JP7404490B1 - 決済管理装置、決済管理方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが利用可能な決済処理をライフイベントに応じて提供することが可能な決済管理装置、決済管理方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】実施形態によれば、決済管理装置は、取得部と、判定部と、コード送信部と、広告送信部と、を備える。取得部は、オンラインストアのユーザから電話番号及び生年月日を含む申込情報を取得する。判定部は、申込情報に基づき、ユーザの注文の決済の可否を判定する。コード送信部は、判定部によって決済が可能であると判定された注文の支払いの際、注文の額を示すコード情報を電話番号に関連づけられた端末に送信する。広告送信部は、生年月日に基づいて広告情報を端末に送信する。【選択図】図13

Description

特許法第30条第2項適用 1.2022年11月11日 https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/result.html https://webcast.net-ir.ne.jp/82522211/index.htmlにて発表 2.2022年11月11日 第2四半期決算説明会資料にて発表 3.2022年11月11日 https://webcast.net-ir.ne.jp/82522211/index.html(第2四半期決算発表)にて発表 4.2022年11月14日 https://voi.0101.co.jp/voi/content/01/sp/contents/information/news/article/221101.htmlにて発表
本発明の実施形態は、決済管理装置、決済管理方法、及びプログラムに関する。
クレジットカード(以降では、単に「カード」とも呼ぶ。)を使用して物品等を購入するカード払い決済処理が知られている。カード払い決済処理は、急速なキャッシュレス化と共に、広く浸透している。
一方、近年では、BNPL(Buy Now, Pay Later)と呼ばれる後払い決済処理の利用が拡大している。後払い決済処理は、対象とするユーザの範囲がカード払い決済処理よりも広い。このため、未成年者のような、カード払い決済処理を利用できないユーザを中心として、後払い決済処理の利用の拡大が予測されている。
特許第7066151号公報
ユーザには、利用可能な決済処理がライフイベントに応じて提供されることが望ましい。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザが利用可能な決済処理をライフイベントに応じて提供することが可能な決済管理装置、決済管理方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、決済管理装置は、取得部と、識別部と、認証部と、判定部と、コード送信部と、広告送信部と、を備える。上記取得部は、オンラインストアにおける決済手段として後払い決済処理がユーザによって選択されることに応じて、上記オンラインストアのユーザにより入力された電話番号及び生年月日を含む申込情報、及び上記オンラインストアに記憶される上記ユーザに関する生年月日を含むユーザ情報を取得する。上記識別部は、上記申込情報に含まれる生年月日と上記ユーザ情報に含まれる生年月日とが一致するか否かに基づき、上記ユーザが上記申込情報により特定される申込者と同一人物であることを識別する。上記認証部は、上記識別が成功した場合、上記電話番号に関連づけられた端末に送信される第1認証情報と、上記送信に対する応答として上記端末から取得される第2認証情報とが一致するか否かに基づき、上記申込者が上記端末の所有者と同一人物であることを認証する。上記判定部は、上記認証が成功した場合、上記ユーザの注文の決済が可能であると判定する。上記コード送信部は、上記判定部によって決済が可能であると判定された注文の支払いの際、上記注文の額を示すコード情報を上記電話番号に関連づけられた端末に送信する。上記広告送信部は、上記生年月日に基づいて広告情報を上記端末に送信する。
本発明によれば、ユーザが利用可能な決済処理をライフイベントに応じて提供することが可能な決済管理装置、決済管理方法、及びプログラムを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る決済管理システムの構成の一例を示すブロック図。 図2は、第1実施形態に係る決済管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 図3は、第1実施形態に係る既存BNPL客DBに記憶される情報の一例を示す図。 図4は、第1実施形態に係るカード会員DBに記憶される情報の一例を示す図。 図5は、第1実施形態に係るEC管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 図6は、第1実施形態に係るECユーザDBに記憶される情報の一例を示す図。 図7は、第1実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 図8は、第1実施形態に係る端末DBに記憶される情報の一例を示す図。 図9は、第1実施形態に係る決済管理サーバの制御部の機能構成の一例を示すブロック図。 図10は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける後払い決済処理の一例を示すシーケンス図。 図11は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける識別処理の一例を示すフローチャート。 図12は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける与信処理の一例を示すフローチャート。 図13は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理の一例を示すシーケンス図。 図14は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の第1例を示す図。 図15は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の第2例を示す図。 図16は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の第3例を示す図。 図17は、第2実施形態に係る決済管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 図18は、第2実施形態に係る決済管理サーバの支払支援アプリモジュールの機能構成の一例を示すブロック図。 図19は、第2実施形態に係るアプリ登録者DBに記憶される情報の一例を示す図。 図20は、第2実施形態に係る決済管理システムにおける支払支援アプリの登録者による支払処理の一例を示すシーケンス図。 図21は、第2実施形態に係る決済管理システムにおける支払支援アプリの未登録者による支払処理の一例を示すシーケンス図。 図22は、第2実施形態に係る決済管理システムにおける支払支援アプリの未登録者による支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の一例を示す図。
以下、図面を参照していくつかの実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。
1. 第1実施形態
1.1 構成
1.1.1 全体構成
図1は、第1実施形態に係る決済管理システムの構成の一例を示すブロック図である。決済管理システム1は、商品の購入者とEC(Electronic Commerce)事業者との間で行われる電子商取引において、決済事業者の提供する決済サービスを利用するためのシステムである。決済管理システム1は、決済管理サーバ10、EC管理サーバ20、及び端末30を含む。決済管理サーバ10、EC管理サーバ20、及び端末30は、ネットワークNWを介して互いに通信できるように構成される。なお、決済管理サーバ10とEC管理サーバ20との間のネットワークNWは、専用回線によって構成されていてもよい。
決済管理サーバ10は、決済事業者の管理するサーバである。決済管理サーバ10は、決済管理装置とも呼ばれる。決済管理サーバ10は、EC管理サーバ20に複数の決済処理を提供する。複数の決済処理は、BNPLに代表される後払い決済処理、及びクレジットカードを使用するカード払い決済処理を含む。後払い決死処理の詳細については、後述する。
EC管理サーバ20は、EC事業者の管理するサーバである。EC管理サーバ20は、例えば、端末30の所有者にオンラインストアを提供する。
端末30は、例えば、スマートフォンのような携帯電話端末である。端末30の所有者は、端末30を用いて、EC管理サーバ20が提供するオンラインストアにおいて、決済管理サーバ10が提供する決済処理を用いて商品を購入する。
1.1.2 ハードウェア構成
次に、第1実施形態に係る決済管理システムを構成する各種構成要素のハードウェア構成について説明する。
(決済管理サーバ)
図2は、第1実施形態に係る決済管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
決済管理サーバ10は、制御部11、ユーザインタフェース12、通信モジュール13、ドライブ14、及びストレージ15を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を含む。制御部11のROMは、決済管理サーバ10における各種処理で使用されるプログラム等を記憶する。制御部11のCPUは、制御部11のROMに記憶されるプログラムにしたがって、決済管理サーバ10の全体を制御する。制御部11のRAMは、制御部11のCPUの作業領域として使用される。
ユーザインタフェース12は、決済事業者と制御部11との間の通信を司るインタフェースである。ユーザインタフェース12は、入力機器及び出力機器を含む。入力機器は、例えば、タッチパネル及び操作ボタン等を含む。出力機器は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)又はEL(Electroluminescence)ディスプレイを含む。ユーザインタフェース12は、決済事業者からの入力を電気信号に変換した後、制御部11に送信する。ユーザインタフェース12は、決済事業者からの入力に基づく各種処理の実行結果を、決済事業者に出力する。
通信モジュール13は、決済管理サーバ10と、EC管理サーバ20及び端末30との間のデータの送受信に使用される回路である。
ドライブ14は、記憶媒体14aに記憶されたソフトウェアを読み込むための機器である。ドライブ14は、例えば、CD(Compact Disk)ドライブ、又はDVD(Digital Versatile Disk)ドライブ等を含む。
記憶媒体14aは、ソフトウェアを、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって記憶する媒体である。記憶媒体14aは、決済管理サーバ10における各種処理を実行するためのプログラムを記憶してもよい。
ストレージ15は、DB(Database)サーバである。ストレージ15は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)等を含む。ストレージ15には、既存BNPL客DB15a、及びカード会員DB15bが記憶される。
図3は、第1実施形態に係る既存BNPL客DBに記憶される情報の一例を示す図である。既存BNPL客DB15aは、決済管理サーバ10が提供する後払い決済処理を過去に利用したことがある人物(以下、「既存BNPL客」と呼ぶ。)に関する情報を記憶するデータベースである。
具体的には、既存BNPL客DB15aには、複数の既存BNPL客情報が記憶される。既存BNPL客情報は、例えば、既存BNPL客ID、住所、氏名、生年月日、携帯電話番号、及び後払い与信ステータスを含む。
既存BNPL客IDは、既存BNPL客を一意に識別する識別子である。
住所、氏名、及び生年月日はそれぞれ、既存BNPL客IDに対応する既存BNPL客の住所、氏名、及び生年月日である。
携帯電話番号は、既存BNPL客IDに対応する既存BNPL客の所有する携帯電話端末(すなわち、端末30)の電話番号である。
BNPL与信ステータスは、決済管理サーバ10が提供する後払い決済処理の過去の利用結果に基づく、既存BNPL客IDに対応する既存BNPL客の信用状態を示すステータスである。BNPL与信ステータスが示す信用状態は、例えば、通常状態、支払遅れ状態、要注意状態、貸倒れ状態、及び販禁状態等を含む。
図4は、第1実施形態に係るカード会員DBに記憶される情報の一例を示す図である。カード会員DB15bは、決済管理サーバ10が提供するカード払い決済処理を過去に利用したことがある人物(以下、「カード会員」と呼ぶ。)に関する情報を記憶するデータベースである。
具体的には、カード会員DB15bには、複数のカード会員情報が記憶される。カード会員情報は、例えば、カード会員ID、住所、氏名、生年月日、電話番号、及びカード与信ステータスを含む。
カード会員IDは、カード会員を一意に識別する識別子である。
住所、氏名、及び生年月日はそれぞれ、カード会員IDに対応するカード会員の住所、氏名、及び生年月日である。
電話番号は、カード会員IDに対応するカード会員の電話番号である。電話番号は、必ずしも携帯電話番号でなくてもよい。
カード与信ステータスは、決済管理サーバ10が提供するカード払い決済処理の過去の利用結果に基づく、カード会員IDに対応するカード会員の信用状態を示すステータスである。カード与信ステータスが示す信用状態は、例えば、通常状態、支払遅れ状態、要注意状態、貸倒れ状態、及び販禁状態等を含む。
(EC管理サーバ)
図5は、第1実施形態に係るEC管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
EC管理サーバ20は、制御部21、ユーザインタフェース22、通信モジュール23、及びストレージ24を備える。
制御部21は、CPU、RAM、及びROM等を含む。制御部21のROMは、EC管理サーバ20における各種処理で使用されるプログラム等を記憶する。制御部21のCPUは、制御部21のROMに記憶されるプログラムにしたがって、EC管理サーバ20の全体を制御する。制御部21のRAMは、制御部21のCPUの作業領域として使用される。
ユーザインタフェース22は、EC事業者と制御部21との間の通信を司るインタフェースである。ユーザインタフェース22は、入力機器及び出力機器を含む。入力機器は、例えば、タッチパネル及び操作ボタン等を含む。出力機器は、例えば、LCD又はELディスプレイを含む。ユーザインタフェース22は、EC事業者からの入力を電気信号に変換した後、制御部21に送信する。ユーザインタフェース22は、EC事業者からの入力に基づく各種処理の実行結果を、EC事業者に出力する。
通信モジュール23は、EC管理サーバ20と、決済管理サーバ10及び端末30との間のデータの送受信に使用される回路である。
ストレージ25は、DBサーバである。ストレージ25は、例えば、HDD又はSSD等を含む。ストレージ25は、ECユーザDB24aを含む。
図6は、第1実施形態に係るECユーザDBに記憶される情報の一例を示す図である。ECユーザDB24aは、EC管理サーバ20が提供するオンラインストアの利用者(以下、「ECユーザ」と呼ぶ。)に関する情報を記憶するデータベースである。
具体的には、ECユーザDB24aには、複数のECユーザ情報が記憶される。ECユーザ情報は、例えば、ECユーザID、住所、氏名、生年月日、及び携帯電話番号を含む。
ECユーザIDは、ECユーザを一意に識別する識別子である。ECユーザIDは、オンラインストアへのログインIDとして使用される。
住所、氏名、及び生年月日はそれぞれ、ECユーザIDに対応するECユーザの住所、氏名、及び生年月日である。
携帯電話番号は、ECユーザIDに対応するECユーザの所有する携帯電話端末(すなわち、端末30)の電話番号である。
(端末)
図7は、第1実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
端末30は、制御部31、ユーザインタフェース32、通信モジュール33、通話モジュール34、及びストレージ35を備える。
制御部31は、CPU、RAM、及びROM等を含む。制御部31のROMは、端末30における各種処理で使用されるプログラム等を記憶する。制御部31のCPUは、制御部31のROMに記憶されるプログラムにしたがって、端末30の全体を制御する。制御部31のRAMは、制御部31のCPUの作業領域として使用される。
ユーザインタフェース32は、端末30の所有者と制御部31との間の通信を司るインタフェースである。ユーザインタフェース32は、入力機器及び出力機器を含む。入力機器は、例えば、タッチパネル及び操作ボタン等を含む。出力機器は、例えば、LCDを含む。ユーザインタフェース32は、端末30の所有者からの入力を電気信号に変換した後、制御部31に送信する。ユーザインタフェース32は、端末30の所有者からの入力に基づく各種処理の実行結果を、端末30に出力する。
通信モジュール33は、端末30と、決済管理サーバ10及びEC管理サーバ20との間のデータの送受信に使用される回路である。
通話モジュール34は、端末30の所有者と他者との間の端末30を介した通話に使用される回路である。
ストレージ35は、DBサーバである。ストレージ35は、例えば、HDD又はSSD等を含む。ストレージ35は、端末DB35aを含む。
図8は、第1実施形態に係る端末DBに記憶される情報の一例を示す図である。端末DB35aは、端末30に関する情報を記憶するデータベースである。
具体的には、例えば、端末DB35aには、機器ID、携帯電話番号、及びメールアドレスが記憶される。
機器IDは、端末30を、一意に識別する識別子である。
携帯電話番号及びメールアドレスはそれぞれ、端末30に一意に割り当てられた電話番号及びメールアドレスである。
1.1.3 機能構成
次に、第1実施形態に係る決済管理サーバの機能構成について説明する。
図9は、第1実施形態に係る決済管理サーバの制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。制御部11のCPUは、制御部11のROM又は記憶媒体14aに記憶されたプログラムを制御部11のRAMに展開する。そして、制御部11のCPUは、制御部11のRAMに展開されたプログラムを解釈及び実行する。これにより、制御部11は、取得部111、判定部112、及び支払管理部113を備えるコンピュータとして機能する。取得部111、判定部112、及び支払管理部113は主として、後払い決済処理を担う機能ブロックである。
取得部111は、後払い決済処理の際に、端末30から申込情報を取得する。申込情報は、携帯電話番号、及び生年月日を含む。また、取得部111は、オンラインストアで後払い決済処理を申し込んだECユーザのECユーザ情報を、EC管理サーバ20から取得する。取得部111は、取得された申込情報及びECユーザ情報を判定部112に送信する。
判定部112は、後払い決済処理による決済の可否を判定する。具体的には、判定部112は、識別部112-1、認証部112-2、及び与信部112-3を含む。
識別部112-1は、申込情報及びECユーザ情報に基づき、識別処理を実行する。識別処理は、申込情報により特定される申込者が、後払い決済処理を申し込んだECユーザと同一人物であるか否かを識別する処理を含む。申込情報により特定される申込者が後払い決済処理を申し込んだECユーザと同一人であると識別された場合、識別部112-1は、「識別OK」の識別処理結果を認証部112-2に送信する。申込情報により特定される申込者が後払い決裁処理を申し込んだECユーザと別人であると識別された場合、識別部112-1は、後払い決済処理の利用不可通知を端末30に送信する。
認証部112-2は、「識別OK」の識別処理結果を受けると、認証処理を実行する。認証処理は、申込情報により特定される申込者が端末30の所有者であるか否かを認証する処理である。申込情報により特定される申込者が端末30の所有者であると認証された場合、認証部112-2は、「認証OK」の認証処理結果を与信部112-3に送信する。申込情報により特定される申込者が端末30の所有者ではないと認証された場合、認証部112-2は、後払い決済処理の利用不可通知を端末30に送信する。
以下では、識別処理及び認証処理によって同一人物であることが確認された申込者、ECユーザ、及び端末30の所有者を総称して、単に「ユーザ」とも呼ぶ。
与信部112-3は、「認証OK」の認証処理結果を受けると、与信処理を実行する。与信処理は、後払い決済処理で決済する信用をユーザが有しているか否かを判定する処理である。与信処理は、例えば、BNPL与信ステータスに基づく与信処理と、カード与信ステータスに基づく与信処理と、を含む。後払い決済処理で決済する信用をユーザが有していると判定された場合、与信部112-3は、「与信OK」の与信処理結果を支払管理部113に送信する。後払い決済処理で決済する信用をユーザが有していないと判定された場合、与信部112-3は、後払い決済処理の利用不可通知を端末30に送信する。
支払管理部113は、後払い決済された注文の支払処理を管理する。具体的には、支払管理部113は、コード送信部113-1及び広告送信部113-2を含む。
コード送信部113-1は、後払い決済された注文の額を示すコード情報を生成し、端末30に送信する。コード情報は、例えば、バーコードである。
広告送信部113-2は、決済管理サーバ10が提供する決済サービスに関する広告情報を生成する。広告送信部113-2は、申込情報内の生年月日に基づき、端末30に送信する広告情報を選択し、送信する。
1.2 動作
第1実施形態に係る決済管理システムにおける動作について説明する。
1.2.1 後払い決済処理
(全体処理)
図10は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける後払い決済処理の一例を示すシーケンス図である。図10では、端末30の所有者が、EC管理サーバ20が提供するオンラインショッピングサービスにおいて、後払い決済処理で決済する際の一連の処理が示される。
決済処理の種類を選択する画面が端末30に表示されると(開始)、端末30の所有者は、後払い決済処理を選択する旨をEC管理サーバ20に通知する(S11)。
後払い決済処理が選択された旨が通知されると、EC管理サーバ20は、ECユーザDB24aを参照し、端末30がオンラインショッピングサービスにログインした際に使用したECユーザ情報を決済管理サーバ10に通知する(S12)。これにより、決済管理サーバ10の取得部111は、ECユーザ情報を取得する。
S12の処理の後、EC管理サーバ20は、同意画面を端末30に表示させる(S13)。同意画面には、例えば、「同意」ボタンと共に、以後の処理が決済管理サーバ10に引き継がれること、及びECユーザ情報内の住所、氏名、生年月日、及び携帯電話番号等が決済管理サーバ10に連携されること等の確認事項が表示される。
端末30の所有者は、「同意」ボタンを押下する(S14)。これにより、S13の処理で表示された確認事項に同意する旨が決済管理サーバ10に通知される。
確認事項に同意する旨が通知されると、決済管理サーバ10は、申込情報入力画面を端末30に表示させる(S15)。申込情報入力画面には、例えば、「次へ」ボタンと共に、申込情報として携帯電話番号及び生年月日を入力するための領域が表示される。
端末30の所有者は、S15の処理で表示された申込情報入力画面に携帯電話番号及び生年月日を入力すると共に、「次へ」ボタンを押下する(S16)。これにより、決済管理サーバ10の取得部111は、申込情報を取得する。
決済管理サーバ10の識別部112-1は、S12の処理で取得したECユーザ情報と、S16の処理で取得した申込情報とに基づき、識別処理を実行する(S17)。識別処理の詳細については、後述する。
識別処理結果が「識別OK」の場合、決済管理サーバ10は、認証情報入力画面を端末30に表示させる(S18)。認証情報入力画面には、例えば、「次へ」ボタンと共に、認証情報としてワンタイムパスワードを入力するための領域が表示される。
S18の処理と並行して、決済管理サーバ10は、例えば、SMS(Short Mail Service)機能を利用して、ワンタイムパスワードを含むショートメールを、S16の処理で通知された申込情報内の携帯電話番号を宛先として送信する(S19)。
端末30の所有者は、S19の処理で受信したショートメール内のワンタイムパスワードをS18の処理で表示された認証情報入力画面に入力すると共に、「次へ」ボタンを押下する(S20)。これにより、決済管理サーバ10の取得部111は、認証情報を取得する。
決済管理サーバ10の認証部112-2は、S20の処理で取得した認証情報に基づき、認証処理を実行する(S21)。認証処理では、例えば、S20の処理で通知された認証情報と、S19の処理で送信された認証情報とが一致するか否かが判定される。そして、S20の処理で通知された認証情報と、S19の処理で送信された認証情報とが一致する場合、認証処理結果が「認証OK」となる。
認証処理結果が「認証OK」の場合、決済管理サーバ10の与信部112-3は、与信処理を更に実行する(S22)。与信処理の詳細については、後述する。
与信処理結果が「与信OK」の場合、決済管理サーバ10は、支払内容画面を端末30に表示させる(S23)。支払内容画面には、例えば、「支払確定」ボタンと共に、注文の総額、及び支払期日等が表示される。
端末30の所有者は、S23の処理で表示された支払内容画面の「支払確定」ボタンを押下する(S24)。これにより、注文の決済が完了した旨が決済管理サーバ10に通知される。
S24の処理によって決済が完了すると、決済管理サーバ10は、S11の処理で後払い決済処理が選択された注文の決済が完了した旨をEC管理サーバ20に通知する(S25)。
決済完了通知を受けると、EC管理サーバ20は、対応する商品の出荷処理を実行する(S26)。
S26の出荷処理の後、EC管理サーバ20は、商品が出荷された旨を決済管理サーバ10に通知する(S27)。
出荷通知を受けると、決済管理サーバ10の支払管理部113は、例えば、SMS機能を利用して、後払いサイトのURL(Uniform Resource Locator)を含むショートメールを、S16の処理で通知された申込情報内の携帯電話番号を宛先として送信する(S28)。後払いサイト情報は、例えば、後払い決済処理で決済された注文の支払処理を行うためのWEBサイトへのリンクである。
S28の処理が終了すると、後払い決済処理は終了となる(終了)。
(識別処理の詳細)
図11は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける識別処理の一例を示すフローチャートである。
識別処理が開始すると(開始)、識別部112-1は、ミス数を初期化する(S31)。ミス数は、例えば、0以上の整数である。この場合、ミス数は、S31の処理で0に初期化される。
S31の処理の後、識別部112-1は、ECユーザ情報の生年月日と、申込情報の生年月日とが一致するか否かを判定する(S32)。
ECユーザ情報の生年月日と申込情報の生年月日とが一致しない場合(S32;no)、識別部112-1は、ミス数をインクリメントする(S33)。
S33の処理の後、識別部112-1は、ミス数が閾値以上であるか否かを判定する(S34)。閾値は、例えば、1以上の整数(例えば、4)である。
ミス数が閾値未満の場合(S34;no)、決済管理サーバ10は、申込情報入力画面を端末30に表示させることにより、端末30の所有者に申込情報の再入力処理を実行させる(S35)。
S35の処理の後、識別部112-1は、ECユーザ情報の生年月日と、S35の再入力処理で入力された申込情報の生年月日とが一致するか否かを判定する(S32)。このように、ミス数が閾値未満である間、ECユーザ情報と申込情報との比較が繰り返される。
ミス数が閾値以上の場合(S34;yes)、識別部112-1は、識別処理結果が識別NGであると判定し、後払い決済処理が利用不可である旨の通知(利用不可通知)を端末30に通知する(S36)。
ECユーザ情報の生年月日と申込情報の生年月日とが一致する場合(S32;yes)、識別部112-1は、識別処理結果が識別OKと判定する(S37)。
S37の処理の後、識別部112-1は、ECユーザ情報を申込情報にマージする(S38)。以下では、S38の処理でマージされたECユーザ情報を申込情報は、「マージ済み申込情報」とも呼ぶ。
S36の処理の後、又はS38の処理の後、識別処理は終了となる(終了)。
(与信処理の詳細)
図12は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける与信処理の一例を示すフローチャートである。
与信処理が開始すると(開始)、与信部112-3は、S41~S48の処理で、BNPL与信ステータスに基づく与信処理を行う。
具体的には、与信部112-3は、S38の処理で生成されたマージ済み申込情報を既存BNPL客DB15aに照会する(S41)。
既存BNPL客DB15aにマージ済み申込情報の携帯電話番号及び生年月日と一致する既存BNPL客情報が存在する場合(S41;caseA-1)、与信部112-3は、ユーザが既存BNPL客であると判定する(S42)。
S42の処理の後、与信部112-3は、S42の処理で既存BNPL客と判定されたユーザのBNPL与信ステータスが条件を満たすか否かを判定する(S43)。条件を満たすことは、例えば、BNPL与信ステータスが通常状態であることを含む。条件を満たさないことは、例えば、BNPL与信ステータスが支払遅れ状態、要注意状態、貸倒れ状態、又は販売禁止状態であることを含む。
BNPL与信ステータスが条件を満たさない場合(S43;no)、与信部112-3は、既存BNPL客に対する与信処理結果が与信NGであると判定し、利用不可通知を端末30に通知する(S44)。
既存BNPL客DB15aにマージ済み申込情報の携帯電話番号及び生年月日と一致する既存BNPL客情報が存在しない場合、又はマージ済み申込情報の生年月日とは一致する既存BNPL客情報は存在するが当該既存BNPL客情報の携帯電話番号、及び住所若しくは氏名のいずれか一方がマージ済み申込情報とは一致しない場合(S41;caseA-2)、与信部112-3は、ユーザが既存BNPL客ではない(すなわち、新規のBNPL客である)と判定する(S45)。
S45の処理の後、与信部112-3は、S45の処理で新規BNPL客と判定されたユーザが13歳以上であるか否かを判定する(S46)。
新規BNPL客が13歳未満の場合(S46;no)、与信部112-3は、既存BNPL客に対する与信処理結果が与信NGであると判定し、利用不可通知を端末30に通知する(S47)。
既存BNPL客DB15aにマージ済み申込情報の携帯電話番号と一致する既存BNPL客情報は存在するが当該既存BNPL客情報の生年月日がマージ済み申込情報とは一致しない場合、又はマージ済み申込情報の生年月日、氏名、及び住所と一致する既存BNPL客情報は存在するが当該既存BNPL客情報の携帯電話番号がマージ済み申込情報とは一致しない場合(S41;caseA-3)、与信部112-3は、既存BNPL客に対する与信処理結果が与信NGであると判定し、利用不可通知を端末30に通知する(S48)。
なお、既存BNPL客DB15aにマージ済み申込情報の携帯電話番号と一致する既存BNPL客情報は存在するが当該既存BNPL客情報の生年月日がマージ済み申込情報とは一致しない場合は、過去の後払い決済処理の際に使用した携帯電話端末を、別人が使用したケースに対応する。既存BNPL客DB15aにマージ済み申込情報の生年月日、氏名、及び住所と一致する既存BNPL客情報は存在するが当該既存BNPL客情報の携帯電話番号がマージ済み申込情報とは一致しない場合は、携帯電話番号が変更となった、又は携帯電話端末を2台持っている等の理由で、過去の後払い決済処理の際に使用した携帯電話端末とは異なる携帯電話端末が使用されたケースに対応する。
BNPL与信ステータスが条件を満たす場合(S43;yes)、又は新規BNPL客が13歳以上の場合(S46;yes)、与信部112-3は、S49~S54の処理で、カード与信ステータスに基づく与信処理を行う。
具体的には、与信部112-3は、S38の処理で生成されたマージ済み申込情報をカード会員DB15bに照会する(S49)。
カード会員DB15bにマージ済み申込情報の携帯電話番号、生年月日、住所、氏名、及び電話番号のうち少なくとも3点の情報と一致するカード会員情報が存在する場合(S49;caseB-1)、与信部112-3は、ユーザがカード会員であると判定する(S50)。
カード会員DB15bにマージ済み申込情報の携帯電話番号、生年月日、住所、氏名、及び電話番号のうち少なくとも3点の情報と一致するカード会員情報が存在しない場合(S49;caseB-2)、与信部112-3は、ユーザがカード非会員であると判定する(S51)。
S50の処理の後、与信部112-3は、S50の処理でカード会員と判定されたユーザのカード与信ステータスが条件を満たすか否かを判定する(S52)。条件を満たすことは、例えば、カード与信ステータスが通常状態であることを含む。条件を満たさないことは、例えば、カード与信ステータスが支払遅れ状態、要注意状態、貸倒れ状態、又は販売禁止状態であることを含む。
カード与信ステータスが条件を満たさない場合(S52;no)、与信部112-3は、カード会員に対する与信処理結果が与信NGであると判定し、利用不可通知を端末30に通知する(S53)。
カード与信ステータスが条件を満たす場合(S52;yes)、又はS51の処理の後、与信部112-3は、与信処理結果が与信OKと判定する(S54)。
S44、S47、S48、S53、又はS54の処理の後、与信処理は終了となる(終了)。
1.2.2 支払処理
図13は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理の一例を示すシーケンス図である。図13に示される支払処理は、図11におけるS28の処理の後、支払期日までに、決済管理サーバ10と端末30との間で実行される。
端末30は、S28の処理で通知された後払いサイト情報に基づき、後払いサイトにログインする(S61)。後払いサイトへのログインの際には、例えば、申込情報と同等の情報の入力が要求される。以下では、後払いサイトへログインしたユーザは、「支払者」とも呼ぶ。
決済管理サーバ10の支払管理部113は、S61の処理で入力されたログイン情報に基づき、成人判定処理を実行する(S62)。成人判定処理は、ログイン情報に含まれる生年月日に基づく年齢が成年又は所定日数(例えば、1ヶ月)以内に成年に到るか否かを判定する処理である。以下では、成年又は所定日数以内に成年に到る年齢を、「成年等」とも呼ぶ。
また、決済管理サーバ10の支払管理部113は、S61の処理で入力されたログイン情報に基づき、カード会員判定処理を実行する(S63)。カード会員判定処理は、例えば、S49の処理と同等の処理である。
決済管理サーバ10の支払管理部113は、端末30に支払金額確定画面を表示させる(S64~S66)。支払金額確定画面には、例えば、「支払へ進む」ボタンと共に、後払い決済処理で決済した1又は複数の注文の各々の額と、注文の総額とが表示される。そして、支払金額確定画面では、1又は複数の注文から、今回の支払処理の対象とする注文を選択できる。注文の総額は、選択された注文の数に応じて変化する。
支払金額確定画面の表示に際して、決済管理サーバ10の広告送信部113-2は、S62の成人判定処理及びS63のカード会員判定処理の結果に応じて、端末30に異なる広告情報を更に表示させる。
図14は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の第1例を示す図である。図15は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の第2例を示す図である。図16は、第1実施形態に係る決済管理システムにおける支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の第3例を示す図である。図14、図15、及び図16はそれぞれ、S64、S65、及びS66の処理に対応する。
図14に示されるように、生年月日に基づく支払者の年齢が成年等でない(すなわち、生年月日に基づく支払者の年齢が未成年かつ所定日数以内に成年に到らない)場合、広告送信部113-2は、広告情報を、端末30に表示させない(S64)。
図15に示されるように、生年月日に基づく支払者の年齢が成年等であり、かつ支払者がカード非会員である場合、広告送信部113-2は、カードの入会に関する広告情報AD1を、端末30に表示させる(S65)。広告情報AD1は、例えば、カード入会のメリットをアピールする文章又は画像と、より詳細な内容が記載されたWebページへのリンクとを含む。
図16に示されるように、支払者がカード会員である場合、広告送信部113-2は、例えば、分割支払機能に関する広告情報AD2を、端末30に表示させる(S66)。広告情報AD2は、例えば、分割支払のメリットをアピールする文章又は画像と、より詳細な内容が記載されたWebページへのリンクを含む。
支払者は、端末30の支払金額確定画面から、「支払へ進む」ボタンを押下する(S67)。これにより、決済管理サーバ10に、支払者が今回支払う金額が通知される。
決済管理サーバ10のコード送信部113-1は、S67の処理で通知された金額を示すコード情報を端末30に表示させる(S68)。
支払者は、S68の処理で表示されたコード情報に基づき、入金処理を行う(S69)。具体的には、例えば、支払者は、コード情報をコンビニエンスストアで提示することにより、S67の処理で確定させた金額を支払う。
S69の処理が終了すると、支払処理は終了となる(終了)。
1.3 第1実施形態に係る効果
第1実施形態によれば、取得部111は、オンラインストアのユーザから電話番号及び生年月日を含む申込情報を取得する。これにより、申込情報に基づいて判定部112による識別処理、認証処理、及び与信処理を行うことができるだけでなく、申込情報に基づいて広告送信部113-2による広告情報の送信タイミングを把握することができる。また、広告送信部113-2は、申込情報内の生年月日に基づく年齢が成年等であり、かつユーザがカードの非会員である場合、カードの入会に関する広告情報AD1を端末30に送信する。これにより、ユーザは、後払い決済処理しか利用できない未成年から、カード払い決済処理を更に利用できるようになる成年になるタイミングで、カードの入会に関する情報を得ることができる。このため、決済管理サーバ10は、ユーザが利用可能な決済処理をユーザのライフイベントに応じて適切なタイミングで案内することができる。なお、ユーザが成年等でない場合、広告情報AD1は端末30に送信されない。これにより、カードの入会に関心のあるユーザに対して選択的に広告情報AD1を送信することができる。このため、広告情報AD1をユーザの目にとまり易くすることができ、ユーザに対してカードの入会をより強く促すことができる。
また、広告送信部113-2は、ユーザがカード会員である場合、分割支払機能等を案内する広告情報AD2を端末30に送信する。これにより、既にカード会員となっているユーザに対しても、より充実した決済サービスを案内することができる。
また、広告送信部113-2は、支払処理の際に、広告情報を送信する。これにより、決済事業者は、後払い決済処理のユーザとの間の限られたデジタル接点である後払いサイトを利用して、カードの入会を勧めることができる。
2. 第2実施形態
次に、第2実施形態に係る決済管理システムについて説明する。第2実施形態では、決済管理サーバ10が、支払者による支払処理を支援するアプリケーションを提供する点において、第1実施形態と異なる。以下では、第1実施形態と異なる構成及び動作について、主に説明する。第1実施形態と同等の構成及び動作については、適宜説明を省略する。
2.1 決済管理サーバ
図17は、第2実施形態に係る決済管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図17は、第1実施形態における図2に対応する。
決済管理サーバ10は、制御部11、ユーザインタフェース12、通信モジュール13、ドライブ14、ストレージ15、及び支払支援アプリモジュール16を備える。制御部11、ユーザインタフェース12、通信モジュール13、及びドライブ14の構成については、第1実施形態と同等である。
支払支援アプリモジュール16は、支払支援アプリとしての機能を有するアプリケーションサーバである。支払支援アプリは、決済管理サーバ10が提供する決済サービスを利用した注文の支払を支援する機能を、端末30を介して登録者に提供するモバイルアプリケーションである。支払支援アプリによる支援機能は、端末30に対応するアプルケーションソフトウェアへのインストール、及び端末30の所有者の情報(例えば、申込情報に相当する情報)を登録することによって端末30の所有者に提供される。以下では、支払支援アプリを登録済みのユーザは、「登録者」とも呼ぶ。
図18は、第2実施形態に係る支払支援アプリモジュールの機能構成の一例を示すブロック図である。図18に示されるように、支払支援アプリモジュール16は、後払い支援部161、カード払い支援部162、ポイント管理部163、及び切替え部164として機能する。
後払い支援部161は、決済管理サーバ10が提供する決済サービスのうち、後払い決済処理で決済された注文の支払処理を支援する後払い支援機能を担う。具体的には、例えば、後払い支援部161は、後払い決済処理で決済された注文の額及び支払期日等をタイムリーに端末30に送信する。また、後払い支援部161は、後払いサイトを使用することなく、後払い決済処理で決済された注文の支払処理で使用されるコード情報等を端末30に送信する。
カード払い支援部162は、決済管理サーバ10が提供する決済サービスのうち、カード払い決済処理で決済された注文の支払処理を支援するカード払い支援機能を担う。具体的には、例えば、カード払い支援部162は、カード払い決済処理で決済された注文の額及び引き落とし日等をタイムリーに端末30に送信する。
ポイント管理部163は、支払支援アプリの登録者が保有するポイントの利用に関するポイント管理機能を担う。ポイントは、例えば、決済管理サーバ10が提供する決済サービスを利用して商品を購入するたびに、その購入額に応じて登録者に付与されるインセンティブ値である。ポイント管理機能は、例えば、付与機能、値引き機能、及びクーポン機能を含む。
付与機能は、決済管理サーバ10が提供する決済サービスが利用された際に、登録者にポイントを付与する機能である。例えば、登録者がカード払い決済処理を利用して商品を購入した場合、当該購入額に応じた第1ポイントが登録者に付与される。また、第1ポイントを保有する登録者がカード払い決済処理を利用して商品を購入した場合、当該購入額に応じた第2ポイントが、第1ポイントに合算される形で登録者に付与される。
値引き機能は、決済サービスの利用の際に、登録者が保有するポイントを注文の金額の値引き額として充当する機能である。例えば、第3ポイントを保有する登録者は、後払い決済処理及びカード払い決済処理のいずれを利用する場合にも、注文額から第3ポイントに対応する金額を差し引いた購入額で、商品を購入することができる。
クーポン機能は、登録者が保有するポイントをクーポンに変換する機能である。例えば、第4ポイントを保有する登録者は、第4ポイントを、第4ポイントに対応するクーポンに変換することができる。クーポンは、例えば、商品券、割引券、及びマイル等が挙げられる。
切替え部164は、支払支援アプリの登録者がカード会員か否かに応じて、後払い支援部161、カード払い支援部162、及びポイント管理部163が提供する機能を切り替える。
具体的には、登録者がカード非会員の場合、切替え部164は、後払い支援部161を有効な状態にし、かつカード払い支援部162を無効な状態にする。また、登録者がカード非会員の場合、切替え部164は、ポイント管理部163の機能のうち値引き機能及び後払い決済処理に関する付与機能を有効な状態にし、かつ変換機能及びカード払い決済処理に関する付与機能を無効な状態にする。
登録者がカード会員の場合、切替え部164は、後払い支援部161、カード払い支援部162、ポイント管理部163の各々の全ての機能を有効な状態にする。
以上のような支払支援アプリモジュール16の構成により、支払支援アプリの各種機能が実現される。
再び図17に戻って、決済管理サーバ10の構成について説明する。
ストレージ15には、既存BNPL客DB15a及びカード会員DB15bに加えて、アプリ登録者DB15cが更に記憶される。
図19は、第2実施形態に係るアプリ登録者DBに記憶される情報の一例を示す図である。アプリ登録者DB15cは、支払支援アプリの登録者に関する情報を記憶するデータベースである。
具体的には、アプリ登録者DB15cには、複数の登録者情報が記憶される。登録者情報は、例えば、登録者ID、生年月日、携帯電話番号、カード会員フラグ、及び残ポイントを含む。
登録者IDは、支払支援アプリの登録者を一意に識別する識別子である。登録者IDは、支払支援アプリへのログインIDとして使用される。
生年月日及び携帯電話番号はそれぞれ、登録者の生年月日及び登録者が所有する携帯電話の番号である。
カード会員フラグは、登録者がカード会員であるか否かを識別するための識別子である。
残ポイントは、登録者が現在保有しているポイントである。
2.2 支払支援アプリの登録者による支払処理
図20は、第2実施形態に係る決済管理システムにおける支払支援アプリの登録者による支払処理の一例を示すシーケンス図である。
端末30は、支払支援アプリにログインする(S71)。以下では、支払支援アプリへログインした登録者は、支払者とも呼ぶ。
決済管理サーバ10の支払支援アプリモジュール16は、登録者情報のカード会員フラグに基づき、カード会員判定処理を実行する(S72)。
支払支援アプリモジュール16の切替え部164は、S72のカード会員判定処理の結果に応じて、端末30に提供する機能を切り替える。
具体的には、支払者がカード会員の場合、切替え部164は、カード払い支援機能、後払い支援機能、及びポイント管理機能を含む全ての機能を端末30に提供する(S73)。
支払者がカード非会員の場合、切替え部164は、後払い支援機能、並びにポイント管理機能のうち後払い決済処理に伴う付与機能及び値引き機能を端末30に提供する(S74)。
支払者は、S73又はS74の処理で提供された機能によって表示されたメニューから、後払いを選択する(S75)。これにより、支払支援アプリモジュール16に、後払い決済処理を利用した注文の支払いを行う旨が通知される。
支払支援アプリモジュール16の後払い支援部161は、端末30に使用ポイント入力画面を表示させる(S76)。使用ポイント入力画面には、例えば、「支払へ進む」ボタンと共に、使用可能な残ポイント、使用ポイントを入力する領域、及び使用ポイントを考慮した注文の額が表示される。
支払者は、S76の処理で表示された使用ポイント入力画面に使用ポイントを入力すると共に、「支払へ進む」ボタンを押下する(S77)。これにより、支払支援アプリモジュール16に支払者が今回支払う金額が通知される。
支払支援アプリモジュール16の後払い支援部161は、S77の処理で通知された金額を示すコード情報を端末30に表示させる(S78)。
支払者は、S78の処理で表示されたコード情報に基づき、入金処理を行う(S79)。具体的には、例えば、支払者は、コード情報をコンビニエンスストアで提示することにより、S77の処理で確定させた金額を支払う。
S79の入金処理が終了すると、支払支援アプリモジュール16は、支払完了通知を受ける(S80)。
支払支援アプリモジュール16のポイント管理部163は、S79の処理で支払われた金額に応じたポイントを支払者に付与する(S81)。
S81の処理が終了すると、支払支援アプリの登録者による支払処理は終了となる(終了)。
2.3 支払支援アプリの未登録者による支払処理
図21は、第2実施形態に係る決済管理システムにおける支払支援アプリの未登録者による支払処理の一例を示すシーケンス図である。図21に示される支払支援アプリの未登録者による支払処理は、第1実施形態における図13に示される支払処理に対応する。
図21におけるS61~S63の処理は、図13と同等であるため、説明を省略する。
決済管理サーバ10の支払管理部113は、端末30に支払金額確定画面を表示させる(S64A~S66)。
支払金額確定画面の表示に際して、決済管理サーバ10の広告送信部113-2は、S62の成人判定処理及びS63のカード会員判定処理の結果に応じて、端末30に異なる広告情報を更に表示させる。
図22は、第2実施形態に係る決済管理システムにおける支払支援アプリの未登録者による支払処理で端末に表示される支払金額確定画面の一例を示す図である。図22は、S64Aの処理に対応する。
図22に示されるように、支払者が支払支援アプリの未登録者である場合、広告送信部113-2は、アプリ登録に関する広告情報AD3を、端末30に表示させる(S64A)。広告情報AD3は、例えば、支払支援アプリへの登録のメリットをアピールする文章又は画像と、より詳細な内容が記載されたWebページへのリンクを含む。
生年月日に基づく支払者の年齢が成年等であり、かつ支払者がカード非会員である場合、広告送信部113-2は、カードの入会に関する広告情報AD1を、端末30に表示させる(S65)。なお、生年月日に基づく支払者の年齢が成年等であり、支払者がカード非会員であり、かつ支払支援アプリの登録者である場合、広告送信部113-2は、広告情報AD1に、カードの入会によってポイント管理機能を含む各種機能が拡充されることを含めてもよい。
支払者がカード会員である場合、広告送信部113-2は、例えば、分割支払機能に関する広告情報AD2を、端末30に表示させる(S66)。
なお、S64Aの処理は、S65の処理又はS65の処理と重複して実行されてもよい。
図21におけるS67~S69の処理は、図13と同等であるため、説明を省略する。
S69の処理が終了すると、支払支援アプリの未登録者による支払処理は終了となる(終了)。
2.4 第2実施形態に係る効果
第2実施形態によれば、支払支援アプリモジュール16は、後払い決済処理の注文の額に応じた第1ポイントを支払支援アプリの登録済みのユーザに付与する。これにより、後払い決済処理のユーザは、支払支援アプリに登録することにより、付与された第1ポイントを用いて、以後の後払い決済処理の注文の額を値引きすることができる。このため、後払い決済処理のユーザに対して、より充実した決済サービスを提供することができる。
また、支払支援アプリモジュール16は、ユーザがアプリ未登録者である場合、アプリ登録に関する広告情報AD3を端末30に送信する。これにより、値引き機能等の決済サービスを受けられる支払支援アプリの存在をユーザに通知することができる。このため、ユーザに、支払支援アプリの登録を促すことができる。
また、支払支援アプリモジュール16は、ユーザがアプリ登録済みかつカードの会員である場合、カードの利用額に応じた第2ポイントをユーザに更に付与する。これにより、後払い決済処理による第1ポイントと、カード払い決済処理による第2ポイントを合算したポイントをユーザに付与できる。このため、カード会員となったユーザに対して、より充実した決済サービスを提供することができると共に、カード非会員であるユーザに、カードの入会を促すことができる。このように、支払支援アプリへの登録を介することにより、未成年者のようにカードへの入会資格を持たないユーザを将来的にカード会員とするためのハードルを低くすることができる。
3. 変形例等
上述の第1実施形態及び第2実施形態は、種々の変形が可能である。
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、支払処理の際に広告情報を端末30に表示させる場合について説明したが、これに限られない。広告情報は、支払処理以外のタイミングで端末30に表示されてもよい。
例えば、決済管理サーバ10は、成年等でない支払者が成年等になったことを条件に、カード入会に関する広告情報AD1を端末30に送信してもよい。
より具体的には、支払者が支払支援アプリの未登録者である場合、広告送信部113-2は、カードの入会に関する広告情報AD1と同等の情報を含むショートメールを、当該支払者の所有する端末30に送信してもよい。支払者が支払支援アプリの登録者である場合、支払支援アプリモジュール16は、カードの入会に関する広告情報AD1が支払支援アプリ上で表示されるように、当該支払者の所有する端末30に送信してもよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態では、支払者が成年等になることを条件に広告情報AD1が送信される場合について説明したが、これに限られない。例えば、決済管理サーバ10は、支払者が高校の卒業日を迎えること、及び支払者が高校の卒業日から所定日(例えば、1ヶ月)前の日を迎えることを条件に、広告情報AD1を送信してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…決済管理システム、10…決済管理サーバ、20…EC管理サーバ、30…端末
11,21,31…制御部、12,22,32…ユーザインタフェース、13,23,33…通信モジュール、14…ドライブ、14a…記憶媒体、15,24,35…ストレージ、16…支払支援アプリモジュール、34…通話モジュール
111…取得部、112…判定部、112-1…識別部、112-2…認証部、112-3…与信部、113…支払管理部、113-1…コード送信部、113-2…広告送信部、161…後払い支援部、162…カード払い支援部、163…ポイント管理部、164…切替え部
15a…既存BNPL客DB、15b…カード会員DB、15c…アプリ登録者DB、24a…ECユーザDB、35a…端末DB

Claims (14)

  1. オンラインストアにおける決済手段として後払い決済処理がユーザによって選択されることに応じて、前記オンラインストアのユーザにより入力された電話番号及び生年月日を含む申込情報、及び前記オンラインストアに記憶される前記ユーザに関する生年月日を含むユーザ情報を取得する取得部と、
    前記申込情報に含まれる生年月日と前記ユーザ情報に含まれる生年月日とが一致するか否かに基づき、前記ユーザが前記申込情報により特定される申込者と同一人物であることを識別する識別部と、
    前記識別が成功した場合、前記電話番号に関連づけられた端末に送信される第1認証情報と、前記送信に対する応答として前記端末から取得される第2認証情報とが一致するか否かに基づき、前記申込者が前記端末の所有者と同一人物であることを認証する認証部と、
    前記認証が成功した場合、前記ユーザの注文の決済が可能であると判定する判定部と、
    前記判定部によって決済が可能であると判定された注文の支払いの際、前記注文の額を示すコード情報を前記電話番号に関連づけられた端末に送信するコード送信部と、
    前記生年月日に基づいて広告情報を前記端末に送信する広告送信部と、
    を備える決済管理装置。
  2. 前記広告送信部は、前記生年月日に基づく年齢が成年又は所定日数以内に成年に到り、かつ前記ユーザがカードの非会員である場合、前記カードの入会に関する第1広告情報を前記端末に送信する、
    請求項1記載の決済管理装置。
  3. 前記広告送信部は、前記生年月日に基づく年齢が成年であり、かつ前記ユーザが前記カードの会員である場合、前記注文の支払いの分割に関する第2広告情報を前記端末に送信する、
    請求項2記載の決済管理装置。
  4. 支払支援アプリモジュールを更に備え、
    前記支払支援アプリモジュールは、前記ユーザが前記支払支援アプリモジュールを利用登録済みである場合、前記注文の額に応じた第1インセンティブを前記ユーザに付与するように構成された、
    請求項1記載の決済管理装置。
  5. 前記広告送信部は、前記ユーザが前記支払支援アプリモジュールを利用登録済みでない場合、前記支払支援アプリモジュールの利用登録に関する第3広告情報を前記端末に送信する、
    請求項4記載の決済管理装置。
  6. 前記広告送信部は、前記生年月日に基づく年齢が成年又は所定日数以内に成年に到り、かつ前記ユーザがカードの非会員である場合、前記カードの入会に関する第1広告情報を前記端末に送信する、
    請求項5記載の決済管理装置。
  7. 前記広告送信部は、前記生年月日に基づく年齢が成年であり、かつ前記ユーザが前記カードの会員である場合、前記注文の支払いの分割に関する第2広告情報を前記端末に送信する、
    請求項6記載の決済管理装置。
  8. 前記支払支援アプリモジュールは、前記ユーザがカードの会員である場合、前記カードの利用額に応じた第2インセンティブを、前記ユーザに更に付与する、
    請求項4記載の決済管理装置。
  9. 前記支払支援アプリモジュールは、前記ユーザが前記カードの非会員である場合、前記第1インセンティブを前記コード情報に対応する注文の額の値引きに適用する、
    請求項8記載の決済管理装置。
  10. 前記支払支援アプリモジュールは、前記ユーザが前記カードの会員である場合、前記第1インセンティブ及び前記第2インセンティブを、前記コード情報に対応する注文の額の値引き、前記カードの利用額の値引き、及びクーポンへの変換から選択される少なくとも1つに適用する、
    請求項9記載の決済管理装置。
  11. 前記広告送信部は、前記支払いの際に、前記広告情報を前記端末に送信する、
    請求項1記載の決済管理装置。
  12. 前記広告送信部は、前記支払いの際であるか否かに関わらず、前記広告情報を前記端末に送信する、
    請求項1記載の決済管理装置。
  13. 決済管理装置によって実行される決済管理方法であって、
    オンラインストアにおける決済手段として後払い決済処理がユーザによって選択されることに応じて、前記オンラインストアのユーザにより入力された電話番号及び生年月日を含む申込情報、及び前記オンラインストアに記憶される前記ユーザに関する生年月日を含むユーザ情報を取得することと、
    前記申込情報に含まれる生年月日と前記ユーザ情報に含まれる生年月日とが一致するか否かに基づき、前記ユーザが前記申込情報により特定される申込者と同一人物であることを識別することと、
    前記識別が成功した場合、前記電話番号に関連づけられた端末に送信される第1認証情報と、前記送信に対する応答として前記端末から取得される第2認証情報とが一致するか否かに基づき、前記申込者が前記端末の所有者と同一人物であることを認証することと、
    前記認証が成功した場合、前記ユーザの注文の決済が可能であると判定することと、
    前記判定によって決済が可能であると判定された注文の支払いの際、前記注文の額を示すコード情報を前記電話番号に関連づけられた端末に送信することと、
    前記生年月日に基づいて広告情報を前記端末に送信することと、
    を備える決済管理方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の決済管理装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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