JP7403077B2 - レーザ光源装置及びそれを用いた像形成装置 - Google Patents
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Description
それぞれの前記レーザ素子から出射したレーザ光を回折する回折光学素子と、
それぞれの前記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、を備え、
それぞれの前記レーザ素子は、互いに波長の異なるレーザ光を出射し、
前記回折光学素子は、複数の直線状の溝がそれぞれ平行に形成された鋸歯形状部を有し、
それぞれの前記レーザ素子は、前記コリメートレンズの光軸を含む断面視において、前記コリメートレンズの光軸よりも一方側に、前記光軸との距離が異なる位置に配置され、
それぞれのレーザ素子から出射されたそれぞれのレーザ光が前記回折光学素子で互いに異なる回折次数で、回折されて合成される。
前記レーザ光源装置から出射する複数の波長を有するレーザ光を第1方向に走査する第1走査素子と、
前記第1走査素子から出射するレーザ光を前記第1方向と直交する第2方向に走査する第2走査素子と、を備える。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
-0.175<d(np-1)/λp-mp<0.175・・・(1)式
-0.1<d(np-1)/λp-mp<0.1・・・(2)式
以下、図4~図7を参照して、より具体的に例示した実施形態1を説明する。
[1-1.構成]
図4は、実施形態1に係る光源装置1Aの構成を示す説明図である。図5は、緑色レーザ素子の位置を基準に赤色レーザ素子及び青色レーザ素子の相対位置を示す説明図である。図6は、光源装置1Aの光学系の諸条件を示す表である。図7は、光源装置1Aの光学系の球面収差を示す図である。
d(n1-1)/λ1-m1= 0.06691、
d(n2-1)/λ2-m2= 0.03501、
d(n3-1)/λ3-m3= 0.05339、
となり、(1)式および(2)式の両方の条件を満たす。
実施形態1に係る光源装置1Aは、複数のレーザ素子3、5、7と、それぞれのレーザ素子3、5、7から出射したレーザ光を回折する回折格子13と、回折格子13により回折されたそれぞれのレーザ光を平行光にするコリメートレンズ15Aと、を備える。それぞれのレーザ素子3、5、7は、互いに波長の異なるレーザ光BL、GL、RLを出射し、回折格子13は、複数の直線状の溝13bがそれぞれ平行に形成されたブレーズ13aを有する。それぞれのレーザ素子3、5、7は、コリメートレンズ15Aの光軸Lsを含むYZ平面の断面視において、コリメートレンズ15Aの光軸Lsよりも一方側に光軸Lsとの距離が異なる位置に配置されている。それぞれのレーザ素子3、5、7から出射されたそれぞれのレーザ光BL、GL、RLが回折格子13で互いに異なる回折次数で、回折されて合成される。これにより、各波長で回折次数の異なるそれぞれの回折光を生成し、これらの回折光を平行光にすることで、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。また、回折格子13を用いることで、部品点数を低減し、コストを低減して複数の波長レーザを出射することが可能である。また、回折効率を向上させることで、迷光の発生を低減することができる。さらに、レーザ素子3、5、7から出射されるレーザ光を回折するので、環境温度が変化してそれぞれのレーザ光の波長が変化しても、それぞれのレーザ光は同方向に回折ズレが発生するので、一部のレーザ光だけを回折する構成に比べて温度変化による影響を低減することができる。また、実施形態1では、コリメートレンズ15Aと回折格子13とが別体であるので、それぞれ別の材質で形成することでき、それぞれに最適な材質を選択することができる。
-0.175<d(n1-1)/λ1-m1<0.175、
-0.175<d(n2-1)/λ2-m2<0.175、
-0.175<d(n3-1)/λ3-m3<0.175、
を満たす。これにより、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。
次に、図8~図11を参照して、実施形態2を説明する。図8は、実施形態2に係る光源装置1Bの構成を示す断面図である。図9は、緑色レーザ素子の位置を基準に赤色レーザ素子及び青色レーザ素子の相対位置を示す説明図である。図10は、光源装置1Bの光学系の諸条件を示す表である。図11は、光源装置1Bの光学系の球面収差を示す図である。
[2-1.構成]
図8に示すように、実施形態2の光源装置1Bは、コリメートレンズ15Bが実施形態1の光源装置1Aのコリメートレンズ15Aと回折格子13とを一体化した形状となっている。コリメートレンズ15Bの片側が平面形状でも、軸外コマ収差を抑制し、かつガラス成形が可能なレンズ材料を選択している。これらの相違点及び下記に説明する点以外の構成について、実施形態1の光源装置1Aと実施形態2の光源装置1Bとは共通である。
d(n1-1)/λ1-m1=-0.10660、
d(n2-1)/λ2-m2= 0.04984、
d(n3-1)/λ3-m3= 0.09988、
となり、(1)式の条件を満たす。
実施形態2の構成によれば、各波長で回折次数の異なるそれぞれの回折光を生成し、これらの回折光を平行光にすることで、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。また、実施形態2では、コリメートレンズ15Bと回折格子13とが一体になっているので、省スペース化を実現することができる。また、コリメートレンズ15Bの片側が平面のS2面であるので、S2面に回折格子13を容易に形成することができる。
以下、図12~図16を参照して、実施形態3を説明する。図12は、実施形態3に係る光源装置1Cの構成を示す説明図である。図13は、コリメートレンズ15CのS1面に形成された同心円状の回折格子19を示し、図13(a)は同心円状の回折格子19の断面図であり、図13(b)は、同心円状の回折格子19の正面図である。図14は、緑色レーザ素子の位置を基準に赤色レーザ素子及び青色レーザ素子の相対位置を示す説明図である。図15は、光源装置1Cの光学系の諸条件を示す表である。図16は、光源装置1Cの光学系の球面収差を示す図である。
図12に示すように、実施形態3の光源装置1Cは、実施形態2の光源装置1Bのコリメートレンズ15CのS1面に同心円状の回折格子19を有する。これらの相違点及び下記に説明する点以外の構成について、実施形態3の光源装置1Cと実施形態2の光源装置1Bとは共通である。
d(n1-1)/λ1-m1=-0.10664、
d(n2-1)/λ2-m2= 0.04984、
d(n3-1)/λ3-m3= 0.09987、
となり、(1)式の条件を満たす。
実施形態3の構成によれば、各波長で回折次数の異なるそれぞれの回折光を生成し、これらの回折光を平行光にすることで、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。また、実施形態3では、コリメートレンズ15CのS1面に同心円状の回折格子が形成されているので、色収差を低減することができる。
以下、図17~図20を参照して、実施形態4を説明する。図17は、実施形態4に係る光源装置1Dの構成を示す説明図である。図18は、緑色レーザ素子の位置を基準に赤色レーザ素子及び青色レーザ素子の相対位置を示す説明図である。図19は、光源装置1Dの光学系の諸条件を示す表である。図20は、光源装置1Dの光学系の球面収差を示す図である。
図17に示すように、実施形態4の光源装置1Dは、実施形態2の光源装置1Bと異なり、コリメートレンズ15DのS1面とS3面との間に球面形状のS2面を有する。この相違点及び下記に説明する点以外の構成について、実施形態4の光源装置1Dと実施形態2の光源装置1Bとは共通である。
d(n1-1)/λ1-m1=-0.10664、
d(n2-1)/λ2-m2= 0.04984、
d(n3-1)/λ3-m3= 0.09987、
となり、(1)式の条件を満たす。
実施形態4の構成によれば、各波長で回折次数の異なるそれぞれの回折光を生成し、これらの回折光を平行光にすることで、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。また、実施形態4では、コリメートレンズ15Dが第1レンズ15Daと第2レンズ15Dbとの張り合わせレンズであり、色収差を低減することができ、レーザ素子3、5、7のそれぞれのフォーカス方向(Z方向)の位置を近づけて配置することができる。
以下、図21~図24を参照して、実施形態5を説明する。図21は、実施形態5に係る光源装置1Eの構成を示す説明図である。図22は、緑色レーザ素子の位置を基準に赤色レーザ素子及び青色レーザ素子の相対位置を示す説明図である。図23は、光源装置1Eの光学系の諸条件を示す表である。図24は、光源装置1Eの光学系の球面収差を示す図である。
図21に示すように、実施形態5の光源装置1Eは、実施形態4の光源装置1Dと異なり、コリメートレンズ15Eと直線状の回折格子13が形成されている回折レンズ19Eとが別体で構成されている。また、実施形態5では、実施形態1~4と異なるレーザ光の波長の組み合わせを用いている。この相違点及び下記に説明する点以外の構成について、実施形態5の光源装置1Eと実施形態4の光源装置1Dとは共通である。
d(n1-1)/λ1-m1=-0.00931、
d(n2-1)/λ2-m2= 0.01843、
d(n3-1)/λ3-m3= 0.00740、
となり、(1)式および(2)式の両方の条件を満たす。
実施形態5の構成によれば、各波長で回折次数の異なるそれぞれの回折光を生成し、これらの回折光を平行光にすることで、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。また、実施形態5では、コリメートレンズ15Eが第1レンズ15Eaと第2レンズ15Ebとの張り合わせレンズであり、色収差を低減することができ、レーザ素子3、5、7のそれぞれのフォーカス方向(Z方向)の位置を近づけて配置することができる。また、コリメートレンズ15Eと回折レンズ19Eとそれぞれ別体に構成されているので、それぞれ別の材質で形成することでき、それぞれに最適な材質を選択することができる。
以下、図25~図28を参照して、実施形態6を説明する。図25は、実施形態6に係る光源装置1Fの構成を示す説明図である。図26は、緑色レーザ素子の位置を基準に赤色レーザ素子及び青色レーザ素子の相対位置を示す説明図である。図27は、光源装置1Fの光学系の諸条件を示す表である。図28は、光源装置1Fの光学系の球面収差を示す図である。
図25に示すように、実施形態6の光源装置1Fは、実施形態2の光源装置1Bのコリメートレンズ15Bの材質を変更し、焦点距離を長くしている。また、実施形態6では、実施形態1~4と異なるレーザ光の波長の組み合わせを用いている。これらの相違点及び下記に説明する点以外の構成について、実施形態6の光源装置1Fと実施形態2の光源装置1Bとは共通である。
d(n1-1)/λ1-m1=-0.16212、
d(n2-1)/λ2-m2= 0.07974、
d(n3-1)/λ3-m3= 0.09466、
となり、(1)式の条件を満たす。
実施形態6の構成によれば、各波長で回折次数の異なるそれぞれの回折光を生成し、これらの回折光を平行光にすることで、回折効率を向上させた平行ビームを生成することができる。また、回折格子13のブレーズ13aの高さdを他の実施形態に比べて低くし、ピッチ幅Pbを拡げることで、回折効率の向上に効果がある。
以下、図29を参照して、実施形態7を説明する。図29は、実施形態7に係る像形成装置の構成を示す説明図である。
像形成装置21は、レーザ光源装置1と、集光レンズ23と、第1走査素子25と、第2走査素子27と、制御部29とを備える。なお、像形成装置21は、レーザ光源装置1の代わりに、実施形態1~6のレーザ光源装置1A~1Fのいずれかを用いてもよい。
実施形態7の像形成装置21は、レーザ光源装置1~1Fのいずれか1つと、レーザ光源装置から出射する複数の波長を有するレーザ光を第1方向に走査する第1走査素子25と、第1走査素子25から出射するレーザ光を第1方向と直交する第2方向に走査する第2走査素子27と、を備えている。レーザ光源装置から出射されるレーザ光の回折効率が高いので、スクリーン31上に投影されるレーザ光の輝度を高く保つことができ、迷光が低減される。なお、像形成装置21は、二次元画像に限らず、立体像を投影してもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態1~7を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施形態1~7で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
(1)本開示のレーザ光源装置は、複数のレーザ素子と、それぞれのレーザ素子から出射したレーザ光を回折する回折光学素子と、それぞれのレーザ光を平行光にするコリメートレンズ15と、を備え、それぞれのレーザ素子は、互いに波長の異なるレーザ光を出射し、回折光学素子は、複数の直線状の溝がそれぞれ平行に形成された鋸歯形状部を有し、それぞれのレーザ素子は、コリメートレンズの光軸を含む断面視において、コリメートレンズの光軸よりも一方側に、光軸との距離が異なる位置に配置され、それぞれのレーザ素子から出射されたそれぞれのレーザ光が回折光学素子で互いに異なる回折次数で、回折されて合成される。
-0.175<d(np-1)/λp-mp<0.175 を満たす。
-0.1<d(np-1)/λp-mp<0.1 を満たす。これにより、より回折効率を向上することができる。
450nm<λ1<475nm、
500nm<λ2<540nm、
625nm<λ3<650nm、
を満たす。
2 レーザ光源
3 赤色レーザ素子
5 緑色レーザ素子
7 青色レーザ素子
13 回折格子
13a ブレーズ
15、15A、15B、15C、15D、15E、15F コリメートレンズ
16 非球面
19A、19E 回折レンズ
21 像形成装置
23 集光レンズ
25 第1走査素子
27 第2走査素子
29 制御部
31 スクリーン
Pb 格子ピッチ
Hb 格子高さ
BL 青色レーザ光
GL 緑色レーザ光
RL 赤色レーザ光
Claims (11)
- 複数のレーザ素子と、
それぞれの前記レーザ素子から出射したレーザ光を回折する回折光学素子と、
前記回折光学素子で回折されたそれぞれの前記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、を備え、
それぞれの前記レーザ素子は、互いに波長の異なるレーザ光を出射し、
前記回折光学素子は、複数の直線状の溝がそれぞれ平行に形成された鋸歯形状部が外側に形成された回折面を有し、
それぞれの前記レーザ素子は、前記コリメートレンズの光軸を含む断面視において、前記コリメートレンズの光軸よりも一方側に、前記光軸との距離が異なる位置に配置され、
それぞれの前記レーザ素子から出射されたそれぞれのレーザ光が前記回折光学素子で互いに異なる回折次数で、回折されて合成され、
それぞれの前記レーザ素子から出射されたそれぞれのレーザ光は回折効率が91%以上で回折されて合成されるように、前記回折光学素子の前記鋸歯形状部の高さが予め定められた範囲の値である、
レーザ光源装置。 - 複数のレーザ素子と、
それぞれの前記レーザ素子から出射したレーザ光を回折する回折光学素子と、
前記回折光学素子で回折されたそれぞれの前記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、を備え、
それぞれの前記レーザ素子は、互いに波長の異なるレーザ光を出射し、
前記回折光学素子は、複数の直線状の溝がそれぞれ平行に形成された鋸歯形状部が外側に形成された回折面を有し、
それぞれの前記レーザ素子は、前記コリメートレンズの光軸を含む断面視において、前記コリメートレンズの光軸よりも一方側に、前記光軸との距離が異なる位置に配置され、
それぞれの前記レーザ素子から出射されたそれぞれのレーザ光が前記回折光学素子で互いに異なる回折次数で、回折されて合成され、
それぞれの前記レーザ素子から出射されるそれぞれのレーザ光の波長をλpとし、
それぞれの前記波長における前記回折光学素子の屈折率をnpとし、
前記回折光学素子の鋸歯形状部の高さをdとし、
最大の回折効率の組み合わせとなるそれぞれの前記波長における回折次数をmpとしたとき、
mpは0でない整数であり、
-0.175<d(np-1)/λp-mp<0.175
を満たす、
レーザ光源装置。 - -0.1<d(np-1)/λp-mp<0.1
を満たす、請求項2に記載のレーザ光源装置。 - 複数のレーザ素子と、
それぞれの前記レーザ素子から出射したレーザ光を回折する回折光学素子と、
前記回折光学素子で回折されたそれぞれの前記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、を備え、
それぞれの前記レーザ素子は、互いに波長の異なるレーザ光を出射し、
前記回折光学素子は、複数の直線状の溝がそれぞれ平行に形成された鋸歯形状部が外側に形成された回折面を有し、
それぞれの前記レーザ素子は、前記コリメートレンズの光軸を含む断面視において、前記コリメートレンズの光軸よりも一方側に、前記光軸との距離が異なる位置に配置され、
それぞれの前記レーザ素子から出射されたそれぞれのレーザ光が前記回折光学素子で互いに異なる回折次数で、回折されて合成され、
前記レーザ素子のうち1つは、青色の波長を有するレーザ光を出射し、
前記レーザ素子のうち1つは、緑色の波長を有するレーザ光を出射し、
前記レーザ素子のうち1つは、赤色の波長を有するレーザ光を出射する、
レーザ光源装置。 - 前記回折光学素子において、前記異なる波長のレーザ光が少なくとも4次以上の回折次数のレーザ光に生成されて合成される、
請求項4に記載のレーザ光源装置。 - 前記青色、緑色、赤色の波長をもつ3つのレーザ素子の波長をλ1、λ2、λ3としたとき、
450nm<λ1<475nm、
500nm<λ2<540nm、
625nm<λ3<650nm、
を満たす、
請求項4または5に記載のレーザ光源装置。 - 複数のレーザ素子と、
それぞれの前記レーザ素子から出射したレーザ光を回折する回折光学素子と、
前記回折光学素子で回折されたそれぞれの前記レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、を備え、
それぞれの前記レーザ素子は、互いに波長の異なるレーザ光を出射し、
前記回折光学素子は、複数の直線状の溝がそれぞれ平行に形成された鋸歯形状部が外側に形成された回折面を有し、
全ての前記レーザ素子は、前記コリメートレンズの光軸を含む断面視において、前記コリメートレンズの光軸よりも一方側に、前記光軸との距離が異なる位置に配置され、
それぞれの前記レーザ素子から出射された前記互いに波長の異なるレーザ光の全てが前記回折光学素子で互いに異なる回折次数で、回折されて合成される、
レーザ光源装置。 - 前記鋸歯形状部の溝の延びる方向は、前記コリメートレンズの光軸を含む断面と直交する、
請求項1から7のいずれか1つに記載のレーザ光源装置。 - それぞれの前記レーザ素子は、前記断面視において、前記コリメートレンズの光軸方向における前記コリメートレンズとの距離が異なる位置に配置されている、
請求項1から8のいずれか1つに記載のレーザ光源装置。 - 前記回折光学素子と前記コリメートレンズとが一体化されている、
請求項1から9のいずれか1つに記載のレーザ光源装置。 - 請求項1から10のいずれか1つのレーザ光源装置と、
前記レーザ光源装置から出射する複数の波長を有するレーザ光を第1方向に走査する第1走査素子と、
前記第1走査素子から出射するレーザ光を前記第1方向と直交する第2方向に走査する第2走査素子と、
を備えた、像形成装置。
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