JP7460374B2 - コンピュータプログラム、決済実行装置、決済方法、特典付与プログラム、特典付与装置及び特典付与方法 - Google Patents

コンピュータプログラム、決済実行装置、決済方法、特典付与プログラム、特典付与装置及び特典付与方法 Download PDF

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Description

本発明は、送金を行うためのコンピュータプログラム等に関する。
個人向け決済・送金サービスが普及している。例えば、特許文献1には、個人間における電子マネーの送金を含む金融決済を行うシステムが提案されている。
特開2007-172358号公報
しかしながら、従来の個人向け決済・送金サービスにおいて、金融機関口座間の送金については、異なる金融機関の口座間で送受金が可能であるものの、それ以外の決済サービスでは、異なる決済サービス間での送受金は行えない。本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。その目的は、個人間の送受金において、送信先のユーザが、送金元が選択した決済サービスとは異なるサービスで、送金先のユーザが受け取りを可能とするコンピュータプロクラム等である。
本願の一態様に係るコンピュータプロクラムは、第1ユーザから第2ユーザへの送金情報を取得し、取得した前記送金情報を表示し、特典情報が対応付いた決済手段を含む複数の決済手段、及び、付与されるインセンティブの算出法を含む前記特典情報を表示し、前記第2ユーザからの指示に基づく前記決済手段の選択情報、及び、送金された金額から充当する額が指定された前記インセンティブの受取情報を取得し、取得した前記選択情報に基づく前記決済手段により、前記送金情報に基づく送金を受け付けた結果、及び、前記受取情報に基づく前記インセンティブの付与結果を出力する処理をコンピュータに行わせることを特徴とする。
本願の一態様にあっては、送金元のユーザが選択した決済サービスとは異なる決済サービスで、送金先のユーザは送金を受け取ることが可能となる。
仲介システムの構成例を示す説明図である。 仲介サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 送金元端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 送金元サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 ユーザDBの例を示す説明図である。 ユーザ属性DBの例を示す説明図である。 決済サービスDBの例を示す説明図である。 送金情報DBの例を示す説明図である。 送金処理の手順例を示すフローチャートである。 決済処理の手順例を示すフローチャートである。 送金設定画面の例を示す説明図である。 送金案内画面の例を示す説明図である。 送金案内画面の例を示す説明図である。 提供者DBの例を示す説明図である。 送金先特典DBの例を示す説明図である。 送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。 決済処理の他の手順例を示すフローチャートである。 入金先選択画面の他の例を示す説明図である。 送金元特典DBの例を示す説明図である。 送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。 送金設定画面の他の例を示す説明図である。 送金システムの構成例を示す説明図である。 送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。 送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。 受領確認画面の他の例を示す説明図である。 ユーザ特典DBの例を示す説明図である。 履歴表示処理の手順例を示すフローチャートである。 特典一覧画面の例を示す説明図である。
(実施の形態1)
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は仲介システムの構成例を示す説明図である。仲介システム100は仲介サーバ1、送金元端末2、送金先端末3、送金元サーバ4及び送金先サーバ5を含む。更に、サービスサイト6を含んでもよい。仲介サーバ1は異なる決済サービス(決済手段)間での送受金を仲介する役割を担う。送金元端末2は送金を行うユーザが使用する端末である。送金先端末3は送金を受け取るユーザが使用するユーザ端末である。送金元端末2及び送金先端末3はユーザ間で送受金が行われる際に一時的に定まるものであり、固定的なものではない。ある局面で、ユーザ端末が送金元端末2となり、同じユーザ端末が他の局面では送金先端末3となり得る。送金元サーバ4は送金を行うユーザが出金元として選択した決済サービスを提供するサーバである。送金先サーバ5は送金を受け取るユーザが入金先として選択した決済サービスを提供するサーバである。送金元サーバ4及び送金先サーバ5は決済サービスを提供する決済サーバであり、送金元端末2及び送金先端末3と同様に、固定的なものではない。同一の決済サーバがある局面では送金元サーバ4となり、他の局面では送金先サーバ5となる。仲介サーバ1、送金元端末2、送金先端末3、送金元サーバ4及び送金先サーバ5はそれぞれネットワークNを介して通信可能に接続される。ネットワークNはインターネット、一般公衆網、携帯電話網等である。また、サービスサイト6は仲介サーバ1、送金元端末2及び送金先端末3等とネットワークNを介して通信可能に接続される。
以下の説明において、送金を行うユーザを送金元ユーザ(第1ユーザ)という。送金を受け取るユーザを送金先ユーザ(第2ユーザ)という。決済サービスは個人が利用可能な電子決済サービス(電子決済手段)、インターネットバンキング、インターネット上で行うクレジットカード決済を含む。電子決済とは、商品またはサービス等の代金の決済を、硬貨や紙幣などの現金で支払うのではなく、現金と同じ価値を持つデータの送受によって行う仕組みである。電子決済の方式には、プリペイド方式、ジャストペイ方式、ポストペイ方式があるが、いずれでもよい。プリペイド方式は先に電子マネーの購入(いわゆるチャージ)が必要な方式で、チャージした金額の範囲内で決済が行える方式である。例えば、近距離通信規格の1つであるNFC(Near Field Communication)で通信可能なICチップを内蔵した交通系ICカードを用いた決済である。ジャストペイ方式は、金融機関と連携し、残高を上限として銀行口座等から即時に出金し、相手方に支払う方式である。例えば、J-Debit(登録商標)やデビットカードを用いた決済である。ポストペイ方式は、商品やサービスの購入時には支払わず後から支払う方式である。広義の意味ではクレジットカード決済も含む。
図2は仲介サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。仲介サーバ1は制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、通信部14及び読み取り部15を含む。制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、通信部14及び読み取り部15はバスBにより接続されている。仲介サーバ1はサーバコンピュータ、PC(Personal Computer)等で構成する。また、仲介サーバ1を複数のコンピュータからなるマルチコンピュータ、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシン又は量子コンピュータで構成しても良い。さらに、仲介サーバ1の機能をクラウドサービスで実現してもよい。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有する。制御部11は、補助記憶部13に記憶された制御プログラム1Pを読み出して実行することにより、第1送信部、第1受信部、第2送信部、第2受信部、決済実行部及び特典付与部などの機能部を実現する。
主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等である。主記憶部12は主として制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
補助記憶部13はハードディスク又はSSD(Solid State Drive)等であり、制御部11が処理を実行するために必要な制御プログラム1Pや各種DB(Database)を記憶する。補助記憶部13は、ユーザDB131、ユーザ属性DB132、決済サービスDB133、送金情報DB134、提供者DB135、送金先特典DB136及び送金元特典DB137を記憶する。補助記憶部13は仲介サーバ1に内蔵されている必要はなく、外部接続された外部記憶装置であってもよい。補助記憶部13に記憶する各種DB等を、仲介サーバ1とは異なるデータベースサーバやクラウドストレージに記憶してもよい。
通信部14はネットワークNを介して、他のコンピュータと通信を行う。また、制御部11が通信部14を用い、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御プログラム1Pをダウンロードし、補助記憶部13に記憶してもよい。
読み取り部15はCD(Compact Disc)-ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROMを含む可搬型記憶媒体1aを読み取る。制御部11が読み取り部15を介して、制御プログラム1Pを可搬型記憶媒体1aより読み取り、補助記憶部13に記憶してもよい。また、半導体メモリ1bから、制御部11が制御プログラム1Pを読み込んでもよい。
図3は送金元端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。送金元端末2はノートパソコン、タブレットコンピュータ、スマートフォン等で構成する。送金元端末2は制御部21、主記憶部22、補助記憶部23、通信部24、近距離通信部25、入力部26及び表示部27を備える。各構成はバスBで接続されている。
制御部21は、一又は複数のCPU、MPU、GPU等の演算処理装置を有する。制御部21は、補助記憶部23に記憶された制御プログラム2Pを読み出して実行することにより、ハードウェア各部を制御する。
主記憶部22は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。主記憶部22は主として制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
補助記憶部23はハードディスク又はSSD等であり、制御部21が処理を実行するために必要な制御プログラム2Pや電子決済に関する情報等を記憶する。電子決済に関する情報は、例えばユーザID、利用可能額、決済履歴である。
通信部24はネットワークNを介して、他のコンピュータと通信を行う。また、制御部21が通信部24を用い、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御プログラム2Pをダウンロードし、補助記憶部23に記憶してもよい。
近距離通信部25はNFC(Near Field Communication)等の規格に従った通信により、データの送受信を行う。例えば、決済端末との通信により、電子決済を行うことが可能となる。
入力部26はキーボードやマウスである。表示部27は液晶表示パネル等を含む。表示部27は仲介サーバ1が出力した送金画面を表示する。また、表示部27は入力部26と一体化したタッチパネルディスプレイでもよい。なお、送金元端末2は外部の表示装置に表示を行ってもよい。
送金先端末3のハードウェア構成は、送金元端末2のハードウェア構成と同様である。送金先端末3は制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、通信部34、近距離通信部35、入力部36及び表示部37を備える。制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、通信部34、近距離通信部35、入力部36及び表示部37はそれぞれ送金元端末2の制御部21、主記憶部22、補助記憶部23、通信部24、近距離通信部25、入力部26及び表示部27と同様であるから、図示及び説明を省略する。
図4は送金元サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。送金元サーバ4は制御部41、主記憶部42、補助記憶部43、通信部44及び読み取り部45を含む。制御部41、主記憶部42、補助記憶部43、通信部44及び読み取り部45はバスBにより接続されている。送金元サーバ4はサーバコンピュータ、PC等で構成する。また、送金元サーバ4を複数のコンピュータからなるマルチコンピュータ、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシン又は量子コンピュータで構成しても良い。さらに、送金元サーバ4の機能をクラウドサービスで実現してもよい。
制御部41は、一又は複数のCPU、MPU、GPU等の演算処理装置を有する。制御部41は、補助記憶部43に記憶された制御プログラム4Pを読み出して実行することにより、ハードウェア各部を制御する。
主記憶部42は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。主記憶部42は主として制御部41が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
補助記憶部43はハードディスク又はSSD等であり、制御部41が処理を実行するために必要な制御プログラム4Pや各種DBを記憶する。補助記憶部43は送金元サーバ4に内蔵されている必要はなく、外部接続された外部記憶装置であってもよい。補助記憶部43に記憶する各種DB等を、送金元サーバ4とは異なるデータベースサーバやクラウドストレージに記憶してもよい。
通信部44はネットワークNを介して、他のコンピュータと通信を行う。また、制御部41が通信部44を用い、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御プログラム4Pをダウンロードし、補助記憶部43に記憶してもよい。
読み取り部45はCD-ROM及びDVD-ROMを含む可搬型記憶媒体4aを読み取る。制御部41が読み取り部45を介して、制御プログラム4Pを可搬型記憶媒体4aより読み取り、補助記憶部43に記憶してもよい。また、半導体メモリ4bから、制御部41が制御プログラム4Pを読み込んでもよい。
送金先サーバ5のハードウェア構成は、送金元サーバ4のハードウェア構成と同様である。送金先サーバ5は制御部51、主記憶部52、補助記憶部53、通信部54及び読み取り部55を含む。制御部51、主記憶部52、補助記憶部53、通信部54及び読み取り部55はそれぞれ送金元サーバ4の制御部41、主記憶部42、補助記憶部43、通信部44及び読み取り部45と同様であるから、図示及び説明を省略する。
次に、仲介システム100で使用するデータベースについて説明する。図5はユーザDBの例を示す説明図である。ユーザDB131は仲介システム100を利用するユーザの情報を記憶する。ユーザDB131はユーザID列、公開ID列及び決済アカウント列を含む。ユーザID列はユーザを一意に特定可能なユーザIDを記憶する。ユーザIDはユーザDB131に新たなレコードが追加される際に発行される。公開ID列は他者から送金を受ける際に用いるIDである。ユーザは公開IDを送金元ユーザに伝えることで、送金を受けることが可能である。公開IDは送金を受けるユーザを指定するためのIDであり、仲介システム100にログインするためには使用できない。ユーザIDは秘匿できるので、仲介システム100への不正アクセスのリスクを低減することが可能となる。決済アカウント列はユーザが利用している決済サービスのアカウント情報を記憶する。決済アカウント列は複数のアカウント情報を記憶する事が可能である。記憶するアカウント情報は決済サービス毎に異なっていてよい。
図6はユーザ属性DBの例を示す説明図である。ユーザ属性DB132はユーザの属性を記憶する。ユーザ属性DB132はユーザID列、氏名列、都道府県列、市区町村列、性別列及び生年列を記憶する。ユーザID列はユーザIDを記憶する。氏名列ユーザの氏名を記憶する。都道府県列はユーザが居住する都道府県を記憶する。市区町村列はユーザ居住する市区町村を記憶する。性別列はユーザの性別を記憶する。生年列はユーザ生年を記憶する。
図7は決済サービスDBの例を示す説明図である。決済サービスDB133は決済サービスについての情報を記憶する。決済サービスDB133はサービスID列、名称列及び接続先情報列を含む。サービスID列は決済サービスを一意に特定可能なサービスIDを記憶する。サービスIDは決済サービスDB133に新たな決済サービスを登録する際に決定する。名称列は決済サービスの名称を記憶する。接続先情報列は決済サービスに接続するための情報を記憶する。接続先情報は例えは使用するプロトコルやホストのIPアドレスなどである。
図8は送金情報DBの例を示す説明図である。送金情報DB134は送金に関する情報を記憶する。送金情報DB134は管理ID列、送金元ID列、元サービスID列、依頼日列、送金先ID列、先サービスID列、金額列、状態列及び完了日列を含む。管理ID列は送金情報を一意に特定可能なIDを記憶する。管理IDは送金情報DB134に新規レコードが登録される際に発行される。送金元ID列は送金元ユーザのユーザIDを記憶する。元サービスID列は送金元ユーザが送金するために選択した決済サービスのサービスID(選択情報)を記憶する。依頼日列は送金元ユーザが送金を依頼した日を記憶する。依頼した日は、送信情報を新規登録した日、一時保存した日、又は送金の実行依頼をした日である。送金先ID列は送金先ユーザのユーザIDを記憶する。先サービスID列は送金先ユーザが送金を受け取るために選択した決済サービスのサービスID(選択情報)を記憶する。新規レコードが登録される際は、送金先ユーザは受け取りに使う決済サービスを選択していないため、先サービスID列は空白又はNULL(値なし)となる。金額列は送金金額を記憶する。状態列は送金の状態を記憶する。例えば状態は、一時保存、送信済、受信済、完了又は拒否である。一時保存は送金元ユーザが送金情報を設定したが実行依頼はせずに一時保存している状態を示す。送信済みは、送金元ユーザが送金の実行依頼を行い、送金先へ送金情報を送信済みの状態を示す。受信済みは送金先ユーザが送金情報を受信したが、受け取りの承認、受け取りに使う決済サービスの選択をしていない状態を示す。完了は、送金が完了したことを示す。拒否は送金先ユーザが受け取りを拒否したこと示す。完了日列は送金が完了した日を記憶する。
続いて仲介システム100による送金について説明する。図9は送金処理の手順例を示すフローチャートである。送金元ユーザは送金元端末2を操作して送金先ユーザ、送金額、出金する決済サービスを設定する。送金元端末2の制御部21は送金先ユーザに対応する送金先ID、送金額及び決済サービスに対応したサービスIDを取得する(ステップS1)。制御部21は送金先ID、送金額及びサービスID並びに送金元ユーザのユーザIDを含む送金情報を仲介サーバ1へ送信する(ステップS2)。仲介サーバ1の制御部11は送金情報を受信する(ステップS3)。制御部11は送金先ユーザ宛の案内を作成する(ステップS4)。制御部11は作成した案内を送金先ユーザへ送信する(ステップS5)。案内は電子メール、プッシュ通知等で送信する。送金先端末3の制御部31は案内を受信し、表示部37に表示する(ステップS6)。送金先ユーザは送金の案内を参照し、回答を入力する。制御部31は回答を取得する(ステップS7)。制御部31は回答が送金の受け取りの承認であるか否かを判定する(ステップS8)。制御部31は回答が承認であると判定した場合(ステップS8でYES)、送金を受け取るために送金先ユーザが選択した決済サービスのサービスIDを取得する(ステップS9)。送金先ユーザが送金の承認する際に、送金を受け取るために用いる決済サービスを選択入力する。当該選択入力に基づいて、制御部31はサービスIDを取得する。制御部31は送金先ユーザが送金を承認した旨(承認通知)を仲介サーバ1へ送信する(ステップS10)。仲介サーバ1の制御部11は承認した旨を受信する(ステップS11)。制御部11は決済を行う(ステップS12)。制御部11は送金元端末2及び送金先端末3へ送金の完了を送信する(ステップS13)。送金元端末2の制御部21は完了を受信し、表示部27に表示する(ステップS14)。制御部21は処理を終了する。送金先端末3の制御部31は完了を受信し、表示部37に表示する(ステップS15)。制御部31は回答が承認でないと判定した場合(ステップS8でNO)、拒否された旨を仲介サーバ1へ送信する(ステップS16)。仲介サーバ1の制御部11は拒否された旨を受信した後、拒否された旨を送金元端末2へ送信する(ステップS17)。送金元端末2の制御部21は拒否された旨を受信し、表示部27に表示する(ステップS18)。送金元ユーザは再送又は終了を入力する。制御部21は送金元ユーザの入力が再送か否かを判定する(ステップS19)。制御部21は送金元ユーザの入力が再送であると判定した場合(ステップS19でYES)、処理をステップS1へ戻す。制御部21は送金元ユーザの入力が再送でないと判定した場合(ステップS19でNO)、処理を終了する。
図10は決済処理の手順例を示すフローチャートである。図10に示す処理は図9のステップS12に対応する。仲介サーバ1の制御部11は送金元サーバ4へ出金依頼を送信する(ステップS31)。出金依頼には送金元サーバ4が提供する決済サービス(第1決済手段)における送金元ユーザのユーザID及び出金額を含む。送金元サーバ4の制御部41は出金依頼を受信する(ステップS32)。制御部41は出金依頼に含まれるユーザID及び出金額に基づいて、出金処理を行う(ステップS33)。制御部41は出金完了を仲介サーバ1へ送信する(ステップS34)。仲介サーバ1の制御部11は出金完了を受信する(ステップS35)。制御部11は送金先サーバ5へ入金依頼を送信する(ステップS36)。入金依頼には送金先サーバ5が提供する決済サービス(第2決済手段)における送金先ユーザのユーザID及び入金額を含む。送金先サーバ5の制御部51は入金依頼を受信する(ステップS37)。制御部51は入金依頼に含まれるユーザID及び入金額に基づいて、入金処理を行う(ステップS38)。制御部51は入金完了を仲介サーバ1へ送信する(ステップS39)。仲介サーバ1の制御部11は入金完了を受信し(ステップS40)、処理を呼び出し元に戻す。
なお、図9及び図10において、エラー処理は省略している。例えば、送金元ユーザの残高不足で出金ができない自体を避けるため、図9のステップS3で送金情報を受信した後、サービスIDに対応した決済サービスにおける送金元ユーザの利用可能残高と送金額とを対照し、出金が可能であるか否かを判定してもよい。
図11は送金設定画面の例を示す説明図である。送金設定画面d01は送金元端末2に表示される画面である。送金設定画面d01は送金設定を行うための画面である。送金設定画面d01は送金先欄d011、検索ボタンd012、送金額欄d013、出金元選択ボタンd014及び決定ボタンd015を含む。送金元ユーザは、送金先欄d011に送金先ユーザを設定する。検索ボタンd012は送金先ユーザを検索するためのボタンである。送金元ユーザは、送金先欄d011に送金先ユーザの氏名を入力し、検索ボタンd012を選択すると送金先ユーザが検索され、ヒットすれば送金先ユーザが確定する。ヒットしない場合は再入力が必要となる。また、送金元ユーザは、送金先欄d011に送金先ユーザの公開IDを入力して、検索ボタンd012を選択してもよい。また、送金元ユーザは、送金先欄d011に送金先ユーザの氏名の一部を入力し、検索ボタンd012を選択してもよい。検索にヒットしたユーザが複数の場合は、然るべきユーザを送金元ユーザは選択する。送金元ユーザは、送金額欄d013に送金額を設定する。出金元選択ボタンd014は送金元ユーザが利用している決済サービス毎に設けられている。送金元ユーザは、出金する決済サービスに対応した出金元選択ボタンd014を選択する。決定ボタンd015は送金設定(送金情報)を決定するボタンである。送金元ユーザが決定ボタンd015を操作すると、送金情報が仲介サーバ1へ送信される。
図12及び図13は送金案内画面の例を示す説明図である。送金案内画面は送金先端末3に表示される画面である。送金案内画面は送金の受け取りを承認するか又は拒否するかの入力、承認する場合にどの決済サービスにより受け取るかを選択するための画面である。ここでは、送金案内画面は図12に示す受領確認画面と図13に示す入金先選択画面との2画面としている。受領確認画面d02は送金者欄d021、送金額欄d022、承認ボタンd023及び拒否ボタンd024を含む。送金者欄d021は送金者の氏名を表示する。送金額欄d022は送金額を表示する。承認ボタンd023は送金の受け取りを承認するためボタンである。送金先ユーザが承認ボタンd023を選択すると、入金先選択画面d03へ遷移する。拒否ボタンd024は送金の受け取りを拒否するためのボタンである。送金先ユーザが拒否ボタンd024を選択すると、送金先端末3は受け取りを拒否する旨を仲介サーバ1へ送信する。
入金先選択画面d03は入金先選択ボタンd031、決定ボタンd032及びキャンセルボタンd033を含む。入金先選択ボタンd031は送金先ユーザが利用している決済サービス毎に設けられている。送金先ユーザは、入金する決済サービスに対応した入金先選択ボタンd031を選択する。決定ボタンd032は受け取りの承認、受け取り先を決定するボタンである。送金先ユーザが決定ボタンd032を操作すると、送金の受け取りを承認する旨と、受け取り先として選択した決済サービスのサービスIDを、送金先端末3は仲介サーバ1へ送信する。キャンセルボタンd033は送金の受け取りを中断するためのボタンである。送金先ユーザがキャンセルボタンd033を選択すると受領確認画面d02又はホーム画面(図示しない)へ戻る。
入金先選択画面d03に表示する決済サービスは、送金先ユーザが利用している決済サービスに限定しなくともよい。送金先ユーザが未使用の決済サービスを表示してもよい。送金先ユーザが未使用の決済サービスを選択した場合は、ユーザ登録を行う画面に遷移し、登録完了後に送金を受け取る処理が実行される。
本実施の形態では、以下の効果を奏する。送金元ユーザから送金先ユーザへ送金する場合において、送金元ユーザは送金するお金を出金する決済サービスを自由に選択可能である。また、送金先ユーザは受け取ったお金を入金する決済サービスを自由に選択可能である。送金元ユーザが選択した決済サービスと、送金先ユーザが選択した決済サービスとが相違していても送金が可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態は送金先ユーザが特典を得られる形態に関する。本実施の形態において、システム構成及びハードウェア構成は、実施の形態1と同様である。以下の説明においては、実施の形態1と異なる点について、主として説明する。
図14は提供者DBの例を示す説明図である。提供者DB135はユーザに特典(インセンティブ)を提供する提供者の情報を記憶する。提供者DB135は提供者ID列、名称列及び紹介サイト列を含む。提供者ID列は特典を提供する者を一意に特定する提供者IDを記憶する。提供者IDは提供者DB135に新たなレコードが登録される際に発行する。名称列は特典の名称、特典を受けられる店の店名、又は特典を受けられるサービスの名称等を記憶する。紹介サイト列は特典内容を紹介するWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)を記憶する。
図15は送金先特典DBの例を示す説明図である。送金先特典DB136は送金先ユーザへの特典に関する特典情報を記憶する。送金先特典DB136はオファID列、属性列、決済額列、提供者ID列及びインセンティブ列を含む。オファID列は特典情報を一意に特定するオファIDを記憶する。属性列は特典を提供する送金先ユーザの属性条件を記憶する。属性列は性別列、年齢区分列、婚姻列及び住所列等を記憶する。性別列は特典を提供する送金先ユーザの性別条件を記憶する。年齢区分列は特典を提供する送金先ユーザの年齢条件を記憶する。年齢条件は例えば20代、30代である。婚姻列は特典を提供する送金先ユーザの婚姻条件を記憶する。婚姻条件は未婚、既婚等である。住所列は特典を提供する送金先ユーザの住所条件を記憶する。住所条件は都道府県や都道府県及び市区町村等である。決済額列は特典を提供する送金先ユーザが受け取る金額の条件を記憶する。属性列に記憶する条件は、ユーザ属性DB132が記憶するユーザの属性と対照可能なものである。提供者ID列は特典を提供する提供者の提供者IDを記憶する。インセンティブ列は送金先ユーザが得られる特典の内容を記憶する。
図16は送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。図9に示した処理と同様なものは同じステップ番号を付し、説明を省略する。仲介サーバ1の制御部11は送金情報を受信(ステップS3)後、特典情報を取得する(ステップS20)。取得する特典情報は複数であってもよい。制御部11は送金先IDを検索キーとしてユーザ属性DB132を検索し、送金先ユーザの属性を取得する。取得した送金先ユーザの属性と、送金先特典DB136の条件列に記憶している属性とを対照し、条件にマッチする送金先特典DB136のインティブ列に記憶された特典の情報を取得する。制御部11は取得した特典に関する情報を含めた案内を作成し(ステップS4)、ステップS5以降を実行する。
例えば、送金先ユーザが50代、男性、既婚者、東京に在住、送金額が3000円である場合、オファID=003の特典が案内される。特典の内容は、決済額の1.1倍のポイント付与、3300ポイントの付与である。ここでは1ポイント1円相当なので、3300円相当のポイントが付与される特典である。
特典の付与は、決済処理で行われる。図17は決済処理の他の手順例を示すフローチャートである。図10に示した処理と同様なものは同じステップ番号を付し、説明を省略する。仲介サーバ1の制御部11はステップS35の後、送信先ユーザが選択した特典の付与依頼をサービスサイト6へ送信する(ステップS41)。例えば、送金されたお金をポイントで受け取ることを送金先ユーザが選択した場合、当該ポイントの管理を行っているサービスサイト6に依頼を送信する。サービスサイト6は依頼を受信する(ステップS42)。サービスサイト6は依頼に従った特典付与処理を行う(ステップS43)。例えば、ポイントの加算処理を行う。サービスサイト6は完了を仲介サーバ1へ送信する(ステップS44)。仲介サーバ1の制御部11は完了を受信し(ステップS45)、処理を呼び出し元に戻す。
図18は入金先選択画面の他の例を示す説明図である。入金先選択画面d03は入金先選択ボタンd031、決定ボタンd032及びキャンセルボタンd033並びに特典選択ボタンd034を含む。入金先選択ボタンd031、決定ボタンd032及びキャンセルボタンd033の役割は、図13と同様である。特典選択ボタンd034は送金されたお金を決済サービスで受け取るのではなく、特典付きで受け取る場合に選択する。
なお、図18の例では、特典付きでの受け取りは、1つの方法(HPYポイント)での受け取りしか表示されていないが、複数であってもよい。また、決済サービスの提供者が特典を提供してもよい。さらに、受け取る金額を分割し、一部を決済サービスで受け取り、残りを特典付きでの受け取りとしてもよい。
本実施の形態では、以下の効果を奏する。送金先ユーザは受け取ったお金を特典付きで受け取ることで金銭的価値を高めた受け取りが可能となる。また、特典の提供者は特典を付与する代わりに、送金されたお金を提供者が運営する店舗等でしか使用できないポイント等の価値に変換させることにより、送金先ユーザによる消費を獲得することが可能となる。
(実施の形態3)
本実施の形態は送金元ユーザが特典を得られる形態に関する。本実施の形態において、システム構成及びハードウェア構成は、実施の形態1と同様である。以下の説明においては、実施の形態1と異なる点について、主として説明する。
図19は送金元特典DBの例を示す説明図である。送金元特典DB137の例を示す説明図である。送金元特典DB137は送金元ユーザへの特典に関する特典情報を記憶する。送金元特典DB137はオファID列、属性列、決済額列、提供者ID列及びインセンティブ列を含む。オファID列は特典情報を一意に特定するオファIDを記憶する。属性列は特典を提供する送金元ユーザの属性条件を記憶する。属性列は性別列、年齢区分列、婚姻列、住所列等を記憶する。性別列は特典を提供する送金元ユーザの性別条件を記憶する。年齢区分列は特典を提供する送金元ユーザの年齢条件を記憶する。婚姻列は特典を提供する送金元ユーザの婚姻条件を記憶する。住所列は特典を提供する送金元ユーザの住所条件を記憶する。性別列、年齢区分列、婚姻列、住所列それぞれが取りうる値は送金先特典DB136と同様である。決済額列は特典を提供する送金元ユーザが送金する金額の条件を記憶する。属性列に記憶する条件は、ユーザ属性DB132が記憶するユーザの属性と対照可能なものである。提供者ID列は特典を提供する提供者の提供者IDを記憶する。インセンティブ列は送金元ユーザが得られる特典の内容を記憶する。
図20は送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。送金元端末2の制御部21は仲介サーバ1へ送金要求を送信する(ステップS51)。仲介サーバ1の制御部11は送金要求を受信する(ステップS52)。制御部11は送金元ユーザに適合する特典に関する情報(特典情報)を送金元特典DB137から取得する(ステップS53)。取得する特典情報は複数であってもよい。制御部11は取得した特典を含む送金設定画面を送金元端末2へ送信する(ステップS54)。送金元端末2の制御部21は送金設定画面を受信し表示部27に表示する(ステップS55)。送金元ユーザは送金元端末2を操作して送金先ユーザ、送金額、出金する決済サービスを設定する。また、特典が複数の場合、受け取る特典を選択する。特典が一つの場合、送金先ユーザの操作なく当該特典が選択状態となる。送金元端末2の制御部21は送金先ユーザに対応する送金先ID、送金額及び決済サービスに対応したサービスID並びに選択された特典の特典情報を取得する(ステップS56)。制御部21は特典情報を補助記憶部23に記憶する(ステップS57)。制御部21は特典情報を仲介サーバ1へ送信し、仲介サーバ1の補助記憶部13に設けた受取特典DB(図示しない)に記憶してもよい。制御部21は図9に示したステップS2以降を実行する。なお、送金元ユーザに付与する特典は送金が完了するまでは仮付与とし、送金先ユーザが送金を承認したら正式付与とすることが望ましい。送金先ユーザが送金を拒否した場合や何らかの原因で送金に失敗した場合は、送金元ユーザ仮付与した特典は取り消される。
図21は送金設定画面の他の例を示す説明図である。図21において、図11と同様な要素については、図11と同一の符号を付している。送金設定画面d01は送金先欄d011、検索ボタンd012、送金額欄d013、出金元選択ボタンd014、決定ボタンd015、特典情報d016及び特典選択ボタンd017を含む。送金先欄d011、検索ボタンd012、送金額欄d013及び出金元選択ボタンd014は図11と同様であるから説明を省略する。特典情報d016は送金元ユーザに付与される特典の情報を示す。特典選択ボタンd017は受け取る特典を送金元ユーザが選択するためのボタンである。図21の例では付与される特典の候補が1つであったため、表示される特典情報d016は1つである。また、特典選択ボタンd017も1つのみ表示され、すでに選択状態で表示されている。決定ボタンd015は送金設定を決定すると共に、受け取る特典の選択を決定するボタンである。
本実施の形態では、以下の効果を奏する。送金元ユーザは特典により、送金手数料が補填されると感じさせることが可能である。そのような送金元ユーザは、手数料が掛かるとしても仲介システム100による送金を積極的に利用することが期待される。
(実施の形態4)
上述の実施の形態においては、送金元ユーザと送金先ユーザとで異なる決済サービスを利用可能とした。本実施の形態は、送金元ユーザと送金先ユーザとで同一の決済サービスを利用する場合であって、特典付与がされる形態である。
図22は送金システムの構成例を示す説明図である。送金システム110はサービスサーバ7、送金元端末2、送金先端末3及びサービスサイト6を含む。サービスサーバ7は電子決済サービスを提供するサーバである。送金元端末2、送金先端末3及びサービスサイト6それぞれの役割、機能及びハードウェア構成等は、実施の形態1の送金元端末2、送金先端末3及びサービスサイト6それぞれと同様である。サービスサーバ7、送金元端末2、送金先端末3及びサービスサイト6はそれぞれネットワークNを介して通信可能に接続される。ネットワークNはインターネット、一般公衆網、携帯電話網等である。
サービスサーバ7はサーバコンピュータ、PC等で構成する。また、サービスサーバ7を複数のコンピュータからなるマルチコンピュータ、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシン又は量子コンピュータで構成しても良い。さらに、サービスサーバ7の機能をクラウドサービスで実現してもよい。図示は省略するが、サービスサーバ7はハードウェア構成として、制御部71、主記憶部72、補助記憶部73、通信部74及び読み取り部75を含む。制御部71、主記憶部72、補助記憶部73、通信部74及び読み取り部75はバスBにより接続されている。制御部71、主記憶部72、補助記憶部73、通信部74及び読み取り部75はそれぞれ仲介サーバ1の制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、通信部14及び読み取り部15と同様であるから、説明を省略する。
本実施の形態において、サービスサーバ7が使用するデータベースは、ユーザDB731、ユーザ属性DB732、送金情報DB734、提供者DB735、送金先特典DB736及び送金元特典DB737である。これらのデータベースは例えばサービスサーバ7の補助記憶部73に記憶する。ユーザDB731、ユーザ属性DB732、送金情報DB734、提供者DB735、送金先特典DB736及び送金元特典DB737の構成は、実施の形態1のユーザDB131、ユーザ属性DB132、送金情報DB134、提供者DB135、送金先特典DB136及び送金元特典DB737と同様である。なお、本実施の形態において、決済サービスDB133に相当するデータベースは不要である。補助記憶部73におけるユーザDB731において、決済アカウント列はサービスサーバ7が提供する電子決済サービスについてのアカウント情報のみを記憶していれば足りる。本実施の形態における送金情報DB734は送金情報DB134に含まれる元サービスID列及び先サービスID列は含まれていなくともよい。
送金システム110が行う情報処理について説明する。図23及び図24は送金処理の他の手順例を示すフローチャートである。送金元端末2の制御部21はサービスサーバ7へ送金要求を送信する(ステップS71)。サービスサーバ7の制御部71は送金要求を受信する(ステップS72)。制御部71は送金元ユーザに適合する特典に関する情報(特典情報)を送金元特典DB737から取得する(ステップS73)。制御部71は取得した特典を含む送金設定画面を送金元端末2へ送信する(ステップS74)。送金元端末2の制御部21は送金設定画面を受信し表示部27に表示する(ステップS75)。送金元ユーザは送金元端末2を操作して送金先ユーザ、送金額及び受け取る特典を設定する。特典は複数であってもよい。特典が一つの場合、送金先ユーザの操作なしで当該特典が選択状態となる。送金元端末2の制御部21は送金先ユーザに対応する送金先ID、送金額及び選択された特典の特典情報を取得する(ステップS76)。制御部21は特典情報を補助記憶部23に記憶する(ステップS77)。制御部21は特典情報をサービスサーバ7へ送信し、サービスサーバ7の補助記憶部73に設けた受取特典DB(図示しない)に記憶してもよい。なお、送金元ユーザに付与する特典は送金が完了するまでは仮付与とし、送金先ユーザが送金を承認したら正式付与とすることが望ましい。送金先ユーザが送金を拒否した場合や何らかの原因で送金に失敗した場合は、送金元ユーザ仮付与した特典は取り消される。制御部21は送金先ID、送金額及び送金元ユーザのユーザIDを含む送金情報をサービスサーバ7へ送信する(ステップS78)。サービスサーバ7の制御部71は送金情報を受信する(ステップS79)。制御部71は特典情報を取得する(ステップS80)。制御部71は送金先IDを検索キーとしてユーザ属性DB732を検索し、送金先ユーザの属性を取得する。取得した送金先ユーザの属性と、送金先特典DB736の条件列に記憶している属性とを対照し、条件にマッチする送金先特典DB736のインセンティブ列に記憶された特典の情報を取得する。取得する特典の情報は複数でもよい。制御部71は取得した特典に関する情報を含めた案内を作成する(ステップS81)。制御部71は作成した案内を送金先ユーザへ送信する(ステップS82)。案内は電子メール、プッシュ通知等で送信する。送金先端末3の制御部31は案内を受信し、表示部37に表示する(ステップS83)。送金先ユーザは送金の案内を参照し、回答を入力する。送金先ユーザは送金受取を承認する場合、受け取る特典の選択入力も行う。なお、特典を受け取らないことも可能である。制御部31は回答を取得する(ステップS84)。当該回答に特典の選択情報も含まれている。図24に移る。制御部31は回答が送金の受け取りの承認であるか否かを判定する(ステップS85)。制御部31は回答が承認であると判定した場合(ステップS85でYES)、送金先ユーザが送金を承認した旨を仲介サーバ1へ送信する(ステップS86)。サービスサーバ7の制御部71は承認した旨を受信する(ステップS87)。制御部71は決済を行う(ステップS88)。制御部71は送金元ユーザの残高から送金額を引き、送金先ユーザの残高に送金額を足す。制御部71は特典付与を行う(ステップS89)。制御部71は送金元ユーザ及び送金先ユーザにそれぞれに特典を付与する。制御部71は送金元端末2及び送金先端末3へ送金の完了を送信する(ステップS90)。送金元端末2の制御部21は完了を受信し、表示部27に表示する(ステップS92)。制御部21は処理を終了する。送金先端末3の制御部31は完了を受信し、表示部37に表示する(ステップS91)。制御部31は処理を終了する。制御部31は回答が承認でないと判定した場合(ステップS85でNO)、拒否された旨をサービスサーバ7へ送信する(ステップS93)。サービスサーバ7の制御部71は拒否された旨を受信した後、拒否された旨を送金元端末2へ送信する(ステップS94)。送金元端末2の制御部21は拒否された旨を受信し、表示部27に表示する(ステップS95)。送金元ユーザは再送又は終了を入力する。制御部21は送金元ユーザの入力が再送か否かを判定する(ステップS96)。制御部21は送金元ユーザの入力が再送であると判定した場合(ステップS96でYES)、処理をステップS78へ戻す。制御部21は送金元ユーザの入力が再送でないと判定した場合(ステップS96でNO)、処理を終了する。
図25は受領確認画面の他の例を示す説明図である。受領確認画面d02は送金者欄d021、送金額欄d022、承認ボタンd023及び拒否ボタンd024並びにて特典選択ボタンd025を含む。送金者欄d021は送金者の氏名を表示する。送金額欄d022は送金額を表示する。承認ボタンd023は送金の受け取りを承認するためボタンである。送金先ユーザが承認ボタンd023を選択すると、承認通知がサービスサーバへ送信される。拒否ボタンd024は送金の受け取りを拒否するためのボタンである。送金先ユーザが拒否ボタンd024を選択すると、送金先端末3は受け取りを拒否する旨を仲介サーバ1へ送信する。特典選択ボタンd025は送金先ユーザが複数の特典から取得する特典を選択するためのボタンである。図25では、送金されたものを用途が限定されたポイントへ変換することにより、金銭的価値が送金額よりも大きいポイントが得られる例を示している。ポイントに変換しないことも選択可能である。
本実施の形態は以下の効果を奏する。送金により、送金元ユーザ及び送金元ユーザは特典を得ることが可能となるので、サービスサーバ7が提供する決済サービスは優位性を持つことが可能となる。また、特典を提供者は特典を付与する代わりに、送金されたお金を提供者が運営する店舗等でしか使用できないポイント等の価値に変換させることにより、送金先ユーザによる消費を獲得することが可能となる。さらに、送金システム110が送金手数料を徴収するとしても、送金元ユーザは特典により、送金手数料が補填されると感じさせることが可能である。それにより、サービスサーバ7が提供する決済サービスは優位性を持つことが可能となる。
(履歴機能)
実施の形態4において、受け取った特典の履歴を表示する履歴機能について述べる。図26はユーザ特典DBの例を示す説明図である。ユーザ特典DB738はサービスサーバ7の補助記憶部73に記憶する。ユーザ特典DB738はユーザに付与された特典を記憶する。ユーザ特典DB738が記憶する特典は、ユーザが送金先ユーザとなったときに得た特典と、ユーザが送金元ユーザとなったときに得た特典との両方である。ユーザ特典DB738はユーザID列、日付列、送金元ID列、送金先ID列、金額列、オファID列、受領ポイント列、特典列、有効期限列及び状態列を含む。ユーザID列はユーザIDを記憶する。日付列は特典が付与された日付を記憶する。送金元ID列はユーザが送金先ユーザとして特典を受けたときに、係る送金の送金元ユーザのユーザIDを記憶する。ユーザが送金元ユーザであったときは、値はなしとなる。図26では「-」で値なしを示している。送金先ID列はユーザが送金元ユーザとして特典を受けたときに、係る送金の送金先ユーザのユーザIDを記憶する。金額列は送金された額を記憶する。オファID列は受け取った特典のオファIDを記憶する。受領ポイント列は特典をポイントとして受け取った場合に、受け取ったポイント数を記憶する。特典列は受け取った特典が割引券等である場合にその内容を記憶する。有効期限列は特典の有効期限を記憶する。有効期限がない場合は、「なし」や「-」を記憶する。状態列は特典の状態を記憶する。状態は例えば「未使用」、「使用済」又は「期限切れ」である。
図27は履歴表示処理の手順例を示すフローチャートである。以下の説明において、送金元端末2及び送金先端末3を代表して、ユーザ端末と呼ぶ。ユーザ端末はサービスサーバ7へ履歴要求を送信する(ステップS101)。履歴要求にはユーザIDが含まれている。サービスサーバ7の制御部71は履歴要求を受信する(ステップS102)。制御部71は要求したユーザのユーザIDをキーにしてユーザ特典DB738を検索し、ユーザが得た特典の情報を取得する(ステップS103)。制御部71は取得した特典を一覧表示する画面を作成する(ステップS104)。制御部71は生成した画面をユーザ端末へ送信する(ステップS105)。ユーザ端末は画面を受信する(ステップS106)。ユーザ端末は表示部に一覧表を表示し(ステップS107)、処理を終了する。
図28は特典一覧画面の例を示す説明図である。特典一覧画面d04は送金先特典一覧d041、送金元特典一覧d042及び戻るボタンd043を含む。送金先特典一覧d041はユーザが送金先ユーザとなったときに得た特典の一覧である。送金先特典一覧d041は日付列、送金元列、受領額列、変換先列、受領列、有効期限列及び状態列を含む。日付列は特典を得た日付を表示する。送金元列は送金元ユーザの氏名を表示する。氏名ではなくニックネームやハンドル名でもよい。受領額列は受け取った金額を表示する。変換先列はポイントに変換した場合のポイントの名称を表示する。受領列は受け取ったポイント数を表示する。有効期限列は特典の有効期限を表示する。状態列は特典の状態を表示する。送金元特典一覧d042はユーザが送金元ユーザとなったときに得た特典の一覧である。送金元特典一覧d042は日付列、送金先列、送金額列、特典列、有効期限列及び状態列を含む。日付列は特典を得た日付を表示する。送金先列は送金先ユーザの氏名を表示する。氏名ではなくニックネームやハンドル名でもよい。送金額列は送金した金額を表示する。特典列は受け取った特典の具体的内容を表示する。有効期限列は特典の有効期限を表示する。状態列は特典の状態を表示する。戻るボタンd043を選択すると、特典一覧画面d04を表示する前の画面、例えばホーム画面やメニュー画面等に戻る。
送金先特典一覧d041及び送金元特典一覧d042の1つの行を選択すると特典に関する詳細情報(利用可能場所、利用条件等)を表示する詳細画面を表示してもよい。なお、履歴機能を設けるのは実施の形態4に限らない。上述の実施の形態1から3それぞれに設けてもよい。
履歴機能により、ユーザは受け取った特典を一覧できるので、受け取った特典を有効活用することが可能となる。特典の活用が進むと特典提供者の売上向上に寄与する。そして、特典提供者はよりお得感のある特典を提供する。それによって、送金システム110の利用頻度が向上する。
上述の実施の形態において、提供者の特典提供のオファが選択された場合、その都度、または定期・不定期に集計されて選択されたオファの提供者に通知されて良い。それにより、提供者は集客可能性の情報が得られるので、受け入れの準備または心積もりができる。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 仲介システム
1 仲介サーバ
11 制御部
12 主記憶部
13 補助記憶部
131 ユーザDB
132 ユーザ属性DB
133 決済サービスDB
134 送金情報DB
135 提供者DB
136 送金先特典DB
137 送金元特典DB
14 通信部
15 読み取り部
1P 制御プログラム
2 送金元端末
21 制御部
22 主記憶部
23 補助記憶部
24 通信部
25 近距離通信部
26 入力部
27 表示部
2P 制御プログラム
3 送金先端末
4 送金元サーバ
41 制御部
42 主記憶部
43 補助記憶部
44 通信部
45 読み取り部
4P 制御プログラム
5 送金先サーバ
6 サービスサイト
110 送金システム
7 サービスサーバ

Claims (6)

  1. 第1ユーザから第2ユーザへの送金情報を取得し、
    取得した前記送金情報を表示し、
    特典情報が対応付いた決済手段を含む複数の決済手段、及び、付与されるインセンティブの算出法を含む前記特典情報を表示し、
    前記第2ユーザからの指示に基づく前記決済手段の選択情報、及び、送金された金額から充当する額が指定された前記インセンティブの受取情報を取得し、
    取得した前記選択情報に基づく前記決済手段により、前記送金情報に基づく送金を受け付けた結果、及び、前記受取情報に基づく前記インセンティブの付与結果を出力する
    処理をコンピュータに行わせることを特徴とするコンピュータプログラム。
  2. 前記複数の決済手段には、前記第2ユーザが未使用の決済手段を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記第1ユーザが使用している複数の決済手段を表示し、
    前記第1ユーザが使用している決済手段の選択情報を含む前記第2ユーザへの送金情報を取得し、
    取得した前記送金情報を出力し、
    前記送金情報に基づく送金が受け付けられた結果を表示する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記第1ユーザが使用している各決済手段に対応し、前記第1ユーザへ付与可能な特典に関する特典情報を取得し、
    取得した特典情報を表示する
    ことを特徴とする請求項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 第1ユーザが使用している複数の第1決済手段を送信する第1送信部と、
    前記第1決済手段の選択情報を含む第2ユーザへの送金情報を受信する第1受信部と、
    取得した送金情報及び特典情報が対応付いた決済手段を含む複数の第2決済手段、並びに、付与されるインセンティブの算出法を含む前記特典情報を送信する第2送信部と、
    前記第2決済手段の選択情報、及び、送金された金額から充当する額が指定された前記インセンティブの受取情報を受信する第2受信部と、
    第1決済手段による出金及び第2決済手段による入金を実行する決済実行部と
    前記受取情報に基づく前記インセンティブの付与依頼を送信する第3送信部と
    を備える
    ことを特徴とする決済実行装置。
  6. コンピュータが、
    第1ユーザが使用している複数の第1決済手段を送信し、
    前記第1決済手段の選択情報を含む第2ユーザへの送金情報を受信し、
    取得した送金情報及び特典情報が対応付いた決済手段を含む複数の第2決済手段、並びに、付与されるインセンティブの算出法を含む前記特典情報を送信し、
    前記第2決済手段の選択情報、及び、送金された金額から充当する額が指定された前記インセンティブの受取情報を受信し、
    第1決済手段による出金及び第2決済手段による入金を実行し、
    前記受取情報に基づく前記インセンティブの付与依頼を送信する
    ことを特徴とする決済方法。
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