子部支持部材の端面から突出した状態で支持し、前記第1の端子部支持部材と第2の端子部支持部材とが互いに接近することにより前記貫通孔へ挿入される、
請求項1または2のいずれか1項に記載の変換コネクタ。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の変換コネクタを2個備え、いずれか一の変換コネクタの前記第1の端子部支持部材に挿入される前記第1の端子部を一端に備え、いずれか他の変換コネクタの前記第1の端子部支持部材に挿入される前記第1の端子部を他端に備える線状部材を備える、
中継ケーブル。
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