JP7403012B1 - 車両用収納構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記収納体は、一つの面が開口している箱と、前記箱の開口した前記面を開閉可能な開閉部材と、を有しており、
前記箱は、前記箱に収納された物を取り出し可能な取り出し孔を有しており、前記取り出し孔は、前記箱の前記開口した面と異なる面に位置しており、
前記収納体は、前記凹部に対してスイング可能に取り付けられていることにより、前記凹部に格納された格納位置と、前記格納位置からスイングした位置にあるスイング位置とになることが可能であり、
前記収納体が前記格納位置にあるとき、前記開閉部材は車室に臨んでおり、
前記収納体がスイング位置にあるとき、前記開閉部材、及び、前記取り出し孔は車室に臨んでいる、車両用収納構造が提供される。
前記後列シートは、車幅方向に並んでいる第1背もたれ部及び第2背もたれ部と、前記第1背もたれ部と前記第2背もたれ部との間に位置している中間部と、を有し、
前記凹部は、前記中間部の前面に形成されている。
図1(実施例による車両用収納構造を採用した車両の車室を説明する図)には、車両10(例えば、四輪の軽自動車)の車室11が示されている。車室11には、車幅方向に配置された運転席及び助手席(図示なし)と、これらの運転席及び助手席の前方に位置するインストルメントパネル20と、が設けられている。インストルメントパネル20は、助手席の前方に位置するグローブボックス12と、実施例による車両用収納構造13と、を備えている。
凹部22は、後方へ向かって開いており、車高方向(上下方向)を長手方向とするブロック状の空間である。凹部22は、上方を向いている底部23と、底部23の奥の縁から上方へ延びている奥壁部24と、底部23の車幅方向の縁から上方へ延びている一対の横壁部25,26と、底部23に対向している天板部27と、を有している。
収納体30は、一つの面40aが開口しており物を収納可能な箱40と、箱40の開口した面40aを開閉可能なシャッター50(開閉部材)と、を備えている。箱40は、開口した面40aと反対側に位置する矩形の板状の基部41と、基部41の周縁から開口した面40aへ延びている周壁部42と、が一体化されて構成されている。
シャッター50は、開口した面40aを覆うことが可能なスラット51と、スラット51の両端をスライド可能に支持している一対のレール56,56と、を備えている。
また、後述する軸部60の径方向を基準として、軸部60から離れる方向は、シャッター50のスラット51を閉める方向とすることが好ましい。即ち、収納体30が後述する格納位置にあるときを基準として上方から下方へ向かう方向(重力が働く方向)は、シャッター50のスラット51を閉める方向となる。乗員の意図に反してロック構造が解除されることを抑制できる。ロック構造を用いない場合は部品点数を増やすことなく、スラット51を閉めた状態を保つことが可能となる。
図2、図3A(格納位置にある収納体を説明する図)及び図3B(図3Aの3B―3B線断面図)を参照する。収納体30は、インストルメントパネル20の凹部22に対してスイング可能(回動可能)となるように取り付けられている。スイングの中心となる軸線AXは、車幅方向に延びている。第2壁部46は、収納体30をスイングさせる際に乗員が把持可能なスイング用把持部47を有している。
収納体30は、インストルメントパネル20の凹部22に格納された格納位置に位置している。収納体30が格納位置にあるとき、シャッター50のスラット51は車室11に臨んでいる。インストルメントパネル20の後面21と、シャッター50のスラット51とは、略同一平面上に位置している(いわゆる面一)。即ち、スラット51は、略後方を向いている。
図4A(スイング位置にある収納体を説明する図)及び図4B(図4Aの4B―4B線断面図)を参照する。収納体30は、格納位置からスイングして凹部22から離れているスイング位置にある。収納体30がスイング位置にあるとき、シャッター50のスラット51は車室11に臨んでいる。
図2及び図4Bを参照する。軸部60は、外周の一部が平歯車状に形成された平歯部63を有している。凹部22の横壁部25,26は、軸部60,60の平歯部63と噛み合い可能であると共にスイング位置の収納体30を保持可能な保持機構70,70(収納体30の自重によるトルクに抗する力を平歯部63に対して加える機構)を有している。保持機構70には周知技術を採用でき、詳細な説明は省略する。
箱40は、箱40に収納された物を取り出し可能な取り出し孔80を備えている。取り出し孔80は、箱40の基部41(開閉部材に対して反対側)に位置しているが、例えば、取り出し孔80を長壁部43,44に形成してもよい。取り出し孔80は、箱40の長壁部43,44の長手方向に延びている長孔形状である。取り出し孔80の個数や形状は適宜変更することができる。
図5A(ティッシュボックスの収納の仕方を説明する図)及び図5B(ティッシュボックスを収納した収納体を説明する図)を参照する。箱40はティッシュボックスの外形に合うように形成されている。取り出し孔80の位置及び形状は、ティッシュボックス内のティッシュを取り出し可能となるように設定されている。
[収納体30の内部への多様なアクセス手段]
図2を参照する。インストルメントパネル20に形成された凹部22には、物を収納可能な収納体30を格納可能である。収納体30は、一つの面40aが開口している箱40と、箱40の開口した面40aを開閉可能なシャッター50(開閉部材)と、を備えている。箱40は、箱40に収納された物を取り出し可能な取り出し孔80を備えている。
図4A及び図4Bを参照する。格納位置(図3A参照)にある収納体30は、軸部60を中心に上方へ向かってスイング可能である。即ち、収納体30を格納位置からスイングさせると収納体30の位置が高くなり、乗員に近づくため物の出し入れがしやすくなる。また、乗員から軸部60や軸部60周辺の部位が見えづらくなる為、見栄えも良い。
スイング位置にある収納体30は、保持機構70,70によりその位置が保持可能である。スイング位置にある収納体30を乗員が保持する必要がなく、物を取り出しやすい。
スイング位置は、シャッター50のスラット51が略水平となる水平位置を含んでいる。水平位置では、スラット51の表面が鉛直上方を向いているため、スラット51の表面には物を載せることが可能となる。また、取り出し孔80が下方を向くため、取り出し孔80へのアクセスもし易い。
図5A及び図5Bを参照する。箱40はティッシュボックスTの外形に合うように形成されている。そのため、取り出し孔80からティッシュボックスT内のティッシュを取り出し可能である。なお、収納体30の位置にかかわらず、収納体30へのティッシュボックスTの収納や交換が可能である。
図6A(板状部材の取り付け方を説明する図)及び図6B(板状部材が取り付けられた収納体を説明する図)を参照する。取り出し孔80は、板状部材M(例えばラバーマット)により閉塞可能である。板状部材Mは、取り出し孔80が形成された箱40の底部23に対して着脱可能である。板状部材Mは矩形状であり、箱40の底部23に重ね合わせることができる。板状部材Mの大きさは箱40の底部23全体を覆うように設定されている。
実施例では、開閉部材としてシャッター50を採用している。開閉部材は、シャッター50に代えて、箱40の開口した面40aを塞ぐ板状の蓋(図示なし)でもよいが、シャッター50は、箱40から取り外す必要がなく、スライドさせるだけで開口した面40aの開閉が可能となる。
[センターコンソール]
図7Aを参照する。運転席14と助手席15との間には、センターコンソール90が設けられている。センターコンソール90は、車室の床から上方へ延びており車両後方を向いている後面91を有している。センターコンソール90の後面91には、実施例2による車両用収納構造13Aが設けられている。
[ドアトリム]
図8Aには、乗用自動車のスライドドア100の一部が示されている。スライドドア100は、窓101の下方に位置し車室の内装であるドアトリム102を備えている。ドアトリム102の下半分に相当する下部103は、車室内側へ膨らんでいる。このドアトリム102の下部103には、実施例3による車両用収納構造13Bが設けられている。
[後列シート]
図9Aには、運転席及び助手席の後方に設けられた後列シート110が示されている。後列シート110は、運転席及び助手席の直ぐ後方である2列目に限られず、3列目以降のシートでもよい。後列シート110は、複数(例えば2人)の乗員が車幅方向に並んで着座可能である。
11…車室
13,13A,13B,13C…車両用収納構造
20…インストルメントパネル
22,22A,22B,22C…凹部
30,30A,30B,30C…収納体
40,40B,40C…箱
40a…開口した面
50,50B,50C…シャッター(開閉部材)
80…取り出し孔
90…センターコンソール
91…センターコンソールの後面
102…ドアトリム
110…後列シート
111a…第1背もたれ部
112a…第2背もたれ部
113…中間部
113a…中間部の前面
Claims (11)
- 車室内の凹部に対して格納可能な収納体を備えた車両用収納構造であって、
前記収納体は、一つの面が開口している箱と、前記箱の開口した前記面を開閉可能な開閉部材と、を有しており、
前記箱は、前記箱に収納された物を取り出し可能な取り出し孔を有しており、
前記収納体は、前記凹部のなかで上側に位置する軸部を中心にスイング可能に取り付けられていることにより、前記凹部に格納された格納位置と、前記格納位置から上方へ向かってスイングした位置にあるスイング位置とになることが可能であり、
前記収納体が前記格納位置にあるとき、前記開閉部材は車室に臨んでおり、前記取り出し孔は、前記凹部の壁面に対向した位置にあり、
前記収納体がスイング位置にあるとき、前記開閉部材、及び、前記取り出し孔は車室に臨んでいる、車両用収納構造。 - 車室内の凹部に対して格納可能な収納体を備えた車両用収納構造であって、
前記収納体は、一つの面が開口していると共にティッシュボックスの外形に合うように形成されている箱と、前記箱の開口した前記面を開閉可能な開閉部材と、を有しており、
前記箱は、前記箱に収納された物を取り出し可能な取り出し孔を有しており、前記取り出し孔は、前記開閉部材に対して反対側に位置しており、
前記取り出し孔は、板状部材により閉塞可能であり、
前記板状部材は、前記取り出し孔に対して着脱可能であり、
前記収納体は、前記凹部に対してスイング可能に取り付けられていることにより、前記凹部に格納された格納位置と、前記格納位置から上方へ向かってスイングした位置にあるスイング位置とになることが可能であり、
前記収納体が前記格納位置にあるとき、前記開閉部材は車室に臨んでおり、
前記収納体がスイング位置にあるとき、前記開閉部材、及び、前記取り出し孔は車室に臨んでいる、車両用収納構造。 - 前記収納体は、車幅方向の略中央に位置している、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
- 前記スイング位置は、前記開閉部材が略水平となる水平位置を含む、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
- 前記開閉部材は、シャッターであり、前記収納体が前記格納位置にあるときを基準として上方から下方へ向かう方向は、前記シャッターを閉める方向である、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
- 前記取り出し孔は前記開閉部材に対して反対側に位置しており、前記箱はティッシュボックスの外形に合うように形成されている、請求項1に記載の車両用収納構造。
- 前記取り出し孔を閉塞可能な板状部材を備えており、前記板状部材は、取り出し孔に対して着脱可能である、請求項6に記載の車両用収納構造。
- 前記凹部は、インストルメントパネルに形成されている、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
- 前記凹部は、センターコンソールの後面に形成されている、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
- 前記凹部は、ドアトリムに形成されている、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
- 運転席及び助手席よりも後方には、複数の乗員が車幅方向に並んで着座可能な後列シートが設けられ、
前記後列シートは、車幅方向に並んでいる第1背もたれ部及び第2背もたれ部と、前記第1背もたれ部と前記第2背もたれ部との間に位置している中間部と、を有し、
前記凹部は、前記中間部の前面に形成されている、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納構造。
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