JP7404476B1 - 製麹装置及び製麹方法 - Google Patents
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Abstract
Description
該ドラムを収容するケーシングと、
該ドラム内に設けられ該ドラム内に蒸気及び/または空気を噴射して供給する蒸気空気供給部とを備え、
上記ドラムを回転させて該ドラム内の原料を蒸す一次処理を行なうとともに、該一次処理後に麹菌を原料に付着させてから該ドラムを回転させて製麹する二次処理を行う製麹装置において、
上記蒸気空気供給部をその軸線が上記ドラムの軸線に一致した管状に形成し、
上記ドラムの周壁の全面に、該ドラムの内及び外を連通する多数の小孔を行列状に形成した構成としている。
上記空気供給管を上記蒸気供給管より大径に形成し、該空気供給管に上記蒸気供給管を挿通し、該蒸気供給管の蒸気噴射口から噴射される蒸気を空気供給管の空気噴射口から噴射されるようにし、該空気供給管をその軸線が上記ドラムの軸線に一致させて配置したことが有効である。空気供給管内に蒸気供給管を内装したので、従来に比較して蒸気空気供給部がコンパクトになるとともに、空気及び蒸気をドラムの中心から外方に確実に噴射することができる。
これにより、本発明の作用,効果をより一層発揮させることができる。
これにより、比較的小型になるので、原料の出し入れが容易になり、原料の洗浄を別途行なって対応することも容易になり、装置を簡略化することができる。また、原料に対する麹菌の散布も、手作業で行うことが容易になり、その分、装置を簡略化することができる。
上記回転駆動部を、上記ドラムの軸線方向に沿う軸線を有し上記複数の各レールを夫々転動可能に支持するとともに上記ドラムの軸線方向に直交する方向に配設される複数のローラと、該複数のローラの少なくとも1つを駆動回転させて上記回転リングのレールを介して上記ドラムを回転させる駆動機構とを備えて構成している。
これにより、ドラムの軸線上に回転軸を設けなくてもよいので、空気及び蒸気を噴射する供給管をドラムの中心に設けやすくなり、装置製造と整備を容易にすることができる。
これにより、ドラムの保温性を担保することができ、設置環境に影響されずに温度湿度制御を容易にすることができる。
これにより、ケーシング及びドラムに夫々設けた覗き窓を通して、ドラム内の原料の様子を視認することができる。そのため、ケーシングの扉を逐一開けなくても良いことから、ケーシングによるドラムの保温機能を損なうことがなく、効率の良い処理を行なうことができる。
該制御部は、
上記第1温度センサ,第2温度センサ及び湿度センサの検知結果を表示部等に出力するモニター手段と、上記第2温度センサの検知温度に基づいて上記空気送給部が送給する空気の温度調整を行う空気温度調整手段と、上記湿度センサの湿度検知に基づいて上記空気送給部が送給する空気の湿度を調整する空気湿度調整手段と、上記一次処理を行なう一次処理実行手段と、該一次処理実行手段による一次処理後に麹菌を原料に付着させてから、上記空気温度調整手段及び空気湿度調整手段を機能させて上記二次処理を行なう二次処理実行手段とを備えた構成としている。
上記一次処理実行手段は、
上記空気送給部の空気供給を停止し、上記蒸気送給部からの蒸気供給により、上記ドラムを連続回転させながら、原料を100℃~105℃で所定時間蒸す蒸し工程と
該蒸し工程後に、上記蒸気送給部からの蒸気供給を停止し、上記空気送給部からの空気供給により、上記ドラムを連続回転させながら、原料を30℃~35℃になるまで冷却する冷却工程とを行わせ、
上記二次処理実行手段は、
上記冷却工程後に麹菌を原料に付着させてから、上記蒸気送給部からの蒸気供給を停止し、上記空気送給部からの空気供給により、上記ドラムを間欠回転させて、原料を35℃~38℃に保持するとともに、該ドラム内の湿度を90%~95%に保持して原料の発酵を行う第1発酵工程と、
該第1発酵工程において所定条件になったとき切替えられて、上記ドラムの間欠回転条件を該第1発酵工程とは異ならせて、原料を35℃~38℃に保持するとともに、上記ドラム内の湿度を90%~95%に保持して更に原料の発酵を所定時間行う第2発酵工程と、
該第2発酵工程後に、上記蒸気送給部からの蒸気供給を停止し、上記空気送給部からの空気供給により、上記ドラムを連続回転させながら、原料を20℃~25℃に低下保持して、所定時間乾燥する乾燥工程とを行わせる構成としている。
上記第1発酵工程時に、上記第1温度センサの検知温度と上記第2温度センサの検知温度とを比較し、上記第2温度センサの検知温度が37℃以上になり、且つ、上記第1温度センサの検知温度が第2温度センサの検知温度よりも1℃以上低くなったとき、該第1発酵工程から第2発酵工程へ切り替える一方、上記第2発酵工程時に、上記第2温度センサの検知温度が35℃以下になったとき、該第2発酵工程から第1発酵工程へ切り替える発酵工程切替手段を備えたことが有効である。
(1-1)蒸し工程
予め、原料Wを洗浄し、ケーシング40の外側扉47及び内側扉15を開けて、ドラム10内に原料Wを入れる。この場合、ドラム10は、比較的小型なので、原料Wを入れる作業を容易に行うことができる。そして、内側扉15及び外側扉47を閉じ、装置を稼働する。これにより、空気送給部70の空気供給が停止された状態で、蒸気送給部60から蒸気供給管54に蒸気が供給され、蒸気供給管54の蒸気噴射口53から蒸気がドラム10内に噴射されるとともに、ドラム10が連続回転させられ、原料Wが蒸されていく。
所定時間経過すると、原料Wが蒸し上がり、冷却工程に移行する。この工程においては、蒸気送給部60からの蒸気供給を停止し、空気送給部70からの空気供給により、ドラム10を連続回転させながら、原料Wを30℃~35℃になるまで冷却する。この場合も、ドラム10の中心に管状の空気供給管52を設けるとともに、ドラム10の周壁の全面に多数の小孔17を行列状に形成したので、空気をドラム10の中心から外方に噴射することができ、ドラム10を回転させることにより、空気がドラム10の全面全周に行き届くようになり、また、上記と同様に、解し棒18の機能によってもドラム10の回転を伴う原料Wの解しを行うことができ、そのため、空気が満遍なく原料Wに接触することから、原料Wの冷却処理を十分に行うことができ、それだけ、処理効率を向上させることができる。
(2-1)第1発酵工程
予め、ケーシング40の外側扉47及び内側扉15を開けて、ドラム10内の原料Wに麹菌を手作業で散布する。この場合、ドラム10は、比較的小型なので、麹菌の散布作業を容易に行うことができる。そして、内側扉15及び外側扉47を閉じ、装置を稼働する。これにより、蒸気送給部60からの蒸気供給が停止された状態で、空気送給部70からの空気供給により、ドラム10を間欠回転させて、原料Wを35℃~38℃に保持するとともに、ドラム10内の湿度を90%~95%に保持して原料Wの発酵を行う。また、ケーシング40のシートヒータ44をオンにする。
第1発酵工程においては、制御部90は、第1温度センサ81の検知温度と第2温度センサ82の検知温度とを比較しており、第2温度センサ82の検知温度が37℃以上になり、且つ、第1温度センサ81の検知温度が第2温度センサ82の検知温度よりも1℃以上低くなったとき、発酵工程切替手段96が、第1発酵工程から第2発酵工程へ切り替える。これにより、ドラム10の間欠回転条件を第1発酵工程とは異ならせて、原料Wを35℃~38℃に保持するとともに、ドラム10内の湿度を90%~95%に保持して更に原料Wの発酵が所定時間行われる。また、ケーシング40のシートヒータ44をオンにする。このケーシング40のシートヒータ44により、ドラム10の保温性を担保することができ、設置環境に影響されずに温度湿度制御を容易にすることができる。
第2発酵工程後に、蒸気送給部60からの蒸気供給を停止し、空気送給部70からの空気供給により、ドラム10を連続回転させながら、原料Wを20℃~25℃に低下保持して、原料Wを所定時間乾燥する。これにより、製麹された原料Wを得ることができる。
W 原料
1 基台
2 キャスタ
P 軸線
10 ドラム
11 一方の端面
12 他方の端面
13 周壁
14 開口
15 内側扉
16 覗き窓
17 小孔
18 解し棒
19 解し棒列
20 回転リング
21 レール
22 連結杆
23 切欠き
30 回転駆動部
31 ローラ
32 駆動機構
40 ケーシング
41 一方の端面
42 他方の端面
43 断熱材
44 シートヒータ
44a 発熱体
44b 均熱アルミシート
44c 散熱アルミシート
45 表面材
46 開口
47 外側扉
48 覗き窓
50 蒸気空気供給部
Q 軸線
51 空気噴射口
52 空気供給管
53 蒸気噴射口
54 蒸気供給管
60 蒸気送給部
61 蒸気送給管
62 排気管
63 ドレン管
64 スチームトラップ
65 清掃用ドレン管
70 空気送給部
71 空気送給管
72 ブロア
73 加温器
74 加湿器
74a 水タンク
75 循環管
76 ダンパ
77 ミックスボックス
78 ヒータ
79 フィルタ
V1,V2,V3,V4,V5 電動弁
80 設定部
81 第1温度センサ
82 第2温度センサ
83 湿度センサ
84 表示部
90 制御部
91 モニター手段
92 空気温度調整手段
93 空気湿度調整手段
94 一次処理実行手段
95 二次処理実行手段
96 発酵工程切替手段
(1)一次処理
(1-1)蒸し工程
(1-2)冷却工程
(2)二次処理
(2-1)第1発酵工程
(2-2)第2発酵工程
(2-3)乾燥工程
Claims (8)
- 穀類の原料が入れられ軸線が略水平になるように回転可能に支持され回転駆動部により回転させられる円筒状のドラムと、
該ドラムを収容するケーシングと、
該ドラム内に設けられ該ドラム内に蒸気及び/または空気を噴射して供給する蒸気空気供給部とを備え、
上記ドラムを回転させて該ドラム内の原料を蒸す一次処理を行なうとともに、該一次処理後に麹菌を原料に付着させてから該ドラムを回転させて製麹する二次処理を行う製麹装置において、
上記蒸気空気供給部をその軸線が上記ドラムの軸線に一致した管状に形成し、
上記ドラムの周壁の全面に、該ドラムの内及び外を連通する多数の小孔を行列状に形成し、
上記蒸気空気供給部を、上記ドラム内にその軸線方向に沿って挿通されるとともに該軸方向に沿って多数の空気噴射口を有し該空気噴射口から上記ドラムの内面に向けて空気を噴射する空気供給管と、上記ドラム内にその軸線方向に沿って挿通されるとともに該軸方向に沿って多数の蒸気噴射口を有し該蒸気噴射口から上記ドラムの内面に向けて蒸気を噴射する蒸気供給管とを備えて構成し、
上記空気供給管を上記蒸気供給管より大径に形成し、該空気供給管に上記蒸気供給管を挿通し、該蒸気供給管の蒸気噴射口から噴射される蒸気を空気供給管の空気噴射口から噴射されるようにし、該空気供給管をその軸線が上記ドラムの軸線に一致させて配置し、
上記小孔の直径をDとしたとき、1.8mm≦D≦2.2mmに設定するとともに、
上記ドラムの周壁の全面積に対する上記全小孔の開口面積率をρとしたとき、15%≦ρ≦20%に設定し、
上記ケーシングを上記ドラムの軸線に平行な軸線を有し一方の端面及び他方の端面を有した筒状に形成し、該ケーシングの壁部を、断熱材の層を設けて構成し、該断熱材の層に、シート状のシートヒータを設け、
上記蒸気空気供給部に蒸気を生成して送給する蒸気送給部と、上記蒸気空気供給部に空気を送給する空気送給部と、上記蒸気送給部及び空気送給部の制御条件を設定する設定部と、上記ドラム内の雰囲気温度を検知する第1温度センサと、該ドラム内の原料の温度を検知する第2温度センサと、該ドラム内の湿度を検知する湿度センサと、上記設定部に設定された設定条件に基づくとともに、上記第1温度センサ,第2温度センサ及び湿度センサの検知結果に基づいて上記ドラムの回転駆動部、蒸気送給部及び空気送給部を制御する制御部とを備え、
該制御部は、
上記第1温度センサ,第2温度センサ及び湿度センサの検知結果を表示部等に出力するモニター手段と、上記第2温度センサの検知温度に基づいて上記空気送給部が送給する空気の温度調整を行う空気温度調整手段と、上記湿度センサの湿度検知に基づいて上記空気送給部が送給する空気の湿度を調整する空気湿度調整手段と、上記一次処理を行なう一次処理実行手段と、該一次処理実行手段による一次処理後に麹菌を原料に付着させてから、上記空気温度調整手段及び空気湿度調整手段を機能させて上記二次処理を行なう二次処理実行手段とを備えたことを特徴とする製麹装置。 - 上記ドラムの外径をG、その長さをLとしたとき、450mm≦G≦550mm、550mm≦L≦650mmに設定し、該ドラムの端面に、原料の出し入れを行う開閉可能な開口を設けたことを特徴とする請求項1記載の製麹装置。
- 上記ドラムの内面であって軸線方向に該ドラムの回転時に原料に当接して原料を解す解し棒を複数列設した解し棒列を設けるとともに、該解し棒列を、長さの長い解し棒と長さの短い解し棒とを不規則に配置して構成し、該解し棒列を上記ドラムの周方向に間隔を隔てて複数列設けたことを特徴とする請求項2記載の製麹装置。
- 上記ドラムの外側に該ドラムを支持して該ドラムとともに回転する回転リングを設け、
該回転リングを、上記ドラムの軸線方向に所定間隔離間して設けられ該ドラムと同軸で該ドラムの周方向に沿うリング状の複数のレールを備えて構成し、
上記回転駆動部を、上記ドラムの軸線方向に沿う軸線を有し上記複数の各レールを夫々転動可能に支持するとともに上記ドラムの軸線方向に直交する方向に配設される複数のローラと、該複数のローラの少なくとも1つを駆動回転させて上記回転リングのレールを介して上記ドラムを回転させる駆動機構とを備えて構成したことを特徴とする請求項3記載の製麹装置。 - 上記ケーシングの一方の端面及び上記ドラムの一方の端面を貫通して上記蒸気空気供給部を上記ドラム内に挿通し、上記ケーシングの他方の端面に、上記ドラムの他方の端面と同軸で該他方の端面よりも僅かに大きい開口と、該開口を開閉するヒンジにより開閉可能な外側扉とを設け、上記ドラムの他方の端面に、原料の出し入れを行う開口と、該開口を開閉するヒンジにより開閉可能な内側扉とを設け、上記外側扉に覗き窓を設け、上記ドラムの他方の端面及び/または内側扉に、上記外側扉の覗き窓を通してドラム内部を視認可能な覗き窓を設けたことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の製麹装置。
- 上記一次処理実行手段は、
上記空気送給部の空気供給を停止し、上記蒸気送給部からの蒸気供給により、上記ドラムを連続回転させながら、原料を100℃~105℃で所定時間蒸す蒸し工程と、
該蒸し工程後に、上記蒸気送給部からの蒸気供給を停止し、上記空気送給部からの空気供給により、上記ドラムを連続回転させながら、原料を30℃~35℃になるまで冷却する冷却工程とを行わせ、
上記二次処理実行手段は、
上記冷却工程後に麹菌を原料に付着させてから、上記蒸気送給部からの蒸気供給を停止し、上記空気送給部からの空気供給により、上記ドラムを間欠回転させて、原料を35℃~38℃に保持するとともに、該ドラム内の湿度を90%~95%に保持して原料の発酵を行う第1発酵工程と、
該第1発酵工程において所定条件になったとき切替えられて、上記ドラムの間欠回転条件を該第1発酵工程とは異ならせて、原料を35℃~38℃に保持するとともに、上記ドラム内の湿度を90%~95%に保持して更に原料の発酵を所定時間行う第2発酵工程と、
該第2発酵工程後に、上記蒸気送給部からの蒸気供給を停止し、上記空気送給部からの空気供給により、上記ドラムを連続回転させながら、原料を20℃~25℃に低下保持して、所定時間乾燥する乾燥工程とを行わせることを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の製麹装置。 - 上記二次処理実行手段は、
上記第1発酵工程時に、上記第1温度センサの検知温度と上記第2温度センサの検知温度とを比較し、上記第2温度センサの検知温度が37℃以上になり、且つ、上記第1温度センサの検知温度が第2温度センサの検知温度よりも1℃以上低くなったとき、該第1発酵工程から第2発酵工程へ切り替える一方、上記第2発酵工程時に、上記第2温度センサの検知温度が35℃以下になったとき、該第2発酵工程から第1発酵工程へ切り替える発酵工程切替手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の製麹装置。 - 上記請求項7記載の製麹装置を用い、上記ドラムを回転させて該ドラム内の原料を蒸す一次処理を行なうとともに、該一次処理後に麹菌を原料に付着させてから該ドラムを回転させて製麹する二次処理を行うことを特徴とする製麹方法。
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