JP7402653B2 - 形状測定装置の制御方法 - Google Patents
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
この手順を簡単に説明する。
まず、外部のCADシステム等から経路情報を含んだCADデータ(例えばNURBSデータ)を受け取り、このCADデータを点群のデータに変換する。
各点のデータは、座標値(x、y、z)と法線方向(P、Q、R)とを組み合わせたデータである(つまり(x、y、z、P、Q、R)である)。
本明細書では、以後の説明のため、(x、y、z、P、Q、R)の情報をもつ点群のデータを輪郭点データと称することにする。
「アクティブ設計値倣い測定」では、次の(式1)で表わされる合成ベクトルVをプローブの移動指令とする。プローブが合成ベクトルVに基づく移動を行うと、プローブ(測定子)はPCC曲線に沿うように移動しつつ、押込み量を一定としたワーク表面倣い測定、つまり、「アクティブ設計値倣い測定」が実現される。
図1において、設計データ(輪郭点データ)から所定量(測定子半径r―基準押込み量E0)オフセットしたところにPCC曲線(つまり、倣い経路)がある。(なお、図1においては、加工誤差等により、実際のワークが設計データから少しずれたように描いている。)
点P1から点P7まで一続きのPCC曲線L_PCCがあり、このPCC曲線L_PCCは、点Pにより複数のセグメントに分割されている。(各セグメントもPCC曲線である。)
各セグメントの終了点は、次のセグメント(PCC曲線)の開始点となっている。セグメントの開始点の座標を(KX0、KY0、KZ0)と表わし、そのPCC曲線における始点と終点との間の直線の長さをDとする。このように定義すると、PCC曲線上の任意の位置における座標{X(S)、Y(S)、Z(S)}は、3次曲線を表わすための係数(KX3、KX2・・・・KZ1、KZ0)を用い、次の式(2)で表される。
Y(S)=KY3S3+KY2S2+KY1S+KY0
Z(S)=KZ3S3+KZ2S2+KZ1S+KZ0 ・・・(式2)
すると、測定対象物を倣い測定した測定結果が得られるわけである。
例えば図3に例示するような形状についても倣い測定で精密に形状測定するニーズが高まっている。それと同時に、測定時間を短縮して測定効率を向上させることも当然に要求されている。現行の三次元測定機(特許文献1、2、3)は、X駆動軸、Y駆動軸およびZ駆動軸の互いに直交する3つの駆動軸を有し、直交する3つの駆動軸でプローブと測定対象物との相対移動を実現している。しかし、現行の三次元測定機では、測定対象物が複雑になってくると、それだけプローブの動きが複雑になるため、プローブの移動速度が遅くなり、測定時間が非常に長く掛かってしまっていた。
3つの並進軸を有する移動機構と、
前記移動機構に支持され、先端に測定子を有するプローブと、
測定対象物を載置する回転テーブルを回転軸回りに回転駆動させる回転テーブル機構と、を有し、前記プローブが倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定する形状測定装置の制御方法であって、
前記移動機構への移動指令と前記回転テーブル機構への回転指令とを同期させて、前記プローブが前記倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定するようにする
ことを特徴とする。
オペレータが倣い経路とともに回転テーブルの回転角指令を設定しておき、
前記倣い経路のデータに基づいて、前記プローブが前記倣い経路に沿って移動するように前記移動機構を駆動制御する速度ベクトル指令を生成し、
前記回転角指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成し、
前記回転指令の分を減じるように前記速度ベクトル指令を補正して補正後速度ベクトル指令を生成し、
前記回転指令と前記補正後速度ベクトル指令とにより、前記回転テーブル機構と前記移動機構とを駆動制御する
ことが好ましい。
オペレータが倣い経路とともに回転テーブルの回転角指令を設定しておき、
前記回転指令の分を減じるように前記倣い経路のデータを補正して補正後倣い経路データを生成し、
前記補正後倣い経路データに基づいて、前記移動機構を駆動制御する速度ベクトル指令を生成し、
前記回転角指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成し、
前記回転指令と前記速度ベクトル指令とにより、前記回転テーブル機構と前記移動機構とを駆動制御する
ことが好ましい。
オペレータが倣い経路を設定し、
前記倣い経路のデータに基づいて、前記プローブが前記倣い経路に沿って移動するように前記移動機構を駆動制御する速度ベクトル指令を生成し、
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成し、
前記回転指令の分を減じるように前記速度ベクトル指令を補正して補正後速度ベクトル指令を生成し、
前記回転指令と前記補正後速度ベクトル指令とにより、前記回転テーブル機構と前記移動機構とを駆動制御する
ことが好ましい。
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する工程は、
経路速度ベクトルVfの方向変化に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する
ことが好ましい。
ここで、経路速度ベクトルVfは、倣い経路上の一の補間点から次の補間点に向かう方向をもつベクトルである。
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する工程は、
前記移動機構が前記プローブを前記測定対象物に押し当てる所定の方向をアプローチ方向APとするとき、
押込み量修正ベクトルVeとアプローチ方向APとがなす角度に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する
ことが好ましい。
ここで、押込み量修正ベクトルVeは、前記プローブの押込み量Epが所定の基準押込み量E0になるようにするためのベクトルであり、接触点における測定対象物の法線に平行な方向を有する。
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する工程は、
前記回転テーブル機構の回転中心Ocを中心として、前記プローブと前記測定対象物との接触点と前記回転中心Ocとの距離r1を半径とする仮想円C1を求め、
前記仮想円C1の前記接触点における接線L1を求め、
前記速度ベクトル指令の前記接線L1方向の成分である回転方向ベクトルVL1を求め、
前記回転方向ベクトルVL1に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する
ことが好ましい。
(第1実施形態)
図4は、形状測定システム100の全体構成を示す図である。
形状測定システム100は、三次元測定機200と、三次元測定機200の駆動を制御するモーションコントローラ300と、モーションコントローラ300を制御すると共に必要なデータ処理を実行するホストコンピュータ500と、を備える。
モーションコントローラ300からの駆動制御信号によって各駆動モータが駆動制御される。
エンコーダは、Yスライダ221、Xスライダ222およびZスピンドル224それぞれの移動量を検出し、検出値をモーションコントローラ300に出力する。
Zスピンドル224の下端にプローブ230が取り付けられている。
次にホストコンピュータ500について説明する。
図5は、ホストコンピュータ500およびモーションコントローラ300の機能ブロック図である。
ホストコンピュータ500は、CPU511(Central Processing Unit)やメモリ等を備えて構成され、モーションコントローラ300を介して三次元測定機200を制御する。
CPU511(中央処理装置)で測定制御プログラムを実行することにより本実施形態の測定動作が実現される。ホストコンピュータ500には、必要に応じて、出力装置(ディスプレイやプリンタ)および入力装置(キーボードやマウス)が接続されている。
記憶部520は、測定対象物(ワーク)Wの形状に関する設計データ(CADデータや、NURBSデータ等)、測定で得られた測定データ、および、測定動作全体を制御する測定制御プログラムを格納する。
測定指令データの生成について説明する。
図7の例では、最初の区間では左回りに10度("-10度")、次の区間では右回りに10度("+10度")、というように回転角を設定入力する。
次にモーションコントローラ300について説明する。
モーションコントローラ300は、測定指令取得部310と、カウンタ部330と、駆動指令生成部340と、駆動制御部350と、を備える。
計測されたスライダおよびプローブ230の変位から測定子232の座標位置PP(以下、プローブ位置PP)が得られる。また、カウンタ部330にて計測されたスタイラス231の変位(プローブセンサの検出値(Px,Py,Pz))から、測定子232の押込み量(ベクトルEpの絶対値)が得られる。同じく、カウンタ部は、ロータリーエンコーダから検出される検出信号をカウントとして、回転テーブル機構の回転角を得る。
駆動指令生成部340は、速度パターン計画部341と、ベクトル指令生成部342と、ベクトル指令補正部343と、回転指令生成部344と、を備える。
まず、速度パターン計画部341およびベクトル指令生成部342は従来通り、PCC曲線から合成ベクトルVを生成する。速度パターン計画部341は、PCC曲線を分割して分割PCC曲線群とし、さらに、分割PCC曲線群から速度曲線を算出してプローブの移動速度(移動ベクトル)を算出する(図9参照)。ベクトル指令生成部342は、背景技術で説明したように、合成ベクトルVを生成する。これらの処理自体は従来通りであるので冗長な説明は割愛する。
移動機構制御部351には、ベクトル指令補正部343から回転補正後合成ベクトルVAMDが与えられる。
回転駆動制御部352には、回転指令生成部344から回転駆動指令が与えられる。
区間と回転角指令との対応(リンク)は維持されているので、回転補正後合成ベクトルVAMDと回転駆動指令とは同期した状態を保ってそれぞれ移動機構制御部351と回転駆動制御部352とに与えられる。
そして、移動機構制御部351からは移動機構220に対して回転補正後合成ベクトルVAMDに基づく移動信号が与えられ、回転駆動制御部352からは回転テーブル機構250に対して回転駆動指令に基づく回転駆動信号が与えられ、両者は同期している。
従来の三次元測定機では、互いに直交する3つの駆動軸でプローブ230とワークWとを相対移動させていたが、本実施形態では、さらに、回転テーブル機構250の回転軸を加えて、4軸でプローブ230とワークWとを相対移動させることができる。
このように直交3軸の移動機構220と回転駆動の回転テーブル機構250とを協働させることにより、プローブ230の動きを少なくし、プローブ230の動きを単純化することができる。このことは、複雑な形状のワークを複雑な倣い経路で倣い測定しようとする場合に測定時間を短縮して測定効率を向上させるという効果を奏する。
次に本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態の基本的な構成は第1実施形態と同じであるが、第2実施形態では、ホストコンピュータ500の形状解析部530でPCC曲線を補正しておく点に特徴がある。
形状解析部530において、PCC曲線の生成後に、PCC曲線の対応する区間に回転角指令を付け加えて"測定指令データ"を生成するところまでは第1実施形態と同じである。
第2実施形態においては、形状解析部530において、PCC曲線を回転角指令の分だけ回転移動させ、回転テーブル機構250の回転分を減じた補正後PCC曲線を求めてしまっておく。(このような座標変換処理はモーションコントローラ300よりもホストコンピュータ500で行った方が処理が速い。)
図14を参照いただきたい。
第1実施形態(図8)との違いは、第2実施形態のモーションコントローラ300にはベクトル指令補正部343が無い、ということである。
速度パターン計画部341およびベクトル指令生成部342は、補正後PCC曲線から従来通りの方法で合成ベクトルVを生成する。つまり、速度パターン計画部341は、補正後PCC曲線を分割して分割PCC曲線群とし、さらに、分割PCC曲線群から速度曲線を算出してプローブ230の移動速度(移動ベクトル)を算出する(図15参照)。ベクトル指令生成部342は、背景技術で説明したように、合成ベクトルVを生成する。
このあとの処理は第1実施形態で説明した通りであるから冗長な説明は割愛する。
次に本発明の第3実施形態を説明する。
第3実施形態が特徴とする点は、オペレータが回転角指令を設定するのではなく、モーションコントローラ300(あるいはホストコンピュータ500)が倣い経路のPCC曲線から自動的に回転角指令を生成する点にある。
第3実施形態において、オペレータは従来通り倣い経路を設定するだけである。ホストコンピュータ500の形状解析部530は、その倣い経路をPCC曲線に変換して、測定指令データとし、モーションコントローラ300に与える。ここまでは従来通りである。
第1実施形態との違いは、回転指令生成部344が回転テーブル機構250に対する回転角指令を演算で求める点である。
PCC曲線上の補間点として、P1、P2、P3・・・が設定されたとする。このとき、補間点P1から補間点P2に向かう経路速度ベクトルをVf1とする。ここまでは、ベクトル指令生成部342で求められる。(ベクトル指令生成部342は、このあと合成ベクトルVを生成する。これも従来通りである。)
経路速度ベクトルVf1、Vf2・・・は、設計値に基づいたプローブ230の進行方向である。例えば、経路速度ベクトルVf1と経路速度ベクトルVf2とを対比すれば、進行方向の変化量が分かる。この進行方向の変化分の全部または一部を回転テーブル機構250の回転で補ってやれば、移動機構220の駆動量はそれだけ少なくなる。
図17をZ軸に沿ってみた図が図18である。(つまりXY平面上に投影して考える。)いま、Z軸に平行なベクトルをベクトルZとする。そして、ベクトルZと経路速度ベクトルVf1との外積ベクトルをVR1で表わすとする。XY平面上において、ベクトルVR1と経路速度ベクトルVf2とのなす角をθ1とする。このθ1から90°を減じ、"θ1-90°"を求めると、経路速度ベクトルVf1からVf2の進行方向の変化に対応している。(XY平面上でみたときの経路速度ベクトルの向きの変化ということ。)
第3実施形態では、経路速度ベクトルVfを用いたが、第4実施形態では、押込み修正ベクトルVeを用いて回転テーブル機構250に対する回転角指令を求める。
図19を参照しながら第4実施形態を説明する。
第3実施形態では経路速度ベクトルVfを用い、第4実施形態では押込み修正ベクトルVeを用いて回転テーブル機構250に対する回転角指令を求めたが、第5実施形態としては、合成ベクトルVから回転テーブル機構250に対する回転角指令を求める。XY投影面で考える。図20において、PCC曲線上の補間点としてP1、P2、P3・・・が設定されており、ベクトル指令生成部342は、合成ベクトルV1、V2・・・を生成するとする。ここで、合成ベクトルV1の成分のうち、回転テーブル機構250の回転方向の成分については回転テーブル機構250で行えばよいわけである。
上記実施形態ではアクティブ設計値倣い測定を例にしているが、パッシブ設計値倣い測定でもよい。
モーションコントローラ300とホストコンピュータ500とは分離している例を示したが、モーションコントローラ300とホストコンピュータ500とが一体となって三次元測定機の「コントローラ」を構成してしてもよい。
220…移動機構、
221…Yスライダ、222…Xスライダ、223…Z軸コラム、224…Zスピンドル、230…プローブ、231…スタイラス、232…測定子、233…支持部、
250…回転テーブル機構、251…回転テーブル、
300…モーションコントローラ、
310…測定指令取得部、330…カウンタ部、340…駆動指令生成部、341…速度パターン計画部、342…ベクトル指令生成部、343…ベクトル指令補正部、344…回転指令生成部、
350…駆動制御部、351…移動機構制御部、352…回転駆動制御部、
500…ホストコンピュータ、
520…記憶部、530…形状解析部。
Claims (6)
- 3つの並進軸を有する移動機構と、
前記移動機構に支持され、先端に測定子を有するプローブと、
測定対象物を載置する回転テーブルを回転軸回りに回転駆動させる回転テーブル機構と、を有し、前記プローブが倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定する形状測定装置の制御方法であって、
オペレータが倣い経路とともに回転テーブルの回転角指令を設定しておき、
前記倣い経路のデータに基づいて、前記プローブが前記倣い経路に沿って移動するように前記移動機構を駆動制御する速度ベクトル指令を生成し、
前記回転角指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成し、
前記回転指令の分を減じるように前記速度ベクトル指令を補正して補正後速度ベクトル指令を生成し、
前記回転指令と前記補正後速度ベクトル指令とにより、前記回転テーブル機構と前記移動機構とを駆動制御し、
前記移動機構への移動指令と前記回転テーブル機構への回転指令とを同期させて、前記プローブが前記倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定するようにする
ことを特徴とする形状測定装置の制御方法。 - 3つの並進軸を有する移動機構と、
前記移動機構に支持され、先端に測定子を有するプローブと、
測定対象物を載置する回転テーブルを回転軸回りに回転駆動させる回転テーブル機構と、を有し、前記プローブが倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定する形状測定装置の制御方法であって、
オペレータが倣い経路とともに回転テーブルの回転角指令を設定しておき、
前記回転角指令の分を減じるように前記倣い経路のデータを補正して補正後倣い経路データを生成し、
前記補正後倣い経路データに基づいて、前記移動機構を駆動制御する速度ベクトル指令を生成し、
前記回転角指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成し、
前記回転指令と前記速度ベクトル指令とにより、前記回転テーブル機構と前記移動機構とを駆動制御し、
前記移動機構への移動指令と前記回転テーブル機構への回転指令とを同期させて、前記プローブが前記倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定するようにする
ことを特徴とする形状測定装置の制御方法。 - 3つの並進軸を有する移動機構と、
前記移動機構に支持され、先端に測定子を有するプローブと、
測定対象物を載置する回転テーブルを回転軸回りに回転駆動させる回転テーブル機構と、を有し、前記プローブが倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定する形状測定装置の制御方法であって、
オペレータが倣い経路を設定し、
前記倣い経路のデータに基づいて、前記プローブが前記倣い経路に沿って移動するように前記移動機構を駆動制御する速度ベクトル指令を生成し、
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成し、
前記回転指令の分を減じるように前記速度ベクトル指令を補正して補正後速度ベクトル指令を生成し、
前記回転指令と前記補正後速度ベクトル指令とにより、前記回転テーブル機構と前記移動機構とを駆動制御し、
前記移動機構への移動指令と前記回転テーブル機構への回転指令とを同期させて、前記プローブが前記倣い経路に沿って前記測定対象物を倣い測定するようにする
ことを特徴とする形状測定装置の制御方法。 - 請求項3に記載の形状測定装置の制御方法において、
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する工程は、
経路速度ベクトルVfの方向変化に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する
ことを特徴とする形状測定装置の制御方法。
ここで、経路速度ベクトルVfは、倣い経路上の一の補間点から次の補間点に向かう方向をもつベクトルである。 - 請求項3に記載の形状測定装置の制御方法において、
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する工程は、
前記移動機構が前記プローブを前記測定対象物に押し当てる所定の方向をアプローチ方向APとするとき、
押込み量修正ベクトルVeとアプローチ方向APとがなす角度に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する
ことを特徴とする形状測定装置の制御方法。
ここで、押込み量修正ベクトルVeは、前記プローブの押込み量Epが所定の基準押込み量E0になるようにするためのベクトルであり、接触点における測定対象物の法線に平行な方向を有する。 - 請求項3に記載の形状測定装置の制御方法において、
前記速度ベクトル指令に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する工程は、
前記回転テーブル機構の回転中心Ocを中心として、前記プローブと前記測定対象物との接触点と前記回転中心Ocとの距離r1を半径とする仮想円C1を求め、
前記仮想円C1の前記接触点における接線L1を求め、
前記速度ベクトル指令の前記接線L1方向の成分である回転方向ベクトルVL1を求め、
前記回転方向ベクトルVL1に基づいて前記回転テーブル機構への回転指令を生成する
ことを特徴とする形状測定装置の制御方法。
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CN202011091350.5A CN112729180A (zh) | 2019-10-14 | 2020-10-13 | 形状测量设备的控制方法和非易失性记录介质 |
US17/069,256 US11204237B2 (en) | 2019-10-14 | 2020-10-13 | Method for controlling shape measuring apparatus |
DE102020126816.5A DE102020126816A1 (de) | 2019-10-14 | 2020-10-13 | Verfahren zum steuern einer formmessvorrichtung |
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- 2019-10-14 JP JP2019188280A patent/JP7402653B2/ja active Active
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