JP7402739B2 - 自削孔型モニター装置を備えた地盤改良装置及び地盤改良方法 - Google Patents

自削孔型モニター装置を備えた地盤改良装置及び地盤改良方法 Download PDF

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Description

本発明は、主に高圧噴射撹拌工法に用いられる自削孔型モニター装置を備えた地盤改良装置及び地盤改良方法に関し、詳しくは、自削孔型モニター装置に設けられた削孔水吐出口を改良した地盤改良装置及び地盤改良方法に関する。
この種の従来技術として特許文献1に記載の従来技術がある。同文献に記載の従来技術は、先端部分に削孔ビット10を有し、側面部分にセメントミルクMを噴射する核ノズル18Aと、この核ノズル18Aの周囲を包囲し圧縮エアAを噴射する包囲ノズル18Bとで構成されるセメントミルク噴射ノズル18を有する自穿孔型モニター1を備えており、これをロッド2の先端部に装着してその周囲の地盤を改良するものである。
この従来技術におけるロッド2は三重管構造であり、圧縮エア流路と削孔水流路とを兼用する外管21と、高圧水が圧送される中管22と、セメントミルクが圧送される内管23とから構成されている。また、削孔水の吐出口10Aには、所定の圧力以上になると開放される圧力制御弁15が設けられており、この圧力制御弁15は、削孔水の圧力よりも圧縮エアの圧力の方が低いことから、削孔時には削孔水の圧力により開放され、地盤改良時には閉止されるようになっている。
この結果、削孔工程では、圧縮エア流路と削孔水流路を兼用する第1の流路11に削孔水を供給して圧力制御弁15を開放し、吐出口10Aから削孔水を吐出しつつ、削孔ビット10により削孔を行うことができる一方、地盤改良工程では、圧縮エアを第1の流路11に供給するとともにセメントミルクを第2の流路12に供給することにより、包囲ノズル18Bから圧縮エアを噴射しつつ核ノズル18Aからセメントミルクを噴射して周囲の地盤を改良することができる。これにより、圧縮エア流路と削孔水流路を兼用した場合でも、地盤改良工程において、削孔水吐出口から圧縮エアが漏れ出ることはなく、その圧力エネルギーを十分にセメントミルクの噴射エネルギーとして活用することができる。
特開2008-95442号公報 特開2010-275797号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、圧力制御弁によって削孔水吐出口の開閉を行うようになっているため、それを開放するためには削孔水の圧力を所定圧力以上にする必要があった。しかし、対象地盤の種類・性質によっては削孔時にさほど高い圧力を掛ける必要がない場合もあり、このようなケースでは、圧力制御弁を開放するためにのみ削孔水に高い圧力を掛けているといえる状況であった。
また、圧力制御弁を設けるには、弁座やボール、バネ等をモニター装置に設けなければならず、構成が複雑という問題もあった。
他方、削孔水吐出口を閉塞する手段としては、特許文献2に記載のように、ロッドの上部から大径の一個のスチールボール(鋼球)を投入して削孔水吐出口を閉塞するという方法もある。しかし、かかる方法を用いることができるのは、流路断面積が大きい硬化材流路と削孔水流路とを兼用するタイプの場合のみであり、流路断面積が小さい圧縮エア流路と削孔水流路とを兼用するタイプでは、構造上、削孔水吐出口を閉塞できるほど大径のスチールボールを投入することができないため、特許文献1に記載の従来技術には適用できないという問題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成により削孔水吐出口を閉塞することができる自削孔型モニター装置を備えた地盤改良装置及び地盤改良方法を提供することを目的とする。
本発明に係る地盤改良装置は、
削孔水吐出口と硬化材噴射ノズルと同硬化材噴射ノズルを包囲する圧縮空気噴射ノズルとを有する自削孔型モニター装置と、同モニター装置を先端部に装着したロッドと、を備え、
内部に、削孔水と圧縮空気との共通の流路である第1流路と、硬化材用の第2流路と、前記第1流路と前記削孔水吐出口とを接続する第3流路と、前記第1流路と前記圧縮空気噴射ノズルとを接続する第4流路と、を有する地盤改良装置であって、
前記削孔水吐出口は、複数の孔が開孔された多孔面で構成されており、
前記多孔面の各孔は少なくともその孔の数と同数の複数の球状部材を前記ロッドの上部から前記第1流路内に投入することにより閉塞することができるようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、削孔工程終了後、ロッドの上部から、削孔水吐出口の孔の数と少なくとも同数の複数の球状部材を投入することにより同吐出口を閉塞することができるため、モニター装置に圧力制御弁を設ける必要がない。このため、モニター装置の構成を簡素化することができる。
また、削孔水吐出口を開放するのに削孔水に圧力を掛ける必要がないため、削孔に必要な範囲の圧力を削孔水に掛ければよく、省エネ化を促進することができる。
本発明では、その好適な実施形態の一つとして、前記球状部材の前記第4流路への侵入を規制する規制手段を設けてもよい。これにより、投入した球状部材が第4流路内に侵入するおそれがなくなり、確実に削孔水吐出口を閉塞することができる。
本発明では、その好適な実施形態の一つとして、前記多孔面の周囲に前記球状部材を同多孔面の方に案内する傾斜面を設けてもよい。これにより、球状部材は自然と多孔面の方に案内されることになり、各孔を閉塞することができる。
本発明では、その好適な実施形態の一つとして、その孔の数より多い数の前記球状部材を前記ロッドの上部から投入するようにしてもよい。これにより、迅速かつ確実にすべての孔を塞ぐことができる。
本発明に係る地盤改良方法は、上記の地盤改良装置を用いた地盤改良方法であって、
前記第1流路内に削孔水を供給し、同削孔水を前記削孔水吐出口から吐出させつつ前記ロッドを旋回させて所定の深度まで削孔する削孔工程と、
前記ロッドの上部から前記第1流路内に複数の前記球状部材を投入して前記削孔水吐出口の複数の孔を塞ぐ吐出口閉塞工程と、
前記ロッドを旋回させつつ引き上げながら、前記第1及び第2流路内にそれぞれ圧縮空気及び硬化材を供給することにより前記圧縮空気噴射ノズル及び前記硬化材噴射ノズルからそれぞれ圧縮空気及び硬化材を噴射して周囲の地盤を改良する地盤改良工程と、
を含むことを特徴とする。
さらに、本発明では、その好適な実施形態の一つとして、前記圧縮空気噴射ノズルを封止する封止部材を備えていてもよい。この場合、封止部材は、前記削孔水吐出口が開放されている状態で前記第1流路に削孔水を供給したときは前記圧縮空気噴射ノズルの封止を維持する一方、前記削孔水吐出口を前記球状部材によって閉塞した状態で前記第1流路に削孔水を供給したときは同削孔水の圧力により前記圧縮空気噴射ノズルの封止を解除するようになっていることが好ましい。これにより、削孔工程時に削孔水が圧縮空気噴射ノズルから外部に漏れ出ることを防止することができる。
かかる封止部材を設けた場合の本発明に係る地盤改良方法は以下の工程を含むことを特徴とする。
すなわち、前記第1流路内に削孔水を供給し、同削孔水を前記削孔水吐出口から吐出させつつ前記ロッドを旋回させて所定の深度まで削孔する削孔工程と、
前記ロッドの上部から前記第1流路内に複数の前記球状部材を投入して前記削孔水吐出口の複数の孔を塞ぐ吐出口閉塞工程と、
前記削孔水吐出口の閉塞後再び前記第1流路内に削孔水を供給することにより前記封止部材による前記圧縮空気噴射ノズルの封止を解除する封止解除工程と、
前記ロッドを旋回させつつ引き上げながら、前記第1及び第2流路内にそれぞれ圧縮空気及び硬化材を供給することにより前記圧縮空気噴射ノズル及び前記硬化材噴射ノズルからそれぞれ圧縮空気及び硬化材を噴射して周囲の地盤を改良する地盤改良工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、削孔工程終了後、ロッドの上部から、削孔水吐出口に設けられた孔の数と少なくとも同数の複数の球状部材を投入することにより同吐出口を閉塞することができるため、モニター装置に圧力制御弁を設ける必要がない。このため、モニター装置の構成を簡素化することができる。
また、削孔水吐出口を開放するのに削孔水に圧力を掛ける必要がないため、削孔に必要な範囲の圧力を削孔水に掛ければよく、省エネ化を促進することができる。
実施形態に係る地盤改良装置の自削孔型モニター装置の断面図(削孔水吐出口が閉塞されていない状態)。 同モニター装置の断面図(削孔水吐出口が閉塞されている状態)。 図1中のA-A線矢視断面図。 図1中のB-B線矢視断面図。 削孔水吐出口付近の要部拡大断面図 実施形態に係る地盤改良方法の工程図であり、(A)は据付工程、(B)は削孔工程、(C)は削孔水吐出口の閉塞及びテスト噴射工程、(D)は地盤改良工程(造成工程)、(E)はロッドの引抜き及び孔埋め工程を示す。 変形例1に係る地盤改良装置の圧縮空気噴射ノズル付近の拡大断面図であり、(A)は封止部材による圧縮空気噴射ノズルの封止が解除された状態、(B)は封止部材によって圧縮空気噴射ノズルが封止された状態をそれぞれ示す。 変形例1における封止部材を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面視断面図。 変形例2に係る地盤改良装置の圧縮空気噴射ノズル付近の拡大断面図であり、(A)は封止部材による圧縮空気噴射ノズルの封止が解除された状態、(B)は封止部材によって圧縮空気噴射ノズルが封止された状態をそれぞれ示す。 変形例2における封止部材を示す図であり、(A)は穴栓の正面図、(B)は穴栓の側面視断面図、(C)は固定部材の側面視断面図、(D)は(C)におけるC-C線矢視断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の実施形態に係る地盤改良装置は、削孔工程と地盤改良工程とのいずれにも使用することができる自削孔型モニター装置を備えた地盤改良装置であり、図6(A)に示すように、地上に設置されたボーリングマシンMと、ロッド1と、同ロッド1の基端部(図示例では上端部)に設けられたスイベル2と、同ロッド1の先端部(図示例では下端部)に設けられた自削孔型モニター装置3とを備える。
ロッド1は、図1及び2に概略的に示すように、削孔水流路と圧縮空気流路とを兼用する第1流路11と、硬化材流路となる第2流路12とが形成された二重管ロッドであり、断面視でロッド1の中央部に第2流路12が、その周囲に同心円状に第1流路11が配置されている。
スイベル2には、削孔水及び圧縮空気供給口2aと、硬化材供給口2bとが設けられており、削孔水及び圧縮空気供給口2aは第1流路11に、硬化材供給口2bは第2流路にそれぞれ接続されている。
なお、本実施形態におけるボーリングマシンM、ロッド1及びスイベル2の構成は、従来の二重管ロッド式の地盤改良装置に用いられるものとほぼ同様であるため、以下では主に自削孔型モニター装置3の構成について詳述する。
図1及び2に示すように、本実施形態の自削孔型モニター装置3は、その下端部にメタルクラウン(削孔ビット)31と削孔水吐出口32(その詳細は後述する)とを備える。また、モニター装置3の中間部には、側方に向けて、硬化材噴射ノズル33と、その周囲を包囲する圧縮空気噴射ノズル34とが同心円状に設けられている。
モニター装置3の内部には、ロッド1の内部から延びている第1流路11と第2流路12とが形成されており、このうち、第2流路12はモニター装置3の内部をさらに延びて硬化材噴射ノズル33に接続されている。
他方、第1流路11は、モニター装置3の内部において、第3流路13と第4流路14とに分岐しており、第3流路13は削孔水吐出口32に、第4流路14は圧縮空気噴射ノズル34に、それぞれ接続している。つまり、第1流路11は、第3流路13を介して削孔水吐出口32に接続され、第4流路14を介して圧縮空気噴射ノズル34に接続されるようになっている。なお、符号13a及び14aはそれぞれ第3流路13及び第4流路14の入口を指している。
本実施形態では、図3に示すとおり、第3流路13はモニター装置1内に2つ形成されており、これら2つの第3流路13は下流で合流した上で削孔水吐出口32に接続されている。また、第4流路14はモニター装置1内に6つ形成されており、これら6つの第4流路14は下流で合流した上で圧縮空気噴射ノズル34に接続されている。
ここで、第4流路14の入口14a付近には、ロッド1の上部から第1流路11内にスチールボール4を投入したときに、スチールボール4が第4流路14内に侵入しないように規制する規制手段5が設けられている。本実施形態で使用されるスチールボール4の直径は約3.5mmであり、本実施形態の規制手段5は、6つの第4流路14の入口14aの配列に沿って折り曲げた針金5をそれらの上に溶接することにより固定したものであり、それによって各入口14aの一部を閉塞したものである。使用した針金5の太さは、それを各入口14aに配置した場合に形成される隙間の大きさに応じて決まり、その隙間が圧縮空気は通過させるがスチールボール4は落下しない程度の大きさとなるように設定されている。
本実施形態の削孔水吐出口32は、図1,4及び5に示すとおり、上下方向に複数の円孔32a(図示例では13個)が開孔された多孔面で構成されている。各円孔32aの入口(図示例では上部)は拡径されており、ロッド1の上部から第1流路11内に投入されたスチールボール4を受け入れる受座部32bが設けられている。この受座部32bを除いた円孔32aの直径はスチールボール4の直径よりも小さくなるように形成されており、これにより、各スチールボール4は受座部32bにとどまってそれよりも下方に落下しないように構成されている。本実施形態では、受座部32bを除いた円孔32aの直径は約3mmである。また、この多孔面32の周囲には、多孔面32に向けて傾斜した傾斜面35が設けられており、投入されたスチールボール4を多孔面32に向けて案内する案内面として機能するようになっている。
以上のとおり構成された本実施形態の地盤改良装置は以下のように使用される。
図6は、同地盤改良装置を使用した地盤改良方法を工程順に説明した図である。以下、工程順に説明する。
《1》据付工程
図6(A)に示すように、地上にボーリングマシンMを設置し、ボーリングマシンMにロッド1を装着する。同ロッド1の上端部にはスイベル2が装着され、その下端部には上述した自削孔型モニター装置3が装着される。
《2》削孔工程
次に、図6(B)に示すように、削孔水Wとして水又はベントナイト泥水を使用し、この削孔水Wを第1流路11に連通するスイベル2の削孔水及び圧縮空気供給口2aに供給してモニター装置3の下端部の削孔水吐出口32から削孔水Wを吐出するとともに、ボーリングマシンMによってロッド1を回転させながら、所定の深度まで削孔する。削孔によって生じた泥土は、サンドポンプ50によって地上に吸引され排出される。なお、削孔工程において、削孔水Wは、下端部の吐出口32からだけでなく、圧縮空気噴射ノズル34からも外部に吐出されるが、これは削孔によって生じた泥土の上方への排出促進に寄与することになる。
《3》削孔水吐出口の閉塞及びテスト噴射工程
削孔工程終了後、ロッド1の上部から第1流路11内に円孔32aの数と少なくとも同数のスチールボール4を投入する。本実施形態では、13個の円孔32aに対し、20個程のスチールボール4を投入する。理論上すべての円孔32aを塞ぐにはそれと同数のスチールボール4を投入すれば足りるが、それよりも多い数のスチールボール4を投入すれば、より迅速かつ確実にすべての円孔32aを塞ぐことができる。
特に、本実施形態では、第4流路14の各入口14aにスチールボール4の第4流路14への侵入を防ぐ規制手段5が設けられているため、ロッド1の上部から第1流路11内に投入されたスチールボール4は、第3流路13と第4流路14とに分岐する際に第3流路13の方に案内され、最終的に各円孔32aを閉塞することになる。
その際、仮に一部の円孔32aが閉塞されなかったとしても(その場合は、投入されたスチールボール4の一部が途中にとどまっていることを意味する)、その後に供給される圧縮空気Aが閉塞されていない円孔32aを通って外部に漏れ出ることになるため、その気流に乗ってスチールボール4が当該円孔32aの方に運ばれることになり、最終的にすべての円孔32aは閉塞されることになる。
本工程では、スチールボール4の投入後、削孔水Wから圧縮空気Aに切り換えて、このような調整を行う。
また、テスト噴射用の水W0をスイベル2の硬化材供給口2bから第2流路12に供給してテスト噴射を行う(図6(C))。
《4》地盤改良工程(造成工程)
上記工程で異常がなければ、テスト噴射用の水W0を硬化材Gに切り換えて、スイベル2の削孔水及び圧縮空気供給口2aから第1流路11に圧縮空気Aを供給するとともに、スイベル2の硬化材供給口2bから第2流路12に硬化材Gを供給して、モニター装置3の側部に設けられた硬化材噴射ノズル33から硬化材Gを、圧縮空気噴射ノズル34から圧縮空気Aを、それぞれ噴射しつつ、所定の旋回角度、引き上げ速度及び回転数に従ってロッド1を回転させながら引き上げる。これによりロッド1の周囲に固結体(改良体)40を造成し、地盤改良を行う(図6(D))。
《5》ロッドの引抜き及び孔埋め工程
地盤改良工程(造成工程)が終了したら、ロッド1を引き抜いて、孔埋めを行う。これにより、一連の工程が終了する(図6(E))。
以上のとおり、本実施形態の地盤改良装置及び地盤改良方法によれば、削孔工程終了後、ロッド1の上部から、円孔32aの数と少なくとも同数の複数の球状部材4を投入することにより削孔水吐出口32を閉塞することができるため、モニター装置3に圧力制御弁を設ける必要がない。このため、モニター装置3の構成を簡素化することができる。
また、削孔水吐出口32を開放するのに削孔水に圧力を掛ける必要がないため、削孔に必要な範囲の圧力を削孔水に掛ければよく、省エネ化を促進することができる。
さらに、第4流路14の各入口14aにスチールボール4の第4流路14への侵入を防ぐ規制手段5が設けられているため、投入したスチールボール4が第4流路14内に侵入するおそれがなくなり、確実に削孔水吐出口32を閉塞することができる。
また、削孔水吐出口32の周囲にスチールボール4を多孔面の方に案内する傾斜面35が設けられているので、投入されたスチールボール4は自然と多孔面の方に案内されることになり、各円孔32aを閉塞することができる。
さらに、本実施形態では、円孔32aの数より多い数のスチールボール4をロッド1の上部から投入するようにしているので、迅速かつ確実にすべての孔を塞ぐことができる。
以上、本発明に実施形態について説明したが、本発明の構成は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、球状部材としてスチールボール4を使用したが、球状部材はスチールボール4に限定されるものではなく、その素材も金属に限定されるものではない。
上記実施形態では、スチールボール(球状部材)4が第4流路14内に侵入しないように規制する規制手段として、その入口14aの上に針金5を溶接することにより構成したが、必ずしもかかる構成に限定されるものではなく、例えば第4流路14の入口14aの上を金網やネット等で覆うようにしてもよい。あるいは、第3流路13の入口13aと第4流路14の入口14aとの間に段差や傾斜を設けて球状部材が自ずと第3流路13の入口13aの方へ誘導・案内されるように構成してもよい。要するに、本発明の規制手段は、圧縮空気は第4流路内に流通させるが、球状部材の第4流路内への侵入は阻止するような構成・手段であればその具体的構成は問わない。
上記実施形態では、ロッド1が二重管で構成されていたが、三重管その他の多重管であってもよい。
[変形例1・2]
上記実施形態に係る地盤改良装置では圧縮空気噴射ノズル34が常時開放されているため、削孔工程時に削孔水Wが圧縮空気噴射ノズル34から外部に漏れ出るようになっていたが、これを防止したい場合は下記の変形例1・2のように構成してもよい。下記の変形例1・2では、圧縮空気噴射ノズル34に封止部材60が装着されており、削孔工程時はこの封止部材60により圧縮空気噴射ノズル34が封止された状態になっているものである。なお、変形例1・2の封止部材60は専ら削孔水Wの漏洩を防止するためのものであるため、圧縮空気噴射ノズル34は封止するが、硬化材噴射ノズル33は開放状態になっている。以下、変形例1・2の順に説明する。
まず、変形例1の封止部材60は、図7及び8に示すとおり、中空円筒状の部材であって、正面視円環状の圧縮空気噴射ノズル34に圧入されて同ノズル34を封止するものである。封止部材60の素材としては、ゴム製、合成樹脂製、木製等を例示することができる。この封止部材60は、削孔水吐出口32が開放された状態で第1流路11に削孔水Wを供給した場合は圧縮空気噴射ノズル34の封止を維持する一方、削孔水吐出口32をスチールボール4で閉塞した状態で第1流路11に削孔水Wを供給した場合は削孔水Wの圧力により圧縮空気噴射ノズル34内から外部に押し出され、圧縮空気噴射ノズル34の封止を解除するようになっている。
例えば、削孔水吐出口32が開放された状態で第1流路11に削孔水Wを供給した場合の水圧では封止部材60は圧縮空気噴射ノズル34の内部にとどまっているが、削孔水吐出口32をスチールボール4で閉塞した状態で第1流路11に削孔水Wを供給した場合は封止部材60には大きな押圧力が作用することになるため、このときの押圧力により封止部材60が圧縮空気噴射ノズル34から押し出されるようにしておけば、削孔工程時と同じポンプ圧の削孔水Wを用いた場合でも封止部材60による圧縮空気噴射ノズル34の封止を解除することができる。もちろん、削孔工程時よりも高いポンプ圧の削孔水Wを供給することにより封止部材60の封止を解除するようにしてもよい。
次に、変形例2について説明すると、変形例2の封止部材60は、図9及び10に示すとおり、環状板様の穴栓61と、この穴栓61を圧縮空気噴射ノズル34に固定する固定部材62とを有する。このうち、環状板様の穴栓61はアルミニウム製の板材から形成され、栓本体61aと、その周囲に突き出た被挟着部61bとを備える。図示例では2つの被挟着部61bが上下方向に突き出るように設けられている。他方、固定部材62は、内ネジが切られた六角ナット様に構成されており、圧縮空気噴射ノズル34の外周面に設けられた外ネジと螺合することにより圧縮空気噴射ノズル34の周囲に螺着可能になっている。また、圧縮空気噴射ノズル34に螺着される側とは反対側の固定部材62の端面には径方向内方に突き出た内方フランジ状の内奥部62aが設けられている。そして、圧縮空気噴射ノズル34の端面とこの内奥部62aとの間に穴栓61の被挟着部61bを挟んだ状態で固定部材62を圧縮空気噴射ノズル34に螺着することにより穴栓61を圧縮空気噴射ノズル34に固定できるようになっている。なお、変形例2においても、封止部材60は専ら削孔水Wの漏洩を防止するためのものであるため、それを圧縮空気噴射ノズル34に装着したときに圧縮空気噴射ノズル34のノズル口は封止されるが、硬化材噴射ノズル33のノズル口は開放状態になっているものである。
そして、変形例2において重要な点は、上記のようにして穴栓61を固定部材62によって圧縮空気噴射ノズル34に固定した状態において削孔水Wを第1流路11に供給した場合、削孔水吐出口32が開放されていれば、たとえ削孔水Wの水圧が封止部材60に作用しても、圧縮空気噴射ノズル34は穴栓61によって封止された状態を維持するが、他方、スチールボール4によって削孔水吐出口32を閉塞した状態で削孔水Wを第1流路11に供給した場合は、穴栓61が削孔水Wの水圧によって栓本体61aと被挟着部61bとに分断されて、栓本体61aのみが削孔水Wとともに外部に排出されるようになっていることである。つまり、穴栓61の被挟着部61bは脆弱部となっており、スチールボール4によって削孔水吐出口32を閉塞した状態で削孔水Wを第1流路11に供給した場合に栓本体61aから破断されるようになっているものである。
但し、本発明の目的を達成するためには必ずしも被挟着部61bを上記のような脆弱部として構成しなければならないわけではなく、例えばスチールボール4によって削孔水吐出口32を閉塞した状態で削孔水Wを第1流路11に供給した場合に被挟着部61bが圧縮空気噴射ノズル34の端面と固定部材62の内奥部62aとの間から離脱して、栓本体61aとともに(したがって被挟着部61bが破断するのではなく栓本体61aと一体のまま)、削孔水Wによって外部に排出されるように構成してもよい。また、固定部材62についても、圧縮空気噴射ノズル34に螺着されるのではなく、嵌着されるようになっていてもよい。固定手段の具体的構成は問わない。本発明を実施する上では、削孔水吐出口32が開放されている状態で第1流路11に削孔水Wを供給した場合は、封止部材60ないし穴栓61による圧縮空気噴射ノズル34の封止は維持される一方、削孔水吐出口32をスチールボール4によって閉塞した状態で第1流路11に削孔水Wを供給した場合は、圧縮空気噴射ノズル34の封止が解除されるようになっていれば足りるものである。
以上の変形例1・2に係る地盤改良装置は以下の工程で地盤改良を行う。
まず、圧縮空気噴射ノズル34を封止部材60で封止した状態で据付工程及び削孔工程を行う。変形例1の場合は円筒状の封止部材60を圧縮空気噴射ノズル34の内部に圧入することにより、変形例2の場合は圧縮空気噴射ノズル34の端面と固定部材62の内奥部62aとの間に穴栓61の被挟着部61bを挟んだ状態で固定部材62を圧縮空気噴射ノズル34に螺着することにより、圧縮空気噴射ノズル34を封止部材60で封止する。
変形例1・2における据付工程及び削孔工程の具体的内容は先の実施形態の場合とほぼ同様である。但し、変形例1・2の場合は、この段階では圧縮空気噴射ノズル34が封止部材60により封止されているため、削孔工程時に削孔水Wが圧縮空気噴射ノズル34から外部に漏れ出ることはなく、供給された削孔水Wはすべて削孔水吐出口32から外部に吐出されることになる。
削孔工程終了後、ロッド1の上部から第1流路11内に円孔32aの数と少なくとも同数のスチールボール4を投入して削孔水吐出口32を閉塞する。かかる工程も先の実施形態の場合と同様である。
スチールボール4により削孔水吐出口32を閉塞した後、再び削孔水Wをスイベル2の削孔水及び圧縮空気供給口2aに供給して第1流路11内に流し込む。このとき、削孔水吐出口32の円孔32aはすべてスチールボール4によって閉塞されているので、供給された削孔水Wは封止部材60の封止を解除して圧縮空気噴射ノズル34から外部に排出される。具体的には、変形例1の場合は、削孔水Wの水圧により円筒状の封止部材60が押し出されることにより、変形例2の場合は、削孔水Wの水圧によって穴栓61が栓本体61aと被挟着部61bとに分断されて栓本体61aのみが削孔水Wとともに外部に排出されることにより、圧縮空気噴射ノズル34の封止が解除される。なお、圧縮空気噴射ノズル34の封止を解除するために供給される削孔水Wは、削孔工程時に供給される削孔水Wと必ずしも同じ液体ないし流体である必要はない。
このようにして封止部材60の封止を解除した後、削孔水及び圧縮空気供給口2aへの供給を削孔水Wから圧縮空気Aに切り換えるとともに、テスト噴射用の水W0をスイベル2の硬化材供給口2bから第2流路12に供給してテスト噴射を行う(図6(C))。
そして、テスト噴射工程で異常がなければ、テスト噴射用の水W0を硬化材Gに切り換えて、スイベル2の削孔水及び圧縮空気供給口2aから第1流路11に圧縮空気Aを供給するとともに、スイベル2の硬化材供給口2bから第2流路12に硬化材Gを供給して、地盤改良工程(造成工程)を実施する(図6(D))。
かかる地盤改良工程(造成工程)及びその後に行うロッドの引抜き及び孔埋め工程は先の実施形態の場合と同様である。
1 ロッド
2 スイベル
2a 削孔水及び圧縮空気供給口
2b 硬化材供給口
3 自削孔型モニター装置
4 スチールボール(球状部材)
5 針金(規制手段)
11 第1流路
12 第2流路
13 第3流路
13a 第3流路の入口
14 第4流路
14a 第4流路の入口
31 メタルクラウン(削孔ビット)
32 削孔水吐出口
32a 円孔(孔)
32b 受座部
33 硬化材噴射ノズル
34 圧縮空気噴射ノズル
35 傾斜面
40 固結体(改良体)
50 サンドポンプ
60 封止部材
61 穴栓
61a 栓本体
61b 被挟着部
62 固定部材
62a 内奥部
A 圧縮空気
G 硬化材
M ボーリングマシン
W 削孔水
W0 テスト噴射用の水

Claims (7)

  1. 削孔水吐出口と硬化材噴射ノズルと同硬化材噴射ノズルを包囲する圧縮空気噴射ノズルとを有する自削孔型モニター装置と、同モニター装置を先端部に装着したロッドと、を備え、
    内部に、削孔水と圧縮空気との共通の流路である第1流路と、硬化材用の第2流路と、前記第1流路と前記削孔水吐出口とを接続する第3流路と、前記第1流路と前記圧縮空気噴射ノズルとを接続する第4流路と、を有する地盤改良装置であって、
    前記削孔水吐出口は、複数の孔が開孔された多孔面で構成されており、
    前記多孔面の各孔は少なくともその孔の数と同数の複数の球状部材を前記ロッドの上部から前記第1流路内に投入することにより閉塞することができるようになっていることを特徴とする地盤改良装置。
  2. 請求項1に記載の地盤改良装置において、
    前記球状部材の前記第4流路への侵入を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする地盤改良装置。
  3. 請求項1又は2に記載の地盤改良装置において、
    前記多孔面の周囲に前記球状部材を同多孔面の方に案内する傾斜面が設けられていることを特徴とする地盤改良装置。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の地盤改良装置において、
    前記多孔面の各孔を閉塞するに当たって、その孔の数より多い数の前記球状部材を前記ロッドの上部から投入するようになっていることを特徴とする地盤改良装置。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の地盤改良装置を用いた地盤改良方法であって、
    前記第1流路内に削孔水を供給し、同削孔水を前記削孔水吐出口から吐出させつつ前記ロッドを旋回させて所定の深度まで削孔する削孔工程と、
    前記ロッドの上部から前記第1流路内に複数の前記球状部材を投入して前記削孔水吐出口の複数の孔を塞ぐ吐出口閉塞工程と、
    前記ロッドを旋回させつつ引き上げながら、前記第1及び第2流路内にそれぞれ圧縮空気及び硬化材を供給することにより前記圧縮空気噴射ノズル及び前記硬化材噴射ノズルからそれぞれ圧縮空気及び硬化材を噴射して周囲の地盤を改良する地盤改良工程と、
    を含むことを特徴とする地盤改良方法。
  6. 請求項1~4のいずれかに記載の地盤改良装置において、
    前記圧縮空気噴射ノズルを封止する封止部材を備え、同封止部材は、前記削孔水吐出口が開放されている状態で前記第1流路に削孔水を供給したときは前記圧縮空気噴射ノズルの封止を維持する一方、前記削孔水吐出口を前記球状部材によって閉塞した状態で前記第1流路に削孔水を供給したときは同削孔水の圧力により前記圧縮空気噴射ノズルの封止を解除するようになっていることを特徴とする地盤改良装置。
  7. 請求項6に記載の地盤改良装置を用いた地盤改良方法であって、
    前記第1流路内に削孔水を供給し、同削孔水を前記削孔水吐出口から吐出させつつ前記ロッドを旋回させて所定の深度まで削孔する削孔工程と、
    前記ロッドの上部から前記第1流路内に複数の前記球状部材を投入して前記削孔水吐出口の複数の孔を塞ぐ吐出口閉塞工程と、
    前記削孔水吐出口の閉塞後再び前記第1流路内に削孔水を供給することにより前記封止部材による前記圧縮空気噴射ノズルの封止を解除する封止解除工程と、
    前記ロッドを旋回させつつ引き上げながら、前記第1及び第2流路内にそれぞれ圧縮空気及び硬化材を供給することにより前記圧縮空気噴射ノズル及び前記硬化材噴射ノズルからそれぞれ圧縮空気及び硬化材を噴射して周囲の地盤を改良する地盤改良工程と、
    を含むことを特徴とする地盤改良方法。
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