JP7402092B2 - カットコア - Google Patents
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Description
そこで、接合部での位置ずれを抑制できるカットコアを提供する。
以下、第1構成例について説明する。図1に示すように、カットコア1は、U字状またはC字状のコア2を互いに接合することにより形成されている。ここで、カットコア1の製造工程の概略について説明する。カットコア1の製造工程では、まず、2つのコア2が形成される。
上記したように、カットコア1は、U字状あるいはC字状のコア2を形成し、それらのコア2を互いの切断面で接合することにより環状に形成されている。このとき、各コア2の接合部1aは、磁束の乱れを抑えて安定した鉄心特性を維持できるようにするために、脚部4aの中央部分に設定されることがある。そのため、カットコア1を例えば変圧器8に用いる場合には、一般的に、接合部1aを覆う態様でコイル6を配置することが多いため、接合部1aがコア2に隠された状態、換言すると、コア2に覆われて外部から目視し難い状態になる。
以下、第2構成例について説明する。この第2構成例では、環状に形成された状態にける軸方向への位置ずれを抑制する構造について説明する。図4に参考例として示すように、従来カットコア101は、巻き鉄心4を傾斜せずに切断して従来コア102を形成していることから、接合部101aにおいて、図視左右方向つまりは従来カットコア101の軸方向に位置ずれが生じるおそれがある。
以下、第3構成例について説明する。この第3構成例では、環状に形成された状態にける径方向および軸方向の双方への位置ずれを抑制する構造について説明する。図6に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、巻き鉄心4の脚部4aの中央付近において、図示左方の脚部4aでは磁性体3の厚み方向に傾斜した状態で切断し、図示右方の脚部4aでは矢印Wにて示す磁性体3の幅方向に傾斜した状態で切断することにより形成されている。
以下、第4構成例について説明する。この第4構成例では、環状に形成された状態にける径方向への位置ずれを抑制する他の構造について説明する。図7に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において内周側に配置される内周側コア10と、その内周側コア10の外周側に配置される外周側コア11とにより構成されている。このとき、内周側コア10および外周側コア11は、その厚みがほぼ等しく形成されている。
以下、第5構成例について説明する。この第5構成例では、環状に形成された状態にける径方向および軸方向への位置ずれを抑制する他の構造について説明する。図8に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において内周側に配置される内周側コア10と、その内周側コア10の外周側に配置される外周側コア11とにより構成されている。
以下、第6構成例について説明する。この第6構成例では、環状に形成された状態にける径方向および軸方向への位置ずれを抑制する他の構造について説明する。図9に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において軸方向に重ねて配置される表面側コア12および裏面側コア13で構成されている。なお、「表面側」および「裏面側」の記載は、構成をわかりやすくするための便宜的なものである。
以下、第7構成例について説明する。この第7構成例では、環状に形成された状態にける軸方向への位置ずれを抑制する他の構造について説明する。図10に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において軸方向に重ねて配置される表面側コア12および裏面側コア13で構成されている。
以下、第8構成例について説明する。この第8構成例では、環状に形成された状態にける径方向への位置ずれを抑制する他の構造、および、接合部1aにギャップを設ける構成について説明する。図11に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において内周側に配置される内周側コア10と、その内周側コア10の外周側に配置される外周側コア11とにより構成されている。このとき、内周側コア10および外周側コア11は、その厚みがほぼ等しく形成されている。
以下、第9構成例について説明する。この第9構成例では、環状に形成された状態にける径方向および軸方向への位置ずれを抑制する他の構造について説明する。図12に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において軸方向に重ねて配置される表面側コア12および裏面側コア13で構成されている。
以下、第10構成例について説明する。この第10構成例では、第4構成例で示したカットコア1にギャップ材20を設けた構成について説明する。図13に示すように、本構成例のカットコア1は、内周側コア10と外周側コア11とにより構成され、それぞれの接合部1aに、逆向きに傾斜していて互いに交差したような状態となっている傾斜面5が設けられている。そして、内周側コア10と外周側コア11とを組み合わせ、各コア2の端部間にギャップ材20を配置して互いに接合することにより、カットコア1が形成されている。
以下、第11構成例について説明する。この第11構成例では、環状に形成された状態にける径方向および軸方向への位置ずれを抑制する他の構造について説明する。図14に示すように、本構成例のカットコア1では、コア2は、環状に配置された状態において軸方向に重ねて配置される表面側コア12および裏面側コア13を備えている。これら表面側コア12および裏面側コア13は、その外形がほぼ等しく形成されている。
Claims (7)
- 帯状の磁性体を厚み方向に積層しつつ巻回して対向する脚部で切断したコアを互いに接合して形成されるカットコアであって、
前記コアは、対向する前記脚部の少なくとも一方において、前記磁性体の厚み方向および前記磁性体の幅方向の双方に傾斜した状態で切断されており、
前記コアを接合する2つの接合部のうち少なくとも一方に、前記磁性体の厚み方向および前記磁性体の幅方向の双方に傾斜する平坦な傾斜面を設けたカットコア。 - 双方の前記接合部に、互いに逆向きに傾斜している前記傾斜面を設けた請求項1記載のカットコア。
- 一方の前記接合部に、互いに逆向きに傾斜している前記傾斜面を設けた請求項1記載のカットコア。
- 一方の前記接合部には前記傾斜面を設けず、他方の前記接合部に前記傾斜面を設けた請求項1記載のカットコア。
- 前記コアは、環状に配置された状態において内周側に配置される内周側コアと、前記内周側コアの外周側に配置される外周側コアとにより構成されている請求項1から4のいずれか一項記載のカットコア。
- 前記コアは、環状に配置された状態において軸方向に重ねられる表面側コアと裏面側コアとにより構成されている請求項1から5のいずれか一項記載のカットコア。
- 少なくとも一方の前記接合部に、前記コアの端部間にギャップを形成するギャップ材を配置した請求項1から6のいずれか一項記載のカットコア。
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